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かつどんさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:勧善懲悪の悪についての返信

>悪役の人間性に頭を悩まされています。
勧善懲悪を薦めたのは、「考えることが少ない」からです。
でも、どんな物語でお同じだけど、考えようと思えば何でも深く考えられてしまいます。
そうしたモノを考えなくても形になるジャンルとして勧善懲悪を薦めたので、悪役は悪に見えれば適当でいいんです。

創作家たるもの、より良いものを作ろうとするのは当たり前だし、少しでも面白いものを考えようとするのは本能ですが、ここでは
>自身の当面の目標である、「小説を完結させること」。
と書かれている通り、「完結させること」以外は適当に済ませたほうが良いと思います。
「小悪党」なら、「小悪党っぽさ」が演出できればそれで条件はクリアしています。

でも悪党を倒す話なんだから、悪党の人間性は重要だと思うでしょうか。
悪党を倒す過程が物語になるのだから、本来はそうでしょう。
再度繰り返しますが、それでもここで重要なのは「完結させること」なのであって、「悪党」は「悪」という条件さえクリアしてれば形になるため、深く考える必要はないです。

ただ、これは個人個人の創作論に関わってくる話なので、例えば「悪党のキャラクターをしっかり決めれば、悪党が動くことで話が作れる」という考えも出来ますし、私の言葉が正解ではありません。
私の考えはストーリーを基準とした考えになります。

上記の回答(勧善懲悪の悪についての返信の返信)

スレ主 かつどん : 1 投稿日時:

返信が遅くなり、申し訳ないです。

サタン様が仰れるように「完結させること」に重きをおいて考えるようにします。

今の自分は、ストーリー重視型で考えているので、サタン様の考え方はとても捉えやすいです。

此度のご意見を受け止め、今為すべきことをしっかりと実行しようと思います。有り難うございました

カテゴリー : キャラクター スレッド: 勧善懲悪の悪について

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元記事:勧善懲悪の悪についての返信

キャラというのは、皆「目的」を持っています。
目的とはつまり、「世界を救う」「愛する人を守る」「世界征服をする」などなど。
そして、その目的には、必ず「動機」が存在します。
その動機が反社会的だったりする場合、そのキャラは完全な悪役となります。

例えば、数万人の命を奪ったキャラがいたとしましょう。
その動機が「金が欲しかったから」のようなものであれば、それは完全な悪です。
しかし、その動機が「大切な人を守るため」だった場合、読者は少し考えさせられます。「こいつ、本当に悪い奴なのか?」と。
そうなれば、そのキャラは完全な悪とは呼べなくなります。

さて、話の焦点を「勧善懲悪」という事に戻しますが、勧善懲悪とはつまり、「善を勧め、悪を懲らしめる」という意味。
よって、善と悪にハッキリとした区別をつける事が必要になります。
この場合、先程述べた「本当に悪役かどうか考えられるキャラ」というのは不向きですので、「完全な悪役」といったキャラがいいと考えます。
具体的には、先述した「不純な動機によって働く悪事」を意識すべきかと。

あと、細かいかもしれませんが、勧善懲悪のストーリーなら「小悪」というのも若干不向きです。
善悪の区別が重要である以上、「小悪」から「完全な悪」を演出すれのは難しいかと思われますので。

結論づけると、勧善懲悪のストーリーなら、敵には完全な悪(動機が邪悪)である事が向いています。

上記の回答(勧善懲悪の悪についての返信の返信)

スレ主 かつどん : 0 投稿日時:

おー!なるほど!
黒鐘 黒ぅ様のご意見、とても勉強になりました。

「勧善懲悪」の悪役のバックボーンを考えてしまうと、確かに倒されたときの爽快感が無くなりますね……。

なぜ、「小悪」を採用しようとしたかという理由なのですが、単純に話を簡潔に終わられるからです。これは少し安易な考えでした。

現在はまだ書くことに慣れていないため、逆に「巨悪」を悪役に持ってきた方が書きやすいのかもしれません。

黒鐘 黒ぅ様のご意見を基に悪役の設定を練っていこうと思います。
此度は返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
今後ともお力添えいただけると非常に嬉しいです。
有り難うございました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 勧善懲悪の悪について

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元記事:勧善懲悪の悪についての返信

勧善懲悪で悪人を描く場合、まずどんな悪事を働かせるかが大事だと思います。そのテーマで物語を作るのであれば分かりやすい、言い換えればベタな展開にした方がいいです。
ましてかつどんさんが小説をこれから書き上げるのであれば他人の全くのコピーはどうかと思いますが、どこかで見たような要素が部分部分で入っていてもいいんじゃないでしょうか?処女作で傑作を書こうとすると大変ですが最初は人の真似から入っても慣れてくれば自分独自の要素を入れる余裕も出てくると思います。
少し話が脱線しましたが勧善懲悪の要は人々を苦しめる悪人を懲らしめてスカッとする展開にあります。
その意味では悪役の人間性と言ってもあまり深く考えず、血も涙もない悪人ぐらいでいいのではないでしょうか?
ひとまずは最後まで書き上げられることをお祈り申し上げます。

上記の回答(勧善懲悪の悪についての返信の返信)

スレ主 かつどん : 0 投稿日時:

返信が遅れてしまい、申し訳ないです。

非常に勉強になる情報を教えていただき有り難うございます。
確かに、先輩方の通った道のりに沿って進んで行くのも、また一つの方法ですね。

これは、当面の目標である「小説を完結させること」を達成するには、適している方法だと思います。

時間はかかると思いますが、そういった勉強を行いつつ、目の前のことを進めていこうと思います。
有り難うございました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 勧善懲悪の悪について

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元記事:勧善懲悪の悪についての返信

人それぞれに「正義」があり、相反する概念が「悪」です。
かつどんさんにとって何が悪かという質問は、何が正義なのかという質問に置き換えられます。
かつどんさんが大切にしているものをいくつか上げてみて下さい。
そして、それらを脅かす「悪」とは一体なんでしょう?
権力、金銭、暴力、なんでも結構です。
それらを分かりやすく人物に置き換えれば、「勧善懲悪物」の悪役になります。

まずは、かつどんさんの書きたい正義を考えてみるところから始めてみては?

上記の回答(勧善懲悪の悪についての返信の返信)

スレ主 かつどん : 0 投稿日時:

返信が遅れてしまい、申し訳ないです。

悪のイメージを浮かべるのに向いた方法を教えていただけて、非常に嬉しいです。

これから、主人公の設定を考えるときなどにも用いていきたいと思います。

有益な情報を有り難うございました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 勧善懲悪の悪について

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元記事:便利な設定

世の中には何らかの物語上の展開をする上で「便利な設定」と「不便な設定」があると思われます。特に異能力モノと恋愛コメディにおいて、どの設定を用いるとどのようなことが可能になり(=便利であり)、どのようなことが不可能になる(=不便である)かということを、出来るだけ多く具体的に教えてもらえればと思います。

一般的に脚本術で教わることというのは、たとえば最終の形をイメージした上で、やりたいことを決め、ログラインを決め、それに合った設定を決め、劇中の出来事を決め、情報を開示する順を決め、…といういわば包括的で概念的なことだと思います。

しかしながら実際は、上記のような脚本術が提示する手段に従っても「どのような設定でも意外性さえ与えてしまえば面白くなる」というわけではなく、
たとえばバトル漫画には転校生の主人公に二人の仲間がいてボケとツッコミを担当しながら世界観を説明しているだとか、恋愛漫画には主人公に幼馴染の顔が広い友達がいて情報を拾ったり主人公の悩みを聞いたりと万能な役割を果たしているだとか、
そうした「設定をテンポ良く説明するための設定」「展開を進めるため/面白くするのを助ける設定」がしばしば見受けられ、物語の面白さを作る上で不可欠であるように思えます。

おそらくそれが脚本術の本に載っていないのは事例が具体的すぎるからだと思いますが、もしこれを「異能力バトルモノ」「恋愛コメディ」のような比較的狭いジャンルの話に限定した場合、重要なもの/基本的なものに関してはかなり少なくなるとおもわれるので、
この二つのジャンルに関して、「特定の展開を起こす際にどのような設定があると便利/不便なのか」「どのような設定があると起こせる事件の幅が広がるか」といったこと、もしくはそれらを考えつくには何をすればいいか、を、用途ごとにできるだけ多く教えてください。

上記の回答(便利な設定の返信)

投稿者 サタン : 0

身も蓋もないけど、「やりやすい設定」は作者の好みによるし、作者がやりたいことによる。

でも、うーん。
これは完全に私見なんだけど、設定と言っても「物語の設定」と「物語を彩る設定」の二種類があって、
例えば「物語の設定」はドラえもんなら「未来から来たロボットがいろんな道具を出してくれて主人公を助けたり諌めたりする」って感じの設定で、でも別に「未来から来たロボット」じゃなく「魔法世界から来た使い魔」とかでも「魔法の道具を出して主人公を助けたり諌めたりする」って展開は出来るわけで、この設定をいじっても、あくまで 作者が表現したいこと は表現できるのよ。
でも 表現したいこと は出来る話になるけど「未来から来たロボ」と「魔法世界の使い魔」では話が変わっちゃう。
そのどっちがやりたいかっていう作者の好みに強く依存するから、「物語の設定」、つまり物語の根幹にある設定ってのは作者次第で やりやすさ は大きく変わる。汎用的にコレってのはない。

一方で「物語を彩る設定」は、例えばドラえもんなら「猫型ロボット」とか「ポケットから道具を出す」とか「のび太はジャイアンにいじめられてる」とか。
これらは物語の中でとても重要なポジションのように思えるけど、物語の中で特定の役目を担っているから重要に思えるだけで、実はその役目を果たせるなら何でもいい。非常に自由度が高い設定になる。
例えば「のび太はジャイアンにいじめられている」というのは、のび太がドラえもんに助けを求める = 道具を出してもらうって展開にするための設定なので、エピソードによっては「スネ夫に自慢された」とか「しずかちゃんに幻滅された」とか、次の展開にバトンを渡せるのならどんな設定でもいい。
というかジャイアンの性格設定自体、映画とテレビと漫画とでは微妙に違うわけで。

とすると、スレ主さんの質問に答えられるのは「物語を彩る設定」のほうで、えーと、具体例を出したいけどゴールも何もない状態では具体例は出せないな……。
「最終的にこうしたい」もしくは「次はこういう展開にしたい」という目的地があて、「そのためにこういう設定を利用する」って話の中で、その「設定」の便利さはって議題になってると思うんだけど、
てことは「目的地」がわからんと、右へ誘導するのか左へ誘導するのかわからん中で誘導しやすい設定はなんですかって聞かれてもわからんというか。

まあ、結局テンプレなんだよなぁ。
テンプレは展開が似てるわけで、展開の誘導の仕方も似てるわけで、細かい設定は違うけど結局は同じように誘導してるから似てくるわけで、それら作品の共通する部分をつまんでみると、「便利な設定」ってのは見えてくる。
例えばよくある異世界転生ものだと、序盤で主人公は力を隠すパターンとすぐにバレる・隠さないパターンがあるけど、だいたいギルドマスターか王族貴族の偉い人かに目をつけられて、難題を押し付けられたりする。
正体を隠したままでも、ギルドマスターの友人が他国の貴族で、その貴族の娘がトラブルを抱えてギルドマスターを頼って来るが、ギルドマスターは主人公が適任だと言って特別依頼をする、とかさ。
この例は、つまり「序盤で有力者の後ろ盾を得る」って展開で、そのための「有力者」って設定がギルドマスターなのか王族なのか貴族なのかに違いがあるだけで、「有力者の後ろ盾」って設定は非常に便利な設定になってる。
以降はその「有力者」を起点にして「問題事」っていう物語を作れるからね。

それで言うと、要するに物語の「次のポイント」に進むための展開にしやすい設定が「便利な設定」で、それは流行作品や自分が好きな作品から読み取るのがいいと思う。
こういうのは好みもあるけど流行り廃りがあるから、本当に流行から学んだほうが良いと思うよ。
例えば「強気なツンデレヒロイン」ってキャラは凄く便利だったのよ。主人公がどんだけ消極的な人物像だったとしても「ヒロインが強引に物語に引き込む」から、ツンデレヒロインがいれば誰でも主人公になれた。超流行ってた。
でも、近年はあまりツンデレヒロインって言うほど多くはないでしょ。昔は覇権アニメの大部分がツンデレ要素ありだったんだけども。
というのも、昨今は「主人公が特別な人間」だったり「特別な能力を自覚してる」だったり、主人公は自分から考えて動くから、強引に引っ張ってくれるヒロインは便利だけど逆に用途が限られてしまう(消極的な主人公orサブキャラと絡ませないと活かせない)から、最近は以前ほど便利じゃなくなったのよね。
だからこそ別用途でも使えるんだけど、まあそれは別の話。
なので、流行り廃りもあるし、そもそも
>「特定の展開を起こす際にどのような設定があると便利/不便なのか」
その「特定の展開」がわからん状態じゃあ、なんとも回答しにくい。

「特定の展開」の例として挙げられてるものに答えると、
>「設定をテンポ良く説明するための設定」
よく言われるのは、無知なキャラを入れること。
何も知らない主人公に、優秀なヒロインが説明するとか、無知な後輩キャラに主人公が教えるとか。
ただこれは「説明をする」ということでキャラの間に上下関係を描写できるから、どっちかっていうとそういう描写のために使った方がいい。
あからさまな説明キャラだと芸がないので、汎用的だけど好んで使うものでもないと思う。
ページに限りがあるとか別の伏線のためのシーンであるとか、説明のためだけに使うことはあんまり無い。

>「展開を進めるための設定」
展開を進めるための設定は、前述したけどその「展開」が何であるかがわからんと具体的には言えない。
けど、汎用性のある設定としては「進行役を作る」というのがある。
これも前述したけど、以前のツンデレキャラがそれだった。例えば教師だとかリーダーだとか「次は何をするぞ」と設定的に強制力を持たせられるキャラがいると、展開に詰まってゴチャッとしても「何してんだ、次行くぞ!」で進められる。
程度の差こそあれ、こういうキャラが一人いると凄く助かる。
ゴチャつきやすいギャグ系の漫画だと注意して見てみるとほぼ必ずこういうキャラはいたりする。
ギャグ系はギャグですぐ道が反れるから、パッと元の道に戻してくれるキャラは必須級。

>「面白くするのを助ける設定」
真逆の要素を入れること。
「命は大事、キャラが死ぬなんてやだ」って思ってるのなら、「残酷な殺し方をする冷酷な殺人者」とかを出さなきゃ。
「命は大事だ」って思ってる主人公側と、「命は弄んでナンボ」って思ってる殺人者が衝突するから話は面白くなるわけで、同じように、「恋愛するのって大変」って思うなら「恋愛しまくりのイケメン」を出さないと「イケメンは簡単に言うけど、それが出来ない自分」っていう大変さを表現できない。
こういう真逆の要素、恋愛の例で言えば「イケメン」を出さないと、主人公にとって恋愛の大変さは、異性と話をすると緊張して失敗してしまうとか見た目が悪いからとか、そういう読者的に知りたくもないどーでもいいことを延々とウジウジ語るだけになってしまう。
「イケメン」を出せば、イケメンが恋愛講座をしたり、このイケメンを前述した「進行役」に仕立てて主人公を強引に異性と二人きりにしたりして、そこでとんでもない失敗をしたとしても「イケメン」がいることでそれを笑い話にできる。
書き慣れてない人は、割と「書きたいこと」に集中して書きたい要素ばっか詰め込むから、それを効果的に表現するための「真逆の要素」はほぼ入れてなかったりする。
とはいえ、じゃあ「ホラー」には笑いの要素を入れた方がいいのかって変な話にもなるから、書いてる作品の「面白味」「見どころ」そういうのを良く考えないと失敗したりもする。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 便利な設定

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投稿日時:

元記事:ファンタジー小説のキャラにも、ハリウッド映画のような有色人種枠、LGBT枠は必要?

だいぶ昔に、「キャラが美形ばかりだと問題あり?」という悩みを投稿した、あっしと申します。
今、構想を練っている現代ファンタジー小説の登場人物についての悩みをご相談させていただきます。
その小説は現代の東京を舞台に、主人公の日本人、準主人公のアメリカ白人が活躍する予定です。

しかし、最近米国映画界で言われている「LGBT」「ポリティカル・コレクトネス」に敏感になってしまい、「白人がいるなら黒人も出さなきゃ!」「誰かをLGBTにしなきゃダメかなぁ?」と悩んでいます。

現代日本を舞台にしたファンタジー小説にも、今の時代は「有色人種枠」や、「LGBT枠」が必要なのでしょうか?
外国人キャラの代表として白人が登場するなら、黒人、アジア系、ネイティブアメリカン系、イスラム教徒等も登場させなければいけないのでしょうか?

上記の回答(ファンタジー小説のキャラにも、ハリウッド映画のような有色人種枠、LGBT枠は必要?の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

特に気にする必要はないでしょう。
というのも、それらは商業作品で、もとから「どう売ってくか」が前提にあるものだからです。
そうは言っても商業作品も創作作品も、結局売れれば同じ本棚に並ぶし、同じもんだろ? と思うでしょうが、スタートラインは明確に違います。
一応、「面白い」より「売れる」を重視することに対して侮蔑があるわけではありません。商業するなら「売れる」は大事。

例えば、黒人蔑視の映画を撮ったとして、それを「黒人の社会」に売り込むって事がどんだけ大変かってのは言うまでもないですよね。
だから「売り込める要素を残しておく・用意しておく」ということをしないと、企画段階でどれくらいの売上になるだろうかという試算が出来ないんですよ。
物語のヒットなんてある程度は計算できるけどやっぱ運によるところも大きいわけで、でも商業でやる以上はそもそも「これくらいの収益が期待できます」と提示できない企画に誰が金を払う(スポンサーになる)んだって話なわけです。
ぶっちゃけ、人権に配慮した気遣いじゃないです。こういうのは。
特にアメリカの映画制作は人集めや金集めの段階から日本とはかなりシステムが違うので、こうした「売りやすい配慮」がないと映画が作れないって事も多い。
そうしないと製作資金が集まらないからです。
「白人が主役だから上司のいいヤツキャラは黒人にしないと道徳的にフェアじゃないよね」なんて話ではありません。
一つ勘違いしないで欲しいのは「売れやすい配慮」じゃなくて「売りやすい配慮」なので、こうした配慮が作品の人気を高めているわけではありません。
まあ、作品を売らなきゃならない営業の人からは人気があると思いますが。

さて一方、商業として企画していない作品は、そんな事考えなくても作品を作ることは出来ます。
作者が書きたいものを書けばいいだけですから、当然の事ですよね。
で、例えばその作品が大ヒットして映画化する、商業作品として売り出すぞという「企画」が立つと、その次点で「じゃあどう売り出そうか」って話になって、黒人の追加だとかLGBTと思わしきセリフやシーンの追加だとか、そうしたことを決める会議が始まり、このとき決める、というわけです。
もちろん、原作から何も変えたくないって主張することも出来るので、別に会議で追加・変更しなければならなくなる、という話ではないですよ。

商業作品として企画がスタートしているならこのような悩みは持たない、というかそれこそ会議で発言してそこで結論出せって話だし、創作作品なら好きに作ればいい話で悩む必要はないので、すると「あわよくば」という漠然と商業を視野に入れてる創作作品であろうと思う。
個人の作品であっても既に自身の作品で商売をしている人なら企画段階からそうした事は考える必要があると思いますが、それは言ってしまえば「自分が営業しやすい作品の設定」であれば良いので、この場合もやはり悩むことは無いでしょう。

となると悩んでる時点で、そんな人権や性差別問題に配慮するよか優先すべきやることがあると思う。
商業を視野に入れてるとして、でも、そういう事を考えるのは商業ベースに乗ったあと。それ以前はどうやったら自分の作品が売り物になるかを考えるべき。
なので、特に気にする必要はないでしょう。
こういうのは別に「作品の質を高める配慮」ではないので。

否定的な意見になってると思うので、一応肯定的な意見も。

しかしながら、「そうした配慮」をすることで元々の作者の感性にないバラエティに富んだ配役やキャラクター設定が出来るということも考えられるので、一概に否定できるものではありません。
「白人が登場するから……じゃあ黒人もどこかに配置しようかな」という発想は無かったわけでしょう。
本来は「日本人の主人公とアメリカ人の白人」というだけ。
そこに「黒人をどうやって入れるか。やっぱ白人に負けず劣らずのポジションがいいな」と考え、「じゃあ、白人の義父を黒人にしよう」と考えたとする。
そうすっと、黒人の父に白人の息子という「面白い組み合わせ」が出来る。
じゃあ、宗教はどうだろう。
「父は仏教、母はユダヤ、姐がキリストで弟はイスラム、そして自分は無宗教」という設定。どんな家族だよ、とツッコミが入るほど「面白い組み合わせ」です。

別に無理にやる必要はないし、前述した通り人権や性差別に配慮とか気にしなくていいんだけど、「登場させなくてはならない」と考えることで作者の脳内にある事、それ以外から何か持ってくる事になるので、作者自身が予想もしてなかったバラエティに富んだ設定が出来る。その可能性はあると思います。

なので、結論としては、「配慮」という意味なら気にする必要はまったくない。けどアイディアの取っ掛かりとして、そうした配慮を利用するのはぜんぜんアリ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジー小説のキャラにも、ハリウッド映画のような有色人種枠、LGBT枠は必要?

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投稿日時:

元記事:主人公が受け入れて貰えるか不安です。

 現在作成中のファンタジー物の主人公についての相談です。
主人公は異世界で生まれた意思を持った人形という設定なんですけど、辛い過去は無く、特別な血筋も無く、周りと比べて特に劣ってる部分も無い。
かなり強いけど最強ではない主人公って受け入れられますかね。

上記の回答(主人公が受け入れて貰えるか不安です。の返信)

投稿者 田中一郎 : 2

肉とじゃがいもと人参と玉ねぎ並べてるところにシーフード追加して、ルー持ってきて「最高級カレールーじゃないけど美味しいですか?」って聞いてる感じですね。
「食べてみないとわからない」
「作ってから聞いて」
「調理方法を間違えなければ食べられるものにはなるんじゃないかな」
だいたいこんな答えになると思います。
中には、
「シーフード嫌い」
「スパイスから作らないとダメ」
なんて人らも居ますけど、この人らには食べさせないで良いと思います。

美味しく完成するのを期待してます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公が受け入れて貰えるか不安です。

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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