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元記事:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

作品自体は面白いと思います。『指○物語』や『守○人』シリーズなど。しかし、作者を調べると、前者は言語学者(博士号)旦那は地理学者。そりゃ、独自の言語も作れるし、地図も作れるよねという。指輪物語はどう生まれたかのような本で読んだけれど、旦那に手伝ってもらいましたって書いてあったし。そういう作品の裏話。この作者はどう生まれたか、のような本を読むと、大学院行きました。(後者も、オーストラリアなどなどエスノグラフィーのために何度も足を運んだとかかれている)
 幼少期も親から本を読み聞かせてもらった。口承を伝えてもらった。食事を作ってもらった。古武術を習った(すべて後者)など、です。
 いや、中卒の作家もいるよ、ハ○ー・○ッターの作者は無職シングルマザーだよと来るでしょう。でも彼女は大学も出ているし、留学もしているし、幼少期はそれは素晴らしい幻想的な森の近くで暮らしています。

 いまさら学校に行くお金なんてないし、留学もできない。(お金の問題というより、現役時代にそれを後押ししてくれる、親の質、親ガチャの問題ですよね)
 自分の幼少期なんて本なんて読みやがって、賢ぶるな! などという親に育てられて本を読んでくれたことはおろか、家には5冊も本はなかった。本など買ってくれたこともない。食欲をかきたてるようなおいしそうな食事を作ってもらったこともない。親の家を出るまで既製品しか食べたことがなかった。そのわりに台所を使うことも禁じられて料理も覚えられなかった。近所に美しい森なんてなく、汚い住宅街で育った。
 ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
 自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。
 作者についていろいろ言いましたが、ファンタジーを築いたなんて言われているくらいだから、やっぱり作品は面白いのです。王道は王道たりえるんです。自分が作るファンタジーはやっぱりまがい物です。
 絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。
 変えられない生まれや環境を補うために本も断言できるほどたくさん読んでいるし、映画も劇も見ていますが、やっぱりそんな努力では越えられない壁があるように感じます。別に指輪物語や守り人シリーズほど売れたい、有名になりたいってわけではないんですけど。そこそこすら叶わないのではないか、と重鎮たちを見ていると思ってしまいます。

 質問です。ファンタジー系を書く作家で、経歴があまりうらやましがられない人を教えてください。傷ついた心を慰めたいです。
 虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
 良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

上記の回答(変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信)

投稿者 しか : 1 投稿日時:

皆さん、落ち込んでいる方に対してひどいですね。私はここでは部外者ですし、質問にお答えする知識もありませんが、思わず書き込んでしまいました。スレ主様はそれほどおかしなことを言っておられるでしょうか。私は分かりやすく不幸なエピソード持ちですがその界隈の中では恵まれていたので、スレ主様のおっしゃることがよく分かります。同時にある分野での才能と環境・周囲の理解に恵まれていたので、それが努力で得られないことも知っています。その分野では私以上に努力していながら私の足元にも及ばない人たちを見てきました。というか私は努力などしなかったのですが。
好きなことを追求するにも環境がものを言うと思います。
ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。返信のほとんどが私には体育会系の根性論に思えます。作家であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

スレ主様。時間も経っていますし見ておられるか分かりませんが……書いた通り私は見解に同意です。現実は変えられませんし、努力で生まれを塗り替えられるほど人生は長くないと思います。叶いそうもない夢に向かって努力することは全く否定しませんが、それは自分を疲弊させることになりますし。ただ、現実を認めることは先へ進むために必要な一歩でもあると思います。
何もアドバイスできなくて申し訳ありません。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

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元記事:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信

新しいスレでも見ようかなあ思ってきたら、結構前に立てた自分のが2番目で驚きました。もう2ページ目になって埋もれているのかと思ったら、今日もコメントついているし。(16日)いつの間にか回答数18ですね。
 理解者がいて嬉しいです。コメントありがとうございました。救われました。確かに疲弊しているけれど、まだ努力できそうです。

上記の回答(変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信)

投稿者 しか : 0 投稿日時:

枝さん。
No.20は16への返信となっているので、私への返信と思っていいのでしょうか。わずかでもお役に立てたのなら本当によかったです。おそらく猛反論を食らうだろうと予想していたので(私の書き方もいきなり喧嘩腰で悪かったですが)、出遅れましたが意を決して書き込んだ甲斐がありました。
実際に行動されていて、おそらく“生まれを塗り替えようとする時間”も短くはないでしょうから、良い状況にたどりつく確率は低くはないと思っています。しかしまたどん底に落ちたときには理解する人間がいることを思いだしてください。

それから今ごろになって返信してしまい、蒸し返すような形なって申し訳ありません。
いつもは(この掲示板に限らず)返信をいただくことがほとんどなかったので、「一週間くらいしたら見に行けばいいだろう」とぬるい気持ちでおりました……。
返信すべきか迷ったのですが、言い逃げのようになっても板の雰囲気を悪くするでしょうし、私も言いたいことはあったので遅くなりましたが返信します。

サタンさん
>ネズミが鳥を見て「あいつは自由に空飛べていいな」と言ってるようなもの。

スレ主さんはまさしくそれを嘆いておられたのではないでしょうか。大木を切り落とす能力に気づいていないのではなく、大木を切り落とせなくていいから自由に空を飛びたかったと。私の書き込みはそう受け取った上での返信でした。

>……少なくとも私はそういう話をしたと思うので、体育会系な根性論ではないよ。

サタンさんの書き込みはあまり根性論とは思わなかったので、“ほとんど”の中に含んでいないつもりでした。

あまくささん
>環境だけがものを言うわけでもありません。そこを混同されていないでしょうか?

環境というのは育った家や周囲の人だけを指すのではなく、遺伝子をはじめ、過去の他人との会話、本人他人含めた一挙一動すべてだと思っています。これは書いてなかったですしそういう解釈ではないほうが多数派だと思うので誤解されても仕方なかったと思います。ただ私は自由意思は存在しない派なので、もし同じ考えでなければどこまで話しても平行線になりそうです。
それに周囲の環境に恵まれた人は他に恵まれていないわけではなく、同じように周囲の環境に恵まれていない人が代わりに他に恵まれているわけではないですよね。他に恵まれていたなら弱音を吐くこともないでしょうし、他があるという考え方では解決にはならないと思います。

>「努力」というのは別に褒めるようなことではないし、逆に嫌うことでもありません。必要なら努力する。それだけのことです。

私もそう思っています。しかし上記のあとに続く部分には異議ありです。
私が根性論と指すのは「行動すれば見返りがある」「望み通りにいかないときにも必ず選択肢はある」という考え方です。ですので、どんなときでも行動の仕方としてあげておられる4つのいずれかは必ず可能だという考えならそれは根性論だと思います。

>諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。

スレ主さんは努力しても届かないと思っていながら諦めることもできなかったためにここに書き込まれたのではないでしょうか。

>他人を羨むということは、現実的な背景があって心情的には理解できても、結局あまり役には立たない「雑念」でしかないんじゃないかと。

その「雑念」の一言で一蹴することは根性論ではありませんか? 少なくとも冷たい考え方だと思います。

わき上がる(ここでは負の)感情をなかったことにはできないけれど、それを他人にさらされると(要は弱音を吐かれたりすると)居心地が悪いですよね。というか私は居心地悪いです。人から聞く話は総じてハッピーエンドであってほしい。現実ならなおさらです。落ち込んでいた人はいつかは「前を向いて歩きだしました」と続かなければ嫌です。「落ち込んだまま人生を終えました」なんて結末は受け入れたくありません。でも自分がどん底だと思っているときには自分の不幸な現状を否定されて元気になれますか?私ならどん底のときには不幸な人の存在を感じたいです(必ずではなく現実逃避したいときもありますが)。それは不幸な現状を抱えていることを許してもらえた気になるからだと思っています。自分の居場所を認めてもらえた気になるというか。不幸なときほど「いまはそれでかまわない」と言ってもらいたいです。他人の不幸話はしんどいですが、一番抜け出したいと思っているのは本人のはずなので、そこで「頑張って抜け出せ」と他人が言う必要はないと思います。

>なんだか、決めつけるような言い方をされますね?

決めつけたのではなく、そのような傾向があるのではないかという予想というか可能性を言ったつもりでした。私は最初の書き込みにあるようにほとんどの返信をひどいと感じたので、「悪意ではなくこのような感情から(私の思う)ひどい返信が寄せられたのではないか」という趣旨でした。

>作家としての視点と仰るからには、小説の題材としてはよいという話になりますが、それでよろしいですか?
それならば同意できます。

すみませんがよく分かりませんでした。「小説の上での空想としてなら、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点が大切、という話ならば同意する」というような意味でしょうか……。なんだか(私が)悪く取りすぎかもしれませんが、もしこの解釈で合っているなら、私が指した作家の視点とは特定の物語に依存しない作家本人が世界を見る視点というような意味で書いたことなので、そのような解釈をされたのなら心外です。
作家本人の視点から作品が生まれると思っているので、空想と現実のように切り離すことはできないと思います。
しかしいま思うと、人を傷つけるために小説を書く人もいるかもしれないので、必ずしも大切なわけではないですね。私の信条からそうであってほしいというだけのことをちょっと大げさに書いたと思います。

甘粕さん
>他人を羨んだって仕方がないんだよ
>何か別のもので補う事もできるでしょう(以下略)

スレ主さんはそれで納得できなかった、あるいはそう思えなかった、そうできない状況にあるのでここに書き込まれたのだと思っています。なにか補うものがあるかどうかも分からず不安になられたのではないでしょうか。

>今小説はスマホで書いたり簡単に調べ物もできる時代です。補うには十分過ぎる時代になったのです。言い訳が出来ない時代に来ているんですよ。

それは小説家になるのに恵まれた人も同じですから、差は縮まないのではないですか。小説家になりたい人がみんなスマホを自由に使えて調べものをする十分な時間があるわけではないですし。新しいなにかが生まれればそれに伴って新しい差も生まれると思っているので、いつのどんな時代にも差は同じようにあると思います。言い訳という言い方は他人に対して冷たすぎると思います。「そう難しいことではなかったのにわかっていてサボったことにそれらしい理由をつける」ようなことを言い訳というならそうですが、この場合はハンデではありませんか。

>ここが作家を目指す人ばかりではありませんよ。私は小説に関しては趣味なので。

私も同じです。あまくささんへの返信ですでに書きましたが、決めつけた書き方をしたつもりはありませんでした。

わたぬきさん
>他人に言われて、なあなあで済ます優しさこそ作家には一番大事なものだ!!

皮肉った言い方であって、意図としては私の書き込みに異議を唱えるものだと受けとりましたが正しいでしょうか。
なあなあで済ますというのも何を指しておられるのか分かりませんが、わたぬきさんの思う「なあなあで済まさないもの」が何なのか分かりません。弱音を吐かず努力することでしょうか?
もしそうなら、私は弱音を吐いてしまう人の心を否定せず受け止めるべきだと言っただけで、努力は否定していません。

***

スレ主さん(いま見返したら敬称がバラバラですが気にしないでください…)は

>傷ついた心を慰めたいです。
>良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

と書いておられます。
「~すればいい」「頑張って」などの返信は、失恋中に明るい恋の歌を聴かされるようなもので、求められていなかったはずです。
落ち込んでいる人を激励するのはその人に自然に発露した気持ちを否定して居場所を奪う行為だと思っています。メリットがあるのは激励した側の人間だけで、言い方は悪いですが、弱っている相手にマウントをとって満足しているだけではないでしょうか。

私は本心から返信させていただきましたが、スレ主さんに共感できない方は今回は黙っているべきだったと思います。
(意見を言うなというわけではありません。スレを見て何か言いたいことが出てきたのなら、後日べつのスレを立ててもよかったのですし)

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

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元記事:しかさんへ

まず、初めに一つ。
枝さんとしかさん、お二人の意見に同意できることが一つだけあります。それは、

◎望みを持てば必ずかなえられるわけではない。

ということです。もっと正確に言えば、

◎望みを持ち、なおかつそれに向かって努力したとしても、必ずかなえられるわけではない。

これが私の基本的な現実認識です。

>ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。

という意見には、一部同感です。

ただし。
努力のやり方と量によっては望みの達成にある程度近づける可能性はあるので、諦めきれないのなら努力してみる価値はあるんじゃないの? とも考えています。

   *   *   *

ちょっと話が脱線しますが、作家になれるという夢を抱く人が増えた背景には「なろうの功罪」も関係しているかもしれません。「書籍化」という甘い言葉が、誰でも簡単に職業作家になれるという幻想を振りまいているように見えます。
しかし作品が一つ書籍化されただけで、小説一本で身を立てていけるわけではありません。
もちろん趣味で小説を書き、ある程度の人に読んでもらえれば満足だという人も大勢いると思います。
ただ、中には。

「あなたはなぜ小説を書くのですか?」という問いに、「負け組の人生から抜け出す一発逆転を狙っている」と答えた方を見かけたことがあります。
本気でそう考えているとしたら、きわめて危険です。

   *   *   *

話をもどします。

>私は自由意思は存在しない派なので、もし同じ考えでなければどこまで話しても平行線になりそうです。

自由意志の問題は、たぶん一生議論しても結論は出ないくらい奥が深いですよ。
「自由意志は存在しない」という見解は、「未来は過去~現在の因果律に縛られ、ゆえにすべて決定している」という考えに行き着きかねないのですが、そういうお考えということでよろしいでしょうか?

>他に恵まれていたなら弱音を吐くこともないでしょうし、他があるという考え方では解決にはならないと思います。

「他がある」というのは前提となる現実認識を述べただけです。それが何かの解決になるとは主張していません。

>私が根性論と指すのは「行動すれば見返りがある」「望み通りにいかないときにも必ず選択肢はある」という考え方です。

私の文章をもう一度読んでみてください。行動すれば「必ず」見返りがあるとも、望み通りにいかないときにも「必ず」選択肢はあるとも、どこにも書いていないはずです。

>どんなときでも行動の仕方としてあげておられる4つのいずれかは必ず可能だという考えならそれは根性論だと思います。

これも同じ。色々な方法があると言っているだけで、それによって「必ず」何かの成果が得られるということではありません。

私の文脈にしかさんが勝手に「必ず」という言葉を付加してしまっています。それゆえ根性論のように見えてしまったにすぎません。

>>諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。

>スレ主さんは努力しても届かないと思っていながら諦めることもできなかったためにここに書き込まれたのではないでしょうか。

私もそう思いますよ。

>>他人を羨むということは、現実的な背景があって心情的には理解できても、結局あまり役には立たない「雑念」でしかないんじゃないかと。

>その「雑念」の一言で一蹴することは根性論ではありませんか? 少なくとも冷たい考え方だと思います。

根性論ではありません。冷たい考え方ではあるかもしれませんね。
しかし繰り返しますが私は「現実認識」の話をしているにすぎず、それを冷たいと感じるのはしかさんの情緒的な印象にすぎないのではないでしょうか? (こういうことを言うところが冷たいのか。笑)

>不幸なときほど「いまはそれでかまわない」と言ってもらいたいです。

よくわかりますよ。
ですが、私はカウンセラーではないのです。

私とて相手の言葉や意見に多少の異論を感じたとしても、その時の相手の気持ちを考えてまずは苦しみを和らげる配慮をすることはあります。しかし、このサイトは人生相談をする場ではないので、ただ慰めるだけで終わってしまっては意味がないと思うんですよ。ですから言葉を選ぶことはありますが、多少なりとも創作に関わるアドバイスを加えるように心がけています。
なので、質問者の考えている前提に異論を感じた場合は、なるべく傷つけない言葉で違うと考えていること自体は伝えようとしています。
(ついでに言うと、当方の考えの方が必ず正しいと思っているわけでもありません。私の考えがおかしいと思ったら、遠慮なく反論してほしいです。意見交換がしたいのです)

>>作家としての視点と仰るからには、小説の題材としてはよいという話になりますが、それでよろしいですか?
>それならば同意できます。

>すみませんがよく分かりませんでした。

すみません、ちょっと言い方が回りくどかったかな?

言いたかったのは、

>作家であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

こう言われると説得力がありますが、

>人間であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

と言い換えても違和感がないのでは? ということ。

ひねくれたことを言うようで恐縮ですが、「作家であれば」「人間であれば」の部分に「教育者であれば」とか「成熟した社会人であれば」とか、何を代入しても成立してしまうんですよ。
だから、どうして作家であることと結びつけるのですか? と質問してみたかったのです。

……まあ、「作家を目指しているなら、その程度の人の気持ちを理解しろよ」と言いたいのかもしれませんが。理解した上で、どうするかだと思うんですね。「傷の舐めあいをしたい」と言われて「じゃあ、舐めあいをしましょう」でいいのかなと。
もちろん「傷の舐めあい」という言葉がやや聞こえが良くないだけで、苦しんでいる人への寄り添い方にも色々あることは承知です。私はそういうやり方はとらないというだけです。

    *   *   *

一旦、私の考えをまとめておきます。

1)学者としての見識や教養があることが、小説を書く上でさほど重要な要素だとは思えない。

2)小説に限らず望みの達成は、才能と努力と運の3つがかみあった時に得られる。

 2-a、環境が有利に働くのは運の一部。

 2-b、運は当事者の意志でコントロールできない要素なので、これが介在するということは「必ず得られる」は有り得ないことを意味する。

3)努力すれば何かが「必ず」達成できるとはかぎらない。しかし努力は唯一当事者の意志でコントロールできる要素。そして努力の方向や量によって目的への距離を縮めることはできると思うので、諦めきれないのであれば努力してみる価値はある。

*3の「努力は唯一コントロールできる」ということについては、最初に触れた「自由意志」の問題に関わりますね。

ちなみに私見では自由意志そのものは存在します。自由意志によって現状や将来を変えられるのか変えられないのかが、議論の分かれるところなんじゃないかと。

究極的なことを言うと、自由意志否定派の最も極端な考えは、過去も現在も未来もすべて決定していて人間は何をやっても無駄だという見解に行き着くんじゃないでしょうか?
個人的には、まだそこまで言い切るのは早いと思います。

上記の回答(しかさんへの返信)

投稿者 しか : 0 投稿日時:

諦めなければ可能性はある、というのは私も同じ考えの上で書き込ませてもらったつもりでした。枝さんもそれを分かった上で、可能性の低さにたえかねての書き込みだったと思っています。
自由意志に関しては脱線になるというのもあってちょっと言葉足らずでしたが、おおざっぱに言って決定論者だと考えていただいてかまいません。
ただちゃんと勉強したわけではないのであまり突っ込まれると返事に窮します……矛盾があったり、これから勉強して考えが変わることもあると思います。(しかもいま見返すと字が間違ってましたし)
いまの考えとしては、意志と呼んでいるものは結局のところ環境(状況というべきか)に突き動かされて決定するのだから、決まっているも同然かなと。未来が見えない(起きていない)ために未来が決まっていないように感じるのではないかと思っています。
「なにをしても無駄だから行動しない」というより、「なにをしても無駄と考えて行動しないことを選択することが必然」という考えです。なにをしても無駄かどうかはやってみるまで分からないという。(王道の決定論でしょうか?)
今回の議論に関して言えば、環境(状況)に抗うことはできないから運命は変えられないけれど、行動が無駄になるかどうかは行動するまで分からないという考えです。

No.28への解答
>あらかじめ1の行動(逃げる)をとると決まっていたとします。その場合でも、あなたは何もしないでボンヤリしていてもいいことになりませんか?

なにもしないでボンヤリしていたら私の選択は3(なにもしない)になってしまいませんか?
逃げると決まっているなら、私は逃げるのだと思います。
それが環境に突き動かされラプラスの悪魔が導いた選択だとしても私には判断がつきません。
私は「意志」も事象の一つだと思うので、決まっているのは私の行動にとどまらずどんな気持ちになりどう考えるかも含めたすべてと思っています。それらすべて一律に、現実に起こる事象と捉えています。
もともとこういう風に考えたのも「さっきの行動をやり直せるのか」という疑問からきています。もし時間が巻き戻っても、私と私をとりまく環境も同じ状況に戻るなら、やり直したところで私は他の行動をとったのだろうかと。もし私が他の行動をとったならそれはなにかが私に影響しなくてはならないのではと。
それと一応……スレ主さんに共感したのは決定論からではなく、私の経験(広い意味で、体験だけでなく見てきたものも含む)に基づく人生観からです。もちろんそれが決定論に繋がるので無関係ではありませんが、決定論が先ではないことを言っておきたくて。言うまでもないかもしれませんが。

>「必ず」何かの成果が得られるということではありません。
>私の文脈にしかさんが勝手に「必ず」という言葉を付加してしまっています。それゆえ根性論のように見えてしまったにすぎません。

「成果が得られる可能性のある努力の方法(選択肢)は必ず残されている」という前提で「努力するかしないか」と話されているのだと解釈していました。成果に必ずと付与したつもりではありませんでした。
読み返してみるとあまくささんの意見はたしかにシンプルな現実主義ですね。ちょっと斜め読みになっていました。
……しかしその現実を理解しておられる方に、重ねて「これしか道はないからやる(あるいはやらない)しかないよ」と言うのでしたら根性論に思えます。
なんというか……「考え方を根性論と言ったのはズレていたけれど、見解は変わらない」といったところです。

「雑念」云々に関して。
少なくとも冷たいと言いましたが、雑念と一蹴することはやはり、冷たいだけではなく実のない根性論だと思います。心と現実(状況)は切り離せないものではありませんか?
というより区別できないものかと。
不安や嫉妬の感情はどんな行動をとれるかという選択肢に大きく関わる重要な状況の一つで、「無視すればいい」で解決できない、現実を構成する要素だと思います。感情は見えなくても作用しているのに、その作用を無視すればいいで押しきろうとするならやはり根性論になりませんか?

>私はカウンセラーではないのです。
>このサイトは人生相談をする場ではないので(以下略)

ここが真剣に小説を書く人の集まる小説のための場所だからこそ、スレ主さんはここに書き込まれたのでは?
スレ主さんは人生相談ではなく小説の相談をしておられたと思うのですが。
書くのを諦めたのではなくて、書きたいけれど気持ちがついてこず、考えた突破方法がここで相談して共感を得ることだったのだと思います。そうならばスレ主さんの求めていた傷の舐めあいは停滞ではなく創作を続けるための解決策なので、アドバイスをするのならまずはそれを受け入れてからではいけなかったのかと。
創作を続けたいからこそ、いっときの上っ面だけの優しい言葉ではなく本物の共感を求められておられたのだと思います。
(私はタイムリーに書いていた短編がまさに「生まれ」を扱うものだったこともあり、解決策ではなくシンプルに共感して書き込んだのですが)

>「作家を目指しているなら、その程度の人の気持ちを理解しろよ」と言いたいのかもしれませんが。

私が注目してほしかったのは「寄り添う」ではなく「現実を直視」の方だったんです。寄り添うは勝手にくっついてくるおまけです。
たとえばネットで不幸な目にあった方の相談に対して「あなたにも落ち度があったから仕方ないことだ」という返信をよく見かけます。現実は不均衡ですがそれは受け入れがたいので、「否定したい」という気持ちに自然に傾くせいだと思っています。落ち度があったからといって不幸な目にあわされて当然なんて、よく考えたらちょっとおかしい。けれど実際には相談者が一方的に責められている場面をよく見かけます。
しかし責めている方は相談者を責めているのではなく、自分を守っているのだと思います。理由があったから不幸な目にあったのだ。だから自分は大丈夫と。要は別の安全地帯にいると思いたい。もちろん責めている本人はそんなこと考えているつもりはないでしょうが、心はたしかにそういう風に働いたはずです。少なくとも私には幾度も覚えがあります。
今回の皆さんの返信を読んだとき、私は少なからずそういった心の傾きを感じました。というか今回に限らず、この板を含めた多くの相談に対する返信に、いつも感じています。
だからそういう意味で「現実を直視」と書いたのです。不均衡な現実を直視すれば自然と寄り添うことになると思い、「寄り添う」と加えました。

>何を代入しても成立してしまうんですよ。
>だから、どうして作家であることと結びつけるのですか? と質問してみたかったのです。

なにを代入しても成立することが「作家にとって大切」に相反するとは思えないのですが……それを言うとあげ足とりになるでしょうか。
前の返信に書いたとおり、一般論というよりは私の理想になってしまいますが……
要は「心のフィルターに逆らって現実を直視しなければご都合主義な薄っぺらい小説しか書けない」という主張でした。
空想のものを作るのに現実を知っていることが有利に働くのは言うまでもないですし、そこでいかに現実を真正面から見ているかが、他の人に書けない「差」を生むと考えています。
普通は心を守ろうとするので、それに逆らった現実を描くことは読者に簡単に予想できない大きな衝撃を与えることになるのではないかと。衝撃が必ずしも好まれるわけではないですが、エンタメでは有効な要素だと思っています。
それに現実というのは一番目立たず説得力のある伏線だと思います。
ここからは私の理想ですが。
なにかを発信するということには責任を持つべきだと思います。発信すれば必ず傷つく人がいます。なにかを発信することはなにかを肯定することで、肯定の裏には否定があるからです。ぬるい観察眼のもと書かれた小説は、誰かのおかれた現実を軽んじることになると思います。傷つけるなら相応の誠意は示すべきだというのが私の考えです。

>「傷の舐めあいをしたい」と言われて「じゃあ、舐めあいをしましょう」でいいのかなと。

私はいいと思います。心が求めることは健康な状態へ戻るのに必要だから求めるものですし。一見、建設的ではないように思えますが、心の求めるものを無理をしてこらえる方が疲弊するだけの無駄な努力ではないですか?
まして今回はスレ主さんの建設的な思いからの要望だったのでなおさらです。
私はこんな人間なので聞こえが良くないとも思いません。カラオケややけ食いと違ってコストもかかりませんし、なにがいけないのか。はたから見ていると嫌な気分になる、それが一番引っ掛かっていることではないでしょうか。そうだとしたらはたから見ている元気な人よりどん底な気持ちで助けを求めている人を優先するのが道理だと思います。

あまくささんの考えをまとめたものに関しては、おおむね異議ありです。
しかしすでに自由意志のくだりで私の基本的な考え方は述べているので繰り返しになりますから、ここは省略させていただきます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

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元記事:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信の返信

>木を切り落とす能力に気づいていないのではなく、大木を切り落とせなくていいから自由に空を飛びたかったと。私の書き込みはそう受け取った上での返信でした。
そりゃわかるけど、ないものねだりでしょう、それは。
だから「しょうがない」という話になる。
その上で、大木を削る技術を身に着け磨けば、鳥だって「あいつスゲーの作るな」と憧れもするし、飛ぶことは出来なくとも高い場所から跳ぶような仕掛けを作って鳥と似たようなことが出来るようになるかもしれない。
凄いことを成した成功者に憧れるのはわかるけど、成功者と同じ場所へ立つためには「あなたしか持ってない何かで勝負をするのが一番だよ」って話をしたつもりです。

別の例えをすりゃ、一流剣士に憧れた少年が、槍が得意なのに無理して剣を使って試合に出て、実力が下の相手に負けて凹んでるようなもの。槍を使え、槍を。バカかよ。

上記の回答(サタンさん、ふじたにかなめさんへ)

投稿者 しか : 0 投稿日時:

サタンさん
>そりゃわかるけど、ないものねだりでしょう、それは。
>だから「しょうがない」という話になる。
>「あなたしか持ってない何かで勝負をするのが一番だよ」って話をしたつもりです。
>槍を使え、槍を。

繰り返しになってしまいますが、スレ主さんはないものねだりだと理解していて、勝つために他の武器が最善(かもしれない)ことを分かった上で、剣で一番になりたかったのになれないことを嘆いておられたのだと思います。
もしそうなら「言われなくてもわかっている」という話なので、必要のないアドバイスではないかと思い反論いたしました。
しかし同じ返事を繰り返すということは私はサタンさんの書き込みを理解できていない部分があるかもしれません。

>バカかよ。

もしかして私への怒りも含まれているでしょうか……
すでに書いていますが、最初に喧嘩腰だったことは良くなかったと思っています。
あの表現に嘘はありませんでしたが、私のスレでもないので他の言い方があったと反省しております。
しかし私は槍の得意な少年が憧れで剣を手にすることはバカにすることではないと思います。

***

ふじたにかなめさん
>なんか認識の違いがあるように私は感じました。
>妻は大変だったことに共感してほしかっただけなのに、夫は問題解決に向けたアドバイスをしただけだったんですよね。要はすれ違いです。

例に出されたよくある夫婦げんかはこのスレのやり取りに似てはいますが、妻が「愚痴を聞いてほしいだけ」と宣言せずに勝手に夫に対して共感を期待しているのに対して、スレ主さんはきちんと共感を求めている旨を伝えておられます。私はスレ主ではありませんがそこは一緒にしてほしくないです。

>今回は追い打ちをかけないでって言っているスレ主さまに対して、アドバイスをした方をしかさまが非難しているように感じました。

はい。スレ主さんが非難されているように感じたので、そのことを非難しました。(ふじたにさんの返信は非難の色合いは感じませんでしたが)

>この掲示板は相談相談掲示板なので、愚痴を聞いて共感するよりは、現在の悩みをどのようにしたら解決できるかに目的があるように感じます。
>考え方を変えたほうが気持ちが楽になるのでは?って考えて私は意見を述べました。

私は、今回は(スレ主さんの質問に答えるほかには)共感することが解決方法だったと思います。スレ主さんもそのつもりで書き込まれたのではないでしょうか。

>愚痴をこぼして共感されたいことが目的なら、個人のブログのほうが向いていた気がしますよー。

上であまくささんへの返信に書きましたが、真剣に小説を書く人が集まる場所だからここを選ばれたのではないかと思います。
真剣に創作している人でなければ、今回のスレ主さんの主張に共感するのは難しいのではないでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

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元記事:しかさんへの返信の返信

>スレ主さんは人生相談ではなく小説の相談をしておられたと思うのですが。

そうでしょうか?
スレ主様の相談の文面には、冒頭にあげている何人かの作家への羨望、自分の置かれた境遇、そんな自分に共感し「傷の舐めあい」をしてほしいという要望しか書かれていないように思えますが。
それらはスレ主様が小説を書かれていることから生じた想いのたけにすぎず、小説そのものの相談ではありません。

……と私は最初から思っているのですが、誤読や読み落としがあるでしょうか? そうでしたら、スレ主様の文章のこの部分が小説の相談なのだと具体的に指摘していただけると助かります。

ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
>自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。

強いて言えばこの部分くらいでしょうか。
しかし、美しい自然や美味しい食べ物描写をするにはどうしたらよいかと質問しているわけではなく、

>絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。

と、結局ここにもどります。

それに対して私は№8で、学識があれば小説が書けるわけではないという考えを述べ、創作について学ぶには作者ではなく創作物の構造を分析した方がよいのでは? という提案をしました。

別に何もおかしくはないと思うのですが?

そこへ、しかさんが、

>皆さん、落ち込んでいる方に対してひどいですね。

の一言から入ってこられました。
この姿勢はそれ以降も一貫しているようです。

>書くのを諦めたのではなくて、書きたいけれど気持ちがついてこず、考えた突破方法がここで相談して共感を得ることだったのだと思います。そうならばスレ主さんの求めていた傷の舐めあいは停滞ではなく創作を続けるための解決策なので、アドバイスをするのならまずはそれを受け入れてからではいけなかったのかと。
>創作を続けたいからこそ、いっときの上っ面だけの優しい言葉ではなく本物の共感を求められておられたのだと思います。

正論ではあるでしょうが、創作相談か人生相談かと問われれば、やはりこれは人生相談ですよ。

>創作を続けるための解決策なので、

創作を続けるための心のケアをという話であって、創作そのものの話ではありません。

そしてですね。

話をいたずらに人生相談にしてしまっているのは、スレ主様ではなく、しかさんの方ですよ。

あなたはスレ主様のリアルでのお知合いですか? そうではなく、このスレの文面を目にしただけの方だとしたら、あの程度の文章からスレ主様がそこまで心のケアを求めているとどうして確信できるのでしょうか?

私はむしろスレ主様はもう少ししたたかで、クセのある方なんじゃないかと想像しています。

>虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
>良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

大して不幸ではないと、ご自分で書かれています。中途半端な不幸ゆえネタにもならないし共感もされそうもないし、かと言ってネタになるほどどん底の不幸も嫌だと。
中途半端とか傷の舐めあいとか卑下したような言葉を使っているのは、要するに批判に対する予防線を張っているだけなのではないでしょうか?

そう思ったから私は、多少建設的な創作技術の話に誘導してみようかと考えたのです。
そこへしかさんが来て、「この人は可哀そうな人なんだから、まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」と、しきりに主張するんですね。

   *   *   *

ふう。

そんな感じです。

前にも書きましたが、しかさんのお考えよりも私の考えの方が正しいと確信しているわけではないですよ。

神様じゃないから他人のことを常に正しく判断するなんて私にはできません。私なりに考えて、こうするのがいいんじゃないかと思うことをやっているだけです。それを相手がどう受け止めるかもわかりません。
こちらに少なくともやましいところはないですから、どう受けとるかは相手次第です。伝わらなかったら、それはそれで仕方がありません。

人間関係ってそういうものではないでしょうか?

上記の回答(あまくささんへ1)

投稿者 しか : 0 投稿日時:

>スレ主様の文章のこの部分が小説の相談なのだと具体的に指摘していただけると助かります。
>創作を続けるための心のケアをという話であって、創作そのものの話ではありません。

どこが、というよりカテゴリに「やる気・スランプ」があるので、小説を書く気が起きないからなんとかしたいという類いも小説の相談になると思っていました。
以降のあまくささんやパクトボーさんへのレスにこれに関係した私の考え方を書きましたので、そちらも参考にしてください。

>それに対して私は№8で、学識があれば小説が書けるわけではないという考えを述べ、創作について学ぶには作者ではなく創作物の構造を分析した方がよいのでは? という提案をしました。

前半に関して、スレ主さんの主張に対して食い違っているのではないかとずっと思ってました。
スレ主さんの主張は「学識がなければ面白い小説(ファンタジー)が書けない」で、「学識があれば書けるというわけではない」のは承知の上、と私は解釈しました。
(私が言うことでもないかなと思って――すでに回答の傾向について反論していたので繰り返しや重箱つつくことにもなりますし――黙っていたのですが私へのレスに書かれているのでここで言います)

これも以降のあまくささんへのレスの前回私がはしょった回答の中で、知識の必要性に関して考えを述べています。

>あなたはスレ主様のリアルでのお知合いですか? そうではなく、このスレの文面を目にしただけの方だとしたら、あの程度の文章からスレ主様がそこまで心のケアを求めているとどうして確信できるのでしょうか?

そこまでの心のケアを求めている、というほどのことは主張していません。いきなり否定から入る回答が多く、共感されている方がいなかったので「ちょっと冷たすぎないか」「逆効果じゃないのか」と思ったのです。
しかし私自身もずっと気になってはいました。
スレの流れからして私の書き込みに反論がくるのは予想していましたし、反論されたのは私なので私がそれに返信するのも当たりまえではあるのですが、そうやって私の意見を連ねることで、私はスレ主さんではないのでどうしたって元の書き込みから離れていってしまうと。要はスレ汚しですよね。
しかし返信しなければ不誠実ですし、反論を見て私にも意見があるのにそれを書かなければ反論に同意したことになるし……で悩んでいました。反論に返さないと、スレ主さんが返信くださったにも関わらずその直後に最初の意見をひるがえすような形になるんじゃないかと思って。
出来る限りもとの書き込みから趣旨が離れないように、スレ主さんの言葉外をエスパーしてしまわないようにと気をつけていたつもりですが、せいぜい語尾を「思う」「かもしれない」とする程度しかできませんでした。
こんなことを言うとスレ主さんに失礼なのですが、最初の書き込みすら、スレ主さんが私に気を使って(嫌な言い方ですが社交辞令で)「救われました」と返してくださったのではないかという思いもあります。つまり私の「共感」自体、実は間違った解釈による偽物の共感かもしれないと。可能性ですが。
いまさら言ってもあまり意味はないですが、私の書き込みはあまくささんのおっしゃるとおり、すべて元の書き込みを見た他人の一意見です。

>私はむしろスレ主様はもう少ししたたかで、クセのある方なんじゃないかと想像しています。

私はスレ主さんがどういう人間かはまったく想像していませんでした。ただ書き込みを解釈するのは私なので、「私だったら」という基準で考えて書き込みました。仕方ないですが、私見が入るのでそのために、私が大げさに捉えているように見えたのではないかと思います。

仮にしたたかな人であると分かっても私は同じように行動します。不幸(ここでは落ち込みと言った方がいいか)の基準を他人が決めることはできないので、甘えているようにみえようが、私の判断は変わりません。
(あまくささんはここまでおっしゃってないので、エスパー入った持論かもしれないのは承知してます)

>中途半端とか傷の舐めあいとか卑下したような言葉を使っているのは、要するに批判に対する予防線を張っているだけなのではないでしょうか?

私はこれに関して逆に、共感してもらうために聞こえのいい言葉に言い換えずに自分の気持ちを正直に表現されたのだと受け取っていました。たしかにそうも取れますね。
上に書いたとおり、仮にそうだとしても私の考えは変わりません。しかし、(私はやっぱり正直に書こうとしたと思うものの)あまくささんと私の意見が違う理由は少し分かりました。

>そこへしかさんが来て、「この人は可哀そうな人なんだから、まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」と、しきりに主張するんですね。

かわいそうな人と思って返信したことはありません。そもそもあまくさもおっしゃるようにご本人が「中途半端な不幸」と書かれているので、私もそこを承知の上でした。
スレ主さんの人生がどん底なのではなく、気持ちがマックスに落ち込むことは誰にでもあって、スレ主さんはまさにいまそこを通過されている時点の方だろうと思い、その前提で返信したつもりでした。私がもとの書き込みにもある「どん底」という言葉を使ったんでややこしくなったと思います。
「かわいそうな人だから」ではなくスレ主さんの書き込みは「質問にあった作家を挙げるか、直接共感をもらえたら書く気が戻りそう」という風に受け取れたので、だったらそうしたらいい(よかった)と思っているだけです。

「まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」というのはちょっと大げさな表現だと思いますが、たいていの相談はそのとおりではありませんか? 叱咤激励は相談者と回答者の間に(たいていは)無意識に上下関係をつくり線引きし、相談者の視点から遠のく行為だと思っています。私はへこんでいるときに「自分も昔はそうだったよ」などと言われていま現在の悩みが解決したことはありません。

それから繰り返しになりますが、今回のように心が疲弊していることが行動を阻害している(と解釈してます)場合はまず、なにをするにおいても心の疲弊を軽くすることが合理的な解決だと思います。(サタンさんが否定された理由は伺いましたので、同様の理由であれば、意見は違うものの反論はいたしません)

>人間関係ってそういうものではないでしょうか?

私は批判せずにただスレ主さんに共感しますよとだけレスしておけばよかったということですか?
たしかにスレ主さんにご迷惑かけているので、そうだったのかもしれません。(私見ではそれでも反論は来ただろうと思ってますが、また別の話になるので……)
ここが議論の活発な掲示板だったこともあり、間違っていると感じて黙っていられませんでした。私には、他の方が気づかずにスレ主さんを否定しているように見えたので、それもあって言葉にしたくなったのです。
あまくささんへの以降の返信やパクトボーさんへの返信にちょっと関連したことを書いたのですが、そのあたりのこともあって言うべきだったか言わざるべきだったか判断がついていません。

私なら、もし他の方を批判せず共感しただけのレスに「よくないやり方だ」と反論がきても、ここが掲示板ということもあり当然のやり取りのように感じるのです。
(ここまで書いておいていまさらですが、そもそもの解釈がエスパーになってたらすみません。実は「この解釈で合ってるかな?」と思いながら書いてましたので。)

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

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元記事:書きたいネタがあります

こんばんは。
源氏物語と妖刀の組み合わせって、アリだと思いますか? 時代設定は明治時代くらいの話にしたいです(スチームパンク的な)。
主人公は、妖刀・若紫に魅入られた呪い子で、仲間と共に妖刀を集めていくーーっていうところまでは浮かんでいるんですけど、そこから先が進まなくて。
あと、同じ時代設定で、妖刀を作った鍛冶師の末裔の男が、妖刀に魅入られたことで自らのルーツを辿る旅に出る、っていうネタもあるのですが、どちらがいいと思います?

上記の回答(書きたいネタがありますの返信)

投稿者 玄翁 : 0

源氏物語の字面に惹かれて平安時代が舞台?と思ったのですが、違うみたいですね。

そして今一つ話が見えないのですが、妖刀の名に源氏物語の各ヒロインの名前をあてると言うことでしょうか。
悪くないと思いますよ。

>主人公は、妖刀・若紫に魅入られた呪い子で、仲間と共に妖刀を集めていくーーって
>いうところまでは浮かんでいるんですけど、そこから先が進まなくて。

元ネタである源氏物語のエピソードをモチーフにするといいかも知れません。
例えば、当初主人公は若紫に魅入られ虜にされそうになるも途中から妖刀・六条(の御息所)にとり憑かれそうになるところを逆に若紫に守られる、とか。

あるいは、かつて主人公が本当に手に入れたかったのは藤壺だったが三ノ宮がそれに近い存在と聞き、いざ手に入れようとすると、他に心を移すのは許さん、と若紫が怨念を激しくさせてあわや主人公が窮地に陥る、だとか。

あくまで例として適当に思いついただけなので実際にはスレ主さんのやりたいようにしてもらえばいいですが、元のエピソードを都合よく取り入れるのも一つの方法だと思います。

>あと、同じ時代設定で、妖刀を作った鍛冶師の末裔の男が、妖刀に魅入られたことで
>自らのルーツを辿る旅に出る、っていうネタもあるのですが、どちらがいいと思います?

何だかかつ丼とカツカレーとどっちがいいか?みたいな例えが思い浮かんだのですが、どっちでもいいと思いますよ。
と、言うかできるなら両方作って食べた人間にどっちも美味い!と言わせるぐらいの腕前を見せるのが一番なんでしょうけどね。

ストーリーの大筋としてこっちがまずいとかはなさそうですし、最終的にはスレ主さんの作りやすい方で決められたらいいと思いますが。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書きたいネタがあります

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投稿日時:

元記事:学園異能バトルものはオワコンなのか

はじめまして。藤村と申します。
最近、ファンタジー学園ものはありますが、学園異能バトル(現代)ものはほとんど見かけません。
なので、もうすでにブームは去っていて、書き手としてもそれは避けたほうがよろしいのでしょうか。
回答、お待ちしております。

上記の回答(学園異能バトルものはオワコンなのかの返信)

投稿者 読むせん : 3 人気回答!

「現代異能バトル」は「ファンタジー」やで?

強いて言うなら、学校に詳しくない人も楽しめる(社会人とか当時の記憶ないよ)

現代にはダンジョンや敵(モンスター)がいないため、人間同士のバトルになる。ワンパターン化しやすい

レベルアップとかの数値化が難しい

とかではないでしょうか?
アクションだと【主役になれない槍使い】とかアクションジャンルで1位だったときあったし。あれSFっぽいけど

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 学園異能バトルものはオワコンなのか

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投稿日時:

元記事:面白い社会派作品の描き方

「日本のアニメはダメダメ。社会に無関心すぎ。サウスパーク見習うべき。」みたいな意見をネットで見たので社会派な作品を描こうと思うんですが、面白い社会派な作品を描くには何を気を付けたらいいですか?下手したら「作者の声高で野暮ったい主張がウザイだけの作品」とか「『俺って社会派だろ?』とアピールしたがる作者が痛々しい」と言われませんか?

上記の回答(面白い社会派作品の描き方の返信)

投稿者 元々島の人 : 0

私はなろう処女作が超社会派作品でした。現代社会の様々な問題を詰めこみました。(大して知識ないですが)、かなりシリアスでハード、バイオレンスや残酷なシーンの多い刑事もので、少年犯罪や少年法、暴力、けんか、いじめ自殺等のハードな描写が連発する話を結構力んで書きましたが、やりすぎたと思いますし結果4000PV位が限界で失敗の一つであり、もうこう言った作品は書きません。今は娯楽性を高めなろうの読者に合わせようと書いています。

カテゴリー : その他 スレッド: 面白い社会派作品の描き方

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