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元記事:長いセリフの時の書き方の返信

個人的には1か3で、長台詞でまくし立てるようなら1。何かしらの動作があったり会話で相手の様子も書く場合は3。
でも、Webとかだと改行どころか空行を入れて2を使うこともあると思う。

作品内で長台詞を使う状況にもよるし、そのセリフの中で作者の意図がなにかしらある場合にもよるし、紙なのかWebなのかヴィジュアルノベルなどゲームシナリオなのか、媒体によっても違う。

ただ、
>欠点:地の文字(?)を考えなければならず、スピードが落ちます。
この一文を考えると、その長台詞を喋ってる状況をもっとよくイメージしろ、と思う。
本当に何の動作もなく例えば「長台詞でまくしたててる映像をただ見てるだけの主人公」の図であるなら、「長台詞でまくしたててる」感を出すためにもそのまま全部一気に書くのが一番いいと思う。
でも、誰かと会話をしていて相手がドキッとするようなワードが出てきたりとか会話なんだから相手は話を聞いて何かを感じてるはず。そういう、長台詞で喋ってる本人以外の周囲がイメージできていないのではないか、と感じる。
長台詞を喋ってる本人も、ただ「話をしてる」という地の文を合いの手みたいに入れるのではなく、当然何かを考えながら話をしてるはず。それを書かなきゃ。

例えば、これは本当に例えばだけど、
漫画をイメージしてみて、「その長台詞のシーン」がどのようにコマ割りされているかと妄想してみて。
1コマの中に大きな吹き出しで長台詞全てが書かれてるような場合は、一気に書いたほうがいい。
でも、複数ページに渡って一方的に長台詞を話し続けてカメラワークを変えたりアップにしたりと複数のコマに分かれて書かれてるのであれば、そのコマごとに地の文を入れた方がいい。

そのとき書き入れる地の文は、「どのような心境で台詞を口にしているか」とか「聞いてる相手はどんな気持ちか」とか、そういう状況を描写できるチャンスなのであって、「欠点」ではないです。描写のチャンスです。
なので、そこを欠点と思っているのであれば、もっとちゃんとイメージしたほうがいいと思う。

そのうえで、「まくし立ててる」ような場合は地の文は入れずに「まくし立ててる感」を出すため1の一気に全部書く形にする(描写の順位として まくし立ててる感 を描写することが最優先と考えた場合)し、Webやゲームシナリオなら2を選ぶ場合もある(ゲームは地の文以外にも音や絵で表現されるため、かつ表示文字数に限界があるため)し、あるいは紙媒体でも文庫サイズで2pに渡るような超長台詞の場合は2を使ったりもする。
基本は3だと思うけど、でもケースバイケース。
その長台詞で何を表現したいのか次第。

ちなみに、1の欠点にある
>欠点:見づらくなる可能性がある。
これは考えなくてもいい。何故なら、そもそも「まくし立てる」など「長文を詰めて書いてる」こと自体が一種の描写表現だから、例えば「変態的な性癖を長文で語る主人公」とかだと長文であることが変態性や情熱の表現なので、その内容はぶっちゃけ読んでもらわなくても良いため。
なので、見づらさ、読みづらさは気にしなくてもいいというか、それが狙いの一つでもある。
「気が触れておかしくなってるヤンデレの独り言」とか長文であることが表現であって内容は読む必要ないでしょ。

まあつまり、繰り返すけどそういう 何を表現したいのか 次第。
長文で詰めて書く表現が向かないと思うのであれば地の文を挟む3で考えるのが妥当だと思う。

上記の回答(長いセリフの時の書き方の返信の返信)

スレ主 bisei : 2 投稿日時:

>個人的には1か3で、長台詞でまくし立てるようなら1。何かしらの動作があったり会話で相手の様子も書く場合は3。
>でも、Webとかだと改行どころか空行を入れて2を使うこともあると思う。

ありがとうございます。

>そのとき書き入れる地の文は、「どのような心境で台詞を口にしているか」とか「聞いてる相手はどんな気持ち
>か」とか、そういう状況を描写できるチャンスなのであって、「欠点」ではないです。描写のチャンスです。
>なので、そこを欠点と思っているのであれば、もっとちゃんとイメージしたほうがいいと思う。
そうですね。
ずっと硬直して喋っているわけでもないでしょうから。
③の様にしない場合でも、直ぐに描写出来るぐらいにはイメージも固めておきます。
ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 長いセリフの時の書き方

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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

状況による。
例えばギルドですれ違っただけの人物であれば、「あーあの男ね」くらい。
多少モメた相手とか、関わりこそあるけど主人公が相手の名前を覚える気がないような場合は「あーあのときのモヒカンか」とか、特徴で呼ぶ。
死ぬほど嫌ってる相手なら「ああ、あのド腐れクソ野郎か」とかになるでしょ。

これは主人公側の性格にもよるけど、基本は同じかな。
というのも、結局「主人公がどう記憶しているかどうか」の話なので、すれ違っただけであれば「男」としか認識しないし、ある程度の関わりがある程度なら「特徴」くらいしか覚えてない。
だから、性格と立場によるけど、主人公は相手のどこに特徴を見るか、の違いがあるくらいかな。
例えば、主人公が領主とかで怪しい黒衣の男が細身の剣を振るってる場面を見たのなら、この領主の主人公は領民に危険がないことが第一だから「あの黒衣の男」と怪しさで表現するだろうし、あるいは主人公は領主ではなく一介の剣士であるなら、服装よりも武器に目が行くから「あのレイピアの男」と表現する。

あるいは、役職や立場や所属などで呼ぶと情が消えるので事務的な一線を引いた感じになるんじゃないかなと思う。
例えば「昨日の弱そうな剣士くんか」とか「あそこのギルドの受付嬢は行き遅れ」とか、「あの人って『風の牙』のリーダーだったかしら」とか。

ようは呼び方一つで主人公と相手との距離感を描写できるので、その主人公のことを知らない第三者に聞くより主人公に直接聞いてみたほうが良いと思う。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 1 投稿日時:

>呼び方一つで主人公と相手との距離感を描写できる
確かに、距離感の描写も兼ねられますね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:キャラクター描写は、どこまで必要?の返信

>漫画やアニメなどでは、絵でイメージが伝わってくるのですが、小説の場合は、逐一描写しているものなのでしょうか?

少なくとも逐一描写はできません。
マンガの場合はすべて絵で表現するものなので、逆に描写する必要がないところでも一応登場しているキャラの外見は書かざるを得ません。

小説の場合は、特に描写する必要がなければ「~は~をした」ですますことができるので、その点はマンガより楽と言えなくもありません。
一方、視覚的なイメージや動きの描写が効果的なところでの表現力では、小説はマンガ・アニメと比べてかなり不利ではあります。

これは小説を書く上での前提として、マンガ・アニメとの当然の違いと割り切った方がよいかと。

なので、

>特に特徴づけたい時に、細かく書くぐらいでしょうか?

それでよいし、そうしかできないし、そうするべきだと思います。

>「画家は」とか、「冒険者」とか、「女子高生」とかでも、物語上都合悪くない場合は、キャラクター描写は無くても良いのですか?

逆に質問しますが、都合上悪くなければ、なぜわざわざ書く必要があるんですか? そういうところは当然「冒険者」で問題ありません。

>他の質問者さんへの回答で、
>>そのキャラ特徴とて、初登場キャラの描写は最大の特徴を一つだけ、多くとも三つまでに抑えるべきです。表現も素直、平易に。でないと、伝わりません。

>とありました。

一つとか三つとか具体的な数字にはこだわらない方がいいと思いますが、まあ、そんな感じでしょうね。
要するにリンゴを印象づけたいなら、リンゴとバナナとミカンを均等に書くよりリンゴだけ書いた方が効果的ではないでしょうか?  (均等ではなく、リンゴを引き立てるためにあえてバナナとミカンに触れるというのならあり。しかし冗長になったら逆効果)

   *   *   *

先に書いたように、ここぞという場面での視覚的な表現力では小説はマンガ・アニメに太刀打ちできません。
一方で小説は背景説明、時間の流れ、心理描写などをまじえてストーリーを総合的に構築しやすい点では有利なので、そういう強みは積極的に活かすことを考えていきたいです。
「あれ?描写の話から離れたのでは?」と思われるかもしれませんが、キャラクターの人となりはストーリーでも表現できるということです。
わかりやすい実例としては、悪人だと思っていたキャラが意外に優しい一面をみせるとグッとくるというのがありますよね? あれはもちろんマンガでもよく使われるテクニックですが、小説の方がきめこまかく表現できます。

小説の人物描写は、ストーリーを追いながらじっくり読者に伝えておいて、ここぞというシーンで特徴的なポイントを抽出し、それまでの下地を光らせるように端的に書くのが理想形だと思います。

なお、

>(小説なら挿絵ですかね。)

ラノベは出版されれば挿絵がつきますが、作者はあれはアテにしない方がいいと思いますよ。他人が後からつけるものですから。

上記の回答(キャラクター描写は、どこまで必要?の返信の返信)

スレ主 bisei : 1 投稿日時:

>先に書いたように、ここぞという場面での視覚的な表現力では小説はマンガ・アニメに太刀打ちできません。
そうですよね。
小説の強みを生かして、読者の中の心の中の絵師さんが、素敵なヒロイン、ヒーローを描けるような手助けをしてあげると良いのかもしれないと感じました。
そうすれば、そのヒロイン・ヒーローが、自分の小説の味方になって、応援してくれそう。

大変参考になりました、ありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクター描写は、どこまで必要?

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元記事:キャラクター描写は、どこまで必要?の返信

>「画家は」とか、「冒険者」とか、「女子高生」とかでも、物語上都合悪くない場合は、キャラクター描写は無くても良いのですか?
それで十分で、むしろそれ以上は余計な情報だと思うかな。

でも例えば「いかつい冒険者」をイメージしてもらいたい場合は「額から口元にかけて大きな古傷がある」とか「いかつさ」を描写するためキャラの容姿を書く場合は往々にしてある。

つまり、キャラ描写は「容姿を細かく書くこと・正確なイメージを書くこと」ではなくて「どのようなイメージを持ってもらいたいか」という話になると思う。
「冒険者」ならどんな冒険者でも良いなら「冒険者」だけでいいし、「いかつい冒険者」なら「いかつさ」がわかればあとはどうでもいい。
なので、
>読む側のイメージに任せても良いのなら、書かなくても良いのでしょうか?
「作者が考えた正確な冒険者の姿形を想像してください」ではなく「読者が想像しやすい冒険者をイメージしてくれればいいですよ」というほうがイメージしやすいですから、書かなくても良いです。
ロングヘアだとかショートヘアだとかそんなんどうでもいい。
それが特徴的で印象的だと主人公が感じているなら一個二個くらい書く程度。
話が展開していく中で「彼女の長い髪が~」とか書いていけばそのつど読者のイメージは修正されていくので、それで十分。
最初からきっちり正しいイメージをしてくださいなんてのは読んでて疲れる。

ただ、作者の遊びとして、「彼女の鋭い眼光が僕を射抜いた。こちらを睨むその視線だけで僕の心は奪われた。たゆたう黒髪の光沢はまるで黒い翼を持った天使のようで、セーラー服に時代遅れなスカジャンを羽織ってそこから伸びる二の腕が僕の胸倉を締め上げる。ここは天国だろうか。もっと締めて。」みたいな、「知っててやる」ぶんには問題ないと思うし、書かなくてもいいし余計な情報だけど余計だから遊べるしやっちゃいけないわけではない。
結果として、モブや重要ではないサブキャラでは細かく書かないし、重要度が高いキャラクターでは印象付けるためというか、印象付いちゃうからモブではそこまで遊べないというか、別に主要キャラでも物語的に都合悪くなければ書かなくてもいい事は書かなくてもいい。
ただ遊んでるだけで、「容姿・外見」の描写をしてるわけではない。
私が今書いた例文も、これ「彼女」の外見を書いているけど内容は「主人公がドMの変態」って描写で、どっちかっていうと主人公の性格描写でしょ。

「容姿を書くため」で考えると、あんまり書くのは良くないと思うしどっちかって言うと書くべきではない派です。
けど、「容姿を使って別の何かを描写する」ことはテクニックの一つとして私はよくやるし、結果的に容姿・外見を書く事はそれなりにある。
それが「どこまで必要か」という話になると、「その場面で必要なとこを必要ぶんまで」という感じになっちゃうから具体的な回答にならんかな。

とはいえ、質問は「容姿」ではなく「キャラ描写」だからなぁ。
キャラの容姿や性格を説明するのと、キャラクターの個性を描写するのは話が別なので、うーん。
とりあえず絵との比較があるため「容姿・見た目」を説明する文章のことを指してるのかなと思ってココまで回答しましたが、
そうではなく「キャラ描写」はできる限りやったほうがいいと思うよ。でもそれは文章で説明するんじゃなくて物語で表現するんだよ。

上記の回答(キャラクター描写は、どこまで必要?の返信の返信)

スレ主 bisei : 1 投稿日時:

>でもそれは文章で説明するんじゃなくて物語で表現するんだよ。
その方が、読む方としても印象に残る気がします。
脳への記憶じゃなくて、心に残る方にしたいですね。
ありがとうございました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクター描写は、どこまで必要?

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元記事:一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信

ドラコンと申します。ご質問につき、私見を申し上げます。

一人称に限らず、主人公が相手の名前を認識していないのであれば、「彼」「あの人」が、汎用性があるかと存じます。「あの男」「アイツ」は、主人公の性格や、その場面の状況次第ですね。

『ドラクエ10』では、主人公は「冒険者」、『ドラクエ』シリーズ通じて「旅人」と呼ばれることが多いですね。

ちなみに、『ドラクエ10 オンライン』の公式サイトの名称は「目覚めし冒険者の広場」です。運営からも、『ドラクエ10 オンライン』のプレーヤーは、「冒険者」と呼ばれています。

上記の回答(一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。の返信の返信)

スレ主 bisei : 0 投稿日時:

>プレーヤーは、「冒険者」と呼ばれています。
なるほど。
特徴がわかっていれば、汎用性のある呼び方以外も良いのですね。
ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称で、相手の名前がわからない時の呼び方。

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元記事:キャラクターの個性を引き立たせるには

キャラクターの個性を作るってことに悩んでいるのですが、どうやって個性を出せばいいのかわかりません。
教えて欲しいです。

上記の回答(キャラクターの個性を引き立たせるにはの返信)

投稿者 あざらし : 2

お悩みの内容から、キャラクターもストーリーも全くのゼロというのはありえないでしょうし、おそらく物語の骨格はできているのだろうと思います。(キャラクターとストーリー、いずれが先に浮かび上がるかは人それぞれだと思いますが、ローストラムさんは物語先行型だろう、ということです)

さて。
ゼロから1を発生させるというのは、これは本当に難しいことですが、ジャンル問わずオリジナリティのある創作というは結局のところ『そういうこと』です。

その上で書かせて頂きますが、初っぱなからゼロから産み出し、成し遂げることは非常にハードルが高くもあります。
まずは練習として、さらに叩き台で『物語に必要なキャラクタータイプ』これをまずは明確にしてみてください。

物語先行ならば、必要な配役もある程度は決定していると思います。
学園モノなら(主人公)(ヒロイン)(友人A)(友人B)(教師)という感じ、推理モノなら主人公やヒロインに加えて(被害者)を中心とした関係者といった具合ですね。
おそらくは漠然とでも、ここまでは出来ていると思います。

これにストーリーの骨格を併せて『物語をもっとも魅力的に輝かせる性格』を考えてみて下さい。
例えば主人公がピンチに陥ったとき、どのような性格が物語に相応しいでしょうか?
冷静かつ論理的にピンチを脱するのが良いのか、熱血するのが良いのか、はたまた極めて臆病であるためにピンチに陥らないことに全力を尽くし、あらゆる”もしも”を想定して行動済みだったり、という具合です。

なんとなくキャラクターの土台は出来てくると思います。
ここで個性としてローストラムさんの経験を入れて欲しいのです。

身の回りの人(友人や知人)という人間観察を下地にするのが最もやりやすいと思いますが、練習段階でなら有名人や、映画の登場人物、漫画といった既存のキャラクターを下敷きにしても良いと思います。
と、いうのも、こういった下敷きのキャラクターでさえローストラムさんのフィルター(個性)がある程度はかかっているはずです。

ただ、このままでは読者の既視感に繋がりますので、性別を入れ替えたり、年齢といった根本的な個の区別、特技や趣味、家族構成や死生観というキャラクターの性格を形作る事柄を徹底的に与えて下さい。
これらは作中で書く必要はありませんが、物語先行で小説を書かれる方がよくヤッチャウこと『キャラクターが物語のために動くだけのコマになっている』を避けるためです。

実際のところ既存作品もキャラクターとして成立している上で、そう莫大なタイプが存在するわけではありません。
個々を成立させているのは、性格を形作る事柄です。

ここで特に注意して頂きたいのは、
1)実在人物を下敷きにしたならば『デフォルメ』
2)既存キャラクターを下敷きにしたならば『固としての区別』
3)性格を形作る事柄は『性格の一貫性』

1)は文学からエンタメへ向かうほど、強く求められます
2)はキャラがダブらない、ということで、これは御作の中で他キャラクターとの関係性も含めてです。
3)がキャラがブレない、ということに役立ちます。作中のエピソードで『意外な一面』を見せるには、キャラがブレないという一貫性があってこそです。

実在であろうと非実存であろうと、ビジュアル・言動・性格、おおまかには三つが個を他者と異なったものとする骨格です。
小説の主人公的ではありませんが、『すっごい好みのタイプど真ん中の異性』と話しをするときと、関心の無い異性と話しをするときでは多少なりとも違ってきますよね。もっといえば、呼び方すら関係で異なります。(両親)(友人)(教師)(クラスメート)全てが『山田くん』と呼びかけるなんてことは、あり得ないことで、キャラクターが数名いるということは、こういった対人ごとに異なる化学変化を含んでのことです。

出来上がったキャラクターですが、よい登場シーン、エピソードを与えてあげてください。キャラクターは初出がもっとも印象がつよく、時を遅らせるほどに読者にとって空気へと変じていきます。
初登場シーンで、そのキャラクターの性格を読者に印象づけることが出来れば、地に足がついた状態になります。

簡単な部分だけをザッと書きましたが、ローストラムさんの個性というフィルターを通すことがオリジナルに近づくはずです。
ではでは、執筆頑張って下さい。
面白い物語お待ちいたします。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの個性を引き立たせるには

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投稿日時:

元記事:ストーリーの始まり方

現在執筆している(というよりしようとしている)小説の書き出しのストーリーが全く思いつきません
少年漫画的なバトルものの系統なのですが、こういった作品って「物語開始時に主人公がその世界(界隈)に入って、先輩に教わっていく」か「主人公の相棒的な人物がその世界(界隈)に入って、主人公に教わりながら二人称的な視点で進める」というのが多いと思います
そういった形ではなく「主人公が既にその世界に生きていて、そのうえで主人公の視点から見ていく」というストーリーはどのような導入がいいのでしょうか

上記の回答(ストーリーの始まり方の返信)

投稿者 読むせん : 1

異世界トリッパーや転生者ネタの強みって「そこ」やねん。
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①ヒーローアカデミア時空にする
現代ファンタジー向け。近未来にとんでもない事象が発生し、「以降はそれが日常になった」という感じで進めていく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②主人公以外がトリッパー

「おまえ○○だろ?なんでここに居る!?お前じゃないと魔王は倒せないんだぞ!?」
これが超★便利キャラになります。
 彼らは、現代日本の感覚が抜けないので、あまり欲深くなくガツガツしていないので、主人公を騙さないことが多い。
彼ら的に「そこ」がゲーム世界転生とかで、主人公が重要キャラだと、シナリオ的に主人公が活躍しないといけないから―—発明チートとかで金銭面、利便性面とかで滅私サポートをしてくれたり、効率のいい指導をしてくれる理由にもなります。ご都合主義★万歳。

ちょっと無理があるかもやけど、『ドラゴンボール』とかは中国の秘境で、亡き祖父の庵で原始人みたいな暮らししている主人公の元に「ポイポイカプセル」や「ドラゴンボールレーダー」なんてものを使いこなす超未来生活を送っていた美少女「ブルマ」が現れて彼を旅に連れ出します。似たようなもん。ただし、ブルマは欲深めヒロインなので、主人公をけっこう騙して上前を刎ねている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③主人公が情報隔離された僻地のド田舎者

【シャバの「普通」は難しい】だと虜囚の母親から産まれ、物心つく前から監獄の世界で暮らしてきたため、監獄内ルールには詳しいけど、監獄外の常識がイマイチ分かんない設定です。

『俺なんかやっちゃいました?』系主人公も「これ」っちゃあ「これ」。主人公の地元では凡才レベルでも外ではチートだったり、主人公の身分階級(カースト)が最下層だったので、飼い主様の所有スキルの一種感覚でハードに使い潰されかけていた、とかもザラです。

自分が無知で、自分の暮らしてきた世界と「ここ」は根本的に違う世界なんだ。って自覚持つだけでもOK。
悲惨主人公に向いている。

とかかね?
==========
正直、本編次第です。

鬼滅の刃とかは普通の田舎山で勤労少年が「夜に一人で歩いていると【鬼】に襲われ殺される。泊っていきなさい」とデンパ気味だけど親切なオジサンに一泊宿を借りて、家に帰る所がスタートです。

たしかデンパおじさんは親族を【鬼】に喰われた過去があり、以降は鬼の実在を人々伝えていますが「電線通って白熱灯が照らす、この時勢に鬼とかww」みたいな扱いを受けていますし、主人公も「ファンタジーなこと言うなー」とか思ってたはず。
ーーーーーーーーーーー
ゴールデンカムイ

主人公は確か上官殴って辞めさせられた日露戦争あがりの退役軍人。不名誉退職のため給料が減額されたから金策をするべ★とよく分からん理由で北海道に砂金取りに来ている。ちなみに全く取れていない。

そこで知り合った変な酒飲みのオッサンに血生臭い黄金伝説を聞かされる。(この時点で主人公は黄金伝説なんて全く信じていない)
オッサンの話を聞き流して砂金取りしていた主人公は、いきなりオッサンに殺されかける
「・・・しゃべり過ぎた」
本気の目をしたオッサンを返り討ちにすると、彼の皮膚には彼が語っていた黄金伝説のヒントである奇怪な刺青があることに気付き、黄金伝説がわりとガチな事、その黄金があれば治療費が手に入るかもと期待した事からスタート。
ーーーーーーーーーー

どんなバトルにしてもバトルに漕ぎ出すきっかけは①巻き込まれるか②自分から飛び込むかくらいちゃう?
①なら巻き込まれる契機②ならやりたい動機を意識しては?

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーの始まり方

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