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元記事:魔法が使えない理由付け

はじめまして。初めてこのサイトに質問を投稿します。
私は小説家になろうに作品を投稿しています。異世界転移系の長編です。
その作品について、皆さんの知恵を借りたいです。

主人公が転移する異世界には魔術があり、才能を持つ限られた人のみが魔術を使えます。
魔術の属性は、無、火、水、風、土、光、闇の7種類。主人公は、全属性の魔術を使える才能を神様から貰っていますが、最初は魔法をうまく使えず、絶体絶命のピンチになって初めて魔術を使えるようになる、という展開にしたいです。
しかし、ピンチの場面で初めて魔術の才能が開花した理由付けに悩んでいます。
説得力のある理由付けにできるように、皆さんのご意見を聞きたいです。
よろしくお願いします。

上記の回答(魔法が使えない理由付けの返信)

投稿者 ハイ : 2 投稿日時:

はじめまして。
私の方からは、少し別角度からも意見を提供出来るように書かせていただきました。
お役に立ちましたら幸いです。

ではまず、最初に。

>説得力のある理由付けにできるように、皆さんのご意見を聞きたいです。
よろしくお願いします。

●このように『説得力のある理由付けにできるように』、とありますが、より実践的なお話を考えるのであれば『読者が面白いと感じるような』理由付の方がよろしいです。
なぜかと言いますと、お話の面白さは発想、ネタだし、アイディアの時点で概ね決まってしまうからです。
(例 アンパンマンとか、ゴム人間の海賊であるとか)
そして、こういった方向性というのは、書き終えてからつまらないと感じた場合に修正するのが非常に困難です。そもそも要素自体が面白くないわけですから、書き直す場合、大幅な変更を余儀なくされます。
最悪、全直しですね。

反対に。
納得感はあとから修正するのがそれほど難しくありません。
伏線を張る、説明を入れる、不足していたシーンを足す、あるいはセリフを足す、など対策はいくらでもあります。
(注意 ただし、すでに致命的に説得力のない展開や設定を残したまま投稿してしまった場合は取り返しがつかない場合もありえます)

また、納得がいくかどうかだけでは発想が縮こまってしまう、という問題点もあるので、まずは発想を狭めずに面白いかどうかで考えてみるのが良ろしいかと思います。
多少荒唐無稽でも、あとから説得力を出す方法を出せば良いわけですから、そのように考えられたらより発想しやすく、楽しく空想出来るのではないでしょうか。
個人的には、食べただけで〜人間になる悪魔の実というのはすごく荒唐無稽だけど面白い発想ですし、転生系におけるスキルみたいなものも面白さの幅を大きく広げたと思っています。

次に、気になった点ですが。

>初めて魔術の才能が開花した理由

●揚げ足をとるような話になりますが、ちょっと『才能が開花する理由』というものにこだわりすぎているように感じました。

おそらくは、そういう方向性で話を進めたいと思っていらっしゃるので、やや話が変わってくると思うのですが。
私の場合、あくまで『使えなかった魔法が使えるようになった理由』を考えさせていただきました。

これ、どう違うかといいますと。
前者が『主人公の内的要因』に限定されている(ように思える)のに対して、後者はそこにこだわらず、原因に関して『外的要因も含めて』考えている、という点が異なります。

もう少し砕いて説明しますと。
『内的要因』とはつまり、主人公自身に問題があるケース。
『外的要因』は、主人公以外に原因があるケース、です。

何故こうして区別して、話を広げたかと言いますと、最初の話に戻りまして『面白くなるかどうか』で発想を広げてみたからです。

そう言った個人的な理由もあるので、提示された条件をやや無視していますが、ざっと考えてみたものを並べてみますと。

『内的要因』で考えるなら、

1 心理的理由・魔術で人を傷つけてしまい、以後魔術が使えなくなったとか。
あるいは転移系だから、来た当初にひどい目にあって魔術を使うことを恐怖しているとか。
もしくは、魔術の暴走で自滅した人を目にしたトラウマがあるとか(異世界最初の恩人とかだとより良いかも)。
この場合解決手段は、恐怖を上回る気持ちの発露、などですね。

2 異世界転移系だから、そもそも魔術を使う、という感覚が身についていない。
すでにいくつか意見として上がっていますが、〜が出来るようになる、というのは結構経験や感覚の蓄積が大事です。
解決手段としては、ピンチ下でようやく実を結んだ、とかでしょうか。

3 主人公の体質的理由・才能はあるけど魔力がない、とかで人から供給されないと使えない、とかだとヒロインとの親和性が高くなってよりラノベ的になるかと。他、病気や怪我などの障害、って設定も。
この場合だと、解決手段はヒロインの手を握っていた、とかで魔力が供給された、とか。

4 主人公の行い的理由 世界観ガン無視になるかもですが、日頃の行いの良し悪しで精霊とかマナとかの魔法要因に好かれすぎているとか、嫌われているとかで使えない、とかもありかなと。
解決手段としては、必死さが精霊やマナに伝わった、など。

次に『外的要因』で考えますと。

1 制限系 
 やや内的要因の3とかぶりますが、7つ使えるがゆえに最初から神様? か何かがハンデや制限をかけた、とか。幼女戦記とかの場合だと、確か神に等しい存在Xに制限を受けていたはず。〜をしなければ使えない、〜の犠牲を払う必要がある、など。
ピンチ下での解決手段は、そのままですね。

2 封印系
 転移系であって転生系じゃないですけど、例えば親が子の宿命を心配して封印を施したケース。あるいは、師匠が才能を見抜きつつも、まだ実践は危険だからと密かに封印を施して使えないようにしていたケース。
あるいは、ラノベらしく親しくなった女の子からのプレゼントが密かに封印具で、それを身に着けていたために使えなかったケースとか(この場合女の子にそうするように脅されていた背景とかあると展開させやすい)。
もしくは、クラスメイトとかの嫌がらせで封印されたんだけど、ピンチの時に封印をぶち破って魔術とか使うケースだと、俺ツエー系の話にしやすいですね(主人公が最後まで封印そのものに気づかない、とかだと尚良)。
他、解決手段として。
ピンチ下で師匠が封印を解く、怒りで封印を破る、など。

3 陰謀系
 封印系とややかぶりますが、主人公の才能は認めるところだけど、何らかの理由で主人公に魔術を使われると困る勢力や個人が妨害していた、とかだと話に深みを出しやすいかと。そもそも使えないような方法を教えていたとかで。
解決手段としては。
使えないように教えていたのになぜか使えた、とかだとコメディちっくな俺ツエー系に。
あるいはヒロインとかに正しい方法を教えられるような方向だと、より陰謀的でシリアスな展開を広げやすいですね。じゃあ何故〜さんは間違った方法を教えたのか、とか。間違った方法を続けると死ぬ、とかだとよりシリアスに出来そうです。

とりあえず、私からはこんなところでしょうか。
まだ色々と思いつきそうですが、まあこんなところにしておきます。

では、お役に立ちましたら幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 魔法が使えない理由付け

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 ハイ : 1 投稿日時:

うーん、タイトルの内容についていろいろ考えていて、否定する方向で論じてみようと思ったんですが、上手くいきませんでした。

>陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

これですね。
これ、掌編でも少し触れたので「それは違います」と言い切ろうと思ったんですが、色々考えてみるとなるほどここで迷ったのかな、というのが私の中にも浮かんできたのでちょっと書いてみます。

まず、陰キャというものについて自分自身誤解している可能性を考えてちょっと調べてみましたが、やはり陽キャ陰キャについて上位互換であるような記述はなく、スクールカーストとセットで語られることが多い相対評価……って感じで、概ね自分の理解と齟齬はないようでした。

ってことで、それは違うのでは、という方向で考えていたんですが……引っかかりを覚えたのがスクールカーストを猿山に置き換えて考えていたときです。
実際に猿山のトップに立つのって、優れた猿なんですよね。
となれば、陽キャは優れていて、陰キャは劣っている……確かにな、と思ってしまったわけで。
でも、実際に違うという気持ちもあったわけで。何が問題なのかと俯瞰してみましたが、おそらくはどの枠組みで見ているかが問題なんだと思うんですね。

スクールカースト=猿山=「クラスという小集団としてみた場合」、人心掌握術や気の強さ、力の強さ、体の大きさ、などなど。そのクラスごとの発言力の基準というものがあって。
そのクラス単位の枠組みで見ると、より上位のカーストに登っていく=陽キャ化する、というのは確かに成長と言えるかと思うんですね。

ただここで問題なのは、別の枠組み……「一個の人間的な実力や性質」の枠組みで見た場合、それは成長と言えるのか、ということです。
例えば割とあると思うんですが、勉強やスポーツが出来るわけじゃないけど、話が上手くて明るい性格のムードメーカーってのがカースト最上位よりちょっとしたあたりにいたりしますが、元々全く性格的に違う人間がそうなるってのは考えにくいですし、成長じゃないですよね? それって、変貌とか変質とか、正常じゃない成長だと思うんですよね。
あと、陽キャにも色々あって、必ずしも人間的に優秀でない……というか、割と無能な人間が陽キャカテゴリに入るであろう場合もあるわけで。
えーと、アニメSIROBAKOのソフトモヒカンとか、月刊少女野崎くんの前野さんとか?(どっちもスクールじゃないですけど)
そんなわけで、言葉の上では必ずしも陽キャになるのは成長とは呼べない、なんてケースにもありえますね。

そんな感じに、陰キャと陽キャの意味合いにおいて二つ以上の価値基準(クラスカーストカテゴリと、人間的な意味合いカテゴリ他)を混同、あるいは同一視してしまったために迷われたのではないでしょうか?
そう考えると、回答としては「条件付きで正解」とか、「どちらとも言えない」とか、「どの側面で見るかによる」、という答えになるかと。
そのように思いました。

ただ、一個だけどちらのカテゴリにおいても陽キャになることが利点、または成長と言えるであろう点を挙げますと、「行動力」ですかね。
「前向き」とかでも良いですけど、陰キャはとにかくなにかにつけて行動しない。口だけだったり、頭の中だけで完結している……そんな傾向が強い気が(そうでない人はごめんなさい)。
で、行動しないから失敗しないんだけど、成功もしないって感じが強くて、その点においては明らかに陽キャに軍配が上がる……と思ってます。
このあたりは私の体験も含めてそうですね。
(私自身が二型陰キャですけども)
なので陰キャはあえて陽キャになる必要はないですし、なってみても凄い疲れますが、行動力だけは見習って損はないですし、得るものは多いかと。

つまりは、陰キャは陰キャやってるときが一番落ち着きます(ホントに)w でもそれだけじゃ得られないものは確実にある、って感じですね。

ちなみに。
既出ですが、弱キャラ友崎くんは面白いのでオススメですね。
転生系は面白いは面白いけど、タナボタ的スキルとか人生リセットしたい、努力したくないって読者の下心まで見えてしまうので私的には微妙に忌避感が。
その点友崎くんは純粋に今の人生を頑張りたい、良くしたい、って感じがあってすごく好きです。
こんな作品ばかりになれば良いのになぁw
(人生良ゲー説支持派)

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:今のライトノベルについて

今のライトノベルはハーレム学園ラブコメしか受けないのですか?

上記の回答(今のライトノベルについての返信)

投稿者 ハイ : 1 投稿日時:

えーと……連想ゲーム?w

という冗談はさておきまして、若干の論理の飛躍を含みますが私の意見を述べます。

長年色々な書き手を見てきて感じたのですが、書き手は大雑把に分けると二種類に分類されます。
それは、意思疎通が円滑に行えるタイプ(以下Aとする)と、そうでないタイプ(以下Bとする)です。

この場合の意思疎通とはつまり、作品に対して感想を書いたり、その返信をしたり、長所や欠点の指摘の際にあまり滞ることなく意見の交換がスムーズに行えるかどうか、という意味です。

要するに、Aタイプはこれが問題なく、または少なく行えるということで。
Bタイプはこれがちょくちょく滞るということです。
このグループには、なんでそう解釈した? 的なケースや、言っている意味がわからないよ……系など。言葉(日本語)は通じるけど理解してないなこいつ、なケースも含みます。

で。

小説において一定のレベルを超えやすい人はAタイプが多く、突出した作品の書き手はBタイプが多い印象です。(あくまで私の印象です)

さらにあくまで私の印象ですが。

Aタイプは一定水準を超えた普通に面白い作品を書く反面、突出部が少ないことも多く、そのために今一歩殻を破れない傾向が強い印象。

Bタイプは突出した部分がAタイプにはない魅力を持っている反面、全体のレベルはおそまつになりがちで、人によって様々ですけど、意味がわからないであるとか、読みにくい場合も多く。そのために評価は常に低い印象です。

何故このようにわかれるのかについては、私はこのように考えています。

「小説とは、文字を使った作者と読者のコミュニケーションだから」

このように考えれば既出の傾向についてはある程度説明が可能で。
円滑なコミュニケーションにおいて、相手のことを考える、相手の意見をきく、自分がどう言うべきか考える、逆に言うべきでないことを考える、というのが重要だというのは周知の事実ですから。それらがあまり器用でないBタイプの方は「小説というコミュニケーション」において読者との友好的関係を築きにくいのは道理でしょう。相手とマトモに向き合っていないのに近い状態ですから。
逆にAタイプにない尖った部分が出てくる理由は、他人への配慮を考えない思い切りの良さゆえになのかなと。このように考えます。
(ちょっと言い方悪いですが意味的には褒めてます)

で、質問の仕方から察するに。
ついでにサタンさんのお話が事実であるならば、質問者さんはBタイプではないかと。
平成が終わって令和になった今の時代にハーレム学園ラブコメしか受けないか? というズレた質問もそうですが、それ以外の情報が全く無い点や、考えがまるで見えてこない(それゆえにどうとでも読める)から一方的にですがそう判断しました、違っていたら申し訳ありません。

そして仮説に仮説を重ねるようですいませんが、もし仮に「今現在ご自身の書いておられる作品が受けない(公募通らないとか)のはハーレム学園ラブコメじゃないからか?」と言う意味であったなら、おそらくそれは違うでしょう。

既出ですが、Bタイプの方は突出型で、総じて作品全体としてのレベルが低い傾向が強い(失礼)ので、問題点は単純な実力不足である可能性が高いです。……質問者さんの作品を読んでいないので、あくまで可能性としての話ですけど。

このケースの解決策としては、まず致命的で一定水準に満たない部分の補完ですね。それをなんとかした上で、それでも上手く行かないのであれば方向性の見直し、って感じですね。

あるいは原因が方向性である場合は、あまくささんの意見参照です。
小説はエンターテイメントでビジネスですから、需要と供給が重要。ただし、作家志望は自己実現という目的もありますから、この場合は「需要と供給と自己実現」という三軸からなる三次元モデル上において最も満足の行く結果を得られる座標を探すことになります。潜在的需要が見込めて、今現在供給が少なくて、自己実現可能な。
このあたり、経営学とか販売戦略とかその手の本を読むと良いです。
普通に面白いですよ、ランチェスターの弱者の戦略とかゲーム理論とか同化戦略とか。

ここまで色々書かせていただきましたが、これらの話を聞き流すも受け入れるも、それらは質問者さん次第です。ご自由にどうぞ。
でも大体の物事は自身に原因があって、現状は良きにつけ悪きにつけ自業自得と言うのが世の真理ですので、今後どうされるかは慎重にお考えになった方が良いでしょう。

ではこんなところで失礼します。

カテゴリー : その他 スレッド: 今のライトノベルについて

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元記事:意味不明で理解出来ない会話。

最近のアニメ、特にライトノベル原作のものを見ていると、会話シーンの理解にとても苦しみます。

最近の作品は、キャラクターがみんな変人なのが多いからです。
「ナカノヒトゲノム」を例に挙げますと、中でも「アカツキ」は、セリフの半分が意味不明で理解出来ません。状況に合った事を話さない事が多くて、会話が成立していない場面も多いです。
アニメ 第7話冒頭の会話でも、

アンヤ「オメーからも何とか言えよ」
アカツキ「ん?何がですか?」
アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」
アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」
アンヤ「なってね~よ!」

という具合です。
もっとも、前述した通り、このアニメのキャラクターはおかしな人間ばかりで、それぞれも余り他人の言う事を聞いていない様ですが……。

「物語シリーズ」は、余談が多いものの会話としては成立しています。しかし、最近ではこのナカノヒトゲノムの様に、意味不明で理解に苦しむ様なセリフや会話が増えていると思います。
ただこの場合、アンヤがアカツキに投げた会話は無意味なものでは無いですし、考え方によるとアカツキの人間性を特徴付ける為という解釈も出来ます。

ですが、最近のラノベ原作アニメでは、セリフや会話に無意味なものが増えたと思うのです。
「何を言っているのか解らないセリフや会話」を見せられても、ユーザーは面白いと感じるものなのでしょうか。
また、そういった「切っても特に問題無い様な、無駄なセリフや会話」というのは、存在に何か理由があるのでしょうか。

応募作のコメントで、会話が毎回低評価なので、どうしたら面白いセリフや会話が表現出来るのか、知りたくて質問してみました。

上記の回答(意味不明で理解出来ない会話。の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

迷える狼さんの仰ることは、ある意味では非常に正しいです。

会話、というものを『情報伝達手段』として見た場合、重要なのは正確かつ、手短に、素早く情報を伝えることであり、それ以外の余計な要素は排除されるべきものであり、必要ないものです。
よって、会話を『情報伝達手段』として見る場合においては、そこに迷える狼さんの考えるような『正誤』や『優劣』が存在します。

きちんと情報が伝わるなら、『正』。伝わらないなら『誤』。
わかりやすい、もしくは簡潔なら『優』、わかりにくい、または冗長なら『劣』という風に。

言語が誕生した当初であれば、これらが最重要課題であったものと思われます。

しかしながら、会話というものは今現在単なる情報伝達手段ではなく、『自己表現』であるとか、『笑い』『言葉遊び』のツールとしての側面も持ち合わせています。
そして『自己表現』や『笑い』『言葉遊び』などにおいては、厳密ではないですが、『優劣』こそあるものの、基本『正誤』がありません。
ある人からどんなに間違って見えても、主流は基本的に『正』の側です。
かと言って、マイナー側が『誤』という訳でもなく、このあたりは人それぞれということになります。

推測になりますが、迷える狼さんは『会話』を『情報伝達手段』としての側面しか捉えていないのではないかな、と。
そのために、『情報伝達手段』として見た場合、どう見ても余計なものでしかない部分を切り捨てているのではないでしょうか。

ですがすでに触れたように、会話には『情報伝達手段』の側面と、「自己表現」「笑い」「言葉遊び」などの『娯楽手段』の側面も持っています。

日常の会話においては、この分類は場面場面で異なってきますが、基本小説というエンターテイメントにおいては、概ね両方の属性を兼ね備えていると言って差し支えないかと思います。
つまり、

会話は『情報伝達手段』かつ『娯楽的手段』としてのツール。

こう考えた場合、おそらくは迷える狼さんの判断基準である『情報伝達手段』的側面のみで判断を下してしまうと、まず上手く行かないものと思われます。

というのも、大半の人間は会話というものを『情報伝達手段』と『娯楽手段』の両方の性質を兼ね備えている前提で使用しているからです。
あくまで印象なので明言は避けたいところですが……7割〜8割ぐらいは『娯楽手段』としての側面も理解した上で使用しているように感じます。
あるいはもっと多いかもしれません。
(例文のやり取りは、迷える狼さんが思う以上に多くの人が意味を汲み取れるはずです)

ともあれ。それぐらいの人間が、会話においてのユーモアやセンスを求めているわけですから、小説においてはなおさらでしょう。
この『娯楽手段』としての会話をどう理解するか、が今後の課題となるように思いますが……。

1 もっと会話を楽しむ。
2 ユーモアを学ぶ。

ぐらいしか思い浮かびません。
多くの方が少なからずこういったことを好む傾向にある……と思っているので、提案としては微妙な気がしますが、もし上記二つに違和感や忌避感を覚えるようであれば、徹底的に純文学の芸術方面の文体や会話に逃げて、読者に「よくわかんないけど面白い!」と思わせる手もありかもしれません。

あるいは。
会話分でこれらいずれも無理であるなら、地の文で遊んでみるというのはどうでしょうか?

少なくとも、現状のままでは厳しいと思われるので、道筋としては。

1 徹底的に会話とそのユーモアを学ぶ。
2 その方向を完全に諦めて別の面白さを生み出す方を選ぶ。

でしょうか?

もしかすると第三の道もあるのかもしれませんが、私からはこんなところです。

それではご武運をお祈りいたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 意味不明で理解出来ない会話。

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元記事:意味不明で理解出来ない会話。

最近のアニメ、特にライトノベル原作のものを見ていると、会話シーンの理解にとても苦しみます。

最近の作品は、キャラクターがみんな変人なのが多いからです。
「ナカノヒトゲノム」を例に挙げますと、中でも「アカツキ」は、セリフの半分が意味不明で理解出来ません。状況に合った事を話さない事が多くて、会話が成立していない場面も多いです。
アニメ 第7話冒頭の会話でも、

アンヤ「オメーからも何とか言えよ」
アカツキ「ん?何がですか?」
アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」
アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」
アンヤ「なってね~よ!」

という具合です。
もっとも、前述した通り、このアニメのキャラクターはおかしな人間ばかりで、それぞれも余り他人の言う事を聞いていない様ですが……。

「物語シリーズ」は、余談が多いものの会話としては成立しています。しかし、最近ではこのナカノヒトゲノムの様に、意味不明で理解に苦しむ様なセリフや会話が増えていると思います。
ただこの場合、アンヤがアカツキに投げた会話は無意味なものでは無いですし、考え方によるとアカツキの人間性を特徴付ける為という解釈も出来ます。

ですが、最近のラノベ原作アニメでは、セリフや会話に無意味なものが増えたと思うのです。
「何を言っているのか解らないセリフや会話」を見せられても、ユーザーは面白いと感じるものなのでしょうか。
また、そういった「切っても特に問題無い様な、無駄なセリフや会話」というのは、存在に何か理由があるのでしょうか。

応募作のコメントで、会話が毎回低評価なので、どうしたら面白いセリフや会話が表現出来るのか、知りたくて質問してみました。

上記の回答(意味不明で理解出来ない会話。の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

>1 徹底的に会話とそのユーモアを学ぶ。

●失敬。
よく考えてみると、似たような事例で元々その手の感性が無いか弱い人にこういったことを言っても逆効果か無意味になりがちだったので、諸々自覚した上で強みを探して高めるほうが現実的かもしれません。

全く無意味では無いかもですが、まあ一応。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 意味不明で理解出来ない会話。

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元記事:良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法

キャラクターの作り方に悩んでおります。
初めに自分はテーマと、大まかなストーリーを作ったあとに、それにあったキャラクターを作成しているのですが、いざそのキャラをストーリーに組み込んで話を進めた場合、セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされているようで、キャラが淡白に感じます。
これはキャラクターの根幹が定まってないせいでしょうか?

ストーリーを作る前にキャラクターを作っている作家さんもいらっしゃいますが、ストーリーを作る前からキャラクターを作成するにはどうすればいいですか?
その方達はストーリーを作る前に、小説のテーマにあったキャラクターを作成しているだけでしょうか?
アドバイスお願いします

上記の回答(良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法の返信)

投稿者 あざらし : 0

まずはタイトルの一部から。
『ストーリーを作る前にキャラクターを作る』
こっちに関しては杞憂でしょう。
迷いを深めるだけだと思いますよ。
以下、執筆はせず単なる物語好きの見解です。

1)キャラクターが最も魅力的に輝く
2)物語が最も魅力的に輝く

1)はストーリーのこと。2)がキャラクターです。
映画・小説・漫画、よく嗜むのはこの三つで、舞台その他は年に数本ですが、名作や傑作は(対象年齢によって多少の比率が異なる傾向はありますが)例外なくこういった関係にあります。
わかりきったことを書きましたが、両者は密接に関係しています。あえて書いてもラノベならばキャラクター重視の傾向を強くする、ぐらいでしょう。

たとえば、そうですね、ちょうど最新巻を読んだところですので【のんのんびより】にしましょうか。
同作で、キャラ立ってるな、というと《れんちょん》が真っ先に浮かびましたが、いくら良いキャラでもゾンビものには合いません。登場してもシュールなだけです。
【アイアムアヒーロー】に出してもえらい悲しい喰われるだけの存在になっちゃいますし、メインキャストで成立させるとキャラか物語のいずれかをつぶすことになります。
なんとかいけそうで共通項のギャグテイストを持つ【ゾンビランドサガ】が精一杯。基本的にゾンビという特徴が強すぎ、それを若干薄めのキャラでバランスをとってますので、いずれにせよキャラが立ちすぎて物語を喰っちゃいます。1)と2)を両立させるには『そのまま』とは行かないでしょう。
極端な例を出しましたが良いキャラも物語も、それ単独ではなく、両方揃って支え合ってこそです。

『キャラクター未定だが、ストーリーから考える』
この順序は出来る、というか一般的ですよね。
もうひとつ、
『物語のジャンルを決め、キャラクターを作る』
これも出来るでしょう。

さて本題。

>ストーリーを作る前にキャラクターを作っている作家さんもいらっしゃいます

さすがに無理でしょ。
いや、インタビュー記事で『キャラクターから作る』と仰ってる方は確かにいらっしゃいます。それも結構大勢いらっしゃることは存じ上げています。
でも言葉通りではなく、つまり前提が存在する話であって”純然とした順序”ではない。
というのも、そう答えていらっしゃる方は大枠の作風が著者として固定されてます。
5本6本と世に送り出されている著者でも大枠だけは存在している。
これは悪い意味ではなく、どの作品をみても、恋愛を大きな柱にしてたり、アクション戦闘を柱にしてたり、はたまたギャグテイストだったり、時には舞台設定だったりといった具合にです。
著者自身が無意識にでもジャンルや雰囲気などを自作で固定しているから出てきた言葉が『キャラクターから作る』であって、純然とした意味で『ストーリーが全く存在しないのにキャラクターから作る』ではありません。
ぼんやりとしたイメージで良いと思いますので、キャラクターはそれから。でないと作品にあったキャラは作れないはずです。

作風を固定させない、ギャグっぽいのも超シリアスでも、なんでも書く、ジャンルすらをも固定しないというタイプの著者さんに、キャラクターからってのは見受けられません。特定の著者のファンになるとインタビュー記事も読みますが、少なくとも私はお目にかかったことがありません。

あえて一番考えられる例外をあげておきますが、私の根拠がインタビュー記事にある点です。
つまりプロが対象です。当然ながら無名の素人にインタビューなんて誰もやらない。
当たるかどうか、おもしろいかどうかは別にして、最低限のレベルをクリアしているプロではなくアマチュアだとあり得るかも知れません。

>セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされているようで、キャラが淡白に感じます。

ライトノベルとして書かれているならば、ちょっと辛いですね。
ただこれ、思い当たる原因が多すぎます。
そもそもでいえば『セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされている』これこそ、キャラクターが出来てないのが理由だと思います。

ももすきさんが大好きな作品に出てくるキャラクター、これはおそらく数人はあげられると思いますが、そういった中で内面(性格)に魅力を感じるキャラクターをひとり選んでみて下さい。
そのキャラクターが『雨の中、道ばたで捨てられている子猫』を見つけたとしましょう。
ベタなシーンですが、その子猫を放置すれば死ぬであろう時、キャラクターが取るであろう行動が想像できるでしょうか?
では、その行動に対して通りすがりのおっさんが『どうして、そんなことをするんだい?』と訪ねたとき、どう答えるでしょうか?
もちろん、ももすきさんが、ではなくキャラクターがです。

どっちも答えられるならば、『そのようにキャラクターを作って下さい』となります。答えられないならば、問題の根がかなり深い。
おそらくは答えられると思いますので、このまま話を続けます。

そのキャラクターが登場する作品名をウィキペディアで結構ですから検索してみましょう。
そんな熱狂的に好きな訳じゃないんですが、話の流れで冒頭で書いた【のんのんびより】でやってみましょうか。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%B3%E3%82%88%E3%82%8A#%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

有志によるフリー百科事典、ひらたくいえば『その作品がすげぇ好き』なファンが書いているわけですが、作品を通してこれだけの情報を掴んでいるということです。
ここに書いてある登場人物の情報、最低限これぐらいを決めてから執筆されることをお勧めします。

言い方をかえれば、『もし、ここで書かれているような情報がももすきさんの作中キャラに存在しないなら、根本的にキャラクターができあがってない』ということです。そりゃキャラが淡泊であたりまえ。
人生ゲームのコマに乗っかってる棒状の人でしかありませんから、セリフなんて喋ってくれません。

最低でも、
年齢・生年月日・身長・体格・家族構成・一人称・あだ名・好き嫌い・口癖・癖・登場人物との相関関係・登場人物による呼称の区別、必要に応じて宗教や死生観。こういった事を元にして大ぐくりの性格傾向を箇条書きで10行程度。
これぐらいは最低限いると思います。
だってですね、赤の他人が産み出したであろう前述にある、ももすきさんの好きなキャラ、生年月日なんかの数字的なことはともかく、薄ぼんやりとでも『こうかな?』ぐらいが浮かぶはずなんです。
これはイメージができあがっているということに他なりません。

マズいのは作中で使われないことは著者でさえ全く決めてない。
アマチュア作品で『たぶんコレ、著者がキャラクターのことをよく知らないよね』という印象を抱くことが結構あります。
これはね、バレます。
大概は物語もおもしろくなく、おおよそ途中で読むのを辞めちゃうパターンです。

ざっくりと書きましたが、魅力的なキャラクターとストーリーを産みだして下さい。
両輪が揃って、おもしろい物語になります。
ではでは、おもしろい物語お待ちしております。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法

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投稿日時:

元記事:小説が書けません続

プロになりたいわけではありません。好きなものをなかなか見たことがないもどかしさにより、自分で生み出したいので小説を執筆したいのです。
しかし本編を一文字も書けず、設定もふわっとしたものだけ。
私は小説をろくに読まないのですが、小説を読めばいつかは改善できるでしょうか?活字が苦手で読んでません。
質問になっていなかったらすみません(二回目)。とても深刻に悩んでいます。

上記の回答(小説が書けません続の返信)

投稿者 karigari : 1

参考になるかどうかわからんが、自分が同じ感じで悩んでた時の話をする。
しかしまず結論から言えば、字面は大事だ。

具体的にこれから自分の過去の話をするけど、俺も一文字も書けねぇって悩んでた時、適当に「うんこ」とかキーボードで打ってみたりする(開けっぴろげにこういうこと言う人は普通いないけど、けっこうこういう体験がある人は多いんじゃないかと思う)。
でもそれでなんもならなくて虚無感に襲われたりするが、大事なのはこうやってなんとなく書いてみることだと思う。
簡単な話、ちゃんとかっこいい主人公の名前考えて、それをキーボードで打ってみると、なんとなく見えてくる。重要なのは、名前だけじゃなくて、勇気出してもうちょっと書いてみることだ。
例えば「ウィルスミス」と書いてあきらめるんじゃなくて、「ウィルスミスは銃を手にとった」まで書いたらなんとなくクルものがある。でもそれだけじゃ受け手がまだわからないから、自分の連想に従ってちゃんとした舞台の名前を書く。今回は固有名ではないが、

近未来を想定した場合、
2035年アメリカ。ウィルスミスが、銃を手にとった。

現代なら
マイアミ某所、ウィルスミスが、銃を手にとった。

前者なら映画アイロボット、後者ならバッドボーイズ的な世界が作れる感じがくる。(まだまだ膨らませないとだめだが)
映画ならビジュアルで表現するだろうが、小説は言葉の世界だから、しっかりいい感じの言葉を考えたり作ったりして、それを書いてそっから連想を広げていくのが大事だ。
頭の中のイメージだけでは小説を書くのは辛い。ちゃんと現実に即して「ワード」を刻んでいくことが大事だ。なぜなら小説は言語による表現だからだ。

慣れると意外と簡単な感じだが、やっぱり世界観ごとに語彙が必要になるし、大変なことも多いかもしれない。
しかし、続ければ経験値が溜まってくるし、そうなったら結構ハマれる。

という自分の経験談だが、最後まで読んでくれてありがとう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません続

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投稿日時:

元記事:三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写について

視点移動についての疑問です。
現在三人称で小説を書いているのですが、視点移動がタブーという話を聞きました。
三人称というカメラが映している人間の心理描写を、カメラで映す人間を変えて何人もやっていいのか気になり、相談させていただきました。
説明が下手で申し訳ないのですが、具体的に言うと、男、女の2人が同じベッドにいるとします。男をA、女をBとしたときに下記の例文のような描写の仕方をしていいのか気になりました。

朝日が差し込むベッドの上でAはBの穏やかな寝顔を見つめていた。緊張から一睡もできなかったAはぐっすりと眠るBの幸せそうな顔に少しばかりの恨みとそれを大きく超える愛おしさを感じている。頬に軽く唇を触れさせ、優しく髪を撫でると、触れられたことに気が付いたのかBの目がうっすらと開いた。
「おはよう、B。よく寝れた?」
「おは……、っ!?」
一緒に寝ていたことをすっかり忘れていたのかBの目が大きく開く。ぽやぽやとした眠気が一気に吹き飛ぶのを感じたBは、羞恥心からベッドを飛び出し勢いよく平手を振りかざした。

この場合、Aの恨みと愛おしさという心理描写した後、会話文を挟んでBの眠気の吹き飛んだ感覚や羞恥心を描写するというように、カメラがAからBに移るのですがこのような視点の変わり方をしてもいいのでしょうか?

そもそも三人称でこのような心理描写をしていいのでしょうか、その人物しかわからない心理を描写してしまったら一人称になってしまうのでしょうか。

上記の回答(三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写についての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1

三人称は基本的に何でも書けるのが強みですからね。
いくら視点移動してもそれ自体は問題ありませんし、例に出して頂いた文も不自然には感じませんでしたよ。
ただし重要なのはその文の前後がどうなっているかです。
まぁ、例として出して頂いただけなので、前後も何もないと思いますが、その例が「小説全体の一部」だと仮定して考えます。

三人称視点では「主人公主体」だとか、「色んなキャラ視点」だとか、「誰にもつかない」だとか、まぁ色々ある訳ですが、例ではおそらく「色んなキャラ視点」だと思います。
特に主体となるキャラは決めず、色んなキャラの心情を書き出すことのできる手法です。
それ自体は一つの方法なので、何一つ問題ない訳ですが。
ただこれが、「最初はAが主体だったのに、いつのまにかBが主体になってる」だとか、「Aが主体だったはずなのに、なんか色んなキャラの心情書き出しまくってる」というようなことになってはマズいのです。
どういうことかというと、視点が映ってるのではなく、「ブレてる」のですよ。書き方が根本から変わっちゃってるんです。
三人称視点における視点移動のタブーは、単発的に視点移動することではなく、長期的に視点が変更されてしまうことです。
だから、例自体は問題ないけれど、「その前後の視点移動が同じようなやり方でされているか」ということが重要になってきます。
例のような場合を書きたいなら、その前後をちゃんと同じように「色んなキャラ視点」で統一すれば大丈夫です。

視点が変わってしまう原因の多くは、例のようなキャラが複数出てくるシーンです。
今までAを主体で書いてきたのに、Bが出てきて、そいつの心情を書いたせいで、Bが主体の文に変わってしまっていた。というようなことはありがちです。
最初に書き方を決めて、それをぶらさないようにしましょう。

ちなみに、その視点の長期的な変更、つまり「A主体からB主体に変える」みたいな事は、シーンごとにやってしまえば大丈夫です。
小説って全部一括して繋がってる訳じゃないですよね。どこかでシーンが移ったりしてます。
そのシーンごとになら、主体となるキャラ、なんなら三人称視点から一人称視点へ変えてやっても全く問題ないです。
このシーンではAの一人称で、また別のシーンではB主体の三人称で、その次のシーンでは誰にもつかない三人称で………って事。
SAOでは主人公のキリトはほとんど一人称視点で書かれてますが、キリトが出てこないシーンはだいたい三人称です。
書き方っていうのは、小説全体の中でも「ひとまとまり」ごとに統一すればOKです。
ただ、変えすぎると、書いてる側も読んでる側も疲れます。1~3パターンがちょうどいいでしょう。カゲプロみたいな群像劇なら、1巻に7人分くらい視点がありますけどね。

まぁ、細かい書き方みたいなのをいっぱい書きましたが、視点なんて結局は感覚です。慣れてくれば、あまり考えなくてもまとまった文が書けるようになります。
描写が上手い人(有川浩先生とか)は、三人称視点の中に一人称ぶっ込んでもいい文を書けます。むしろそれが読みやすいくらい。
書き方も一応あるんですけど、慣れてくれば自分のやり方にしていって大丈夫ですよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写について

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