小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ASMR好きさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:ネーミングセンス!!!

はい、タイトル通りネーミングについてです。
困ってます。とっても。

現在、ホムンクルスと人形を題材としたバトル物のプロットを練っております。
重要な単語は決まったんです……そっちは納得のいく出来になったのです。

問題は、主人公とヒロインを含めた味方の種族というか……その名前です。
主人公らは「人間が体内にホムンクルス(敵)の因子を埋め込み、対応する人体の構成物質(鉛や水銀など)を摂取することで人体のバランスをあえて崩し、それによって超人的な身体能力を発揮する」という存在です。

それらをどのような言葉を使えば表現できるのか、とても悩んでいて決まっていません。
候補としては錬聖師などがありますが……どうか皆様の知恵を貸してください。

・そのための一部設定
魔動人形(プッペンシュピール)
極めて珍しいヒトの形をした人形。生殖機能も備えるが、魂がないので感情がない。
額に宝石が埋まっており、そこに込められた魔術を発動できる。
改人(ホムンクルス)
錬金術師が作成するヒトになりきれなかった怪物たち。一様に一部器官が欠損しているが大体人形。
自らに欠けた要素を補うために人間を捕食する。
改神(デミ・ゴッド)
ホムンクルスが大量の人間を捕食し、体内に賢者の石を生成した個体。皆一様に絶大な力を持つ。代表的なものは“虚腔圏源(クワドランテ)”など。
神代人類(オブソレイツ)
今は絶滅した種族。
魔法種(アボミレース)
今は絶滅した種族。
魔動人形最終駆動態(プッペンシュピール・リヒトブリック)
要するにクインシー・レットシュティール。
完整態(ユーバーメンシュ)
要するにクインシー・フォルシュテンッディッヒ。

どうか……どうかご協力を……!
いつも自作だと自軍の名前だけ決まらないです、どうかお力添えを……!

上記の回答(ネーミングセンス!!!の返信)

投稿者 ASMR好き : 0 投稿日時:

人体のバランスをあえて崩し、力を手にいれるというところから
『破壊』とか『自壊』などのイメージが膨らんできました
主人公勢がもしその力を手にいれる代償として、寿命が縮んだりなんらかのハンデを負うのであれば、自らの体を壊しながら戦う漫画『ブレイクブレイド』の主人公機のような(ご存じでなかったらすみません)儚さと美しさがまさに当てはまるのではないでしょうか?
設定の各単語はスペイン語からとっていますか?
語圏を統一しておくのは前提として、上記のイメージをソラナキさんの使っている外国語に当てはめれば、きっといいネーミングが完成すると思います!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ネーミングセンス!!!

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元記事:小説が書けません続の返信の返信

返信ありがとうございます。
以前書けていたのに書けないとかでしょうか?スランプはよく聞きますよね。
私の場合子供の時、小説モドキやSSを書いてはいたんですが、てんでダメなんです。
昨日ちょろっとシャーペンでガリガリやってみたら、世界観の説明みたいになってしまいました。
キャラクターがどこに向かおうとしているかがわからないのです。書きたい話がわからない。あれでもない、これでもないを繰り返しています。

どんなお話が書きたいかというと、恋愛小説になるのではないか…と思います。自分でもはっきりいえないんです。
恋愛小説っぽくない恋愛が見たい(?)糖度が低いとか、そんな感じのやつです(??)。

上記の回答(小説が書けません続の返信の返信の返信)

投稿者 ASMR好き : 0 投稿日時:

ご返答ありがとうございます。
ぼくのことは一旦置いておくとして、わさびさんの話を聞いてみると、なるほど……。
察するに、『これが書きたい!』という強い欲が薄いのかな、と感じられました。
あるいは、『書きたいものはあるけどどう形にしていいかわからない』というパターンかもしれませんが、恐らく前者ではないでしょうか?
違ってたらすみません
これはぼくのやり方なので参考にならなかったら申し訳ないのですが、ぼくはそういう時は感動する映画や作品を見て『あ、こういうものが書きたいのかも!』とインプットを優先しています
感動したら、同じような感動できる作品を書いてみたいと思いません?
別に“感動”じゃなくてもいいのです
笑えるギャグだったり、激しいバトルの作品だったり
わさびさんは恋愛ものが書きたいとのことなので、今自分のイメージの中にある題材と似通った作品を見れば、なにか掴めるものがあるかもしれません!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません続

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元記事:小説が書けません続

プロになりたいわけではありません。好きなものをなかなか見たことがないもどかしさにより、自分で生み出したいので小説を執筆したいのです。
しかし本編を一文字も書けず、設定もふわっとしたものだけ。
私は小説をろくに読まないのですが、小説を読めばいつかは改善できるでしょうか?活字が苦手で読んでません。
質問になっていなかったらすみません(二回目)。とても深刻に悩んでいます。

上記の回答(小説が書けません続の返信)

投稿者 ASMR好き : 0 投稿日時:

ぼくも同じ窮地に立たされています。
スレッドの趣旨とは若干異なってしまって申し訳ないのですが、わさびさんはどんなお話を書こうと思っているのですか?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません続

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元記事:作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

二週間ほど前に、なろうで連載を始めたもののストックがほぼゼロの状態で見切り発車したために毎日ヒイコラ言ってる執筆初心者です。
んで、↑のようなこと言っておいて何なんですがなぜか書こうと思えば書こうと思うほど、別の企画の案ばかりが思いついてしまってどんどん脱線していく日々を過ごしています。
思いついたことをメモって三十分くらいソシャゲの周回でもすれば創作意欲が戻ってきて本来するべき仕事ができるようになるのですが……。
どうすればいいか誰か教えてください。

上記の回答(作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?の返信)

投稿者 ASMR好き : 0 投稿日時:

でしたら、それがメインになっている(なってなくても、その要素を取り入れられる)作品を上記4つからピックアップして、考えてみるのはどうでしょう?
本当に書きたいものが浮かんできた時に、また上記4つと違うネタとかももしかしたら浮かんでくるかもしれないので、思い切ってそれで書いちゃうのもありかもしれません!
創作のネタは新鮮な内に形にしちゃうのが一番だと個人的には思ってるので、新しい構想がどんどん浮かんでくる大野さんの頭は羨ましいです。頑張ってください!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

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元記事:作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

二週間ほど前に、なろうで連載を始めたもののストックがほぼゼロの状態で見切り発車したために毎日ヒイコラ言ってる執筆初心者です。
んで、↑のようなこと言っておいて何なんですがなぜか書こうと思えば書こうと思うほど、別の企画の案ばかりが思いついてしまってどんどん脱線していく日々を過ごしています。
思いついたことをメモって三十分くらいソシャゲの周回でもすれば創作意欲が戻ってきて本来するべき仕事ができるようになるのですが……。
どうすればいいか誰か教えてください。

上記の回答(作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?の返信)

投稿者 ASMR好き : 1 投稿日時:

僕もいくつも楽しい案が浮かんできて、いっそ「週7で7本連載すればいいじゃん!」って無茶な考えをしてた時期があるので、とてもわかります(笑)
でも、自分が一番創作で何が書きたいか柱を考えた時に
「自分自身が異世界とか今の現実とは違うところに行って、楽しみたいな~」
って言うのがあったので、自分主人公でモデルした作品以外はバッサリ切って、作品を書き出すことができました。
きっと、大野さんの中にもそういう絶対に譲れないものがあると思うので、それを探求して見つけられれば一気に筆は進むと思いますよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

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元記事:学園舞台

現代世界、異世界が舞台の学園系は卒業手前が最終回がいいんですか?

上記の回答(学園舞台の返信)

投稿者 mr.バッド : 1

自分の考えは、それだけでないということと、作者と作品によって決まります。実際、最終章のクライマックスは作者の大半は決めていますが、読者や売上次第で変更することは漫画でもよくあります。だから、クライマックスは今仮決めして、後半や最終章間際になってから変更や最終決定すればいいと思います。
ちなみに、知っている学園舞台のラストパターンは、
卒業前
卒業式
卒業後の話
卒業どころか学校を辞めて別に歩んだ
学園舞台だったのが別の舞台へと踏み出しその舞台で終わりを迎えるなど
様々あります。
だから、もし卒業手前がいいなら、今はそうした作品を書いて、各段階になりそうな時に変更意志があるかしないといけないか判断して変更すればいいかと。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 学園舞台

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投稿日時:

元記事:少女向けと少年向けの違い

少年向けと少女向けの違いがよくわかりません。
設定からして少女向けだと言われました
少女向けと少年向けだとどこがどう違うんですか?
私は戦闘シーンを入れたいのですが少女向けだから無理と言われてしまいました
女性が主人公で戦闘は難しいですか?

上記の回答(少女向けと少年向けの違いの返信)

投稿者 みりん : 1

女性が主人公でも戦闘シーンを入れることはありですよ。
セーラームーンやスレイヤーズ、レイアース、プリキュアなど、女性主人公で戦闘のある作品は多数あります。
セーラームーンは少女漫画雑誌なかよし連載だったくらいですし、少女向けの戦隊モノの成功例の一つとして有名ですよね。

ただ、もし少女向けで戦闘が全面的にウケるのであれば、少女誌ももっと戦闘で溢れかえってるはずなので、人気のジャンルであるとは言えないかもしれません。

また、少女主人公の作品は読まないという男性の層も一定数いるので、少年向けには男性主人公の方がウケがいいと言えます。

少女主人公だと男性読者からのウケが悪い。
少女主人公だと女性読者の方が多いと想定される。
女性読者には戦闘はウケが悪い。

以上の理由によって、少女向けだから戦闘は難しいと言われたのではないでしょうか?

でも成功例もあるので、どうしても書きたいものがあるのなら挑戦してみるのも楽しいと思います^ ^

カテゴリー : その他 スレッド: 少女向けと少年向けの違い

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投稿日時:

元記事:『僕がどんどん増えていく』の改稿・添削依頼

以前、ラ研の小説のプロット相談掲示板で書いた小説が大方書けたので、アップします。
『僕がどんどん増えていく』(R-15)
https://slib.net/94849
しかし、以前もありましたが気になる点が出たので、皆さんの協力を借りて改稿しようと思っています。
今回の気になる点は、
・物語や設定に矛盾点は無いか。
・ストーリー性はあるか(前作で「ストーリー性が無い」と叩かれた為)。
・トリックに問題は無いか。
・一人称他視点だけど、大丈夫か。
です。
この他にも、おかしなところがあれば正直に書いて下さって結構です。
なお、あくまで添削・改稿が目的なので批評、ダメ出しのみの投稿はご遠慮願います(代案、ネタ出し、添削文を一緒に書いてくれると嬉しいです)。

上記の回答(『僕がどんどん増えていく』の改稿・添削依頼の返信)

投稿者 読むせん : 0

プロローグ

もし、自分が普通の人間ではないと知ったら、どう思う?
突然、こんな事を訊かれても質問の意味が分からないかもしれない。僕も同じだ。

 僕は一般家庭に生まれ育ち、大学まで進学して就職、普通の人は聞いたこともないだろうが、業界内ではそこそこ知名度のある一般企業に勤めてきた。
 きっと、その後も平凡な生活を送り続け、結婚して子供を作って孫が出来て、小さないざこざは起きつつも特に大きな事件や災難に巻き込まれる事は無く、それなりに静かに生涯を終えるものだと思っていたんだ。
 あの事件に、巻き込まれるまでは……。

語り部 小柳和仁
 気が付くと、そこは真冬の海だった。②
 これが正確には海岸にいたとか船の上にいるという意味ならまだ分かるが、僕の場合、意識を取り戻したのは、ほのかに濁った海中だった。

 海で溺れて意識を失った話はあるけど、海で意識を取り戻した話なんて、まず無いだろう。
 でも、僕が目を開けた瞬間、目の前を小さな魚の群れが泳ぎ、海の底には海藻が揺らいでいるのが見えた。

 スキューバダイビングはもちろん、季節外れの海水浴をしに来た覚えはないのに、どうして僕はこんな場所にいるのだろうか。
 そんな事を考えていると、急に息が苦しくなり吐き出した息が大きな泡となって吐き出され、海水が肺の中に雪崩れ込んでいく。

 このままだとマズイ。

 我を忘れて、僕は鈍く光る海面までもがきながら進み、どうにか顔を出すと、大きく息を吸い込んだ。冬の海は波が荒く、ついでに痛いほど塩辛い。
 どうにか立ち泳ぎをして大きく息を吸い、酸素を取り込んだ事で、ようやく生き返った気がした。
 
何回か荒い呼吸をした後、辺りを見渡したが海の外はまだまだ薄暗く、霧が立ち込めている。どうやら朝みたいだ。③
 朝日のおかげで海面は分かったけれど、朝霧のせいで陸地が分からない。このままだとヤバイと思った僕は、必死に叫んだ。

「おーい! 誰かー! 助けてくれー!」

 船が気付いてこちらにやって来ないか、せめて流木が流れて来てくれたらと願ったが、そんな都合の良い展開は起きなかった。
 でも、そんな時、一瞬だが暗い景色が眩しく光った。それは秒間隔で何度も繰り返す。④
 何が起きたんだ。辺りを見渡すと、霧の向こうに街らしき影が見えた。そして街の近くには灯台。さっきの光はあの灯台からか。あちらに向かえば、陸地に辿り着ける。そう思った僕は薄闇の中を懸命に泳いだ。
 思っていたより距離があったので、泳いでいる途中で力尽きそうになったが、それでも必死で泳いでようやく海岸に辿り着いた。⑤

 浅瀬に入ると、僕は息も絶え絶えになりその場にうつ伏せになって倒れ、しばらくそこで休んでいた。
 フルマラソンを走り終えた気分だ。いや、ずぶ濡れで全身を動かした分、こっちの方がしんどいかな。
 しかし、ここはどこなんだ? 場所を知る必要がある。まずは道に出て近くに人がいないか、看板が無いかを探そう。
 でも、その前に少し休まないと。そう思いながら僕が砂浜に寝そべって一休みしよう。そう思った瞬間、僕は気絶したようだった。

「大丈夫ですか? 返事は聞こえますか?」

 気が付いたとき、相手は僕に話しかけてきていた。
 こんな時に話しかけて来るのは一体誰なんだと思い、僕は腕を少しだけ下ろして相手の顔を見た。
 見えたのはパトロール中のお巡りさんだった。お巡りさんは毛布を持って、心配そうに僕を見つめている。⑥

「あっ、大丈夫です……」

 僕の返事にお巡りさんは優しく言った。

「そうですか。その恰好では相当寒かったでしょう?毛布をつかってください」
「えっ?」

 警察官からの言葉に僕の目は点になった。まさかと思いつつも身体を起こして首から下を見た。
Aカップくらいのちっぱいがあった。⑦
え!?僕は女だっけ!?慌ててよくみるとややポッコリしてきたお腹とその下から股間が見えて、僕がちょっと小太りな男だと分かった。若いころはシックスパックとはいかないまでも、腹筋が四つに割れていることがひそかな自慢だったのに‥‥ダイエットしよう。
 というか裸だ。全裸だ。陸地へ上がる事に精一杯で衣服の事など全く考えていなかった。

「いや……これは別に海を泳いでいたとかそういう性癖があるという訳ではなくて……」

 一気に込み上げる羞恥心のあまり、僕は必死で弁明したが、お巡りさんは苦笑しながら声を掛けた。

「正直、よくあるんですよ」
「えっ?」

「ここは近くに自殺の名所がありますからね‥‥波にもまれて服が脱げてしまったり、とっさに溺れないように自分で脱いだりして、見つかるときには皆そんな恰好になるんです‥‥あなたはちゃんと生きようとした証です。よく頑張りました」
「えっ?」

 ・・・・・優しいお巡りさんから、真冬の海に投身自殺しようとした自殺未遂者と認定されてしまった僕は、毛布とお巡りさんのコートを着せられた後、ガンガンに暖房を効かせたパトカーに乗せられて警察署に連れて行かれてしまった。
 そりゃあ、真冬の海岸で髪に海草が絡みついた全裸の男がこんなところにいたら、そう思われるのも無理は無いが、自殺者と間違われるのは非常に不本意である。僕は好きであんな所にいた訳では無いし、そもそも脱いだ記憶もない。

 でも下手に訂正をして、露出狂として逮捕されるのは……。
 乗車中、お巡りさんが警察署に連絡をしているのを見て、何だか不安になって来たが、運転中のパトカーから飛び降りて逃げる勇気は無かった。というか自分でもびっくりするくらい体が冷えていたらしく、体が震えてまともに動けなかった。歯もガチガチ鳴らすのが止められない。

 子供の頃はパトカーに乗ってみたいと憧れたが、こんな形で実現してしまうと素直に喜べない。こんな事が家族に知られたらと思うと、気が重い。体温が戻ったら、どうにか適当に答えて、この場から逃れよう。
 警察署に着くと、別のお巡りさんがやって来て取調室まで案内された。
 早速、お巡りさんは僕に質問した。

「まず、あなたの名前は?」
「小柳和(おやなぎかず)仁(ひと)です」

 その後、職業や住所、生年月日、年齢など個人情報を根ほり葉ほり聴かれた。

「ところで、君はどうして夜に海で倒れていたのか尋ねても?」

 お巡りさんは僕が先程海で倒れていた理由について尋ねてきた。

「えっと……気付いた時には海にいたんです。辺りを見渡していたら街が見えたので、どうにか泳いできました」
 
僕の答えに、お巡りさんは軽く驚いたが、すぐに次の質問を出した。。

「じゃあ、どうしてあなたは海に?」

 その問いが出た途端、僕は返答に窮した
だが黙秘する訳にもいかないので、ぎこちないながらも言葉を絞り出した。

「……すみません。実は、僕もどうして自分が海にいたのか分からないのです」

 僕の口から出た答えに、お巡りさんは意外そうな顔をした。

「えっ、分からない? じゃあ自分で飛び込んでいないのですか?」

 お巡りさんに訊かれて僕は理由を説明した。

「はい。確か会社から帰る途中で、突然何者かに襲われたところまでは覚えているのですけど、それ以降の記憶はぷっつりと途切れているんです。それで、気付いた時には海にいて、死ぬかと思いました」

 僕の説明にお巡りさんの目と口が少し丸く開くと、すぐ難しい顔で少し考え込んだ。

「あのぉ?」

 どうかしましたか?とお巡りさんに尋ねようとした時、お巡りさんは僕に告げた。

「小柳さん。悪いですけど、ちょっと相談室まで来てもらえませんか?」⑧

カテゴリー : その他 スレッド: 『僕がどんどん増えていく』の改稿・添削依頼

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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