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地下牢(地下空間)の居住性は?の返信

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地下牢(地下空間)の居住性は?(元記事)

 中華風ファンタジーで地下牢を出そうと考えているのですが、地下空間の居住性(特に電気以前の)というのが、イマイチ分かりません。一応調べてみましたが、「夏涼しく、冬温かく快適」とあったり、「劣悪な環境」とあったりしました。

 トルコのカッパドキアの地下都市や、洞窟や穴倉(『ドラえもんのび太の日本誕生』でのび太たちが造った洞穴のイメージ)、土蔵の暮らしはどんな感じだったのでしょうか。

 地下に作られたワイナリーや土蔵造りの日本の酒蔵は、一年を通して室温が一定なので、快適と聞きました。また、湿度は高いのでしょうか、低いのでしょうか。拙作の舞台のモデルは中国の西安ですので、東京と比べると湿度は低いでしょうが。

 中国に限らず、日本や欧米その他の地域で構いませんので、地下空間やそれに準じる土蔵のような建物の暮らしをご教示いただければ幸いです。

 拙作的には、地下牢が快適なのは好ましくないですね。夏暑くて、冬寒くて、外が雨か晴れか、昼か夜か分からず、囚人を苦しめるようにしたいですから。

地下牢(地下空間)の居住性は?の返信

投稿者 クロウド 投稿日時: : 1

 気温についてはワルプルギスさんにまかせるとして、湿度について。

 ぶっちゃけ、周辺の水利の状況によります。水道屋バイト時代に川の護岸から10mほど横の道路に水道管を敷設工事に行ったことがありますが、削岩機を使わないと掘れないような固い岩盤と土壌だったにもかかわらず、川の水面下となる深さとなると浸水が発生しポンプで汲み上げをしなければなりませんでした。
 雨降りで大潮の満潮の時しか護岸まで流れが寄ってこない川だったのですが、護岸工事専門の方曰く、ザラにあること。もっと深く掘る時は大潮の引き潮を狙うしかないよとのこと。実際そうでした。
 ちょっと分野の話となりますが、一般的な砂利の基礎だけでなくコンクリート基礎を使う部分があった工事でして、湿度の管理というものがコンクリートを固める上で重要なポイントです。浸水するほどの湿度ですので普通のコンクリートは使えません。護岸工事用のそれを使うことになります。

 本筋にもどります。東西の違いなく城の地下も同様で、周囲を川や水濠で固めている城であれば、基本的に浸水や高い湿度が発生します。これを回避するために高い石垣を積んだり、平たい島ではなく山なりの島に築城したりするものです。広い敷地を確保することで中枢への浸水を回避するのもありますし、そもそも地下を備えない選択すらあります。
 水城の隅櫓(城壁の角の櫓)は大小の違いなく番所・詰所使用で基本的に生活に用いられなかったのは、土壌の浸水により上ってくる湿気のせいです。
 逆に水利から離れていたり上手くコントロールした設計ができた場合が、土蔵やワイナリーのように快適となります。

 よって、川岸にあり、水面同等の高さの基礎構造を利用した牢のある高い石垣を持った砦が望まれるものとなりますか。夏は暑くなはいでしょうが、高い湿度というものは乾燥になれている人間には暑さよりも拷問ですし。雨の度に水が浸る床というのもなかなかかと。

 余談となりますが、昔の中国ですと禁固だけの刑は温情です。常に拷問がセットされているようなもんで直接的苦痛が文化的に好みです。
 とはいえ、うろおぼえですが、禁固で苦しめるのに湿地に粗末な小屋を立てて監禁(西郷さん島流し同様と思い下さい)という事例もあったかと。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 地下牢(地下空間)の居住性は?

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