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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

ドラコンと申します。ご質問につき、私見を申し上げます。

一人称に限らず、主人公が相手の名前を認識していないのであれば、「彼」「あの人」が、汎用性があるかと存じます。「あの男」「アイツ」は、主人公の性格や、その場面の状況次第ですね。

『ドラクエ10』では、主人公は「冒険者」、『ドラクエ』シリーズ通じて「旅人」と呼ばれることが多いですね。

ちなみに、『ドラクエ10 オンライン』の公式サイトの名称は「目覚めし冒険者の広場」です。運営からも、『ドラクエ10 オンライン』のプレーヤーは、「冒険者」と呼ばれています。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 0 投稿日時:

>プレーヤーは、「冒険者」と呼ばれています。
なるほど。
特徴がわかっていれば、汎用性のある呼び方以外も良いのですね。
ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

状況による。
例えばギルドですれ違っただけの人物であれば、「あーあの男ね」くらい。
多少モメた相手とか、関わりこそあるけど主人公が相手の名前を覚える気がないような場合は「あーあのときのモヒカンか」とか、特徴で呼ぶ。
死ぬほど嫌ってる相手なら「ああ、あのド腐れクソ野郎か」とかになるでしょ。

これは主人公側の性格にもよるけど、基本は同じかな。
というのも、結局「主人公がどう記憶しているかどうか」の話なので、すれ違っただけであれば「男」としか認識しないし、ある程度の関わりがある程度なら「特徴」くらいしか覚えてない。
だから、性格と立場によるけど、主人公は相手のどこに特徴を見るか、の違いがあるくらいかな。
例えば、主人公が領主とかで怪しい黒衣の男が細身の剣を振るってる場面を見たのなら、この領主の主人公は領民に危険がないことが第一だから「あの黒衣の男」と怪しさで表現するだろうし、あるいは主人公は領主ではなく一介の剣士であるなら、服装よりも武器に目が行くから「あのレイピアの男」と表現する。

あるいは、役職や立場や所属などで呼ぶと情が消えるので事務的な一線を引いた感じになるんじゃないかなと思う。
例えば「昨日の弱そうな剣士くんか」とか「あそこのギルドの受付嬢は行き遅れ」とか、「あの人って『風の牙』のリーダーだったかしら」とか。

ようは呼び方一つで主人公と相手との距離感を描写できるので、その主人公のことを知らない第三者に聞くより主人公に直接聞いてみたほうが良いと思う。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 1 投稿日時:

>呼び方一つで主人公と相手との距離感を描写できる
確かに、距離感の描写も兼ねられますね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

>アイツ、彼、あの男、あの冒険者、奴

一般論としては、それらのどれも使います。
ただ、実際に執筆していると、確かに「この場合はどうしようかな?」と迷うことがありますね。語り手の性格や状況によっては、この言い方はそぐわないんじゃないかなと思うこともあるからです。

ぱっと思いつくケースとしては、

1)語り手が女性で丁寧な話し方をするキャラの場合、アイツ、奴、あの野郎的な言い方は似合わない。

2)名前のわからないキャラが複数登場するシーンでは、彼、あの男では誰のことなのか伝わらない。

など。

1のケースでは、単にぞんざいな言葉を避けるだけでも解決します。「彼」「あの男」「あの冒険者」なら無難。語り手が貴族令嬢とかなら「あの男」を「あの方」に変えてみるとかはありますが、令嬢だって心の声なら「アイツ」くらいでもそんなに変でもないかもしれません。そのへんはキャラ・イメージと相談して、ケース・バイ・ケースですね。

2のケースは、容貌・服装・職業などから特徴を一つ選んで呼ぶのが基本かなと。
無名キャラが複数居ても、その中で冒険者は一人だけなら「あの冒険者」は使えますよね。他に「痩身の男」とか、サタンさんが例示されている「黒衣の男」「レイピアの男」とか。舞台が現代なら「サングラスの男」とかも、わりとよく見かけるパターンです。

ちなみに1シーンで無名キャラの言動を何度も書かなければならない場合は、いちいち「あの冒険者」と書くのはうるさいので、最初だけ少し詳しく描いてから2回目以降は単に「冒険者」とか「サングラス」ですませてしまうのも、よくやります。

   *   *   *

「てめえ、兄貴になんて口をききやがるんだ!」
 サングラスが身を乗り出してすごむのを、榊原が襟首をつかんで引き戻した。
「よさねえか! おまえは引っ込んでろ!」

   *   *   *

みたいな感じ。

あと、重要なキャラなんだけれど、名前を知らないまま何度も出会うというケースもあります。
そういう場合は「あの男」や「冒険者」では処理できないので、特徴で表現する手法が多いと思います。「レイピアの男」「サングラスの男」でもいいと思いますが、キャラの重要度によってはもっと印象的な特徴を探したりします。

『ガラスの仮面』の「紫のバラの人」ってのがありましたね。

あ、あのマンガでは実際に会っているキャラと「紫のバラの人」が主人公の中で一致していないんでしたっけ?
それだと状況が少し違いますが、わかっていて心の中のニックネームみたいに呼んでいるという使い方もできると思います。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 0 投稿日時:

>あと、重要なキャラなんだけれど、名前を知らないまま何度も出会うというケースもあります。
>そういう場合は「あの男」や「冒険者」では処理できないので、特徴で表現する手法が多いと思います。
やはり、これで良いのですね。
ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

はじめまして、カイトと申します。
色々な方がお返事されている中で、蛇足的ではありますが。

あいつ、あの人、〇〇の男、といろいろありますが、主人公の性格や状況で左右されるかなと。
例えば、主人公が上品さを取り繕う性格(状況)の場合

───
あぁ、あのヤローのことか。内心そう舌打ちしながら、私は頬に手を添えて応えた。
「その方でしたら、##の酒場でお見かけしましたわ」
───

とか。

あと、第一印象であだなを決め、正式な名前がわかるまではそれで統一するとか。
「赤毛」「片腕」「ユーレイ」「白兎」
など。

創作の一助になれば幸いです。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 0 投稿日時:

>あぁ、あのヤローのことか。内心そう舌打ちしながら、私は頬に手を添えて応えた。
>「その方でしたら、##の酒場でお見かけしましたわ」
なるほど、心の中との呼び方の違いで女性の魅力が伝わってきますね。
思わず「クスッ」と笑ってしまいました。
この2行だけでも、この女性が「かわいい」女の子と思えました。
ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:キャラクター描写は、どこまで必要?の返信

>漫画やアニメなどでは、絵でイメージが伝わってくるのですが、小説の場合は、逐一描写しているものなのでしょうか?

少なくとも逐一描写はできません。
マンガの場合はすべて絵で表現するものなので、逆に描写する必要がないところでも一応登場しているキャラの外見は書かざるを得ません。

小説の場合は、特に描写する必要がなければ「~は~をした」ですますことができるので、その点はマンガより楽と言えなくもありません。
一方、視覚的なイメージや動きの描写が効果的なところでの表現力では、小説はマンガ・アニメと比べてかなり不利ではあります。

これは小説を書く上での前提として、マンガ・アニメとの当然の違いと割り切った方がよいかと。

なので、

>特に特徴づけたい時に、細かく書くぐらいでしょうか?

それでよいし、そうしかできないし、そうするべきだと思います。

>「画家は」とか、「冒険者」とか、「女子高生」とかでも、物語上都合悪くない場合は、キャラクター描写は無くても良いのですか?

逆に質問しますが、都合上悪くなければ、なぜわざわざ書く必要があるんですか? そういうところは当然「冒険者」で問題ありません。

>他の質問者さんへの回答で、
>>そのキャラ特徴とて、初登場キャラの描写は最大の特徴を一つだけ、多くとも三つまでに抑えるべきです。表現も素直、平易に。でないと、伝わりません。

>とありました。

一つとか三つとか具体的な数字にはこだわらない方がいいと思いますが、まあ、そんな感じでしょうね。
要するにリンゴを印象づけたいなら、リンゴとバナナとミカンを均等に書くよりリンゴだけ書いた方が効果的ではないでしょうか?  (均等ではなく、リンゴを引き立てるためにあえてバナナとミカンに触れるというのならあり。しかし冗長になったら逆効果)

   *   *   *

先に書いたように、ここぞという場面での視覚的な表現力では小説はマンガ・アニメに太刀打ちできません。
一方で小説は背景説明、時間の流れ、心理描写などをまじえてストーリーを総合的に構築しやすい点では有利なので、そういう強みは積極的に活かすことを考えていきたいです。
「あれ?描写の話から離れたのでは?」と思われるかもしれませんが、キャラクターの人となりはストーリーでも表現できるということです。
わかりやすい実例としては、悪人だと思っていたキャラが意外に優しい一面をみせるとグッとくるというのがありますよね? あれはもちろんマンガでもよく使われるテクニックですが、小説の方がきめこまかく表現できます。

小説の人物描写は、ストーリーを追いながらじっくり読者に伝えておいて、ここぞというシーンで特徴的なポイントを抽出し、それまでの下地を光らせるように端的に書くのが理想形だと思います。

なお、

>(小説なら挿絵ですかね。)

ラノベは出版されれば挿絵がつきますが、作者はあれはアテにしない方がいいと思いますよ。他人が後からつけるものですから。

上記の回答(キャラクター描写は、どこまで必要?の返信の返信)

スレ主 bisei : 1 投稿日時:

>先に書いたように、ここぞという場面での視覚的な表現力では小説はマンガ・アニメに太刀打ちできません。
そうですよね。
小説の強みを生かして、読者の中の心の中の絵師さんが、素敵なヒロイン、ヒーローを描けるような手助けをしてあげると良いのかもしれないと感じました。
そうすれば、そのヒロイン・ヒーローが、自分の小説の味方になって、応援してくれそう。

大変参考になりました、ありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクター描写は、どこまで必要?

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元記事:書いている小説の問題点について、意見を下さい。

 今個人で書いている小説があるのですが、個人ではどうしても解決策が見いだせない問題が出たのでご助言ください。

 一つ目は序盤の展開です。牢獄からの脱獄に加え、剣術習得までの約15万字の間、ヒロインが一切出てこない。しかし、物語の構成、性質上この二つの詳細な描写を避けて通ることが出来ない。時系列の入れ替えを行うと、短期間に二度長い回想シーンが入るか、最も書かなければならない描写ができない。というジレンマに陥ります。

 二つ目は中盤以降の内容です。主人公が精神的に追い詰められ、自暴自棄寸前な時期が約35万字ほど(一番どん底な時期はそのうち10万字ほど)続きます。その間の主人公がうざくないかどうか分からないのです。以下にその状況での主人公の言動を時系列順に複数挙げます。(米印で解説を加えます)

「何故だ!? どうして欲しいものだけいつも取りこぼして、無用の長物ばかり増えていく!? 俺は自由を共に求める仲間と、旅することさえ認められないのか!? 愛した人と共に過ごす。そんなささやかな願いさえ、許されないとでも言うのか!? なんだそれは! ふざけるな!」
※遂に危惧していた思い人の介錯までしてしまい、その墓前で超常の力を獲得した瞬間の咆哮。その力さえあれば確実に思い人を介錯せずに済み、また発想次第では悲劇の前に獲得可能だった。挙句これが5度目の介錯。

(救出、奪還ねぇ)
 失笑は嘲笑に変わる。一番救いたかった人を、一番取り戻したかった人を取り戻せなかった自身が、性懲りもなく挑むのだ。周囲からすれば勇気ある行いだが、当人からすれば愚者の振る舞いであった。
※一国の姫の単独奪還に挑む道中。ボーイ・ミーツ・ガールの典型だが、一番そうしたかった相手は己の手で殺めている。

「端的に聞く。俺の精神を魔術で操作できるか?」
ヒロイン1の顔面が蒼白になる。主人公の目は本気で自身の精神操作を要求しているのだ。ヒロイン1は自身が外出している間に、主人公に何があったかは分からない。しかし精神状態が急激に悪化したのは今の主人公の言葉で理解した。
※自身の精神の限界を感じるも、諦めることは出来ない主人公。その妥協案として精神操作に特化したヒロイン1の技量を借りて、自身の感性や性格を操作することを求めた。

「羨ましい、だと? どこがだ! 奪わなければ手に入れられず、それでいて守りたいものだけ取りこぼしたこの力の、一体何が羨ましい!? 羨ましいのは俺の方だ! お前のようになりたかったさ! お前が羨ましくてたまらなかった! でも、俺にはお前にあるものが全くなかったんだ! それでも、それでも諦めきれないからこうして無様を晒してる!」
※折りの悪い才能に恵まれた友人との衝突。主人公がその友人以上の力を持つためには、相応の望まぬ犠牲があった。それでも、主人公は夢を諦めきれない。

主人公の瞳に光はない。言葉も最小限しか発さず、纏う雰囲気は極限まで淀んでいる。その魂の狂気に操られる人形と呼ぶに相応しい有様であった。
※目的地直前の主人公を描写した地の文。直前に最悪の事実が判明し、一度完全に発狂している。構成上この後立ち直るための決定的な事件が訪れる。

例示ここまで

 軸に据えている内容が主人公の精神的成長であり、必要だとは思っていますが、流石に35万字はどうかと思うところがあります。塞ぎ込む、決断できないといったものはあまりありませんが、陰鬱な心理描写や情景描写が続くため不安です。ご意見のほどよろしくおねがいします。
 

上記の回答(書いている小説の問題点について、意見を下さい。の返信)

投稿者 ヘキサ : 0

なんとなく主人公の嘆き方がエルリック・サーガぽいなーと感じてしまったhexaです。古い海外小説を持ちだしてすみませんが。5巻完結で外伝+2巻くらいだったかな。昔の小説にありがちなヒロインが特定していないで現地妻あちこちに作ってるやつ。もうちょっと詳しく書くと、所持している魔剣がヒロイン殺るの大好きな困ったちゃん。ファンタジー小説における魔剣のテンプレートを作った小説です。

お話を伺ってると、こんな感じの運命に振り回されるのを嘆く普通にウザい主人公(失礼)のように伺えますが、サタンさんの仰るように、なろう小説ぽくなくてもそれを貫けばいいと思うし、「修行中」てのはいちばん省略がきく箇所だと思う。
でも、どうしても省略できないんならそのまま最後まで書き続ければいいんじゃないという気もしている。「でないと削れる箇所がわからない」ということであればの話ですが。

あと、例に挙げたような古い海外小説は、最初時系列を気にせず短編をいくつか書いて、あとで時系列を並び替えて矛盾はその時修正する、という手段をとっています。つまり物語ごとの空白の期間がけっこうある。最近のなろう小説みたいに生まれた時から途切れず描写するのとは全然違いますな(まあ、視点ぶれが怖くてそうなりがちなのはすごくよくわかるんですけど)。
なのであえて「起きた事件を短編風に区切って」みてはどうでしょう。そうすると、区切った前後などは特にダイジェストで済ませられそうだな、という見当がついたりもします。

逆に区切れない、ということは、それだけ「盛り上がりに欠ける」可能性もあるので、ダラダラウザい感がいっそう強く出てしまうかもしれません。せめて一巻ぶんほどで何かしらの区切りがついていてほしいし、もっと細かくてもその山の長さが不規則でもいい。
短編風に区切った区間に「章名」をつけてみてください。その名前がうまく思いつかないとしたら、それは何も進展せず同じところをぐるぐる回っている危険性が高い。私も、その危険を避けるためになるべく「章名」はつけるようにしています。
もうついてるということでしたら……いやもうどんどん書いてしまえばいいんじゃないのという気がしていますが。

どうしても他人の目が気になるようでしたら、最初の「牢獄からの脱出+修行中」までを誰かに見てもらって削れそうな箇所を判断するしかないのでは。
主人公のセリフを伺った限りではなんとなく「字数は多いけど読みやすいタイプ」なのかもしれない、という気がするので、あんまり字数気にしなくてもいいかもしれないけれど、でも修行期間で一巻超はちょっとやっぱり長いかもな……という気がしています。以降の展開はともかくそこは思い切って圧縮してしまえ、と囁いてみようかな……。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 書いている小説の問題点について、意見を下さい。

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投稿日時:

元記事:話を書いていて面白くない

ストーリーを書いていると、設定の説明をしなければなりません。
説明にはストーリーが必要で、これがないと単なる設定資料になってしまうし、自分は急に出てきた設定はポッと出感を感じてしまいます。

そのため、自分にはある設定を語る際にはストーリーが必要です。
設定は主人公達の今後の行動にも影響してきますが、今回、その設定を語るためには主人公がその場にいてはいけないような設定です(いわば敵側からの視点からものを見ているような状態の、番外編のようなもの)。

したがって何の思い入れもないモブキャラクターにそのストーリーを任せることになります。
しかし、ストーリーを作るには何より作者の欲望がないといけません。

設定を作る際、自分は欲望や表現したいことを軸に設定や登場人物を決めます。そうしなければ全体として何をしているのか分からないからです。
欲望があるからこそそれを達成しうる設定やストーリーが生まれ、異化作用とか面白い設定みたいなものが生まれます。
またテーマがあるからこそキャラクターの対比構造が決定せられ、それを実行しうる関係性や共通部分、相違点を持ったキャラクター達が配置せられます。

もちろん設計図の通りに作るだけが正解ではなく、作者のその時の気分で何かが足されたり引かれたりすることがあるのも事実ですが、いずれにせよそこには何かを達成したい、伝えたいという欲望があります。

しかしながら自分は結局主人公達の他愛もないやり取りが見たいのであって、そんな脇役の行動などというものには微塵も興味がありません。
頑張ってキャラクターの背景を練ってはみましたが、結局主人公達とキャラが被ってしまったりして、あまりいい出来とは言えません。

自分にとってキャラクターというのは結局、1,2人ずつしか作れないもので、新しいキャラ(=新しい欲望)を作るにはその1,2人のキャラクターを作ってからでないと無理なのではないか、と思いはじめています。

これでは話が一向に進まないのですが、どうすればいいでしょうか。

上記の回答(話を書いていて面白くないの返信)

投稿者 サタン : 1

そりゃもう、「なんの思い入れもないモブキャラクター」に対して「書きたい」と思えるように気分を持ってくしかないと思う。

そのモブキャラにもその世界で生きてきた人生があるのだから、何かしらドラマはあるでしょう。
衛兵かなんかなら、衛兵やってる理由とか家族はどうとか、いろいろあるはず。
そこに何も興味を抱かないのであれば、スレ主さんの過去作品から気に入ってるキャラの背景を流用するのがいいと思う。
ちなみに私は高校の頃から20年近く、ドロンジョ一味みたいな三人組が気に入っていてよく使ってます。名前はもちろん性別が変わったり三人の関係性が変わったりはしますが、基本私の中では彼らは同じ人物の様々なバリエーションって事になってます。
三人のうち一人だけ出して、私の中では一味を結成する前の出来事となってたり。
他には、気合入れて書いたのにまったくウケず凹んだときの作品の主人公とかを、リベンジって事で流用したりします。もちろん別物だし本編に関係ないので設定は全て裏になるけど。

思い入れが既にあるキャラクターを使うわけだから、「そのキャラ」が今作の世界観で生まれ育っていたらこんな風になるかな、と考えながらモブキャラとして組み込めば良いのではないかなと思う。

それと、
>結局主人公達とキャラが被ってしまったりして
例えば、アンパンマンのキャラクター性を思い浮かべて、このアンパンマンが敵側の主要キャラであったらと想定してみる。
つまり、アンパンマンと敵アンパンマンはほぼ同じキャラで性格面ではキャラ被りしてるんだけど、ただ物語上の立ち位置が絶対的に違う、という状態。
さて、まあイメージしにくいと思うけど、これって両者はキャラが被ってると言えるかな。
いや、やっぱわかりにくいな。
例えば、スレ主の友人が感じるスレ主のキャラクター性と、教師や上司から見たスレ主のキャラクター性は同じものか? ということ。
物語の中においても、まったく別の人格キャラクターを作る必要はなくて、勢力や立場が変わればそのキャラクターのキャラクター性(の読者の見方)は変わるし、
>自分は結局主人公達の他愛もないやり取りが見たいのであって
と、そう考えているのであれば、それを「脇役」でもやることは、むしろ良い効果を生むのではないかと思う。
それは例えば「脇役たち」ではなく「下っ端兵士数名の仲良しグループ」といった感じで生きてくるからね。
考え方を変えれば、これって例えば「主人公がめっちゃ偉くなった場合」とか「主人公の周囲に女っ気がない場合」とかいろんなパターンを表現できるので、
確かにキャラ被りってのはキャラの見分けがつかなくなるレベルだと問題だけど、キャラクター性が同じってだけなら、実はあんまり被らない、と私は考えてる。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 話を書いていて面白くない

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投稿日時:

元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 読むせん : 0

けつろん

要はpixivの「描いてはいけない」のことだべ?( ゚Д゚)ちがう?

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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