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キャラの無駄話が終わらない。 (No: 1)
スレ主 大野知人 投稿日時:
一度『日常的な会話のシーン』を始めてしまうとキャラが延々駄弁り続けてしまい、何なら後のページで話させようとしていた伏線すらそこで吐き出してしまうのに困っています。
根本的にはプロットの詰めの甘さとか、シーンを整理するのが上手く出来ていないせいだとは思うのですが、小手先の技として『キャラたちの無駄な会話』をスパッと辞めさせる方法があればな、と思って質問させて頂きました。
皆さんのお知恵を拝借できれば幸いです。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 2)
投稿日時:
とりあえずツッコミ役を入れるのが一番早いっぽい
「おいそこ、話の内容がズレてきてんぞ」
「助手くんのストップ入りましたー」
みたいな?大野さんの話、わりにボケっ放なしやツッコミ不在なのが多い印象。
あの何とも言えないグダり感、割と好きやけどね
キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
割り切って『シーンを終わらせる役回りのキャラクター』とか『会話を終わらせるための台詞回し』みたいなのを用意してしまうのは確かに手ですね。
参考になります。
キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 4)
投稿日時:
ストーリーの進行役を決めれば問題ない気もする。
別に駄弁りを続けても面白ければ問題ないんだけど、物語を読んでる以上は話を進めることも大事なわけで、その進行を妨げていると、いくら面白くても問題になってくると思う。
なので、ストーリーの進行の制御ができるようになればいい、その助けになるのが進行役の設定である、って感じ。
イメージ的には任務遂行部隊と指示を出すオペレーターみたいな感じ? 進行が滞ったら助け船を出してくれるキャラ。だいたいどの物語にもいると思う。
行動的な主人公の場合は主人公が兼任することもあるし、メインキャラとがっつり絡まないけど要所要所で出てくる部活の顧問みたいなこともあるし、エピソードごとに変わる依頼人などが担う場合もある。
傾向としては、強制的に制御する突っ込み型、状況を俯瞰で整理して次の展開へ導く賢者型、予測不能な行動で状況をぶっ壊すトリックスター型、このあたりが王道じゃないかな。
どれか一つというわけではなく状況に応じて使い分けるでもいいし、それこそ部活の顧問的に1キャラに頼り切ることでキャラを立てたり不在時の混乱をエピソードにしたりしてもいいし。
これはあくまで「キャラ」ではなく「役」だから、主人公+ヒロインで進行役が成立する形でもいいし、3バカトリオ的なグループでもいいし、あるいはライバルをトリックスターに見立てて大筋の要所ではライバルに場を崩してもらって進行するとかでもいい。
「いま書いてるシーンは何を書ければ良いのか」「次のシーンはどんな展開か」を把握してれば、書くものを書いたらあとはいつでも進行役を出せば良くて、次のシーンに応じた進行役の行動を考えればいい。
と、考え方としてはこんな感じで書いてるかな。
キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
サタンさん、ありがとうございます。
正に仰る通り、『面白いかというとそうでもないしエピソード性もないキャラの雑談が続きがち』なので問題に感じています。
進行役っていうのはより直接的に言えば『狂言回し』という事ですよね? 確かに、動機の弱いキャラたちの精神的成長を描こうとしていたので、結果として物事を能動的に動かせる主要キャラが(動機の面では)少ないのかも知れません。何か手掛かりになりそうで大変助かります。
アクション要素のあるエピソード、ギャグ強めの日常回、推理メインのストーリーでそれぞれ進行役を分けるというのもやり方としては納得できます。自分に御しきれるかは自身が無いですが、手段の一つとしては覚えておきたいです。
自分の状況に対して非常に的確なアドバイスと感じ、とても助かりました。
ありがとうございます。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
狂言回しと言えばそうかもしれんけど、そこまでしっかりした役でもないっていうか。
私が初めて 進行役 の概念を知ったのは、赤松健の漫画ラブひなで巻末の作者コメにて「紺野みつねは話の進行役なので~」って書かれてて、そう言われて読み返すと確かにそのキャラは話題を強制的に物語の正規ルートに乗せる言動が多くて、役者ではなく司会者って感じで、なるほどと思った。
次に、またしても漫画なんだけどエンジェル伝説って漫画で、作者コメントで「アイディアだけの漫画だったけど、黒田清吉が登場したことで形になった。困ったら黒田を出してる」みたいなこと書いてあって、それを知って読んでみると確かにそのキャラが登場したことで物語の方向性が定まってて、以降もごちゃごちゃな展開になっても黒田が出てくると方向性がビシッと定まってるのよね。
で、すぐに進行役を取り入れたわけじゃないけど、書いてるうちに「そういうキャラがいると楽」ってことに気が付いて、ああこれが進行役かと思った感じ。
当時、自分の中では凄い 気付き だったんだけど、知って既存作を読むとだいたいそういうキャラがいるから、もっと早く誰か教えてくれよ!と思ったもんス。
個人的に楽なのは 空気読まないキャラ が扱いやすくてオススメよ。
キャラの会話が長すぎて、どっかで切ったほうが良いなーってときは、特に何も考えず適量かなと思った場所で「話は聞かせてもらった!!」とか「そんなことよりも!」って、不在だったのにいきなり割って入って来ても違和感ないし。ついでに残念キャラなら「わかったわかった、新作ケーキをくれてやるから」とか「買ったばかりのゲームがあるぞ」とか「人気漫画の新刊が」とか言っとけば「わーい!」で簡単に退場させられる。
狂言回しというより、部分部分で物語の進行を制御できるキャラ、って感じ。
キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 5)
投稿日時:
お久しぶりですー。
冗長な部分についてですが、私の場合ですと、書き終わったあとで編集してますよ。
思い切ってカットしたり、重要度の低い描写については説明に直してテンポをよくしたり、
「後のページで話させようとしていた伏線」については、コピーアンドペーストで適切な場所に移動させてます。
書いているときに、キャラの感情の変化、伏線の伝え方など、気にするところが多いと、マルチタスクになるため、私は書きづらいと感じたからです。
あらかじめプロットでそこまできっちりと詰めていたら、多分同時進行ができるのでは?と思いますが、最初からそこまで綿密なプロットを書けないので、上記の方法をとってます。
これからあくまで個人の意見ですので、合わなければ流してくださいね。
キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
ふじたにさん、お久しぶりです。
後から編集するというのは自分もやってはいるんですが、もう少し執筆中にも気をつけようがあると良いなと思っての質問でした。というか、ある意味後から自分で推敲していて気になったのでこの質問に至ったのですが。
ただ、『書いている時に多くを気にし過ぎるとどうにもならないから、後から手を加える前提で作ってしまえ』というのはかなり自分に合っているように感じました。乱暴な翻訳ですみません。
大変参考になるご意見でした。ありがとうございます。
キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 6)
投稿日時:
キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
キャラにどうしようもない手段で切る、というのは大いにアリですね。
というか、多分今まで『ご都合主義』みたいなのを過度に恐れて、非人為的要因をあんま作品に登場させてこなかった自分自身の落ち度も感じます。スタンスではなく無意識にやってたので問題だなぁ。
……というか割とマジで問題の根っこの一端が見えてきた気がするので、ご指摘感謝に堪えません。
コメントありがとうございます。
キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 7)
投稿日時:
お久しぶりです、メアド変わってるんですが大野さんの知っているヘキサです。
私の場合ですが、Web小説であれば一話ごと(2000~5000字)に「話を進めるパート」と「雑談パート」に大きく分けて、前半に話がある程度進行したら後半にわちゃわちゃやるようにしてます。勝手につけた通称ですが「遊び(雑談)は宿題(進行)を終えてから」と自分に言い聞かせてます。こうすると、話が進んでない!ということにはならないです。
まあ、中には前話からの続きで雑談パートが前半に来たこともありますが、その場合はなるべく後半を進行パートとしています。
あと「今じゃなくてもいい話」「もう少し経った頃に種明かししたい話」は、その時ちょっと触れた形跡を残しておいて、ベストタイミングが来た時に「実はあの時に気づいたことだが~」などとやって詳しく話すと、情報を何でもかんでもさらさなければいけない、という先入観から解き放たれます。一種の叙述トリックですかね。この物語のキモだな、と思えた情報はそうやって少しもったいぶって話すことにしています。
何にせよ、文字数を目安にするというのは結構大事なことなので、描写ばかり、会話ばかりに偏りすぎないよう時々文字数カウントしながらやっていくといいんじゃ
なかろうかと思います。んじゃ、執筆応援してます。ではでは
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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キャラの無駄話が終わらない。の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
ヘキサさん、お久しぶりです。
あー。ウェブ小説だと一話の単位が短いからそういう事が出来ますね。
自分は基本的に大賞への投稿前提で考えてたから、そもそも無い考えだったので割と目から鱗です。
十万字前提で書いてしまうと色々勝手が違う事もありますが、なんか色々生かせそうやなぁ。
文字数カウントは常々していたつもりなんですが、目安にする単位を自分の中でもう少し細かく定義してもいいかも。
コメントありがとうございました。
キャラの無駄話が終わらない。の返信 (No: 13)
投稿日時:
私には縁のない悩みですね。
会話でピリッとした雰囲気を作るのって難しいですし、小説は現実より会話劇的に会話で話が進む傾向があることを考えると、会話は極力削ってもちょうどいいぐらいなので。
まず会話が多いなら、主人公の独白のような地の文で置き換えてみてはいかがですか?
話さないと伝わらないことを、登場人物達は会話で知ろうとするわけですよね。
すると、つい口が滑って余計なことを話すということはありえません。
なぜなら、彼らは小説の中の登場人物だからです。小説の中の人物は、たとえば自分が犯人であることを探偵に話したりしません。そんなことをしたら、小説が破綻します。ですので、自分でめちゃくちゃ面白いなー、と思う会話の流れは採用し、重視しつつ、必要ない部分を削るしかないですね。
会話が面白いというのは、書き手の才能を表しているので、むやみに直す必要はないと思います。しかし、登場人物を制御することができないというのは、ちょっとおかしいですね。「不必要なことを書くこと」をやめれば、それでなんとかなるはずなので。