世界観とキャラの双方を個性的にする方法の返信
元記事を読む
世界観とキャラの双方を個性的にする方法(元記事)
このサイトのどこかで、同じ作品では世界観とキャラクターのどちらかしか個性的にはできないというようなことを言っていて、なるほどなと思ったことがあります。
たしかに、例えばSF小説の冒頭で並行世界を自由に行き来する主人公の視点が様々な季節や場所、状況へと移ろい、読者が混乱しているといったような状況で、鯛焼きを盗んで逃げてきた少女と出くわすようなことがあっても、テーマがばらつくだけで面白くないのは想像がつきます。実際、無理にそうした人物を出して、取ってつけた感のあるロボアニメなんかを見たことがあります。確かに世界観が個性的でも言動の背景よってキャラクターに深みを持たせることくらいはできるかもしれませんが、ソーシャルゲームなどによくあるような、シルエットだけで誰か分かるような人物を登場させられるのは、その世界観が(ヨーロッパとかサバンナとか)ある程度見慣れたものであるか、仕組みの曖昧であるものに限られるのかもしれません。
しかしながら自分としては人物の奥行きもさることながら、なるべく複数の「属性」が組み合わさった強烈なキャラクターを作りたいのと、また世界観もSFとまではいかなくともセンスオブワンダーを重視した一捻り加えたものを作りたい訳で、それらを両立させるためにどのような手法を取るべきなのか、それともそれを成し遂げたい欲求は幻影に過ぎないのか、教えていただきたく思います。
世界観とキャラの双方を個性的にする方法の返信
投稿者 サイド 投稿日時: : 1
>「後世の料理の歴史に残る一品」と言えるほどレアなモノなのか
これは、「2000年前に食べてもおいしくて、現在食べてもおいしくて、2000年後に食べてもおいしい料理」と言い換えることができると思います。
これを「普遍の料理」とした場合、そのレシピを求めている料理人の方はいらっしゃると思いますし、意味もありますが、必要があるかというアプローチをしてみてはいかがでしょうか?
「普遍の料理を供給する料理人」と「普遍の料理を食べたい消費者」がマッチングする確率は、かなり低いと個人的には思います。
食事は栄養補給であり、同時においしいものを食べる身近な娯楽です。
ならば、気軽に行けて、ワンコインで済ませられる「大衆食堂」でもいいのではないでしょうか。
ライトノベルってそういうジャンルだと思いますし。
また、「その他の全てを堅実に作ること」と「置き去り」は同じ意味だとも感じています。
もし、「これはみかんだけど、りんごの味もして、でもパイナップルでもあるんだ」と言われて、新種の果実を見せられたら、戸惑いが先立つのではないでしょうか。
「新種のみかん」でないとダメ! と考えが、そのまま供給者側の「置き去り」とイコールとなり、需要側の心理に応じていないという感じですね。
ちょっと回り道の例えになりますが、「PS5」が欲しい(世界観とキャラの双方を個性的にする方法を知りたい)なら、5万円程度のお金が必要です。
で、その5万円を手にするための手段は、「宝くじで五億円当て、そこから捻出する」である必要はありません。
「一か月、がっつりバイトする」で充分です。
なので「世界観とキャラの双方を個性的にする方法」は、もっとハードルを下げたものでいいというのが、個人的な印象ですね。
僕も完璧主義のきらいがかなりある人種なので、何かの助言になれば、幸いです。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観とキャラの双方を個性的にする方法