たびたびすいませんの返信の返信の返信
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たびたびすいませんの返信の返信(元記事)
えーと、スレは終わってしまってますが……。(なんか私がキレさせてしまったように感じる、どうすれば良いのでしょう)
型、として分析の対象にするには、やっぱり複数の作品を見て、アウトラインを引き比べたりするのが良いのですかね……?
あんまりやったことが無いので、勝手が良くわかりません
たびたびすいませんの返信の返信の返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 2
>どうすれば良いのでしょう)
気にせんでよか。
相手の怒りが正当なものだったとして、けど、そもそも真似てテンプレ書くことを目的としているという前提を置いてなかった彼が悪い。
貴方のレスに落ち度はないと思うよ。
>型、として分析の対象にするには、やっぱり複数の作品を見て、アウトラインを引き比べたりするのが良いのですかね……?
こっちの問いはたぶんついでだと思うけども回答してみると、
でもまあ、人それぞれやりかたはあると思う。
私の場合は、物語の構造を紐解くのに適してるので三幕構成で物語がどうなってるのか見てみます。
1幕:物語や主人公の状況。どういう状態なのか。
ターニングポイント:物語に入る切っ掛け。何を切り口にしてるか。
2幕前半:物語をどう展開させてるか(物語の広げ方という意味での展開)
ミッドポイント:どうやって落とし所を提示してるか。
2幕後半:物語をどう収束させているか
3幕:どのように落としてるか
こんなかんじ。
そのうえで、この三幕構成の分析は一旦横に置いといて、物語全体がどう流れてるのか、物語の主要部分(核になってる要素)の扱いを探って、話の流れを3行にまとめる。
このあたりは同スレ主の前スレでやったシュタゲの例に詳しい。
キャラクターは置いといて、こと物語だけを分析するのであれば、この2つがあればだいたい複数の物語の類似点を見つけられる。
例えば、シュタゲの例には書かなかったけど、シュタインズゲートってのは、要するに「主人公が興味本位でタイムマシンというアイテムをいじって問題を作る」「主人公の行動でとんでもない事になって慌てる」「なんとか元に戻そうと頑張って解決する」という感じだけど、似たようなストーリーラインを皆すでに知ってると思うのよね。
例えば「のび太が興味本位でひみつ道具をいじって問題を起こす」「調子に乗ってたらひどい目に合う」「ドラえもんに諭されて終わり」って感じの、見たことあるでしょ。
シュタゲとドラえもんのワンエピソードは落ちが違うだけで全体の構成は割と似てたりする。長編と掌編くらいにサイズが違うけども。
そこで三幕構成での分析を見比べて、何がどう違うのかを見つけて、なぜ作者はそのような形にしたのかを考える。
まあ、この比較は同じような型から作者が違うことでどう違うのかを考えて吟味するって話になるね。
個人的には、好きな物語でやってもいいのだけど、ジャンプで連載されてるような一話完結の漫画を前述したようなやりかたで適当に10話分くらい分析してみるのが良いのじゃないかなと思う。
特にギャグ系の漫画は物語自体にはあまり凝ってないから、何を起点にしてどう物語を転がして最終的にどう落とすのかというパターンが決まってて、数パターンの型で何年も連載してたりする。
ギャグは物語自体にこだわりがないジャンルだから、使われてる型は王道でわかりやすいものが多いと思う。
そういう意味ではドラえもんなど幼児向けの物語もおすすめ。読者層が幼児だから難しい物語にはならないし、非常にわかりやすく型も読み取りやすい。
そしたら、自分が書きたいジャンルの作品を何個かピックアップして構成を分析してみて、こういう傾向があるな、と理解できる。
その傾向をそのまま使ってもいいし参考に留めるんでもいいけど、少なくとも、例えば感動モノなら「人が感動しやすい傾向がコレ」ということだから、それが「型」と言える。
簡単に書こうと思ってたらえらい長くなってしまった。
疑問形には返信しようってスタンスなのだけど、まあこれはスレチだし返信不要で。