どないせえと……。の返信
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どないせえと……。(元記事)
実は、某ラノベ新人賞の応募の評価で、困っています。
簡単に言うと、審査員の方のミスについてです。
まず、主人公の設定で、ある知っている知識についての何も説明が無いと言われた事があるのですが、作中できちんと説明しています。
※どういう事かと言いますと、主人公は小説家で、小説を書くのに必要な知識としてそれを知っている、と作中で説明しています。
以上は、単純に審査員の方の見落としで、違う評価をされたと思われる事が1つ。
次に文法についてです。
以前、「!」や「?」の後ろに1文字分空白を入れる様に指導されたので、それからはそうやって書いているのですが、今度は逆に空白は必要無いと言われました。
これ自体は作品の内容の評価とは別だと思うのですが、同一の賞の審査で違う事を言われると困ってしまいます。
他にも、審査員の方によって同一の事に対して違う指導をされる事があるのですが、
そういう時は、本当にどうしろって言うんですかと思います。
どっちに従えば良いのさと……。
どないせえと……。の返信
投稿者 オレンジ戦車兵 投稿日時: : 0
正直言って相手が担当編集で一緒に出版を目指しているとでも言うんじゃなければ、相手がたとえ編集者で会ってもその人の言葉を鵜呑みにしない方が良いと思います。
自分でそのレーベルの本や、ネットでできる限り調べて、正しいと思ったことをするしか無いでしょう。
迷える狼さんの悩みの種がどこかしらの小説賞の評価シートと予想してコメントを書かせていただきます。
一次や二次で評価をつけてくれる下読みのレベルはピンキリで、まともに読んでくれない下読みも多く居ます。
何度か下読みを経験している方から話を聞く機会があったのですが、その人曰く「本当にちゃんと読んでいるのか」という質問に対して「なんのためにあらすじが付いていると思ってるんだ?」との事でしたし。
下読みがまともに読んでくれない、とは言いません。
しかし、しっかりと読み込んでくれる下読みが居るように、まともに読まず、あらすじと重要部分や山場だけ目を通して当落を決めるような下読みも間違いなく居る(過去に居た)と言うことです。
最近――と言っても2年前ですが、2016年電撃小説大賞の大賞を受賞した『86ーエイティシックスー』が、前年度一次落ちした物を最後の結末だけを変えた物でした。
本来は受賞が決まってから編集の指示で手直しするような要素で一次の当落が決まったと考えるより、下読み(読者)との相性で落とされたと考えるのが自然でしょう。
一次落ちを別の賞に応募したら受賞したなんて話しはよく聞きますしね。
『86ーエイティシックスー』情報に関しては今でもインタビュー記事の抜粋などは簡単に見つかります。
何が言いたいのかというと、下読みが仕事としてしっかりと小説を読み、その上で客観的視点からコメントしてくれているとは思ってはいけないと言うことです。
これは賞だけではなく、この『ラ研』でも言えます。
人の意見という物は、相手が編集であったとしても一意見として扱い、他の意見と同じように様々な情報と照らし合わせて取捨選択する必要があります。
どちらに従えば良いか、という話しではなく、そのレーベルとしてどちらが正しいのか、ご自身で調査することをおすすめします。
そのレーベル内でここ数年、別々の法則が作品事に存在しているのなら、それは書き手の好みや想定読者に合わせて変えるべき物で、正しいルールは存在しないと言うことになりますしね。