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設定厨に小説は向かない? (No: 1)
スレ主 匿名希望 投稿日時:
また来ました匿名希望です。
以前の投稿で口ではやってみますなんて言いながら実際には何もやらず今に至ります。私はいわゆる設定厨(あるいはそれ未満?)で、自分の世界を作りた過ぎて本編スカスカのままずっと放置しているわけでそこで、設定厨に小説は向かないのではないのではと思ったんです。もちろんイラストなんかずぶの素人ですし、他に何か自分の世界を発信する方法のあてがあるわけでもないんですけど
この文章は書きなぐったものなので読みにくかったらすみません
カテゴリー: その他
この質問に返信する!人気回答!設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 2)
投稿日時:
えっと、「設定厨に小説は向かないか」については正直何とも言えないです。SF作家なんて大半設定厨かそれに近い癖を持ってると思いますし、なんなら自分で一から言語を使ってる人もいる。けれども当然、設定を書いて「あー、書くのめんどくさい」ってなる人もいるわけですし、やたら設定が細かいせいで話が面白くない人もいるわけです。だから、設定厨なのはあんまり関係ないんじゃないかなあとは思いますが、私個人からは何とも。
ただ、自分で世界を作るのが得意で物語を作るのが苦手だというのなら、そもそもとして小説にこだわらなくてもよいのではないでしょうか? たとえばシェアワールド企画みたいな感じで世界観を提示するとか、いっそのこと「設定集」みたいな感じで世に出してしまうとか。もしも世界観の中でも歴史とかの作り込みが好きだ、というのならその歴史上の人物の交わした手紙を書いてみてそれを世に出す、というのもありかもしれません(書簡体小説というらしいですが、ずぶの素人ですので悪しからず)
仮に主人公とかその仲間たちの背景を書くのが好きなら、「〇〇断片」みたいな感じで大量に短編を書く、というのもありかもしれません。別に小説を書きたいというわけでもないのなら、わざわざ堅苦しい形に拘泥しなくても良いと思いますよ。
ちなみにシェアワールド企画をしたいのならば、カクヨムで世界観をまとめた作品を投稿した後「自主企画」にて「シェアワールド企画をしませんか〜」と呼びかけるか、あるいはノベルアップ+で「自主企画」を選択するというのが有力かな? 特にノベルアップ+では一度「異世界設定コンテスト」が開かれていますので、割と受容される傾向があると思います。私も昔はそういったことをしてましたので、助言をば、と思いまして。
「設定厨だからなにか書きたい」→「小説書くしかねぇ!」というわけでもありませんし、自分の好きなように創作するのが一番だと思います。では!
設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 3)
投稿日時:
うーん……。
設定厨の作家は結構いると思うけど、設定をお話にするコツさえつかめばスルスル書けるようになると思うよ。
設定をパーツにして話を作るんじゃなくて、設定をそのまま物語にするんよ。前回も似たようなこと書いたけども。
設定厨が、というか設定から作る人は設定だけで力尽きて物語を作るまで行かないことが往々にしてあるけど、これは考えるべきことを自分から増やしまくってるからまとまらなくなって思考がキャパを超えてしまい、物語っていう風呂敷に包むことが出来なくなってるってこともある。
なのでシンプルに考えるのが大事なんだけど、設定作るのが好きな人はどんどん複雑にしちゃうから、それで書けないんじゃない?
もし、設定作るのは好きだけど話作るのは好きじゃないのなら、相方を見つけることだね。自分の設定で物語を書いてくれる人を。
暴論のように聞こえるかもしれないが、結構現実的な選択でもあって、例えばエロゲギャルゲを作ってる世界ではままある事だから、企画屋が設定とストーリーの概要を考えてプロットくらいは作るけど、それをテキストライターに投げて書いてもらう。
どういう話にしたいのかの概要くらいはちゃんとプレゼンできないと無理だけど、人の管理が出来るなら普通に金で雇ってイラストも雇って出来た作品はネットで売って費用を回収って形でも問題ないし。
あとは、最近はAIがこれを一部代行できそうなくらいになってるから、活用して設定から物語を作ったりって事も出来なくはないんじゃないかな。AI利用する場合はそれはそれで結構コツがあるけども。
設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 4)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 1 No: 1の返信
投稿日時:
それは設定だけ作って肝心の形にするほうほうがわからないからかと
例えばラーメンが好きでも好きな麺を打つだけで美味しく食べるほうがお粗末で麺だけは自信があるかいざ料理しても美味しいスープの作り方も美味しくすするための麺の適切な切り方も美味しく食べるための適切な麺の湯で時間もしらないのに上手いラーメン作るぞ
まず麺だ
当然できた麺でラーメン作ってみてもおいしくない
という状態かと思います
つまり設定から文章にする技がないか繋がっていないので当然のごとく設定からまともな作品にならない
だから文章技術を高めてそこから設定とつなげる技を模索すれば多くの設定だけで終わる人もできさえすれば設定からまともな作品は作れると思います
設定作るのが好きなら同じように文章技術も作ればいいということです
やり方は人それぞれそれですがどんないい設定も書き上げる技とつながらないなら当然ろくなもんは書けません
設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 5)
投稿日時:
ワタシ的には、うんとこさ面倒くさいのでおススメはできへん。
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ワタシはこの掲示板内でも、わりと超長レス作る犯人やと思うねんけど、長レスになってしまう理由って、ワタシが他人に「自分の伝えたいこと」を「相手が理解できるニュアンス」に翻訳しそこなってもーとるせいなんよ。
読者とかに受け取り方を誤解させてしまい、その誤解を植え付けてしまったことに気づけないまま、更なる誤解を生む【会話の迷宮】を造ってしまう。入れたい設定や作りたい物語が、複雑であればあるほど迷子がでてしまうし、迷子の相手で時間が無くなっていってしまう。
迷子の世話に自分の時間を奪われないために、彼らを迷わせないために、ショッピングモールや公民館みたいな、どこのド田舎にでもよくある、誰にでも理解できる「ありきたりの構造(テンプレ)」のほうがええんやという現実に、どうしようも無く、打ちのめされてまう。
【ストーリー・デザインの敗北】が発生してまうんよね。
設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 6)
投稿日時:
興味深い話題だったので失礼します。
「設定厨に小説は向かない」のかについて、個人的な回答としては「設定『だけ』をこだわる書き手に小説は向いていない、それどころか外部へ発信する創作全般が向いていない」だと考えています。
小説は基本的に娯楽でありエンタメであり、読み手に「読みたい」と思わせなければ何の俎上にも載らないためです。
かつ、「設定だけ」で「読みたい」と思わせることはほぼ不可能です。この性質はイラストや漫画などの他媒体にも共通しています。
質問の中で「自分の世界を発信する方法」と記述されているため、「誰かに読んでもらうこと」を想定されているのだと思います。
ただ、設定(特に世界観設定)とは料理に喩えると「タルトの生地部分」のようなもので、単品では食べたいと(読みたいと)思えないケースがほとんどです。生地のまずいタルトは不人気になるが、生地だけが美味しくても人気にはなれない、という。
ではどうすべきかとなると、「面白く見せる」しかありません。シンプルかつ最も困難な手段です。
要するに「自分が考えた、少なくとも自分は魅力的だと思う世界の魅力」が何たるかを、初対面の相手になんとかして伝える必要があります。
人が一番愛着を持ちやすい、覚えやすい要素は「キャラクター」です。ONEPIECEの国の名前なんか一つも知らない人間でも、ルフィの名前と性格はなんとなく知っています。
魅力的なキャラクターを作り、自分が思う魅力的な世界に配置すればすべて上手く行く……なんてことはもちろん無く、いわゆる「チェーホフの銃」的な理屈で「不必要な設定」は削った方が物語自体は魅力的になります。
また、世界観自体がストーリーを内包している方が、物語の核もより強く・面白くなります。魔法少女まどか☆マギカ、メイドインアビスなどが好例でしょう。あれは世界観の核となる設定が、メインキャラクターの大目標と密接に関係しています。
その他、例えば設定集にありがちなキャラクターの利き手の情報なんかは(利き手が重要になるミステリでもない限り)不要です。特に小説の場合、「さりげなく見せる」が困難なのでますます邪魔になります。
一方で、上記すべては「他人に共有することを前提とする場合」の話なので、見られることを望まずただ自分の作り出した世界へ純粋に浸るのであれば無用の長物となります。
けれど「見てほしい」という欲求が強いのであれば、世界観を作り込めるだけの熱量をキャラクターやストーリーにも注ぎ込むことで願望の成就に近づけるのではないでしょうか。
月並みな結論ではありますが、的外れでもないはずです。
良き創作ライフを応援しております。
設定厨に小説は向かない?の返信 (No: 7)
投稿日時:
皆さんのコメント拝見しました。
他人に向けて発信するという前提においては、設定を細かく作り込むことは足枷にこそなれ有利に働くことはないんですね…。
コメントありがとうございます。
設定厨に小説は向かない?の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
ちなみに、面白い話なんてほぼ全部、凝りに凝った設定のものになるし、ラ研内で、おすすめ書籍として紹介されている作品とか、ワタシ半分以下くらいしか読んだ事ないけど、どれもこれも凝りに凝った設定よ。
なので、おすすめ書籍群は【凝りに凝った設定を、いかにサラッと説明するか、いかに飽きっぽい読者にインプットするか?のテクニックまみれ】よ。大いに読んで『分からせテクニック』をパクッてやればいいと思うわ。
人気回答!設定厨に小説は向かない?の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
>他人に向けて発信するという前提においては、設定を細かく作り込むことは足枷にこそなれ有利に働くことはないんですね…。
それは人によるよ。
アマチュアの設定厨とは意味が違ってくるけど、えーと、誰だったっけか、サスペンスの作家さんなんだけど、辞書レベルの設定を作りこまないと書けないって言って毎回すげー設定作ってから書くって人もいる。確か本編には出てこないがサブキャラの来歴とか事細かに作らないと気が済まないとか。
なので「細かく作りこむことは足かせになるか」って話で言えば、それは違う。
これは私見だけど、いったん膨大な設定を作りこんで世界観や人物のイメージを固めて、それを全部頭の隅っこに置いといて 今 の執筆に集中できる人は、そういう書き方もあると思う。
でも、言っちゃなんだけど未経験の設定厨ってのは自分が作ったアイディアを出したくてしょうがないから、そういうところでいわゆる「設定厨」と「設定を作りこむ作家」は割と別物だと思うけども。
というか、ゲームみたいにチームで作る場合はスタッフ全員の作品イメージを同じものにしたいからシナリオやプロットの前に設定がっちり作るのはままあるし、設定を作りこむことが悪いわけではなく、設定が先行することが絶対悪というわけでもない。
先に設定を作りこむことで有利に働く部分もあるけど、それは前述したようにチームで作る場合に並列作業ができるというのが一番大きく、一人で作る場合は 作りこんだ設定 があることで有利になることはあるが別に先に作りこむ必要はないから、例えば変な書き方で時系列の違う外伝をいきなり書いたりってときに 作りこんだ設定 があると矛盾を生じにくい。まあ、そのとき必要な設定を作りこめばいいだけだからやはり先に作りこむ必要はないんだけども。
小説は物語を読むものだから、物語が重要で、だから物語を先に作りましょうってだけ。
でも、自分はキャラを作るのが好きでストーリーは割と二の次なんだよなーって人は、その得意なキャラクター作りから小説に仕立てる独自の手段を持たなければならない。
物語が最重要だけど、そのレールではない自分独自の自分の個性を最大限に発揮できる作り方を考えて、物語は二の次でキャラをとにかく押しまくりキャラで盛り上げキャラで落とす。
そういうのは汎用的な従来の創作法では通用しないこともある。
例えば日本のディープなギャグマンガみたいなのは海外の有名な三幕構成とかじゃ面白味を紐解けない場合がある。ショートのホラーとかも理路整然としてないほうが怖いんだから綺麗にまとめちゃダメだし。そういうのにはそういうの専用の思考がある。
そういう意味で「設定厨の自分には合わないのかな?」という問いに再度答えれば、もしかしたらスレ主さんは「従来の創作法には向いてない」ということもあるかもしれない。
好きな事をしようとしてるのに好きな事が足かせになるって、それおかしいからね。
あなたにはあなたの組み立て方がある。かもしれない。
ただ個人的には物語が作れないだけで、物語のために設定を作ってるつもりなんだけどいくら作っても物語が出てこないっていう、割とその道通ったことある人は多い設定症候群ではないかなと思う。
設定厨に小説は向かない?の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
すみません、己の回答を読み返して色々と語弊がありましたので。
>設定を細かく作り込むことは足枷にこそなれ有利に働くことはない
これについては私も反対です。
ただ、設定「だけ」を作り込む場合は足枷になると考えています。書き手のリソースは有限だからです。
世界観設定の作り込みは「十分条件ではないが必要条件ではある」というか、要るのは要るし緻密であるならそれに越したことはないと思っています。
ただし、よっぽどの天才やベテランでもない限り「世界観を過剰なほど作り込みながら、なおかつストーリーやキャラも作り込む」という行為は出来ないという印象です。大抵は工数の多さに途中で力尽きるか、書いている内に過去の設定と矛盾し破綻する可能性が高いものと思われます。
よって、「この世界観を伝えたい、そのためにできるだけ多くの人に読んでほしい」が目的であれば「世界観に割く労力や文章量はある程度抑えて、その分(対外的により看板となりやすい)ストーリーやキャラを作り込む」の方が手段として妥当では、という意図でした。
一方、上で他の方も言及されている通りギャグやホラーなどのフォーマット次第で適当な比率は変化するはずなので、「そもそもストーリーやキャラに割くべきリソース要求が少ない形式」を探すのはアリかもしれません。上の方で出ているシェアードワールド系の舞台などが該当すると思われます。pixivやTwitterで創作企画のホストになるのも選択肢の一つでしょうか(例:pixivファンタジア、ブツメツフツマ等)。
設定厨に小説は向かない?の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
そうすると、設定というのはどこまでも作り込んでよいが、さほど重要ではないので他に手を回した方がよい部分があるということでしょうか。
やはり他人のいわゆる「黒歴史ノート」を欲しがる人がいないように、作り込んだ設定も単独では意味をなさないんですかね。シェアワールドという手もありますが、私自身他人に設定を貸すというのも性格上やりたくないことですし…。
重ね重ねコメントありがとうございます。
設定厨に小説は向かない?の返信の返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
>設定というのはどこまでも作り込んでよいが、さほど重要ではないので他に手を回した方がよい部分があるということでしょうか。
「最初にやること」という意味ではそう。
黒歴史ノートとは言いえて妙で、きついことを正直に言えば、物語を書ききったことの無い人の設定ノートなんてものは中二病の黒歴史ノートと同じで「単独では役に立たない」どころか、そもそも物語の設定として成立してないものが多いんですよ。
私の体験談半分なので誰しもそうだとは言いませんが。
なにしろ、物語を書ききったことが無ければ「自分が物語を書くにはどれくらいの量と質の設定が必要か」がまったくわかってなくて当たり前で、それで作ってる設定ですから。
必要以上に作って複雑になってまとめきれなかったり、必要分が作れてなくて行き当たりばったりだったり、あるいは膨大な設定を作ったくせに必要な核になる設定を作れてなくてそのことを認識すらしてなかったりする。
だから、そもそもそんなものは物語を作るための設定として役に立たない。
強いていうなら事前にイメージを固めるためには役立っているが、しかし、それがために「イメージはあるのに物語が書けない」ってことになる。
>作り込んだ設定も単独では意味をなさないんですかね。
自分に合った形で正しく設定を作れるのであれば事前に詳細な設定を組むことは、その人の創作スタンスとして間違ってるわけではない。
けど、書いた経験が無いあるいは乏しい人にとっては設定とは黒歴史ノートとほぼ同義なので、それは書きなれた人の「事前に詳細な設定を作る」とは意味が違う。
だから、プロのちゃんとした設定なのであれば、例えばスピンオフ作品で別の作者が執筆するとか、シリーズもののゲームでライターが違うとか、複数人のライターで並行作業するとか、「他人が作った設定で物語を作る」ということはプロには出来る。
言っちゃなんだが、そのプロの設定は素人の黒歴史ノートとは違うから。
というか、書きなれてる人に「その作品どんな設定の話?」って聞くと、だいたい「貧乏な主人公と金持ちのヒロインが恋愛するって設定のラブコメだよ」って感じのシンプルな答えが返ってくる。
対して書きなれてない人に「その作品どんな設定の話?」って聞くと、だいたい「主人公は貧乏で両親は他界してて兄弟が多くてバイト掛け持ちしてて、ヒロインは金持ちで親は政界とかにも顔が効いて……」って延々と「設定」を語ってくる。
何度も失礼なこと言っちゃうけど、スレ主さん、後者でしょ。
確かにキャラ設定も舞台設定も「設定」だけど、前者のような「物語の設定」はほとんど作ってないでしょ。
前者はシンプルな回答だけど「主人公とヒロインの身分差ラブコメなんだな」とすぐにわかる。けど後者は延々と設定を聞いた上で「で、結局どんな話なんよ?」ってなる。
後者のようなキャラ設定や舞台設定しか作ってなければ、そりゃ作者としても「これどんな話?」ってなって物語が思い浮かばないのは当たり前。
でも、既存作を読んで読者として目に見える表面的な部分はキャラとか舞台とか相関の設定とかそれらに類するものだから、書きなれてない人は設定のそういう表面的な部分から考えてしまう。
けど、「それはどんな物語なのか」という話の本質を見れば、物語の設定とは「身分差のあるカップルのラブコメ」であって、キャラや舞台の詳細ではないんだよ。
そういう本質つまり物語の核になる部分が抜けてるから、そりゃ書けないし思いつかないのは当たり前なわけだね。
掲示板でのやりとりだけではわからないし私もカンで物を言うから適当だけど、もし思い当たる節があるのなら、黒歴史ノート的な表面上の「設定」は作ってもイメージに役立つくらいで重要ではない(その事前イメージが大事というスタンスの人もいる)ので、他に手をまわしたほうが良いと言えると思う。