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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(小説に必要なのはリアルではなくリアリティ)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

濱田さんの投稿

ダメではないと思いますが、ラノベ新人賞の受賞確率は減ってしまうのでは。

勿論、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」ならぬ「面白けりゃあいいんだよ!!」ではありますが、そこには大人の主人公を起用する絶対的な理由が必要なのではないでしょうか。

それで、迷える狼さんが挙げた理由は絶対的ではないと思います。実在するしないは別にして、分別の付いた高校生がいても重火器が使える高校生がいても別段「ありえない!!」とは思いません。

つまり、リアリティは損なわれていません。

この辺りは、迷える狼さんは「リアル」に考えてしまっているのではないでしょうか。リアルで考え出したら世に出てる小説の過半数は間違いなくリアルじゃありません。

小説にはリアルは要らなくて、要るのはリアリティだと思います。言い換えれば、ありそうだなぁと読者に思わせる説得力でしょうか。

2016/05/22(Sun)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(銃の取扱は物によっては30分程度で覚えられる)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

面白さ主義者さんの投稿

>  これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
>  正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

アフリカの少年兵に見るように、少年も銃器を扱います。
少年が銃器を扱えないのは教育を受けていないからです。教育を受ける機会があればきわめて短時間に取り扱えるようになります。

AK47自動小銃が広く普及した理由のひとつに、三十分程度で分解組み立てまで含めて一応の取り扱いがおぼえられるからということが言われています。
ロシアでは中学三年生がAK47の取り扱い方について授業を受けることもあるようです。動画を探せばみられるでしょう。

2016/05/22(Sun)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(中高生主人公ならキャラの成長が描きやすいことが有利)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

リック・ドMさんの投稿

> 「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

 大人が主人公でいけないとは、誰も決めていないですよ。そんな合意はどこにもない。禁じられてはいないのです。実際、迷える狼さんがよくご存じのように、大人が主人公の物語はたくさんある。だけど、中高生ターゲットだと、中高生が主人公のものが受けやすいというだけです。

 中高生だと大人がどう感じているかはなかなか分かりません。未経験ですから。大人のという未経験のものでも感情移入するよう工夫できればいいんでしょうけど、それよりは中高生に大人の能力、ないしは大人以上の能力(たいてい一つに限定)を持たせた方が作りやすいというのが実状ではないかと思います。

 そういう作品は、実は大人も好んで楽しむことがよくあります。元未成年ですからね。未成年は経験済みなのです。それに、よく高校生時代を懐かしんだりもします。人生の中で楽しかったという思いがあるからですね。

 なんで面白かったのか。いろいろあると思いますが、一つには「お膳立てと後始末は誰かがやってくれるから」ということがあります。無、一から何かするのは難しいですから、手を付けやすいようなものが用意されている。学校なら教科書ですね、しかも「これを使いなさい」ということまで準備されている。

 後始末もしなくていいですね。勉強なら、(お膳立てとして正解がある問題が作られ)問題が解ければ、「よくできました」となって勝利条件を満たし、終了です。受験でも、正解があると確定している問題を、合格ラインの点数に達する程度に解けばよいわけですよね。

 さらに、属する社会と考える範囲が学校内に限定してよくなっています。学校で一番が世界一、と誇張してもあながち間違いではないほどです。勝利条件が易しくなっている。学校内でしくじっても、学校(主に校長まで含む教師)がなんとかしてくれる。できませんでした、ごめんなさい、で済む。

 なんか悪口並べ立ているようですが、現実の社会に出ていくためには、どうしてもそういう場所で練習しておく必要があるのです。分かりやすい入門用の社会で学ぶわけですね。

 だから、大人になってからでも懐かしいわけです。延々と先の見えない、いつも判断に困っている人生になってみると、分かりやすい世界に帰ってみたくもなります。
(大事なことを書き忘れてたので追記)だって、美味しいところだけ味わいことだってあるじゃないですか。
 自由という点などでは劣るので、本心からではなかったりはしますが、フィクションなら大歓迎です。

 ですので、高校生くらいの年齢の主人公が、高校生くらいとして扱われて、かつ高校生としては異色なくらい活躍するフィクションは大人でも楽しめたりします。本来のターゲット層の高校生も、よく分かるし、感情移入した自分の分身が大活躍ですから、楽しめます。

 大人が主人公だと、大人のやるべきことを当たり前にこなさなければなりません。高校生の主人公より重くなります。それはそれで面白くできますが、何もかも忘れて楽しめるものにするのは、より難しくなります。

 それに、中高生主人公ならキャラの成長が描きやすいことも大事です。大人は中高生ほど伸びしろがありません。中高生なら普通にしていてすら伸びていきます。成長を加速する要素を与えれば、もっと凄いことになります。フィクションで誇張を入れればなおさらです。大人で成長ということなら、むしろ停滞を描くことになりやすいのではないでしょうか(それがつまらないとは言いませんが)。

 特に高校時代ですね。年齢的には15~18歳です。思春期後半で、激動・嵐の時代なんて言われたりもします。高校入学時と卒業時で、自分が大変に変わった、大きく成長したと感じる人は少なくありません。1年生時だと3年生がひどく大人びていると感じたりもします。

 これは一つには、自己同一性の獲得という現象があることによります。中学時代(12~15歳)ですと、成りたい自分(理想的な自分)と現実の自分の落差があまり気になりません。中2病なんてのが、その最たるものかもしれません。

 ところが、高校くらいになると、理想と現実の落差に悩むようになります。なぜもっと凄いことができないのか、なぜ自分はもっと優れていないのか、といったことですね。たいていは、思春期終了時には「理想と現実は違ってていい」と落ち着いて思えるようになります。諦観に似ているともいえます。まあ、極めて資質が優れ、環境や運に恵まれた人は、夢を達成したりしますが、ごく一部ですね(でも、実際にいることは極めて大事)。

 フィクションなら、実際に夢が叶ったケースを描けばいいのはないでしょうか。思った通りに成長できたというのも悪くない。上手く描ければですが、カタルシスがありますよね。多くの人が経験するような、地に足の着いた境地というのも悪くない。どのような筋書きにするにせよ、未成年は成長物語が作りやすく、成長物語は面白くなりやすい、しやすいのです。

 私もどうも話が長く、ブレてきたかもしれません。簡潔にまとめてみます。

「熟練のプロ野球も、未熟な高校野球も、それぞれの面白さがある。」

2016/05/22(Sun)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:マイナーなあるあるネタ

マイナーなスポーツのあるあるネタを使っても、一般人には知られてないので受けないと思ってきました。どうすればいいでしょうか?

上記の回答(対象読者を限定し、特定の人に確実にウケるようにしてみては?)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

パコさん、こんにちは。
一般人に受けようとせず、例えば、フェンシングが好きな人のみ対象読者にし、その人たちに確実にウケルようなあるあるネタを盛り込むという戦略が考えられます。
フェンシングなら、以前、無職なのにオリンピックで銀メダルを取ってニート剣士などとネットで言われた選手がいました。こういった実話からネタを引っ張ってくるというのも良いかと思います。

また、ネット小説の場合だと、タイトルと概要だけで、読者は内容を読むべきか否か判断して、興味がなければ去ってしまうので、そういうものだと割り切って、最初から読者を限定してしまうのが、よいでしょう。

逆に、どうしても一般人に受けたいのであれば、マイナースポーツはあきらめて、野球、サッカーなどメジャーなスポーツを選ぶのが良いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: マイナーなあるあるネタ

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元記事:マイナーなあるあるネタ

マイナーなスポーツのあるあるネタを使っても、一般人には知られてないので受けないと思ってきました。どうすればいいでしょうか?

上記の回答(他のスポーツと共通するネタなら共感してもらえるかも)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

もしよろしければ、どんなスポーツのどんなあるあるネタを考えていらっしゃるのか、教えていただけないでしょうか?
マイナースポーツのあるあるネタでも、他のスポーツとても共通するようなものであれば、運動部に所属していた人にウケる可能性があります。

例えば、私は卓球部に所属していましたが、一年生の頃に球拾いをやらされていた頃は「球拾い戦隊シンマイダー」とか言って、友達と遊んでいました。
球拾いなどは球技系のスポーツでは、必ず新入生がやらされることなので、共感してもらいやすいかなと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: マイナーなあるあるネタ

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元記事:バトルのリアリティと見た目の良さを両立するにはどうしたらいいでしょうか?

こんにちは。
竹牟礼と申します。
アニメを見ていていつも思うのですが、 どこのアニメはなぜ「戦闘にリアリティを追求しないんだろう?……、なんか違う」 と違和感を禁じ得ませんでした。
その違和感をヒントに 自分の作品に落とし込んでみたのですが、戦闘について想像以上に執筆は困難を極めました。
僕が現在書いている小説に、重力魔法を使える古流空手家の少年が登場しているのですが、 リアリティを追求しすぎた結果、 見栄えが悪くなってしまったのです。
本来空手というのはちゃんと描写すればそのままでもカッコ良いものだと思うのです。
想像してみてください。
迫り来る人型魔物たちの攻撃を次々に夫婦手(めおとーでぃ)、つまり 引手を使わず両手でスパパァーン!!と捌きまくり、『崩し』を使って薙ぎ倒す姿を。
あらましを語るのは簡単ですが 描写するのは難しいです 。
これもひとえに僕の空手の経験不足による
ボキャブラリー不足 が原因だと思うのですが、どうすれば補えると思いますか?
またアニメを見て「この戦闘シーンはいくらなんでも荒唐無稽すぎるだろ……」と 思った方は 是非ともご意見をお聞かせください。
何卒よろしくお願いします。

上記の回答(バトルのリアリティと見た目の良さを両立するにはどうしたらいいでしょうか?の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 0

 以下、いわゆる「個人研究」です。一般に言われていることと相違があるとは思いますが、「自分なこんな風な考えです」で回答しているもので、予めお詫びしてご了解をお願いします。

1.フィクションにおける嘘

 フィクションについては、リアルとリアリティは(英語の)原義とは異なる意味で用いられることが多いようです。原義だと形容詞リアルの名詞がリアリティですので、本来は意味が大きく異なるはずはない。

 だけど、フィクションについては対立的な概念となっています。不正確になるのは承知で、短く、単純化してみます。以下のような違いがあります。

 リアル:現実
 リアリティ:迫真

 リアルは現実にあるものをそのまま描けばいい。問題はリアリティです。迫真、すなわち「真に迫る」。真=現実と考えてよく、ではなぜ現実に迫る必要があるのか。嘘だからです。嘘を本当にあるかのように思わせることがリアリティとなります。

 嘘については格言的なものをいろいろ目にします。

> 「大きな嘘はついてもいいが、小さな嘘はつくな」が脚本の鉄則。(三宅直子)

> 「驚き」を作り出すときは、「信じられないけれども可能である」ことがらよりも、「ありそうでありながら実際には不可能である」ことがらのほうを選ぶべきである。(アリストテレス)

> 出来すぎだとか嘘だとかそんなバカな話があるわけないだろうと言われるところを、いや、あるんだよ、と見せる手立てが「リアリズム」なんだよ。(笠原和夫)
(この「リアリズム」は、リアリティ(迫真)を成立させる手法、の意味だと思う。)

> 小説は事実ばかりで書くのではなく、嘘を混ぜたほうが、より真実に近いのではないか、と考えます。事実と真実は別のものです。真実の中には半分嘘が混じっているのです。(車谷長吉)

 フィクションでは、信じ難い大嘘をついてしまえ(しかし、つじつま合わせの嘘は見破られるからダメ)、その大嘘をもっともらしく見せろ、だって嘘を交えないと真実と感じられないから。といった感じです。なんと申しますか、フィクションでは大嘘で騙すのが正義、みたいな感じですね。

2.竹牟礼さんが抱いておいでの違和感

 とはいえ、アニメなどでリアリティを感じないことが多くなられたわけですね。私ですと、今時点で放映中のだと「牙狼〈GARO〉 -VANISHING LINE-」は、バトルに凝って作った回限定ですが、大いに満足できる戦闘描写があります。でも、あの戦闘は実際にはあり得ないことも分かります。そう承知していながら、面白がれます(実写の牙狼シリーズも同様)。

 ご質問からしますと、沖縄空手に魅力を感じてお出でのようですね。夫婦手という技(各種技法の複合技にして精髄でもある?)について、仰る内容からどういうアクションかは分からないものの、魅力を感じておられることは伝わってきます。
(余談ですが、よく分からない複合技といえば、以前に「八極拳に伝わるとされる『猛虎硬爬山』ってどんな技?」と思って調べようとしたら、いくつも違う説明があって、結局分からなかったことも。)

 荒唐無稽(大嘘)が真に迫って感じられない理由は、非常に現実的な動きでの格闘技をよくご存じで、良いと感じており、大好きであるから、ではないでしょうか。ですので、格闘戦について、リアルなものが観たいと感じているのかもしれませんね。リアリティ(迫真)の対極のリアル(現実)ですから、アニメなどのリアリティに魅力を感じない、違和感があるのも無理からぬことかもしれません。参考にもならないでしょう。

 しかし、フィクションを作るにあたっては沖縄空手そのものでは相対的に見栄えがしない(他のフィクションでは派手だし、格ゲーでも同様)。そこで、異能をプラスしようとされたのでしょうか。対する敵もリアリティのバランスを取って魔物(人型であるのは格闘戦を成立させるのに必要)。

 ご自身がバトルでお求めなのは、「大嘘からのリアリティ(迫真)ではなく、リアル(現実)がベースである」ことを、きちんと認識するところが出発点になるような気がします。そこに加味する異能と魔物敵については、リアリティを適用するという段取りになりそうです。

 リアルから発想した作品では、かなり古く、中国拳法コミックですが「拳児」(原作:松田隆智、作画:藤原芳秀)があります。全て現実の格闘技法に基づいており、あり得ない技や体術は出て来ません。ボクシングの「はじめの一歩」(森川ジョージ)もリアルベースらしいのですが、未読でよく分かりません。格闘描写がリアルでも、人気が取れる作品はあるわけですね。

 なお、同じボクシングでもさらに古典な名作「あしたのジョー」(原作:梶原一騎、原作、作画:ちばてつや)だと、現実にはあり得ない必殺技が多用され、「リングにかけろ」(車田正美)だともう、人類の戦いじゃない(だからいい、でもある)。夢を見るなら大嘘がやりやすい、ということ以外に、「子供がうっかり真似できない」というメリットもありそうな気がします。すみません、脱線しました。

3.アニメ、コミック、文章で描写できることの違い

・アニメ(実写も同様):アクションをそのものずばりの動きで見せる。
・コミック:アクションの極め部分を止めて見せ、読者がその前後を補完する。
・文章:アクションを説明し、読者が脳内で映像イメージ化する。

 こうなってしまうのは、「絵」の情報量の多さに比べ、文章は圧倒的に情報量が少ないからですね。単語は記号でしかありません。だもんで、言葉から記憶をたどってイメージ化するしかない。かつ、必然的に読者側に知識がないとわけが分からない描写になってしまう。「夫婦手」と書かれても、(夫婦+手、という単語分解からの連想は利かないため)知らなかったら何のイメージも想起できない。

 などと書いていて思い出したのが、「とある魔術の」アニメです。一部の批評では「バトルが舌戦主体、アクション少なめ」でした。確かにそういう面があったかも、と思います。おそらく、原作が文章作品だからなんでしょうね。相手に勝てる理由を説明→その通りになる(順序が逆のこともある)、という流れなわけで、論理と心情を表すのが得意の文章ならではのことだったんだと思います。しかし、絵にしたら、絵が原作で動きの激しい、例えばドラゴンボール等の迫力は出しにくかった。

 まず間違いなく、文章で絵的な見栄えを際立たせようとしても、結局はアニメ、コミックに太刀打ちできないと思います。下手すると、読者視点からは「絵が描けないから、仕方なく文章でやっている」になりかねません。絵的なことは譲歩し、読むのが楽なようにアクションはシンプルに、その代り、戦う/勝つ仕組みと気持ちを織り込んだ描写にする、みたいな方針が必要になると思います。

 しかし、やはり決め技はきちっと描きたい。シンプルな、例えば「正拳中段突き」では物足りない。見栄えする必殺技が欲しい(現実にある、夫婦手でもいい)。特にラストの決着などですね。その場合は、いろいろ方法があると思いますが、例えば「必殺技を習得する過程を描く」があると思います。修行シーンですね。

 技を会得していく描写ですから、自然と技の説明になります。コミックですが、上述の「拳児」でも、そのことがうまく用いられていたように思います(中国拳法を紹介する意図もある作品だからではあるけど)。

 敵に負ける→こういう技があれば勝てるかも→その技はこういうもの→こう修行する、となるわけです。必殺技が強力であることも、自然と描けますね。非常に苦労して習得する描写が入るわけですから。

カテゴリー : ストーリー スレッド: バトルのリアリティと見た目の良さを両立するにはどうしたらいいでしょうか?

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元記事:ラノベにおけるヒロイン争奪戦

主人公とライバルがヒロインの寵愛を受けようと争奪戦を繰り広げる。二人の男の間でヒロインの乙女心が揺れ動く……。

というのはラノベだと見た記憶がありません。自分はもっぱらラブコメを読んでいるのですが、出て来るのは「おい主人公。お前最近ヒロインと仲いいんだってな? あいつは俺が狙ってんだ。もう近づくんじゃねえぞ?」と言って恫喝や暴力を振るう「障害」という感じのキャラばかりです。出木杉くんみたいなライバルってラノベでは見た覚えがありません。やはりヒロインが主人公以外の男に目を向けるような展開は敬遠されるということでしょうか?(最終的に主人公を選ぶorどちらも選ばないとしても)

上記の回答(ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信)

投稿者 にわとり : 1

 そもそもの話、『ヒロインの寵愛を受け』るためにがんばる主人公像が廃れて久しいっていう話なんじゃないですかね。積極的にヒロインを追いかける意志がないならライバルなんか登場させようがないし。
 なんか思うのが、男性向けラノベって主人公がヒロインに対して下心を出したり独占欲を見せたりするのをものすごく忌避するんですよね。ヒロインの処女性なんかより主人公の清潔感のほうがよほど強く求められてる。キリトにしろ当麻にしろ、ヒロインの下着姿を偶然目にしても素朴に鼻の下を伸ばしてにやけたりとかはしないし、ましてや冴羽獠みたいに積極的に覗きに行くとか絶対ありえないでしょ。
 鈍感主人公とかラッキースケベもこの文脈で、ピュアピュアな主人公の頭上を飛び越えて読者だけを萌えさせる手法として編み出されたんだと思ってる。サービスシーンは入れたい。でも主人公の下心や性欲は見せたくない。だから無自覚とか偶然っていう建前で主人公のキャラを守っているわけです。これで建前が機能しているかぎり、ハーレム展開だろうが何だろうが主人公自身はきれいなまま取っておける。
 結局みんな、自分の性欲とか独占欲みたいな疚しい感情と向き合いたくないだけなんだと思う。なんか萎えるじゃん、そういうの。興奮する場面で突然目の前に鏡がすっと出てきて鼻の穴膨らましてる自分の顔が映る、みたいな。つら。恥ずかし。

 というわけで個人的には、恋の鞘当て以前に"主人公が自発的にヒロインの心を射止めに行く"ことがラノベにおいてはすでに困難、という認識。
 抜け道的なアイデアとして『神のみぞ知るセカイ』『デート・ア・ライブ』『弱キャラ友崎くん』などの、ミッションでヒロイン攻略をやらされている主人公というパターンがあるにはあるけど、逆に言えばミッションという建前がなければヒロインを口説くことができないくらい男の恋愛というのは滑稽でダサくて恥ずかしいものだという時代の空気感があるように思う。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベにおけるヒロイン争奪戦

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元記事:視点移動、地の文、読みやすさの評価を下さい

 毎度すみません。オミクロンです。今回も拙文に対して評価を頂ければと思います。今回は実際に投稿予定の1話分の本文を、そのまま小説投稿・短編の間の方に投稿しました。
 
 作者名はこの名前で、タイトルは2章1話「果て無き道を往く」です。今回主に評価して頂きたいのは、以下の3点になります。

1:たった5000字未満で視点移動が3回起きているが、それが誰の視点でなのか。いつ視点移動が起きたのか。ということが、分かりやすいかどうか。(今回は敢えて2行の空行を入れています)
2:同じく5000字未満で時間が明確に経過しているが、それが分かりやすいかどうか。
3:地の文の内容や説明、描写はくどくないか。説明過多だったり、逆に不足しすぎていないか。

 以上です。もちろん他の内容に対する批判やご意見も歓迎しています。よろしくお願いします。

上記の回答(視点移動、地の文、読みやすさの評価を下さいの返信)

投稿者 読むせん : 0

流し読みさせていただきました。まず皆さんがスルー出来ている3の部分で私はつまづいちゃいますね~。
くどい、なんかしつこい。
=====================

王都から歩き始めている。→自分は今王都から真東に向かっている→実は少しだけ街道からそれた草原を進んでいる。

なぜ?→この世界で一人旅は危険だと本能的に感じたから
なぜ?→ 理由は二つ→一つは魔物と遭遇するから→なら街道に居たほうが魔物と遭わず安全だと思うはず
なぜ?→そう。何より生きている人間が怖かったのだ
====================

という感じで前に進みゃあいいのに、いちいち同じ議題のところまで戻って、同じ言葉を繰り返しながらルート分岐よろしく違う理由も追加して説明していっている感じ。

俺はケーキを食べている→桃のケーキだ→普通なら素直にイチゴのケーキを頼めばいいのに→あえて桃のケーキを頼んでいる。→桃のケーキのほうがいいと感じたからだ→理由は二つ

みたいな?

前に別のシーンを軽く読ませてもらった時も、なんか詩的な印象を受けたのですが・・・・韻を踏みたいとかリズムを大事にしている感じですか?
そうじゃないなら

==============

自分は王都から東に向かって、あえて街道から少しそれた草原を進んでいる。

理由は二つ。一つ目は魔物と遭遇するからだ。なら街道に居たほうが魔物と遭わず安全だと思うだろうか?それが二つ目※1。自分にとって魔物より、生きている人間の方が怖かったのだ。

=================
とかにすれば、かなりスペースが空くと思います。

※1これ大事、理由がぼやけるからきっちり『二』と書いた方がいい。それか二つなんて具体的に書かず、ただ「この世界で一人旅は危険だと本能的に感じたから」とかで止めといて、魔物フラグや盗賊フラグに直結させた方がいいと思います。

その一方で
============

ダンジョンの外には朝と夜がある。当然のことだというのにとても新鮮に感じられた。
 体感で分かったことだが、この世界の気候条件と時間感覚は地球と大して変わらないようだ。
==================
とか、個人の感覚を表現する言葉や説明は、むしろ簡素で分かりやすく、それでいてドラマチカ(むしろエモいとかいうやつか?)な感じ。素敵だと思う。

あと、個々の文章がやたら短い。毎回キッチリ35~6文字で収まって、次の文章は一段下げて書くせいでぶつ切りに感じる。
説明要素が多いシーンだからこそ、もうちょい長文グループにして塊表記で詰めた方がいいと思いました。

続き読んできます

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 視点移動、地の文、読みやすさの評価を下さい

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