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ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのか (No: 1)
スレ主 ふわー 投稿日時:
ヒロインの中には主人公を酷く罵倒する人がいます。
ライトノベルを読んでいるとその罵倒を受けている主人公はヒロインの言葉に何も言い返さないことが多いです。
主人公は心の中で悪態をつくのが関の山で、ヒロインの罵倒を聞いて言われっぱなし、最後にはヒロインに従う。
ヒロイン「○○しなさい」
主人公「なんで俺が」
ヒロイン「」ギロリ
主人公「わ、わかったよ」
こういうの大嫌いです。
また、そんなヒロインに限って危機的状況になると主人公を頼ります。
今までの謝罪も何もなくです。
主人公「ちゃんとお願いしますって頼め」
これくらいは言ってほしいです。
現代が舞台の作品に多い印象です。
普通の人間なら罵倒されると何か言い返したくなるのは当たり前のことでライトノベルの主人公は聖人君主のようにヒロインの言葉を受け入れて言われっぱなしです。
私の中ではそんな主人公に違和感と不快感しかありません。
そして主人公はヒロインのために貧乏くじを引く。
引いた結果の不幸をヒロインはケアも何もなし。
不愉快です。
ヒロインが可愛いからすべて許されるというわけではないと思います。
しかし、ヒロインが作品を支えているのは間違いないことです。ヒロインたちが言い負かされて悔しがる様子は不快感を与えるものなのでしょうか。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!人気回答!ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 2)
投稿日時:
たぶん、誤解があるんじゃないかなと思います。
そうした強引なヒロインは、物語の進行役なんですよ。だからどんな状況でも主人公の進行方向を強引に物語の方向へ向けるため、そういう性格をしているわけです。
現代モノに多いのは、面倒事に首を突っ込みたくないのが普通の常識としてあり、無気力な主人公像や受け身で斜に構える主人公像が現代の若者的である、というイメージがあるためでしょう。
そんな主人公を物語へ、つまりトラブルの渦中へ放り込むには、強引に無理やり連れてこられるという形を取るのが楽で自然であるわけです。
そもそもヒロインの性格は、この場合、単なる「役目」なので、そのことにケアなんて考えないでしょう。
言い方はアレだけど、ぶっちゃけそりゃ金村さん個人が気に入らないというだけで、物語には関係ない話。ケアのためにエピソードをいじれば蛇足感が出るし、物語的には重要ではないためです。
ですから、そのケアが重要になる場合、例えば恋愛が絡む場面ではフォローが入ることもままある事だと思いますよ。
そうなると強引な態度からケアやフォローが入る流れでツンデレなヒロインが出来上がり、おそらくツンデレタイプが多いと感じているんじゃないでしょうか。
ヒロイン像は置いといて、こうした物語に出てくる主人公像というのは、基本的に自分からトラブルに首を突っ込んだりしない、そんな行動的なキャラクターではないので、「物語の進行役」がいないと話が進まないしグダグダしてしまうんです。
なので、これが気に入らないのであれば、そもそも主人公像を新たにするのが手っ取り早いでしょう。
しかしながら、基本的に自分からトラブルに首を突っ込むキャラクターは、一般常識的に変です。
普通は面倒事は避けたいですよね。
それは何でも解決できる超人でも同じだし、なんの力もない一般市民でも同じです。
だから「特徴のない高校生」的な主人公の場合、このタイプが多いわけです。
しかしこれはあくまで「基本的には」の話であって、自分から首を突っ込み面倒を抱える主人公像は無いわけではありません。
よくあるのは、「強い個性」「強い信念」などを持ってるキャラクターです。
例えば「両親が殺されて犯人を見つけるためならなんでもする」と考えてる主人公は、「そのヒントになりそうな出来事」であればどんなに面倒に思えても自ら行動することになんの違和感もありません。
例えば「金銭欲が並外れて強い主人公」の場合は「謝礼を出すから、頼む」と言われれば金のためなら何でもします。
こういう主人公像の場合、「進行役」はあまり重要度が高くないので強引なヒロインが出てくる事は少ないです。
王道で言えば、この場合は優秀主人公に遊ばれるヒロイン、みたいなのが多いんじゃないかな。
ラノベでも小説でもないけど、パッと浮かんだタイトルではドラマ「リーガル・ハイ」なんかが代表的ですよね。
ヒロインは主人公に論破されまくるし、ひどい扱いを受ける。
でもこれは「そこが面白い」からOKなわけです。
であるなら、
>ヒロインたちが言い負かされて悔しがる様子は不快感を与えるものなのでしょうか。
不快感を与えるように書けばそうだし、それを面白く書けば面白い。
それを書きたいのなら、「そこが面白い」となるように組み立てる必要がある。
典型的な強引ヒロインに対して、論破して如何にダメヒロインかを訴える主人公。
優秀だけど未熟なヒロインと、業界随一の超天才だけど性格が残念な主人公。
主人公は女性に強く当たるような性格なだけに友達も少なく仕事面でも鼻つまみ者。
どこへ行っても厄介者扱いされるので皮肉が上手くなり、何を言われても言い返し相手を論破する。それが更に悪い噂となって孤立していく。しかし優秀なので仕事は来る。
とまあ、こういうパターンがよくありますね。
ドラマでも漫画でもラノベでも、割とよく見る形だと思います。
最近新刊が出て読み返した漫画「ギャラリーフェイク」なんかもこのパターンだね。
前述したドラマ「リーガル・ハイ」もそうだし、王道パターンですね。
この手の個性的な主人公は何気に難しい部分がある(基本嫌われ者スタートなので理解者を作ってく過程が必要になって、面倒)ので、確かに絶対数は少ない主人公像だと思いますが、
近年は「ヒロインの言いなりになる無個性主人公」も流行りから外れてきてますから、少なくなってきてると思います。
今は「ヒロイン主体」な物語よりも「主人公主体」な物語のがウケやすい傾向にあると思うので、この手の個性的な主人公は狙い目でしょう。
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 3)
投稿日時:
作品によりますね。
現代社会においては、女性の方がそういうキレ方をする人も多い。
・・・・言い訳をするなら、そういうキレ方をされても仕方ない理由が、男側にもあるっちゃあ有る場合があります。
現代ものにおける女性の【○○しなさい】は「課された業務をちゃんとこなしなさい」と「私とデートしなさい」とかがある。
「わたしと仕事、どっちが大事なのよ」問題とかも、言い方をビジネスライクに言い換えたら
【私社と打ち合わせや企画をドタキャンしまくって、あとから来た他企業への接待に回っといたくせに、おまえの会社を90%優遇しろ?・・・・貴社との取り引きを打ち切るぞゴルァ】
という感じに翻訳できます。
個人と会社を一緒くた良くないかもですが、いざ男側がそうやって会社ワーク命な彼女にブッキング食らいまくり、がんばって都合した有給や金を溶かされていたら、「俺だって働きながら頑張って遣り繰りしてんだよ!?」って感じで同じくらいキレると思う。
ドラマの受け売りですが、ドタキャンも業務の機密もお約束な公安モノの女性がそれで彼氏を作っては振られまくっていたwww(たしか刑事も)。
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サタンさんも言っていますが、要は主人公が引き起こすべきトラブル・イベントと敵愾心をヒロインに委託(いたく)しているシチュエーションが多いです。
その騒動を主人公が起こしたら
主人公「○○しろ」
ヒロイン「はぁ!?なんで私が・・・」
主人公「」ギロリ、問答無用でヒロイン殴り倒していた作品も見た
主人公「わかったな?」
ヒロイン「・・・わかったわよ」
になる感じ。主人公へのモヤっとが妙に残るわけだ。
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暴力ヒロインへの反発自体は、ぶっちゃけ共感はできます。
近年は女性から男性へのDVも多いと聞きますし、仕事関係でも、そういうDV系女の性格って同僚女の中では問題になってくる人も多いんですよね。
ハラスメントが普段から多いとか、こっちの都合を考えずメンヘラ行動とりまくって夜中の2時~4時まで『死んでやる電話』とか盗癖さんとか。
同じ女性から見てもサイコパスを疑うレベルの女性ってざらにいます。
こういった女性サイコパスからは女性は逃げるんですが、男性は逆にサイコパス彼女に依存&洗脳されちゃう傾向が高いそうです。
過剰なフェミニズムを搾取するサイコパス女は要注意やで
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他作品(しかもファンタジー)で、ヒロイン候補・・・・と見せかけて、支配地域に異常な女尊男卑の法を敷き、反抗的な男性を女性侮辱罪で逮捕&処刑しまくる女騎士&彼女に守られていた年若い女領主をエネミーとして退治(殺害)する作品は読んだことあります。
なんかコミカル作品だったのに、そのエピソードは妙に後味悪かったです。まじで女領主と女騎士の罪状がえげつなかったのに。
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ちょっと似ているシチュとしては
死神の守護 シリーズ- 【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】ですね。
A君というオバケが見える青年が、死神みたいなヴィジュアルの超強い守護霊つれたC君(オバケ全く見えない)を利用して代理無双をやらかす体験談なのですが・・・・
『真相』でA君の所業が本格的に暴露されるのですが、A君が男というだけで完全に不愉快系トラブル・ヒロインみたいな行動です。
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・一つの対処法として、そもそもヒロインをあまり出さない、いわゆる【ブロマンスもの】を目指すのがいいかもしれません。
中途半端に女性ばっかり減刑して依怙贔屓とかモヤるなら、思い切って出さないスタンスも一手かと。
ヒロインは作者の「男女関係の理想」が反映されるから、そこを意識しないままヒロインだすのは危険かも。
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あとは・・・・最初から胸糞要素がからむ作品づくりにするとか?
ゲームの【呪医 Dr.杜馬丈太郎】とかは依頼人と探偵というスタンスで男女を割り切ったホラー推理ものですが、依頼人がだいたい不愉快な秘密を隠し持っています。
実況動画みてますが、けっこう面白いです。主人公スカしているのに嫌味が無いのも感心ポイント(笑)
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 4)
投稿日時:
直近の作品より、10年ほど前だとか、それ以前にスタートした作品に多いですね。そういうタイプのヒロインも流行だとは思いますし、罵倒ヒロインというのも需要があるんでしょう。
もちろん好き嫌いはあって当然ですので、金村さんの好みもまた当然だと思います。
ただ具体的な作品名はあげていらっしゃいませんので(もちろんそれで結構だと思います)必然的に感想が書きにくくはあります。
以下はおおよそ『こういうことでは?』というのを元にします。
>普通の人間なら罵倒されると何か言い返したくなるのは当たり前のことで
ちょい現実的な話しを交えますが、これ、必ずしもそうではないと思います。
罵倒に対して言い返す、というのは『同じ土俵にあがる』ということです。
主人公側に余裕があった場合、あえて土俵を変えるというのは本人(この場合はヒロイン)が『いずれ気がつく自己の行動を客観視する手助け』にもなります。
兄と妹がいたとしますよね。
この二人の年齢が近い場合、実年齢よりも精神年齢の影響が大きいですが、おおよそ兄妹げんかは同じ土俵で行われます。
妹が兄を罵倒すれば、兄も同じように言い返すという、兄と妹が姉と弟になったりと形を変えますが、日本中の家庭で見られる普通の現象ですね。
ところが、どちらか一方が精神的に成長した時点で、こういった罵倒の応酬は影を潜めます。
一方の精神的成長によって、自然と土俵が変わるわけです。
初めから年齢が離れた兄妹なんかの場合、そもそも兄妹げんかがないというのも、精神年齢が離れているから初めから同じ土俵に立つことがありません。
こういった現象が起こってくるのは、おおざっぱにライトノベル登場人物の年齢でいうと、進学がトリガーのひとつになります。
主人公が高校生で、ヒロインが中学生なんかの関係ですね。
もうひとつあるのは、土俵を変えるというのは、衝突を発生させない方法でもあります。
年齢や性別の関係なく、喧嘩が起きている状態を想像してみてください。
おおよそ同じ土俵で言い合いをするから衝突が生まれます。
『お前が悪い』『いやお前の方が悪い』だとか『言った』『言わない』というような応酬ですね。
この『お前が悪い』に対して冷静に反応する方法もあります。
理性的な口調と内容で、口論の土俵に乗らずに、相手も土俵から降りるように舵をコントロールします。
おおよそこういうやり方は、長年武道をやっている人間が上手です。
誤解を恐れずぶっちゃけたことをいうと、綺麗事をいったところで他人に危害を加える練習をやってますから、暴力的な行為が特別なことではなくなっています。口論ごときでカッカするような衝突ではなくなるわけですね。
なにより口論が発展して最終的に暴力なれば、むしろそっちの方が手っ取り早く、簡単に制圧できるという余裕があるので、土俵に乗る必要がありません。
武道に限らず、一方に余裕がある場合、そもそも口論をする必要があまりありません。『金持ち喧嘩せず』ってのはよく言ったものです。
ということで現実的な話しはこれぐらいにして、小説の話しを。
>ヒロインたちが言い負かされて悔しがる様子は不快感を与えるものなのでしょうか。
ヒロインの吐く暴言が不快ならば、それを言い負かす主人公も危ういように思います。
『読者の予想を裏切り、同時に期待に応える』というのは面白い物語のベースだと思いますので、ここが難しいのではないでしょうか。
『予想は裏切れる』が『期待に応えられるだろうか?』という感じ。
もし(主人公に言い負かされることが)読者の期待に応えることになるならば、それはヒロインではなく、敵役に近くなってしまうように思います。
ここからは金村さんに視点を増やして欲しく、否定的に見えることも書きますが『こういうのも方法じゃないかな?』程度に捉えて頂けると幸いです。
>そして主人公はヒロインのために貧乏くじを引く。
主人公は貧乏くじだと感じていない、とも書けるのではないでしょうか?
相手を大切に思っていれば、損得勘定は発生しませんよね。
特に兄妹なんかだと、主人公が無償で苦労をしょいこむのも解るはなしです。
>引いた結果の不幸をヒロインはケアも何もなし。
ここで『ざまぁみろ!』ってな行動を取るヒロインは、あまりいないのではないでしょうか。
既存作だと、私の知る限りヒロインも(暴言に対して)本心ではない、言い過ぎだと思っている、申し訳なく思っているような描写も適時あるように思います。
ヒロインは『主人公に信頼をよせているからこそ、過度に甘えてしまっている+照れ隠し』というようにも書けるのではないでしょうか?
>ヒロインが可愛いからすべて許されるというわけではないと思います。
小説では可愛かったらすべて許される、というか読者は許してるから暴言を吐くヒロインにもファンがいる。
いや、言い過ぎましたです。
でもですね、この『可愛い』にヒロインの色々な面が内包されているように思いますよ。
小説であっても人格は一枚岩じゃなく、性格の一面が多数合わさっての人間ですよね。言葉にすれば『そういう一面もある(性格)』という様々な顔があります。
パーソナリティを掘り下げて、読者のヒロインに対する理解を深めれば、読者にとってはフィクションであっても一個の人格です。
例えば『誰に対しても優しい』『誰に対しても思いやりがある』『照れ屋』『自己も他人の矜持も大切にする』『正義感が強い』『努力家』『焼きモチ焼き』『人の話を最後まできかない』『思い込みが強い』『ちょい世間知らず』
こういった長所短所があわさった性格をベースにした上で、
主人公はヒロインを『保護欲をかき立てられる対象』『大切にしている』
ヒロインは『主人公に好意を抱いている』『主人公に”だけ”厳しく当たってしまう』
これらを物語を通して丁寧に書けば、ひと言で言えば『可愛いだけ』であっても、読者にとっては微妙に変化するのではないでしょうか。
いずれにせよ金村さんが嫌いなヒロインを書かれるのは困難でしょうし、同時に嫌いだからと視線をそらすのも建設的ではないように思います。
金村さんにとって、『暴言を吐くけれども、それだけじゃない。許せるヒロイン』に新しくチャレンジされるのも良いのではないでしょうか。
ではでは執筆頑張って下さい。
応援いたします。
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 5)
投稿日時:
1.○○が嫌い、だけでは進まないのでは?
きついことから申し上げます。スレ主さんのご質問、○○が嫌い、というものが多すぎないでしょうか。こういうのを書きたい、ではなく、こういうのが嫌だ、ばかり目につきます。かろうじて可愛さについてのご質問等があったりはしますが。
嫌だ、嫌いだと仰るご質問は例えば以下のようなものがありましたね。
・学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない(2018年11月15日)
> 馬鹿だったり、嫌な奴に喧嘩に負けてヒロインに助けられ、取り柄はいざというときの機転と発想「だけ」で私は好きではありません。
> 学園物での主人公が凡人なのは必須条件なのでしょうか。
・ 今の時代のツンデレの可愛さの出し方(2019年02月05日)
> 私は暴力系ヒロインは大嫌いです。
> 一昔前はツンデレを免罪符に主人公に暴力をふるっていましたが、不愉快でした。
・ 主人公の欠点(2019年02月23日)
> 強くてハイスペックな主人公が大好きです。
> だから弱くてダメな主人公は大嫌いです。
そして今回は主人公を罵倒するヒロイン、そのヒロインを受け入れる主人公が嫌だ、不愉快と仰る。
いずれのご質問も、「だけど受けている。だから不安だ」というお気持ちが見て取れます。スレ主さんが嫌いなのに、一部あるいは大勢に受けている/受けていたことに不安を覚えるのは分からなくもありません。ですが、執筆するうえでは無意味です。
まず、「好き/嫌い」と、「受ける/受けない」あるいは「優秀/劣悪」ははっきり区別すべきです。好き嫌いは個人に属する事柄でしかありません。受ける受けないは集団的です。優秀か否かは受けるかどうかを超えた質的、ある意味、客観的な事項です。
受けた作品からは流行の推移を学べばいい。別に好きになる必要はない。優秀な作品からはテクやノウハウを学べないか、研究的に読んでみればいい。それだけのことです。嫌いなものは依然として嫌いでいい。だって、それが個人の個性なんですから。
また、「不評を回避し、人気を得る方法」なんて誰も知りません。コツとしてこう、ということが言われることもある。ですが、そうしてみたつもりでも受けない、読んでもらえないことは多数ある。「これを避ければ大丈夫」「これを入れておけば確実」なんてものはないのです。
スレ主さんはもう1年半ほども、「こうしたくない」と仰い続けています。したくないことを並べ立てても、何も進まないとはお思いになりませんか? 好きなものを好きなように書いてみたらどうでしょうか。具体的な作品があれば、受けたら受けた理由、貶されたら貶された理由、あまり読んでもらえないならその理由等々、具体的なことも質問・回答が可能になってきます。
まずは、スレ主さんが好きなものを、スレ主さんが納得いくように書いてみてください。書く前から読者からの評判、批評、批判を気にする必要はありません。嫌いな作品でも長所を見出すといった研究をするとしても、その後で大丈夫でしょう。
もし既に書き上げておられる、あるいは発表しておられるのなら、「この作品です」とご紹介頂ければと思います。回答する方々ももっと具体的な意見具申ができるはずです。
2.可愛いヒロインがなぜワガママキャラが多い/多かったか
ご質問にも一応の回答を試みておきます。「可愛い」とスレ主さんも仰ってますね。ポイントを突いておられます。
「可愛い」って何だということですが、大きな要素の一つとして「ベビースキーマ」というものがあります。赤ん坊の顔が可愛い、というものです。そこにラノベイラストで多い、いわゆる「アニメ絵の美少女」ということが関係してきます。
「美しい」と形容されることは少ないですよね。「カワイイ」が「Kawaii」として英語などで通用したりしている(cuteが近い)。個人ですが人物画家のA. ルーミスは「女性の顔は14歳頃に骨格的に完成し、大人の目鼻の配置になる」と言っています(久びりの中学校同窓会で、男子の顔は分からない人がいるのに、女子の顔はほぼ全員分かるといった現象で経験する人もいる)。
写実的な似顔絵イラストでは、若々しく描くために目鼻の位置を少し下に寄せることがよく行われます。子供の目鼻の配置に近づけるわけですね。アニメ的なイラストでは多用されます。これが女性の顔の場合だとどうなるか。14歳で大人の顔なんでした。目鼻を下に寄せてさらに年齢を下げると小学生の顔くらいになります。
アニメ的美少女顔は小学生の顔なんです。我々は顔以外の記号(体格、服装等々)から設定年齢を理解しますが、しかし顔は小学生の目鼻配置。自然と、小学生のような振る舞いでも違和感を感じにくくなります。
つまり、主人公は男子高校生、ヒロインは設定は女子高生でも雰囲気的に小学生くらいの印象もある。ワガママでいざとなると何もできない、で違和感ないわけです。
以上はある一面の理由ですが、イラストなども含めた印象で使いやすいヒロインキャラの一つとして、仰るようなヒロイン像も多用される、あるいは多用されていたわけです。
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
コメント欄におじゃまします。
はい( ゚Д゚)ノあるいみ賛成ですが、あるいみ反対。
反対部分としては
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究極的には、自分の思うがままの流行ガン無視オリジナル作品は、つくちゃっていいと思うんです!!
いざ書くだけ書いてみたら、思いのほか人気が出るかもしれません。
【金剛寺さんは面倒くさい】【悪魔狩り】【呪医Dr.杜馬丈太郎】【錆喰いビスコ】など、私はけっこう具体的な作品タイトル書き込ませていただいているつもりですが、私の説明ごときでは良さが全く伝わらなかったであろう作品も多々あります。
・・・・どうせ読んでいないだろうけどね!!オススメほど入手難易度が高いし、高価(たか)いし!!マニアな友人から借りないと、私も読まなかった作品が多いもん。
読まないと分からないもんです。まずは書いてみては?ただし、人気が出にくいのも食いつきが悪いのも覚悟のうえでね。
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賛成の部分としては
そういう意味で金村さんの言いたい状態は、こう読めます
【A,俺の作品に人気が出て欲しい】【α,でも人気が出やすい要素を入れたくない】
A≧αか,a≦Aか、どちらを優先させたいのかは作者の特権ですが・・・・・この発想の場合【作者は格好悪い】です。
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その心情を主人公に当てはめると
【我が儘に振舞いたいけれど、人からは好かれたい。】
【嫌われたくない、でも相手に媚び売るのは嫌】
こんな主人公は男前とは言えないと思います。ハード・ボイルド(固ゆで)ならぬハーフ・ボイルド(半熟)やね。
その、煮え切らないグジュグジュ感は、共感できる要素なんですけれど。グジュグジュ主人公は嫌なんですよねぇ・・・・。
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アホな作者の作る天才キャラは、『天才っぽいアホキャラ』にしかなれません。だって賢さの使い方がわかんないもん。賢さ演出の仕方が分からないんです。
格好悪い作者のつくる男前キャラは、男前えんしゅつを履き違えた、残念なハンサムになる可能性が高いっす。気を付けてー
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
しまった、読み落としていた(-_-;)
>>まずは、スレ主さんが好きなものを、スレ主さんが納得いくように書いてみてください。書く前から読者からの評判、批評、批判を気にする必要はありません。嫌いな作品でも長所を見出すといった研究をするとしても、その後で大丈夫でしょう。
そこ賛成ですスイマセン
ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 6)
投稿日時:
人気回答!ヒロインもしくは今後ヒロインになる予定の女性言い返す、反論するのはいけないことなのかの返信 (No: 9)
投稿日時:
ぶっちゃけた話をすると、なんで性格の悪い女に優しくするのかなんて"下心があるから"以外ないでしょう(暴論)。
ただ大半のラノベでは、主人公自身が心理描写で露骨に下心を出してくると読者に引かれるのでそこは見えないようになっている。その結果、表面だけ読めば"何でかわからないけど美少女にやたら甘い主人公"に見えるわけ。
いや、でもさ、客観的に考えて男が"美少女にやたら甘い"理由なんて一つしかないよね? そのくらい考えればわかるでしょう。
そのうえで、じゃあなんでヒロインは性格が悪いのか? といえば、それは主人公(と、それに感情移入している読者)に劣等感を抱かせないためです。
ヒロインがよくできた女すぎて眩しくてつらい! という物語よりは、何かしらポンコツなところがあって安心して内心バカにできる方が読んでいる方もプライドが保てて気持ちいいでしょ。
ヒロインの性格が適度に悪いおかげで読者はラッキースケベ的な展開にも罪悪感を抱くことがないし、『そんなヒロインに限って危機的状況になると主人公を頼ります。』というのも愚かゆえに主人公に依存するしかないヒロインをみて優越感を感じられるポイントです。
>ヒロインが可愛いからすべて許されるというわけではないと思います。
だからこれは様相が逆で、ヒロインのわがままを許してあげることによって、主人公が読者に対して"ポイント稼ぎしている"と読むべき。むしろそのために幼稚で情緒不安定なヒロインが要請されているわけです。