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主人公に愛嬌をもたせる方法 (No: 1)
スレ主 キャッチャーミット 投稿日時:
知り合いに書いた小説を読んでもらったところ「主人公(男)に隙がなさすぎて可愛げがなく、好感が持てない」と指摘されました
しかし、自分ではできる限り憎めないキャラとして書いたつもりだったので少し驚きました
メインヒロインに対して一途で誠実なところを書いたつもりです
また、気が弱いという弱点も設定し、性格も突飛にはなりすぎないように注意しました
それなのに好感が持てないと言われてしまったので、どうしたものかと頭を悩ませている状態です
そこで申し訳ないんですが、自分の主人公を憎めないキャラクターにできるようアイディアを貸してください
よろしくおねがいします
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!人気回答!主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 2)
投稿日時:
ええと、申し訳ないんだけど。
『ストーリーも、キャラクターもほとんど見えないので何とも言えない』というのが正直なところです。
キャラに愛嬌を持たせる、と言うなら。
『○○が苦手』(モノ・行動問わず)
『やや性格に難がある・意地っ張り』(偏屈にならないように気を付けること)
『ジョークを言わせる』(ストーリーによっては不謹慎になることもある)
『何かに偏愛を見せる』(ヒロイン以外。ただし、あからさまに変態押しの作品ではないなら、対象には少し気を付けること)
『外見・行動に癖がある』(外見はアホ毛とか、行動は口癖でも可)
『総じて好き嫌いがはっきりしていること』(『偏愛』『苦手』とは別に、何気ない部分でもある程度『我』を見せること)
と、いくつか上げてはみましたが『作品や元キャラによっては迷走しているように見える』ことも多いので、気を付けてください。
それから、『こだわり』なら変えろと言わないのですが『弱気』『誠実』なキャラクターは正直見ていて面白くないです。
リアルで好まれる人格が創作中で好まれるわけではない、という話の好例なのですが
『気弱』は主張が弱くてキャラが立っていないように見えるし
『誠実』は良いことですが、その『誠実さ』をあえて揺るがすようなストーリーにしないと面白いキャラにならないのでお勧めされないと言われることもあります。
どちらかひとつなら良いのですが、『気弱』で『誠実』は話の構成にもよりますが『難があるキャラクター』と言わざるを言えません。
主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 3)
投稿日時:
ぶっちゃけ読まなきゃわからないと思う。
何にでも当てはまるような回答をすると「弱点を作るべき」というものになりますが、それは既に設定したと書かれている。
でも、その弱点である「気が弱い」をちゃんと書けているのか? という事は読まなければわからないし、主人公のキャラクターに対して効果的な設定か? ということもわからない。
この「弱点」について少し掘り下げると、
なぜ弱点を作るべきかというと、人間は相手の弱い部分を見つけるとホッとするところがあるためです。例えば完璧超人な人物でも弱点を見つけると人間味を感じてしまう。
この人間味を作り出すために弱点というのは有効な手段だ、という事ですね。
なので、人間味が出せるのであれば文字通りの「弱い部分」である必要はないし、逆に人間味が出せないのであればいくら「弱点」を設定しても機能してないって事になります。
例えば才色兼備で運動神経も良く戦闘も一流で性格がキツめな女性がいるとして、こんな彼女に人間味をもたせるのであれば「大事なところで大ぽかをする」というドジな一面を持たせてやると一気に親しみやすくなる。
でも、例えばこんな女性の弱点として「男性と付き合ったことがなく苦手」という設定を用意したところで、あんまり上手くは機能しない。
才色兼備で運動神経が良く戦闘も一流で性格がキツめな女性という設定において「男性が苦手」って演出は効果的になる場面が少ないと思うためです。
やるなら、「そんな女性が結婚相手を探すために頑張る」とか「そんな女性との恋愛」といったシナリオなど、弱点の設定に偏った内容を用意しなけりゃ光らない。
一方で「大事なところでポカをする」というドジ設定だと、戦闘面でいざってときに罠が不発だったとか、大事な日に限って寝坊したとか、それを持ち前の優秀な能力と性格で必死に取り繕うという感じで、割とどこでもキャラを出せるしキャラクター性に対してドジ設定は相乗効果で多くの演出が出来る。
これは悪役に対しても同じで、なんか憎めない悪役や人気のある敵役など、
例えば小物の悪党であれば悪さをする前に間抜けな形で悪事がバレたり、あるいは人体実験の被験者として少女を拾ったと言い張る敵役だけどその少女はすくすくと成長して敵役の助手として優秀になっていたり。
人間味さえ出れば「弱点」である必要はなく、それはキャラクターの設定に対して効果的だろうか、というところで良し悪しがあるとは思う。
まあ、わかりやすい古典で言えば「不良が雨の日に捨て猫を拾う」というアレですね。
別に不良にとってその優しさは弱点ではないけど、そういう場面があることでただの不良ではないんだという人間味が生まれるわけですね。
ほんで、この人間味ってのも抽象的な表現で、例こそいくつか挙げたけど、具体的になんやねん、というと。
それについてはご友人が既に答えているでしょう。
つまり、
>主人公(男)に隙がなさすぎて可愛げがなく、好感が持てない
「隙」を作りましょう、ということではないかなと。
「気が弱い」は隙になってないか、隙として機能していない。キャラクター設定や物語のシナリオに対して隙を見せるような設定ではないのでしょう。
具体的にどんなものが良いのかは、キャラ設定や物語を知らないと例としても上げにくいので答えられませんが、
まあ、逆算して「気が弱い」に対してどんなキャラや物語が良いかと考えると、王道なら「最強か万能に近い力を持ってる尊大な性格の主人公」が「ひょんな事から学園へ通うことになり、友達という名の部下を作って新たな魔王軍を作ろうとする話」てな感じでしょうかね。
キーになってるのが「気が弱い」という事なので、「気が弱かったら台無しだよな」って性格の一例で、話は「気が弱かったら障害が多くて大変だろうな」という内容の一例を挙げたつもりです。
この例は別に「こうした方が良い」という例じゃなくて、「弱点」についての考え方の例です。
「気が弱かったら台無しだよな」って性格が良い。つまり「弱点」は性格や能力などキャラクターの記号となる部分に対して「台無し」になるものが理想的。
美人で頭もいい完璧な美少女、だけど致命的なところでポカする間抜け。台無しじゃん?
だから、言い換えると「この主人公の生い立ち的に気が弱い設定が合いそうだ」というような決め方をすると、それはおそらく弱点として機能しないでしょう。合わないもののほうが隙を生みやすいし人間味を出しやすいし、演出として機能しやすいので。
主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 4)
投稿日時:
せっかく知り合いの方に読んでもらったのなら、その人にもう少し詳しく真意を訪ねる方が有益なんじゃないかという気もします。
それと、一般論としてキャラに愛嬌を持たせる方法についてはすでに他の方から行き届いた解説がされているので、私から付け加えることも思いつきません。
ただ察するところ、スレ主様としては主人公に好感が持てないと言われたことに納得がいかず、もやっとした思いをかかえて質問にこられたご様子ですね。
なので、知り合いの方とどこで食い違たのかについて考えてみました。
>メインヒロインに対して一途で誠実なところを書いたつもりです
>また、気が弱いという弱点も設定し、性格も突飛にはなりすぎないように注意しました
一途で誠実。これは確かに好感ポイントの一つたりうるとは思います。しかし一口に好感と言ってもいろいろな種類があると思うんですね。誠実であるという性格は、「愛嬌」「憎めない」「可愛げがある」という感じがしますか?
一途で誠実。そして気が弱いというキャラなら、私がぱっと思い出したのはエヴァの碇シンジくんだったりします。
あのキャラは、まあ、いいヤツではあるから好感は持てます。リラックスしているときの笑顔もけっこう魅力的で、けして暗くはないんですけどね。しかし、内向的すぎてじれったいじゃないですか。
>自分ではできる限り憎めないキャラとして書いたつもりだったので
憎めないというのは、憎たらしくないという意味じゃないですよ。少しヤンチャなところがあるのに、なぜか許せてしまう。そんな人間を「憎めないやつ」と言います。
>隙がなさすぎて可愛げがなく、
この「隙がない」という指摘についてはどう思われますか? ご自分の主人公を振り返って、「そう言えば、そんなところはあるかもしれない」と思い当たるところがありますか?
誠実で隙がないという性格は、ちょっとけむたいというか、気楽に付き合いにくい感じがしないでしょうか? ヘタなことを言うとつっこまれそうみたいな。信頼はできるかもしれないけれど、遊び友達には向かなそうです。
エンタメ作品で人気の出るキャラは、憧れの対象か、気心の知れた友達のように一緒にいると楽しいと感じさせるかの二択ではないかと思います。あと一つあるとしたら、同情かな。
誠実で隙がなく気が弱いというのは、この三つのどれにも当てはまらない気がしませんか?
スレ主様の主人公は、ちょっと気真面目すぎるか、慎重すぎるのか、ひょっとすると感情の起伏が薄いところがあったりはしないでしょうか?
そういうキャラって、あまり好感はもたれないのが普通ですよ。
あくまで少ない情報からの推測なので、ぜんぜん見当はずれなことを言っていたらご容赦をください。
主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 5)
投稿日時:
こんにちは
読んでみないと分からないのですが。
率直にその主人公は作中で何十万人に一人、何百何千万人に一人の割合になっているといったことを考えてありますか。
どこにでもいる平凡な人間今なら(気が弱いという弱点も設定し、性格も突飛にはなりすぎない)、を主人公にしてもだいたいの物語にいえることですが。
読者は読みたいと思ってくれないですし内容も盛り上がりません。
そういったものの表現が向いているのは、どちらかといえば文学や一般小説よりです。
分かりやすい例でいえば。
週刊少年漫画を想像してもらえると助かるのですが。
(気が弱いという弱点も設定し、性格も突飛にはなりすぎない)のような主人公を探す方が苦労します。
読者が好感を持つかは好みによるとしかいえません。
少々アクが強くても個性的で、主人公のことを嫌いになる読者がいるくらいの方が、主人公らしくなります。
もう忘れてしまいましたが。
ハガレンの作者さんが主人公は友達を絶対に裏切らないことと、後何かを条件にあげていたのですが。まぁ抑えるべきポイントはしっかりおさえて今なら。
メインヒロインに対して一途で誠実なところ、でしょうか。
それ以外のところでは個性を強くしてみるのもいいのではないかと思います。
主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 6)
投稿日時:
私も実際に読んでみないと、具体的な話はしにくいですね。
なので、あくまで経験や推測の話になってしまい、的外れになってしまう恐れがありますが、意見を述べたいと思います。
まず、批評や感想についてですが、
対象読者ではない方に読んでいただいたときに、「これのどこが面白いのか分からない」「キャラが好きじゃない」って言われても仕方がないんですよね。
消極的なキャラに共感する人がいれば、「イライラする」って共感できない人もいます。
だから、感想を参考にして作品を直すなら、一人だけの感想ではなく、いろんな人に読んでもらったほうがいいと思いました。
ただ、みんなが指摘するようなあからさまな欠点は、磨きようによっては武器になるみたいなので、一概にそれがダメっていうのも言いづらいです。
あと、私の創作の考えですが、主人公が親切心で活躍して難題を解決したり、狙ったわけではないけど主人公が何かしたおかげで他のキャラに好意を抱かれたりすると、読み手は魅力を感じやすいと思います。なので、これができていると、キャラが好きじゃないって言われにくいと思いました。
そういった点で指摘された部分を推測してみると、
もしかしたら、「性格も突飛にならないように」って配慮したため、キャラが地味になり、気が弱い設定もあって活躍が少なっているのかもしれませんし、
好意で近づいて(裏心で)彼女に何かして相手の好感を上げているように見えるから、隙がないように見えてしまったのかもしれません。
そういった演出で、裏目に出ている可能性があるかもしれないと思いました。
この推測が何か参考になれば幸いですが、合わなかったり的外れだったら流してくださいね。
ではでは、失礼しました。
主人公に愛嬌をもたせる方法の返信 (No: 7)
投稿日時:
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
そうですよね、読まずにアドバイスというのはなかなか難しいですよね、すみませんでした
それでも、親切に説明していただきありがとうございます
とりあえず、まずは知り合いにあらためて話を聞いてみます
それからみなさんのアドバイスを参考に、主人公を改良していければと思います
今回は本当にありがとうございました