小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

のんさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:情景描写、表現について

人物の気持ち、周囲の状況等を説明するとき
「~の様な」と、「様」を多用してしまう癖があります
書いてる途中でそれに気付いて他の表現方法を探すのですが他に思い浮かびません

「人のはらわたの内側の様な」
「肌の表面に氷を押し当てられている様な」
「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」
「最初からそうであったかの様」

これが全て13行の中に入ってしまっています
「様」を減らすにはどうしたら良いのでしょうか
宜しくおねがいします

上記の回答(情景描写、表現についての返信)

投稿者 のん : 1 投稿日時:

こんばんは、のんです。

文章に直喩が多いのでしょう。のような〜、という言葉を省ける暗喩を増やしてみてはいかがですか。
もし暗喩自体も使っている場合は、例えが多すぎるかもしれません。説明を減らしましょう。冷たいことを伝えたいだけの場合であれば、氷のような、を ひんやりとした、に変えても十分ですよね。

のような〜、の代わりに使えそうな単語は「みたいな〜」か、あくまでも主観で事実とは異なる可能性を含んだ「かと思った」「感じた」「考えた」あたりでしょうか。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写、表現について

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元記事:思うような展開にならない

こんばんわ。
今構想中のストーリーの第1章なのですが、

1 冒険者初心者のヒロインと主人公が出会い、PTを組んで冒険する
2 主人公は活躍するのに条件が必要な職業で本人はその条件を満たしているが、ヒロインは初心者故にそれをわかっていない
3 ヒロインは他のお手軽テンプレPTに誘われ、そのままそちらに移ってしまう
4 捨てられた主人公は高レベルPTに誘われ、最前線で戦う
6 ヒロインPTが強敵に出会ってピンチの時に主人公PTが駆けつけ、倒してしまう
7 ヒロインは主人公を見直し、また仲間になる。ヒロインは主人公のPTへ仮入隊。報酬は主人公の分け前を折半するという形に。
8 強力なモンスターを狩る事になったが、モンスターの予想外の行動と強さによって仲間がピンチに陥る
9 ヒロインの活躍で仲間を助け、モンスターも倒す
10 ヒロインの活躍を認めたPTメンバー達がヒロインの分け前を寄越してend

というものなのですが、これではヒロインが主人公の力目当てにくっついてきたようで釈然としません。
主人公とヒロインの関係を「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」という形にしたいのですが、今のままではヒロインが主人公にくっついてるだけの金魚の糞みたいになってしまいそうです。
できれば3までの展開はそのままにヒロインの精神的な強さを見せられるような展開に変えたいのですが何かいい案はないでしょうか?

上記の回答(思うような展開にならないの返信)

投稿者 のん : 1 投稿日時:

こんばんは。他の方々とのやり取り含め、さっと読ませて頂きました。

お悩みの原因は
「主人公とヒロインが対等な(むしろ主人公がヒロインを上に置いている)ストーリーライン」と
「主人公とヒロインが対等ではない(ヒロインがざまあされている)ストーリーライン」
が混在しているからではないですか?

最初は主人公がパーティ解散後もヒロインを心配しており、襲われているヒロインを助けた時に自分のパーティに誘う。
という展開に自分ならすると思います、と言おうとしてました。が、どうやらそう単純な話でもなさそうですね。

ヒロインが主人公と解散するまでに信頼関係をある程度築いてしまっているから、解散が裏切りとして主人公に響いているんだと思います。
信頼は貯金です。裏切りはその全額を借金にします。ざまあして終了ではないんですから、裏切るにしても早いほうがフォローしやすいですよ。

ヒロイン視点で、主人公の方がドラえもんで、ざまあの流行にのりたいのなら、主人公側に不信感は要りません。ヒロインがこんないい子を裏切ってしまったと自責の念を感じておけばいいのではないでしょうか? 主人公がヒロインを上に置いている分、ヒロインが主人公に頭が上がらなくなると対等な関係にしやすいです。

ヒロインを上に置いてる主人公と、下に見ている主人公(不信感を持っている)を混在させると複雑になります。なるべく止めましょう。

ズレたことを言っていたら無視して下さい。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話の返信

 こんばんは、のんです。間違っていたら恥ずかしいのですが、この作品の売りは『安心安全安定な幼馴染みヒロインとのいちゃいちゃ』ですか?

 タイトルとあらすじで内容がだいたい分かるのはいいと思います。①〜⑤まで伝わっています。
 ちょっと④だけは、進展というよりヒロインのやることが書かれているだけで主人公には触れられていないので、進展?という感じですが。

 『ゆるっとしたとにかく甘くて笑えるいちゃいちゃが見たい!』という層にはつきささるはずです。
 それ以外の層も狙うならキャラクターを掘り下げて魅力を発信していくか、キャラクターありきの展開(いちゃいちゃ)以外にも焦点を当てるだけでつきささると思います。

 個人的にはもっとテンポ上げてもらえるとドストレートです!

上記の回答(幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話の返信の返信)

投稿者 のん : 0 投稿日時:

 誤字ってしまいました。ドストライクです。気にしないで下さい

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

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元記事:幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

御覧いただきありがとうございます。「小説家になろう」に投稿したくて、タイトルとあらすじを書いてみたのですが
①~⑤のことがタイトルとあらすじで伝わっているのかと疑問に思って質問させていただきました。

①蒼太にとって幼馴染とは魅力のないヒロインであること
②初凪が蒼太に片思いしていること
③初凪と蒼太が同棲する本音は、仲を進展させたいから
④どんな風に二人の仲が進展していくのか分かるか
⑤蒼太が初凪に惚れる(陥落するともいう)こと

タイトル「幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話」

あらすじ
「幼馴染って、負け確定の魅力ないヒロインだよなー!」

 西島蒼太(にしじまそうた)が発したこの言葉は、幼馴染である瀬戸口初凪(せとぐちなぎ)を大いに動揺させた。

 蒼太にとって何気ない発言なのだが、初凪にとっては看過できないものだった。

 焦った初凪はとある秘策を使って、幼馴染の良さを教えるために蒼太と同棲することにした。

 しかし、幼馴染の良さを教えるというのは建前で、初凪は昔からずっと蒼太に対して特別な感情を抱いており──

 こうして始まった二人の同棲生活は、

 夕飯を一緒に買いに行き、家では膝枕をしてもらって、休日はデートに出かけることになる。

  はたして蒼太は幼馴染である初凪と甘々な同棲生活を送ることになるのだが『幼馴染は魅力がない』と言えるのか。(言えない)

 負け確定! 蒼太の約束された敗北への戦いが今始まる──。

上記の回答(幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話の返信)

投稿者 のん : 0 投稿日時:

 こんばんは、のんです。間違っていたら恥ずかしいのですが、この作品の売りは『安心安全安定な幼馴染みヒロインとのいちゃいちゃ』ですか?

 タイトルとあらすじで内容がだいたい分かるのはいいと思います。①〜⑤まで伝わっています。
 ちょっと④だけは、進展というよりヒロインのやることが書かれているだけで主人公には触れられていないので、進展?という感じですが。

 『ゆるっとしたとにかく甘くて笑えるいちゃいちゃが見たい!』という層にはつきささるはずです。
 それ以外の層も狙うならキャラクターを掘り下げて魅力を発信していくか、キャラクターありきの展開(いちゃいちゃ)以外にも焦点を当てるだけでつきささると思います。

 個人的にはもっとテンポ上げてもらえるとドストレートです!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

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元記事:ラブコメの最後についての返信

なんとなく「絶対可憐チルドレン」を思い出してしまいましたが……あれもキャラの名前が源氏物語からとってますもんね、ロリ育成上等!って感じです。

いちばん大事なのは、メインヒロインを最初に決め、冒頭で出会わせることだと思います。話の終わりはくっつくかくっつかないか明確にしてもしなくてもどっちでもいい気がしていますが、最初の出会いを変にもったいぶって出し惜しみすると、読者の期待を外しやすいです。読者にとっては「最初に紹介された娘=メインヒロイン」になっていないと、なんか安心して読み進められない感じ。

>一番人気の高かった子とくっ付けるか

これはやめたほうがいいと思います。マクロスFくらいの、三角関係でどっちがいいかの二択を真剣に悩んで結末変更されたものはともかく、4人+αとか人数が多いものは、ひとり柱になる正妻を決めておかないと、やはり安心できない気がする……(どういう根拠かと聞かれると、ちょっと説明しづらいのですが)

あと、初恋の人が本命がいいかどうかは、正直ちょっと悩みます。「絶対可憐チルドレン」でも、皆本の過去エピソードのキーパーソンの少女っていたと思いますが、読者的にはチルドレンの活躍からはじまっているので、主役は彼女たち、その中でもメインヒロインはどう考えてもセンターの薫でないとって気持ちになってしまいます。

この「元カノ」「初恋の人」の対応ってけっこう難しくて、あまり深く考えずに付き合って別れた経緯をつくってしまうと、読者から見て「作品的ヒロインはあの娘だけど、元カノと別れたり初恋の人への気持ちを振り切る過程がちゃんとしていない」と、「なんでそっちを選ばなかったんだろう、作品のヒロインのほうへ気持ちを向ける主人公の心理がイマイチ」というモヤモヤが起きやすかったりとか……でも実際に昔の女のほうを選ぶと、それはそれで「他の彼女らの活躍は何だったんだ」というモヤモヤが起きそうだし……(すみません、ちょっと自分でも混乱してきた)

源氏物語は、最初はメインヒロインである紫の上の初登場の回「若紫」から書き始められ、それより前のエピソードは後から書き足され時系列に並べられたものだろうと推測されています。初恋の人藤壺との悲劇的な結末は、紫の上を中心に物語を構築するとああざるを得なかったのではなかろうと……

育成がメインとのことなので、初恋の人への気持ちの折り合いをなんやかんやつけながら、育成している少女らを大切にする、という基本スタンスにするのが大事なんじゃないのかなー……ただこれもちょっとテンプレに嵌まり過ぎてるかもしれないので、それが嫌であえて破るのもアリかもしれませんが。

上記の回答(ラブコメの最後についての返信の返信)

スレ主 のん : 0 投稿日時:

 ヘキサ様、ご意見ありがとうございます。

 『いちばん大事なのは、メインヒロインを最初に決め、冒頭で出会わせること』忘れていた大切なことを思い出させてくださり、ありがとうございます。私が書きたかったのは無双モノでした。
 ラブコメですもの、真っ先に登場するのはヒロインですよね。それを私は王子との会話(権力の誇示)だの入学試験(実力の誇示)だの入学式での挨拶(立場の誇示)だのと、無双イベントを優先してヒロインの登場を後回しにしていました。

 けしてラブコメがしたくない訳ではないんです。
 最強モノというのはイベントが速攻で終わるので、長編にする方法といえば、主人公の得意なものから話題をそらすか、物語としての主役(成長役)を主人公以外に明け渡すかだと思っています。その持論から今回はいろいろあってラブコメになりました。
 ですので、おっしゃられる通り育成がメインです。もっというと主人公の無双が...です。スレッド詐欺のようなことをして申し訳ありません。先ずは一話目に出すキャラをメインヒロインに交代させます。

 「絶対可憐チルドレン」では主役はヒロイン達なんですか。少し似ているかもしれません。主人公の賢者は、ロリコンの克服ぐらいしかする予定がありません。

 「元カノ」「初恋の人」の対応に関するモヤモヤは凄くよく分かります。私の場合、過程がちゃんとないとヒロインを大切にしなさそうで今後が不安ですし、かといって昔の方を選ばれると応援しているのはそちらではないと不満に思いそうです。
 なるべくジレンマに嵌まらないよう、嵌まっても変わる過程を書きやすいよう、幼かった頃の幼馴染みと大人になった彼女をもっと別人扱いさせてみようと思います。

 『初恋の人への気持ちの折り合いをなんやかんやつけながら』そうですね。初恋の人は守れなかった大切な人(半ば故人)扱いになりそうなので、学生ヒロインにそれを重ねていくうちに...みたいな感じでしょうか。
 テンプレから抜け出そうとするのは難しいですね。ありがとうございます。頭をひねります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラブコメの最後について

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元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 にわとり : 1

 意見が出揃ってきたので各コメントのマッピングを試みます。
 なんか混沌としてきたのでそろそろ整理して見通しをよくしたい。

 まずはスレ主の主張を自分なりに整理してみます。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 まず、スレ主が槍玉に挙げたラ研コラムの記述は以下のようなものです。

0.ラノベのターゲット層は10代である。

 これに反証するためにスレ主がNo.1で行った主張は、以下のような論理的構成になっていたと思います。

1.前提1:ターゲット層とはメイン購買者層のことである。
2.前提2:ラノベのメイン購買者層は20代以上である。

3.結論:ラノベのターゲット層は20代以上である。

結論から分かることと考察:
・0.は誤りである。
・誤ったマーケティングは『業界の不振を呼び起こ』し、『売れない作家を増産』することになる。

大前提の根拠(※)
1-1.作家の目的は売れる本を書くことである。
1-2.メイン購買者層をターゲット層にすると本が売れる。

小前提の根拠
2-1.一般に10代は収入がないので購買力がない。
2-2.ラノベ原作のアニメ枠は深夜が多く、子供が起きている時間ではない。
2-3.転生やハーレムは20代以上の読者の願望を反映している。(No.3)
2-4.ラノベは刺激の強いエロ路線が好調であり、子供向けでない。(No.5)

※大前提の根拠については明言されていないですが、考察部分で売れない作家の増産を危惧していたことから逆算して上記のように言っていいと思う。というかマーケティングの話をしているのだから目的意識が"売れるため"なのは当たり前ですが。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 これに対して取れる立場は以下の3つになるはず。

イ)結論を認める。
ロ)結論を認めない。(前提1が間違っている)
ハ)結論を認めない。(前提2が間違っている)

 また、スレ主の主張を否定するか肯定するかとは無関係に、そもそも論として対象読者を年齢層で区分する分析そのものの有効性を疑問視する立場からの批判が可能。

ニ)読者を年齢層別に分析する手法自体への批判や提言。

 基本的にこのスレで出た、そしてこれから出るであろう意見は、脱線や雑談的なものを除けば上記の3+1類型のいずれかまたはその複合型になると思われる。

イ)結論を認める。
 これは説明不要。自分がこの立場の筆頭でしょうかね。
 自分以外にも結論を認めているコメントはいくつかあるように見えるのですが、それらはたとえば『10代向け』を2018年現在の10代が中心になって受容しているものという意味ではなく"かつて10代向けだったものの後裔"というニュアンスを含めて使っていたり、"10代の少年少女を主人公にした物語"の意味で使ったりと、用語の定義が錯綜しているので一見するとわかりにくい。
また、細かいことを言えば、前提は間違っているけれど結論だけは結果的に正しい、という立場も理屈の上ではありだが、そのようなコメントはいまのところなさそう。

ロ)結論を認めない。(前提1が間違っている)
 ターゲット層とはメイン購買層のことではない、とする立場。
 これはさらに2つに分類できる。

ロ-1)前提1の根拠1-1.の否定
 作家はべつに売れたいと思っているわけではない、とする立場。
 これは趣味の同人活動ならわかりますが、職業作家は本を書いて売ることを生業としているので、個々の作家の本音はともかく建前としてありえないでしょう。
 マクシミリアン氏No.66がこれに近いですが、おそらく大本のサタン氏の主張はこのようなものではないと思う。どっちかっていうと以下のロ-2に含まれるもののような気がする。

ロ-2)前提1の根拠1-2.の否定
 メイン購買者層をターゲットにしても本は売れてくれない、とする立場。
 いままで出ている反対意見の多くがこのロ-2のバリエーションであるように思います。
 ざっと見たところ、
・行き過ぎたマーケティングは商品を画一的にしてしまい、かえって市場全体でみたとき需要を取りこぼす結果になる。(シカ氏No.43)
・読者と購買者は必ずしも一致しておらず、購買者層だけを気にかけるのは目先の利益しか見ていない。(サタン氏No.4ってこういうこと???)
・20代以上のスレた読者に比べて10代のファンは熱意があるので、"信者"を育成するなら10代を狙うのがよい。(読むせん氏No.37)
・10代の流行が上の世代への流行に影響を与えるので、まずは10代の間で流行させることがマーケティング的に正解。(クロウド氏No.12)
・20代以上の読者は10代の頃からラノベに親しんできた、いわばリピーター層なので、10代読者を"新規開拓"をしないと未来がない。(マクシミリアン氏No.14)
 などの意見があったかと思います。これらはいずれも、持続性や将来性の観点から目先の利益だけでターゲット層を判断すべきではない、という立場からの反論であると言えるでしょう。

 ロ-2の亜流として"ターゲット層とは対象年齢の下限のことを指すのだ"というふうに読めるコメントが見られたが、これは文字通りに読むならターゲット層の定義をズラしているだけで意味のない言及であるように思える。"対象年齢の下限をターゲットに設定するとマーケティング的に良いことがあるよ"という話であれば理解できるのだが……。

ハ)結論を認めない。(前提2が間違っている)
 つまりラノベのメイン購買者層はやはり10代である、とする立場。
 これを明確に主張している人っていましたっけ。サタン氏の一部の主張(20代向けのラノベはライト文芸と名を変えてラノベから切り離されたので~)はこの立場のように読めなくもないけどよくわからん。20代向けが購買層じゃなくて読者層の意味で使われてる可能性もあるし(サタン氏は読者層と購買層が乖離しているという立場っぽい)。前提2の根拠とされている2-1.から2-4.のガバガバさは手塚氏(No.10, No.16)を筆頭にたびたび批判されていますが、論拠が微妙だったとしても、なにはともあれラノベに一番お金を落としているのはどうやら20代以上であるっぽいという点に関しては大半のコメンターの共通認識のように感じます。

ニ)読者を年齢層別に分析する手法自体への批判や提言。
 年齢層に関係なくラノベが好きな一群の人々がいて、年齢で嗜好が別れてるわけじゃないのではという説。
 スレ主も『正しくは、この小説のターゲット層はどこなのか、年齢以外にも細かく設定すべき要件なのです。』(No.3)と述べていて、こういう視点もありうることへの目配りはちゃんとある。0.を反証するためにあえて年齢層に話題を絞ったけれど、べつに年齢が全てじゃないことくらいは当然分かってる、という感じでしょう。
 クロウド氏(No.12)、オレンジ戦車兵氏(No.69)、あまくさ氏(No.73)などがこの立場のように見える。ただ、あまくさ氏は微妙に違うっていうか、スレの議題からはアドバンス的に"彼ら"はなぜ"そのような物語"を好むのかという話がしたいっぽい。

 以上。異論反論、別の分類法の提案などあればぜひ!

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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投稿日時:

元記事:怪獣の設定について

怪獣があの大きさで潰れず動き回れるのは、物質と反物質、暗黒物質で肉体が構成されているからと説明したいのですが、

なにぶん作者が馬鹿なので設定が破綻する未来しか見えないのです。

どうしたらうまく説明できるのか、知恵と知識を借りたいです。

よろしくお願いいたします。

上記の回答(怪獣の設定についての返信)

投稿者 読むせん : 3 人気回答!

読んだこと無さそうなので空想科学読本を推しときます。

https://www.amazon.co.jp/%E7%A9%BA%E6%83%B3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%AA%AD%E6%9C%AC-%E6%9F%B3%E7%94%B0-%E7%90%86%E7%A7%91%E9%9B%84/dp/4889919104

うろ覚えでアレですが読んでいた時点で10巻以上刊行されていたので、図書館リクエストとか古本屋で立ち読みして、欲しい項目が乗っている巻をピンポイント購入する事をオススメしときます。

ハイジOPのブランコにかかるGを計算したとか、スペシウム光線を打つための機関をウルトラマンの体内に収めるなら巨デブ化する必要があるとか、スターウォーズの歩行戦車を実用化するために必要な技術は?とか
 
 当時の時点で相当なオッサンホイホイなので、いまだと老害ホイホイじゃねーか馬鹿野郎ってなるかも。
でも欲しい情報は要らんわヴォケ!ってなるほど丁寧に記載されていますよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 怪獣の設定について

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投稿日時:

元記事:どういう人が嫌いですか?

 ええ、あけましておめでとうございます。
 新年一発目から、割とぶっこんだ質問をしましたが、おふざけや雑談の類とも言い切れず、そこそこ真面目な質問だったりするのです。

 なぜそこに至ったかという経緯を説明します。近頃思うんですが、『こういうヤツとは絶対にそりが合わない/嫌いだ』っていうのは、キャラクター作りの上で結構重要な『そのキャラのこだわり・プライド』を示すいい指標となっているように思います。

 という訳で、雑談半分サンプル採取半分で皆さんの『こういうヤツが嫌いだー!』と聞きたいと思って書き込みました。

 ただ、センシティブな質問でもあると思うので、いくつか注意事項をば。

・まず、当然ですが個人が特定可能だったり、特定個人を攻撃するような表現は出来るだけ控えて下さい。
・また、『自分が攻撃された』と感じた方も、相手の方にその意図が無い可能性も高いので、一回目までは見逃してあげるようにお願いします。
 
 この二点の問題に関しては、事態にもよりますが、スレ主として介入・及び管理人へのスレ版削除の依頼を責任を持って行わせていただきます。

・それから、主にハードモードな人生を送ってきた皆さん。ネタのデリケートさが分かり難いので『自分は気にしてないんだけど/結構コンプレックスだから丁寧に扱って欲しいんだけど』と明言してから書いてもらえると幸いです。
・また、スレの性質上、後々俺が作品のネタにする可能性がそこそこ高いです。ネタにされたくない方はその旨も書いてもらえるとありがたいです。

 さて、最後に。
 大野知人は、こういう人が嫌いです。

『他人の努力を評価できない人』

 文章の批評についてもそうですが、割と全般的に『相手がどういう努力をしたか』を考えていない人間が苦手ですし、嫌いです。
 『やった成果』だけではなく、『やったという事』自体にもちゃんと目を向ける人が好きだし、そうありたいと思って生きています。

 その昔、大野の一族は少しばかり相続でもめたことがあったのですが、親戚のA君が『自力でやって何とかなるだろ』と言い出し、弁護士を頼らなかった挙句にとんでもなく酷い目に遭いました。A君以外の――後始末担当だった人が。
 ちなみに当時、A君は何のかんの理由を付けていましたが、要するに弁護士に払うお金が惜しかったようです。
 当然ですが、相続の時に弁護士を呼ぶのにはそれ相応の理由があり、弁護士は弁護士になるためにとても努力した訳です。弁護士への依頼料と言うのは、その努力に払われるべき代価である訳で……。

 勿論、自力で何とか出来るならプロを頼らなくても良いのですが、それとは別側面の問題として『他人の努力をよく見ていない人間』と言うのが全般的に嫌いです。

 まあ、俺自身もそんなに人を見る目がある訳じゃないので、『よりよく生きるにはどうしたらいいか』みたいなのを自分で考える、一つの指標みたいなものなんですが。

上記の回答(どういう人が嫌いですか?の返信)

投稿者 半額オソーザイ : 1

スゲー短い回答で、サンプル採取には適さないかもしれませんが、それでも良ければ……。

ぶっちゃけ「嫌いな人はいません」です。

ああ、もちろん苦手な人はいますよ! でもそれは自分と価値観が合わないってだけで、好きか嫌いかなどと自分の主観で判断するべきじゃないケースばかりなので……

カテゴリー : その他 スレッド: どういう人が嫌いですか?

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