小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

和田慶彦さんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:思うような展開にならないの返信

というか、前提から否定してしまうようだけど、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
真逆の印象を得ました。
血の気が多く力を求めるヒロインと、それを気にしながら成長を見守る主人公。という感じ。
というのも、1~3は「出会い」から「ヒロインがPTを抜ける」までの経緯が書かれてることになりますが、4に「捨てられた主人公は」とあるため、「ヒロインが力・金銭的報酬・活躍の場を求めて主人公を見限った」と読み取ることができてしまうためですね。
この1~3はヒロインの描写になっていますが、この内容だと「血の気が多いヒロイン」とか「強欲」「自己中」な印象があり、なんらかの事情があってそうなのだと設定したとしても「目的のためには手段を選ばない行動的なヒロイン」という感じがする。

そして、そのことに対して積極的に行動してる主人公ではなく、あくまでヒロイン主体のストーリーラインなので、主人公は「気にしながらも見守る」くらいの印象になりました。

とりあえず、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
これを表現したいとのことなので、
要点をかいつまんで読者に伝えたい情報を抜き出すと、
a. 強い主人公
b. 主人公は血の気が多いのが欠点
c. ヒロインは主人公を諌めることができる
d. ヒロインは実力・精神ともに成長する
この4つが伝われば良いと思うので、これをストーリーラインに落とし込めば良いのではないでしょうか。
まず、c. の「諌める」だけど、おそらくイメージ内にはあって省略したんだと思うけど、少なくとも提示された内容に「ヒロインが主人公を諌める場面」はありません。
なので、伝わってきていません。

次にd. の「成長」だけど、何をしたらヒロインが成長したと言えるのか、がおそらくフワッとしてると思う。
実力的に強くなれば、戦闘で活躍すれば、そうすりゃ成長してるっぽいかな、という感じがする。
でも「主人公に助けられたヒロインが、今度は仲間たちを助ける」というのは良い展開なので、これを基軸にして「成長」に関しては整形していけば良いと思う。
つまり、9でヒロインが活躍しヒロインのおかげでピンチの乗り越えられたので、では6でヒロインPTがピンチになる展開は「ヒロインが足を引っ張ってピンチになった」みたいにしたほうが良いでしょう。
6は9の展開の真逆の状況にする。
そうすることで、「あのときは失敗したけど、今回は成功させる」という具合に「ピンチを乗り越えられる事」それ自体を成長の証として描写できるためです。
それを、たとえば「強者を前にすると震えが止まらなくて~」みたいな精神的な理由を加えておけば精神面での成長にもなるでしょう。

そして主人公に関するa.とb.ですが……
ヒロイン主体に考えて、かつ提示されたストーリーラインを活かそうと思うと、主人公のほうが難しい。
なぜかと言うと、例えば2~3でヒロインがPTを抜けた理由に「主人公の血の気が多いため、喧嘩別れした」とかってすると、これで主人公の「血の気が多いのが欠点」は上手く描写できるのですが、
ところがこのあとの展開でヒロインはPTに戻ってきてしまうので、つまり「喧嘩は主人公の言が正しかった」ということになっちゃう。
ヒロインのほうが頭を下げて戻ってくることになっちゃうので。

そうすると、この主人公の設定b.「血の気が多い欠点」とc.の「諌める」は、主人公の欠点をヒロインが諌めるという形で相性こそ良いのだけど、気にされてる展開3の「ヒロインが出ていく」から「戻ってくる」の展開とはすこぶる相性が悪いと思う。
諌めたヒロインが間違ってましたとPTに戻ってくるわけだから……

考え方を変えて、「ヒロインは成長したことで主人公をも諌められるようになった」としても良いのだけど、ヒロインが成長するのは物語終盤、私の案で言えば「ピンチを乗り越えた」ことで成長するので、すると「ヒロインが主人公を諌める」ことが出来るのはピンチを乗り越えたあとになる。
物語終盤のエピローグで「血の気が多い主人公と、諌めるヒロインの関係」という絵が一枚あれば満足ってんならそれでいいと思うし、「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら問題ないとも思う。

それで、
>金魚の糞みたいになってしまいそうです。
この部分は、おそらく7~8の展開が原因でしょう。
自分でPTを抜けたくせに実力を見せたら尻尾振って戻ってくるんかい、という事じゃないのかな。
でも、これは展開そのままでも書き方でどうにでもなるので、演出に気を使えば良いと思う。
例えば、「ヒロインを助けたあと、主人公たちPTはそのまま最下層まで行き、ヒロインは帰還する選択をせずに主人公たちについていくことにする」とか、ようはコレも金魚のフンだけど「ヒロインが強い意志でそう選択する」ことで金魚のフン感はなくなるかなと。
最初に「目的のためには手段を選ばないヒロインに見える」みたいなこと書いたけど、それをそのまま使ってもいいよね。
例えば、「自分のPTは全滅してしまったので、ヒロインは、見込みがありそうな主人公PTに恥と知りつつも頭を下げて同行させてほしいと申し出る」とか。

例えば。
強いPTの後ろにくっついて、安全圏から動かなくなったモンスターの素材を剥ぎ取ってる人。って言うと、これって金魚のフンってかコバンザメって印象だけど、
強いPTは戦闘で忙しいので、代わりに討伐証明の部位を刈り取ってる。って言うと、やってることは同じだけどこっちは「そういう役割」でしょ。
言い方次第。
小説で言うと、演出の仕方次第ってことです。

上記の回答(思うような展開にならないの返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
真逆の印象を得ました。
血の気が多く力を求めるヒロインと、それを気にしながら成長を見守る主人公。という感じ。

主人公の凶暴性は普段の態度には現れず、鉄血のオルフェンズの三日月オーガスやキノの旅のキノの様に「危険を察知したらトリガーが働いて相手を過剰なまでに害する」感じで、普段の態度はむしろ物静かで礼儀正しく感じるので多分1章時点ではそんな印象を抱かないかもしれないですね。ヒロインも物語開始時点では「これから一旗揚げるぞ!」と意気込んでいます。

ヒロインの離脱については
また冒険者になったばかりで経験が少なく自分で判断することが難しかった、主人公と組み始めて日も浅くPTを組んでいるという事の重要性を自覚していなかった、その上で人数も多く、戦果も多いPTに半ば言いくるめられる形で誘われたという「ヒロインの経験不足・ちゃんとした先達がいなかった事による失敗」を出したかったのです。正直この辺りはは元々昔ネトゲやってた時の経験を元に思いついたざまぁ展開で雑に入れた感じのある展開なのですが、やるなら最初期にやっとかないと、強い主人公を散々描写してからこのエピソードをやってもこのPTがただの道化にしかならなくなるな、と思って第1章に入れました。
あと、PTに入った時から男連中が過度に馴れ馴れしかったり、ヒロインに対して「後ろから適当に撃ってるだけでいいから」と甘やかしていたり、まあ要するに明らかに「女」として見てることが伝わってヒロインがこのPTに疑問を持ち、「やっぱり主人公と組む」事に決める伏線は入れるつもりではあるのですが。

>物語終盤のエピローグで「血の気が多い主人公と、諌めるヒロインの関係」という絵が一枚あれば満足ってんならそれでいいと思うし、「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら問題ないとも思う。

はい、その様な第1章にしたいのですが、下記の問題によってそれが難しい状態にあります。

>自分でPTを抜けたくせに実力を見せたら尻尾振って戻ってくるんかい、という事じゃないのかな。
はい、ここからが致命的な問題なんですが、主人公は潔癖なきらいがあり、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。喧嘩になったら相手を物理的に抵抗できなくなるまで痛めつける様な彼が心からヒロインを許すとは到底思えません。ここでヒロインを特別扱いしてまでPTに加入させる理由がどうしても思いつかない。
ヒロインもそこに(自分の実力が低い事も含めて)負い目を感じており、主人公に対してやたら卑屈になり、役に立とうと気を張ってしまいます。これでは活躍するどころかまるで更なる失敗フラグのようで、ここで躓いています。

最後の「ヒロインが活躍してend」に至っては一応のオチを付けただけで具体的にどう活躍するのかも考えていません。というより一つ前の段階で躓いているので考えられません。それに、ヒロインがちょっと活躍したくらいで主人公がそれに対して感心するとは思えません。

本当はもうちょっと細かいところまで考えて主人公とヒロインを含めた登場人物の設定も含めてプロット版に出すつもりだったのですが、ヒロイン再加入の辺りからプロットすら考えるのが苦しくなり、3か月ほどそこから進んでおらず、ここに相談することにしました。プロット相談や小説批評をここに持ち込む事に対して疑問の声が上がっているところにこのような相談をして申し訳ありません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:追記

サタンさんへの返信を拝見して思ったことが一つ。

たぶんスレ主様が躓いている原因は、私の提案のうちの(手前ミソでお恥ずかしいですが)、(2)のAが弱いのだと思います。

(再掲)
A)二人の欠点と長所は、基本的には相性がよい。

これね。私の個人的な見解としては、プロットを組むテクニックとして、御作の構想の場合これが最重要だと思います。

思うに主人公のキャラを尖らせ際立たせることに気を取られすぎていないでしょうか? そのため、スレ主様の中でヒロインが、ただ主人公にとって都合の良い、従属するだけの存在としかイメージされていないのではないかと。

思い当たる点はないでしょうか?

上記の回答(追記の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>スレ主様の中でヒロインが、ただ主人公にとって都合の良い、従属するだけの存在としかイメージされていないのではないかと。

序盤はそうですね。冒険者になる条件を満たす条件を揃えるのも主人公頼み、取柄と言えばかわいい事と優しい事くらい、そこから脱却するのが物語全体のテーマになります。

主人公は規格外に強く、ヒロインへの忠誠心が高くヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラにする予定でした。
むしろ主人公の方がヒロインにとってのドラえもんみたいな都合のいいキャラになるかもしれません。

しかしヒロインは彼がその強大すぎる力を無暗に振るうことを良しとしない。それは自分の損得ではなく、命を奪われる相手や命のやり取りが当たり前に行われる環境に晒されて倫理観がズレてしまった彼自身の事を思っての事です。主人公はそういう所に惹かれてヒロインについていきます。

主人公についていけるくらい自分自身が強くなるのは当然の事として、主人公という強力すぎる駒(しかもこいつは放っておくと自分で考え動く)をどう御するか、彼はいつまで自分の傍に居てくれるのか、と言った悩みを抱えながら精神面で強くなっていく、というのがこの話の目標です。

そして、今の構想ではそういう関係になるのが難しいので、話を大きく変える必要があるのではないかと思った次第です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:思うような展開にならないの返信の返信の返信

>主人公の凶暴性は普段の態度には現れず~
>はい、その様な第1章にしたいのですが、

それ、「諌める」じゃなくて「鎮める・静める」じゃない?
暴力的な主人公に諫言するヒロインにしたい、って考えてるのかと思った。
ようは、主人公が暴走した時のストッパーになれるヒロインです、ってこと?

>ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。
キャラ設定を成立させるために考えすぎて柔軟性がなくなってる人によくある悩みだと感じます。
この時点で「主人公は自分のことしか考えてない」って事がわかるでしょうか?
作者が「主人公はこういうキャラだから」と主人公の事しか考えてないためですね。
3でヒロインに見捨てられたのは、自分が原因だった。と主人公が考えられる展開にしてやれば、その「表面上は許しても~」という感情の矛先は主人公自身になるので、ヒロインに対しては許すも許さないもない。むしろヒロインに許しを請う立場。
そこまで行かなくとも、「自分にも原因があった」と反省できれば一方的にヒロインに悪感情は持たないでしょう。
ヒロインを思いやる気持ち、それが無かったから3で喧嘩別れしたんだ、と反省する心を描写してやれば主人公に関しては解決するのでは。

>最後の「ヒロインが活躍してend」に至っては一応のオチを付けただけで具体的にどう活躍するのかも考えていません。
一応のオチと書かれているけど、良い方向性だと思います。
というのも、
>>「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら
>はい、その様な第1章にしたいのですが
とあるので、要するに「そういう関係性になった」というのがこの話のオチになるため。
だから、そうなると「血の気が多い主人公と、諌める(静める?)ヒロイン」の図をここに持ってこなきゃ。
てことは、「ヒロインの活躍」それ自体はヒロインの成長描写のため必要だし良いと思うけど、そこから一捻りして
「ヒロインが活躍する」「敵を倒せそうになるも一気に形勢逆転しピンチになる」「主人公が暴走して敵を倒す」「その主人公を静めるヒロイン」
とか、端的に見せたい絵をここに作るべきかなと思う。
二人の関係性がまだ正確に伝わってきてないため、この例は適当だけども。

それで少し話は戻って
>ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。
ここだけど、
「金魚のフン」状態よりもむしろ、「そんな風に思ってる主人公がヒロインの言葉を聞いて素直に静まる」という事のほうがおかしいので、「主人公が静まるに足る要素」を何か用意しとくべきかもしれませんね。
例えば「これを言えば主人公が躊躇する何か(トラウマ・性格的弱点など)」とか。
主人公が暴走して大切な人を傷つけたってエピソードがあれば、ヒロインはそれを口にすりゃいい。
で、これは一例でしかないけど、その場合、主人公にとってヒロインは「トラウマ状態から助け出してくれた人」になるので、この時点でようやく「心からヒロインを信頼できると感じる」って展開にできる。
終盤で全て回収できるんじゃないかなと。

上記の回答(思うような展開にならないの返信の返信の返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

再度の返信ありがとうございます

>それ、「諌める」じゃなくて「鎮める・静める」じゃない?
>暴力的な主人公に諫言するヒロインにしたい、って考えてるのかと思った。
>ようは、主人公が暴走した時のストッパーになれるヒロインです、ってこと?
鎮める、って言うのはちょっと違うかなって感じです。
主人公は有事になればヒロインが反応できない速度で事を済ませる上にそんな暴走と言えるような無差別な大暴れをするわけでもないので、主人公が暴力を振るっている最中に鎮めるっていう事が無い(出来ない)です。
ヒロインは事後に「何でいきなり暴れだしたの?」「何でそんな残酷なことができるの?」と問い詰めたり、事前に「できれば穏便に済まして」と釘をさしておくくらいです。話が進めば「あっこれ主人公がキレるな」と察して生するくらいは出来ますが。

>3でヒロインに見捨てられたのは、自分が原因だった。と主人公が考えられる展開にしてやれば~
ヒロインの理由については1の中で色々とそう思わせる理由がありますが、だからと言って主人公が悪いか?といわれれば別にそんなことはないですね。追加で主人公に欠点を持たせたり主人公が過剰に内罰的になると二人とも嫌なキャラになっちゃうからできれば避けたい。
余程のことが無い限り、それやるくらいなら6(今気づいたけど5が無いな)の展開をヒロインが「やっぱりアンタの方がいいわ」と自分から戻って来て、主人公が「でも、俺別のPTに入っちゃったよ」「じゃあ俺の分の報酬を二人で分けようか」と言う様に変更します。いかにも強そうなPTメンバーとその中にあって対等に話す主人公や戦闘中の主人公の活躍を見て、「アンタってもしかしてものすごく強い?」とか言ってそこで初めて主人公が高レベルPTの中でもかなり強いと理解したり。というかそうすれば普通に不快感を和らげられると思うんですけど、どうでしょうか?
ここまで書いてなんでそんな簡単な事を思いつかなかったんだろう、と思い返してみたら、この展開を考えた時に「いいやそんな中途半端は許されない!ヒロインにはちゃんと反省してもらう!」としてヒロインが自分勝手になるように書きすぎたんですね。そして主人公の本当の力を見て自分は馬鹿な選択をした、と後悔させたかった、という、要するにそれで済ますには作者の気が済まなかった、って奴です。

>「主人公が静まるに足る要素」を何か用意しとくべきかもしれませんね。
>例えば「これを言えば主人公が躊躇する何か(トラウマ・性格的弱点など)」とか。
ここはそういう設定やヒロインの能力的なものではなく、あくまで主人公がヒロインの人柄をみて自分の意思で従う様になる、という形にしたいです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:むしろ凛とアーチャーな感じ? 的な……

>主人公は規格外に強く、ヒロインへの忠誠心が高くヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラにする予定でした。
>むしろ主人公の方がヒロインにとってのドラえもんみたいな都合のいいキャラになるかもしれません。

そういう感じなんですね。
私は二人の関係性をもう少し穏やか気味に、強いけれど不器用なところのある主人公と、素質としては賢くて能力もあるけれど、今は未熟さゆえに主人公を理解しきれないヒロインというようにイメージしていました。

で。

ヒロインは、初めは誤解から主人公を軽んじて他のPTを選択するのだけれど、だんだん主人公の真価が分かってきて、よりを戻す。
そんなふうに描けば、別にヒロインの印象を悪くしないで自然な流れが作れるんじゃないのかな、と考えてみたわけです。

ただ、返信を拝見してちょっと違ったかなと思ったのは、予想よりも主人公のキャラが強烈そうなんですね。

>ヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラ

ここね。
かなり物騒なのと、むしろヒロインへ忠誠心を抱いているような感じのところ。
なんだかPTと言うより使い魔とかサーヴァントとか、そんな感じがしたのですが、合っていますか?

それでいて、他の方への返信に、

>主人公は潔癖なきらいがあり、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまうであろうキャラです。喧嘩になったら相手を物理的に抵抗できなくなるまで痛めつける様な彼が心からヒロインを許すとは到底思えません。ここでヒロインを特別扱いしてまでPTに加入させる理由がどうしても思いつかない。

これがどうも結びつきません。

裏切るやつだと断じて心を許さないどころか、真逆にヒロインの命令に盲従して誰々の首を取ってくるとかまでするという。うん、確かに殺伐としたドラえもんという感じですね。

マスターとサーヴァントなら、世界観そのものにそういう関係性が設定されているから簡単なんですけどね。
曲がりなりにも人間と人間だったら、まず主人公の側がどうしてそこまでヒロインに従う感情を持ったのかを重点的に考える必要があると思います。
主人公の心に何かトラウマでもあるのか、もしくはヒロインの側にそれだけ強烈な魅力や包容力があるということなのか。

そういうところから解きほぐして、逆算してプロットを組みなおしてみるのが突破口になるかもしれないと思ったりしました。

……どうも要領を得ない感想で、すみません。

上記の回答(むしろ凛とアーチャーな感じ? 的な……の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

再度の返信、ありがとうございます。
>なんだかPTと言うより使い魔とかサーヴァントとか、そんな感じがしたのですが、合っていますか?
そういう設定的な物は無いですが、主人公はヒロインを自分の上司か、ともすればお姫様かのように認識しています。初期のプロットではなんか街の危機みたいな事件があって、主人公の力を借りるために念願の装備を買う為に貯めていた金をはたいて主人公を雇い、主人公は事件を解決した後も「だって私を雇ったでしょう。期限とか特に設定せずに」と言って仲間になるという展開だったため、それの名残ですね。

>これがどうも結びつきません。
真っ当にそのまま一緒に冒険してれば主人公はヒロインに懐いて勝手に
>ヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラ
になる筈だったんですよ。
それが今回問題にした部分で「あんなに綺麗事を言っていたのに、いざとなったら自分の利益で組んでいた仲間を見限るんだ、ふーん。そうかそうか、君はそういう奴だったんだな」と失望してしまい、ヒロインを表面上は許しても「こいつは裏切るやつだ」と言う認識をしてしまう感じですね。
今回問題にした部分自体は結構面白い展開(と自分では思う)けど、そこから派生する展開が最終的に自分の望むエンディング(今回は主人公がヒロインを実力のたりない初心者ではなくこの人に着いていきたいと思わせる人間だと認める)に行きつきそうにないなあ、という悩みです。
できればそれを払拭するような心意気をヒロインが見せる様な展開にして、「このヒロインは中盤あんな事をしたけど、それを補って余りある魅力がある!」と言う様にしたかったんですけど、それはいくら何でも高望みですかね?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:追記です

サタンさんのほうが「主人公に思いやりの心がなくちゃ」という意見になってますが、私のほうは「ヒロインのほうに思いやりの心がなくちゃ」ですかね。そしてこれはできれば両方あるほうが望ましいと思っています。

私は基本的な人間関係は利害で構築しますが、恋愛や信頼関係はそれを乗り越えた境地を目指します。あと「自分のことしか考えていないキャラクター」って、一種の視点ぶれ状態ともいえることがあって、「その人の立場になったら自身のことしか考えていないってのは、むしろ不自然というか浅い思考で止まっている状態」と思ってもいます。

あとですね、「ヒロインが成長していく話」にドラゴンランスがあるんですけれど、これが見事なまでに「ヒロインだけが成長しすぎて主人公が空気化している」状態になってしまったので、両方が成長するつもりで書いていったほうがいいと思いますよ……。

上記の回答(追記ですの返信)

スレ主 和田慶彦 : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます

ログラインは「ヒロインがロボットを手に入れてすごく強い少年と一緒に冒険する」です
キャッチコピーは「鋼鉄の体を手に入れて、少女は宇宙を旅する」です
はい、これ実はロボット物です。ロボット物と言う時点で拒否反応を示される方がいるかも、と思って「ロボ(の性能)」を「職業」と置き換えました。
今回問題にした部分は「昔(ウインキー時代のスパロボはリアル系優遇だったな」「そういえば昔女友達が『スパロボはやるけどスーパー系は使わない』とか言ってたな」というのを思い出して、近頃流行りのザマア系と掛け合わせて作ったものです。

で、主人公は影が薄いどころか、主人公ですらないですね。最初はヒロインを「女主人公」と書いていたのですが、じゃあこの少年は何なんだ、と思い、少年を「主人公」、少女を「ヒロイン」と呼ぶことにしました。
なので主人公は今のところ最終目的とかありませんね。
ただ、主人公が空気になる事はないと思います。あさくさ様にも評された通り、かなり強烈なキャラクターをしているので。ヒロインが成長しても、それを上回る速度で主人公が成長するので実力だけなら主人公>ヒロインと言う図式は変わりません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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元記事:あらすじについて

2つあらすじを作りました。
全くジャンルも内容も違う話なのですが、「主人公の記憶が無い」「高校生」「ファンタジー要素有り」という点は共通です。長めの話を作ろうと思っているのですがどちらが面白そうですか?

①主人公は冴えない地味なごく普通の高校生。それなりに友人もいて、気になる人もいて楽しい高校生活を送っていた。しかし主人公の18歳の誕生日になると突然、周りの友人達が自分達には前世からの繋がりがあり今後何かがこの学校で起こると言い出す。
全く身に覚えの無い主人公だったが幼馴染の1人が実際に校内で謎の不審死を遂げ、断片的に記憶が蘇りだす。蘇った記憶の過程で自分の婚約者と黒幕が同じ高校にいることが分かる。しかし顔も名前も全く違う現世。一体誰が黒幕なのか、婚約者なのか?なぜ幼馴染は殺されないといけなかったのか?現世にまで持ち越された黒幕の野望とは?前世では何があったのか?
ファンタジーとミステリー系です。

②主人公は元・魔法少女。小学4年生〜中学3年生までの5年間活動し世界を救ったこともある実力者。しかし魔力は新しい若い子達に引き継がれ、今ではただの普通の地味な高校生。おまけに世界を救う代償として何か「1番大切だったもの」の記憶が抜け落ちているという。学生時代から必死に独りで戦ってきたせいで友人もいなければ何か熱中できるような趣味も無い。部活も何を頑張れば良いのか分からず結局帰宅部のまま。しかしとある同級生と出会い、生活は音を立てて変わっていく。失った代償とは何だったのか。それを知った時、主人公はどうするのか。ヒューマンドラマに近い作品にしようと思っています。

これは混ぜるのではなく2つの案です。
両方書くのは時間的に難しいのでどちらかで書こうかなと思っています。

上記の回答(あらすじについての返信)

投稿者 t : 1

こんにちは、
①はゴールが分かりやすいのと、18歳の誕生日(人生の岐路という意味)から事件が始まるのが良いですね。
②は、魔力は新しい若い子達に引き継がれ(アンチヒーローとしても展開できる)と、ヒューマンドラマにする試みが良いですね。
どちらが面白そうかでいえば物語の終わり、ゴールが何となく分かる、①です。

どちらかといえば楽しんで書ける方を選び、それが難しい時は文字が浮かんでくる方を選んで、それが難しい時は、完結できそうな方を選ぶといいんじゃないかと思います。
応援しています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: あらすじについて

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投稿日時:

元記事:設定や構想が既存のものと似通ってしまう

どうも、リームと申します。
こちらの掲示板は初めてです。よろしくお願いいたします。

現在、「異世界転生」ものに初めて挑戦しようとプロットを組んでいるのですが、主人公が「誰が」「何のために」「どうやって」転生させたのかを練っているのですが、その時点で既存の設定と似通ってしまいます。

最初は「神様的なの出して、単なる気まぐれで」だと明らかに面白みに欠けるので、現実世界で一度死亡したのちに、ヒロイン枠の召喚士に召喚されるという設定で考えました。
また、「主人公以外にも転生者がいれば面白そう」「元々のジャンルの異能力バトル要素も足してみよう」「転生したタイミングで何かしらの能力が付与されたことにしよう」と色々浮かんで組み込んではみたのですが、結果出来上がったのが

・異世界での異能力バトル
・召喚された転生者数人と召喚士である異世界人1人のチーム制
・それぞれの陣営の存亡をかけた戦いを描く
・バトルも重視するが、主人公と召喚士や同じ転生者同士のコミュニケーションを中心にしよう
・個人の才能や適性、周囲の期待などの葛藤がテーマ

というもので、見直してみると「これFateやん、あと金色のガッシュやん。舞台と立場入れ替えただけやん」と超有名どころの二番煎じが出来上がりました。

と、こんな感じに何か自分なりにオリジナリティのある設定を考えてはみるのですが、結局は有名どころの二番煎じか、超王道悪く言えば陳腐なものができあがってしまいます。

既存と既存を組み合わせるとオリジナルが生まれるみたいなことを聞いたことはありますが、その既存が強すぎて全然オリジナリティがないという……。
こういう独創的な発想というのは、どうすれば身についていくのでしょうか。

まだまだ質問があるのですが、まずはこちらから質問します。
よろしくお願いします。

上記の回答(設定や構想が既存のものと似通ってしまうの返信)

投稿者 サタン : 1

その主人公が現代人でなくFateよろしく歴史上の人物であるなら、それは漫画「ドリフターズ」と言ったほうが良いでしょう。
要約すると時代を問わず異世界に呼び出された偉人たちが二つの陣営にわかれて戦う、みたいな内容の漫画です。
多分「なんだ、構想してたの既にあるやん」と思うんじゃないかと思うんですが、そうではなく。
「それでも良いんだ、これで問題ないやん」と考えましょう。
ちなみに、Fateとドリフターズは設定面では舞台が異世界か現代かバトルロイヤル方式かどうかというだけで、偉人をテーマにバトルものしてる事については変わりません。しかし差別化できるほどそれぞれ個性的で、「似てると言われりゃ似てるかもしれんが、別物でしょ」と思います。

確かに、モノによってはちょっと内容を聞いただけでパクリ元がわかるくらいの作品もありますが、御作の場合どちらかと言うとドリフターズの名が先に出てくるでしょうし、Fateと似てるなんて微塵も感じませんでした。たぶん主人公は偉人ではないだろうし。
作者が似てると思ってるだけ、ということはよくあります。

次にオリジナリティについてですが、生み出すことが出来なかった場合、見つけ出しましょう。
例えば「異世界で異能バトル」という時点で個性があるんじゃないでしょうか?
異世界と言えばファンタジー、剣と魔法という先入観があるところに、魔法ではない能力の戦いですから。
チート能力というのはよくありますが、よくよく考えるとこのチート能力ってサポート系なのが多くて、そのチート能力で直接的に戦闘してる作品はあんまり無いんじゃないかなと思う。
すると「異世界で異能バトル」が個性なので、これを全面に押し出す設定・展開・演出になり、作品の方向性が見えてきます。
「読者に何を見せるか」を意識すると、自分の作品のオリジナリティを発見しやすいです。

世の中、似たような設定の物語はラノベ漫画問わず腐るほどあるでしょう。偉人をテーマにしたバトルものだけでもざっとFate、ドリフターズ、シャーマンキング、文豪ストレイドッグス、もろもろあります。
「設定」は似てても良いんです。それで問題ないです。
その設定で何をするか、が似てるとパクリと言われます。
だいたい、10年くらい前の流行は「異世界・魔界など現世以外の場所からヒロインがやってくる」という設定で、今は「現代主人公が異世界へ転移・転生する」という設定で、流行自体が「立場を入れ替えただけのもの」です。
ちなみに更に10年前になるとやはり「異世界へ旅立つ」が流行ってたので、そもそも「立場を入れ替える・逆のことをする」というのは物創りにおいて基本です。
設定の時点で似てると思ってしまうというのは、自分の好きなものを設定にしたら自分の好きな作品を連想してしまった、というだけの話です。
それをそのイメージのまま書けばそりゃ既存作と似てくるでしょうが、ここで問題なのはイメージのほう、つまり展開、内容、やってる事、なので、設定は問題ではありません。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 設定や構想が既存のものと似通ってしまう

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元記事:主人公に愛嬌をもたせる方法

知り合いに書いた小説を読んでもらったところ「主人公(男)に隙がなさすぎて可愛げがなく、好感が持てない」と指摘されました
しかし、自分ではできる限り憎めないキャラとして書いたつもりだったので少し驚きました
メインヒロインに対して一途で誠実なところを書いたつもりです
また、気が弱いという弱点も設定し、性格も突飛にはなりすぎないように注意しました
それなのに好感が持てないと言われてしまったので、どうしたものかと頭を悩ませている状態です
そこで申し訳ないんですが、自分の主人公を憎めないキャラクターにできるようアイディアを貸してください
よろしくおねがいします

上記の回答(主人公に愛嬌をもたせる方法の返信)

投稿者 大野知人 : 4 人気回答!

ええと、申し訳ないんだけど。
『ストーリーも、キャラクターもほとんど見えないので何とも言えない』というのが正直なところです。

キャラに愛嬌を持たせる、と言うなら。
『○○が苦手』(モノ・行動問わず)
『やや性格に難がある・意地っ張り』(偏屈にならないように気を付けること)
『ジョークを言わせる』(ストーリーによっては不謹慎になることもある)
『何かに偏愛を見せる』(ヒロイン以外。ただし、あからさまに変態押しの作品ではないなら、対象には少し気を付けること)
『外見・行動に癖がある』(外見はアホ毛とか、行動は口癖でも可)
『総じて好き嫌いがはっきりしていること』(『偏愛』『苦手』とは別に、何気ない部分でもある程度『我』を見せること)

と、いくつか上げてはみましたが『作品や元キャラによっては迷走しているように見える』ことも多いので、気を付けてください。

それから、『こだわり』なら変えろと言わないのですが『弱気』『誠実』なキャラクターは正直見ていて面白くないです。
リアルで好まれる人格が創作中で好まれるわけではない、という話の好例なのですが
『気弱』は主張が弱くてキャラが立っていないように見えるし
『誠実』は良いことですが、その『誠実さ』をあえて揺るがすようなストーリーにしないと面白いキャラにならないのでお勧めされないと言われることもあります。

どちらかひとつなら良いのですが、『気弱』で『誠実』は話の構成にもよりますが『難があるキャラクター』と言わざるを言えません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公に愛嬌をもたせる方法

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