根拠のない自信の獲得方法の返信
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根拠のない自信の獲得方法(元記事)
いつもお世話になっております。
先日私は、自作を構想中に、感動して泣く、というのを初めて経験しました。
今まで作品を考えたり、本文を起こしたりしても、感極まって泣く、という経験はなかったので、貴重な経験をさせてもらって思いついて良かったなーと悦に入っていたのですが。
作品の輪郭がはっきりしていくごとに、
これをイメージ通りに作品に仕上げられるのか不安になってきました。
というか、実力不足なのは明白なので、自分がいま思ってる程の完成度に
仕上げることは困難だなーと諦めが入ってきてしまいました。
そこで質問なのですが、根拠のない自信を手に入れるにはどうすればいいでしょうか?
作品を上手に完成させる自信がないとき、皆さんはどんなモチベーションで臨んでいますか?
よろしくお願いします。
根拠のない自信の獲得方法の返信
投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 1
うーん……これは最近の「みりんさんは、完成度の高いプロットを作ることはできるけれども、最近途中までで執筆が行き詰っている」という悩みを聞いていたうえでの意見と思って聞いてください。つまり、万人向けで言っているというわけではないという点にご注意いただいて。
正直なところ、あれだけ完成度の高いプロットができてしまう、ということは、逆にプロットにがんじがらめにされてしまう可能性もあるかもしれないな……と危惧しています。執筆中に誤差が生じてしまった場合に筆が止まるとか、もしくは理想のシーンを再現できる気がしなくてやっぱり筆が止まってしまうとか。
ひとつの考え方としては、これは「鮮度が命、使い捨て」型ではなく「熟成タイプ、貯金型」と思うこと。
漫画家の篠原千絵の最大のヒット作「天は赤い河のほとり」は、この「貯金型」だったそうです。これを書くまでに他の作品で技量を上げる、くらいの気持ちでいたとか。ちなみにこの「貯金型」は、やってしまうと燃え尽きる可能性があるのでその後の作家人生に注意しよう、というお話だそうです。
つまり、技量に自信が持てるまでしばらく封印しておく。
もうひとつの考え方としては、「なるべく使い捨てタイプとして割り切る、思い入れを意図的に忘れる」ですかね。完成度が低くても諦める、という意味ではなく、過度の緊張感やプレッシャーをなるべく持ち込まないようにする、という意味で。
実は今、私はこの中間くらいの状態で作品を執筆しています。構想当時は思い入れが強くて感動しまくりでしたが、技量に自信がなくて放置しておいたものです。今すこしその思い入れが冷め、技量はその時よりもやや上がった状態で、でも完全には自信はない。そんな中途半端な状態ではありますが、ほどほどの思い入れとほどほどの冷め具合、ほどほどの技量とほどほどの技量不足、そんな状態でやってみたら案外うまくいってるかも状態でございますかな。
ちょっとこの作品を置いて、今エタ―なってる作品群の見直しをしてみてはどうでしょうか? このままだと、やっぱり途中で止まってしまうかもしれませんね。小説はいつでも再開できますからそれでもいいかもしれませんが、「途中で止まってしまう状況の打破」の可能性を見つけたほうがいいかもしれない、と思っております。とりあえずこのへんで。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 根拠のない自信の獲得方法