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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信

結論を先に申し上げておきますと、凡人主人公は必須条件でも何らかのルールでもなく、単なるコツの1つでしかありません。超人主人公が冒頭から大暴れするのを、分かるように書ける工夫が立てば、やってしまえばいいのです。以下、説明を試みてみます。

半人前主人公が成長する物語ですと、最初は平凡なのはむしろ必須ですね。しかし、そういうタイプの物語ではなく、優れた主人公の活躍をポイントとして描く物語を書きたいとき、どうするかというお悩みだということでしょうか(外してましたら、以下は無視してください)。

冒頭から、優れた主人公が既に存在しているとします。その主人公の一人称小説だとします。すると、優れた人の価値観、思考方法に則って描写する必要が出ます。物語の説明役たる語り手が優れた主人公なんですから、優れた人なりの語りにしないと不自然になります。これが、少なくとも私レベルでは難しいです。私は凡庸で、優れた人の胸中や思考方法が分かりませんから。

天才を描こうとすると、特に難しさがはっきりします。天才は何かを見だだけで、すっと真実が分かる。自分のような凡人の思考過程をすっ飛ばして、さっと結論に気が付いて、問題を解決し、凡人が不思議がるので仕方なく平易な説明を考える(どうも、凡人に分かる説明を考えるほうが難しい人もいる……らしい)。そんな主人公が語り手だと、何を言っているのかさっぱり分からなくなる危険性大です。

そこで天才を主人公ではなく、サブキャラにする。主人公には凡人を据える。すると書きやすくなります(古典では、既出ですが、ホームズに対するワトソン)。天才にくっついていって、自分でもあれこれ考えるけど分からない。すると、天才サブキャラがスパッと解決してから、必要な説明をしてくれる段取りにできます。凡人がどうするかなら、分かりますよね。

書きやすいと申しましたが、読みやすいとほぼ同義になります。リアルでの、物凄く頭のいい人の説明を聞いた数多の経験では、説明がさっぱり分かりませんorz。そういう天才的な人は、自分で何かをやっているときには、もっと省略した思考らしい。先に申しましたが、凡人に分かる説明を思いつくほうが苦になるようです。

読者って、8割が凡人です。いきなり天才の思考、胸中をダイレクトに描かれたって分からない。凡人視点の説明が要るんです。だから、一人称であれば凡人主人公のほうが分かるんです。凡人に分かることしか言いませんから。

頭脳以外でも、子どもの頃から極端にバトルが強いとか、生まれついての超能力者とか、心中を推し量りがたいキャラになりがちです。

もちろん、回避方法はいくつもあります。

(0.傍観者的、あるいは振り回され型の凡人主人公は省略)

1.三人称にする
地の文の語り手も小説のキャラの一人です。三人称なら、語り手を凡人レベルにしておけば、大丈夫です。

2.凡人に能力が突然付与される
異世界転生・転移だと、異世界に行くときに能力を付与される小説は数多ありますね。チートなどとも呼ばれ、異世界では無敵になったりもする。
しかし、元は凡人ですから、凡人のメンタルを持っているわけで、描きやすく、分かりやすくできます。

3.成長物語
最初に「これじゃない」みたいなことを言いましたが、成長過程も描かれると、読者もついて行きやすくなります。いきなりスーパー主人公だから分からないわけで、ゆっくりと超人にしていけば、理解も追いつきます。
ただ、面倒くさいですよね。テーマは超人の活躍なのに、修行とか描いているともたもたしてしまう(作者的にも読者的にも)。もたもたを省いたのが2だと考えることもできます。

4.ジャンルのテンプレ
中世ヨーロッパ風ファンタジーですと、読者にも小説を読んだり、アニメや映画を観たりした経験があります。だから典型的な登場人物なら、だいたい分かる。
たとえ現代劇でも、冒頭で「俺は炎の魔法使いだ」と主人公が言えば、だいたい想像がつく。よく知られたテンプレなら、使ってしまえばいいわけです。

たぶん、まだあると思いますが、これくらいで。

しかし、コミック、アニメ、実写などですと、見たこともない世界で、いきなり見慣れない超人が暴れまわったりすることもあるように思います。なんでそれを文章作品でやっちゃいけないのか、あるいはなんで難しいのか。

これは、仮説レベルの私見ですが、コミック含む映像作品だと、モロに活躍を見せられることがあるように思います。同時に、キャラの内面は描かなくても成り立つ。8割くらいが、目に見える、耳に聞こえるもので構成されているからですね。だから、問答無用でイベントを見せつけて進めてしまえる。

それでもおおよそ分かってしまいます。そこを文章作品と比べてみると、視聴者(ないしはコミック読者)が、文章作品における傍観者型の主人公(ないしは地の文の語りて)の役割を果たしているようなんです。絵で見せてるんだから、絵は想像しなくていい。何を見ているかははっきりしているけど、それが何かを考えるのは視聴者になっているわけです。

理解の流れとして、絵→思考→言葉(=読者≒一人称主人公・地の文の語り手)ですね。一方、文章作品では、言葉→思考→絵と逆です。ですので、「冒頭から、見たこともない世界で、超人が大活躍するシーン」を描くのは、コミックを含む映像作品で可能でも、文章作品では難しいのです。

だけど、もし文章作品でもできるんなら、気にすることはありません。平凡主人公パターンは、そうしないといけないというルールではなく、単に書きやすく分かりやすいためのコツでしかありません。つまり、私のような凡人志望者へのアドバイスであるだけなんです。できる人が縛られる必要はありません。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
優れた主人公が自分の思考や悩みを分かりやすく説明できるようにしたいです。
とあるミステリーでは主人公かつ語り部が推理役ですが、最後の方まで気づいたことを隠していたり、地の文で読者が謎の答えがわからないようにしていました。
これを活用すれば優れた主人公ですが、読者に納得してもらえるのではと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信

意見としてはオミクロンさんとだいたい同じなので特に新しいことは書けないかと思いますが、言いたいことが出てきたのでちょいと返信してみようかなと思います。

まず、
>学園物や現代物の男主人公は顔はイケメンではない普通、勉強も運動も特別得意ではないということが多いです。
この分析は間違いではないと思うけど、「現代モノ」「学園モノ」とジャンルを限定してしまうと人気を得られそうな主人公像も限定されていくので、ある程度はしょうがないことです。
ちなみに「人気だからよく使われる」という事じゃなくて、「人気だからそういう主人公が残る」という話であって、広く見れば「ごくごく普通の高校生」という主人公像はそんな多くないかと思います。
まあ、これも「主人公の時点で平凡ではない」という意見に通じてしまうんですが、もともと「平凡な高校生」という主人公の流行りはエロゲの主人公が走りでした。でも、エロゲ主人公だから異様にモテるわけで、この時点で平凡じゃないんですよね。
そういったものを除外して、強いて言うのであれば、「涼宮ハルヒの憂鬱」に出てくる主人公「キョン」のようなタイプが「平凡な主人公だ」と言えるでしょう。
ツッコミしか取り柄がないけど、これは物語進行上の役割でしかないし、個性的なツッコミをするわけでもないし。
ただ、「涼宮ハルヒの憂鬱」は正確には主役はヒロインである「ハルヒ」で、主人公として見える「キョン」は物語の語り部であるだけなんだよね。
こうした「主役をサブキャラ視点から語る物語」というのは古くからあって、有名所ではコナン・ドイルの「ホームズ」なんかがそうですね。
語り部であるワトソンの視点から超天才のホームズの活躍を書いていく、という物語。これも言ってしまえばワトソンは凡人の域を脱しない「普通の人」を代表するキャラクターになります。
つまり、「平凡な主人公」というのは実際こうしたモデルの物語以外にはほとんど無いので、今問題にされてるいわゆる「自称平凡主人公」というのは「設定でそう言ってるだけ」の存在でしかないわけです。

そんなわけで、極端な話、「俺は秘密組織でNo1のエージェントで女の子にモテモテだけど基本的には平凡などこにでもいる高校生さ」とか言ってるのと何も変わらないんですよね。
原作エロゲから一般に入ってヒットした有名作で言うとFateシリーズの主人公「衛宮士郎」が、物語開始時には「平凡な人物」として描かれてるけど、実際ぜんぜん平凡じゃないんですよね。
設定的な魔術云々って話を抜きに考えても、「両親はおらず、広い武家屋敷で一人暮らし。近所付き合いのある若い担任のお姉さんが毎日のように入り浸り、後輩が朝食を作ってくれる」という時点でツッコミ入りまくりの「特殊性」を持ってます。
それで何が凄いのかというと、そんな「ありえないほど特殊な人物」を、「平凡」として書いてる書き手が凄いんよ。

ええっと、わかるだろうか……。
「平凡であることが必須」なのではなくて、「そう見せる」ことが大事なんです。
「平凡でどこにでもいるような男」が、「異様にモテる」という展開になるから面白いわけです。
「凡人と思ってた人物」が「活躍して頼られる」から面白いわけです。
凄いヤツが凄いことしても、これは当たり前の結果なのでなんも面白くないでしょ。
だから、世にある「自称平凡」という主人公は、その特徴を抽出してみるとぜんぜん平凡じゃありません。むしろ特殊性の塊です。

物語のロジックの話をすると、そもそも物語というのは「変化」があることが面白味を得やすいです。
例えばジャイアンが敵をぶんなぐっても、大して面白くない。ジャイアンなら殴りそうだし、ジャイアンにとって普通の行動じゃん?
でも、のび太が敵の前に立ちふさがると、何故か盛り上がる。それでのび太が負けたとしても「のび太のくせによく頑張った」みたいな感じになる。
これは「弱者」の象徴であるのび太が「強者」に挑むから面白いわけで、「弱い」から「強い」の変化、「勇気がない」から「勇気ある行動」への変化、そうしたものに人はカタルシスを得やすいので、面白い、という事になる。

で。話を「平凡」に戻すと、
物語の結論として、つまりオチを考えてみると、恋愛モノなら「勇気をだして告白」とか戦闘モノなら「強敵に打ち勝つ」とか、そういう感じなわけです。
じゃあここで「のび太の例を取ってカタルシスを考えてみた場合、序盤で主人公はどのような人物像が適切か?」という命題に答えた場合、その多くの回答は「平凡」になりませんかね?

ただ、この話だけを真に受けると「主人公は平凡なのがベストなんだ」って誤解される人もいるかもしれないので念の為書くと、
この話は「物語モデルの一つとして、こういう考えもある」というだけです。
例えば「僕は友達が少ない」など「平凡な主人公と個性的なサブキャラ」という図においては、これはどっちかっていうと主役は個性的なサブキャラで「個性的なサブキャラに振り回される主人公」を楽しく読む物語なので、この手の主人公は終始変化なく平凡であることが多いです。
変化あるのは主旨である個性的なサブキャラの方って事が多いですよね。主人公像は問題ではないし、サブキャラを立てるために主人公を無個性にしてるだけですから。
この話題もオミクロンさんの回答の焼き増し的な感じになりますがw
あるいは「ひぐらしのなく頃に」の主人公は特殊性なんてほとんどありませんが、別に「強者に打ち勝つ」など「凡人から変化するポイント」にカタルシスを置いてるわけじゃないので、逆に凡人でも超人でも問題ない、という感じです。単に超人だったらすぐに事件が解決しちゃうので凡人になってるだけであって。

まあ、もっと漠然とした話を無責任に言ってしまうと、主人公無双や転生モノなど主人公の特殊性を押し出したモノが流行っているのは事実なので、「自称平凡」という特殊性を隠す(無いのではなく隠す)主人公像は正直なとこ相当古いんじゃないかなと感じます。
それこそ学園モノや創作部系が流行った「涼宮ハルヒの憂鬱」の時代がピークで、今は、そのノリが好きな読者だけが残ってるってのが現状ではないかなと。
だから、主人公無双や転生モノはファンタジーが主流だけど、別に学園モノで似たようなことをして特殊性を押し出す主人公像でもウケると思いますよ。
「30代のオッサンが事故で死んで、気がついたら中学生に戻ってた」なんて設定の話は昔からありましたし、超強い不良の主人公が無双する不良漫画とかテーマが不良だから無双に見えないだけで実際無双してますよね。
そういう学園モノ、現代モノのラノベは確かに最近あんま見かけないので、狙い所じゃないでしょうか。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信)

スレ主 ふわー : 2 投稿日時:

返信ありがとうございます。
ホームズが主人公でワトソンの視点になるとどうしてもワトソンの方に感情移入してしまいそうです。だから、主人公の視点にしたいです。
「よう実」は主人公が超人的なのに目立たないようにしているのは「平凡に見せている」ということでしょうか。

もし主人公が超人的ならそれを超える困難を用意する必要がありますね。
物語が進むにつれて主人公が周りに認められていくことが私の理想なのかもしれません。
昼行灯のような主人公は好みではないですね。問題を解決している姿を周りに知ってもらいたいですし。
私自身がハルヒのドンピシャの世代ですので、主人公や語り部は平凡でなくてはならないという強迫観念のようなものがあるのかもしれません。
学園もので無双する主人公、どう上手く見せるのか難しいですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信の返信

>私の場合は主人公の情けない姿を見たくないし書きたくないのです。周りの人間から嘲笑されたり、暴言吐かれても言い返さなかったりと嫌なんですよ。

いえ、それはもう分かりましたけど。
だけど、それが何? ということです。金村さんがそういう主人公は嫌いだから書かないという話なら、お好きなようにと言うほかありません。いったい何を相談しているのでしょうか?

>個人的に、普段からしっかりしていない人間が大事な場面で活躍できるとは思えないですし。

それは異論があります。
普段からしっかりしていないからダメな奴だと単純に切り捨てるのではなく、何かしっかりできない理由があるんじゃないかと考えてみることは創作の出発点の一つですよ。しっかりできない理由を見つけて、それを克服することによって大事な場面で活躍するというプロットは普通に作れます。作れてもそういうのは嫌いだから作らないというのならそれはそれで構いませんが、「普段からしっかりしていない人間は大事な場面で活躍できない」ということはありません。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信の返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
そうですね。自分が書いてて嫌な場面は書かないようにします。
いざという場面で力を発揮して困難に打ち勝つ。これを成長というのですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信

他の方への返信から。

>「こんな強くてカッコいい主人公いいな」と感じたいと私は思います。

気持ちは分かります。私もそう思いますよ。

そのような主人公はファンタジーやバトル・アクション的な世界観にはマッチします。強く勇敢でなければ生きぬくことさえできないような状況が設定された物語だからです。
しかし平和な日常世界を背景としたストーリーの場合は、単純に強くてカッコイイだけの主人公は説得力を持ちにくいんです。浮いてしまうのが目に見えませんか?
そこがストーリーを作る側としては悩みのタネなんですね。何か一工夫が必要になるわけです。
なので、日常系の主人公は普段は平凡に見えるけれど、いざという正念場でのみ毅然と行動するといった演出が王道になるのだと思います。
逆に言えば、いざという時にさえ立ち上がれないキャラはエンタメ・ストーリーの主人公としては失格。あののび太くんでさえ、ドラえもんが安心して未来に返れるようにとジャイアンに挑んでいくエピソードがあったじゃないですか。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
たしかに日常系で万能な主人公は浮くかもしれませんね。
私の場合は主人公の情けない姿を見たくないし書きたくないのです。周りの人間から嘲笑されたり、暴言吐かれても言い返さなかったりと嫌なんですよ。
個人的に、普段からしっかりしていない人間が大事な場面で活躍できるとは思えないですし。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信の返信の返信

・・・まぁ話はちゃぶ台かえしして、『学園』という特殊な箱庭において筆者さんの言う【情けなくない主人公】は生きにくそうではありますね。

学園ラブコメの主人公とかBLっぽいブロマンス(ラブロマではない意味らしい)なら別にいいと思いますが。ケンカ強いうんぬんは暴力の必要がある子になる。その学園には暴力が必要である前提ができるわけだ。

主人公に歪みがないならば学園が歪みを抱えている。抱えていないと、そもそもストーリーができない。
相応に優れた主人公には、相応に大変なトラブルが降りかからないと物語にはならないと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして一つ気になったので質問。

筆者さんにとって理想的でないヒロイン、凡庸な異性とは【どんな少女】なのですか?

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

主人公はヒロインを守れるくらい強くなってほしいですし、そうでなくても最低限自衛くらいはできてほしいです。
よくある殴られて倒れてさんざんボロボロにされる主人公は本当に嫌いなんです。

理想的でないヒロインは暴力暴言ヒロインですね。そのヒロインにされるがままの主人公も大嫌いです。
凡庸な異性、全てのステータスが人並みのヒロインですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:主人公最強作品における障害と危機

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物語の基本は、主人公が障害と危機を乗り越えることです。その障害と危機があったとしても、主人公が最強であるなら乗り越えて当たり前ではないかと、読者をハラハラさせられないのではないかと考えました。
最強主人公の作品に合った障害と危機とはなんでしょうか、どう考えたらいいでしょうか。

上記の回答(主人公最強作品における障害と危機の返信)

投稿者 橋本梯子 : 0

強さしか取り柄のない主人公にすればいい
例えばドラゴンボールにおいて重要キャラは孫悟空ではなくドラゴンボールに関わるピッコロやデンデです。
ワンピースでも氷鬼の感染を治すのに活躍したのはルフィではなくチョッパーです

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公最強作品における障害と危機

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投稿日時:

元記事:物語をよりミステリアスに

初めまして銀の弾丸です。ここに質問をするのは初めてなので、この名前がもう使われていないか不安です。あとこの質問がすでに存在していたらごめんなさい。
余談は置いといて本題に入ります。物語をより謎深く、ミステリアスにするコツはありますか?真相が気になってページをめくる衝動にかられるような。
例えば進撃の巨人だと、主人公エレン・イエーガーの地下室にどんな真実が隠されているのか。
繰り返しますがここに投稿をするのは初めてですのでお手柔らかにお願いします。

上記の回答(物語をよりミステリアスにの返信)

投稿者 手塚満 : 2

「真相が気になってページをめくる衝動にかられる」というのは、まさに面白さの本質(の1つ)です。そのため、そここそが作者の腕前なのであり、「こう書けば、読者はページをめくりたくなる」ような一般性のある方法はありません。

とはいえ、何のとっかかりもないわけでもないです。網羅的に語るのは不可能ですが、いくつか思いつくことを挙げることはできそうです。謎、ミステリアスと感じたら、知りたくなるようなもの、ことであるわけですね。

その謎、ミステリアスは読者の興味を喚起してこそ生まれます。気にならないことは、分からなくても興味は湧かないですから。リアルでは例えば、天文や物理学に全く興味がない人にとって、「ブラックホールは光も抜け出せない」なんて話を聞いても、「どういうこと?」と続きを聞きたくはならないでしょう。

フィクションだと絵空事です。内容を覚えたり理解しても、現実で役に立つことはありません。知識自慢のネタにもならない(有名作品のファン同士とかは別ですが)。リアルでの興味より難しい面があるわけです。

「分からなくて気になる」って何かといえば、上述の通り、興味が生じた事柄になるわけですね。有名作品だと設定集を熱心に読めたりしますが、作中のことを知りたいから。なぜ知りたいかといえば、面白かったから。面白かったら、より深く知りたくなり、物語ではない説明文でも面白がって読めたりする。

ですので、基本は「興味が先、知識欲が後」です。面白い話ができるのが先決で、その話に不完全な情報があれば、謎、ミステリアス足り得ます。それも、あとちょっとで分かりそうで、なかなか分からないものであることが大事です。

これはより一般的にいえば「欲しいけど手に入らないなら、より欲しくなる」というよくある現象に基づきます。欲しいと思ったら、すぐ手に入るものは「欲しい」という感情が強められず、印象に残りません。なかなか手に入らないからこそ、渇望するような欲しさになり、印象に残るわけです。

しかし、到底手に入りそうにない絶望感があると、諦めてしまいます。フィクションの謎であれば、あれもこれも分からない状況だと、確かに謎ではあるんですが、「さっぱり分からない」と諦めて、他の分かることに興味が移りがちです。

ですから、8割分かるけど2割分からない、くらいのさじ加減にする。8割分かるならいろいろ推測もできますし、「あとちょっとで分かりそう」と期待もします。これが謎の部分が5%くらいになりますと、「ああ、分かった」と期待が理解に代わってきます(英文を読む場合でも、知らない単語率が5%以下だと、内容が分かる現象と似ている)。

その残り2割の未解明を作るとして、分かる部分を8割まで増やしていくわけですが、やはりコツがあります。それは、解明された各種情報が何かの一点を指している、というものです。興味を持つポイントを絞って分かりやすくしていくわけですね。つまり注意を集中させる。

お考えの「進撃の巨人」であれば、エレン自宅の地下室には世界の真相を語る手記があったわけですよね。巨人がなぜ生まれたのかとか、壁の外はどうなってるとか。「進撃の巨人」が巨人との戦いから踏み込んで、どうしてこんなことになっているかと物語が深まると、必然的に生じる謎です。

その謎が「あの地下室に行ければ分かるかも」と何度も示されるわけです。これは期待する人が多くなる効果が出ます。さらになかなか地下室にたどり着けないわけですよね。女型の巨人に阻まれ、獣の巨人らに阻まれ、あとちょっとでたどり着けず、いたずらに犠牲者を増やしていく。

欲しがらせておいて焦らすテクニックであるわけです。だから余計に欲しくなる。ですので、地下室にはたどり着き、手記からかなり謎が解明されるのは、カタルシスになります。しかし、さらにちょっと不満な点を入れてある。手記が古いわけですね。だから最新の情報は分からない。そうして、さらに先の展開を知りたいという欲求をかき立てています。

まとめますと、面白く書けるのが大前提で、その上で行える工夫が例えば、

・あとちょっとで分かる期待をかき立てる(8割分かって、2割不明くらい)。
・複数のヒントがある一点を指している印象を作る(知りたいポイント≒勝利条件を簡明に)。
・分かりそうにしておいて、邪魔をする(知りたい欲求をかき立てる)。
・完全には明かさない(全て明かしていいのはラストだけ)。

ということです。これ以外にもいろいろあると思いますが、ご関心のありそうな「進撃の巨人」の地下室を中心に考えてみました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語をよりミステリアスに

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投稿日時:

元記事:短編小説が書けません。どうすればいいですか?

初めて質問する者です。

小説家として売れるようになるには、一作品に拘らず出来るだけ沢山書いて書いて数を熟して実績を積んでいくことが大事だということを学びました。
そのためにはまず短編小説を執筆して投稿するべきなのは理解しておりますが、肝心の短編小説が書けないことに悩んでおります。

私の場合、物語を書くときはまず結末を思いついて、その結末に至るまでの展開の流れを作っていくうちに「この設定使えそうだな」「この台詞使えそうだな」とあれこれ考えて取り入れて結局長編小説になってしまいます。
ですので短編小説をバンバン生み出せる作家さんがとても羨ましいです。

現在ダークSFファンタジー(内容的にライトノベル向けではないかもしれない)ものを執筆しており、もう既に書き始めてから約2年が経った今の時点で45万文字を超えてしまいました。今年中にはやっと完成できるかなといった具合です。

夜分遅くに失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(短編小説が書けません。どうすればいいですか?の返信)

投稿者 大野知人 : 0

 単純に設定とか展開が多すぎるんじゃないかな。
 
 バッサリ切れば、『無駄』って奴だね。
 
 本当にそこに1シーン割く必要があるのかとか、天丼ネタをやっていないかとか、そもそも『そのキャラクタ―本当に必要なの?』とか。
 要するに、取捨選択が出来てないんじゃないでしょうか。

 俺も良くやらかすので、自分でも気を付けなきゃいけないんですが。要するに『盛り過ぎ』なんですよ。設定・キャラ・ストーリー。どれかは知りませんが、削れていないし整理も出来ていない。だから文字数が増えてしまう。

 今思いついたネタを今書いている作品で使う必要は無い、という事を覚えておくといいでしょう。別に次に作る作品で、似たシチュエーションを作れば同じネタが使えます。

 一般的なライトノベルが一巻当たり約十万文字に収束するのは、単純に『人間の脳が整理することが出来る限界』がそこに近いからだと、俺は思っています。
 勿論、ギャグパートのような一過性の物であるならともかく、伏線や心情描写・細かな設定を覚えながら読み込むのは、ある程度より長くなれば純粋に苦痛です。

 設定やプロットを、添削して、整理しましょう。
 『これは本当に必要か?』という事を考えましょう。

 そうすれば、自然と文章の長さをコントロールできるはずです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 短編小説が書けません。どうすればいいですか?

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