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和田慶彦さんの返信一覧。最新の投稿順15ページ目

元記事:追記です

サタンさんのほうが「主人公に思いやりの心がなくちゃ」という意見になってますが、私のほうは「ヒロインのほうに思いやりの心がなくちゃ」ですかね。そしてこれはできれば両方あるほうが望ましいと思っています。

私は基本的な人間関係は利害で構築しますが、恋愛や信頼関係はそれを乗り越えた境地を目指します。あと「自分のことしか考えていないキャラクター」って、一種の視点ぶれ状態ともいえることがあって、「その人の立場になったら自身のことしか考えていないってのは、むしろ不自然というか浅い思考で止まっている状態」と思ってもいます。

あとですね、「ヒロインが成長していく話」にドラゴンランスがあるんですけれど、これが見事なまでに「ヒロインだけが成長しすぎて主人公が空気化している」状態になってしまったので、両方が成長するつもりで書いていったほうがいいと思いますよ……。

上記の回答(追記ですの返信)

スレ主 和田慶彦 : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます

ログラインは「ヒロインがロボットを手に入れてすごく強い少年と一緒に冒険する」です
キャッチコピーは「鋼鉄の体を手に入れて、少女は宇宙を旅する」です
はい、これ実はロボット物です。ロボット物と言う時点で拒否反応を示される方がいるかも、と思って「ロボ(の性能)」を「職業」と置き換えました。
今回問題にした部分は「昔(ウインキー時代のスパロボはリアル系優遇だったな」「そういえば昔女友達が『スパロボはやるけどスーパー系は使わない』とか言ってたな」というのを思い出して、近頃流行りのザマア系と掛け合わせて作ったものです。

で、主人公は影が薄いどころか、主人公ですらないですね。最初はヒロインを「女主人公」と書いていたのですが、じゃあこの少年は何なんだ、と思い、少年を「主人公」、少女を「ヒロイン」と呼ぶことにしました。
なので主人公は今のところ最終目的とかありませんね。
ただ、主人公が空気になる事はないと思います。あさくさ様にも評された通り、かなり強烈なキャラクターをしているので。ヒロインが成長しても、それを上回る速度で主人公が成長するので実力だけなら主人公>ヒロインと言う図式は変わりません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:むしろ凛とアーチャーな感じ? 的な……

>主人公は規格外に強く、ヒロインへの忠誠心が高くヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラにする予定でした。
>むしろ主人公の方がヒロインにとってのドラえもんみたいな都合のいいキャラになるかもしれません。

そういう感じなんですね。
私は二人の関係性をもう少し穏やか気味に、強いけれど不器用なところのある主人公と、素質としては賢くて能力もあるけれど、今は未熟さゆえに主人公を理解しきれないヒロインというようにイメージしていました。

で。

ヒロインは、初めは誤解から主人公を軽んじて他のPTを選択するのだけれど、だんだん主人公の真価が分かってきて、よりを戻す。
そんなふうに描けば、別にヒロインの印象を悪くしないで自然な流れが作れるんじゃないのかな、と考えてみたわけです。

ただ、返信を拝見してちょっと違ったかなと思ったのは、予想よりも主人公のキャラが強烈そうなんですね。

>ヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラ

ここね。
かなり物騒なのと、むしろヒロインへ忠誠心を抱いているような感じのところ。
なんだかPTと言うより使い魔とかサーヴァントとか、そんな感じがしたのですが、合っていますか?

それでいて、他の方への返信に、

>主人公は潔癖なきらいがあり、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。喧嘩になったら相手を物理的に抵抗できなくなるまで痛めつける様な彼が心からヒロインを許すとは到底思えません。ここでヒロインを特別扱いしてまでPTに加入させる理由がどうしても思いつかない。

これがどうも結びつきません。

裏切るやつだと断じて心を許さないどころか、真逆にヒロインの命令に盲従して誰々の首を取ってくるとかまでするという。うん、確かに殺伐としたドラえもんという感じですね。

マスターとサーヴァントなら、世界観そのものにそういう関係性が設定されているから簡単なんですけどね。
曲がりなりにも人間と人間だったら、まず主人公の側がどうしてそこまでヒロインに従う感情を持ったのかを重点的に考える必要があると思います。
主人公の心に何かトラウマでもあるのか、もしくはヒロインの側にそれだけ強烈な魅力や包容力があるということなのか。

そういうところから解きほぐして、逆算してプロットを組みなおしてみるのが突破口になるかもしれないと思ったりしました。

……どうも要領を得ない感想で、すみません。

上記の回答(むしろ凛とアーチャーな感じ? 的な……の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

再度の返信、ありがとうございます。
>なんだかPTと言うより使い魔とかサーヴァントとか、そんな感じがしたのですが、合っていますか?
そういう設定的な物は無いですが、主人公はヒロインを自分の上司か、ともすればお姫様かのように認識しています。初期のプロットではなんか街の危機みたいな事件があって、主人公の力を借りるために念願の装備を買う為に貯めていた金をはたいて主人公を雇い、主人公は事件を解決した後も「だって私を雇ったでしょう。期限とか特に設定せずに」と言って仲間になるという展開だったため、それの名残ですね。

>これがどうも結びつきません。
真っ当にそのまま一緒に冒険してれば主人公はヒロインに懐いて勝手に
>ヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラ
になる筈だったんですよ。
それが今回問題にした部分で「あんなに綺麗事を言っていたのに、いざとなったら自分の利益で組んでいた仲間を見限るんだ、ふーん。そうかそうか、君はそういう奴だったんだな」と失望してしまい、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまう感じですね。
今回問題にした部分自体は結構面白い展開(と自分では思う)けど、そこから派生する展開が最終的に自分の望むエンディング(今回は主人公がヒロインを実力のたりない初心者ではなくこの人に着いていきたいと思わせる人間だと認める)に行きつきそうにないなあ、という悩みです。
できればそれを払拭するような心意気をヒロインが見せる様な展開にして、「このヒロインは中盤あんな事をしたけど、それを補って余りある魅力がある!」と言う様にしたかったんですけど、それはいくら何でも高望みですかね?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:思うような展開にならないの返信の返信の返信

>主人公の凶暴性は普段の態度には現れず~
>はい、その様な第1章にしたいのですが、

それ、「諌める」じゃなくて「鎮める・静める」じゃない?
暴力的な主人公に諫言するヒロインにしたい、って考えてるのかと思った。
ようは、主人公が暴走した時のストッパーになれるヒロインです、ってこと?

>ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。
キャラ設定を成立させるために考えすぎて柔軟性がなくなってる人によくある悩みだと感じます。
この時点で「主人公は自分のことしか考えてない」って事がわかるでしょうか?
作者が「主人公はこういうキャラだから」と主人公の事しか考えてないためですね。
3でヒロインに見捨てられたのは、自分が原因だった。と主人公が考えられる展開にしてやれば、その「表面上は許しても~」という感情の矛先は主人公自身になるので、ヒロインに対しては許すも許さないもない。むしろヒロインに許しを請う立場。
そこまで行かなくとも、「自分にも原因があった」と反省できれば一方的にヒロインに悪感情は持たないでしょう。
ヒロインを思いやる気持ち、それが無かったから3で喧嘩別れしたんだ、と反省する心を描写してやれば主人公に関しては解決するのでは。

>最後の「ヒロインが活躍してend」に至っては一応のオチを付けただけで具体的にどう活躍するのかも考えていません。
一応のオチと書かれているけど、良い方向性だと思います。
というのも、
>>「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら
>はい、その様な第1章にしたいのですが
とあるので、要するに「そういう関係性になった」というのがこの話のオチになるため。
だから、そうなると「血の気が多い主人公と、諌める(静める?)ヒロイン」の図をここに持ってこなきゃ。
てことは、「ヒロインの活躍」それ自体はヒロインの成長描写のため必要だし良いと思うけど、そこから一捻りして
「ヒロインが活躍する」「敵を倒せそうになるも一気に形勢逆転しピンチになる」「主人公が暴走して敵を倒す」「その主人公を静めるヒロイン」
とか、端的に見せたい絵をここに作るべきかなと思う。
二人の関係性がまだ正確に伝わってきてないため、この例は適当だけども。

それで少し話は戻って
>ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。
ここだけど、
「金魚のフン」状態よりもむしろ、「そんな風に思ってる主人公がヒロインの言葉を聞いて素直に静まる」という事のほうがおかしいので、「主人公が静まるに足る要素」を何か用意しとくべきかもしれませんね。
例えば「これを言えば主人公が躊躇する何か(トラウマ・性格的弱点など)」とか。
主人公が暴走して大切な人を傷つけたってエピソードがあれば、ヒロインはそれを口にすりゃいい。
で、これは一例でしかないけど、その場合、主人公にとってヒロインは「トラウマ状態から助け出してくれた人」になるので、この時点でようやく「心からヒロインを信頼できると感じる」って展開にできる。
終盤で全て回収できるんじゃないかなと。

上記の回答(思うような展開にならないの返信の返信の返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

再度の返信ありがとうございます

>それ、「諌める」じゃなくて「鎮める・静める」じゃない?
>暴力的な主人公に諫言するヒロインにしたい、って考えてるのかと思った。
>ようは、主人公が暴走した時のストッパーになれるヒロインです、ってこと?
鎮める、って言うのはちょっと違うかなって感じです。
主人公は有事になればヒロインが反応できない速度で事を済ませる上にそんな暴走と言えるような無差別な大暴れをするわけでもないので、主人公が暴力を振るっている最中に鎮めるっていう事が無い(出来ない)です。
ヒロインは事後に「何でいきなり暴れだしたの?」「何でそんな残酷なことができるの?」と問い詰めたり、事前に「できれば穏便に済まして」と釘をさしておくくらいです。話が進めば「あっこれ主人公がキレるな」と察して生するくらいは出来ますが。

>3でヒロインに見捨てられたのは、自分が原因だった。と主人公が考えられる展開にしてやれば~
ヒロインの理由については1の中で色々とそう思わせる理由がありますが、だからと言って主人公が悪いか?といわれれば別にそんなことはないですね。追加で主人公に欠点を持たせたり主人公が過剰に内罰的になると二人とも嫌なキャラになっちゃうからできれば避けたい。
余程のことが無い限り、それやるくらいなら6(今気づいたけど5が無いな)の展開をヒロインが「やっぱりアンタの方がいいわ」と自分から戻って来て、主人公が「でも、俺別のPTに入っちゃったよ」「じゃあ俺の分の報酬を二人で分けようか」と言う様に変更します。いかにも強そうなPTメンバーとその中にあって対等に話す主人公や戦闘中の主人公の活躍を見て、「アンタってもしかしてものすごく強い?」とか言ってそこで初めて主人公が高レベルPTの中でもかなり強いと理解したり。というかそうすれば普通に不快感を和らげられると思うんですけど、どうでしょうか?
ここまで書いてなんでそんな簡単な事を思いつかなかったんだろう、と思い返してみたら、この展開を考えた時に「いいやそんな中途半端は許されない!ヒロインにはちゃんと反省してもらう!」としてヒロインが自分勝手になるように書きすぎたんですね。そして主人公の本当の力を見て自分は馬鹿な選択をした、と後悔させたかった、という、要するにそれで済ますには作者の気が済まなかった、って奴です。

>「主人公が静まるに足る要素」を何か用意しとくべきかもしれませんね。
>例えば「これを言えば主人公が躊躇する何か(トラウマ・性格的弱点など)」とか。
ここはそういう設定やヒロインの能力的なものではなく、あくまで主人公がヒロインの人柄をみて自分の意思で従う様になる、という形にしたいです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:追記

サタンさんへの返信を拝見して思ったことが一つ。

たぶんスレ主様が躓いている原因は、私の提案のうちの(手前ミソでお恥ずかしいですが)、(2)のAが弱いのだと思います。

(再掲)
A)二人の欠点と長所は、基本的には相性がよい。

これね。私の個人的な見解としては、プロットを組むテクニックとして、御作の構想の場合これが最重要だと思います。

思うに主人公のキャラを尖らせ際立たせることに気を取られすぎていないでしょうか? そのため、スレ主様の中でヒロインが、ただ主人公にとって都合の良い、従属するだけの存在としかイメージされていないのではないかと。

思い当たる点はないでしょうか?

上記の回答(追記の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>スレ主様の中でヒロインが、ただ主人公にとって都合の良い、従属するだけの存在としかイメージされていないのではないかと。

序盤はそうですね。冒険者になる条件を満たす条件を揃えるのも主人公頼み、取柄と言えばかわいい事と優しい事くらい、そこから脱却するのが物語全体のテーマになります。

主人公は規格外に強く、ヒロインへの忠誠心が高くヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラにする予定でした。
むしろ主人公の方がヒロインにとってのドラえもんみたいな都合のいいキャラになるかもしれません。

しかしヒロインは彼がその強大すぎる力を無暗に振るうことを良しとしない。それは自分の損得ではなく、命を奪われる相手や命のやり取りが当たり前に行われる環境に晒されて倫理観がズレてしまった彼自身の事を思っての事です。主人公はそういう所に惹かれてヒロインについていきます。

主人公についていけるくらい自分自身が強くなるのは当然の事として、主人公という強力すぎる駒(しかもこいつは放っておくと自分で考え動く)をどう御するか、彼はいつまで自分の傍に居てくれるのか、と言った悩みを抱えながら精神面で強くなっていく、というのがこの話の目標です。

そして、今の構想ではそういう関係になるのが難しいので、話を大きく変える必要があるのではないかと思った次第です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:思うような展開にならないの返信

というか、前提から否定してしまうようだけど、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
真逆の印象を得ました。
血の気が多く力を求めるヒロインと、それを気にしながら成長を見守る主人公。という感じ。
というのも、1~3は「出会い」から「ヒロインがPTを抜ける」までの経緯が書かれてることになりますが、4に「捨てられた主人公は」とあるため、「ヒロインが力・金銭的報酬・活躍の場を求めて主人公を見限った」と読み取ることができてしまうためですね。
この1~3はヒロインの描写になっていますが、この内容だと「血の気が多いヒロイン」とか「強欲」「自己中」な印象があり、なんらかの事情があってそうなのだと設定したとしても「目的のためには手段を選ばない行動的なヒロイン」という感じがする。

そして、そのことに対して積極的に行動してる主人公ではなく、あくまでヒロイン主体のストーリーラインなので、主人公は「気にしながらも見守る」くらいの印象になりました。

とりあえず、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
これを表現したいとのことなので、
要点をかいつまんで読者に伝えたい情報を抜き出すと、
a. 強い主人公
b. 主人公は血の気が多いのが欠点
c. ヒロインは主人公を諌めることができる
d. ヒロインは実力・精神ともに成長する
この4つが伝われば良いと思うので、これをストーリーラインに落とし込めば良いのではないでしょうか。
まず、c. の「諌める」だけど、おそらくイメージ内にはあって省略したんだと思うけど、少なくとも提示された内容に「ヒロインが主人公を諌める場面」はありません。
なので、伝わってきていません。

次にd. の「成長」だけど、何をしたらヒロインが成長したと言えるのか、がおそらくフワッとしてると思う。
実力的に強くなれば、戦闘で活躍すれば、そうすりゃ成長してるっぽいかな、という感じがする。
でも「主人公に助けられたヒロインが、今度は仲間たちを助ける」というのは良い展開なので、これを基軸にして「成長」に関しては整形していけば良いと思う。
つまり、9でヒロインが活躍しヒロインのおかげでピンチの乗り越えられたので、では6でヒロインPTがピンチになる展開は「ヒロインが足を引っ張ってピンチになった」みたいにしたほうが良いでしょう。
6は9の展開の真逆の状況にする。
そうすることで、「あのときは失敗したけど、今回は成功させる」という具合に「ピンチを乗り越えられる事」それ自体を成長の証として描写できるためです。
それを、たとえば「強者を前にすると震えが止まらなくて~」みたいな精神的な理由を加えておけば精神面での成長にもなるでしょう。

そして主人公に関するa.とb.ですが……
ヒロイン主体に考えて、かつ提示されたストーリーラインを活かそうと思うと、主人公のほうが難しい。
なぜかと言うと、例えば2~3でヒロインがPTを抜けた理由に「主人公の血の気が多いため、喧嘩別れした」とかってすると、これで主人公の「血の気が多いのが欠点」は上手く描写できるのですが、
ところがこのあとの展開でヒロインはPTに戻ってきてしまうので、つまり「喧嘩は主人公の言が正しかった」ということになっちゃう。
ヒロインのほうが頭を下げて戻ってくることになっちゃうので。

そうすると、この主人公の設定b.「血の気が多い欠点」とc.の「諌める」は、主人公の欠点をヒロインが諌めるという形で相性こそ良いのだけど、気にされてる展開3の「ヒロインが出ていく」から「戻ってくる」の展開とはすこぶる相性が悪いと思う。
諌めたヒロインが間違ってましたとPTに戻ってくるわけだから……

考え方を変えて、「ヒロインは成長したことで主人公をも諌められるようになった」としても良いのだけど、ヒロインが成長するのは物語終盤、私の案で言えば「ピンチを乗り越えた」ことで成長するので、すると「ヒロインが主人公を諌める」ことが出来るのはピンチを乗り越えたあとになる。
物語終盤のエピローグで「血の気が多い主人公と、諌めるヒロインの関係」という絵が一枚あれば満足ってんならそれでいいと思うし、「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら問題ないとも思う。

それで、
>金魚の糞みたいになってしまいそうです。
この部分は、おそらく7~8の展開が原因でしょう。
自分でPTを抜けたくせに実力を見せたら尻尾振って戻ってくるんかい、という事じゃないのかな。
でも、これは展開そのままでも書き方でどうにでもなるので、演出に気を使えば良いと思う。
例えば、「ヒロインを助けたあと、主人公たちPTはそのまま最下層まで行き、ヒロインは帰還する選択をせずに主人公たちについていくことにする」とか、ようはコレも金魚のフンだけど「ヒロインが強い意志でそう選択する」ことで金魚のフン感はなくなるかなと。
最初に「目的のためには手段を選ばないヒロインに見える」みたいなこと書いたけど、それをそのまま使ってもいいよね。
例えば、「自分のPTは全滅してしまったので、ヒロインは、見込みがありそうな主人公PTに恥と知りつつも頭を下げて同行させてほしいと申し出る」とか。

例えば。
強いPTの後ろにくっついて、安全圏から動かなくなったモンスターの素材を剥ぎ取ってる人。って言うと、これって金魚のフンってかコバンザメって印象だけど、
強いPTは戦闘で忙しいので、代わりに討伐証明の部位を刈り取ってる。って言うと、やってることは同じだけどこっちは「そういう役割」でしょ。
言い方次第。
小説で言うと、演出の仕方次第ってことです。

上記の回答(思うような展開にならないの返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
真逆の印象を得ました。
血の気が多く力を求めるヒロインと、それを気にしながら成長を見守る主人公。という感じ。

主人公の凶暴性は普段の態度には現れず、鉄血のオルフェンズの三日月オーガスやキノの旅のキノの様に「危険を察知したらトリガーが働いて相手を過剰なまでに害する」感じで、普段の態度はむしろ物静かで礼儀正しく感じるので多分1章時点ではそんな印象を抱かないかもしれないですね。ヒロインも物語開始時点では「これから一旗揚げるぞ!」と意気込んでいます。

ヒロインの離脱については
また冒険者になったばかりで経験が少なく自分で判断することが難しかった、主人公と組み始めて日も浅くPTを組んでいるという事の重要性を自覚していなかった、その上で人数も多く、戦果も多いPTに半ば言いくるめられる形で誘われたという「ヒロインの経験不足・ちゃんとした先達がいなかった事による失敗」を出したかったのです。正直この辺りはは元々昔ネトゲやってた時の経験を元に思いついたざまぁ展開で雑に入れた感じのある展開なのですが、やるなら最初期にやっとかないと、強い主人公を散々描写してからこのエピソードをやってもこのPTがただの道化にしかならなくなるな、と思って第1章に入れました。
あと、PTに入った時から男連中が過度に馴れ馴れしかったり、ヒロインに対して「後ろから適当に撃ってるだけでいいから」と甘やかしていたり、まあ要するに明らかに「女」として見てることが伝わってヒロインがこのPTに疑問を持ち、「やっぱり主人公と組む」事に決める伏線は入れるつもりではあるのですが。

>物語終盤のエピローグで「血の気が多い主人公と、諌めるヒロインの関係」という絵が一枚あれば満足ってんならそれでいいと思うし、「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら問題ないとも思う。

はい、その様な第1章にしたいのですが、下記の問題によってそれが難しい状態にあります。

>自分でPTを抜けたくせに実力を見せたら尻尾振って戻ってくるんかい、という事じゃないのかな。
はい、ここからが致命的な問題なんですが、主人公は潔癖なきらいがあり、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。喧嘩になったら相手を物理的に抵抗できなくなるまで痛めつける様な彼が心からヒロインを許すとは到底思えません。ここでヒロインを特別扱いしてまでPTに加入させる理由がどうしても思いつかない。
ヒロインもそこに(自分の実力が低い事も含めて)負い目を感じており、主人公に対してやたら卑屈になり、役に立とうと気を張ってしまいます。これでは活躍するどころかまるで更なる失敗フラグのようで、ここで躓いています。

最後の「ヒロインが活躍してend」に至っては一応のオチを付けただけで具体的にどう活躍するのかも考えていません。というより一つ前の段階で躓いているので考えられません。それに、ヒロインがちょっと活躍したくらいで主人公がそれに対して感心するとは思えません。

本当はもうちょっと細かいところまで考えて主人公とヒロインを含めた登場人物の設定も含めてプロット版に出すつもりだったのですが、ヒロイン再加入の辺りからプロットすら考えるのが苦しくなり、3か月ほどそこから進んでおらず、ここに相談することにしました。プロット相談や小説批評をここに持ち込む事に対して疑問の声が上がっているところにこのような相談をして申し訳ありません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

映画のロードオブザリングの冒頭を見ていて思ったのですが、話の始めに作中の生活を端的に示すのに必要な要素って何でしょうか?

作品によるでしょうが、
自然、作物、人々(見た目とか価値観)、超能力的なもの(魔法とか)、かなと思ったりもするのですが、確信が出来ません…

あまり何でもかんでも描いても邪魔臭いし、逆に端折ってしまったら伝わらない……気がしますし…

それと、作中生活を上手く伝えてくる作品も教えてもらえると有難いです。二つも質問があって申し訳ないですがよろしくお願いします。

上記の回答(作中の生活を描くとき、必要なことの質問ですの返信)

投稿者 ドラコン : 0

 ドラコンと申します。ご質問の件につき、私見を申し上げます。

 外国や異世界が舞台で、作中の生活を示すのであれば、衣食住の描写は必要でしょう。それを端的に示すのであれば、私は食事の場面を入れます。少なくとも、舞台の文化圏を象徴する食べ物を、セリフか字の文の中に入れます。どんな食事をとっているのかで、その人物の生活水準が分かるかと存じます。

 中華風ファンタジーを書いたときのことです。私が読んだ中華風ファンタジーには肉まんが登場することが多かったので、「中華風世界」を明確にするため、肉まんを出しました。和風世界ならおむすび、西洋風世界ならパンでしょう。

 それに、「住」はまだレンガ造りか木造か、石造りかの別は書きやすいです。しかし、「衣」は素材(綿、絹、ウール、皮などの別)や色はともかく、形は書きづらいすね。絵なら一発で分かるのですが。

 また、魔法が存在する世界であれば、冒頭で派手な攻撃魔法ではなくても、変身や空飛ぶ手紙、空飛ぶじゅうたんやほうきでも出しておいたほうが、「魔法が存在する」ことを明確にできます。実際、中華風ファンタジーを書いたときには、鏡を使った「テレビ電話」を出しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

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投稿日時:

元記事:主人公設定の限度について

どうも、宮代 蓮と申します。
まず質問をご覧いただきありがとうございます。早速ですが、今回質問したいのは「主人公設定の限度について」です。
というのも、現在新人賞に応募するための作品を書いている最中なのですが、どうにも主人公の設定がモヤモヤとしてしまいます。
拙作の主人公の設定は「陰キャ」「コミュ障」「オタク」と三拍子そろった人物なのですが、どうもこの設定に限界を感じます。
かなり現実身のある主人公で攻めたいと思い立ちこういった構想で練り上げたのですが、やはりリアル過ぎる主人公というのは嫌われるでしょうか?

ストーリーが進むにつれて成長していく過程はあり、最後はしっかりと真人間になるのですが、やはり暗い部分の大きい主人公は最初で見切られてしまうのでしょうか?

上記の回答(ちなみに、全ての『愛』は重い?)

投稿者 ごたんだ : 0

最近、チョロインという言葉が流行り、地味にチョロインブームだが…

私から言わせれば最高のチョロインは主人公であり、主人公のチョロさに負けたのだ!

そして、陰キャラが好かれる要素とは、その『チョロ』さなのだ十四松なのだ。

つまり、オタクということはそれにチョロく、それ以外に目が向かないヤバイ状態なのだ…
きっかけはどうあれ、それが広いんに移行する。なんで?

あと、ミステリーは文芸に
向かない

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公設定の限度について

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投稿日時:

元記事:幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

御覧いただきありがとうございます。「小説家になろう」に投稿したくて、タイトルとあらすじを書いてみたのですが
①~⑤のことがタイトルとあらすじで伝わっているのかと疑問に思って質問させていただきました。

①蒼太にとって幼馴染とは魅力のないヒロインであること
②初凪が蒼太に片思いしていること
③初凪と蒼太が同棲する本音は、仲を進展させたいから
④どんな風に二人の仲が進展していくのか分かるか
⑤蒼太が初凪に惚れる(陥落するともいう)こと

タイトル「幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話」

あらすじ
「幼馴染って、負け確定の魅力ないヒロインだよなー!」

 西島蒼太(にしじまそうた)が発したこの言葉は、幼馴染である瀬戸口初凪(せとぐちなぎ)を大いに動揺させた。

 蒼太にとって何気ない発言なのだが、初凪にとっては看過できないものだった。

 焦った初凪はとある秘策を使って、幼馴染の良さを教えるために蒼太と同棲することにした。

 しかし、幼馴染の良さを教えるというのは建前で、初凪は昔からずっと蒼太に対して特別な感情を抱いており──

 こうして始まった二人の同棲生活は、

 夕飯を一緒に買いに行き、家では膝枕をしてもらって、休日はデートに出かけることになる。

  はたして蒼太は幼馴染である初凪と甘々な同棲生活を送ることになるのだが『幼馴染は魅力がない』と言えるのか。(言えない)

 負け確定! 蒼太の約束された敗北への戦いが今始まる──。

上記の回答(幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話の返信)

投稿者 あまくさ : 1

>①~⑤のことがタイトルとあらすじで伝わっているのかと疑問に思って質問させていただきました。

少し伝わりにくいようです。
どういったストーリー展開になりそうかは想像がつきますが、もやっとした感じがします。
理由は蒼太と初凪のどちらが主人公なのかはっきりしないからではないかと。

初凪は幼馴染の蒼太に「幼馴染は魅力がない」と宣言されてしまい、それを覆すために行動を起こすわけですよね。そして、蒼太が陥落して終わると。
そういうことなら、このストーリーは初凪を主人公にした方が分かりやすくなりそうです。初凪にとって、目的、障害、障害を乗り越えるための行動、行動の結果がすべて揃っているからです。

蒼太を主人公にした場合はどうでしょうか?
その場合ストーリーは蒼太の視点で進行します。なので、蒼太が初凪のことをどう思っているかが重要になります。でもタイトルとあらすじから、そこがいまいち見えてきません。

スレ主様に一つ質問。
ストーリーの序盤の段階で、

1)蒼太は初凪のことを好きなのでしょうか?
2)恋愛感情を意識しているのでしょうか?
3)心の底に恋愛感情はあるのだけれど、本人は気がついていない状態なのでしょうか?
4)意識の表でも裏でも、あまり興味をいだいていない状態なのでしょうか?
5)実は「深く関わるのは遠慮したい」というくらいの気持ちなのでしょうか?

推測するところでは、1~3のどれかなんだろうなと思いました。

>「幼馴染って、負け確定の魅力ないヒロインだよなー!」

この言葉はラノベかアニメのヒロイン類型についての一般論を言っただけなのかなと。初凪を指して言った言葉ではないと思うのですが、そこはいいでしょうか?

もし蒼太の本心が4か5で、意識的に初凪との恋愛を拒否する感情があったのであれば、そこを覆そうとアプローチしてくる初凪との戦いという構図になり、ストーリーは成立します。でも、そこまでの構想ではないんじゃないかという気がします。

蒼太の本心が1~3ならば、

>焦った初凪はとある秘策を使って、幼馴染の良さを教えるために蒼太と同棲することにした。

という展開は最初からラッキーな成り行きで、あまり障害らしき要素がありません。序盤早々で陥落してしまってもおかしくない感じがしてしまいます。

あるいは一案として。

蒼太があくまで「幼馴染って、負け確定の魅力ないヒロイン」という持論にこだわり、ゲーム感覚で勝負するつもりで初凪との同棲生活を始めるというノリはあるかもしれません。それだったら、初めはゲームのつもりだったのが、いつのまにか本当の恋愛に変化していくという物語が成立するかもしれません。

まあ、このあたりがスレ主様の狙いに近いのかなと想像したりはするのですが。

仮にそうだったとして、示されたタイトルとあらすじでは少し考えて何となく想像できるというくらいで、少なくともスパっと伝わる感じではないんですね。

例えば『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』なんて、一瞬でわかるっていう感じがビンビンするじゃないですか?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

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