「Sanチェック」が必要かの返信
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「Sanチェック」が必要か(元記事)
物語の終盤に敵陣営によって神格の召喚が実現し、ついにこの世に現れてしまうという下りがあり、その時主人公らはどんなリアクションを取らせるべきかと考えています。
この話自体はあまりホラーテイストではないものの、世界観の土台にクトゥルフ神話があり、この呼び出された神様というのもその主神クラスのヨグ・ソトースをモチーフにしています。
何故その時のリアクションについて悩むかというと、所謂SANチェックみたいな事の必要性です。
元ネタはさる事ながら、この神様自体も全貌は地球どころか太陽系より大きく、能力も事実上全知全能という設定で、主人公サイドは発狂しないまでも大なり小なりショックは受けた方が自然であるでしょうし、存在それだけでも破壊的という風に説得力を出せると見込んでいます。
ただこれからそれと対峙しなくてはならないという時になって、はちゃめちゃに取り乱されるだけならまだどう立ち直るか見所とはなりうるものの、1D100に失敗した時のようにそれだけで精神崩壊されてしまうのは流石に自分も困ります。
この話は一応バッドエンドにはならず、討伐はまず不可能なのでなんとかこの神様に帰ってもらう方向で考えているので尚更そう思う所です。
説得力とその後の諸々のバランスを取るには、どんな塩梅がいいのでしょうか。
「Sanチェック」が必要かの返信
投稿者 t 投稿日時: : 1
こんにちは。誰のせいかを明確にします。
神が出現するのは結果で、神を出現させないようにするための過程があるはずです。その場合、主人公は敵陣営が神を呼び出そうとする、過程に干渉していくのが、中盤のストーリーの流れになってきそうですね。
では、過程で悪者を演じているのは多くの場合で神ではなく、人間です。
神という途方もなく大きなサイズではなく、人間サイズとして誰が聞いても理解できるように、話を砕いているのが一つポイントになってきます。
具体的には、
神→神の手下→神の手下の手下。と3つくらいに分解して1セットで使います。
悪い人間が神を召喚しようとしている→それを止めようとする主人公→手下の手下を倒し情報を聞き出す→未曾有の大災害になることが分かっているのに悪い人間はむしろそれを喜んでいる→主人公が止めようとする→神が呼び出される。
読者に「じゃあこの物語で一番悪いやつは?」と聞くと「悪い人間(神の手下)です」となります。神を倒す倒さないではなく、
悪い人間(神の手下)をなんとかしなければこの物語は終わらない。
といった設計を頭にいれながら、自分なりの解釈でアレンジを加えていくと面白くなるかもしれませんね。
応援しています。良いお年をお迎えください。
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