小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

蛇鷲さんの返信一覧。最新の投稿順9ページ目

元記事:「わかる」前提で話を作ってしまうの返信

作者が当然わかるはずだと思っていたことが、読者に伝わらない。
仰っているのはそういうことでしょうか?

でもそれって、しごく当たり前のこと。作者にしてみれば、あらかじめ頭の中にあるイメージを文章に置き換えているわけです。しかし全部言葉にすることはできないので置き換えきれないことが残ります。その部分は作者の頭の中にだけは存在しているので、つい他人もわかるはずと思ってしまうんですね。

だからこそ、小説は誰かに読んでもらうべきなんです。自分が書いたものが他人にどう受け止められるか、何が伝わり何が伝わらないものなのかは、他人に読んでもらって感想や批評をもらわないとわからないものです。
書いて読んでもらってコメントしてもらう。思うように伝わらなかった部分があれば、そこを修正してみる。これは同じ作品を何度も書き直すという意味ではなく、伝わらなかった理由を自分なりに考えてみて、その経験を次の作品に活かしてみるということです。で、また誰かに読んでもらって反応をみる。
要するにフィードバックを繰り返すということですが、これを根気よくつづけると、だんだん身についてきて読者の反応というものがある程度は読めるようになります。

ちなみに。
宣伝するわけではないのですが、このサイトの鍛錬投稿室は10年くらい前にはそういうフィードバックを得るためにわりと有効な場所でした。辛口批評が推奨されていて、作者も感想を書く側もそういうことをデフォルトとして受け入れていました。時にかなり殺伐としてしまうこともありましたが、率直な意見交換の場としてけっこう機能している面があって、少なくとも私にとってはかなり勉強になった気がしています(作品投稿数20、感想投稿数300くらい)。
しかしそういう感じでやっているとやはり荒れてしまうこともあるので、酷評肯定派と否定派の対立が顕在化するなどあって、良くも悪くも大人しくなってしまった気がします。デメリットと一緒にメリットまでもが排除されてしまった感は否めません。

スティーヴン・キングが何かに書いていたのですが。
自作を10人の人に読んでもらったとして、まずは全員に対して微笑しながら「なるほど」と言えと(笑
次にきわめて不本意な意見があった場合、それを述べたのが一人だけなら気にしなくてもいい。しかし数人から同じようなことを言われたらそれがいかに納得できない内容であっても、自分の側に何か問題があると考えた方がいい。
……とのことでしたよ。

また、川端康成氏が『伊豆の踊子』の終盤の描写中「視点のブレ」があると批評されたことがあるらしいのですが、それに対するこの大文豪の反応が印象的。

「確かにそうも読めるだろうが、あそこは~な場面なのだから、この場合はあの書き方でおかしくはないと思うのだが……ぶつぶつ」

みたいなことを言ってましたよ(笑
なんか、鍛錬投稿室の作者の返信とあまり違わないなあと。まあ、ノーベル賞作家でもそんな調子ですから、われわれごときが気に病む必要もなく、冷静かつ戦略的に対処すればよいのではないかと思っています。

上記の回答(「わかる」前提で話を作ってしまうの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 0 投稿日時:

ご返答ありがとうございます。
とりあえず何本か書き上げ、査読してもらいそれをたたき台にしたいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「わかる」前提で話を作ってしまう

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元記事:「わかる」前提で話を作ってしまうの返信

いや、割と「あるある」だと思いますよ。
「それわかるでしょ」とか「そこ気にする場所じゃなくね?」とか、良い反応で言えば「そんな気ないのにサブヒロインが妙に人気」とか。
それは話が違うと思うような気もするけど、ようは「作者が特に気にしてない」から詳しく書かないんですよね、すると読者がそこに「読者が思う良いキャラ」を当てはめてイメージするから、良い反応が返ってきたりする。
「わかる前提」の逆バージョンな感じ。

まあ、言い方は悪いけど読者はバカと思ったほうが良いのも一理あって、というのも「読者層」とか「視聴層」ってのは実際より若めに設定したほうが良いとされてたりもするんですよ。
でないと、内容が「わからない」という事が起こりうるから。
例えばライトノベルなんかのバトルものは、基本的な物語の骨格は「アンパンマン」から大して変わってなかったりします。その中の内容が多少複雑になってるだけ。
あくまで基本はの話ね。
でも、当たり前だけどこれは読者が悪いという話ではなく、それを前提に作者が合わせないとダメだよね、という話なので、自覚された事に間違いはないと思います。

もともと小説というのはある程度の知識を持ってないと楽しめない娯楽なので、その知識レベルがイコール読者層と考えれば、多少レベルを下げるだけでなんとかなるんじゃないでしょうか。
もし、高校生か中学生くらいを想定しているのなら、小学生高学年くらいを想定すれば良いのでは。

ただ、確かスレ主さんはプロット相談板にも投稿されてたと思いますが、プロットとはいえ過去に読ませていただいたとき、そのとき指摘したかどうかは覚えてませんが、確かに説明不足で読み取りにくいと感じたのは覚えています。
仰るとおり、「ああ、こいつ自分の中でわかってる事を説明しないで書いてるな」というのは確かに感じました。
この問題は前述した読者の年齢層の話とは違ってきますが、たぶん、気をつけてりゃそのうち直ると思うような事だと思いますよ。
少なからず私もあったし、まさにその癖があるアマチュアさんの作品はけっこう見かけます。
子供に読み聞かせるような感じで書いてりゃ(あるいは推敲でそのようにすれば)良いのではと思います。
どうやって治ったかと言われても気をつけただけとしか言えないので、自覚出来たことが何よりだと思います。
ぶっちゃけソレが一番難しいでしょうから。

自分が気をつけた事ではなく、今にして思うとこうだったな、という事で言えば、
要は、読書って「要点」がわかりゃいいんですよ。
何か凄い設定をちゃんと理解しなくても、「なんか凄い設定だ」ということが理解できりゃ状況はわかるので、読者は正確には理解できてなくても混乱はしないんです。
となると、つまりは要点だけしっかり伝えられていれば、他は「わかる前提」でもあんま影響ないんですよ。
じゃあその要点は? って言うと、例えば序盤なら主人公の動機とか行動原理とか、明確な敵とか倒すべき理由とか、そういう、割と「それ伝わってなきゃヤバイよね」ってレベルの話だったりする。
で、それって「書いてりゃそのうち感覚がわかる」ような事で、つまり書いてりゃそのうち治る、ということです。

上記の回答(「わかる」前提で話を作ってしまうの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 1 投稿日時:

ご返答ありがとうございます。
『「要点」がわかりゃいい』『子供に読み聞かせるような感じで書いてりゃ(あるいは推敲でそのようにすれば)良いのでは』
なるほど。まず自分の中で要点をはっきりさせ、それが若年層にも伝わるように書いてみます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「わかる」前提で話を作ってしまう

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元記事:キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点の返信

極端に言うと、ネット小説なら細かいことはいいんだよ!かと。賞への応募なら配慮がある方が素敵かもですが。

書籍化していなければ、極端な指摘や、商標登録品のクレームなんてそうそう来ません。

いざ書籍になるほど人気が出て利権が絡みそうなら、編集部の校正さんにぶん投げするのも一手だと思う。校正屋さんはそれで飯くっているプロです。

周りに配慮しすぎると踊るのがおろそかになりますから、まずは力いっぱいキャラを踊らせてから考えるのも一手かと。

上記の回答(キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点の返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 0 投稿日時:

ご返答ありがとうございます。
確かにまだアイデアの段階で苦情なんかを心配するのは杞憂でしたね。
まずストーリーなど重要事項に力を入れ、注意するのは十分形が整ってからにします。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点

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元記事:キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点の返信

気をつけなければならないことは、常識的判断以上の事はありません。
例えば、芸能人の名前を変更せずそのまま使うとか、特定の宗教団体の名称をそのまま使うとか。常識的に考えてそれは問題が起こるよね、という事以外では特に問題はないのではないでしょうか。

ですのでプロの商用作品に関して、ウルトラマンなどキャラクター名の場合は事前・事後に許可を取って問題を回避するし、
そもそも問題にする人(当事者など)が既に故人であり問題にしようがない昔の人物の名前・組織の名前などを使う事が多いと思います。
組織名で言うと、ナチスなんかはフリー素材かよってくらいよく使われるし、フルメタル・パニックというラノベでは敵役はソビエト連邦じゃなかったっけか。
個人的には、陰謀論でよく使われてたフリーメイソンとかナントカ財団とか、ああいうのはグレーだよねと思う。
彼らが、俺らみたいなちっさい雑魚を相手にしないから問題になってないだけで、これは立派な名誉毀損。
陰謀論があるからとラノベでアレコレ出すのはマズいと思う。
ま、実際そんなんで問題になることはまず無いと思うけど、これは相手が問題視してないだけで、問題がないわけではないからね。
なので、問題にならないなら問題ないだろ、と判断すりゃ使ってる人もいる。ダメってわけじゃない。例えばシュタインズゲートのSERN(CERN)とか。

あくまで組織ないし実在の人物名での話をしたけれど、これは架空の人物でも同じ話で、ようするに権利者が存命の場合は同じ話だと思う。
とはいえ、例えば名探偵コナンでは推理小説に関係する名前がよく登場します。
阿笠博士 = アガサ・クリスティとか。
そもそも舞台の「米花町」はシャーロック・ホームズの舞台「ベイカー街」のもじり。
権利者がいる場合は、このように字面を変えるなど変更したほうが良いです。
ですので、
>漢字やイメージカラーを変更しないといったことは大丈夫なのでしょうか。
まあ、大丈夫と言えば大丈夫だけど、「問題視する」のは権利者であって、権利者は一定の判断があるわけじゃなく、その人それぞれの判断で「これは酷い、問題にしよう」となるだけなので、グレーゾーンに明確な判断基準はないです。
ただ、何か言われても「漢字が違います」「読みが違います」と言えば別物と主張できるので、既存作から何か一つは変更すべきだと思います。
イメージカラーなどは別に問題ないと思うけど、そっくり真似たからと言ってイメージまで流用できるわけではないから、あくまで「自己判断で決定したものが、たまたま既存作と同じイメージカラーだった」と言えるくらいに、自分で判断して決定しましょう。

>商標
これねー……
正直、細かく言うとすっごい面倒くさいと思うんだよね。
キャタピラは商品名であって、その機構の名称じゃないんですよね。
他には「宅急便」なんてのも宅配業界のサービス名であって、商標なんだよね。
ちなみに、ジブリ映画「魔女の宅急便」は知らずに作ってしまった結果、ちょっとだけ問題になった。
けど、こういうのは目くじらを立てるほどの事ではないから、ヤマトがスポンサーになることで解決したんだっけな。問題が発覚してからけっこう穏便に解決してたはず。
あとは「シーチキン」なんかも商品名だし、当たり前すぎてウッカリするとこだと「コカ・コーラ」もコカ・コーラ社の商品名だね。当然のことペプシもドクターペッパーもね。
近年間違えやすいのは「LINE」とかSNSのサービス名などですね。
「メールを送る」という表現が古くなったために、若者のコミュニケーションツールとして「ラインで連絡を取る」と書いちゃう事が多いんじゃないかな。

で、これらを「問題はないか?」「大丈夫か?」っていうと、実際、正確には「魔女の宅急便」の例があるように、アウトです。
でも、別に問題が発覚してからの事後処理でも穏便に解決できるし、当たり前だけど権利者が問題にしなければ問題にはならないし、私らみたいな雑魚を巨大企業が監視して目くじら立てるわけはないので、基本的には問題ないです。
そもそも魔女の宅急便は、タイトルに使われているから問題なんだと思うし。
つまりは、常識的判断をして下さい、としか言えないかなと思う。

上記の回答(キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点の返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 1 投稿日時:

ご返答ありがとうございます。
『常識的判断』・・・「常識を用いるな」と教わった身としては甚だ不安なのですが、とりあえず名前の字面は変える、商標・商品名はなるべく使わない、この二点によく注意を払います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの名前をよそから持ってくるときの注意点

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元記事:日常系萌え漫画のノリをそのままラノベにしたものは受ける?

ごちうさ、きんモザなどの可愛い女の子が可愛いことをする漫画をそのままラノベにしたような作品です
ただしラノベなので主人公は男のハーレムもの
アニメ化されたラノベは現実的なものであっても、部活物なら大会で優勝など、わりかしドラマチックな展開が多い気がします
おちゃらけた作風のドクロちゃんでも1巻の時点でストーリー展開はあり、終盤はわりかしシリアスです
ごちうさでも葛藤などの要素や、ココアが実家に帰るなどの展開は少しはありましたが
ドラマチックな展開がほとんどなくのほほんとした話が続くラノベは受けますか?

上記の回答(日常系萌え漫画のノリをそのままラノベにしたものは受ける?の返信)

投稿者 蛇鷲 : 1 投稿日時:

正直難しいと思います。
日常系は基本的に女の子がキャッキャウフフするところをのほほんと楽しむものです。
人によっては犬猫の写真集に例えるようなジャンルなので、読者のなってみたいという願望に訴えるハーレムもので再現するのは難易度がだいぶ高いかと。

ドラマチックな展開はあってもいいと思います。「きんいろモザイク」ではカレンが家出したり「恋する小惑星」ではあおに引っ越しの話があがったりと大なり小なりイベントはどの作品にもありますので。ただ多すぎたりシリアスが過ぎると、「がっこうぐらし」や「結城友奈は勇者である」のように日常の大切さを知らしめる作品になりかねませんのでご注意を。

千歳様が「生徒会の一存」を例に挙げておられましたが、あれは日常ものが流行る前主流だった、ギャグ中心の四コマ漫画の方に近いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 日常系萌え漫画のノリをそのままラノベにしたものは受ける?

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元記事:作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。

僕は男で、恋愛経験もなければ女友達もいないため、女の人のことを良く知りません。またシスヘテロであり、性欲もあって、女の人が嫌いというわけではありません。この状況で女の人を小説に書くことの危険性は今二つほど思いつきますが、それらに対して有効な手段を考え付くことが出来ないのです。

第一に、劣等感が作品の完成度を著しく損なってしまうかもしれません。欲望があってそれを達成できなかった場合、それには劣等感が付きまとうことは想像に難くありません。
多くの作家が自分のコンプレックス丸出しの作品を出して失敗しているのですから、これは危険です。まして性欲は睡眠欲や食欲に次いで多くの人が理解できる欲望であり、快楽という分かりやすいものが付きまとうためある程度客観的な欲望です。したがってそれを手に入れられないという劣等感を察知できる人は多いでしょうから、これは大きな問題です。
さらに言えば、こうした劣等感にとらわれていては他の物事を学ぶことにも支障が出るうえ、先に進むこともできません。ほかの作者と比べて自分を低く見積もってしまう傾向があるのも問題です。自己肯定感の低下が作品に影響してくる危険性も否定できません。これらは読者からは単に個性の違いとして認識されることもあるかもしれませんが、僕個人としては物語を、僕個人の負の感情からできる限り超越させてやりたいのです。

第二に、知識がないことが作品を浅いものにしてしまいます。BLやいわゆる完全な男性向けの作品というのは概して必ずしもそれら異性や異なる性志向、事情を深く知っておく必要はない気もしますが、僕の嗜好とそれらとは異なっていて、しかも、敢えて言いませんがそれはメインの読者や作者の一定数が女性によって占められているジャンルですから、すなわち女性の考え方や経験を基に書かなければなりません。性同一性障害の人が「放浪息子」が「リアルすぎて読めない」と言ったという話を耳にしましたが、しかしそれは作者の作風とその読者の嗜好に合わなかったということです。その漫画はそれでよかったかもしれませんが、読者層の多くが求めているものを書き、それによってまた僕自身の真に求めているものを発見するには、「当事者の外に現れているものを知る」「当事者が内面に求めているものを知る」という二重の関門があるように見えます。そうでなければ無責任なことを言ってしまい、批判的な読者から追及されることは免れないでしょう。またあえて地雷を踏みぬくにしても、それ以前に対象をよく知り、条件に応じて適切にデフォルメして描写しなければなりません。しかもそれは相手にとって当然のことであり、非日常的なものではないのです。当事者でない者がこれを書いた場合、偏見や奇異を見るような目で描いてしまうがゆえに、(作者も含めた)多くの読者が違和感を覚え、不快にすらなると思います。問題は、具体的に何がその要因となるのか、相手自身も知らない場合が多く、まして相手と触れ合ったことのない人間には知る由もないということです。(さらに言えばほかの作者の多くはこれをすでに知っているためその分だけ先に進むことができますが、これは今は仕方のないこととして割り切るほかないでしょう)

こうした問題を解決するには、女の人の多くが基本的に知り、経験している物事を全般的に知らなければなりません。あるいは、知らなくても問題ない方法で作品を描写しなければなりません。性別の差がなくなってきている現在であるとはいえ未だそれらの間には差があり、到底生きている間には埋まりそうにありません。
僕は顕在意識の中では自分自身のことはどうでもよく、作品さえ無事ならそれでいいとすら思っていますが、潜在意識下の欲求や執念を説得できているとは言えませんし、現実を知るからこそ非現実が描けるということも事実だと思います。

上記の回答(作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。の返信)

投稿者 あまくさ : 1

あ~。
うんうん。

要するに、女性のことに関して気おくれが強く、それが作品に出てしまうということですね。

そうですねえ。
まず。
心理学の常識として、劣等感って自分が劣等感に囚われていることを自覚すれば解消します。解消できないのは、本当の意味で自覚できていないんです。

>欲望があってそれを達成できなかった場合、~

>こうした劣等感にとらわれていては他の物事を学ぶことにも支障が出るうえ、先に進むこともできません。

それって、ただの色ボケじゃないですか。
カッコつけようとして、かえって自分を見失っていることに気がついた方がいいですよ。

>作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。

それについては、どんな作品を書きたいのかにもよります。
ラノベを書きたいのですか? 一般寄りのエンタメを書きたいのですか? 純文学を書きたいのですか?

そこらへんが分からないと絞りにくいですが。まあ、取り合えずとっかかりとして何か読むなら、

王谷晶『完璧じゃない、あたしたち』

これなんか、わりとお勧めです。女性が何を考えているか、よく分かります。

もっと手近なところなら、このスレにも結構かっこうなのがありますよ。読むせんさんの返信の後半、

>だいたいの女は、大人になる前に1000回以上【ブス】って言われる事かな?

以下の文章を熟読してみてください。(これは私も参考になった。読むせん様、有難うございます)
ちなみに王谷さんの作品も、感覚はわりとこんな感じです。

あとは、少女マンガをできるだけたくさん読んでみること。
男性と女性は、やはり考え方・感じ方・ものの見方が根本的に違うところがあるので。それが分かるという点で、少女マンガはよい教材です。読んで理解するというよりも、感覚に慣れることが重要です。

なるほろ~、女の人ってこんな感じなのか~!

って、分かってくれば、自然に劣等感もなくなるしね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。

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投稿日時:

元記事:敵対者が主人公達と敵対する理由について

いつもお世話になっております。マリン・Oです。
最近当方の発信がネガティブなものばかりになってしまいましたので、久しぶりに前向きな話ができるようなスレッドを立てさせていただきました。

物語において主人公達にはジャンルを問わず何らかの敵対者が出てきます。
しかし最近は敵対者の動機がありきたりだとなんか物足りないような気がしています。
今考えている作品では主人公が誘拐犯グループ(犯罪の種類は現状マクガフィンで、こだわりがなかったら別の犯罪に変えられます)と敵対するというものを考えています。
今回は悪役と明確に敵対する理由を作ったのですが、理由付けをしようとする度にスケールの小さい悪党みたいな印象になってしまいます。
だからと言ってスケールを大きくするとストーリーの規模が大きくなりすぎますし……

上記の回答(敵対者が主人公達と敵対する理由についての返信)

投稿者 大野知人 : 0

上でヘキサさんが言っていたことと真逆なようなことを言ってしまいますが……。
『ストーリーの都合で動かされるキャラ』があっても僕はいいと思います。
ストーリーの都合のいいように性格を作って、その性格が分かりやすいように描写を入れて行けば……。結構愛嬌のある悪役ができると思うんですよねぇ。
あと、こういうリアリティのある考え方が気に入らない方も多いでしょうが多くの場合敵意はどちらかからどちらかへ一方的に向けられるところから始まります。
具体的な話をすると『ショッカーは本郷猛が憎いから改造人間にしたわけではない』が『己を改造人間にし、人々を襲うショッカーを本郷猛は憎んでいる』わけです。
仮面ライダーの活動が本格化すると、ショッカー側からの感情も変わってきますが、この場合のショッカーは基本的に本郷猛に関しては『組織の裏切り者』、『作戦の邪魔』以上の感情を持っていません。
御作の場合だと『適当に身代金を取るために誘拐した犯人』と『大事になりたくないから、と依頼された物臭探偵』とかでも敵対自体はできますが、全く互いへの悪感情が存在しない以上、お金渡して示談、とか言う解決をしたっていいわけです。
でも、それじゃあ盛り上がりに欠けるのでどちらかが感情的なる必要があるわけで。
どちらかではなくどちらも感情的な方が燃える展開になるんじゃないか、と考えがちですが、どちらかだけに感情があっても燃えると思います。
つまり、悪役側と主役側。そのどちらかが『義務的に悪事/善事を行っている』それに対しもう片方が『感情的に反発する・敵対する』という風でいいんじゃないでしょうかね?
長文小目汚し失礼。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 敵対者が主人公達と敵対する理由について

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投稿日時:

元記事:現代日本での長編の書き方

創作掲示板ではお久しぶりです。如月千怜と申します。
長らくこの掲示板では書き込みをしていませんでしたが、今回は久しぶりに今まで掲載したスレッドとは全く関連性がないスレッドを立てさせていただきます。

最近短編を多くこなす中で思い始めたことなのですが、私は現代日本を舞台にした作品を作るのが苦手です。
厳密に言うとプロットを組み上げるのが苦手です。一応一度プロットを作れば書き上げることができます。
ただ、そのスト―リーがどうやっても思いつかないのですよね……特に長編規模を前提にすると面白い話を書くことができません。
それでも長編を作ろうと思って頑張ってプロット案を考えてみたのですがミリタリーものか現代ホラーしか思いつかなかったです……
ちなみにこれは私が見ている商業作品が偏っているのが原因です。
私の好きな作品にも現代日本を舞台にした作品は多くあるのですが、そのどれもが現代日本の原型を破壊したSFものばかりです。
例を出すとフルメタルパニック、ガールズアンドパンツァー、エルフェンリート、極黒のブリュンヒルデ……真似しようと思ったらどれも世界観設定の横着ができない作品ばかりです(そもそもプロの作品を真似することを前提にしているのもどうかと思いますが……)日常ものの資料は極めて希少になっています。
もし現代日本を舞台にした長編を書いている方がいれば、アドバイスをして下さらないでしょうか……

追記

ちなみに私が無理矢理苦手科目に挑戦しようとしている理由は、先日立てたスレッドで「あんたは異世界ファンタジーに向いてない」と言外に言われたからです。
それで何が向いているのかを試行錯誤しているのですが、見事に詰まっています……

上記の回答(現代日本での長編の書き方の返信)

投稿者 たまねぎくん : 0

何が一番書きたいかですよね。

私が書いた長編は、マージャンの話です。
まず主人公がそそのかされてマージャンに触れる
→学校に合格して通い始める
→読書をして社会文化を勉強する「社会文化研究部」に入る
→実は日本中から賭け事で儲けを巻き上げるとんでもない部活であった
→しかもそれも手段に過ぎない。マージャンの強い人間を日本中から集めた部活である
→役満連発は当たり前
→主人公、勝つ

という話ですが、書きたいのは「役満連発は当たり前」の箇所だけでした。
そこまでの話は前フリです。

何が書きたいか、まず考えるべきですね。

例えばこういう話もありえますね。
主人公、誰かにモテたい(男)
→会社で頑張る
→インフルエンザで死にそうになる
→ありとあらゆる厄介事が降りかかるが、「彼女」のために我慢する
→意中の誰か、すでに彼氏がいる
→主人公、振られる

これなら「ありとあらゆる厄介事が降りかかるが、「彼女」のために我慢する」
の部分が面白いのは明白です。結論は彼女に好かれても振られてもどちらでも良いのです。代りの誰かが登場して続編にいってもいいですし、呪われていることにしてもいいですね。なんでも成立します。

何かしらの物語の核がないと、物語は成立しません。
考えさせる内容、とにかく馬鹿な内容、何でもいいのです。

そんなに気負う必要はないですよ。考えて思いついてから書きましょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 現代日本での長編の書き方

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