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変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう) (No: 1)

スレ主 怒髪天 投稿日時:

作品自体は面白いと思います。『指○物語』や『守○人』シリーズなど。しかし、作者を調べると、前者は言語学者(博士号)旦那は地理学者。そりゃ、独自の言語も作れるし、地図も作れるよねという。指輪物語はどう生まれたかのような本で読んだけれど、旦那に手伝ってもらいましたって書いてあったし。そういう作品の裏話。この作者はどう生まれたか、のような本を読むと、大学院行きました。(後者も、オーストラリアなどなどエスノグラフィーのために何度も足を運んだとかかれている)
 幼少期も親から本を読み聞かせてもらった。口承を伝えてもらった。食事を作ってもらった。古武術を習った(すべて後者)など、です。
 いや、中卒の作家もいるよ、ハ○ー・○ッターの作者は無職シングルマザーだよと来るでしょう。でも彼女は大学も出ているし、留学もしているし、幼少期はそれは素晴らしい幻想的な森の近くで暮らしています。

 いまさら学校に行くお金なんてないし、留学もできない。(お金の問題というより、現役時代にそれを後押ししてくれる、親の質、親ガチャの問題ですよね)
 自分の幼少期なんて本なんて読みやがって、賢ぶるな! などという親に育てられて本を読んでくれたことはおろか、家には5冊も本はなかった。本など買ってくれたこともない。食欲をかきたてるようなおいしそうな食事を作ってもらったこともない。親の家を出るまで既製品しか食べたことがなかった。そのわりに台所を使うことも禁じられて料理も覚えられなかった。近所に美しい森なんてなく、汚い住宅街で育った。
 ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
 自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。
 作者についていろいろ言いましたが、ファンタジーを築いたなんて言われているくらいだから、やっぱり作品は面白いのです。王道は王道たりえるんです。自分が作るファンタジーはやっぱりまがい物です。
 絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。
 変えられない生まれや環境を補うために本も断言できるほどたくさん読んでいるし、映画も劇も見ていますが、やっぱりそんな努力では越えられない壁があるように感じます。別に指輪物語や守り人シリーズほど売れたい、有名になりたいってわけではないんですけど。そこそこすら叶わないのではないか、と重鎮たちを見ていると思ってしまいます。

 質問です。ファンタジー系を書く作家で、経歴があまりうらやましがられない人を教えてください。傷ついた心を慰めたいです。
 虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
 良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

カテゴリー: やる気・動機・スランプ

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変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 2)

投稿者 甘粕 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

囚われてひねくれ過ぎではないかと。
絶対書けないって自分で自分に呪いをかけては駄目だと思います。

中途半端な不幸ってなんでしょうか?
試しに言いますと私は発達障害ですし躁鬱病持ちです。もう変えることは出来ませんし治りません。こういう事ですかね? 自慢って。

私も作者に嫉妬する事もありましたが
結局どうしようもないんですよね。

ここでは余り力になれそうになさそうな質問だと思いました。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 10)

スレ主 怒髪天 : 1 No: 2の返信

投稿日時:

中途半端な不幸→自分は不幸だと思っているけれど、他人にそのことについて話しても、同情されない、理解されない、それは不幸じゃないでしょなどとなぜか自分が不幸だと言っているのに相手がなぜかジャッジしてくる、などと追い打ちをかけられる不幸のことです。
コメントありがとうございました。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信 (No: 13)

投稿者 甘粕 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

追い討ちをかけられる様な不幸なら、私も当てはまるものがあります
(性別違和、Xジェンダーって言うんですけど)

でもそんなのは大なり小なり抱えているものであって、不幸自慢なぞ創作者には一番不毛で役に立たないもので、そんな生産性のない事をしている暇があるなら図書館で本を読むなり書いたり、Web小説なりを覗きに行こうとするでしょう。

環境を補う 嫉妬してしまうのが嫌だ
と言うなら他の方も言及している様に行動するしかないのです。

幼少期に本を豊富に読める環境になくとも大人になってからでも本は読めます。むしろ大人になってからの方が理解力があるので有利なのではないですか?

と考えるのです。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 3)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

叶うなら、一度は読んでみたい『非現実の王国で』ヘンリー・ダーガー(´Д`)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あー・・・・日本語読めて図書館がある地域に住んでいたら別に遅くはないよ?
まぁ私の暮らす町は、図書館ないし。学校にも図書室なかったけど、家には古本がいっぱいあったからねー。知識の片よりパナイです。

 インテリコンプレックス、そんな分かんないだけど、今から知ろうとすればいいじゃん。昆虫入門とかザラにある時代よ?勉強はできた方が便利だとは後で思い知るもんだし。

 あと留学もたぶん無駄。理解できるくらい自国を知らないと、こんなに異国って違うんだーってのが、そもそも入って来ないから。

 自分の異常性って、平均的に生きている「一般人」と日常会話させていただいて始めてぶち当たって、ドン引きされたり絶句されたり不気味な生き物を見たかのようなリアクションされって【あヤベっ「これ」異常だったのか】ってなるやん?異常と日常と奇形と平均を割り出すために「自分の輪郭」の把握って大事よ?それが出来なきゃ異常性が分かんないの。

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 4)

投稿者 ドラコン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 ドラコンと申します。ご質問につき、私見を申し上げます。

 ご質問の第一印象は、「憧れを小説にすればよいのでは?」です。

 具体的な名前は憶えていませんが、NHKEテレが月曜夜に放送している、お菓子作り番組『グレーテルのかまど』は、作家等文化人にまつわるお菓子を取り上げています。そして、作家の中には自分の憧れを作品にした人も結構います。

 確かに、ファンタジーを書くとなると、文化人類学や言語学の素養があれば、有利とは思います。中華ファンタジーの書き手にも、『僕僕先生』の二木英之氏のように、中国への留学経験のある人もいます。

 私も、中華ファンタジーを書こうとはしています。ですが、中国史を専門に勉強したことはありませんし、中国語も漢文も読めません。聞きかじった程度の断片的な独学です。中国の古典も、日本語訳の『三国志演義』『西遊記』を読んだ程度です。

 特に、「三国志」の情報源は、シミュレーションゲーム『三國志』、アクションゲーム『真・三國無双』と、その攻略本ですからね。

 資料集めにも、特別お金をかけているわけでもありません。主として、BOOKOFFなどの古本屋の、それも雑学文庫コーナー、新書本コーナーです(単行本の歴史、サブカルチャーコーナーへも行きますが)。何千円もする高価な本を買ったことはありますが、むしろそれは例外です。大体は、1冊数百円程度です。1000円を超えると「高い」ですからね。Wikipediaなど、ネットの情報なら、タダです。

 創作資料に関しては、このサイトの創作資料コーナーに一通り紹介されています(長らく更新が行われていませんので、古いものも多いですが、楽天やAmazonで古本を探す方法もあります)。
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/a4.html

 枝さんが、強い関心のある国や時代があり、アンテナを張っていれば、向こうから資料が飛び込んでくることはあるでしょう。実際、そういう経験は何度かあります。

書き忘れの追記です (No: 6)

投稿者 ドラコン : 0 No: 4の返信

投稿日時:

 書き忘れがあるので追記です。

 >具体的な名前は憶えていませんが、NHKEテレが月曜夜に放送している、お菓子作り番組『グレーテルのかまど』は、作家等文化人にまつわるお菓子を取り上げています。そして、作家の中には自分の憧れを作品にした人も結構います。

 この点ですが、幼いころに養子に出されたり、貧乏だったりと、幼少期が不幸せだったので、枝さんのおっしゃる「温かい家庭」に憧れを持っていた作家も多かったように記憶しています。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 11)

スレ主 怒髪天 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

自分も資料集めはその程度です。そこが始めにいった持つ物と持たざるものの壁なのかなと、幼少期から親、環境が、知識を与えてくれて、作品をいざ書こうとしたらすでに書けるだけの知識を持っていた。そして書いたらデビュー。小さい頃から読んでいた物が血肉となって、それに加え財を投資してもらって大学院まで行っているわけですからね。
 しかし私(たち?)は違う。幼少期は読める環境にはなかった。大人になり、小説を書こうとする段階で自分の知識のなさを知る。書きたい物語があるのに、やっているのは、せっせとなけなしのお金をはたいて資料を集めて読み解くこと。そうして書き上げた物を新人賞に送るが結果は? 結果の違いが全てを物語っていると思います。

「憧れを小説にすればよいのでは?」 このアドバイスは初めてだったので今後の作品を作る上で何かに活かせたらと思います。コメントありがとうございました。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 5)

投稿者 ズッパシ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

中途半端な不幸、いいじゃないですか!
あまりにも恵まれていると闇を書けないし、かと言って可哀想オーラマシマシだと読者に「同情されたいの?」と思われたりしてめんどくさいので、僕はそこそこに不幸せな人が作家には一番向いていると思います。
枝さんが普段どんな作品を書かれているのかは存じませんが、「小説家になろう」では今ザマァ系(ざまあみろの意味)の小説が流行っています。
パーティやギルドを追放された主人公が今まで開花していなかったチートに目覚め、復讐したり、実は主人公が有能だったので主人公の抜けたパーティは自然消滅したり壊滅して、スカッとする話です。
テレビでもスカッとジャパンという番組が流行っていたり、今はそういう「不幸から一発逆転」という物語が流行っていますよ。
まさに枝さんに向いているタイプの作品だと思います。
読者も、あまりに主人公が不幸すぎると自分と重ねられなかったり、ストレスがたまりすぎるので、そこそこに不幸な入りからスタートするのは悪くないのではと思います。
お話の骨格さえ当てはまっていれば、異世界でなくてもいいと思います。
話を聞く限りネグレクトに思えるので、そんな毒親に家を追い出された後で親が「私が悪かった」と泣いて謝ってくるような小説をためしに書いてみてはどうでしょうか?
骨格が似ている「幼馴染虐待系」の小説も最近流行っていたので、もしかしたらヒットを狙えるかもしれません。

ついでに質問にも答えさせていただくと、僕が知ってる不幸な作家はToLOVEるの矢吹謙太郎先生とワールドトリガーの葦原大介先生です。

矢吹先生は妻をニコニコ配信者に寝取られたエピソードで有名な方ですね。
でも、その後復讐するようなことはせず離婚の慰謝料を払い娘の親権を獲得したとても立派な作家さんです。漫画家の中では、一番尊敬できる方です。

葦原大介先生は、死ぬほど痛い難病を患いながらも今も現役で連載をされている漫画家さんです。
書いている作品もとても面白くて、この人は本当に才能のある方だと思います。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 12)

スレ主 怒髪天 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

 コメントありがとうございます。
ザマァ系(ざまあみろの意味)の小説が流行っています。→知りませんでした。そんなジャンルも流行っていることさえも。
パーティやギルドを追放された主人公が今まで開花していなかったチートに目覚め、復讐したり、実は主人公が有能だったので主人公の抜けたパーティは自然消滅したり壊滅して、スカッとする話です。
 読みたいので、題名は何というのでしょうか。
話を聞く限りネグレクトに思えるので、そんな毒親に家を追い出された後で親が「私が悪かった」と泣いて謝ってくるような小説をためしに書いてみてはどうでしょうか?
 新作のアイデアまでありがとうございます。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信 (No: 35)

投稿者 七詩 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

返事が遅れてしまい申し訳ありません。
興味があるならもう調べているかと思いますが、代表的なのをいくつか挙げさせてもらいますね。

・盾の勇者の成り上がり
https://ncode.syosetu.com/n3009bk/
ザマァ系なろう小説の始祖と言われています。アニメ化もした有名な作品で、賛否はありますが二期も決定しており海外でもかなり人気の作品です。
異世界にある日飛ばされた主人公が王族に騙され裏切られ、武器も盾しか持てないというハンデを背負うのですが、獣人の少女と出会って自分たちなりに強くなっていき、最後には裏切った王族や他の転生者に一泡吹かせます。獣人少女との絆や最後に王族と相対するシーンは見ごたえがあります。

・ありふれた職業で世界最強
https://ncode.syosetu.com/n8611bv/
主人公はある日クラスごと異世界に転移します。平凡な能力しか持たない主人公はクラスメイトに虐められ、ダンジョンの奈落の底に落とされますが、そこで復讐を誓い強力な力も手に入れヴァンパイアの美少女もついでにゲットしちゃってダンジョンから帰還します。
かなり過激な内容で「盾の勇者」以上に人を選びますが、一部の熱狂的な信者に支えられている印象です。主人公のどす黒いまでの復讐心と、エロ&グロが大丈夫ならぜひ一度読んでみてほしいです。これもアニメ化されていますが、アニメ版はおすすめしません。

・信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
https://ncode.syosetu.com/n9584gd/
元は短編で公開されていた作品ですが、人気を博して現在は連載版も公開されている作品です。
こちらは上記の「ありふれ」に近い内容ですが、より最近の流行を取り入れた内容で現在は常に小説家になろうのランキングで上位をキープしています。
流行を知るという意味では、とてもいい作品かもしれません。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 7)

投稿者 大野知人 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

うーんと、言っちゃなんですが『不幸』ってのは捉え方の問題です。
別に、東大行ったやつが幸せじゃないですし。高校中退ギリギリだった俺は不幸じゃないです。

言い方は悪いですが、上条当麻が不幸かって話です。
あのキャラの場合、何度も命の危機に会いつつも毎度何とか潜り抜けている、という意味で考えれば不幸ですが。見方を変えれば『女の子に囲まれてキャッキャウフフしててうらやましい』訳です。というか、そういう要素があるから売れるわけですし。

同じように、親が云々、学歴が云々というのもものの考えようです。

うちの親は、毎日喧嘩ばかりしていて、俺自身そのせいで不眠症になりましたが。
それでも、母は『日常生活の中ではこれだけは譲れない!』というものを父に伝える文化人でしたし、父は『己の仕事のクオリティのためなら過程を無碍にするのもやむを得ない』という職人でした。
彼ら二人とも、見方によっては『口うるさいオカン』と『亭主関白のダメ親父』ですが、見方によっては『文化にこだわりのある哲学者』と『己のすべきことをしっかりと考える職人』です。

俺の最終学歴は高校どまりですが、いろんな博物館や高校時代の担任の伝手、果ては親の職場の知り合いまで。いろんなコネを伝って博物館の資料室に出入りし、京大の教授にアポを取って質問し、探偵に面白い話を聞きながら毎日を過ごしています。

人生の中に、『親ガチャ』、『生育環境ガチャ』の様な物が全くないとは言いませんが、結局は行動です。

今、金持ちの人間が何で金持ちかと言えば、その先代か先々代が頑張って働いたからです。或いは、効率よく金を稼ぐ方法を考えたからです。
『金持ち』という立場に胡坐をかいている人間を批判することはいくらでもできますが、『金持ち』が『金持ち』となるに至った人物から学ぼうとしないのは、ただのリソースの無駄遣いです。

それでも、低学歴な著者を見て慰められたいというなら、『林トモアキ』という作者をお勧めします。
高専卒で、とあるエロゲから『文章ってこんな自由でいいんだ!』と気付き、一定の層に対して一時代を築いた、とても立派なラノベ屋です。
ぜひ、参考になさるといいでしょう。

ただ、大事なことは行動することです。
知らないことは学べばいいのです。刑事だけじゃなくて、小説家も足で稼ぐ仕事です。大学に行き、図書館に行き、博物館に行きましょう。
学ぼうと思えば、金なぞなくてもいくらでも学べます。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 8)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

私は小説を読むとき、作者がどんな人間なのかということにあまり興味を持ちません。気になるのは小説が面白いかつまらないかだけ。つまらなければ読むのをやめるし、面白ければ楽しい時間をすごせるので取り合えずわりと満足です。

で。
ここまでは読者としての私。しかしヘタクソなりに小説を書いてもいる人間なので、面白ければ次には「どうして面白かったのだろう?」と考えます。これは研究心とか向上心ではなく、クセになっているだけです。アニメを見てても「あ、いまフラグが立ったな」なんて思ったりしますからね。

まあ、その創作物が群を抜くほどエキセントリックだったりした場合に、「どういう性格の作者ならこんなことを思いつくんだろう?」くらいは思い、かるく興味を持つこともまったくなくはないですが。でも、そういう興味から作者の素性なりを調べても、それで創作の秘密がわかったためしなんてありゃしません。

言語学者ならすぐれたファンタジーが書けるってホントですか?w
だけど学者なんて世の中に掃いて捨てるほどいるじゃないですか。そういう人たちの大部分は、小説なんて書けないはずです。

創作の秘密って、創作物の中からしか見つけられないですよ。

主人公が物語の中である行動をとり、それによって読者が感動したとします。なぜ感動したかは、ストーリーを分析すれば分かります。伏線で読者をゆさぶり、期待感を生じさせ、あるタイミングで的確にツボをついて期待にこたえれば、人間ってやつはけっこう他愛なく感動したりするみたいですよ。
優れた作品を読んで、そういうカラクリのすべてが私に見抜けるなんて豪語はしませんが、なんとなく程度なら「ああ、あそこで伏線をはってたな」くらいは思うんですね。

作者がどんな人間なのかを調べ、それが作品のテクニックとどう関わっているのか分かるのならまだいいのですが。
作者が恵まれた境遇の人物だったと分かったところで、私にとって得るものはありません。
得るものが無いことを考えるのは時間の浪費だと、わりと思ってしまう方です。だから、そんなことに興味は持ちません。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 9)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

あまり経歴がうらやましがられない人ですかー!
良い情報なら広げたいと思うけど、ちょっと回答しにくいご質問ですね。
お役に立てずにごめんなさいね。
でも、きっと苦労されて書籍化デビューされた方はいらっしゃると思いますよ。

ただ、そこまで無理だとご自分で思われているなら、無理してファンタジーじゃなくて、別のジャンルのものを書かれたらいかがですか?
色々と試されてみるといいですよ!
意外な自分の長所を教えてもらえることもありますし。

お互いに頑張りましょうね。
ではでは、失礼しました。

人気回答!変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 14)

投稿者 サタン : 10 No: 1の返信

投稿日時:

まあ、創作をする人ならチラッとでも一度はそう感じるものだよ。
思い通りに書けずイライラと劣等感と妙な焦燥感に駆られたりしながら。

でも冷静になれば、たぶんスレ主も自分でわかってると思うけど、これって単に彼らがしてきた努力を無視して結果だけに憧れてるだけなんだよね。
同じ努力をすりゃいいじゃん、今からでも遅くないじゃん、という正論にぶち当たるとぐうの音も出ない。
それがわかってるから、こうした愚痴になるわけだと思うけど。

大学教授がそれまでどれだけ論文を書いてきたか。主張を論理的に組み立てて結論に導く構成力はそうやって身につけてきたんであって、何の苦労もなしにポンと指輪物語を書いたわけではない。
「そりゃ言語学者なら出来るよね」って、じゃあその言語学者になる努力は考慮に入れてないんスかって話。
例えば、貧民街の子供が、国の王様を見上げて「生まれが違うからな、あいつらいいよな、王族は好き勝手出来てよ」って言ってるようなもん。
会社を起こすための苦労や屈辱をガン無視して、「社長はいいっすよね~」なんて羨んでもね。
キミも同じだけの苦労と屈辱を味わえば、少なくとも近いところまではいけますよ。という事なんだけど、それを「いや~自分は学がないんで~」とか言ってやってないだけなんよね。

で。
別に説教したいわけじゃなくて。
そもそも、彼らは別に「作家になるために言語学者になった」わけではない。
もともと言語学が専門。
それを、創作作品に取り入れた、応用した、というだけなんよ。

わかるかな……。
今のスレ主と同じような事を考えてる初心者や書き慣れてない人は非常に多いと思うのだけど、思考が逆なのよ。
「創作のために天使や悪魔の知識を勉強する」って人は初心者とかにすんごい多い。
ちがうの。
「天使や悪魔とか幻想生物なんかにすんごい興味があって、そういうの調べるの趣味なんです」って人が「天使や悪魔についてを創作作品で小説にしてる」というものがヒット作の真実。
例えば漫画家の水木しげるは「妖怪が好き」な人で、「漫画を書くのが好き」な人ではないのよ。
単に「妖怪好きな自分を表現するのに丁度いい媒介だから漫画を描いていた」という人なの。

だから、「あの人は言語学者だから……」と嫉妬するのは大きな間違いで、
じゃあ「あなたの専門、得意なこと、好きなこと、趣味はなんですか?」って話なの。

言語学だとか大学教授だとか、そういうたいそうなレッテルに騙されてはいかんよ。
ドラマ「全裸監督」見てみ。おもろいぞ。あれ、アダルトビデオの話だぞ。
方や「言語学」、方や「アダルトビデオ」、ソレについて詳しい人がソレについて表現している作品ってだけの話なのよ。

わかってもらえたかな。
「あなたの得意なもの」を見つけりゃいいだけの話なのよ。
何でもいいの。アダルトビデオでもいいの。
私は割とこのスレで何度か書いてるけど、だから創作ばっかやってる人は他の趣味を探すべきで、好きなことを見つけて「ソレについて書く」ってことをしなきゃダメなのよ。
なんか結局説教地味てるのはすまないけど。

それが男の逝き方だ! (No: 15)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

卵が先か、鶏が先か…

壊し屋シリーズや、13国記の人は民俗学者より先に作家になっていたと思うけど…

まぁ、でも貴方の『芸風』は こ こ で は ウケると思うぞ
自信がないのは、それで『笑い』を取ったことがないからだ
ネタとして、もっと磨け、尖らせろ、そして…武器にしろ!

泣き事は、泣き事を振り回して鳴き狼になってからにしろ!!

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 16)

投稿者 しか : 1 No: 1の返信

投稿日時:

皆さん、落ち込んでいる方に対してひどいですね。私はここでは部外者ですし、質問にお答えする知識もありませんが、思わず書き込んでしまいました。スレ主様はそれほどおかしなことを言っておられるでしょうか。私は分かりやすく不幸なエピソード持ちですがその界隈の中では恵まれていたので、スレ主様のおっしゃることがよく分かります。同時にある分野での才能と環境・周囲の理解に恵まれていたので、それが努力で得られないことも知っています。その分野では私以上に努力していながら私の足元にも及ばない人たちを見てきました。というか私は努力などしなかったのですが。
好きなことを追求するにも環境がものを言うと思います。
ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。返信のほとんどが私には体育会系の根性論に思えます。作家であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

スレ主様。時間も経っていますし見ておられるか分かりませんが……書いた通り私は見解に同意です。現実は変えられませんし、努力で生まれを塗り替えられるほど人生は長くないと思います。叶いそうもない夢に向かって努力することは全く否定しませんが、それは自分を疲弊させることになりますし。ただ、現実を認めることは先へ進むために必要な一歩でもあると思います。
何もアドバイスできなくて申し訳ありません。

人気回答!変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 17)

投稿者 サタン : 6 No: 16の返信

投稿日時:

他人に成り変われるわけではないので、他人を羨んでもしょうがない。
そもそも彼らは特別な何かを持ってるわけではなく、それが特別なように見えるのは貴方が成功者を羨んでるが故。
彼らが持ってるものは誰でも持ってるような「何か」で、それはもちろん貴方にもある。
他人の「何か」を羨むんじゃなく、自分がいま持ってるものを磨きましょうよ。
別に努力しろって話じゃなくて(前半はそういう正論もあると書いたが)、自分が持ってるものをちゃんと見つめてください。それは貴方しか持ってないもので、それに気がつけば、今度は誰かが貴方を見て羨むでしょう。
「自分の好きなことをする」というのはとても大事なことですが、その前に、まず「自分に出来ること」をしましょう。
この問題は誰しも一度はチラッと考えるものですが、ネズミが鳥を見て「あいつは自由に空飛べていいな」と言ってるようなもの。
テメーの立派な歯は大木をも切り落とせることを知らないで他人を羨んでるだけ。
だから、まずは自分の得意な事、自分に出来ることをちゃんと知りましょう。

……少なくとも私はそういう話をしたと思うので、体育会系な根性論ではないよ。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 18)

投稿者 あまくさ : 2 No: 16の返信

投稿日時:

>好きなことを追求するにも環境がものを言うと思います。

当然、ものを言いますよ。かと言って、環境だけがものを言うわけでもありません。そこを混同されていないでしょうか?

>返信のほとんどが私には体育会系の根性論に思えます。

いや。そもそも努力=根性だとは誰も言っていませんよ。

このサイトにかぎらず、創作について語りあう場では「努力と才能」「努力と環境」という話題がしばしば持ち上がります。私がわりといつも驚くのは、「努力」という言葉を必要以上に嫌う人がいることです。
しかし、「努力」というのは別に褒めるようなことではないし、逆に嫌うことでもありません。

必要なら努力する。

それだけのことです。

何かほしいものがある。しかし、現状では手に入らない。
そういう時に諦められないなら、何かの行動を起こすしかありません。それが「努力」です。諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。

ちなみに行動の仕方には、

1)あれこれ考えて工夫する。
2)がむしゃらに頑張る。
3)誰かの手助けを求める。
4)その他。

など色々あります。2が「根性」ということになりますが、それだけが努力ではありません。(個人的には2のやりかたはあまり推奨しません。考えなしに闇雲に頑張って突き進むのは、他人に迷惑をかけてしまうこともあると思いますから)

>ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。

ちょっとちょっと(笑
なんだか、決めつけるような言い方をされますね?

いや、そうではなくてね。
諦められるのか、諦めたくないのかが出発点。そうシンプルに考えた方がいいんじゃないかという話をしています。
他人を羨むということは、現実的な背景があって心情的には理解できても、結局あまり役には立たない「雑念」でしかないんじゃないかと。

>作家であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

作家としての視点と仰るからには、小説の題材としてはよいという話になりますが、それでよろしいですか?
それならば同意できます。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 19)

投稿者 甘粕 : 1 No: 16の返信

投稿日時:

私は体育会系の根性論反吐が出るほど嫌いなんですよ。

確かに環境は大事ですが、それだけではないですし、他人を羨んだって仕方がないんだよ 何か別のもので補う事もできるでしょうというのは体育会系でなくとも当たり前の考えだと思うのですけど。

小説はスマホで書いたり簡単に調べ物もできる時代です。補うには十分過ぎる時代になったのです。言い訳が出来ない時代に来ているんですよ。

ここが作家を目指す人ばかりではありませんよ。私は小説に関しては趣味なので。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 20)

スレ主 怒髪天 : 1 No: 16の返信

投稿日時:

新しいスレでも見ようかなあ思ってきたら、結構前に立てた自分のが2番目で驚きました。もう2ページ目になって埋もれているのかと思ったら、今日もコメントついているし。(16日)いつの間にか回答数18ですね。
 理解者がいて嬉しいです。コメントありがとうございました。救われました。確かに疲弊しているけれど、まだ努力できそうです。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信 (No: 23)

投稿者 しか : 0 No: 20の返信

投稿日時:

枝さん。
No.20は16への返信となっているので、私への返信と思っていいのでしょうか。わずかでもお役に立てたのなら本当によかったです。おそらく猛反論を食らうだろうと予想していたので(私の書き方もいきなり喧嘩腰で悪かったですが)、出遅れましたが意を決して書き込んだ甲斐がありました。
実際に行動されていて、おそらく“生まれを塗り替えようとする時間”も短くはないでしょうから、良い状況にたどりつく確率は低くはないと思っています。しかしまたどん底に落ちたときには理解する人間がいることを思いだしてください。

それから今ごろになって返信してしまい、蒸し返すような形なって申し訳ありません。
いつもは(この掲示板に限らず)返信をいただくことがほとんどなかったので、「一週間くらいしたら見に行けばいいだろう」とぬるい気持ちでおりました……。
返信すべきか迷ったのですが、言い逃げのようになっても板の雰囲気を悪くするでしょうし、私も言いたいことはあったので遅くなりましたが返信します。

サタンさん
>ネズミが鳥を見て「あいつは自由に空飛べていいな」と言ってるようなもの。

スレ主さんはまさしくそれを嘆いておられたのではないでしょうか。大木を切り落とす能力に気づいていないのではなく、大木を切り落とせなくていいから自由に空を飛びたかったと。私の書き込みはそう受け取った上での返信でした。

>……少なくとも私はそういう話をしたと思うので、体育会系な根性論ではないよ。

サタンさんの書き込みはあまり根性論とは思わなかったので、“ほとんど”の中に含んでいないつもりでした。

あまくささん
>環境だけがものを言うわけでもありません。そこを混同されていないでしょうか?

環境というのは育った家や周囲の人だけを指すのではなく、遺伝子をはじめ、過去の他人との会話、本人他人含めた一挙一動すべてだと思っています。これは書いてなかったですしそういう解釈ではないほうが多数派だと思うので誤解されても仕方なかったと思います。ただ私は自由意思は存在しない派なので、もし同じ考えでなければどこまで話しても平行線になりそうです。
それに周囲の環境に恵まれた人は他に恵まれていないわけではなく、同じように周囲の環境に恵まれていない人が代わりに他に恵まれているわけではないですよね。他に恵まれていたなら弱音を吐くこともないでしょうし、他があるという考え方では解決にはならないと思います。

>「努力」というのは別に褒めるようなことではないし、逆に嫌うことでもありません。必要なら努力する。それだけのことです。

私もそう思っています。しかし上記のあとに続く部分には異議ありです。
私が根性論と指すのは「行動すれば見返りがある」「望み通りにいかないときにも必ず選択肢はある」という考え方です。ですので、どんなときでも行動の仕方としてあげておられる4つのいずれかは必ず可能だという考えならそれは根性論だと思います。

>諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。

スレ主さんは努力しても届かないと思っていながら諦めることもできなかったためにここに書き込まれたのではないでしょうか。

>他人を羨むということは、現実的な背景があって心情的には理解できても、結局あまり役には立たない「雑念」でしかないんじゃないかと。

その「雑念」の一言で一蹴することは根性論ではありませんか? 少なくとも冷たい考え方だと思います。

わき上がる(ここでは負の)感情をなかったことにはできないけれど、それを他人にさらされると(要は弱音を吐かれたりすると)居心地が悪いですよね。というか私は居心地悪いです。人から聞く話は総じてハッピーエンドであってほしい。現実ならなおさらです。落ち込んでいた人はいつかは「前を向いて歩きだしました」と続かなければ嫌です。「落ち込んだまま人生を終えました」なんて結末は受け入れたくありません。でも自分がどん底だと思っているときには自分の不幸な現状を否定されて元気になれますか?私ならどん底のときには不幸な人の存在を感じたいです(必ずではなく現実逃避したいときもありますが)。それは不幸な現状を抱えていることを許してもらえた気になるからだと思っています。自分の居場所を認めてもらえた気になるというか。不幸なときほど「いまはそれでかまわない」と言ってもらいたいです。他人の不幸話はしんどいですが、一番抜け出したいと思っているのは本人のはずなので、そこで「頑張って抜け出せ」と他人が言う必要はないと思います。

>なんだか、決めつけるような言い方をされますね?

決めつけたのではなく、そのような傾向があるのではないかという予想というか可能性を言ったつもりでした。私は最初の書き込みにあるようにほとんどの返信をひどいと感じたので、「悪意ではなくこのような感情から(私の思う)ひどい返信が寄せられたのではないか」という趣旨でした。

>作家としての視点と仰るからには、小説の題材としてはよいという話になりますが、それでよろしいですか?
それならば同意できます。

すみませんがよく分かりませんでした。「小説の上での空想としてなら、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点が大切、という話ならば同意する」というような意味でしょうか……。なんだか(私が)悪く取りすぎかもしれませんが、もしこの解釈で合っているなら、私が指した作家の視点とは特定の物語に依存しない作家本人が世界を見る視点というような意味で書いたことなので、そのような解釈をされたのなら心外です。
作家本人の視点から作品が生まれると思っているので、空想と現実のように切り離すことはできないと思います。
しかしいま思うと、人を傷つけるために小説を書く人もいるかもしれないので、必ずしも大切なわけではないですね。私の信条からそうであってほしいというだけのことをちょっと大げさに書いたと思います。

甘粕さん
>他人を羨んだって仕方がないんだよ
>何か別のもので補う事もできるでしょう(以下略)

スレ主さんはそれで納得できなかった、あるいはそう思えなかった、そうできない状況にあるのでここに書き込まれたのだと思っています。なにか補うものがあるかどうかも分からず不安になられたのではないでしょうか。

>今小説はスマホで書いたり簡単に調べ物もできる時代です。補うには十分過ぎる時代になったのです。言い訳が出来ない時代に来ているんですよ。

それは小説家になるのに恵まれた人も同じですから、差は縮まないのではないですか。小説家になりたい人がみんなスマホを自由に使えて調べものをする十分な時間があるわけではないですし。新しいなにかが生まれればそれに伴って新しい差も生まれると思っているので、いつのどんな時代にも差は同じようにあると思います。言い訳という言い方は他人に対して冷たすぎると思います。「そう難しいことではなかったのにわかっていてサボったことにそれらしい理由をつける」ようなことを言い訳というならそうですが、この場合はハンデではありませんか。

>ここが作家を目指す人ばかりではありませんよ。私は小説に関しては趣味なので。

私も同じです。あまくささんへの返信ですでに書きましたが、決めつけた書き方をしたつもりはありませんでした。

わたぬきさん
>他人に言われて、なあなあで済ます優しさこそ作家には一番大事なものだ!!

皮肉った言い方であって、意図としては私の書き込みに異議を唱えるものだと受けとりましたが正しいでしょうか。
なあなあで済ますというのも何を指しておられるのか分かりませんが、わたぬきさんの思う「なあなあで済まさないもの」が何なのか分かりません。弱音を吐かず努力することでしょうか?
もしそうなら、私は弱音を吐いてしまう人の心を否定せず受け止めるべきだと言っただけで、努力は否定していません。

***

スレ主さん(いま見返したら敬称がバラバラですが気にしないでください…)は

>傷ついた心を慰めたいです。
>良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

と書いておられます。
「~すればいい」「頑張って」などの返信は、失恋中に明るい恋の歌を聴かされるようなもので、求められていなかったはずです。
落ち込んでいる人を激励するのはその人に自然に発露した気持ちを否定して居場所を奪う行為だと思っています。メリットがあるのは激励した側の人間だけで、言い方は悪いですが、弱っている相手にマウントをとって満足しているだけではないでしょうか。

私は本心から返信させていただきましたが、スレ主さんに共感できない方は今回は黙っているべきだったと思います。
(意見を言うなというわけではありません。スレを見て何か言いたいことが出てきたのなら、後日べつのスレを立ててもよかったのですし)

しかさんへ (No: 25)

投稿者 あまくさ : 2 No: 23の返信

投稿日時:

まず、初めに一つ。
枝さんとしかさん、お二人の意見に同意できることが一つだけあります。それは、

◎望みを持てば必ずかなえられるわけではない。

ということです。もっと正確に言えば、

◎望みを持ち、なおかつそれに向かって努力したとしても、必ずかなえられるわけではない。

これが私の基本的な現実認識です。

>ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。

という意見には、一部同感です。

ただし。
努力のやり方と量によっては望みの達成にある程度近づける可能性はあるので、諦めきれないのなら努力してみる価値はあるんじゃないの? とも考えています。

   *   *   *

ちょっと話が脱線しますが、作家になれるという夢を抱く人が増えた背景には「なろうの功罪」も関係しているかもしれません。「書籍化」という甘い言葉が、誰でも簡単に職業作家になれるという幻想を振りまいているように見えます。
しかし作品が一つ書籍化されただけで、小説一本で身を立てていけるわけではありません。
もちろん趣味で小説を書き、ある程度の人に読んでもらえれば満足だという人も大勢いると思います。
ただ、中には。

「あなたはなぜ小説を書くのですか?」という問いに、「負け組の人生から抜け出す一発逆転を狙っている」と答えた方を見かけたことがあります。
本気でそう考えているとしたら、きわめて危険です。

   *   *   *

話をもどします。

>私は自由意思は存在しない派なので、もし同じ考えでなければどこまで話しても平行線になりそうです。

自由意志の問題は、たぶん一生議論しても結論は出ないくらい奥が深いですよ。
「自由意志は存在しない」という見解は、「未来は過去~現在の因果律に縛られ、ゆえにすべて決定している」という考えに行き着きかねないのですが、そういうお考えということでよろしいでしょうか?

>他に恵まれていたなら弱音を吐くこともないでしょうし、他があるという考え方では解決にはならないと思います。

「他がある」というのは前提となる現実認識を述べただけです。それが何かの解決になるとは主張していません。

>私が根性論と指すのは「行動すれば見返りがある」「望み通りにいかないときにも必ず選択肢はある」という考え方です。

私の文章をもう一度読んでみてください。行動すれば「必ず」見返りがあるとも、望み通りにいかないときにも「必ず」選択肢はあるとも、どこにも書いていないはずです。

>どんなときでも行動の仕方としてあげておられる4つのいずれかは必ず可能だという考えならそれは根性論だと思います。

これも同じ。色々な方法があると言っているだけで、それによって「必ず」何かの成果が得られるということではありません。

私の文脈にしかさんが勝手に「必ず」という言葉を付加してしまっています。それゆえ根性論のように見えてしまったにすぎません。

>>諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。

>スレ主さんは努力しても届かないと思っていながら諦めることもできなかったためにここに書き込まれたのではないでしょうか。

私もそう思いますよ。

>>他人を羨むということは、現実的な背景があって心情的には理解できても、結局あまり役には立たない「雑念」でしかないんじゃないかと。

>その「雑念」の一言で一蹴することは根性論ではありませんか? 少なくとも冷たい考え方だと思います。

根性論ではありません。冷たい考え方ではあるかもしれませんね。
しかし繰り返しますが私は「現実認識」の話をしているにすぎず、それを冷たいと感じるのはしかさんの情緒的な印象にすぎないのではないでしょうか? (こういうことを言うところが冷たいのか。笑)

>不幸なときほど「いまはそれでかまわない」と言ってもらいたいです。

よくわかりますよ。
ですが、私はカウンセラーではないのです。

私とて相手の言葉や意見に多少の異論を感じたとしても、その時の相手の気持ちを考えてまずは苦しみを和らげる配慮をすることはあります。しかし、このサイトは人生相談をする場ではないので、ただ慰めるだけで終わってしまっては意味がないと思うんですよ。ですから言葉を選ぶことはありますが、多少なりとも創作に関わるアドバイスを加えるように心がけています。
なので、質問者の考えている前提に異論を感じた場合は、なるべく傷つけない言葉で違うと考えていること自体は伝えようとしています。
(ついでに言うと、当方の考えの方が必ず正しいと思っているわけでもありません。私の考えがおかしいと思ったら、遠慮なく反論してほしいです。意見交換がしたいのです)

>>作家としての視点と仰るからには、小説の題材としてはよいという話になりますが、それでよろしいですか?
>それならば同意できます。

>すみませんがよく分かりませんでした。

すみません、ちょっと言い方が回りくどかったかな?

言いたかったのは、

>作家であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

こう言われると説得力がありますが、

>人間であれば、認めたくない現実を直視しその不幸の渦中にある人に寄り添う視点こそ大切ではないでしょうか。

と言い換えても違和感がないのでは? ということ。

ひねくれたことを言うようで恐縮ですが、「作家であれば」「人間であれば」の部分に「教育者であれば」とか「成熟した社会人であれば」とか、何を代入しても成立してしまうんですよ。
だから、どうして作家であることと結びつけるのですか? と質問してみたかったのです。

……まあ、「作家を目指しているなら、その程度の人の気持ちを理解しろよ」と言いたいのかもしれませんが。理解した上で、どうするかだと思うんですね。「傷の舐めあいをしたい」と言われて「じゃあ、舐めあいをしましょう」でいいのかなと。
もちろん「傷の舐めあい」という言葉がやや聞こえが良くないだけで、苦しんでいる人への寄り添い方にも色々あることは承知です。私はそういうやり方はとらないというだけです。

    *   *   *

一旦、私の考えをまとめておきます。

1)学者としての見識や教養があることが、小説を書く上でさほど重要な要素だとは思えない。

2)小説に限らず望みの達成は、才能と努力と運の3つがかみあった時に得られる。

 2-a、環境が有利に働くのは運の一部。

 2-b、運は当事者の意志でコントロールできない要素なので、これが介在するということは「必ず得られる」は有り得ないことを意味する。

3)努力すれば何かが「必ず」達成できるとはかぎらない。しかし努力は唯一当事者の意志でコントロールできる要素。そして努力の方向や量によって目的への距離を縮めることはできると思うので、諦めきれないのであれば努力してみる価値はある。

*3の「努力は唯一コントロールできる」ということについては、最初に触れた「自由意志」の問題に関わりますね。

ちなみに私見では自由意志そのものは存在します。自由意志によって現状や将来を変えられるのか変えられないのかが、議論の分かれるところなんじゃないかと。

究極的なことを言うと、自由意志否定派の最も極端な考えは、過去も現在も未来もすべて決定していて人間は何をやっても無駄だという見解に行き着くんじゃないでしょうか?
個人的には、まだそこまで言い切るのは早いと思います。

追記。自由意志と決定論について。 (No: 28)

投稿者 あまくさ : 0 No: 25の返信

投稿日時:

以下のように述べられているのがちょっと気になったので、追記させてください。

>環境というのは育った家や周囲の人だけを指すのではなく、遺伝子をはじめ、過去の他人との会話、本人他人含めた一挙一動すべてだと思っています。これは書いてなかったですしそういう解釈ではないほうが多数派だと思うので誤解されても仕方なかったと思います。

>ただ私は自由意思は存在しない派なので、もし同じ考えでなければどこまで話しても平行線になりそうです。

その考え方は、いわゆる決定論ですよね?

人間の自由意志も含めてすべての事象は因果律に支配されており、偶然性の入り込む余地はないという考え方。
人間が主観的に自由に選択して行動していると感じたとしてもそれは錯誤に過ぎず、実はあらかじめ決定しているシナリオの通りに動かされているにすぎない。そういう考え方。

もしガチでこういう考え方を前提にして意見を述べていらっしゃるのだとしたら、本当に平行線になってしまいます。
というか、何を議論しても無意味ということになりかねません。

   *   *   *

一つ、極端な質問をしてみます。
極端すぎるのは論点を明快にするためなので、お許しください。

あなたが街を歩いているときに、凶器をもった暴漢に襲われたとします。どうしますか?

1)逃げる。

2)反撃する。

3)何もしない。

4)その他。

その他も含めれば、あなたは1~4のうち、どれかの行動を選択するものと思います。
それは自由意志ではないのでしょうか?

あるいは本人は自由意志によって選択したと思い込んでいても、それはあらかじめ決められた行動をなぞっているにすぎないのでしょうか? もしそうならば、3を選択してもかまわないことになりますよね? と言うか、仮にあらかじめ3と決まっているのなら3以外は選択できないことになります。
3を選択した場合、高確率であなたは死ぬか大怪我をすると予測されます。

次に、あらかじめ1の行動(逃げる)をとると決まっていたとします。その場合でも、あなたは何もしないでボンヤリしていてもいいことになりませんか? 1に決まっているのなら、それでも結局逃げてしまうわけですから。

私はへんな屁理屈を言っているように聞こえるかもしれません。
しかし、自由意志は存在しないと言い切ってしまうと、そういう「へんなこと」になってしまうんですよ。

ですから私見としては自由意志そのものは存在すると思いますし、人間はそれにもとづく選択もできるのだと考えます。
ただし、選択し行動した結果に対しては必ずしも自由ではない。もしくは、良い結果につながるかどうかは予測不能。
そういうことなんじゃないかと思うんですね。

よろしければ、どうお考えなのかお伺いしたです。

しかさんへの返信 (No: 29)

投稿者 しか : 0 No: 25の返信

投稿日時:

諦めなければ可能性はある、というのは私も同じ考えの上で書き込ませてもらったつもりでした。枝さんもそれを分かった上で、可能性の低さにたえかねての書き込みだったと思っています。
自由意志に関しては脱線になるというのもあってちょっと言葉足らずでしたが、おおざっぱに言って決定論者だと考えていただいてかまいません。
ただちゃんと勉強したわけではないのであまり突っ込まれると返事に窮します……矛盾があったり、これから勉強して考えが変わることもあると思います。(しかもいま見返すと字が間違ってましたし)
いまの考えとしては、意志と呼んでいるものは結局のところ環境(状況というべきか)に突き動かされて決定するのだから、決まっているも同然かなと。未来が見えない(起きていない)ために未来が決まっていないように感じるのではないかと思っています。
「なにをしても無駄だから行動しない」というより、「なにをしても無駄と考えて行動しないことを選択することが必然」という考えです。なにをしても無駄かどうかはやってみるまで分からないという。(王道の決定論でしょうか?)
今回の議論に関して言えば、環境(状況)に抗うことはできないから運命は変えられないけれど、行動が無駄になるかどうかは行動するまで分からないという考えです。

No.28への解答
>あらかじめ1の行動(逃げる)をとると決まっていたとします。その場合でも、あなたは何もしないでボンヤリしていてもいいことになりませんか?

なにもしないでボンヤリしていたら私の選択は3(なにもしない)になってしまいませんか?
逃げると決まっているなら、私は逃げるのだと思います。
それが環境に突き動かされラプラスの悪魔が導いた選択だとしても私には判断がつきません。
私は「意志」も事象の一つだと思うので、決まっているのは私の行動にとどまらずどんな気持ちになりどう考えるかも含めたすべてと思っています。それらすべて一律に、現実に起こる事象と捉えています。
もともとこういう風に考えたのも「さっきの行動をやり直せるのか」という疑問からきています。もし時間が巻き戻っても、私と私をとりまく環境も同じ状況に戻るなら、やり直したところで私は他の行動をとったのだろうかと。もし私が他の行動をとったならそれはなにかが私に影響しなくてはならないのではと。
それと一応……スレ主さんに共感したのは決定論からではなく、私の経験(広い意味で、体験だけでなく見てきたものも含む)に基づく人生観からです。もちろんそれが決定論に繋がるので無関係ではありませんが、決定論が先ではないことを言っておきたくて。言うまでもないかもしれませんが。

>「必ず」何かの成果が得られるということではありません。
>私の文脈にしかさんが勝手に「必ず」という言葉を付加してしまっています。それゆえ根性論のように見えてしまったにすぎません。

「成果が得られる可能性のある努力の方法(選択肢)は必ず残されている」という前提で「努力するかしないか」と話されているのだと解釈していました。成果に必ずと付与したつもりではありませんでした。
読み返してみるとあまくささんの意見はたしかにシンプルな現実主義ですね。ちょっと斜め読みになっていました。
……しかしその現実を理解しておられる方に、重ねて「これしか道はないからやる(あるいはやらない)しかないよ」と言うのでしたら根性論に思えます。
なんというか……「考え方を根性論と言ったのはズレていたけれど、見解は変わらない」といったところです。

「雑念」云々に関して。
少なくとも冷たいと言いましたが、雑念と一蹴することはやはり、冷たいだけではなく実のない根性論だと思います。心と現実(状況)は切り離せないものではありませんか?
というより区別できないものかと。
不安や嫉妬の感情はどんな行動をとれるかという選択肢に大きく関わる重要な状況の一つで、「無視すればいい」で解決できない、現実を構成する要素だと思います。感情は見えなくても作用しているのに、その作用を無視すればいいで押しきろうとするならやはり根性論になりませんか?

>私はカウンセラーではないのです。
>このサイトは人生相談をする場ではないので(以下略)

ここが真剣に小説を書く人の集まる小説のための場所だからこそ、スレ主さんはここに書き込まれたのでは?
スレ主さんは人生相談ではなく小説の相談をしておられたと思うのですが。
書くのを諦めたのではなくて、書きたいけれど気持ちがついてこず、考えた突破方法がここで相談して共感を得ることだったのだと思います。そうならばスレ主さんの求めていた傷の舐めあいは停滞ではなく創作を続けるための解決策なので、アドバイスをするのならまずはそれを受け入れてからではいけなかったのかと。
創作を続けたいからこそ、いっときの上っ面だけの優しい言葉ではなく本物の共感を求められておられたのだと思います。
(私はタイムリーに書いていた短編がまさに「生まれ」を扱うものだったこともあり、解決策ではなくシンプルに共感して書き込んだのですが)

>「作家を目指しているなら、その程度の人の気持ちを理解しろよ」と言いたいのかもしれませんが。

私が注目してほしかったのは「寄り添う」ではなく「現実を直視」の方だったんです。寄り添うは勝手にくっついてくるおまけです。
たとえばネットで不幸な目にあった方の相談に対して「あなたにも落ち度があったから仕方ないことだ」という返信をよく見かけます。現実は不均衡ですがそれは受け入れがたいので、「否定したい」という気持ちに自然に傾くせいだと思っています。落ち度があったからといって不幸な目にあわされて当然なんて、よく考えたらちょっとおかしい。けれど実際には相談者が一方的に責められている場面をよく見かけます。
しかし責めている方は相談者を責めているのではなく、自分を守っているのだと思います。理由があったから不幸な目にあったのだ。だから自分は大丈夫と。要は別の安全地帯にいると思いたい。もちろん責めている本人はそんなこと考えているつもりはないでしょうが、心はたしかにそういう風に働いたはずです。少なくとも私には幾度も覚えがあります。
今回の皆さんの返信を読んだとき、私は少なからずそういった心の傾きを感じました。というか今回に限らず、この板を含めた多くの相談に対する返信に、いつも感じています。
だからそういう意味で「現実を直視」と書いたのです。不均衡な現実を直視すれば自然と寄り添うことになると思い、「寄り添う」と加えました。

>何を代入しても成立してしまうんですよ。
>だから、どうして作家であることと結びつけるのですか? と質問してみたかったのです。

なにを代入しても成立することが「作家にとって大切」に相反するとは思えないのですが……それを言うとあげ足とりになるでしょうか。
前の返信に書いたとおり、一般論というよりは私の理想になってしまいますが……
要は「心のフィルターに逆らって現実を直視しなければご都合主義な薄っぺらい小説しか書けない」という主張でした。
空想のものを作るのに現実を知っていることが有利に働くのは言うまでもないですし、そこでいかに現実を真正面から見ているかが、他の人に書けない「差」を生むと考えています。
普通は心を守ろうとするので、それに逆らった現実を描くことは読者に簡単に予想できない大きな衝撃を与えることになるのではないかと。衝撃が必ずしも好まれるわけではないですが、エンタメでは有効な要素だと思っています。
それに現実というのは一番目立たず説得力のある伏線だと思います。
ここからは私の理想ですが。
なにかを発信するということには責任を持つべきだと思います。発信すれば必ず傷つく人がいます。なにかを発信することはなにかを肯定することで、肯定の裏には否定があるからです。ぬるい観察眼のもと書かれた小説は、誰かのおかれた現実を軽んじることになると思います。傷つけるなら相応の誠意は示すべきだというのが私の考えです。

>「傷の舐めあいをしたい」と言われて「じゃあ、舐めあいをしましょう」でいいのかなと。

私はいいと思います。心が求めることは健康な状態へ戻るのに必要だから求めるものですし。一見、建設的ではないように思えますが、心の求めるものを無理をしてこらえる方が疲弊するだけの無駄な努力ではないですか?
まして今回はスレ主さんの建設的な思いからの要望だったのでなおさらです。
私はこんな人間なので聞こえが良くないとも思いません。カラオケややけ食いと違ってコストもかかりませんし、なにがいけないのか。はたから見ていると嫌な気分になる、それが一番引っ掛かっていることではないでしょうか。そうだとしたらはたから見ている元気な人よりどん底な気持ちで助けを求めている人を優先するのが道理だと思います。

あまくささんの考えをまとめたものに関しては、おおむね異議ありです。
しかしすでに自由意志のくだりで私の基本的な考え方は述べているので繰り返しになりますから、ここは省略させていただきます。

しかさんへの返信の返信 (No: 33)

投稿者 あまくさ : 1 No: 29の返信

投稿日時:

>スレ主さんは人生相談ではなく小説の相談をしておられたと思うのですが。

そうでしょうか?
スレ主様の相談の文面には、冒頭にあげている何人かの作家への羨望、自分の置かれた境遇、そんな自分に共感し「傷の舐めあい」をしてほしいという要望しか書かれていないように思えますが。
それらはスレ主様が小説を書かれていることから生じた想いのたけにすぎず、小説そのものの相談ではありません。

……と私は最初から思っているのですが、誤読や読み落としがあるでしょうか? そうでしたら、スレ主様の文章のこの部分が小説の相談なのだと具体的に指摘していただけると助かります。

ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
>自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。

強いて言えばこの部分くらいでしょうか。
しかし、美しい自然や美味しい食べ物描写をするにはどうしたらよいかと質問しているわけではなく、

>絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。

と、結局ここにもどります。

それに対して私は№8で、学識があれば小説が書けるわけではないという考えを述べ、創作について学ぶには作者ではなく創作物の構造を分析した方がよいのでは? という提案をしました。

別に何もおかしくはないと思うのですが?

そこへ、しかさんが、

>皆さん、落ち込んでいる方に対してひどいですね。

の一言から入ってこられました。
この姿勢はそれ以降も一貫しているようです。

>書くのを諦めたのではなくて、書きたいけれど気持ちがついてこず、考えた突破方法がここで相談して共感を得ることだったのだと思います。そうならばスレ主さんの求めていた傷の舐めあいは停滞ではなく創作を続けるための解決策なので、アドバイスをするのならまずはそれを受け入れてからではいけなかったのかと。
>創作を続けたいからこそ、いっときの上っ面だけの優しい言葉ではなく本物の共感を求められておられたのだと思います。

正論ではあるでしょうが、創作相談か人生相談かと問われれば、やはりこれは人生相談ですよ。

>創作を続けるための解決策なので、

創作を続けるための心のケアをという話であって、創作そのものの話ではありません。

そしてですね。

話をいたずらに人生相談にしてしまっているのは、スレ主様ではなく、しかさんの方ですよ。

あなたはスレ主様のリアルでのお知合いですか? そうではなく、このスレの文面を目にしただけの方だとしたら、あの程度の文章からスレ主様がそこまで心のケアを求めているとどうして確信できるのでしょうか?

私はむしろスレ主様はもう少ししたたかで、クセのある方なんじゃないかと想像しています。

>虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
>良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

大して不幸ではないと、ご自分で書かれています。中途半端な不幸ゆえネタにもならないし共感もされそうもないし、かと言ってネタになるほどどん底の不幸も嫌だと。
中途半端とか傷の舐めあいとか卑下したような言葉を使っているのは、要するに批判に対する予防線を張っているだけなのではないでしょうか?

そう思ったから私は、多少建設的な創作技術の話に誘導してみようかと考えたのです。
そこへしかさんが来て、「この人は可哀そうな人なんだから、まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」と、しきりに主張するんですね。

   *   *   *

ふう。

そんな感じです。

前にも書きましたが、しかさんのお考えよりも私の考えの方が正しいと確信しているわけではないですよ。

神様じゃないから他人のことを常に正しく判断するなんて私にはできません。私なりに考えて、こうするのがいいんじゃないかと思うことをやっているだけです。それを相手がどう受け止めるかもわかりません。
こちらに少なくともやましいところはないですから、どう受けとるかは相手次第です。伝わらなかったら、それはそれで仕方がありません。

人間関係ってそういうものではないでしょうか?

あまくささんへ1 (No: 37)

投稿者 しか : 0 No: 33の返信

投稿日時:

>スレ主様の文章のこの部分が小説の相談なのだと具体的に指摘していただけると助かります。
>創作を続けるための心のケアをという話であって、創作そのものの話ではありません。

どこが、というよりカテゴリに「やる気・スランプ」があるので、小説を書く気が起きないからなんとかしたいという類いも小説の相談になると思っていました。
以降のあまくささんやパクトボーさんへのレスにこれに関係した私の考え方を書きましたので、そちらも参考にしてください。

>それに対して私は№8で、学識があれば小説が書けるわけではないという考えを述べ、創作について学ぶには作者ではなく創作物の構造を分析した方がよいのでは? という提案をしました。

前半に関して、スレ主さんの主張に対して食い違っているのではないかとずっと思ってました。
スレ主さんの主張は「学識がなければ面白い小説(ファンタジー)が書けない」で、「学識があれば書けるというわけではない」のは承知の上、と私は解釈しました。
(私が言うことでもないかなと思って――すでに回答の傾向について反論していたので繰り返しや重箱つつくことにもなりますし――黙っていたのですが私へのレスに書かれているのでここで言います)

これも以降のあまくささんへのレスの前回私がはしょった回答の中で、知識の必要性に関して考えを述べています。

>あなたはスレ主様のリアルでのお知合いですか? そうではなく、このスレの文面を目にしただけの方だとしたら、あの程度の文章からスレ主様がそこまで心のケアを求めているとどうして確信できるのでしょうか?

そこまでの心のケアを求めている、というほどのことは主張していません。いきなり否定から入る回答が多く、共感されている方がいなかったので「ちょっと冷たすぎないか」「逆効果じゃないのか」と思ったのです。
しかし私自身もずっと気になってはいました。
スレの流れからして私の書き込みに反論がくるのは予想していましたし、反論されたのは私なので私がそれに返信するのも当たりまえではあるのですが、そうやって私の意見を連ねることで、私はスレ主さんではないのでどうしたって元の書き込みから離れていってしまうと。要はスレ汚しですよね。
しかし返信しなければ不誠実ですし、反論を見て私にも意見があるのにそれを書かなければ反論に同意したことになるし……で悩んでいました。反論に返さないと、スレ主さんが返信くださったにも関わらずその直後に最初の意見をひるがえすような形になるんじゃないかと思って。
出来る限りもとの書き込みから趣旨が離れないように、スレ主さんの言葉外をエスパーしてしまわないようにと気をつけていたつもりですが、せいぜい語尾を「思う」「かもしれない」とする程度しかできませんでした。
こんなことを言うとスレ主さんに失礼なのですが、最初の書き込みすら、スレ主さんが私に気を使って(嫌な言い方ですが社交辞令で)「救われました」と返してくださったのではないかという思いもあります。つまり私の「共感」自体、実は間違った解釈による偽物の共感かもしれないと。可能性ですが。
いまさら言ってもあまり意味はないですが、私の書き込みはあまくささんのおっしゃるとおり、すべて元の書き込みを見た他人の一意見です。

>私はむしろスレ主様はもう少ししたたかで、クセのある方なんじゃないかと想像しています。

私はスレ主さんがどういう人間かはまったく想像していませんでした。ただ書き込みを解釈するのは私なので、「私だったら」という基準で考えて書き込みました。仕方ないですが、私見が入るのでそのために、私が大げさに捉えているように見えたのではないかと思います。

仮にしたたかな人であると分かっても私は同じように行動します。不幸(ここでは落ち込みと言った方がいいか)の基準を他人が決めることはできないので、甘えているようにみえようが、私の判断は変わりません。
(あまくささんはここまでおっしゃってないので、エスパー入った持論かもしれないのは承知してます)

>中途半端とか傷の舐めあいとか卑下したような言葉を使っているのは、要するに批判に対する予防線を張っているだけなのではないでしょうか?

私はこれに関して逆に、共感してもらうために聞こえのいい言葉に言い換えずに自分の気持ちを正直に表現されたのだと受け取っていました。たしかにそうも取れますね。
上に書いたとおり、仮にそうだとしても私の考えは変わりません。しかし、(私はやっぱり正直に書こうとしたと思うものの)あまくささんと私の意見が違う理由は少し分かりました。

>そこへしかさんが来て、「この人は可哀そうな人なんだから、まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」と、しきりに主張するんですね。

かわいそうな人と思って返信したことはありません。そもそもあまくさもおっしゃるようにご本人が「中途半端な不幸」と書かれているので、私もそこを承知の上でした。
スレ主さんの人生がどん底なのではなく、気持ちがマックスに落ち込むことは誰にでもあって、スレ主さんはまさにいまそこを通過されている時点の方だろうと思い、その前提で返信したつもりでした。私がもとの書き込みにもある「どん底」という言葉を使ったんでややこしくなったと思います。
「かわいそうな人だから」ではなくスレ主さんの書き込みは「質問にあった作家を挙げるか、直接共感をもらえたら書く気が戻りそう」という風に受け取れたので、だったらそうしたらいい(よかった)と思っているだけです。

「まず心を安らがせて立ち直らせなければいけないのだ」というのはちょっと大げさな表現だと思いますが、たいていの相談はそのとおりではありませんか? 叱咤激励は相談者と回答者の間に(たいていは)無意識に上下関係をつくり線引きし、相談者の視点から遠のく行為だと思っています。私はへこんでいるときに「自分も昔はそうだったよ」などと言われていま現在の悩みが解決したことはありません。

それから繰り返しになりますが、今回のように心が疲弊していることが行動を阻害している(と解釈してます)場合はまず、なにをするにおいても心の疲弊を軽くすることが合理的な解決だと思います。(サタンさんが否定された理由は伺いましたので、同様の理由であれば、意見は違うものの反論はいたしません)

>人間関係ってそういうものではないでしょうか?

私は批判せずにただスレ主さんに共感しますよとだけレスしておけばよかったということですか?
たしかにスレ主さんにご迷惑かけているので、そうだったのかもしれません。(私見ではそれでも反論は来ただろうと思ってますが、また別の話になるので……)
ここが議論の活発な掲示板だったこともあり、間違っていると感じて黙っていられませんでした。私には、他の方が気づかずにスレ主さんを否定しているように見えたので、それもあって言葉にしたくなったのです。
あまくささんへの以降の返信やパクトボーさんへの返信にちょっと関連したことを書いたのですが、そのあたりのこともあって言うべきだったか言わざるべきだったか判断がついていません。

私なら、もし他の方を批判せず共感しただけのレスに「よくないやり方だ」と反論がきても、ここが掲示板ということもあり当然のやり取りのように感じるのです。
(ここまで書いておいていまさらですが、そもそもの解釈がエスパーになってたらすみません。実は「この解釈で合ってるかな?」と思いながら書いてましたので。)

その他もろもろの疑問 (No: 36)

投稿者 あまくさ : 1 No: 29の返信

投稿日時:

◎自由意志について。

>なにもしないでボンヤリしていたら私の選択は3(なにもしない)になってしまいませんか?
>逃げると決まっているなら、私は逃げるのだと思います。

ではなくて、自由意志を否定するとパラドックスが生じてしまうと言っているのです。

>私は「意志」も事象の一つだと思うので、

もちろん事象の一つです。意志や心も含めて、宇宙に存在するものはすべて事象でしょう。しかし、事象であるから自由ではないという根拠があるのでしょうか?
そもそも「自由」というのは「束縛」と対置する概念に過ぎません。物理法則に支配された事象の連鎖の中に、束縛という事象もあれば自由という事象もあるということです。

上の例で暴漢に襲われて逃げることが決定していたとしても、われわれにはその決定事項を知ることはできません。事象の連鎖の中にいるわれわれは、その連鎖の全貌を俯瞰することはできないからです。

暴漢に襲われたら、やはり逃げるでしょう? (または、戦うかもしれませんが)
その時われわれは危険を察知し、それを回避するために逃げるという選択をすることを決め、それを実行に移すというプロセスを行っていることは間違いありません。それは自由意志にほかなりません。
それが因果律の連鎖によって決定していたとしても、それを観測できるのはわれわれの空間の外から事象の連鎖を俯瞰できる存在だけです。

いわば四次元人の知覚と言えばイメージしやすいでしょうか?
本質的に三次元空間に生きるわれわれは四次元を知覚することはできないし、そもそも四次元なるものが実在するかどうかを立証することもできません。ただ、抽象的な思考実験として四次元というものをイメージしたり説明したりすることはできるんですね。

決定論も同じです。仮説としては説得力がありますが、実証はできません。

それよりも何よりも。

暴漢に襲われたら戦うか逃げるかするでしょう? それは生きのびるための努力ではないのでしょうか?
仮にそれを根性論と言うならば――私は根性論だとは思いませんが、根性論だと言うならそれでもけっこう。だとしたら、暴漢に襲われた時、根性がなければ死ぬことになるだろうというだけの話です。なので、死んでもかまわないなら、根性なんてなくてもいいということになります。

私が「諦められるなら別に努力しなくてもいい」と言うのは、どんな場合でも努力しないより努力する方がよいとは思っていないからです。しかし、「諦められないなら努力するしかないじゃん」とは思っています。
そして、努力という言葉は「闇雲に頑張る」という意味に受け取られかねないので、努力の方法には柔軟に考えて工夫するということも含め、多くの選択肢があるはずだと言っています。
しかし、必ず成果に結びつく選択肢があるはずだとは一言も言ったおぼえはありません。
どんなに努力しても挫折する時は挫折しますよ。しかし努力によって解決する可能性がどれほど少なくても、諦められないなら努力するしかないじゃないですか?

>「成果が得られる可能性のある努力の方法(選択肢)は必ず残されている」という前提で「努力するかしないか」と話されているのだと解釈していました。成果に必ずと付与したつもりではありませんでした。

「成果が得られる可能性のある努力の方法(選択肢)は必ず残されている」ですか。
可能性であれば、必ずあると言えてしまいますが?w

いえ、すみません。これは揚げ足取りですね。

いずれにしても、私の現実認識はいたってシンプルですよ。どんなに努力しても成果が得られない場合はあると考えています。
しかし、しかさんのご意見を拝見した限りではそこを誤解されているとしか思えないので、「必ずと言った覚えはない」と繰り返し強調しました。

>……しかしその現実を理解しておられる方に、重ねて「これしか道はないからやる(あるいはやらない)しかないよ」と言うのでしたら根性論に思えます。

論点がずれています。

「これしか道はない」から「やるしかない」ではなく、「本人がそうしたい」なら「やった方がよくない?」と言っているのです。諦めきれないというのは、そういうことでしょう?

繰り返しますが、私は本人がどうしたいかを基準にして意見を述べているのです。

「俺はこうしたい」
「じゃ、そうすればいいじゃん」
「でも、こういう理由でできないんだ」
「できないなら諦めるしかないだろ?」
「だけど諦めきれないんだ」

結局あんたは何がしたいんだよとなりませんか?
できないけどやりたいなら、努力するなり工夫するなりして、有るか無いか分からない選択肢でも探すしかないじゃないですか。

   *   *   *

>>「傷の舐めあいをしたい」と言われて「じゃあ、舐めあいをしましょう」でいいのかなと。

>私はいいと思います。心が求めることは健康な状態へ戻るのに必要だから求めるものですし。一見、建設的ではないように思えますが、心の求めるものを無理をしてこらえる方が疲弊するだけの無駄な努力ではないですか?
>まして今回はスレ主さんの建設的な思いからの要望だったのでなおさらです。

「一見、建設的ではないように思えますが」から「今回はスレ主さんの建設的な思いからの要望だったので」に飛躍しているのが、きわめて不可解です。
私の先の書き込みで述べたスレ主様の相談が小説の相談になっているという見解への疑問に近いですが、私にはこれが建設的だとは到底思えません。
しかさんが建設的だと考える理由を説明してください。

   *   *   *

>あまくささんの考えをまとめたものに関しては、おおむね異議ありです。
>しかしすでに自由意志のくだりで私の基本的な考え方は述べているので繰り返しになりますから、ここは省略させていただきます。

私がまとめとして述べた内容は、自由意志だけではないはずです。
おおむね意義ありと言いながら説明を省力してしまうのは不誠実ではないでしょうか?
あそこは簡潔にまとめたつもりなので反論は容易だと思います。どこに異議があるのかの説明を強く要求します。

   *   *   *

この際だから、しかさんの最初からの書き込みで少し不満に思ったけれどハッキリは言わなかったことを二つほど書いておきます。

>ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。

これ、けっこう失礼な言い方なんだけど、自覚されてます?

>私は最初の書き込みにあるようにほとんどの返信をひどいと感じたので、「悪意ではなくこのような感情から(私の思う)ひどい返信が寄せられたのではないか」という趣旨でした。

ほとんどの返信がひどいという前提ありきになっています。
そして、ひどい返信になったのは悪意だとは思いたくないので、ここに集まる人たちは現実を直視できずに夢を見ているのが原因なのだろうと認定してみた。
そういう趣旨になっていますよ。でもこれって、悪意ととるよりも人を馬鹿にしていますよね?

と言うと、私の曲解ということになるのでしょうか?
まあ、曲解と言われたら仕方がないですが、少なくとも私はそう感じてちょっと不愉快だったのは事実です。しかし、あの時はここまでは書かずに、

(再掲)
ちょっとちょっと(笑
なんだか、決めつけるような言い方をされますね?
(再掲、ここまで)

と、冗談めかして軽く書いたつもりです。察して頂けたのでしょうか?

それから、繰り返し使われている、

>返信のほとんどが私には体育会系の根性論に思えます。

別に根性論なら根性論でもいいのですが、そう認定する理由をあまり論理的に説明されていないのでは?
これは「レッテルはり」という、良くない手法です。

その他もろもろの疑問の返信1 (No: 38)

投稿者 しか : 0 No: 36の返信

投稿日時:

(No.33への返信のタイトルの「1」はミスなので気にしないでください)

>>なにもしないでボンヤリしていたら私の選択は3(なにもしない)になってしまいませんか?
>>逃げると決まっているなら、私は逃げるのだと思います。
>ではなくて、自由意志を否定するとパラドックスが生じてしまうと言っているのです。

たぶん自由意志の定義が食い違ってるのだと思います。あと私の勉強不足による齟齬もあるだろうと。以下その前提というあやふやなものですが一応、いまの私の考える自由意志の定義を書きます。

「自由に選択したと思う感覚」は存在するけれど、意志は虫の大群のようなもので、一匹一匹の行動が意志を形づくっているが、それを俯瞰するようなものはない。選んでいるつもりが虫たちに誘導されているだけで、その虫たちも誘導しようとは思っていないうえに彼らも環境に誘導されている、という解釈です。
それで私の指す自由意志はなんと言えばいいか……自発的なもので、もし「思考」のどこからどこまでというものをひとくくりにして「個」と考えるのならそれは自由意志と言えるかもしれないけれど、それを分解していけばどこにも自発的・能動的なものはない、という風に考えてます。
そして突き詰めればどこにも能動的なものがないものをひとくくりにして「自由意志」と言うなら、自由意志という言葉の定義をすり替えているように感じるので、「自由意志はない」という意見になっています。

>しかし、事象であるから自由ではないという根拠があるのでしょうか?

すみません、何度考えても分かりませんでした。上の私見がこれに対する私の考えの手がかりになると思いますが、質問の意図した“状況”のようなものが見えていません。「事象」「自由」などの(ここでの)定義を頭の中に構築できておらず、最初に言った「勉強不足なので返事に窮している」状態です……。

>そもそも「自由」というのは「束縛」と対置する概念に過ぎません。物理法則に支配された事象の連鎖の中に、束縛という事象もあれば自由という事象もあるということです。

上に書いた私の考えは、「すべてはまわりに影響されて押し出されるように変化する」というものですが、それだと束縛しか存在しないのでは……?
しかしそう言うととけっきょくは議論が決定論や自由意志の存在に戻ってしまいますが。

>その時われわれは危険を察知し、それを回避するために逃げるという選択をすることを決め、それを実行に移すというプロセスを行っていることは間違いありません。それは自由意志にほかなりません。
>それが因果律の連鎖によって決定していたとしても、それを観測できるのはわれわれの空間の外から事象の連鎖を俯瞰できる存在だけです。

後半は同意です。しかし前半を読むとやっぱり上に書いたようにそもそも自由意志の定義が違ってるように思えます。議論するには定義から話すべきだと思います……が、私とあまくささんではかなり知識差があると思うので(卑下ではなく、根拠は以降のレスに書きました)、対等で実のある議論になるには時間がかかり、誤解や無知を正すだけの作業になる予感がしてます……(張り合いがなくてすみません)

>決定論も同じです。仮説としては説得力がありますが、実証はできません。

私の考えは「自由意志はあるように感じるけれど実は能動的な事象はない」ということになるので(じゃあ宇宙はどう始まったんだ!という疑問が出てきますが)、自由意志もあるなしを証明するのは無理ということになりますよね。決定論についても同様に考えています。

>暴漢に襲われたら戦うか逃げるかするでしょう? それは生きのびるための努力ではないのでしょうか?

それなら毎日トイレに行くことも努力ってことになりませんか? 努力は成し遂げたい目的のための行動(たとえやり方が非効率だったり間違っていても)を指すのであり、生きるための行動ではなく幸福になるための行動と定義するべきだと思います。「継続」というのも入れるべきかもしれません。

しかしこれがあまくささんの考えを否定する根拠になり得ないことは分かっています。

>仮にそれを根性論と言うならば――私は根性論だとは思いませんが、根性論だと言うならそれでもけっこう。(以下略)

これについては飛躍してるように思いました。よくわからないというのもあって、一方的にあまくささんが飛躍してる!とは言いきれないんですけど。

私は感情を雑念と一蹴したのを根性論じゃないかと言いました。なので「雑念と一蹴すること」と「暴漢から逃げようとすること」に共通点があるのだと思いますが、それがなんなのか分かりません。それか私の挙げたところが違ってますか?
もしくは上で書いた「努力」の定義の違いから行き違いになってるのでしょうか?

>私が「諦められるなら別に努力しなくてもいい」と言うのは、どんな場合でも努力しないより努力する方がよいとは思っていないからです。しかし、「諦められないなら努力するしかないじゃん」とは思っています。

私が根性論と言ったのは「諦められるなら努力しなくてもいい」「諦められないなら努力するしかない」と分かっている人に、あえてまた言うことを指してます。
(私はスレ主さんの最初の書き込みで「その現実は理解してるけど努力の先の希望が薄すぎてつらい」と解釈したので理解しておられる、むしろあまくささんともそこは同じ意見だろうと思いました)

>努力という言葉は「闇雲に頑張る」という意味に受け取られかねないので、努力の方法には柔軟に考えて工夫するということも含め、多くの選択肢があるはずだと言っています。

「スレ主さんの視野が狭くなっているから闇雲に追い付こうとするより柔軟に考えた方がいいよ」というアドバイスだったということですか? それなら少し分かります。
少しというのは、あまくささんの意図は(この解釈で合ってれば)理解したけれど、私はやっぱり同意できないので。

私としてはそれは共感のあとにするべきだと思います。先に言っても「分かってるけど……」という気持ちになるのではないかと。弱ってるときに前向きなことを言うのは逆効果だと。だからこそ回答が冷たいと感じてひどいと言ったので、理解はしてもそこは変わりませんでした。

>しかし、必ず成果に結びつく選択肢があるはずだとは一言も言ったおぼえはありません。

それについては私の斜め読みだったことを認めたつもりだったんですけど、分かりにくい書き方だったらすみません。

>>……しかしその現実を理解しておられる方に、重ねて「これしか道はないからやる(あるいはやらない)しかないよ」と言うのでしたら根性論に思えます。
>論点がずれています。
>>「これしか道はない」から「やるしかない」ではなく、「本人がそうしたい」なら「やった方がよくない?」と言っているのです。諦めきれないというのは、そういうことでしょう?

上にも書きましたが、そうしたいんだけど希望が薄すぎてつらくてやる気が出ないという相談ではなかったですか?
私が言いたかったことは要は「分かっている人に言っても解決にはならない」ということです。

>「俺はこうしたい」
>「じゃ、そうすればいいじゃん」
>「でも、こういう理由でできないんだ」
>「できないなら諦めるしかないだろ?」
>「だけど諦めきれないんだ」
>結局あんたは何がしたいんだよとなりませんか?

スレ主さんは諦めきれないから行動するためにまずは心を落ち着けようとされたのだと思ってます。その感情の作用を無視して「やればいい」とおっしゃるのを前回、根性論と言いました。

>「一見、建設的ではないように思えますが」から「今回はスレ主さんの建設的な思いからの要望だったので」に飛躍しているのが、きわめて不可解です。

たしかにややこしい書き方してますね……。
(他にも「どん底」という言葉を違う場面で使ったりしてましたし、すみません)

要は愚痴を言うってネガティブな行為と一般的にはされてますよね。それで「一見建設的でない」と書きました。

でも建設的、というのは
「希望を見いだせないが諦められない」
「諦められないなら書かなくては」
「しかし落ち込みすぎてやる気が出ない」
「ならまずはやる気を出すために心を癒そう」
……こういう思考により投稿された相談だと思ったので(というか今回に限らずそういうプロセスから発せられるものだと思うので)、傷の舐めあいは「行動のために活力を得る、そのために心を癒す」という、最終的に行動に繋がる行為だと考えて「建設的」と書きました。

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その他もろもろの疑問の返信2 (No: 39)

投稿者 しか : 0 No: 36の返信

投稿日時:

>私がまとめとして述べた内容は、自由意志だけではないはずです。
おおむね意義ありと言いながら説明を省力してしまうのは不誠実ではないでしょうか?
あそこは簡潔にまとめたつもりなので反論は容易だと思います。どこに異議があるのかの説明を強く要求します。

すみません。これは悩んだんですけど、レスがかなり長くなった上にスレを占拠してることも気がかりだったので、できるだけ無駄な文は省こうと思っていて。
それでもいったんは書こうとしたんですが、書いてみると(前回の)自由意志のくだりに書いたこととほぼ同じような主張のレスになってしまったので、省略させていただきました。
そのときの下書きは消してしまったので、いま書くと時間が経っていたり新しいレスを読んだこともあって最初に書いたのとは違ってしまいますが、改めていまの見解をお答えします。(最初のはもっと簡素だったはずですが、ちゃんと書こうとしたら1がだいぶ長くなってしまいました……)

>一旦、私の考えをまとめておきます。

>1)学者としての見識や教養があることが、小説を書く上でさほど重要な要素だとは思えない。

学者として、という箇所を除いても成立するという前提でお答えします。(スレ主さんは、ネタになるほどのどん底も嫌だと書かれていたので、そういったものも知識として考えて)

私は見識や教養は面白い小説を書けるか書けないかを大きく左右すると考えてます。(スレ主さんは名作を基準にされてたのでここでは「面白い」は外せないだろう前提で)
具体的な理由は以下です。

専門的な知識で具体的な描写を掘り下げた小説がそれだけで面白いのは言うまでもないですよね。

しかしなにより知識があれば書くことがあるので筆が走ります。筆が走るときって、私見なんですが、実はむしろ無駄な文を頭で消してどんどん話を展開させているように思います。逆に無駄な文しか浮かばないときは筆が進みません。推敲して生き残った文だからこそ書く気が起こり、「こんなのしか浮かばない」文なら筆が進まないのは当然です。
面白さに対しても、筆が進んで書きまくってそこから削りに削った文章の方が、書くことが少ないときよりずっと面白い小説になるはず。

頼りない根拠ですが、自分の体験からもそう思います。
私は記憶力が弱くて、それもあって知識不足なんですが、その記憶力低下の原因が、最初のレスで触れた私の抱える「分かりやすい不幸」なんです。スレ主さんもおっしゃってたとおり、それってものすごくネタになりますよね。ある意味「専門知識」に相当すると思います。
以前、登場人物に自分のハンデの一つを持たせてそれを軸に話を展開させたのですが(ちなみに物語のテーマとはなにも関係なく、思いつきでハンデを軸にしたんです)、知識不足でたいてい筆が走らない私が、書くことがどんどんわいてきました。次になにが起こるかが分かるからだと思います。登場人物の感情、セリフ、まわりの反応、登場人物の生活周辺になにがあるのか、考えなくても知っている、というより見えている。もし自分にそのハンデの知識がなかったら、登場人物が次にどうするか何を思うかそれによってなにがもたらされるか見当もつかず、私なら当たり障りのない展開にしてしまうはずです。それは読む人にも簡単に予想がつくつまらない展開だと思います。
いつもは話一つに対して本を1~数冊読んで付け焼き刃の知識で書こうとするのですが、知っているかいないかがどれだけ差になるかをそのとき実感しました。

書きたい主張なんかなくても書くことがある。その書くことがたくさんの展開を生んで、そのどれかを推敲することになる。だからたくさんの中から厳選された面白い文が書ける。
そして母数(知識)が多いほどより厳選される。さらに書くことが多いということは何冊も書けることに繋がりやすいはず。
だから小説を書くうえで知識やそれを得る手段の有無は面白い小説になるかどうかを大きく左右すると思います。

書こうと思うかどうかではなくて、書こうと思ったときに書くことがあるかどうかが面白い小説を書けるかを決定づけると。

あまくささんの最初のレスで言うと、ストーリーのカラクリもけっきょくは具体描写にかえなければならないので、そこで知識がものを言うと思います。

それからスレ主さんの書き込みからはおそらく背景描写や細部の具体的な表現によって世界観に入り込める、あるいは本当にその世界が実在しそうな、そういった面白みについて「自分には書けない」とおっしゃっていたと思うので、それなら知識が必要であり、知識がなければ思うものが書けないのは当然の主張だと思います。

本人になくても周囲の協力者や環境によって必要な知識が得られるなら同じことです。
さらに言うと頭の良い人やお金持ちや協力的な人に恵まれた人はそれらを得るのがより簡単で、知識が次の知識に繋がることを考えれば、なんなら指数関数的に差は開くと思ってます。知識を得やすいことがそれ以上の差を生むと考えてます。

>2)小説に限らず望みの達成は、才能と努力と運の3つがかみあった時に得られる。
> 2-a、環境が有利に働くのは運の一部。

環境が「周囲の環境」という狭義を指すとしても、才能と努力にも強く影響すると思います。

しかしいま読むと「3つがかみあった~」は「運の一部である環境がほかの2つに影響する」という意味に取れますね。
それならおおむね同意できるのですが、それでもたぶん、あまくささんと私の考える「影響の度合い」は大きく違うように思います。
それから細かいことを言うと、仮に自由意志を認めたとして、「3つが並んでいるというよりも、あらゆる要素を運が大きく左右する形」だと考えています。

さらに私は自由意志否定派なので、私の考えは最終的にはすべてが「運」によって決められる、となります。
……逆に私の考え方だと「運が入り込む余地もない」ともいえますが、これは定義によります。

まず、運の影響度合いの見解がおそらく違う。
それと、才能や努力を、能動的かどうかに関わらず単なる状況や持ち駒のように考えるなら私も同じだけれど、それを突き詰めて「じゃあその持ち駒は誰が決めるんだ?」となると意見が分かれる、という感じです。

根拠に関しては……けっきょくは自由意志や決定論で述べた私の世界観になるでしょうか。

> 2-b、運は当事者の意志でコントロールできない要素なので、これが介在するということは「必ず得られる」は有り得ないことを意味する。

本人の主観を軸にすれば私もおおむねそう思います。私の考える決定論がもし正しかったとしても決定を知ることはできないので、この考え方しかできない。

解釈は違うけれど見解は同じ、といえばいいでしょうか。

>3)努力すれば何かが「必ず」達成できるとはかぎらない。しかし努力は唯一当事者の意志でコントロールできる要素。そして努力の方向や量によって目的への距離を縮めることはできると思うので、諦めきれないのであれば努力してみる価値はある。
>*3の「努力は唯一コントロールできる」ということについては、最初に触れた「自由意志」の問題に関わりますね。

そうですね。私も「自由意志」について見解が一致しない限り、最終的には平行線になってしまうと思います。

「自由意志は感覚はあるがは存在しない」「行動あるいは変化は、周囲や状況に押し出されるようにして連鎖していく」
この考え方を前提に言うと、“努力の方向や量によって目的への距離を縮めることはできる”というのは同意します。

違うところは、私は「よし努力しよう」という意志そのものが周囲からの影響で決まると思っているところです。
ですので、コントロールできないということになり、異議ありってことになります。

>ちなみに私見では自由意志そのものは存在します。自由意志によって現状や将来を変えられるのか変えられないのかが、議論の分かれるところなんじゃないかと。

これは「最終的には決定論の議論になる」ということでしょうか。
後半に関しては、自由意志が存在するなら必ず将来はその自由意志を持つものによって変えられるんじゃないかと思います。もちろんうまくいくかは別として、能動的に変化をもたらすことができるという意味で。「うまくいくか」に関しても、試行が無限ならもちろんどこかではうまくいくと思いますし。

>究極的なことを言うと、自由意志否定派の最も極端な考えは、過去も現在も未来もすべて決定していて人間は何をやっても無駄だという見解に行き着くんじゃないでしょうか?

なにをやっても無駄ではなく、なにをやるかという選択権がそもそもないと思っています。私たちは「自分というものがあり、能動的な意志で決定した」と錯覚していると。その錯覚が作用として行動に連鎖している。私はそう考えます。

これを言うと、「責任」も存在しなくなりますが、私は究極的には責任は追及(この場合追求?追究?)できないものだと思っています。
しかし責任をとらせたい、責任を負っているという感情は生じるので、それに基づいて「責任」の存在を仮定して法律などをつくることは必要、という考え方です。

いまさらですが……量子論とかはまったくわからないので、私の考え方はそれを無視したものになってるはずです。

齟齬があるのはそのせいなのかもしれないとも思ってます。

その他もろもろの疑問の返信3 (No: 40)

投稿者 しか : 0 No: 36の返信

投稿日時:

>>ここには作家になる夢を持った人が集まりますから、生まれや環境を努力で補えないことを認めたくない人が多いのかもしれません。
>これ、けっこう失礼な言い方なんだけど、自覚されてます?

きつい言い方だとは思いますが、事実を言っただけのつもりです。詳しくは下に回答しました。

>ほとんどの返信がひどいという前提ありきになっています。

ひどいと思っての返信だったので、その前提は当たり前だと思うのですが……

>そして、ひどい返信になったのは悪意だとは思いたくないので、ここに集まる人たちは現実を直視できずに夢を見ているのが原因なのだろうと認定してみた。
そういう趣旨になっていますよ。でもこれって、悪意ととるよりも人を馬鹿にしていますよね?

現実を直視するのを避けて甘い希望を見たいのは、私を含めてどんな人でも自然な感情の流れだと思うので、そういう傾向があらわれるのはいいことでも悪いことでもない当たり前のことだと思って書きました。
「夢を見ている」とまでは言ったつもりはなく、現実をみたくないという心理が意見を一方に傾かせているという見解を書いたものです。それと認定ではなく「かもしれない」です。

もちろん何度か書いたように、作家なら現実を受け入れるべきと思っていますが、だからと言ってそれは難しいことで、できないのはごく普通だと思ってます。

「私は現実を受け入れていておまえらより上だ!」との意図もありませんが、しかしそういう風にも受けとれますね……そこは言葉足らずでした。馬鹿にしているというのは誤解です。

これに限らず理想と現実(的確な表現ではないけど他の言い方が浮かばない)はトレードオフに捉えられがちですが、「現実を直視するのは作家として良いこと」というのも「現実を直視できなくても仕方ない」というのも、どちらも同時にあると考えています。

スレ主さんは現実の一つを直視することになったけれど、他の人にとってそれは、いま自分でたどり着いた現実ではなく突然他人にもたらされたものなので「いまそれは見たくない」という心理が働くのは当然ではないかと思い、それをあのように書きました。書いたときは、不愉快に感じる方もいるかもしれないとは思いましたが、他のマシな書き方も浮かびませんでした。

>ちょっとちょっと(笑
なんだか、決めつけるような言い方をされますね?
>と、冗談めかして軽く書いたつもりです。察して頂けたのでしょうか?

空気を読んで、ということでしょうか。
私は察しのよくない人間ですけど、ここは議論の場だと思うので、見解を正直に述べてそれに対して「なんでそんなこと言うんだ?」と思ったらまた正直に突っ込む……そうやって互いに理解し合う流れを想定していました。

>>返信のほとんどが私には体育会系の根性論に思えます。
>別に根性論なら根性論でもいいのですが、そう認定する理由をあまり論理的に説明されていないのでは?
これは「レッテルはり」という、良くない手法です。

レッテルというか自分の感じたことを分かりやすい言葉にしただけです。新たな定義を与えて貶めようという意図はありません。
すでに何度か書いていますが、どうしようもない現実にぶつかった人に対して前向きなことを言っているのが、感情を無視した回答だと思い、行動至上主義のようなものに通ずると感じて「根性論」と書きました。
「どうやっても壁がある」と主張しているのに対し「こうすればいい」というのは主張を否定している。それが「落ちこんでいて書けない(おそらく)」という感情の作用を無視した(あるいは逆効果の)解決方法の提示になってしまっている。私はそう感じました。

しかし最初のレスでは書いていませんでしたので、たしかに根拠を書くべきだったのにそこが欠けていたのは、誰かを非難する上で良くなかったと思います。すみませんでした。(あまくささんだけではなく他の方も)
私にはレッテルの意図はありませんでしたが、「根拠」がないことによりそうなっていたことは、あまくささんの言うとおりだと思います。言われるまで自分では気がついてませんでした。

***

あまくささんも思っておられると思うので、私から言うのはズルいのですが……「自由意志」の話など、(無関係ではないものの)スレの内容からずれてきていると思います。

(※以下あまくささん以外の方へのレスでもあります)

それから、私は記憶力が弱いこともあって読んだり書いたりするのがとても遅いために、現在創作の時間をすべてレスのために当てていて、寝不足でもあります。もちろんレスは私の自由ですので私に返信くださった方を非難するつもりは全くありません。
ただそういう状況ですので、以降はレスをやめるか遅くなると思います。スレ主さんに迷惑をかけているだろうことも気にかかっていますし。もちろん言い逃げになってしまうのは私も嫌なので、以降も私へのレスは読ませていただきます(常にここに通っているわけではないですが、しばらくはチェックします)。そのときに返信を求められれば、遅くなりますが返信いたします。

私の意見は簡単には変わらないと思いますし、いまでも「ひどい」という思いを撤回するつもりはありません。しかし言い方が良くなかったことや、あまくささんや他の方にも指摘された私の間違ったところによってレスが長引いてしまったと思うと、たいへん申し訳なかったと思います。
意見そのものは変わりませんが今回の私の行動に関しては、スレ主さんに結果的に迷惑をかけているのであれば私も間違っていたことになる。そうも思っています。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信の返信の返信 (No: 27)

投稿者 サタン : 2 No: 23の返信

投稿日時:

>木を切り落とす能力に気づいていないのではなく、大木を切り落とせなくていいから自由に空を飛びたかったと。私の書き込みはそう受け取った上での返信でした。
そりゃわかるけど、ないものねだりでしょう、それは。
だから「しょうがない」という話になる。
その上で、大木を削る技術を身に着け磨けば、鳥だって「あいつスゲーの作るな」と憧れもするし、飛ぶことは出来なくとも高い場所から跳ぶような仕掛けを作って鳥と似たようなことが出来るようになるかもしれない。
凄いことを成した成功者に憧れるのはわかるけど、成功者と同じ場所へ立つためには「あなたしか持ってない何かで勝負をするのが一番だよ」って話をしたつもりです。

別の例えをすりゃ、一流剣士に憧れた少年が、槍が得意なのに無理して剣を使って試合に出て、実力が下の相手に負けて凹んでるようなもの。槍を使え、槍を。バカかよ。

サタンさん、ふじたにかなめさんへ (No: 30)

投稿者 しか : 0 No: 27の返信

投稿日時:

サタンさん
>そりゃわかるけど、ないものねだりでしょう、それは。
>だから「しょうがない」という話になる。
>「あなたしか持ってない何かで勝負をするのが一番だよ」って話をしたつもりです。
>槍を使え、槍を。

繰り返しになってしまいますが、スレ主さんはないものねだりだと理解していて、勝つために他の武器が最善(かもしれない)ことを分かった上で、剣で一番になりたかったのになれないことを嘆いておられたのだと思います。
もしそうなら「言われなくてもわかっている」という話なので、必要のないアドバイスではないかと思い反論いたしました。
しかし同じ返事を繰り返すということは私はサタンさんの書き込みを理解できていない部分があるかもしれません。

>バカかよ。

もしかして私への怒りも含まれているでしょうか……
すでに書いていますが、最初に喧嘩腰だったことは良くなかったと思っています。
あの表現に嘘はありませんでしたが、私のスレでもないので他の言い方があったと反省しております。
しかし私は槍の得意な少年が憧れで剣を手にすることはバカにすることではないと思います。

***

ふじたにかなめさん
>なんか認識の違いがあるように私は感じました。
>妻は大変だったことに共感してほしかっただけなのに、夫は問題解決に向けたアドバイスをしただけだったんですよね。要はすれ違いです。

例に出されたよくある夫婦げんかはこのスレのやり取りに似てはいますが、妻が「愚痴を聞いてほしいだけ」と宣言せずに勝手に夫に対して共感を期待しているのに対して、スレ主さんはきちんと共感を求めている旨を伝えておられます。私はスレ主ではありませんがそこは一緒にしてほしくないです。

>今回は追い打ちをかけないでって言っているスレ主さまに対して、アドバイスをした方をしかさまが非難しているように感じました。

はい。スレ主さんが非難されているように感じたので、そのことを非難しました。(ふじたにさんの返信は非難の色合いは感じませんでしたが)

>この掲示板は相談相談掲示板なので、愚痴を聞いて共感するよりは、現在の悩みをどのようにしたら解決できるかに目的があるように感じます。
>考え方を変えたほうが気持ちが楽になるのでは?って考えて私は意見を述べました。

私は、今回は(スレ主さんの質問に答えるほかには)共感することが解決方法だったと思います。スレ主さんもそのつもりで書き込まれたのではないでしょうか。

>愚痴をこぼして共感されたいことが目的なら、個人のブログのほうが向いていた気がしますよー。

上であまくささんへの返信に書きましたが、真剣に小説を書く人が集まる場所だからここを選ばれたのではないかと思います。
真剣に創作している人でなければ、今回のスレ主さんの主張に共感するのは難しいのではないでしょうか。

サタンさん、ふじたにかなめさんへの返信 (No: 31)

投稿者 パクトボー : 2 No: 30の返信

投稿日時:

>しかし私は槍の得意な少年が憧れで剣を手にすることはバカにすることではないと思います。
バカではありますよ。それは確実です。
単に「信念のあるバカ」「根性があるバカ」「考えのないバカ」の三種類があるだけです。
…というのは、バカという言葉が強すぎますね。ごめんなさい。あまりに言葉の選択がよくない。
「目標・目的があって、自分の専門外だけどあえてその道を選んだ」
「とにかく手当たり次第に死に物狂いで試していくド根性野郎」
「無思考、雰囲気、状況に流されている」
この三択です。

しか様はスレ主ではありませんよね。でしたら、ここまでです。他人の怒りに共感するのは、誰にでも手軽に味わえる娯楽です。代弁者になってはいけません。ここはよりよい創作のための質問の場なのですから、そこに感情を持ち込んではいけないのです。気分転換の方法を聞くのはよくても、ここを気分転換の場にしてはまずい。
>真剣に創作している人でなければ、今回のスレ主さんの主張に共感するのは難しいのではないでしょうか。
残念ながら、ここはそういった傷の舐めあいをする場ではないんです。ネット上に、そういう悩みを聞いてもらえるサービスはたくさんあります。ここはそうではない、というだけです。
ここの人々はここのルール・基本方針に乗っ取って返事をした。それで終わりです。しか様の望んだ答え(スレ主さんの、ではない)が返ってこなかった場合、相談する場所が違うんですよ。

パクトボーさんへ (No: 41)

投稿者 しか : 0 No: 31の返信

投稿日時:

>>しかし私は槍の得意な少年が憧れで剣を手にすることはバカにすることではないと思います。
>「目標・目的があって、自分の専門外だけどあえてその道を選んだ」

私は例の少年が↑これに当てはまると思うのでその前提で。少年はたしかに他人からみて成果を逃したけれど、少年自身の目的にはかなった行動だと思ったので、サタンさんへ「バカにすることではない」と書きました。
それに「かないそうもない夢に向かって努力すること」を否定されたように感じた個人的な感情もありました。
パクトボーさんが、「バカ」だと思う根拠を挙げられていないので、意見が分かれた理由はわかりませんが、私は上記のとおりです。

>他人の怒りに共感するのは、誰にでも手軽に味わえる娯楽です。

娯楽というのは悪意がありすぎると思いますが、共感が快楽を生むのは同意です。怒りなら相手をやっつけたかのような快感も得られるかもしれないですし(スレ主さんの書き込みが怒りだと言われると疑問なんですけど……)。
私はそのために返信したわけではありませんが、私にそのようなメリットがあったことは否定しません。しかしそれを言うならむしろ私からみると、(繰り返しになりますが)人のネガティブな態度を否定することで皆さんが優越感を感じていたように思います(もちろん無意識の優越感です)。まずそれもあったので最初の書き込みで「ひどい」と書きました。

>代弁者になってはいけません。

あまくささんへの返信にも書いたのですがそのようにならないように気をつけていたつもりです。
(パクトボーさんの方が先に書き込まれてますが、返信一覧に表示される順に返信を書いていったのであまくささんへの返信を先に書くことになりました。なのですみませんがそちらを見てもらえますか。No.37の「あなたはスレ主様のリアルでのお知合いですか?」への回答で、「そこまでの心のケアを」というところからです。)

私もこうしてでしゃばることは、スレ主さんにとって迷惑になるだろうと気がかりです。
上で言ったあまくささんへのレスの中で触れていますが、スレ主さんが私のレスに好意的に返してくださったことに対してもそこで述べたような気持ちがあります。ですのでもちろん好意的に受け取ってはいますが、それを盾に代弁者になろうという気持ちはなく、むしろ(また繰り返しになりますが)私に気を使ってくださったかもしれない可能性を考えて、代弁者のようにならないよう努めていたつもりです。

>ここはよりよい創作のための質問の場なのですから、そこに感情を持ち込んではいけないのです。気分転換の方法を聞くのはよくても、ここを気分転換の場にしてはまずい。
>残念ながら、ここはそういった傷の舐めあいをする場ではないんです。
>ネット上に、そういう悩みを聞いてもらえるサービスはたくさんあります。ここはそうではない、というだけです。
ここの人々はここのルール・基本方針に乗っ取って返事をした。それで終わりです。

(すみませんがこれもあまくささんへの返信に書いてるのですが……)カテゴリに「やる気・スランプ」があるので、創作の悩みに関係した気分転換を求めての相談は板違いじゃないと思ってました。

私はやっぱり、スレ主さんに共感した上でその先を考えてはいけなかったのかと思ってます。
精神的な悩みの相談で、感情とそれ以外を分けられるとも思えないです。そこにルールを適用して相談者を追い詰める(私にはそう見えたので)のでは本末転倒ではないかと。
(何度か書いてますが、スレ主さんの悩みは本気で頑張らないとぶつからないことだと思うので、傷の舐めあいが目的の場所ではなくここを選ばれたのは当然だと思います。)

ルールというのは荒れたとき(自虐になりますが私のようにスレを占拠するやつが出てきたり)に適用されるもので、相談者の悩みの解決が優先されるべきです。
もし何度かレスを重ねても傷の舐めあいのようなやり取りに留まろうとしたら注意する、違う流れに誘導する、でよかったと思うのです。

>しか様の望んだ答え(スレ主さんの、ではない)が返ってこなかった場合、相談する場所が違うんですよ。

私の望んだ答えと違ったら、スレ主さんが相談する場所を間違えているということですか……? すみません、たぶん理解できてません。私が他の回答を非難したことをいさめておられると思うので、以下はそのざっくりした解釈での意見です。

他の方のスレ主さんへの返信が良い回答とは思えずむしろ追い詰めるように感じたので非難しました。
ここは相談掲示板ですが、議論の場でもあると思っています。他の方の回答が回答として不適切ではないかと思ったので率直に書いたんです。
「いや適切な回答だった。なぜなら~」ではなく「気に入らないなら黙って去る」というのは本当にここのルールなのでしょうか?

パクトボーさんへの返信 (No: 45)

投稿者 パクトボー : 1 No: 41の返信

投稿日時:

>あまくささんへの返信にも書いたのですがそのようにならないように気をつけていたつもりです。

その心意気はご立派でしょう。ですが、

>少年はたしかに他人からみて成果を逃したけれど、少年自身の目的にはかなった行動だと思ったので、
>人のネガティブな態度を否定することで皆さんが優越感を感じていたように思います(もちろん無意識の優越感です)。
>スレ主さんの悩みは本気で頑張らないとぶつからないことだと思うので、傷の舐めあいが目的の場所ではなくここを選ばれたのは当然だと思います。

この返信だけでもざっと見たところ、これだけ「他人の考えを語る」場面が見られます。
この辺が「代弁者になってはいけない」と、自分から伝えたい部分です。

>私の望んだ答えと違ったら、スレ主さんが相談する場所を間違えているということですか……? 
ようするに、枝様は既に、ある程度は救われたとおっしゃっています。他の方への返信も終えているようです。本当に納得したのかは、画面の向こうなのでわからない(救われていることを願います)。もしかしたら平行線でまだ悩んでいらっしゃるのかもしれません。誰かの書き込みによって違う考えに出会い、気持ちが前向きになっているかもしれません。そのあたりはわからないのです。枝様は「ありがとうございます」と言い残し、十日以上は再訪していらっしゃらないので、少なくとも「この場所にこれ以上のなんらかの答えは求めてはいない」のは確実でしょう。
でもしか様は、この解決に納得がいっていないのでしょうか? というのも、そろそろスレッドの半分以上を、しか様の問題提起が占めているのではないでしょうか。
サイトを変える、とまでいかずとも、スレ違いというものです。枝様の問題ではなく、しか様の疑問として、新しくスレッドを立て、そこで議論を重ねるべきだと思います。しか様の感じた問題点は、しか様のスレッドで語るべきです。他人の軒先で他人の気持ちを議論するのではなく、しか様のスレッドでしか様の考えを議論しましょう。

サタンさん、ふじたにかなめさんへの返信 (No: 32)

投稿者 サタン : 2 No: 30の返信

投稿日時:

>もしかして私への怒りも含まれているでしょうか……
いえいえ、違います。言葉が足らず申し訳ない。
槍を使えば剣で一流の人と対等にやりあえる可能性を秘めているのに、剣に固執して己の個性を殺しているのは馬鹿のすることだなあ、という意味です。
槍で剣と同じ場所に立てばいいのに、まあこれは邪推だけど、こうやって嘆く人に限って、弓で剣に追いついた人にまた嫉妬したりするんじゃないですかね?
彼は弓が得意だから……って。いやいやおめーも槍得意だろ!って話をしています。
これを言語学者だとかって言葉に置き換えれば最初の話に戻ります。
前々回の返信を繰り返すけど、トールキンは作家ではないからね。言語学者だから。その特技を活かして作品を書いた人。
トールキンだってドイルみたいな推理小説に憧れたのかもしれないよ? 自分はドイルみたいに生粋の作家ではないからって劣等感があったのかもしれないよ。
でも、自分が持ってる武器でファンタジーを書いて大成功したんでしょ。
そんなトールキンの名を挙げて嫉妬するような人が、どうして自分の個性を殺して持ってない武器に憧れてんの? そこがわからない。
トールキンの名を出して嫉妬するなら、あなたもあなたの個性を磨きなさいよって事で、「剣」に嫉妬するのは間違いじゃないですか、って事です。

それでも剣に憧れてしまうって話なんだろうけど、そんな自分の個性を捨ててしまう人の作品なんて上手く出来て誰かのコピーが関の山なんで、面白いものが書けるとは思えないし、決して「剣」の人と対等にはなれない。
どうしようもないしどうにもならないから、ずっと他人を嫉妬しればいいと思う。

それと。
悩んでる人に正論でキツく当たるのは最低で嫌われる行為だと自覚してるけど、人の才能に嫉妬する初心者や中級者は多いので、傷のなめあいをしてたら他人に「それ」が伝染してしまいやすい。
このトピックに参加せず読んでるだけの人が、ああわかるわーなんて思ってしまったら、その人まで「上手く出来て他人のコピーが関の山」な作品しか書けなくなってしまうかもしれない。同じ悩みを抱えてる人は多いんだって、そこで停滞して数年を無駄にしてしまうこともある。
だから、繰り返し同じ主張をしてすまないけど、「気持ちはわかるが、おまえは間違っている」とハッキリ言わなきゃいけないスレだな、と思っています。

サタンさんへ (No: 42)

投稿者 しか : 0 No: 32の返信

投稿日時:

>>もしかして私への怒りも~
>いえいえ、違います。言葉が足らず申し訳ない。

安心しました。もう内心99%そうだと思ってびびっていたので(笑)

>こうやって嘆く人に限って、弓で剣に追いついた人にまた嫉妬したりするんじゃないですかね?

邪推と書かれているので全くよけいな一言なんですが、「それはそうなってから指摘すればいい」と思います。
(というか邪推ってそういう意味ですかね)

>トールキンだってドイルみたいな推理小説に憧れたのかもしれないよ? 自分はドイルみたいに生粋の作家ではないからって劣等感があったのかもしれないよ。
>でも、自分が持ってる武器でファンタジーを書いて大成功したんでしょ。(以下略)

↑ここを読んで、

>トールキンの名を出して嫉妬するなら、あなたもあなたの個性を磨きなさいよって事で、「剣」に嫉妬するのは間違いじゃないですか、って事です。

(サタンさんの最初の回答も含めて)この↑あたりの主張がやっと理解できました。下に引用したサタンさんの考え含め、スレ主さんにも伝わっていればいいなと素直に思います。
しかしもしかしたらスレ主さんは理解されていたかもしれないと思うと、私のサタンさんへの反論は全くよけいなお世話ってことになりますね……。スレ主さん関係なしに私自身の意見だとしても、理解してなかっただけですし。

>悩んでる人に正論でキツく当たるのは最低で嫌われる行為だと自覚してるけど、人の才能に嫉妬する初心者や中級者は多いので、傷のなめあいをしてたら他人に「それ」が伝染してしまいやすい。

ここだけだと私としては「なんで伝染したらいけないの」という感じなのですが、

>その人まで「上手く出来て他人のコピーが関の山」な作品しか書けなくなってしまうかもしれない。

ここまで読むと、「北風と太陽なら常に太陽派」である私も、ちょっと意見が揺らぎました。正直いま、答えを出すとしてもかなり時間がかかるだろうなと思っています。それを判断するだけの経験値がないので。
サタンさんは私よりはるかに小説の経験値が高いので、そんな方が思うということはきっとそれが正しい(私が時間かけて考えても結局同じ結論に達する)のだとは思いますが……そんな従順な人間でもないので、自分で考えたいと思います。
やっぱりスレ主さんは理解されてるのかもということに関しては上に同じです。

>同じ悩みを抱えてる人は多いんだって、そこで停滞して数年を無駄にしてしまうこともある。
>だから、繰り返し同じ主張をしてすまないけど、「気持ちはわかるが、おまえは間違っている」とハッキリ言わなきゃいけないスレだな、と思っています。

ここを読んで、サタンさんがスレ主さんの考えを否定(と言い切っていいか分かりませんが)された理由が理解できました。
しかし共感したわけでもなくて、上に書いたように判断がついていません。

私の場合はいままで停滞するのはなにかしら否定されたときで、前進するのは甘やかされたとき(言い方悪いですがあえて)でした。なので肯定こそ正義と信じています。
スレ主さんがどうかは分かりませんが、私は自分を基準に判断するしかないので、私と同じ(かもしれない)前提で反論しました。

これで合ってる、道を間違えてなんかいない、と言ってもらえることで安心して自分の思う方向に進もうとできる。逆に進むための現状認識を違うと言われたらどこへ舵をきっていいか分からなくなる。絶望であれなんであれ、いまの足下が確固たるものだと思えてこそ先に進める。だからスレ主さんの認識が正しいと思ったので伝えるべきで、いま違う視点からあれこれ言ってもスレ主さんの立場からしたら高みからの攻撃にしかならないだろうと。

しかしサタンさんは豊富な経験値(謙遜なさるでしょうが)から、私のように共感することの効果も理解した上で「いまのこの人には間違っていると指摘すべき」と判断した、ということですね。

サタンさんの見解が正しかったら、私のせいでスレ主さんに要らぬ負担をかけたことになりますよね……。
しかし、もしまた同じことが起きたらどうするべきかすごく迷っています……が、信念が変えられない以上、私はまた同じことをすると思います。

ふわふわした返信で、すみません。

サタンさんへの返信 (No: 43)

投稿者 サタン : 0 No: 42の返信

投稿日時:

>私の場合はいままで停滞するのはなにかしら否定されたときで、前進するのは甘やかされたとき(言い方悪いですがあえて)でした。なので肯定こそ正義と信じています。
>これで合ってる、道を間違えてなんかいない、と言ってもらえることで

否定ばかりでは何も生まれませんので、私も作品への感想を書くときには必ず一つは褒めるようにしていますが、褒めた上でダメなところは濁さずハッキリと指摘しています。
褒めること、肯定してあげることで前へ進む力になる事は理解できますし、私もそう思います。
でもそれは「歩いてる道が間違っていない」ということが前提になるので、その判断は各々がするしかなく、いま、私達の意見はそこで割れている、というだけの事ではないかなと。

>サタンさんの見解が正しかったら、私のせいでスレ主さんに要らぬ負担をかけたことになりますよね……。
いやいや。
正しくはありませんよ。
この意見は、あくまで「私の中で正しいこと」であって、スレ主さんも しかさん も当然のこと私ではないので、私以外の人にとってこの意見が正しいはずがありません。
あくまで参考意見。こういう考えの人がいるんだ、そういう考えがあるんだ、と知ってもらえればそれでいい。
今回だけでなく、この掲示板内での私の書き込みは全て「正しくない」事です。
それが正しいかどうか、というか、正しいと思うかどうかは、読んだ人それぞれが判断すりゃ良くて、参考になったと思うなら、そう思った人が参考にすりゃいいと考えています。
そんで、その人がその人の中で「正しい答え」を見つけりゃいいと思ってます。
これもストレートでキツい言葉だけど、こうした掲示板での意見を鵜呑みにするヤツは正直どうしようもないので。コピペしたかのように私の意見を作品に反映されると、それもう私が書いたほうがいいから。って思うんだよね。いやこれは愚痴ですね。申し訳ない。

>サタンさんは豊富な経験値(謙遜なさるでしょうが)から
経験で言えば、昔そういう傷の舐め合いで5年無駄にしたとすごい後悔してるってのが、返信に込められた怨念なので、私のは信念とかじゃないです。
別に喧嘩をしてるわけじゃないので、どうぞ、同じ主張をなさってください。
私と貴方が違うのは当然で、お互いに意見の押し付け合いをしているわけでもないから、どっちが正しいこともないでしょう。

サタンさん、ふじたにかなめさんへの返信 (No: 44)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 30の返信

投稿日時:

まだ認識のズレを感じましたので、たびたび失礼します。
私は創作掲示板の目的にそって、自分が最適だと思うアドバイスを追い打ちをかけないようにスレ主様の家の事情には触れず、創作だけの話題に関してのみ前回スレ主様にコメントをお送りしました。あくまで自分の主観ですが。

「まずはスレ主さまに共感すべき」というのは、しか様個人のお考えであって、私はそれを否定するつもりは全くないのですが、しか様はそのご自分の主観を私を含めて他の方に期待しすぎているように私は感じました。

しか様が「共感」が解決方法だと思われ、私は「考え方を変える」が解決方法だと思ったわけです。解決の方法をそれぞれ提供しただけであって、誰が正しいかまで結論を出す必要はないですし、違う意見を非難をする必要はないと思います。

気になって掲示板の使い方を読みましたけど、相手を誹謗中傷しなければ大丈夫なように感じました。
なので、このたびのしか様の非難を受けまして、大変戸惑いましたし、とても悲しかったです。

私に至らない点があったかもしれませんが、あくまで私は自分のできる限りでお力になれればとコメントを書きました。それ以上のものを差し出せと言われても、今回は私には無理ですとお答えします。

善意で差し出された無料のおにぎりが合わない場合があるかもしれませんが、私ならまずは相手の善意を受け取り、大変申し訳ないけれども合わないので食べられないですと謝りながら断ります。

この度の私の意見はスレ主様にはお役に立たなかったかもしれませんが(お気に障っていたら申し訳ないです)、
自分のことのように親身になってくださったしか様との出会いは僥倖だったのではないでしょうか。

最後に、しか様がこのコメントに納得ができず反論を書かれましても、私は今回に限っては意見は変わりませんし、言いたいことはすでに書きましたので、もうこのスレには書き込みはしませんね。

ではでは、失礼しました。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信の返信 (No: 26)

投稿者 ふ じ た に : 2 No: 16の返信

投稿日時:

しかさまへ
なんか認識の違いがあるように私は感じました。

よく夫婦げんかであるんですけど、
愚痴を言いたいだけの妻に対して、「君がこうすれば良かったんじゃないの?」って求めていないアドバイスする夫でしょうか。
それに対して、妻「そんなこと言うなんてひどい!」夫「え? どうして怒るの??」
妻「あなたに言うんじゃななかった」夫「おいおい、そんな言い方ないだろ…(ムカッ)」
って感じです。
妻は大変だったことに共感してほしかっただけなのに、夫は問題解決に向けたアドバイスをしただけだったんですよね。要はすれ違いです。

今回は追い打ちをかけないでって言っているスレ主さまに対して、アドバイスをした方をしかさまが非難しているように感じました。
ただ、この掲示板は相談相談掲示板なので、愚痴を聞いて共感するよりは、現在の悩みをどのようにしたら解決できるかに目的があるように感じます。
なので、スレ主様の悩みに共感するよりは、考え方を変えたほうが気持ちが楽になるのでは?って考えて私は意見を述べました。
愚痴をこぼして共感されたいことが目的なら、個人のブログのほうが向いていた気がしますよー。

以上、私の考えでした。
ではでは、失礼しました。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 21)

投稿者 あまくさ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

小説って教養で書くものなのかなって、わりと本気で疑問です。
指輪の作者は教養があるから書けたんじゃなくて、すぐれたファンタジーを書いた人がたまたま教養人だっただけだと思うんですよ。
ただの学者に小説なんて書けませんって。て言うか、学者だってちゃんとしてる人は努力してると思うけど、板前だってセールスマンだってちゃんとしてれば努力はしているはずです。それとどこが違うのかと。
幼少期はそれは素晴らしい森の近くで暮らすのもいいけど、その森の近くにはハリポタの作者しか住んでいなかったわけじゃないでしょう? その人たちが小説家にならなかったのは、どうしてですか?

教養があっても留学しても幻想的な森の近くに住んでいても、それで小説が書けるというものでもないですし、どちらかと言うと枝さんの屈折っぷりの方が小説家向きなんじゃないかという気もします。心が真っすぐで建設的なキャラクターばかり集めても物語は面白くなりません。

ファンタジー以外のジャンルに興味はありますか?
例えばラノベ界隈なら、俺ガイルとか幼女戦記あたりはどうでしょうか? 2作ともかなり屈折していますが、それを上手く作品化していて私は好きだったりします。

変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 24)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 微妙に蒸し返すようなことを言いますが。
 俺は根性論だと思いますよ。結局。
 体育家系の人たちが言うところの『やればできる』とは少し違いますが……。

 作家を志す人間の大半は『諦めたらそこで終わり』であり、『諦めねばいつまでも終わらない・夢を追いかけ続けられる』モノだと俺は考えます。

 それに対して、『そういう環境があった人の方が有利だ!』とか『自分はそうじゃないから不利だ!』と羨ましがること自体は自由ですが、結局書かなきゃ何も始まりません。

 確かに、太宰治が書く一年前に『走れメロス』と同じものを書いた人間が居たら文豪に成れたかもしれません。でも、それは仮定でしかない。実際には恵まれた環境もないし、偉大な先達がいるせいでネタにだって困ることも多い。
それでも、我々はラノベを書きたいからここで意見交換をしているのです。

 枝さん、しかさん。「傷ついた心を慰めたい云々」をおっしゃるならここでやるのはお勧めしません。ここにいる人間の半分以上は「大変だったね」をいう事は出来ますが、同時に「そっちの方向でいじけても前に進めないよ」と言う事しかできません。別にKYが群れを成しているわけではなく、ここのサイトそのものが『前へ進みたい人のためにある』からです。

 俺は『現状に不満を言って何とかなる・問題点が見つかる』ならいくらでもいいますが、『何ともならない・改善できる問題点がない』なら、『その悩み方は無意味だ』と言います。慰められたい気持ちはわからなくもないですが、それを望むならここでやるべきではありません。ここは便利ツールではなく『作家になるために前へ進む人が意見交換をして努力する場』です。
 そのうえで、俺は根性論を展開します。恵まれていない環境がある以上、それを上回る量の努力をするしか、方法はありません。他の方法があるというなら、考え方なり、才能なりがあるということで『環境に恵まれている』訳です。
 『諦めなければいつか叶うかもしれない』けど『諦めればいつでも終われる』のが作家志望です。俺個人としてはそこに『作家志望』であることの素晴らしさを感じますが、ただ単に『楽して成功したいと思っていたが無理だった』と言うならやめた方がいいですよ。
 怒りの感情以前に親切心で言います。『環境に嫉妬する』のをやめられない人間は既に『諦めている』のと一緒です。『嫉妬してもどうしようもない』と知らないならまだしも、それを知っていてなお嫉妬するのならそれはただの『諦め』です。根性のない人間にできることは環境が整っていないとできないナニカです。
 なので、俺は根性論を訴えます。やる気がある限り応援しますが、やる気がないならどうしようもありません。『やらなきゃ何ともならないけど、スランプでやる気が起きない』という人間相手なら俺は同情も慰めもしますが、『楽して何とかしたいけど、環境に恵まれない』とのたまうのなら、俺に言えることは何一つない。

 長文失礼。

人気回答!変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 (No: 34)

投稿者 t : 4 No: 1の返信

投稿日時:

んー、ネットで不幸自慢しても自分よりももっとおかしな連中が集まってくるだけなので、あまりいい考えとは思えないところです……。
(この掲示板の話ではありません、個人的に嫌な思い出があるというだけです)

例えば、言葉の暴力で相手を泣かせてから俺しかいないぞと優しくした後で、裸の写真を送らせて誘うまでを面白がって実況配信している人だったり。
弱っている人間を食い物にしてやろうとする連中はどこにでもいて、彼らの方が闇が深かったりします。

溺れる者は藁をも掴むではないですが、助けようとして自分も一緒に落ちる覚悟がないなら手をだすべきではないですし。共感といっても、顔も声も名前も知らない相手と信頼関係をいちから築いていくのは時間も必要で、並大抵のことではありません。
だから基本的に一期一会です。

相手が災害に遭われたり、ドラッグの後遺症や病気や生まれつき体のせいで、それでも前向きに頑張ろうと努力されている方なのか。
これまで人生で出会ってきた大人達から悪い性格を引き継いでしまって、自分で自分自身をいじめているのが原因で上手くいっていない時期になってしまっているのかは、よく見極める必要があると思います。
その上で今回の相談者様は本当に中途半端な不幸自慢がしたいだけで、こちらが手を差し伸べたとしても、手を掴もうとしないだろうなと思ってしまいましたね。
完璧な人間はいないので不幸な話はまぁそれはそれで……ただ。
生まれや環境を補うにはどうすればいいか は面白いテーマだと思っていました。

ーーーー

名前はもう忘れましたが、とあるプロ作家さんは作家は環境がすべてと言ってました。そして、一握りのプロ作家さんと実際に仕事をされたことのある編集者さんは口を揃えて、彼らは後ろに目がついているとか、異能力が使える同じ人間とは思えないとか記事を読んだことがあります。
だから私としては「努力では越えられない壁がある」は当然あると思っています。
ですがこれについては昔から言われている答えがあって。
天才に追いつくことはできないかもしれませんが、人の3倍仕事をすればその道で飯が食えるです。
365日毎日10時間くらい、1日も休まずにやるという話ですが。
収入を別で確保しながらやる。私としてはこれは超過酷なので、多くの方が早死にしてしまうのでやめた方がいいと思っています。

そもそもあるネット記事によれば年間200人の作家が誕生するそうですが、そのほとんどが生き残れません。プロになるよりもプロで居続けることの方が遥かに難しい。
プロになるのに必要なことは、結果を残すための努力ですが。
プロとして生き残るために必要なことは、
『変えられない生まれや環境を補うために本も断言できるほどたくさん読んでいるし、映画も劇も見ています』といった、誰でも思いつく努力とは別と私は考えています。

もし、
小説の大先輩がいて生き残る方法を公開したとして。
それを読んだ人が仮に100人いたとします。
100人が基本設計が同じの似たような小説を書いたとします。
じゃあそこで、あなたや私のライバルはと聞かれれば100人なんですが。
よくよく考えてみると小説の大先輩です。
想像してみてください、

本屋さんに行くと、あなたの本の隣で小説の大先輩の本が売っていました。
ようやくここまでこれたプロになれたと最初は浮かれていても、時間が経つと顔が青ざめるはずです。本が売れないから。
小説の大先輩と教えてもらった人達の間には、絶対に埋められない数万時間と経験の差があります。それに、普通はプロになるどころか最終選考で落ちます。
出版社からすれば二番煎じはいりません。
小説の大先輩に仕事を依頼すればいいからです。

ということは人に教えてもらうのにもリスクがあって。
結果をだすための努力が求められる、自分にしかできないものを追求しないといけない。
こう考えていったとき。
私だったら、その人が歩んできた人生がでるよなと思いましたよ。
小学校で足の速い子。
運動部なのに絵が上手い子。
親がお金持ちで塾に通えている子。
変えられない生まれや環境って小説にかぎらず、今に始まった話ではないですよね。
結果をだすための努力をどう準備していくかはその人の人生次第です。

私は小説は文章がすべてだと考えていますが。
それは小説から文章が消えると白紙しか残らないので、すべてを文章で表現しなければ何も残らないと、できるだけシンプルに考えるようにしています。
1冊も小説を読んだことがなくても売れる小説が書ける人がいるなら、それはそれでいいと思います、だから本を読みたくないなら読まなくてもいいんです。
〇〇をしなければならない~、といった。
常識を疑うところから始めてみるのはいかがでしょうか。

今の時代は心、技、体、金 どれも大変です。
転んでもすぐに起き上がれるような精神状態を保っておかないといけませんし、健康に気を付けるのと最後は体力勝負なので運動も必要ですし、生活費をどう稼ぐかそこで発生する人間関係の悩みで書けなくなったりしますし。
こうすれば小説が上手く書けますよなんて教えてくれるわけないんですね、あなたの才能を大切に思っているから。
答えだけ教えられても才能のある人ほどすぐに飽きて書けなくなりますし。
準備が出来ていない人だと答えの重みで潰されてしまいます。
今は楽でも、未来の自分に対して借金をしているだけです。
人の真似をして壁を乗り越えてもいつか躓きます、その時が本当にヤバイです。
だから大切なものほど、自分で気付くしかないんです。

相談文を読んで努力されてきた方なんだろうなというのは伝わってきました。
私の第一印象は、
ここでは努力でも、いろいろな方向の努力が求められています。

人間はひとりひとりが人生の目的が違っていて。
目的を達成するペースも違います。
趣味で書くから読者数0人でいいよって人が3カ月かけて小説を書いてもいい。
読者数10人は欲しい人が3週間で書いてもいいんです。
これは結婚や就職なんでもそうです。
目的とペースが違うことが分かれば、人と比べる意味がありません。
人と比べると人間は必ず不幸になります。

だから私は相談者様が『指○物語』や『守○人』作れなくて良かったんじゃないかって思いましたよ。
だって『指○物語』持ってきても今の時代で売れるとは思えません。
『守○人』は普通に考えれば、ほぼ全員一致で本家に勝っていなければ最終選考で落ちますし。
新人賞は赤字で儲からない、それでも続いているのは看板作家が欲しいからです。
できるかできないかではなく、やるかやらないかしかない世界です。
だから楽しんで、とにかく楽しんで、時には常識にとらわれない方法も考えつつ。
時間が溶けてなくなる作業を中心に、
どうすればもっと上達できるかを探すのがいいと思っています。

何かの参考になれば幸いです。

しかさんへの最後のボール (No: 46)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

しかさんの意見そのものに対しては異論もありますが、こちらの投げかけた問いかけに対しても挑発に対しても、真剣に考え丁寧に返してくる姿勢には敬服します。

このくらいで打ち切った方がいいのかもしれないとも迷いましたが、もう一度だけ、いくつかボールを投げ返しておくことにしました。
レスは、そちらから特に何かなければお気遣いないように。

>叱咤激励は相談者と回答者の間に(たいていは)無意識に上下関係をつくり線引きし、相談者の視点から遠のく行為だと思っています。

たぶん私はしかさんより人間というものを信じていないんですよ。

相談者に対して過剰に親身になろうとする態度も、(たいていは)無意識に上下関係をつくり線引きし、相談者の視点から遠のく行為だと私は思います。(異論は認めます)

>今回のように心が疲弊していることが行動を阻害している(と解釈してます)場合はまず、なにをするにおいても心の疲弊を軽くすることが合理的な解決だと思います。

合理的だとは私は思いません。他人の心に踏み込もうとしすぎているように見えます。

優しい無関心というのもあるんじゃないかと。私なりに合理的に他人に対してどう接するのがいいか、そのつど考えてはいますよ。まあ、妥当な判断ができているなんて自惚れてもいなくて、間違えてばかりでしょうが。

>>人間関係ってそういうものではないでしょうか?

>私は批判せずにただスレ主さんに共感しますよとだけレスしておけばよかったということですか?

ん?
そんなことを言ったつもりはありませんが。

他人と100%分かりあうなんて不可能ですよね?
とは言え同じ人間だから少しは共通点もあるはずなので、互いに共通項を探りあえば少しは分かりあえるだろうとも思っています。
まあ、個人的な直観でいえば、20~30%分かれば良い方だと思います。

他人を見て、この人はこういう性格なのかな? と内心思います。で、もう少し分かりたいと思ったら、取り合えず言葉を投げかけてみます。そして反応が返ってきたら、それによって最初の印象を修正します。
付き合いが長い人のことなら多少は分かるのは、そういうフィードバックの蓄積が多いからです。

……こう書くと、こちらの一方的な思惑で他人を左右しようとしているように誤解されかねませんが、相手に対する理解不足ゆえに思いがけず傷つけてしまうということも有り得るわけで。だから手探りで理解を深めていくところから始めるほかないと考えているんですね。
また、人間関係はお互いさまでもありますから、やりとりが成立しているということは相手の方にも何らかの思惑はあるわけで、それがたまたま上手くかみ合えば比較的良好な関係が築ける場合もあります。その一方、どうやっても関係がこじれていってしまうこともあります。

詳しく説明しようとしているので少し大袈裟な話になったかもしれませんが、まあ、そんな感じにやっています。それをどう受け取るかは相手の側のことなので、上手くいくこともいかないこともあるのは仕方がないと思っていて。

人間関係っていうのはそんなものじゃないか、と書いたのはそういうことです。

    *    *    *

自由意志の定義を明確にせよと。

私の考えでは、しかさんの見解は以下のようなものだろうと思います。

◎人間は主観的に自由意志によって行動しているように感じている。

◎しかし、実際には因果律によって定められたコースを辿っているに過ぎない。

間違っていたらすみません。

自由意志は錯覚にすぎない。

そうかもしれないとは思います。

しかし、錯覚であろうとなかろうと、暴漢に襲われたら誰だって危険を回避する行動を取るんじゃないかと。
それが現実の行動であって、「自由意志は錯覚だ」と言ってみたところで「それがどうした?」としか言えません。

本当のところ、「自由意志」という言葉そのものはどうでもいいんですよ。もっと単純に「逃げる」とか「戦う」とかにしても、言葉に過ぎません。

人間は生きるために何らかの行動をとりますが、それを言葉によってなぞる生き物なんですね。そして、その言葉を妙にもつれさせてしまうことがあります。
私に言わせれば、決定論なんて言葉の迷路にはまりこんでしまっているだけです。思考実験としては興味深く、それこそ小説の題材にくらいはなりますが、現実の行動の役にはまったく立ちません。

>>暴漢に襲われたら戦うか逃げるかするでしょう? それは生きのびるための努力ではないのでしょうか?

>それなら毎日トイレに行くことも努力ってことになりませんか?

どうしてそうなるのか分かりませんがw

別に生きのびるための努力だけが努力だとは言っていません。成し遂げたい目的のための努力も、幸福になるための努力ももちろんあります。
なんならトイレに行くことだって、トイレに行けない状況がある場合は普通に努力の対象になりますよ。

(再掲)
何かほしいものがある。しかし、現状では手に入らない。
そういう時に諦められないなら、何かの行動を起こすしかありません。それが「努力」です。諦められるなら別に努力しなくてもいいのです。
(再掲、終わり)

最初にこう書いたはずです。
ごくシンプルなことだと思っているのですが、決定論を持ち出して話を難しくしてくるから「生きるための行動」というやや極端な例で説明しただけです。

   *   *   *

>専門的な知識で具体的な描写を掘り下げた小説がそれだけで面白いのは言うまでもないですよね。

言うまでもないとは思いません。
専門的な知識の披歴がすぎて、作品をつまらなくしてしまうこともあります。

>しかしなにより知識があれば書くことがあるので筆が走ります。筆が走るときって、私見なんですが、実はむしろ無駄な文を頭で消してどんどん話を展開させているように思います。
(中略)
>書こうと思うかどうかではなくて、書こうと思ったときに書くことがあるかどうかが面白い小説を書けるかを決定づけると。

この部分に関しては、まったく異論がありませんでした。
しかしここで語られている知識や環境は、トールキンの知識や環境ではなく、しかさんでも枝さんでも私でも、他の誰でも持ち得るそれぞれの知識や環境。そういう話になっている気がしますが?

トールキンに憧れ、トールキンと同じような作品を書こうとしたら、そりゃあトールキンの知識や環境が必要でしょう。

しかし、誰にでもその人なりの知識と環境があるはずです。これはおそらくサタンさんが最初に言われていた、剣に憧れても仕方がない、槍を使えるなら槍で勝負した方がいいという意見と同じだと思います。
この見解については、剣も槍も弓も使えない人間はいくらでもいるという反論が可能と言えば可能です。
ですが、私が引用させていただいた文章で、しかさんご自身が槍で勝負した体験を熱心に語っていらっしゃるように私には思えました。

そうです。
皆、それが言いたいんですよ。

   *   *   *

カテゴリに「やる気・スランプ」というのがあったな、とは私も思いました。

創作に行き詰った時にどうしたらいいかと相談する人がいて、時には傷の舐めあいをするのも効果的だと回答するとかなら、それも創作相談のうちでしょう。
しかし、「傷の舐めあいをしてください」と言って入ってくるのは、それとはまったく違います。それは理解していらっしゃるでしょうか?

新しくスレ立てた方がいいのでは? (No: 47)

投稿者 甘粕 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

ざっと眺めていたのですが、いつの間にかしかさんのスレになってしまっているので、新しいスレを立てしかさんの言葉で議論をされたらよいのではないかと思います。人のスレを食っちゃうのは印象良くないので。

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タイトル:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう) 投稿者: 怒髪天

作品自体は面白いと思います。『指○物語』や『守○人』シリーズなど。しかし、作者を調べると、前者は言語学者(博士号)旦那は地理学者。そりゃ、独自の言語も作れるし、地図も作れるよねという。指輪物語はどう生まれたかのような本で読んだけれど、旦那に手伝ってもらいましたって書いてあったし。そういう作品の裏話。この作者はどう生まれたか、のような本を読むと、大学院行きました。(後者も、オーストラリアなどなどエスノグラフィーのために何度も足を運んだとかかれている)
 幼少期も親から本を読み聞かせてもらった。口承を伝えてもらった。食事を作ってもらった。古武術を習った(すべて後者)など、です。
 いや、中卒の作家もいるよ、ハ○ー・○ッターの作者は無職シングルマザーだよと来るでしょう。でも彼女は大学も出ているし、留学もしているし、幼少期はそれは素晴らしい幻想的な森の近くで暮らしています。

 いまさら学校に行くお金なんてないし、留学もできない。(お金の問題というより、現役時代にそれを後押ししてくれる、親の質、親ガチャの問題ですよね)
 自分の幼少期なんて本なんて読みやがって、賢ぶるな! などという親に育てられて本を読んでくれたことはおろか、家には5冊も本はなかった。本など買ってくれたこともない。食欲をかきたてるようなおいしそうな食事を作ってもらったこともない。親の家を出るまで既製品しか食べたことがなかった。そのわりに台所を使うことも禁じられて料理も覚えられなかった。近所に美しい森なんてなく、汚い住宅街で育った。
 ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
 自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。
 作者についていろいろ言いましたが、ファンタジーを築いたなんて言われているくらいだから、やっぱり作品は面白いのです。王道は王道たりえるんです。自分が作るファンタジーはやっぱりまがい物です。
 絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。
 変えられない生まれや環境を補うために本も断言できるほどたくさん読んでいるし、映画も劇も見ていますが、やっぱりそんな努力では越えられない壁があるように感じます。別に指輪物語や守り人シリーズほど売れたい、有名になりたいってわけではないんですけど。そこそこすら叶わないのではないか、と重鎮たちを見ていると思ってしまいます。

 質問です。ファンタジー系を書く作家で、経歴があまりうらやましがられない人を教えてください。傷ついた心を慰めたいです。
 虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
 良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

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