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日暮一星さんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:キャラクターが書けない!

自分の役割に徹するキャラクターはダメですか?

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

横槍失礼します。投稿者様の質問に目が留まってので、僭越ながらコメントさせていただきます。

>>「文章力は高いがキャラクターが役割に徹しすぎていて魅力がない。もっと掘り下げるように」

 まず新人賞からのご指摘にあった「役割に徹しすぎて魅力がないキャラクター」というのは、主人公などの主要人物に当たるキャラでしょうか。

「役割に徹しすぎる」との言葉から察する辺り、キャラクターにその役割が(書き手から)与えられるほどの『行動するに至る、目的ないし動機』が薄いのではないでしょうか?

 目的や動機が序盤で明確にされないまま物語が進むと、書き手が与えた役割通りに話が進んでしまいます。
 そもそも『掘り下げる』ということは『究明する』という意味で、つまり『読者にどういうキャラクターかを知らせる』ということです。これを実行するにはまず、書き手自身がキャラクターを知る必要があります。

 投稿者様の返信の中にも『操り人形』という言葉がありましたが、例えば「警察だから・探偵だから」という役割の理由だけで物語の本筋である事件に臨むだけでは、あまりにも淡泊です。
 そのキャラが警察・探偵になった理由や、その事件に臨まなければならない背景などを初め、書き手は読者に知らせなければならないキャラのことがたくさんあります。
 仮に『難事件を推理することが武器である本格推理もの』の作品でも、キャラを事件を解決するだけの警察・探偵だけで終わらせる作品はありません。
 自分も洋画ミステリードラマが好きで、その中に『CSI』というシリーズがあります。実際にあった事件をもとに、科学捜査の専門知識をふんだんに用いて事件を解決するというストーリーなのですが、この作品は単に『刑事が科学捜査で事件を解決する』だけの物語ではありません。
 ストーリーの中に『どういう人なのか(家族構成や捜査班との人間関係・特別なプライベート事情・オフでの過ごし方・今の自分に影響するほどの過去にあった出来事など)』をドラマの随所に散りばめ、キャラクターたちがどういう人間なのかを視聴者に知らせているのです。同じ捜査班の刑事と言えど、個性ある様々な刑事がいることを教えてくれます。しかもそのエピソードが視聴者の共感を生むように設定され、『役割だけではないキャラクター』を確立させているのです。

>>じゃあどうすればキャラクターを掘り下げられるんだ?

 そのためにはまず、書き手自身がそのキャラクターを知る必要があります。
 投稿者様は「ストーリーを優先して設定してからキャラを配置する」とのことですが、それ自体はあくまで『ストーリーとキャラの調整』でしかありません。個人的な持論ではありますが、『ストーリー作り』と『キャラクター作り』はそれぞれ独立したものなのです。
 ストーリーとキャラの調整を意識しつつ、まずはキャラ一個人の『キャラクター作り』を実践してはいかがでしょうか。また「キャラのコンビを作る」ともありましたが、コンビ性を意識しすぎて一人のキャラクターの持つ個性が弱くはなっていませんか?

 もう一つ考えられるのは『キャラの見せ方に問題があるのではないか』というものです。

 冒頭でもいったように、主人公などの主要人物には目的や動機が薄いまま物語が進めば、その役割だけを果たすだけのキャラになります。
 動機を持ったキャラはその目的を果たすべく『行動』します。そして書き手は、その主人公の行動の邪魔になるよう『障害』を与えなければなりません。これが『主人公いじめ』です。

 ここで気になるのが『主人公が受身になっていないか』という点です。目的を持った主人公がなにもしないまま、『障害』の方から主人公に立ち向かい、それを乗り越えてはいませんか?

 ストーリー構成の話にもなってしまうのですが、「操り人形」「ご都合主義」「キャラに意思がない」とのコメントをもらうのは、主人公だちが『行動的』ではなく、ストーリーも『受身からのリアクションだけ』で話が進んでしまっているからではないでしょうか。上記のコメント以外にも「敵やサブキャラの方が目立っている」といわれたことはありませんか?

 動機を持った主人公は目的を果たすべく『自らの意思』で行動しなければなりません。その行動の道のりには様々な『障害』があります。それを乗り越えるために主人公もまた、自らの意思で様々な『選択』をしなくてはなりません。

 役割だけでなく、目的を果たそうと動機を持ち、自らの意思で行動することによって「操り人形ではなくなります」。
 目的を果たすために行動する主人公が障害にぶち当たり、どう乗り越えるかの選択をさせることで「キャラに意思が生まれます」。
 ぶち当たる障害は『主人公より強い』方がいいです。それを乗り越えるための選択は、あらゆる犠牲や代償が伴うでしょう。その末にストーリーの結末で主人公は目的を果たし、初めて『成長』することで「ご都合主義ではなくなります」。

 また、投稿者様の返信にこのような内容もありました。「暴走アクセル役」と「冷静ブレーキ役」の話です。

>>曰く、暴走しすぎたらマズイ局面できっちりブレーキ役が働いている。逆に進まなければいけないところでは、アクセル役がしっかり機能している。ただ、それぞれのキャラが働くタイミングが良すぎるうえ、車でたとえるならば急ブレーキなのにピタッとその場で止まるような表現がキャラを殺しているとも言われました。

 これは『与えるべき障害が弱すぎてキャラが目立たなかった』ゆえの批評だったと思います。

【暴走アクセル役が大きな失態をして消極的になり、肝心な場面で行動しなくなったアクセル役の代わりに、冷静ブレーキ役が無理を承知でアクセル役の代わりを務めるも頓挫。それを反省したアクセル役が自分の暴走を見つめなおし、ブレーキ役もまた自分の積極性の不足を改め、再び二人は行動に出る】

 大まかですが、自分ならこういうストーリーラインにできたかなと思いました。
 投稿者様が配置した「暴走役」と「冷静役」はあくまで物語の土台であって、物語の軸にはなっても、緩急を作るための『山場』にするには無理があったのではないかと思います。

 まとめ
・一個人としてのキャラの作り込み不足。まずはキャラを作ることから。
・『目的と動機』『行動と障害』『選択』の不足もキャラを弱くさせる要因に。これらをはっきりさせ、随所にキャラクターの個性や背景を知らせるためのシーンを設置する。

 お節介承知の上でもう一つ。
 キャラを勉強中とのことで様々な作品に目を通しているとのことですが、キャラやストーリーに関するhow・to本を読んでから、作品に触れてはいかがでしょうか。自分もハリウッド映画脚本のhow・to本を何冊か読んでいるのですが、それを見た上で作品に目を通すと、本に書かれてある内容を実践していたりして面白いです。ただし、学び方もまた人それぞれなので無理にとは言いませんが。

 自分などの意見、少しでも参考になれば幸いです。失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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元記事:小説の設定に無理があるのか不安です

小説ストーリーといいますか、ざっくりとした設定を思いつきました。
それが、無理のあるものではないか心配なので、ぜひアドバイス頂きたいです。

主人公の男子高生が、クラスメートの目立たないが優しい美少女に告白する。
しかし実は彼女はお嬢様で、許婚がいると言われてしまう。
諦めようとする主人公だが、彼女に「実は、諦めきれない初恋の人がいる。相手はどこの誰か分からないから、家族には言ったことがなかったけれど、婚約が確定する前にどうしても探しに行きたい。探すのを手伝ってくれないか?」
と頼まれる。主人公はそれを受けて、彼女と初恋相手を探す。

なかなか見つけられないまま、1か月が経ってしまう。
主人公は落胆し、彼女との登校中ぼんやりしていたために自転車とぶつかるが、なんと、自転車に乗っていたのが彼女の初恋相手だった。
しかも、その人は男子のようなだけの女子(イケメン女子)で、彼女の勘違い…

主人公たちがその人に事情を説明すると、「彼女の許婚は、もしかしたら自分が片思いしている他校の生徒かも……」という返答が。

主人公は許婚とその人をくっつけようと奔走し、2人はめでたく交際することに。
そして、主人公と彼女も両思いになりハッピーエンド。

というストーリーなのですが、もしかして無理がある設定なのではないか?と不安です。

アドバイスお待ちしています!
よろしくお願いします。

上記の回答(小説の設定に無理があるのか不安ですの返信)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

 初めまして。僭越ながらコメントさせていただきます。

 そもそも「無理のあるストーリー」というものは、よほど極端なものでない限りは珍しく、むしろ重要なのは「書き手がどれだけストーリーに【説得力(読者との共感や理解)】を与えられるか」だと思います。
 結論から言って、千里猫様が考えている設定に無理はありません。ですので、自分は個人的に『説得力が欲しい部分』について言及させていただきます。偉そうな編集者目線ではありますが、ご了承ください。

・主人公がヒロインを好きになった背景
・ヒロインの家庭事情と、許婚のいる今の立ち位置に置かれた心境
・学校の設定。お嬢様が通えるほどの学校に主人公は通学しているのか
・ヒロインの初恋探しに協力する主人公の動機と、自分に告白してきた主人公へ協力を求めたヒロインの考え方
・一ヶ月も続けられた主人公たちの気持ち
・イケメン女子(女子A)の設定。ヒロインと会うまで女子Aはなにをしていたか
・女子Aとヒロインの関係、女子Aを忘れられなかったヒロインの心情
・ヒロインの事情と気持ちを明かされた女子Aの心境
・許婚と女子Aの関係
・許婚の設定。特に彼の家庭、ヒロインと女子Aに対する気持ち
・女性Aと許嫁をくっつけようと決心した主人公の動機、それに対するヒロインと女性Aの反応
・他人のプライベート(しかも名家)へ介入しようとする、主人公の家族や知人の反応。また主人公に対する周囲の反応に変化はないか
・自分の家庭事情と個人的な心情へ介入してきた主人公に対する許婚の反応
・離れていた許婚と女子Aの距離感の描写、どうやって無事に交際へ発展させるか
・家庭的事情を邪魔するヒロインと許婚の親族の反応、それを押しのけて目的を達成しようとする主人公の手段と、折れる親族が変化するまでの経緯
・主人公に対するヒロインの気持ちが変化する要素は充実しているか
・主人公そのものの成長はあるか

 ざっとこのような感じになりました。もちろんこれだけが全てではありません。お役に立てられるか分かりませんが、参考になれば幸いです。

 最後に。これは独論ですが、設定(ひいては作品)に与える『説得力』は読者だけでなく、書き手自身にも大きく影響するものと自分は思います。説得力がなければ、書き手もまた自分の書いている物語が分からなくなるからです。
 どうか千里猫様自身も説得なされるまで、徹頭徹尾、彼らの物語を考え抜いてください。陰ながらご健闘をお祈りしています。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 小説の設定に無理があるのか不安です

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元記事:初心者が取り組むのによいモノ

はじめまして。
ここに質問するのは初めてのかつどんです。

本題に入る前になんですが、今回の質問の題名について、少し誤解を生んでいるかと思います。
決して、『自分で考えるのが面倒だから、誰かに考えてもらおーっと』などという気持ちはありません!
このことを承知の上でご回答いただけると有りがたいです。

ここから本題です。
今回の質問は、『皆様が初心者だった時、どういった形の小説を書いていたか。また、書きやすいジャンル、テーマ、題材等はあるか』というものです。

自分は初心者なので、長編物を書こうとすると挫折してしまいます。一方の短編は、その短い文章の中に物語を完結させる要素、それに加えてオチを詰め込むことは難しいことに感じ、手を出せずにいます。

そのため長編を一度挫折してからは、小説を書いておらず、ストーリーを考えたり、サイトを探して情報などを集めることをしています。

その中で、小説が上達する方法という情報がありました。
それは、『とにかく小説を書き終えること』。
ですが、自分は一度ギブアップ身であり、どうやって書けばいいか自分にはわからないのです。

そこで先輩である皆さんの意見を聞きたいなと思い、質問をしたということです。

もう一度質問を言うと、
『皆さんが初心者だったとき、どういった形の小説を書いていたか。また、書きやすいジャンル、テーマ等はあるか』です。
初心者として、取り組みやすい要素や短編を書く上での注意点だとかを教えてくださるとありがたいです。

(自分が言ってることは必ずしも正しいとは思っていません。おかしいと思った点に関しては、指摘してくださって構いません。むしろ、してください。)

上記の回答(初心者が取り組むのによいモノの返信)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。僭越ながら返信させていただきます。

>>皆さんが初心者だったとき、どういった形の小説を書いていたか
 自分が書き始めた時、世間では『ケータイ小説』というものが流行っていまして、自分も軽い気持ちで『ケータイ小説』を書いていました。一応説明しますと、今でいうWeb小説のケータイ(特にガラケー)版のようなものです。
 書いていたものはミステリーファンタジーを題材にした学園モノでした。当時は書き方すら分からなかったので、既存作品のなぞって書いたような、文章も含めてオリジナル作品とは程遠いクオリティだったと思います。ほんの一文ですら、書いてから一日置いてまた見てみると、自分の技量の皆無さに何度も呆れていましたね。他にも、1ページ先の話を書くことよりも1ページ後ろの文章の推敲に熱を入れていたり、無駄に情景描写や人物容姿に筆を尽くしていたりと、完全に執筆が『作文』状態でした。物語の構造も、学校の授業で聞きかじった程度の『起承転結』をそのまま取り入れただけで、ほとんど自己満足の作品でしたね。要するに『イタい作品』です。よく他人に見せられたものだなと、その点だけは当時の自分に感心します。
 当然こんな状況も嫌なものだから、勇気を持って批評やアドバイスを求めたり、または他の方が公開していた作品を読んで批評やアドバイスをしていました。そこからしばらくして『ラ研』なるサイトを見付け、知識を盗みながら『とりあえず曲がりなりにでも一冊書き上げよう』と奮起したり、勉強がてらに市販の小説に目を通したりと……そうしながら、とにかく『書き続ける』ことだけはしていたと思います。

>>また、書きやすいジャンル、テーマ等はあるか
 やはり自分が好きなジャンルや書きたいもの、イメージしやすいものではないでしょうか。本当に書きたいものを書いているのであれば、たとえ詳しくない要素やあまり趣旨のないジャンルが含まれていても、それらを知るための資料などを読み漁ってでも書けてしまうものです。独断ですが、これは初心者からプロまで変わらないものだと思います。

>> 初心者として、取り組みやすい要素や短編を書く上での注意点
 自分は途中で書くのを止めてしまった作品でも、愚直に『反省』だけはしていました。どうして書き切れなかったのか、次書き切るためにどうすればいいか、面白くするための改善点は……などですね。短編は『今までとは違う書き方の実験』として書いていました。というのも、書き始めてから長い間『自分に合った小説の書き方』をずっと考えていたからです。その答えとして、
・作品を考えるのではでなく『作品を面白くするように考えること』を意識する
ストーリー全体の軸を考え、構成ごとにも軸を設置し、骨組みと肉付けで執筆に当たる
・物語をしっかりと『把握』する
・作業場は薄暗く、できる限り密閉した一人の空間で
・パソコン左手辺りに必ずコーヒーを用意する
・場合によっては甘いものをつまんだり音楽を聴きながら書いてもよい
 などを得ることができました。当時に比べるとだいぶ書きやすくはなったかなと思います。

>>自分は初心者なので、長編物を書こうとすると挫折してしまいます。
>>自分は一度ギブアップ身であり、どうやって書けばいいか自分にはわからないのです。
 書き切れない理由として考えられるのは『物語のゴール(エンディング)が遠すぎる』ということ。
 自分は昔、学園モノを書いていた時、物語のスタートを転校(高校一年)にし、無謀にもゴールを卒業にしてしまったことがありました。書き方も分からない分際でシリーズものにしようと企んでいたようです。結果、一学期も待たずに頓挫しました。
 または上述にあるように『作品を面白くするように考えること』を全く意識してなかったのも原因でした。書いていく内に自信をなくして書けなくなることというのはつまり、作品を面白くするための労力を充分に費やさないことで起きるものなのです。
 自分の実体験を元にしていえば、設定(作品そのもの)とプロット作りの甘さが長編を書けなくする総合的な要因なのかなと思います。
 さらに端的にいわせていただくと、小説を書き終えられなくても上達は可能です。書いた分だけでも書き手が得られるものは絶対にあります。初心者が書き続けるために重要なのは、そうしてでも得られたものを『しっかりと物にできているか』ということではないでしょうか。

 自分などの意見、少しでも参考になれば幸いです。
 失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 初心者が取り組むのによいモノ

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元記事:登場人物の数について

自分は魔法ファンタジーバトル学園物のラノベを書いてます。

それで登場人物は、
主人公1人、ヒロイン1人、主人公の女友達1人、主人公の親友となる男友達1人、主人公のライバル1人、主人公の担当教師1人、生徒会4人(生徒会長はヒロイン。副会長は主人公の幼馴染み。会計は主人公の後輩。書記は主人公を好きになる片思い)、敵となる主人公の妹1人、ラスボス1人。
色々と複雑になりましたけど、合計で12人います。
主人公のクラスメイトも出てくるとそれ以上となるかもしれません。

で、そこで相談なのですけど、
これらの登場人物は多過ぎでしょうか?
ちなみにこれは電撃文庫に応募する作品です。
一応、これらの登場人物は必要なキャラたちです。
すみませんが皆さん、もし良かったらアドバイスをお願いします。

上記の回答(登場人物の数についての返信)

投稿者 日暮一星 : 4 人気回答! 投稿日時:

 初めまして。僭越ながら返信させていただきます。

『登場人物の数』だけなら、群像劇形式の作品もあるので一概に『多すぎてはダメ』と断言はできません。それよりも個人的に思ったのが『それら登場人物に、自立して与えられた《役割》があるか』ですね。女性キャラを中心に役割(あるいは立ち位置)が被っているような印象を受けました。
 たとえば主人公に敵対する人物に分類されるキャラが、ライバル・妹・ラスボスの三人います。勝手に横槍を入れると、自分なら『妹を主人公のライバルにしてラスボス』という役割を与えることができるのですが、わざわざ三人にすることでどのような意味が生まれるのかが気になりました。『妹を主人公のライバルにしてラスボス』にするのなら物語冒頭から最後までキャラを掘り下げられる機会に恵まれると思うのですが、いかがでしょうか。

 また、投稿文を読んで『メインキャラとモブキャラの区別』が付いているのかも気になりました。恐らく一方通行様は(やたら主人公と関係のある人物が多いので)キャラを中心に物語を考える書き方をしていませんか? 重要なのは『物語の軸に関わる主要人物と彼らを立たせる役割』であって、主人公に関係する登場人物の数そのものではありません。物語とキャラを照らし合わせてみて『登場はするが、名前を出さなくても(もしくは登場させなくても)本編に支障はない』『複数人が持つ類似した役割を一人にまとめたほうがキャラも立ってスマートに読める』などと感じたなら、物語とキャラクターの《調整》をすることをお勧めします。
 モブキャラは一部シーンにのみ登場するようなもので、極端に言えば読者に忘れられても本編を楽しむのに支障はありません。それらに名前やら目的やら見せ場やらを与えたりすれば、読者は『誰に注目すればいいんだ?』と困惑しますし、書き手にとっても『このキャラはどこまで書けばいいんだ?』と戸惑うこともあります。

 さらに応募作品ともなれば応募規定に従って書かなければならないので、そのようなキャラを増やせば必然的にページも増えます。無事に書き切ったとしても、待っているのは地獄のような添削作業か、最悪の場合には大胆な改稿を強いられるでしょう。自分が今、現在進行形で体験していることなのですが、ページ規定ギリギリに迫った執筆作業は筆舌に尽くしがたい圧迫感を覚えます。

 以上の内容が、応募作品を面白くするために少しでも役立つのであれば幸いです。失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 登場人物の数について

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元記事:中間部の展開が思いつかない・上手く盛り上げて先へ繋げられない

 長編の構想で中間部分が薄くなってしまいます。
 シリーズの展開を考えてみるとどうしても一番盛り上がりそうな最終巻とその一つ手前ばかりが充実していき、そこ以前は「海に行く」「野球をやる」等、季節も飛び飛びの単発のイベントや短いシーンがバラバラに増えて一冊分の展開が出来上がりません。
 一冊ごとの展開についても特に序盤は登場させられる人物も少なく主人公がとれる手段も行動範囲も限られ、ストーリーがかなりコンパクトなものにまとまってしまいます。そのせいか新人賞に応募しようとすると規定書式で70枚や80枚の応募要項最低ラインをどうにか超えようと締切直前まで四苦八苦してばかりです。これにより場面転換がバラバラのネタを並べるような唐突な話題の切り替わりになってしまっている不安もあります。
 キャラの数や活動範囲が限られていたり、思いついたイベントが後に続いていかない、あるいは単純に中間部分がただの通過地点になってしまい盛り上がりに欠ける時はどういった考え方を行えば中だるみせずボリュームある展開を創れるでしょうか。

上記の回答(中間部の展開が思いつかない・上手く盛り上げて先へ繋げられないの返信)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

初めまして。僭越ながら返信させていただきます。
 
 >>序盤は登場させられる人物も少なく主人公がとれる手段も行動範囲も限られ
 もしかすると、その時の主人公は『受け身』で動いてはいませんか? 主人公は自らの意思で率先して行動させましょう。『能動的』な主人公なら取れる手段もありますし行動範囲も広がります。
 また、本編における主要人物(メインキャラクター)は冒頭でしっかりと紹介させましょう。物語冒頭は、映画においても小説においても重要なセクションです。誰が主人公で、誰のための物語で、誰が密接に関わってきて、どういう世界観(設定)で、どういう目的を持ち、どのような行動をするのか。冒頭で書かなければならないことはたくさんあります。

 >>ストーリーがかなりコンパクトなものにまとまってしまいます。
 恐らく『葛藤』が足りないのかと。主人公の果たしたい目的が、大した障害や苦労もなく達成されてはいませんか? また、主要人物の掘り下げも気になります。物語を構成する『場面(シーン)』は、ストーリーを前に進ませるか、登場人物の情報を明らかにするためのものです。魅力あるキャラクターを物語を通して伝えられているでしょうか。

 >>思いついたイベントが後に続いていかない
 基本的に『本編の中のイベント』というものは長く続きませんし、長くしてはいけません。『イベント=シーン』と解釈もできるのですが、そういったものは終わったらすぐにまた新しいイベントに変わるだけです。前提にするのはイベントではなく、それらを構成する一つの物語であり、どのようなイベントにするのではなく、どのような物語にするかですね。どういうイベントにするかではなく、どういう物語にするかを考えてはいかがでしょうか。

 >>単純に中間部分がただの通過地点になってしまい盛り上がりに欠ける時はどういった考え方を行えば中だるみせずボリュームある展開を創れるでしょうか。
 その中間部分、厳密にはストーリー全体の中央か、中央の一つ後ろに『一つ目のクライマックス』を置いてください。付け加えて言うと、終盤に待ち受けるクライマックスをそこに持ってくるのではありません。その作品の一つ目のクライマックスを物語の中央か、その一つ後ろに置いてください。
 これは自分も実践(というか真似)しているのですが、ハリウッド映画の脚本では『クライマックスが二つ設置』され、一つ目のクライマックスは前述した位置に、二つ目のクライマックスは『ラストの一つ手前』に置かれるとのことです。それらの場所や二つ設置する詳しい意義は(映画脚本の話になってしまうので)省きますが、そうすることで物語の起伏がよりはっきりします。
 一つ目のクライマックスでは、これを境にそれまで進んでいた物語の方向性が逆転します。たとえば敵を追い詰めていたはずが追い詰められたり、敵に追い詰められていたはずが敵を追い詰めたり。そうすることである種の『極限状態』を作り出すのです。しかしそこで物語を終わらせるわけにもいかないので、命からがらに、もしくはあと一歩のところで物語は終盤に向けて進むのです。

 自分などの意見が少しでも参考になれば幸いです。失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 中間部の展開が思いつかない・上手く盛り上げて先へ繋げられない

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元記事:筆が乗らないのです

お世話になっております。藍川です。
タイトルの通り、小説の続きが書けなくなってしまいました。
全く書けない訳ではないんですけど、「これだ!」っていういい表現が全然浮かばないんです。
昨日まではスラスラ書けていただけに少し焦っています。
皆さんはこういう事になった事はありますか?
また、どうやってこれを乗り越えましたか?

上記の回答(筆が乗らないのですの返信)

投稿者 日暮一星 : 1

 初めまして、日暮一星です。

 内容を見る限りではプロットに行き詰まってるというより、文章のごく一部の瞬間に悩んでるように見えるので、その方向で答えさせていただきます。ほんの一つの場面であっても、プロット作成の不足によって『中身が見えない場面』に出くわすとパッタリ書けなくなることもあるので。

 表現を考えるのではなく、まず『文章』を考えてはいかがでしょうか。

 前提として、文章や表現が書けたり思い浮かんだりする『筆の調子』は常に上下します。イメージしやすかったり、なにを書けばいいのか把握できている部分、構想の段階から書きたくて楽しみだった場面はスラスラ書けるものですが、その逆のイメージしにくい場面や、なにを書くか把握しきれていない部分、そもそも書きたくないけど書かざるを得ない部分は必然的に筆が進まないものです。

 結論からいって、自分は『筆が止まる』という現象はしょっちゅう起こります。ですので、自分なりに『筆が止まらないように執筆できる工夫』を考えたり実行したりして創作にあたります。付け加えていうと、自分は頭の中に思い浮かんだ映像を文章に変換してるので、いきなり表現そのものを考えることもあまりありません。

 自分はどうも『表現』と聞くと『比喩表現』などの技巧的なイメージが強く出てしまいます。直喩はそこそこ使うものの、隠喩に限っては滅多に用いることがありません。読者へ強く印象づけたいシーンをそれほど多く設けていないので。そのような『表現の是非』は、時間を置いてから読み返して、その時に考えます。

 仮に『これはいい表現だ!』と渾身の文章がかけたとしても、後日読み返すと『そこまでの文章じゃなかった』と思うこともあれば『いや、こっちの表現の方がいいな』と思うこともあります。逆に『こんなもんでいいのか?』と思いながら書いた表現でも、また後日読み返すと『別に悪くはなかったな』と思うことだってあります。少なくとも『ぶっつけ本番』で表現を完成させることを自分はしません。それだけで完成させるような才能を持ち合わせていないので。

 ですので、まずは淡泊でもいいから文章を書く。印象的にしたい文章はよく考えて出し所を決めて、とりあえず思いついた表現を(思いつかないなら最悪でも文章を)書いてみる。時間を置いて読み返して、表現の是非を考える。

 小説において、文章や表現は作品を構成する素材の一つに過ぎないので、そこまで神経質になる必要もないと思います。とある偉人の言葉を借りると【完璧を目指すより、まず終わらせろ】です。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 筆が乗らないのです

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投稿日時:

元記事:回想と設定の説明のバランス

ストーリー展開について質問です。

冒頭では設定をくどくど書かない。
回想シーンは物語の進行を遅らせるから多用しない。
全編に主人公を登場させるつもりで物語を書く。

のが原則であり鉄則だということをこちらのサイトの記事を読んで学びました。
とはいえ、世に出回っている漫画・アニメ・小説では、冒頭こそ設定は最小限(もしくは完全省略)にしてあるものの、後々のストーリー展開において回想だけのエピソードや主人公が全く登場せず、準主役や脇役のキャラクターたちが中心で活躍したり、敵同士のバトルが繰り広げられるだけの下りが殆どのコンテンツで見られます。

ワンピース、僕のヒーローアカデミア、ナルト、ジョジョの奇妙な冒険、BLEACH、遊戯王、HUNTERXHUNTER、幽遊白書、ブラッククローバー、鬼滅の刃、るろうに剣心、呪術廻戦etc......

といったように、
どういう仕組みで、どうしてそうなった? そういえばあのキャラクターはどうなった? 何故闇落ちしたのか? 何故死んでしまったのか? 重要なアイテムの正体って何? 国や街が滅んでしまった経緯と真相……

等々。どうしても回想シーンが必要になったり、場合によっては長ーーい説明を入れなければなりません。

これってつまり、

現役のプロ作家が書いている➡魅せる技術とキャラクターの引き立て方、ストーリーのバランスのとり方が巧いから、どのキャラクターもエピソードも魅力的に見える➡ゆえに面白いし、許されて認められる

アマチュアや素人が書いている➡まだろくに実績が無くて技術や能力も備わっていないから魅せ方も引き立て方も下手➡ゆえに面白くない。だから安易に手を出さない方が良い

ということでしょうか?

また、もし説明が必要な場合、くどくど語り口でただただ説明していくだけでなく会話形式であればOKですか?

A「これってどういうこと?」
B「〇〇で△△で◇◇だから※※なんだよ」
A「でもあれに対しては無効だよね」
B「その場合は〇〇を●●にして、それから◎◎にすればいける筈だ」
A「そうなんだ。じゃあさ――」

長文失礼しました。

よろしくお願いいたします。

上記の回答(回想と設定の説明のバランスの返信)

投稿者 読むせん : 0

>>冒頭では設定をくどくど書かない。
回想シーンは物語の進行を遅らせるから多用しない。
全編に主人公を登場させるつもりで物語を書く。

>>のが原則であり鉄則だということをこちらのサイトの記事を読んで学びました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なぜ原則で鉄則だと思いますか?
要は【冒頭がくどい】【回想がくどい】【主人公が長期不在】は素人あるあるだからだと思います。

 素人の見つけ方であり、読者的にも「駄作と切り捨てやすい」んです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに、「情け容赦ない回想の連発」はワンピースの作者が開発したそうです。

 あの作者は実は重度の天邪鬼で、
流行りもん大嫌い、
王道ばちくそ嫌い、
友情努力勝利?ほ ろ び ろ 、な思考パターンしています。未だにそういう性根の持ち主です。

①味方は死んでも敵は生存できる物語、
②主人公は善悪以前の「エゴ」の主人公、
③萌えキャラマスコットつんでれ?「糞が!!」ただし萌えたら作品に反映。
④ヒロインはほぼ性悪
⑤悪の博覧会(民族優性、暴力、ビジネス、愉快犯、サイコパス、クーデター、行き過ぎた復讐、無邪気な独裁者、独善、毒親、本質を失った復讐心)
⑥幼い自分のせいで、大切な人を失い、後悔し、逆アダルトチルドレン化した主人公達
⑦そもそも海賊自体が死語だしダサかった。
ーーーーーーーーーーーーーー
ビフォア・ワンピースの主人公達は、回想なんて欠片も入れません。その方がミステリアスだから。

そのミステリアス演出が糞ほど気にくわないから回想をド初期にブッコんで情報開示してやったwwwなのが「ワンピース」です。
 ちなみに単行本の質問&回答コーナーに作者側のアンサーとしてこれ↑が書いてあって「性格ひん曲がってんな―」と笑った記憶があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人気作の多くはテンプレート破壊に成功した作品になります。
基本テンプレートや鉄則を破りに行く気概がない時点で凡作です。

あと、それらのテンプレを描くのはワンピース世代なので、ワンピースを全く読まない世代によって、テンプレを無自覚に破壊されていくと思います。

そういうの、マンガの影響下による、思想パターンみたいなもんですから。
ーーーーーーーーーーーーーーー
思い切って回想を必要としない物語かいても良いかもよ?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 回想と設定の説明のバランス

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投稿日時:

元記事:文学賞への分割投稿。入賞することはある??

どうしてもその賞に応募したい作品があり、短編連作6話をまとめて応募するつもりです。
短編連作をまとめて一作として応募することは可とあったのですが、文字数が大幅にオーバーします。

そこで、
【1】3話ずつ、前編と後編に分けて別作品として分割投稿する
【2】2~3話削っても、一つの作品にして投稿する
どちらにするか悩んでいます。

一応、公式Q&Aでは以下のように書かれています。
Q.規定枚数を超える長編を、複数の応募作として応募することは可能ですか?
A 選考の際は、あくまでも1作品ごとに評価されます。未完結あるいは途中から始まった作品として評価されることになります。

……「ダメとは言わないが、良い印象はないよ」ということなんでしょうか?

【1】の場合、登場人物は6話通して同じで、話につながりはありますが、基本的に一話完結ものなので、変なところで変な風に終わるということはありません。
ただ、後編の始まりについては、人物一人一人の紹介が無い分、少々唐突に始まるように感じられるかもしれません。
また、前編でほのめかした伏線を後編で回収することもあります。
そして、前編と後編を同じ審査委員の編集者さんが見てくれるとは限らず、注意書きのように”未完結あるいは途中から始まった作品として評価される”でしょう。
その分不利になるとは思っています。

ただ、【2】にするために改稿すると、ほぼ半分以下にする必要があり、もはや別作品になると思われ、だったら別作品をはじめから書いた方がよい気がします。
そもそも、自分が最近書き上げたこの作品にすごくピッタリだと思うレーベルの賞を見つけたので、この作品をこの賞に応募したかったのです。
一から新しいものを書くのなら、この賞にこだわる意味はありません。。

長編を分割投稿した作品は実際、受賞できる可能性はあると思いますか?
分割投稿作品で通過することができた人がいたら話を聞きたいです。

……投稿者の腕次第、という回答があるかもしれないので一応書いておくと、
昨年、今回とは全く違う作品ジャンルの小説賞で受賞し、単行本を一冊出しています。
今回は「ミステリー」→「BL」くらいジャンルの違う賞に応募します。

上記の回答(文学賞への分割投稿。入賞することはある??の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

ないとは言い切れない。
いや、うーん「受賞」は無いかもな。
というのも賞にもよるというかその編集部と契約してる印刷所の都合とかもあるのよ。そういう「新人賞受賞」っていう応募者の目に見えるところ以外の大人の事情があるから、その大人の事情をねじ伏せるくらいの名作であるなら(というかねじ伏せるのは担当編集者の役目なので、担当編集者があなたの作品をそれくらい惚れ込んでくれれば)、あるいは。

でも、そもそも受賞作品だけが世に出るわけではなくて、下読みから編集の手に渡る2次審査以降は、「受賞はわからんけど光るものがあるから唾つけておこう」って感じで青田買いすることがあるのよ。
その枠で担当編集者をゲットするってセンもなくはない。

ただ、うーん……
まあ、ぶっちゃけると過去本を出したことがあるなら、そのとき関わった担当編集者に連絡してみるのが一番いい。意外と横のつながりあるから目的の賞の関係者につないでくれるかもしれん。
ジャンル違いとかは気にせんでも、そもそも編集者は会社に言われてその部署に配属されてるだけで「そのジャンルが好きで配属されてる」ってわけでもないから。
新人賞ルートじゃなく編集者ルートで行けば賞を介さず目的のレーベルから出版できるかもしれんよ。
目的が明確なのであれば、新人賞受賞なんて 待ち の姿勢じゃなく攻勢に出たほうが勝率上がると思うよ。

カテゴリー : その他 スレッド: 文学賞への分割投稿。入賞することはある??

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