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そうすると、設定というのはどこまでも作り込んでよいが、さほど重要ではないので他に手を回した方がよい部分があるということでしょうか。
やはり他人のいわゆる「黒歴史ノート」を欲しがる人がいないように、作り込んだ設定も単独では意味をなさないんですかね。シェアワールドという手もありますが、私自身他人に設定を貸すというのも性格上やりたくないことですし…。
重ね重ねコメントありがとうございます。
設定厨に小説は向かない?の返信の返信の返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 2
>設定というのはどこまでも作り込んでよいが、さほど重要ではないので他に手を回した方がよい部分があるということでしょうか。
「最初にやること」という意味ではそう。
黒歴史ノートとは言いえて妙で、きついことを正直に言えば、物語を書ききったことの無い人の設定ノートなんてものは中二病の黒歴史ノートと同じで「単独では役に立たない」どころか、そもそも物語の設定として成立してないものが多いんですよ。
私の体験談半分なので誰しもそうだとは言いませんが。
なにしろ、物語を書ききったことが無ければ「自分が物語を書くにはどれくらいの量と質の設定が必要か」がまったくわかってなくて当たり前で、それで作ってる設定ですから。
必要以上に作って複雑になってまとめきれなかったり、必要分が作れてなくて行き当たりばったりだったり、あるいは膨大な設定を作ったくせに必要な核になる設定を作れてなくてそのことを認識すらしてなかったりする。
だから、そもそもそんなものは物語を作るための設定として役に立たない。
強いていうなら事前にイメージを固めるためには役立っているが、しかし、それがために「イメージはあるのに物語が書けない」ってことになる。
>作り込んだ設定も単独では意味をなさないんですかね。
自分に合った形で正しく設定を作れるのであれば事前に詳細な設定を組むことは、その人の創作スタンスとして間違ってるわけではない。
けど、書いた経験が無いあるいは乏しい人にとっては設定とは黒歴史ノートとほぼ同義なので、それは書きなれた人の「事前に詳細な設定を作る」とは意味が違う。
だから、プロのちゃんとした設定なのであれば、例えばスピンオフ作品で別の作者が執筆するとか、シリーズもののゲームでライターが違うとか、複数人のライターで並行作業するとか、「他人が作った設定で物語を作る」ということはプロには出来る。
言っちゃなんだが、そのプロの設定は素人の黒歴史ノートとは違うから。
というか、書きなれてる人に「その作品どんな設定の話?」って聞くと、だいたい「貧乏な主人公と金持ちのヒロインが恋愛するって設定のラブコメだよ」って感じのシンプルな答えが返ってくる。
対して書きなれてない人に「その作品どんな設定の話?」って聞くと、だいたい「主人公は貧乏で両親は他界してて兄弟が多くてバイト掛け持ちしてて、ヒロインは金持ちで親は政界とかにも顔が効いて……」って延々と「設定」を語ってくる。
何度も失礼なこと言っちゃうけど、スレ主さん、後者でしょ。
確かにキャラ設定も舞台設定も「設定」だけど、前者のような「物語の設定」はほとんど作ってないでしょ。
前者はシンプルな回答だけど「主人公とヒロインの身分差ラブコメなんだな」とすぐにわかる。けど後者は延々と設定を聞いた上で「で、結局どんな話なんよ?」ってなる。
後者のようなキャラ設定や舞台設定しか作ってなければ、そりゃ作者としても「これどんな話?」ってなって物語が思い浮かばないのは当たり前。
でも、既存作を読んで読者として目に見える表面的な部分はキャラとか舞台とか相関の設定とかそれらに類するものだから、書きなれてない人は設定のそういう表面的な部分から考えてしまう。
けど、「それはどんな物語なのか」という話の本質を見れば、物語の設定とは「身分差のあるカップルのラブコメ」であって、キャラや舞台の詳細ではないんだよ。
そういう本質つまり物語の核になる部分が抜けてるから、そりゃ書けないし思いつかないのは当たり前なわけだね。
掲示板でのやりとりだけではわからないし私もカンで物を言うから適当だけど、もし思い当たる節があるのなら、黒歴史ノート的な表面上の「設定」は作ってもイメージに役立つくらいで重要ではない(その事前イメージが大事というスタンスの人もいる)ので、他に手をまわしたほうが良いと言えると思う。
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