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このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください(元記事)
度々申し訳ありません。オミクロンです。皆様の数々の提言、非常に為になっています。今回も皆様のご意見を賜りたく、投稿させて頂きました。
さて、今回の内容ですが、物語の概要であるあらすじとタイトルに関する相談です。タイトルとあらすじだけで大体の読者様は読むか読まないかを決定します。下記に記載させていただく物語のタイトルは興味を引くものでしょうか。あらすじは筆者が展開する物語の雰囲気を大まかにでも伝えられているでしょうか。ご意見のほど宜しくお願い致します。
タイトル
持たざる者が「自由」を手に入れるまで
あらすじ
何でもいい。何かの才能に恵まれて、それを使って自由になりたい。努力が実らない自分の唯一の願いだった。その願いが諦念に飲まれる寸前、異世界転移が起こる。起死回生のチャンスだと、異なる世界の規格に縋った結果は余りにも残酷だった。
才能が可視化され、技能と身体能力が数値化された世界において押された烙印、【持たざる者】。才能がないのに、才能がなければ何の意味もない無限の可能性だけしかない存在。絶望に飲まれ、放り込まれた牢獄で命を断とうとした。だがそのときに一つの提言が道を開いた。
「奪えばいい」
相手が善意で口にしていてなお悪魔の囁きだった。親しい人間から奪うなど言語道断だ。だがそれを重々理解し、良心の呵責に苛まれてもなお余りにも魅力的な言葉だった。そして自分は――――その手を取った。
これは己の手が望まぬ親しき血に塗れてもなお、それでも、それでも諦めきれないと無様に惨めに足掻き続け、その果てに望んだ「自由」を手にした自分、水無月翔仁の物語だ。
※物語の大まかなプロットについては前回の質問を参照して頂ければと思います。
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スレ主 オミクロン 投稿日時: : 0
皆さま短時間で大変貴重なご意見ありがとうございます。
あらすじの時点で大よその結末を語るのはちょっとまずかったみたいですね。筆者として結末まで知っていたせいで、どうにも全体を意識しすぎてしまったようです。あまくさ様の平板に説明せず、端的かつ鮮烈に。というご指摘は完全に考慮の外だったので、新たな視点を獲得することが出来ました。その視点でみると、のん様の「くどい」というご指摘は確かにそうだと思います。もっと少なくしても問題ないと思えるようになりました。
タイトルが大人しすぎるという指摘も身に染みました。先述の通り全体を意識しすぎたせいで、当たり障りのないものになっていたみたいですね。長くするのか。短くするのか。ゼロベースから見直してみようと思います。
拙文に対する多数のご指摘、誠にありがとうございます。
カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください