返信一覧の表示
キャラクターが先?ストーリーが先? (No: 1)
スレ主 ろぅる 投稿日時:
最近、面白そうだと思って長編の小説を構想し始めた創作初心者ですがストーリーを考え進めるのが先か、キャラクターを考え進めるのが先かで困惑しています。
ストーリーを考えようとするとどうしても行き詰まり、キャラクターを考えようとすると無駄にたくさん増えてしまいます。
結果、現在構想中の小説はどちらも中途半端な感じで止まっています。
まず初心者なのに長編を書こうとしているのが間違いなのかもしれませんが、指導お願いします。
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!人気回答!キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 2)
投稿日時:
最近他の方へのレスで書いたばかりの例えなのでアレですが。
「ストーリーから作る」の方法論に「三題噺」というのがあります。
これは単純なもので、要するに「お題」を貰ってそれをテーマに話を作るというものです。
いろうるさんも、おそらく「お題」から話を作ったことはありますよね。
普通は「炎天下」とか「かき氷」とか、そういうお題になりますが、
じゃあ、「個性的なキャラクター」がお題だったら?
事前に考えた「主人公」という個性的なキャラクターがお題になっていたら。
いろうるさんは、いま「キャラクターから作ってる」のでしょうか。それとも「ストーリーから作ってる」のでしょうか。
無論、「事前に考えた」と言ってる以上はキャラから作ってるわけですが、これは結局やることは変わらない、という事に気づけないでしょうか。
キャラから作るというのは、そのキャラの個性や特徴といった魅力を把握して、それを引き出す作り方です。
キャラクターを事前に作ることで物語を作るための取っ掛かりにする、物語を想定しやくする、という方法。
ですから、「キャラクターを作れば良い」というわけではなく、「キャラの魅力を把握する」ことが大事です。
そういったキャラがいても物語が想定できないという人の場合は、そもそも「キャラから作る」という方法論が合わないのだと思います。
なにしろ方法論のメリットになるモノが機能してない、ってことですから。
また、これは押し付けではないのですが、やや説教のような形になってしまうので不快に思われたら申し訳ありません。
「キャラから作る」または「設定から作る」という初心者は、「物語が作れないので別のものから作る」としてるだけの人が多いです。
方法論の合う合わない以前の問題で、そもそも「物語の作り方がわからない」だけ。
なので「物語から作る」を避けて別のものに手を付ける。
それが悪いことだとは言いませんが、元から「物語の作り方」を知らないのに、キャラや設定を作ってもそれが物語になるわけがないのです。
何故なら、そうした材料を集めたところでどう作ればいいかという「物語の作り方」を知らなければ組み立てようがないからです。
調理法を知らないのに材料を集めて料理を始めるようなもの。そりゃ上手くすれば「食えなくもない」くらいの出来にはなりますし、これを繰り返すことで料理を学んでいくこともできます。
でも多くは、やはり「キャラは沢山作ったけど話が出来ない」と歩みが止まってしまう。
繰り返しますが、そもそも作り方を知らないんだから、話が出来ないのは当たり前だ、と思いませんか。
故に、慣れない人には難しいだろうと思いつつも、「物語から作る」を学んでみるのが良いと思います。
そもそもそれが出来なきゃ話が組み立てられないわけですから。
でも、
私は決して「キャラから作る」または「設定から作る」を否定してるわけではなく、「キャラがいれば・良いアイディアさえあれば物語がイメージできる」という人も少なからずいます。
初心者であっても、そういう人はキャラやアイディアさえあればすぐ物語が作れるでしょう。
二次創作をやってる人とかにはこのタイプが多いでしょうね。二次はキャラだけは完璧なのが揃ってるし、二次創作をしようとする以上そのキャラの魅力は十分に把握してるだろうし。
「物語から作る」は、結局最終的には物語を作らなきゃ文字通りお話にならないんだから頑張ってコレを身につければ後が楽です。
なので私は「物語から」を推すけど、方法論は合う合わないがあるので「設定から作ってみる」とか別の方法論に触れてみるのも良いかもしれません。
人気回答!キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 3)
投稿日時:
>ストーリーを考え進めるのが先か、キャラクターを考え進めるのが先かで困惑しています。
どちらが先かではなく、作品の魅力の中心をどこに置くかの問題だろうと思います。
目まぐるしく二転三転するストーリーで勝負するのか、キャラの魅力で勝負するのか、といったことです。
キャラクターが非常に魅力的で、友達になったような気分を読者に与えることができれば、彼(彼女)ともう一度会いたいという理由で続編を買ってくれると期待できますよね? そういう作風なら、凝ったストーリーはそれほど必要ありません。ただ、ストーリーを通してキャラの魅力を最大限に伝えることには、意を尽くさなければいけません。
逆にストーリーで勝負する作風なら、筋立ての面白さを最も際立たせやすいようにキャラを作っていくことになります。
ストーリーとキャラの関係とは、そういうものです。
なので、どんなタイプの小説を書きたいのか考えるのが先決かなと。それが明確になれば、キャラ中心に組み立てるのがよいのか、ストーリー中心がよいのかといったことは、自ずと見えてくるはずです。
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 4)
投稿日時:
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 5)
投稿日時:
はいせんせい、いみがわかんない(*'ω'*)ノ
フルーチェすら作ったことが無いコンビニ暮らしの女の子に、本格的なフランス料理のフルコースを作成させようとするレベルに分かんない
1、そもそも短編すら完結まで書ききった事が無いのでは?
2、書いてみたい話が長編になってしまうのではなく、長編を書いてみたいという漠然とした目標しかない(俺はビッグになる、有名になる系)のでは?
3、大目標と小目標はあるのに中間目標や中間イベントがないの?
(某ドラクエだと・・・・大、魔王を倒して世界平和。小、旅先で仲間をふやす。までは浮かぶが、旅先の町のトラブルの具体例ーーークエスト類が浮かばない、とか)
とりあえずどれっぽい?
1、2、は単にゴールがないことが問題。長編だって第一部完、つぎ第二部ね☆彡みたいな移行をしています。
某ジャンプ作だって、とりあえず一話ていどで一区切りつくような内容にして次話へ続きます。そもそも一回ずつ終わらせる能力が必要なんです。
3、は、それこそクエストのサンプルを集める必要があります。謎解きだったり、陰謀だったり物語の空気感にあったクエストを収集し、自キャラに合うような設定に改造すればいい。
妖怪退治ものなら妖怪の特徴→トラブルに発展させたらいいです。
(たとえばカマイタチ、気づかぬうちに切られているやつ→無差別切り裂き事件→カマイタチをおびき出し捕獲したい人間の仕組んだ人為的なものだったとか。妖怪詳細があればあるほど複雑な物語を仕込める)
どれ?
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 6)
投稿日時:
>ストーリーを考えようとするとどうしても行き詰まり、キャラクターを考えようとすると無駄にたくさん増えてしまい
キャラクターの方はともかくストーリーが行き詰まるのはどうにかしたいですね。
もし「ストーリーを始めの方から考えていって途中で進む方向がわからなくなる」という悩みなのだとしたらですが、やりたい場面から考えてみるのはどうでしょうか。
特に話が一番盛り上がるクライマックスシーンや、あるいは締めくくりのラストシーンなどでどんな人物を出したいか、どんなことをさせたいか、どんな台詞を言わせたいか、そのためにはどんなキャラクターが必要か、どんな世界でなければいけないか……。
もしクライマックスが決まってないならとりあえずそこさえ決まれば「この人物にこれをやらせたい」という状況に向かう大筋が出来上がり、ラストシーンはそこから良い感じに締めるかオチをつけるかすればとりあえずの方向性がはっきりしますし、キャラクターも誰をメインにするか決めやすくなるのではないかと思われます。
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 7)
投稿日時:
単刀直入に言うと、別にどっちのやり方でも長編は書けます。
とはいっても、多分悩んでいらっしゃるのは「どっちのやり方もピンと来ないよ」という事でしょうから、これじゃあ回答になりませんよね。とりあえず、どちらでも書ける、という事を前提に話を進めるって事で。
>キャラクターを考えようとすると無駄にたくさん増えてしまいます。
むしろ何が駄目なんでしょうか?
僕も作品つくる時、キャラめちゃくちゃ沢山考えちゃいますよ。
でもいいじゃないですか、後で削れば。
初心者の方は魅力的なキャラをつくろうとするから、上手くつくれないんです。だって何が魅力的か知らないんですから。
でも、自分が作ったキャラ達の中から、1番魅力的な奴を選ぶ事くらい、誰だって簡単にできますよ。
もちろん本当に良い作品をつくろうと思ったら、最初から本気で良いキャラをつくりにいきます。でも、何が良いのかわからないんですから、最初は「1番マシなのを選ぶ」っていうやり方くらいしか無いでしょう。細かい勉強や研究は、馴れてからで十分だと思います。
だから、つくり過ぎなくらいキャラをつくっちゃっても、物語で1番輝きそうな何人かを選べば大丈夫です。
むしろ沢山つくってキャラづくりに馴れちゃって下さい。
>ストーリーを考えようとするとどうしても行き詰まる。
これ、結構重要なんですけど、読書って好きですかね?
沢山物語を読んでいれば、物語について大体わかってきますよ。
それで、大体わかってきたら、つくり方。
ストーリーっていうのを超ざっくり言うと、
物語がはじまる。
↓
主人公が目的をもつ。
↓
目的を達成する為に頑張りはじめる。
↓
色んな困難を乗り越えてく。
↓
目的達成目前。最後のひと押し。
↓
目的達成。
こういう感じです。
「↑のような物語のつくり方を意識する」
「いっぱい読書をして物語のイメージをつかむ」
そして、
「無理矢理でも最後まで書ききる覚悟を持つ」
この3つがあれば物語は書けます。
そりゃ、これだけで良い物語が書ける訳じゃありませんが、酷な話、完全な初心者が「良い物語」をつくるのはほぼ無理です。
だから、躓いてもいいから書き切っちゃいましょうよ。
僕が初めて書いた作品は長編でしたよ。そりゃあもう酷い出来栄えでした。
でも、あの時無理矢理でも書き切ったからこそ、そこから成長していくことができました。
だから、書き方が大体わかったら、まず完成させましょう。そこからまた勉強しては書いて、勉強しては書いて………と続けていけば、成長はできますよ。
さて、結局どっちからつくるほうがいいのか、ですが、もう本当にどっちでもいいです。
だって、キャラからつくった時と、ストーリーからつくった時の違い、わかりますか?
多分初心者なら、どっちからつくったところで、結局「両方完成してから、組み立てる」っていうやり方をすると思うのですが、どうでしょう。どっちからつくっても変わらないじゃないですか。
順番が違うだけです。
もちろんこの順番、馴れてきた人からすれば、凄く重要なポイントなんですけど、創作初めてなら、あまり関係ないと思うんですがね。
それでも順番にこだわりたいのなら、それはそれで良い事だと思うので、この意見は無視して頂ければと。
もちろん、最初はどうあれ、ゆくゆくはこだわっていけると良いんですが。
と、いうように、結論を述べますと、
キャラはつくり過ぎても後で削ればいいです。その中から1番良いのを選んで下さい。
物語は、つくり方を知らないとつくれませんが、じゃあつくり方がわかったから良い物語が書けるのかというと、そんな事はありません。
最初はとにかく書き切って下さい。
そして、順番は人によって違います。気にしない人もいれば、こだわる人もいます。そして個人的には、初心者が気にする必要は無いかと。やりやすいほうでOKです。
初めての創作で重要なのは、思い切ってやり切ることですから、まずは今のままでも、やってみて下さい。
ここにはあえて技術的な事は書きませんでした。
まずは経験。(というか、体験?) 創作が終わってから、また興味が出たのであれば、技術的な事も調べてみて、上達を目指して下さいね。
長文失礼しました。
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 8)
投稿日時:
キャラクターが先?ストーリーが先?の返信 (No: 9)
投稿日時:
私も昔はどっちかから(どちらかというとキャラ寄りで)別々に作っていった気がしますが、バラバラに作り進めていっても噛み合わないことが多かったのでやめました。
今は「こういうキャラクターを出したい」→「それならこういうストーリーが合うだろう」もしくは「こういうストーリーがいい」→「それに合うならこういうキャラだろう」という、「どこが合う・合わない」を検討しながら不足分を補うように要素を拾っていくようにしています。つまり「何が必要なのか」を明らかにする。そのために最初にやりたいと思ったものを箇条書きにして、以後合わないものを拾ってこない
ように持ち込む要素ごとに特徴をつかんでチェックするような感じでやっています。
そんでもって今は「物語を始めるのはストーリー、終わらせるのはキャラクター」という気持ちでやっていることが多いような気がします。
サタンさんの意見に近いのですが、どちらかというと最初はストーリー寄りのほうが作品は作りやすいと思っています。
キャラ作るのが好きだから面白くないとか思わないでいいですよ。むしろ、先に気が乗らないストーリーのほうを先に考えておくということは、あとは好きなキャラを存分に動かして楽しむことができるってことですから。個人的には「遊びは宿題を終えてから」と言い聞かせてやってます(遊び=キャラのやりとり、宿題=ストーリーの根幹、という意味です。)