小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

白丸さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信

逆鱗という言葉があります。誰にでも逆鱗はあるものです。
そこに触れると、穏やかな人でも狂ったように怒ります。

違和感があるということは、その逆鱗を決めていないか上手く表現できていないのでしょう。
例えば、有能な女は今まで失敗したことがない。それが一度主人公に関わったがために何もかもが上手く行かなくなった。もとを正せば主人公のせい。それが八つ当たりだと自覚していても怒らずにはいられない。何もかも主人公が悪い。
という感じなら自然だと思いますが、これは「有能で失敗したことがない」という前置きが伏線になっていて、これをしっかり印象づけるよう書かないと、同じように書いても違和感は残ると思います。
つまり、それがこの有能な女の逆鱗だったわけですね。

なので例えば、有能な女を慕う部下のドジ娘なんかを出して、有能な女をヨイショしまくる。慕ってるオーラを出しまくる。それが主人公に関わって失敗してからドジ娘にまで失望の眼差しで見られる。そんなシーンを用意したりして、「有能な自分に誇りがあった」という事をわかりやすく伝える工夫が必要かなと思います。

もちろんこれはただの例であって、話の本質はこうした「逆鱗」あるいは「琴線」や「ツボ(笑いのツボとかそういう意味の)」と考えても良いですが、「激昂するため」のスイッチをしっかりと描写していくことが大事です。
もっと創作的な言葉で言えば、「激昂」するための伏線をしっかり書けば違和感はないよ、とそれだけの話ですね。

話が反れますが、「伏線」って「序盤から考えてた俺すげえ」みたいな勘違いした認識の人がチラホラいたりしますが、基本的に伏線というのは「無理な展開」を自然に見せるための技術で、こういう悩みのときの解決法はだいたい伏線を置いとけばまるっと解決します。
今回の場合は、有能な女が怒るための要素(私は逆鱗と表現したけども)を前もって伏線にしておけば、「冷静沈着な有能女がいきなり怒り出して違和感」ということにはならないでしょう。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信)

スレ主 白丸 : 1 投稿日時:

怒らせるきっかけがなかなか難しいですよね。
イメージとしては

主人公追い詰められる
B「これで終わりよ」
打ち破られる
B「バカな、作戦は完璧だったのにどうして!?」
B「貴様さえいなければあああっ!」
一騎打ち
みたいになって敗北

ただ、冷静な大物なら作戦が破られても冷静に対処するだろうから、そもそも激励するのが間違いなのかなと思うことがあります。

今まで失敗が無かったから感情が爆発したことがない。だからいざ爆発したらコントロールができなくなる、とかどうでしょうか?
Bはあとあとヒロインにするので、敗北して主人公への憎しみが強まれば彼女の中で主人公の存在が嫌でも大きくなる。リベンジしてまた負ける。もう生きるのが嫌になるくらい追い詰められる。そこで主人公が慰めたり激励したりすれば、好きになるきっかけになるかもしれませんね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

この書き込みに返信する >>

元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信

>みたいになって敗北
あ、いや、そうじゃなくて。
例えばさ、クラスの優等生が年に一回くらいの頻度でブチ切れる、みたいなエピソードあるでしょ?
委員長やってて世話好きで、反面、貧乏くじを引いてる感がある人、みたいな。
こういう人って、何かの切っ掛けでいきなりキレるわけじゃなくて、日頃の小さなことが積もりに積もって、ある日何かを引き金に爆発してしまう、という感じでしょ?
私が言ってるのは、「戦闘中(怒って欲しいタイミング)に何かキレる要素を入れましょう」って事じゃなくて、そもそも物語全体で「有能女がキレるまでの過程を物語で書きましょう」という事です。

なので、
>今まで失敗が無かったから感情が爆発したことがない。だからいざ爆発したらコントロールができなくなる、とかどうでしょうか?
提示された情報の中だけでは、スタンダードな案だと思います。
ここで私が言ってるのは「今まで失敗がなかった」というエピソードをしっかり書かないと(つまりキレるまでの過程を物語にしないと)、どうしてもキャラがブレてる感じで違和感が出ると思います。
例えば、昼食で飯屋に行ったけど注文と違うのが出てきた、予想外の出来事に咄嗟に対応できず、文句も何も言わずにそのまま食べて店を出た。という、何でもないシーンを書くと、「有能女は予想外の出来事に弱い」という伏線を張ることができます。
その後主人公に返り討ちにあうと、これは予想外の出来事なので「普段有能な女がうろたえる」という場面も説得力が出て来るわけです。
要するに、「違和感がある」というのはその展開に「説得力がない」ってこと。
だから、素直に激昂しない展開にするならそれでスムーズになるでしょう。説得する必要がなくなるので。
激昂する展開にしたいなら、「そうなってもおかしくない説得力を事前に用意しておくべきだ」という事です。

激昂するかしないかの話では、個人的には激昂したほうが良いと思います。
人間の喜怒哀楽の感情は、その感情を書くときその人物の素が書けます。
「本当はどう思ってるのか」「どういう人間なのか」そういう「人物そのもの」が包み隠さず本音でダイレクトに書ける場面です。
これすなわちキャラが書ける、ということで、一気にキャラが立つ場面を書くことができます。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 1 投稿日時:

主人公によくある説教ではないですけど、Aが戦闘中にBに彼女の琴線に触れるようなことを指摘して、それが積もりに積もって最後に爆発、という感じでしょうか。
Bの凄さや有能さ恐ろしさを示すためにエピソードは前々から書く必要がありますね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

この書き込みに返信する >>

元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信

 展開を拝読しますと、敵女Bが(少なくとも主人公と相対的に)愚か者のようにしか見えません。なぜなら、念入りに計画を立てて臨んだのに、つまり最大限に知恵を使ったのに、次々と作戦を破られちゃうわけです。

 全力を尽くしたはずの敵女Bの作戦立案がなってないとしか思えません。つまり、彼女はバカで、むしろギャグキャラの感じすらします。違和感があるとして、敵女Bのキャラの立たせ方に問題があるせいかもしれません。

 冷静で大物と設定したのに、やっていることが設定と合ってない。最後に激高することの違和感は、そこまでの流れに齟齬や矛盾がないか、見直してみる必要がありそうに思えます。

 しかし、敵女Bの作戦立案は事前情報の得方からして完璧で、推敲も手落ちなくやれていたとします。すると例えば、主人公が仲間や努力、さらに運も味方につけたことによって、奇跡的に敵に打ち勝ったとなります。そういう、うまい段取りになっている場合での違和感も考えてみます。

 不治で致死性の疾病について、告知後の患者の心理変化は、以下のようになるようです(精神科医キューベラー・ロスの研究事例)。

 否認(何かの間違いだ)
  →怒り(なんで自分だけ)
   →取り引き(健康を心がければ助かるかも)
    →抑うつ(もう何をしても、自分は駄目だ)
     →受容(いや、これでいいんだ。生きている間は楽しもう)

 敵女Bに適用してみますと、例えばこんな感じでしょうか。

 否認(失敗? 報告の間違いだ)
  →怒り(あの部下がミスしたからだな!)
   →取り引き(自分が出張ればなんとかなるはず)
(  →怒り2(コイツ(主人公)め、卑怯な手を使いやがって!)が入るかも)
    →抑うつ(全て駄目だ、自分は奴(主人公)に勝てないんだ)
     →受容(いや、これでいい。コイツ(主人公)の強さを認めよう)

 他にも自然な流れはあると思いますので、あくまでも参考例でしかありません。ただ、もしかすると、敵女Bが激高する部分の前後で、激高するのが自然になる流れを作り損ねてないでしょうか。あるいは、激高した後の敵女B(と主人公)の言動・行動に不自然さはないか。言い換えれば、どこで激高するか、ということですね。

 それ以外の観点としては、例えば「逆鱗」があります。原義は「竜の多数ある鱗のうち、一枚だけ、触ると竜が激怒する鱗がある」です。もともとが比喩で、天子(人徳が万人を超える)の怒りの表現で、転じて目上の怒りを指します。

 しかし原義に戻り、「それを言っちゃあおしめえよ」みたいな、触れられるとどうしても不快になる、怒り出すポイントとしての「逆鱗」を考えてみます。これは敵女Bが何にプライドを持っているか、何が心のよりどころかの設定次第となります。

 どこに逆鱗があるか、すなわち、我を忘れて怒ってしまう弱点をどうするかですね。例えばですが、敵女Bが自分の頭脳に絶大な自信を持っているとします。完璧と思われた作戦が失敗したのは、ごく初歩的な知識がないためのミスのせいだった。そう主人公から明かされたら、敵女Bが(罵倒されなくても)激怒する描写は可能です(簡単ではないけど)。

 あるいは、激高が必要かどうかも再考していいかもしれません。作戦が全て水泡の泡と帰したが、敵女B自身はまだ戦えるとします。主人公を目の前にして、いったん剣を抜く敵女B。しかし、敵女Bは剣を捨て、「もういい。さっさと斬れ」と言う、なんてよくあるパターンです(そして主人公も「もういい」と言って剣を納める)。

 よくあるってことは、カッコよく締めるのがやりやすいからですね(加えて、後味もよくしやすい)。激高に違和感があれば、激高自体を再考し、例えば怒ると見えて笑ったみたいな、別の締め方を考えることも必要のように思います。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

>>全力を尽くしたはずの敵女Bの作戦立案がなってないとしか思えません。つまり、彼女はバカで、むしろギャグキャラの感じすらします。違和感があるとして、敵女Bのキャラの立たせ方に問題があるせいかもしれません。

冷静な大物キャラを倒せれば、主人公が強くなったということをさらに引き出すことが出来ると思うので、敵をより強いキャラにしようと思いました。
冷静で大物キャラが敗北してしまう展開はどうすれば違和感がなくなりますか?

それとも、敗北したことで激昂すること自体が大物失格ということでしょうか?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

この書き込みに返信する >>

元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信

> 冷静な大物キャラを倒せれば、主人公が強くなったということをさらに引き出すことが出来る

 そのお考え自体は正しいです。主人公単体で強さを表現することは難しい。特に正義の味方キャラだとすると、悪が動かないなら正義も動かず、強さを表現するための活躍すらできません。

 ですから、まず悪役(やりたい放題キャラ)を動かし、読者に強さを見せつけておいて、主人公に勝たせる。そうすれば、主人公の強さは悪役を上回ることを印象付けられます。

> 冷静で大物キャラが敗北してしまう展開はどうすれば違和感がなくなりますか?

 これはプロットレベルまで落とし込んで考えるべき問題だと思います。この一文に対してだけだと(最初にお示しの話の流れを考慮しても)、一般的な解はありません。もし何か言えるとしたら、「数多くのやり方があるでしょうね」くらいでしょうか。

> それとも、敗北したことで激昂すること自体が大物失格ということでしょうか?

 これも同様です。これら2点については、最初のご質問でお示しの範囲で、既に先の返信で書けるだけのことは書いております。敗北で激高することが不自然にならない例も書いたはずです。

 返信に応じてご質問を掘り下げて頂けないと、私としても先の返信以上に掘り下げることができません。

 なお、プロットレベルまで作ってみたとしたら、このサイトにはプロットの出来についての質問に適した掲示板もありますよ。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

詳しい回答ありがとうございました。
自分で考えずに答えてだけ貰おうとして申し訳ございません。

キャラやプロットをよく見直して、自分なりの答えで書いていきます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

この書き込みに返信する >>

元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信の返信

 ちょっとしまったと思っております。このスレッドをリロードするタイミングで、サタンさんへのご返信を読み損ねておりました。それも踏まえますと、決して「自分で考えずに」ではなかったですね(私としましては、そうまで思ったわけではなく、催促したい気持ちがあった)。タイミングの不運があったとはいえ、結果としてきつい言い方になったことをお詫びします。

 改めて、サタンさんへのご返信を考慮しますと、何に激高するかをもう少し考えてもいいかもしれません。逆鱗は怒りのトリガーですが、もうちょっとバリエーションを考える感じです。

 例えばですが、負けたから相手に八つ当たり、では冷静キャラのイメージは壊すことになるわけですよね。冷静はうわべだけであって、コアのところでは感情的ということです。

 それでも、やりようはあります。感情的なんだけど、組織に属する者として、例えば幹部クラスなのであれば、常に自分の本性に逆らって、必死で冷静さをうわべだけでも保っておかねばならなかった。

(そういう実在人物として、古代中国、東晋の時代の宰相、謝安の事例があります。おおむね、気取ってはいるが、実は小人物の例とされますが、個人的には「気が小さいのに、よく踏ん張ったもんだ」と感心し、肯定的に見ています。)

 となると、主人公に破れて、自分の素のままの感情(この場合は激怒)を見せたことで、憑き物が落ちたみたいになって、主人公に対して素直になれる。そういう段取りだと、素直になった敵女Bを強調して描写すれば、冷静キャラが壊れることによるイメージダウンを補って余りあるようにすることも可能でしょう。

 もう一つ思いつくやり方は、敵女Bが主人公に完敗した自分が許せなくて激怒する、というものです。この場合、例えば敵女Bが自分の命と引き換えの大技を持っていると設定しておけば、敗れて全て失った自分への罰として大技を発動する、といった手が考えらえます。一種の自裁ですね。

 それなら、冷静キャラを壊さずに描写することも可能になります。そこを主人公が身を挺して技の発動を止めて救う(逃げるか倒すかのほうが安全なのに、あえて止めて助ける、がいいかも)。そうすると、敵からヒロインに変わる必然性を与えることも可能でしょう。

(なお、「数多くのやり方があるでしょうね」というのは、こういう感じの話です。)

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

とんでもございません。私がまだまだキャラ作りや展開の設定が甘いのは事実ですから。
あとは、仲間が主人公に敗れたことで目を覚まさなくなり、そのことが冷静なBの内側に激情を沸き立たせていた、とか。
自裁は良いですね。プライドが高い人間なら、せめて組織のために自分を巻き込んでAを抹殺することで華々しく散って名誉の戦死を選ぶのが自然かもしれませんね。
ほかの方にも言われましたが、設定が甘く足りないことが多いことが問題ですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

この書き込みに返信する >>

現在までに合計6件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

ランダムにスレッドを表示

異世界スチームパンク

投稿者 フォルテ 回答数 : 2

投稿日時:

異世界で中世イギリスみたいなスチームパンクみたいな世界観を作ってるんですが 機械文明の中に魔法を落とし込むってSFになるんですか?... 続きを読む >>

ストーリーの過程を書くに至って

投稿者 田んぼの田 回答数 : 2

投稿日時:

小説のテーマは決まってるのに、こんなかっこいいシーンを書きたい……そうと決まったら書いてみようと思って、小説を執筆しているのですが、... 続きを読む >>

自作小説の冒頭シーンについての相談

投稿者 半額オソーザイ 回答数 : 57

投稿日時:

 お久しぶりです、半額オソーザイと申します。前回相談を投稿したのが3ヶ月前に1回きりだったので、音沙汰もなかったので影は薄いと思いま... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:プロを目指す上で。

はじめまして、名無しの三平と申します。自分はひっそりとラノベを書いているのですが、やっていくうちに疑問に思ったことがあり、そこで皆様の意見を頂戴したいと思い、こうして掲示板に書かせていただいた次第です。

自分はプロを目指してるのですが、まだしがない新人であっても、読者に受けるものを書いていくべきでしょうか? それとも自分が思いついたネタをとにかく小説という形にしていくという反復(?)創作をしていくべきでしょうか?

現在、いくつもネタがあるものの、小説という形に落とし込むことに躊躇しています。どうか、皆様の意見をお聞かせ願いたいです。よろしくお願いします。

上記の回答(プロを目指す上で。の返信)

投稿者 ごたんだ : 0

この業界、「例外」が横行しているようですが、「埋没」をテーマにかたり

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロを目指す上で。

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:鍛錬室に感想を書きたくない

どうもお久しぶりです。
先日久しぶりに鍛錬室に作品を投稿したのですが、そろそろ20日以上経つのに全然感想が来ません。
こういう時は自分から他の方に感想を書くべきだとわかっているのですが、利用しているユーザーが「感想を書くことに消極的で、返礼の期待が難しい人」と「誹謗中傷などの利用規約違反をしている人」というような人ばかりでそういう人を避けようとしたら誰にも感想を書けなくなりました。
たまに他のユーザーの方に読者専門の人が感想を送っているところも見るのですが、そういう人達は同じ人ばかりに感想を落としていることが多く、そちらの人達から感想を期待するのも難しくなってしまいました。
親切にして下さった先輩の方々も多くが去ってしまったこともあってすごく居心地が悪いです。

利用規約が相互返礼を推奨している以上「行動が足りていない段階からこういう相談をされても困る」と思う人の方が多いと思いますが、私自身はイヤイヤの気持ちで感想を書くようなことはしたくないんです。
そんな気持ちで書いた感想で相手の方が喜んでくれるとは絶対思わないし、私自身も楽しくありません。作者としても読者としても楽しく利用したいんです。

上記の回答(鍛錬室に感想を書きたくないの返信)

投稿者 : 0

お初にお目にかかります。ぴです。

コミュニティの劣化というのはどこでもある事だと思います。
僕だって昔懐かしいMMOゲームを起動したら、黎明期のような賑やかさはなく閑散としていたり……。
そんな事はしょっちゅうですから、嫌なら居場所を変えるか、我慢するか、環境を変えるように自分から動くか。
その三択しかないと思います。

新しい自分に合った環境を見つけるのは困難ですし、他の2つの選択肢についても容易ではないと思いますが、悔いのない選択をしたいですよね。
僕が無惨さんの立場なら、たぶん新しいコミュニティを探すと思います。
discordの小説コミュニティとか、Twitterとか。
探せば相互で小説を読み感想を言い合うところなんかいくらでもありますし、移住してしばらくすれば「あの時思い悩んでいた自分はなんだったのか」と下らなく笑えると思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 鍛錬室に感想を書きたくない

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:一話完結型の連作について

こんにちは。再び質問させていただきます。

同じ世界観やキャラクターを使った一話完結型のシリーズもののパターンについて。この手の作品は、『銀河鉄道999』に代表される「主人公が様々な場所に行き、そこで毎回違う人物と出会う旅をする」パターンと、『アンパンマン』のような「主人公は定住していて、そこに毎回違う人物がゲストとしてやってくる」パターンが代表的だと思います。

そこで思ったのですが、この二つのパターンでは書き方が違ってきたりするのでしょうか。また、この二つのパターン以外の定型ではどんなものがあるのでしょうか。役に立つかどうかは分かりませんが、ご意見いただければ嬉しいです。

上記の回答(一話完結型の連作についての返信)

投稿者 あまくさ : 4 人気回答!

主人公が旅をしているのか定住しているのかは本質ではないような気がします。

例えば『美味しんぼ』『孤独のグルメ』。
料理という一貫したモチーフ・テーマがあり、毎回、特定のメニューを軸にキャラの人生をからめた物語が作られます。
料理ではなくて、音楽やスポーツをテーマにしても同じことができますよね?
水島新司さんは言わずと知れた野球マンガの名手。『ドカベン』は長編ですが、連作物の『野球狂の詩』も名作だと思います。

一貫したコンセプト(テーマ)から一話ごとのモチーフを抽出するのが基本ではないでしょうか?

あと。

私が好きなアニメの一つに『プリキュア』があるのですが。あれは基本的に毎週1話ごとにストーリーがまとまるスタイルになっています。
で、ファンだったら同意してもらえると思うんですが、プリユアはバトルよりも日常パートの丁寧な作りが持ち味なんですね。
料理とか野球とか、そういう具体なモチーフはありません。テーマは「日常」そのもの。
初代のエンディング曲に、

(引用はじめ)
地球のため、みんなのため、それもいいけど忘れちゃいけないことあるんじゃないの?
胸がドキドキするトキメキ、夢みてるティーンエイジャー
ごく普通のそれが日常、けして失くしたくない
(引用おわり)

というフレーズがあります。
17年続いているシリーズですが、毎週のようにダークサイトからの敵と戦いながら、それよりも日常をエンジョイすることを大切にする基本思想はみじんも揺るがないのがプリキュアの特徴なんですね。
そういう明確なコンセプトをもとに、一話ごとのストーリーが作られています。

実例を一つだけ。私が好きなエピソードに、5年目『プリキュア5』の「悩める生徒会長」という話があります。
プリキュア・メンバーの一人の生徒会長が、部活の予算の配分に悩みます。複数の部活が予算を増やしてほしいと無理な要求をしてくるんですね。
そんな時、天真爛漫な主人公が雑談で、学食のおかずを分け合うと2倍美味しいというようなことを言います。生徒会長はそれにヒントを得て、各部の実情を聞いてまわるということを始めます。
演劇部は上演のための衣装がほしい。裁縫部は作品を発表する場が欲しい。でも、どちらも予算が足りない。
じゃあ、コラボさせればいいんじゃないか?
そういう発想で各部の無理難題をさばく目途がついてきたところに、敵組織の幹部が襲ってきます。幹部は自分の利益だけを追求すればいい、かなわないなら奪い取るしかない。現実とはそういうものだ、みたいなことを言います。
それに対してプリキュアたちは、お互いの立場を理解して協力し合うことによって大きな力が生まれると反論しながら戦います。

こういう議論をしながら戦うのが、プリキュアの特徴の一つです(笑

対象年齢が低いのでやや教育番組的な感じがないでもないですが、明確なコンセプトを軸に各話をまとめる技術が秀逸で、参考になりますよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 一話完結型の連作について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ