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戦記物を読んで思うのですが(元記事)
私は戦術や戦略を練って実行する描写が好きなのですが、なろう系統における戦記物の流行りを読んでいるとチートを使って無双したり、付け焼刃な知識で敵軍を蹂躙するなど戦記と言えるのか怪しいお粗末な内容が多いです。
なろうに投稿された作品はあくまで趣味であると理解していますが、やはり主人公に苦悩や刺激、それを解決するために行う努力などがある作品は読んでいてストレスになるから嫌煙されているのでしょうか? 皆さんは戦記物にどういう楽しみ方をしますか?
戦記物を読んで思うのですがの返信
投稿者 田中一郎 投稿日時: : 2
なろうに限らずラノベの戦記物は、戦略戦術レベルではお粗末なものがほとんででしょう。名作扱いされている「銀河英雄伝説」も、その面では噴飯ものですから。
でも逆に言えば、戦略戦術面がマニアの目からお粗末に見えても、名作になり得るということです。むしろマニアの目を意識しすぎるのは害悪であるかもしれません。
戦記物とはいっても他のラノベと同様、多くの人が求めるのは物語としての面白さで、それを構成する大部分はキャラクターの魅力ではないでしょうか。自分が気に入ったキャラクターがその後どうなるのか、最大の関心はそこだと思います。
というわけで、私の場合も楽しむのは「キャラクターの魅力と行く末」です。
戦術戦略を楽しみたいなら歴史書や戦史読みますので。
もちろんキャラクターの魅力を構成する要素として、戦略戦術能力や戦闘能力も含まれますが、それらの能力を発揮する器としてのみキャラクターがあるわけではないわけです。
量産型なろう作品はここが上手く処理されてない気がします。能力を除くと魅力も特徴もない、鋳型から出したようなキャラばかり。受け付けない人は、内容のお粗末さよりもキャラ造形のお粗末さが気にかかるのではと思う次第です。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 戦記物を読んで思うのですが