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群像劇 (No: 1)

スレ主 千歳 投稿日時:

「群像劇」という言葉を最近知りました。
色々な人の視点で物語が進む形式という意味らしいんですが、いまいちよく分かりません。
群像劇の形式で書かれたライトノベルというと、どんなものがありますか?作品名を教えてください。

カテゴリー: 文章・描写

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群像劇の返信 (No: 3)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

検索してきた。「ブギーポップは笑わない」「デュラララ!!」「バッカーノ」がそれっぽいです。

・・・・女性からすると、「だからなに?」感が強いジャンルかも?
 なんかミステリーというにも踏み込み弱く、連鎖感があるようで後付け臭いものも多いから、いまいち推理にも徹しきれていないんで、モヤっとするんです・・・・・
「あーそっち行くか―」みたいな。なんか程度の低いピタゴラスイッチみたいな?

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お勧めは黒澤明の「羅生門」こと、原作 芥川龍之介の「藪の中」かな。これ短いし人数少ないなりに群像劇の形しています。ギミックが分かりやすい。

漫画だと「金剛寺さんはめんどくさい」とかも、それっぽい。

あとはゲームの「逆転裁判」、とくに「大逆転裁判1、2」は群像劇出来ていたと思いす。
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あとは・・・・ホラーは群像劇おおいよ。

ギレルモの【永遠のこどもたち】とか韓国映画の【箪笥】とか何気に典型的な群像劇。
 けっこう悲劇的なエンディングを迎えるのですが・・・・皆が関わっていなければ、歯車一つでも欠けていれば防げた悲劇のエピソードで、けっこう驚きの謎解きもの要素もあります。

群像劇の返信の返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 4の返信

投稿日時:

軽く読んでみましたが・・・・・おそらく違うかと。

最終的にそのオチに持っていく可能性はあるので、断定はできませんが、サイド○○とか書く必要があるのは【視点変更】でしかないと思う。
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群像劇は別名グランドホテル方式、ホテルの客たちが互いに無干渉に暮らしているところに、ひと騒動が発生し、互いの心情や都合が連鎖しあって大騒ぎになり、収束するピタゴラスイッチ系を指します。

ある意味オチに持っていくためにめっちゃ遠回りして遠回りしてエンド★という【道のり】を描くものです

上記の作品は、単に復縁するために互いの心情を描写したいから視点変更してるだけな気がする。視点変更はテクニックです。

えっと・・・・・たとえば
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①猫Aがちょうちょを追っかけて爆走。人間を踏み台にして、ちょうちょをゲット

②猫Aの踏み台にされた男Bはその拍子に横を歩いていた友人C(♂)に顔面を打ち付けてしまい、BCほもきす

③「猫Aの飼い主の少女D」が逃げた飼い猫を探していると、クラスメイトBCのホモキスに遭遇。

④実は腐女子だったDはBCを恋人同士、りあるホモだわー!!と思いこみBCの仲を守ろうと黙秘を決意

⑤だが辛抱たまらなくなったDは、腐女子友達のEにそのキス目撃談を話す。一緒に見守ろう。

⑥腐女子Eは、Dに言っていなかったが、じつはBと交際中だった(笑)え私はホモの隠れ蓑!?

が群像劇とかになると思う

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①EBが出会う
②B視点で話が進む
③E視点で②のエピソードを見直す
③E視点で話が進む
④B視点で③を見直す

とかは単なる視点変更。

『幼女戦記』原作版 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

『幼女戦記』の原作小説は典型的な群像劇です。主人公をめぐり、上司・部下・敵、さらには神(存在X)や天使まで登場して、それぞれの勝手な主観と思惑によって同じエピソーソがまったく異なる様相を呈していきます。そういう状況の結果、勘違いが勘違いを読んで一つの大きな歴史が紡がれていくという、そういうストーリー構成なんですね。

こういう物語は、複数視点でなければ書きようがありません。そして、一つ一つの視点にかなり筆を割く方が効果的なので、大長編になりやすいです。短編や短めな長編で多視点を採用している作品もありますが、キャラ同士の認識のギャップによってストーリーが進行する面白さが盛り込まれていない場合は単に多視点というだけで、敢て「群像劇」と呼ぶものではないように思います。

例えば幼女戦記の主人公ターニャ・デグレチャフ(中の人は中年日本人男性ですが)は、過酷な戦争の時代に孤児として転生させられ、他に選択肢がないため軍人の道に進みますが内心では「安全な後方任務での立身出世」を望んで画策します。ところが言動がことごとく誤解され、軍の上層部には優秀な野戦将校とみなされて最前線に送られ、死に物狂いで生き残ろうとする姿が周囲からは恐れを知らない戦争狂のようにみえてしまうんですね。
この主人公がきわめて優秀な軍人になったことには、いくつもの理由があります。
中の人が日本のエリートサラリーマンだったので冷静な判断力はある。
転生した異世界が第二次大戦下のヨーロッパに酷似しているため、現代人の戦史の知識が役立つことが多い。
任務に失敗すれば死に直結する戦場なので全力で成功させるしかない。
神(存在X)の介入で強力な魔導師としての才能を持っている。
などなど。結果的に超チート的な戦果をあげてしまい、戦場の英雄扱いされてますます危険な最前線を東奔西走させられられるハメになります。そういう姿が敵や味方、後の時代に戦史を調べているジャーナリストなどの様々な視点から描かれるという趣向です。

この主人公の魅力は、異なる立場から与えられた数々の異名によって端的に示されています。軍からは戦功と外見的な美しさから「白銀」という称号を与えられますが、あまりに好戦的と畏れる者からは血塗られた「錆銀」、常識人の上官レルゲンからは「幼女の皮をかぶった化け物」、敵からは「ラインの悪魔」(ライン戦線での活躍が名をはせるきっかけになったから)、後世から彼女の実像を追いかけるジャーナリストからは「十一番目の女神」と呼ばれます。
他に。
参謀本部の大物ゼートゥーアには卓抜した戦略眼の持ち主として注目され、部下たちからは畏れられながらもけっこう信頼感を寄せられています。厳しいけれどもそれは過酷な戦場の現実を知り尽くすゆえのこと、根は部下を大切にする立派な指揮官と「誤解」されているんですね(笑
また、名将ロメール将軍は、少数精鋭を指揮した時の主人公を戦機を的確に察知して機敏な行動のできる野戦指揮官として激賞。
ソ連に擬したルーシー連邦の冷酷なナンバー2ロリヤなんてキャラもでてきます。こいつは幼児性愛者で、主人公の姿に「なんと可憐だ」と惚れ込んでしまいます。ロリヤは連邦の魔導師たちを反革命分子として排斥した張本人なのですが、そのため連邦軍の弱体化という結果を招いてしまいます。ところがこのロリヤが主人公を捕虜にして性的に蹂躙したいという欲望にとりつかれてしまい、魔導師や追放した指揮官を復帰させたために連邦軍が強力になってしまったり。

このように群像劇というのは、群像を構成する登場人物群がそれぞれに異なる動機や思い込みによっててんでんばらばらな行動に走り、それらが絡み合って意外な結果に繋がっていくという展開の妙が面白いんです。

なお。
アニメ版の『幼女戦記』も秀作だと思いますが、群像劇としての性格は原作よりは弱いと思います。多視点ではありますが、誤解や思惑のずれからストーリーが作られていくという展開は、少しだけあるものの原作ほどじゃないんですね。
そもそも多視点という手法は小説では難しい側面もあり、一方アニメには向いています。小説は文章だけで表現するので視点の切り替えが多いと読者が付いていけなくなりがちです。対してアニメや映画などの映像メディアは、視覚という強力なツールで表現するためシーンの切り替えが多くても視聴者は混乱しないんですね。そういう強みを活かしてアニメのほぼすべての作品は多視点で、むしろそうでない作品を探す方が難しいです。
アニメ『幼女戦記』もそんな特徴を踏まえた多視点という範疇に留まっています。

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タイトル:群像劇 投稿者: 千歳

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