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脱・ありきたり (No: 1)

スレ主 サンネン 投稿日時:

僕はさまざまな短編を書いてきたつもりですが、どうもありきたりなストーリーだと評価されがちです。
例えるならなんだろうな、漫画にしたら「尊い」けど小説にしたら「つまらない」と評価されてしまうんだと思います。

プロの作家さんの短編などを読んでいると、確かに自分には独創性というものが欠けているように思えます。読者はありきたりな文ではなく、もっとエンターテイメントに長けた作品話読みたいんだよと、批評サイトで書き込まれた時に、僕はどうすればいいんだろうと悩んでしまいました。

どうすればいいんでしょうか。
思い切って、自分ではナシだと思うとんでもストーリーを書けば良いのでしょうか?それとも、今の通り手堅いストーリーを書けば良いのでしょうか。

P.S. 教科書代わりの作品があれば教えてください。

カテゴリー: ストーリー

この質問に返信する!

脱・ありきたりの返信 (No: 2)

投稿者 壱番合戦 仁 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

 手塚治虫先生の「漫画記号論」や、「ロシア構成主義」などを学ばれるとよろしいかと思います。

 曰く、キャラクターや物語の独創性というのは、『すでにある要素と要素の《新しい》組み合わせ』から生まれるものだそうです。

 ためしに、十二種類の動物と十二種類の体の部位をマトリクス表にしてみてください。次に、サイコロを二つ用意しましょう。二回転がして、出た目の合計数に該当する項目を二回ランダムで選出し、体の項目と動物の項目が交わるマスを見つけたら、そのマスの設定に従って何か試しにキャラクターを作ってみてください。

 たとえばあるひとは、犬の項目と尻の項目が出て、『ケツに犬の上半身がくっついた悪魔』を作りました。また、ほかにも、足と犬の項目が出て『足のない少女と前足のない犬が合体した犬足怪盗少女』を作りました。

 こんな風に、キャラクターの独創性というのはこのようにして作られます。
 同じく、物語の独創性も、ランダム生成によって作ることができます。
 いくつか抽象的な単語(創造とか調和とか)を書いたカードを三十数枚~五十枚くらい用意して、『序盤』・『中盤』・『終盤』の性質を表す置き場と、主人公の性質を表す『主体』とキーパーソンとなる脇役の性質を表す『客体』の置き場に、それぞれカードを置いてください。伏せたカードをすべて開いたら、その配置が示す内容通りにキャラクターと物語を作ってください。

 この訓練に慣れてくると、物語を作るのが楽になります。

 アンテナを高くするのも効果的ですよ。
 多くの人が関心を持ちそうなのに、なかなか知らない事なんて、世の中にはごまんとあります。そういったものが小説家の飯の種なのです。
 いいですか。ビートたけしも、『妄想は飯のタネ』と言っています。
 僕の持論ですが、おもしろい作品というのは、「妄想と珍しいネタの半々でできている」と言えると思います。

 >>P.S. 教科書代わりの作品があれば教えてください。
 大塚英志の『キャラクターメーカー』と『ストーリーメーカー』、『物語の体操』や『キャラクター小説の作り方』を参照してください。どれもスゴイですよ。図書館でも借りられるはずなのでぜひどうぞ。

脱・ありきたりの返信の返信 (No: 4)

スレ主 サンネン : 0 No: 2の返信

投稿日時:

コメントありがとうございます。
僕はあまりファンタジーを好まないので合成動物は書けませんが、その訓練における動物要素を趣味に変えたら面白いかなと思いました。性格にしても面白いかなって。

参考になりました。ありがとうございます。

脱・ありきたりの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

「短編」というのが原因ではないかと思います。
私は小説の練習にあたって短編や掌編をたくさん書くのが良いと言う派なんですが、それはあくまで「物語を書くこと」を学ぶためであって、その出来、面白さには注目していません。
で、それは何故かというと。
短編って難しいんですよ。いや、難しいというかなんというか、「ネタ」が命の一発勝負なトコがあるんです。
奇策や邪道が映えるので、奇抜なネタで勝負するのが短編・掌編なんです。
例えばそれは本編の主人公視点に対して「ヒロイン視点のサイドストーリー」的なものでも同じで、ずっと長いことヒロイン視点なんてやってもしょうがないし、短く短編でサッと書いてサッと落として終わるのが良い。
逆に、短編で「本編と同じく主人公視点のネタ」をやっても、これもしょうがない。それ短編にする必要ある? って話で本編に混ぜればよかった話。外伝とか幕間とか本編から外れるネタならともかく。

そんなわけで、奇策や邪道と言ってもそんな大それたモノを想定してるわけじゃないんですが、とにかく趣向の違うものが向いてるのが短編なわけです。
つまり、短編で王道をやっても何も面白くないわけです。
短編で王道を書く場合は、設定自体に興味を引くものを用意しなければなりません。
例えばWebで言うと、「異世界居酒屋のぶ」とかですかね。
これは短編集で内容自体も凝ったものはない普通の人間ドラマなので、ぶっちゃけストーリーだけで考えるとあんま面白くないです。
「客として不機嫌な少女が来る→無理難題を言う→あっさり応えて注文の料理を出す→少女の不機嫌がなおる」とかで終わりなんで。
でも、前提の設定にある「異世界で日本風の居酒屋を経営してる主人公」というネタが、ストーリーとまったく関係ないんだけど作品自体に興味を持たせてくれる。
これは短編集の例ですが、基本的に短編は奇策や尖ったネタが必要で、目を引く設定も展開もない王道なだけの短編は ありきたり 以前の問題です。

でも、ここで短編ではなく短編集の例を出したのは、もう一度その特徴を見てもらいたいのですが、ようするに「異世界で日本風の居酒屋を経営してる主人公」という尖ったネタがなければ、大したこと無い物語しかやってない、言い換えると、スレ主さんが「つまらない」と評価されたような内容しか書かれていない、ということです。
「短編」だとネタ自体に尖ったアイディアが必要で、奇抜な物語を書かないと注目されにくいですが、「短編集」だと、その短編のバックグラウンドに尖った設定を置けるので、たぶんこういう書き方が向いてるんじゃないかと思います。
短編はあまり大きな事が出来ないので、盛り上げるには奇策を用いるのが適切なんですが、短編集だと回数を重ねられるので一遍自体はホント大したことやってない物語が多いです。
そして、なろう系をはじめ、Web小説は長編と言いつつ、掌編や短編サイズの一話で続ける短編集が多いので、そしてぶっちゃけアマチュアなのでストーリーに凝るほど腕もないので、物語自体は大したこと書いてない場合が多いです。
でも、何故か面白くて読んでしまう。という小説を探して、中身を分解して調べてみると良いのではないでしょうか。

「ありきたり」というのは「よくある話・王道な話」が書けるということです。
「それが書ける」という事実をまず自覚したほうが良いでしょう。
短編集の場合、バックグラウンドに魅力的な設定一つあれば、一気に面白い作品を書くことも可能ではないでしょうか。

脱・ありきたりの返信の返信 (No: 5)

スレ主 サンネン : 1 No: 3の返信

投稿日時:

ありがとうございます。

ここでいう短編とは4000字以下なのですが、やはりそうなのでじゃうか。でも、長編にしたところで飽きられてしまうと自分でも思っています。
普通の恋愛がテーマにしても、三秋縋の三日間の幸福のような設定もありませんし、ただただ普通の恋なんですよね。

なるべく、少しは奇抜な設定を加えてみることにします。ありがとうございました。

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脱・ありきたりの返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

大塚英志の「ストーリーの体操」の序盤、「タロットカードで100作作成」かな。

目指すところはどこですか?星新一みたいなショート・ショート屋?長編への導入?まざしたいコンセプトによるかと。

100作は壱番さんの意見と同じ。コンセプトうんぬんはサタンさんと同じっす。
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うーん・・・対象年齢と対象性別、ジャンルはなにですか?

「尊い」という言葉はドリーム小説や腐向けみたいな全体的に女性オタク向けみたいなニュアンスを感じました。
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・・・・・・ちょっとアレですが、男性向けは何気にワンパターンこそ好かれます。

いわゆる「チートでハーレムひゃっはー」系。それ系をもっと読みたい欲しい男が「本を開く人種」だからです。

女性はバリエーションを欲しがる系。
同じようなスカートでもここが違う、これが違うと「差分コンプリート」をしたがる人が本を開く。

=====================-
男と女、主にどちらに物語を提供したいかで変わります。

男への作品は、まさに奇想こそがカギになります。【チートでハーレム俺つえー】は守りつつ奇想を込める。

最近書籍化したらしい作家さんの作品では、強敵の名称と主人公の能力は中華系。世界観は中世ヨーロッパ系。
ドラゴンやオークを倒しつつ、麒麟(きりん)や饕餮(とうてつ)を召喚し、月の女神である嫦娥(じょうが)と契約を交わし、神通力を得てハーレム作るみたいな。西遊記インスパイアがあちこちに挿入されてました。異文化つええ系やね。

これ系は作家さんを凹ませて断筆させた経験あるねんけど・・・orz。
正直アイデアや発想はいいけど・・・・・ストーリー展開が悪い意味でマンネリだったり、ハーレム勢がありがちすぎるほうが危険だしNGっす。
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「俺つええ」演出のバリエーション。
敵のバリエーション、
チート演出の格好良さ、
ハーレム要員の演出力
これらの「ありきたりさ」を上手く演出する事こそが奇想以上の肝(きも)です。

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女性向けだと『婚約破棄をお題に10作』とか『両片思いをお題に20作とか、似たシチュで大量に書く方がいいかと思います。

お題は同じだから、他の部分を変えてバリエーションを作らねばならない。
男と違い私すげー。逆ハー、チートなんかは削ったっていいし、何ならバッドエンドだってありです。

同じ騒動に同じリアクションばかりだと飽きられるから、違うリアクションをさせるために心理や背景を掘らねばならないのが面倒ポイントかな。
この【心理】や【背景】に「ありきたりでない」ものが必要になります。

脱・ありきたりの返信の返信 (No: 7)

スレ主 サンネン : 1 No: 6の返信

投稿日時:

コメントありがとうございます。

僕が良く書くジャンルは恋愛・青春SF・青春ミステリーです。ここでいう青春要素は高校生と捉えてもらって大丈夫です。

尊いというのは、つまりヒロインが可愛い他に設定がないことを意味します。口が悪くなりますが、ツイッターなどに投稿されている漫画は中身が薄く登場人物が魅力的というイメージです。つまり、そういうことです。

目指しているのは長編です。乙一さんのような短編作家を目指している(多大な影響を受けた)わけではなく、しっかり単行本として出版できるような分量を目指しております。

脱・ありきたりの返信の返信の返信 (No: 8)

投稿者 読むせん : 0 No: 7の返信

投稿日時:

「尊い」はそっちかー。「ヒロインが可愛い他に設定がない」は裏を返せばそれだけ恋や異性に興味を持ちたい層の拡大を思います。
恋に恋したり、もっと淡く幼い感情を馬鹿にするんではなく、大事に、やさしく描く。「綿の国星」みたいな少女漫画てきな感性ですよね。最近のブーム。

ああゆう淡いものを無味と感じる感覚かなー?・・・ある意味難点ですね。
======================
えっと?乙一は嫌い作家でディス・リスペクト的な引き合い?乙一さんとか似た作風の短編屋だと演劇畑の人がそれなんですが・・・・演劇は嫌で?えっと???好きなの?

乙一好きなら【中島らも】とか押しとくよ?
演劇畑の人で、リリパット・アーミーの脚本書いたりしている人。【人体模型の夜】とかは短編集として、おススメ。この方の長編は・・・・書けないあまりにアル中になったレベルだってエッセイで自白していたわ。【ダガラの豚】が唯一の長編。
 エッセイ含む文章はめっっちゃぶっ飛んでいますよ。リリパはYouTubeでも何本か観賞できるし、読むと感性はやや爆散すると思う。
===============

恋愛・青春SF・青春ミステリーは地雷案件ですね!!!もう地雷!!なろう小説より地雷!!ありきたりの地雷原!!んなもん無理です無理!少なくとも私は絶対無理!!(笑)

ある意味、挑戦ジャンルが地獄だから【ありきたり】になっていると思います。

①青春ミステリーは現代社会設定か、良くて近未来でなければならない。さもないとミステリーの定義が死ぬ!!
②青春SFは学校内に関係したエピソードを求められる。そうじゃないと青春っぽくないんだよクソが!!
③恋愛青春ものは主要キャラが10代前後でなければならない。じゃないと不倫とか援助交際っぽくなってまうやん!!

地雷トライアングルです。

男性向け「俺つえーチートハーレム」だと主人公の年齢と職業が限定されてしまいます。
兼学生にしかならん。そうなると物語も学校に関するものになる。ミステリーやSFまでいくと【ファンタジー学園】は死亡だ。

女性向け「両片思い」も主人公を学生にしないとキツイ。教師とかにするとロリコン、ショタコンに悩む変態系になるし、それは青春っていえるんか?社会人向けになっちゃう。

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SFも恋愛もミステリーも自由度が高いんだけど・・・・青春はもうほんと狭くしちゃうの。制限がきつい。

乙一作品にも青春を追加すると一気に作品制限かかるよ。ダークとか家族とかジュブナイル系のが多いから半分くらい締め出しだと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
さっき押した【中島らも】も学生主人公なんて一人くらいしかいないの、いても大学生だね。学生縛りしたらそりゃ「ありきたり」になりますよ。

なにか縛りを解いては?

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信 (No: 9)

スレ主 サンネン : 1 No: 8の返信

投稿日時:

ありがとうございます。

文字の書き方が悪かったでしょうか。乙一さんには多大なる影響を受けていますが、彼のように短編作家になろうとは思っていないということです。僕が知っている短編作家は乙一しかいないので。
失礼しました。

なんとなく、舐められている感じがしますが、気にしないようにします。青春ミステリー、恋愛、青春SFは地雷なんですね。でも、僕は立ち向かおうと思います。それしか書けないので。
読むせんさんはなんとなくですが、僕の思っている語と意味が違う気がしましたので補足しますと、ここでいう青春ミステリーとは人の死なないミステリーのことです。学校で起きたちょっとした謎を解くというストーリーです。これをつまらないと思うのであれば、感性が違うのだと思います。ミステリー好きからすると物足りないですから。
恋愛はそのままの意味で。ただただ恋愛をしますがラブコメ要素は低いです。
青春SFも軽めのやつです。同じ日に同じ夢を大人数でみるといった感じですね。

大人の主人公でも書けるには書けるのですが、あまり書いていて楽しくなかったです。僕が現役高校生というのもあるのでしょうね。まだ心も子供のようです。失礼しました。また返信ください。

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信の返信 (No: 10)

投稿者 読むせん : 1 No: 9の返信

投稿日時:

不快に感じたらすいません。個人的には【オッシャー!!謎が解けた!!】くらいのノリでした。

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前提条件
①筆者は読者に「どうも【ありきたり】だ」と指摘された経験がある
②筆者は複数の短編小説を執筆している
③プロ作家の短編と比較して、自作がありきたりだと自覚している
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、よくあるパターンは

1、筆者に固執しているストーリーラインや要素があり、「ありきたり」の自覚がありながら、そこを変えようと思っていない人。 です。

 長編書きやデビューできない漫画家志望パターンで、同じものを作り続けることで安心している偏執的傾向があります。新しいものを作る気がないんです。
 特徴としては・・・あまり本を読まない(新しい情報を入れたくない)読者の意見に傷つくが聞かない(別の意見とかいらない、貴様はただ俺を称賛せよ)他の作家や作家志願をやたらディス・リスペクトする(プライドを守るために全てを下げたい)・・・とかですね。

 筆者さんの回答者の応対と前提①と③を見る限り、このタイプではなさそう。

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2、作者さんがあまり小説を書いたことがなく、手習いのようなノリで書いている。

長編小説をエターナル未完にさせちゃう傾向の人に多い。書いている内容自体が有名作品の無自覚パロディーで、セリフや設定が有名作のコピー&ペーストも多い。
 有名作を無自覚でパクっているから無自覚に「ありきたり」。手本作品がまだ完結していないから、エンディングのネタがない。やたら壮大な話を書きたがるが、書ききる体力はない。未完の超長編が乱立する傾向

これまた筆者さんに該当しなそう。嘘をついている可能性もあるが、②前提を信じるなら「さまざまな短編」というくらいなので、3~5本以上を完結まで書ききっている。

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3、意見をくれた読者が異常者。

これはけっこう考えた部分。作者を支配し、自分の好みの作品を代わりに書かせようと画策するやつ。
 いわゆる「ミザリー」ね。作者が気弱で流されやすいタイプだと、読者に洗脳されて自分の作品をゴミだとか思い始めちゃうの。

これはまだ未確定。置いとく。
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4、まじで筆者の作品が「ありきたり」

これって②に合致しにくいから可能性ひくい。短編ってそれなりに個体差を出しちゃうものですから。

 投稿作だと被るものが出やすいですが、同じ内容の短編を同一作者が書くなら被らないようにするやん。「他の作者も同じ内容の短編書いていたよ?」とかならともかく「あなたの作品(複数形?)、どれも同じような(ありきたりな)感じだね?」ってわざわざ指摘しないですよ。

言うとしたら「少女漫画みたいな話、好きなんだね(笑)」とか「おまえの作品、和ホラーばっかだなww」とか。指摘にジャンルや傾向の指摘がありそうなのに・・・。

超長編のエターナル系は、似たシナリオになって似た部分で行き詰って書けなくなる。【打ち切られ漫画のシナリオ・ライン】みたいな道筋のはあるけれど・・・・短編でそれを指摘されるのって、けっこう異常だと思う。

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4.5、挑戦ジャンルが悪い

私は短編が好きな方なので、書籍もアンソロジー系、「小説家になろう」なんかでもジャンルごとの短編ばかり読んだりしますが・・・・恋愛カテゴリの短編はスタンプ級に量産されていますが、ファンタジー系短編はどれも趣向を凝らしたものが多いです。

が、「婚約破棄ネタで短編100本勝負」とかやっている恋愛系作者もいて、同じキャラクター名と配役を使いまわしながら60本くらい書いている人もいるんですよ・・・・ミステリーにしたりキャット・ファイト系にしたり、急にレズものにしたりと・・・・。俳優やく3人程度の「ありきたり」でもこれくらいバリエーション書けるし、同じ作者だからネタ被りに気を付けるんです。

これもなんか合わない
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5、比較対象のプロ作家のレベルが高すぎる

乙一は・・・・うんレベル高めだとは思う。
 ただ乙一は全体的に演劇系のネタが多めなので、下手なラノベなんかより考え付きそうな「ありがち」寄りだとも思うねん。夢枕獏とか筒井康隆、星新一ほどもぶっ飛んでもない。

三谷幸喜とか中島らもとか・・・・実写化するのにCGとかアニメじゃなく日本や舞台劇でも十分再現が可能なレベルなんですよね。

なんかこれも合致しない

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で、今回は4、4.5、が正解っぽい。すっきり。

たとえ話で申し訳ないですが100人に「学校の怪談を100作ほど創作してくれ」みたいなノリですね。
 校内に井戸があって、そこから貞子が・・・もともと呪怨屋敷の跡地に建てた学校で・・・・とかのコラボもできますが、しょせん学校だから100人のつくった10000作は「どれも似たような感じじゃねーか」ってなると思う。

さらに猟奇縛りもしている。残酷な青春は無しで、学校内で日常ミステリや恋愛なんて①キャスト縛り②R指定縛り③シチュエーション縛りの三重苦+三重苦。

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日常ミステリで個人的に好きなのは高校生いがい・・・小~中学生とか大学生くらいですね。

なんか高校生って一番「ほかの年代に興味がない」年代な気がするんです。小学生は赤ん坊、中学生はガキ。大学生はチャラい、社会人は社畜みたいな?行動範囲のわりに、なまじ大人なせいで他のコミュニティーと関係を築きにくい閉塞感がある気がする。

近年はオタのオフ会とかも増えてきたけれど・・・・・異文化や意外な発想の転換こそが日常ミステリなのに異文化に一番関心ないのが高校生って感じ。偏見ですけどね。

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 13)

スレ主 サンネン : 1 No: 10の返信

投稿日時:

ありがとうございます。
今読んだ限り、僕は1,2,4だと思いました。

僕はあまり本を読みません。全くと言うわけではないのですが、自信を持ってよく本を読むとは言い難いです。でも、新しい情報を入れたくないと言うわけではないです。そのくせ、描くジャンルは同じなんですよね。ディス・リスペクトもしませんね。どちらかといえば完成が一般人なので、よく影響を受けます。ミーハーですね。ですが、プライドはある方です。プロやかなり上手い方は素直に意見を受けます。それか、アドバイスの書き方が丁寧な人の意見もそうですね。ですが、作品を読んでない人からのアドバイスの中で書き方が上から目線or丁寧ではない人の意見は流しがちです。これに原因があるのでしょうか。

小説を書いた量に関しては、短編は書くけど長編はやる気がなくなってしまいがちなんです。つまりエタルってやつですね。まさに、書ききる体力がないです。短編といっても4000文字以下なので、体力は持ちます。
ストーリーが読めてしまうのがありきたりという意味として受け取ってくれたらよかったですが、よろしいでしょうか。再確認です。だから、つま「伏線回収とかが読めすぎるんですよね。ジャンルは前に述べた通りですが、やはりありきたりですね。設定や世界観が変わっていれば展開を読まれませんから。

結論としては、僕は変化が苦手か怖いんだと思います。それか、書きたいジャンルが固定されている。そう言うことですね。
ありがとうございました。

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 16)

投稿者 読むせん : 0 No: 13の返信

投稿日時:

参考になりました。あとは「変化の定義をどこにするか?」ですね。どこを変えずにどこを変えるか?
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はいせんせい、何を尋ねられているか、よくわかんない(';')ノWHAT?

えっと・・・・【ストーリが読めてしまうのがありきたり】?んーとね・・・

そうだ、筆者さんの設定を盗作して一発「でっちあげる」わ!!わたし設定パクるの得意分野!!
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【同じ日に同じ夢を大人数でみる】前提

①日にちに意味があるか?
②人数に意味はあるか
③夢の内容は?
④眠る時間は?
⑤法則性はあるの?
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1、主人公はナルコプレシー・・・突発性の睡眠発作みたいなものを患(わずら)っている。それに苦しんでいた主人公は相談サイトみたいなもので自分と似た症状に苦しむ人と出会い、ネット越しに交流を持つようになる。

交流を持つうちに、彼らの寝落ちタイミングが自分と「全く同じ」であることに気づく。そのことを指摘すると場は盛り上がり、さらに入眠時に見る夢とも幻覚ともわからない部分まで「全く同じ」だと分かってくる

交流サイトの何人かは「これは何者かに選ばれた証に違いない」と盛り上がり、何人かは「この夢の意味を正確にくみ取れたら、ナルコプレシーが治るかもしれない」と希望にすがる

サイトの人々は、ナルコプレシーのせいで皆が皆、現世の居場所を失いつつある。サイト内が盛り上がるにつれ皆のナルコプレシーは悪化し、主人公もまた学校や家での居場所を失ってゆく。もう自分にはナルコプレシーに誘(いざな)われた夢の世界にしか生きられる場所は無いのかもしれない。

そして・・・オチは決めてないや☆彡\(^o^)/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①夢の世界こそが現実で、トンネルとかの崩落事故に巻き込まれた人々が仮死状態で見ていた夢だったオチ(ほとんどが救助されるといいと思う)

②夢の世界に行きた過ぎて、主人公含むナルコプレシー達が同時にでたらめな場所で自殺するのもいい(こんどは目撃者がナルコプレシーを発症するの)

③夢の謎を解き・・・・せやな。ナルコプレシーになった人が全員一人の少女の臓器や血液を輸血&移植経験があったことが分かり、少女の不遇な生活と彼女の最後の願いをかなえるべく奔走する(最後はオフ会で少女の墓参りする)

④ナルコプレシー達の1人が
「この夢は一つの完璧な夢だったものが、バラバラになって皆に入り込んでしまったに違いない」
「雪の女王の悪意の鏡の破片のように」
「サイト内の全てのナルコプレシーを殺して夢の破片を揃え夢を元通りに復元させたい」
という考えに取りつかれ、連続殺害事件に発展&夢の中での命がけ鬼ごっこになる。(その場合、夢は共有しながら別個に存在できる「ネトゲ仕様の夢」になる)

⑤実は「全く同じ」タイミングと夢だと思い込んでいたが、実際は微妙にずれていたり、あるいは主人公のナルコプレシーを知る知り合いが悪意あるジョークから仕込んだ【やらせ】だった。
だが影響を受けた他のナルコプレシー達もだんだん発作や夢の内容がシンクロしていってしまい、どんどん他の非ナルコプレシーだった人々の日常まで侵食していってしまい、ナルコプレシkVS非ナルコプレシーみたいなディストピア世界になり果てていく。(このディストピアこそ夢の世界だったオチ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とかのどれかにしようかな?どれも「いかにもありそうな」ラインナップでしょう?(笑)

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お次は

2、主人公はいじめられっ子てきなポジション。ある日いじめの一環として・・・親友に裏切られ、呪われた廃屋?みたいな場所に一人で閉じ込められてしまう。

いざ閉じめられてしまった主人公は、「親友にいじめられるくらいなら奥に行ってくれるわ!!」という気概で廃屋の内部を探索するうちに、室内の一つにびっくりするほど快適で清潔な「一部屋」と、その部屋の「鍵」を見つける。

主人公はいじめから逃れるために、一室に鍵をかけ、廃墟のその一室をセーフルーム代わりに使うようになる。

主人公は親が帰るまでの時間をセーフルームで過ごすうち、この部屋で眠ると奇妙な夢を見ることに気づく。夢の中では、この廃墟がちゃんと屋敷として機能している状態で、しかも屋敷内にはけっこうな人数がいる。

老いた婦人や、やんちゃな短パン小僧。何度も出会ううちに彼らと交流を持つうちに、どうも彼らもまたこの屋敷に暮らしていたり侵入してきた者であること、「鍵」を持っている事が判明する。

主人公には良くは分からない。だがたぶん、この屋敷の中の時間は過去や未来がバラバラになっているらしく、過去や将来にこの屋敷の部屋の「鍵」を保有したり、この屋敷に宿泊したものは「夢の中のお屋敷」招かれるのだろう。

主人公はこの「屋敷」のゲスト達と、「夢」と「鍵」を通じて奇妙な交流会に参加することとなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これまたオチは決めていない。

①ゲストの中にゲートル巻いた兵隊さん入れて戦争の悲しみ伝えるのもいいし、交流からイジメ脱出の勇気と知恵をもらっていい。

②未来か過去?に虐待を受け助けを求める幼女を皆で頑張って救助しようと奔走してもいい(で、その子が他dしい時間軸に戻り、主人公の彼女になる。登場人物のクソガキの一人が二人の子供オチ)

③なんなら未来を聞き出せてしまえるようになった主人公が競馬とかに溺れ、未来を持ち崩していってもいいし、

④夢の屋敷とゲスト達が悪霊化して主人公を引きずり込むべく牙をむいてもいい。

⑤屋敷そのものが解体されそうになるのを妨害するべく、奮闘してもいい

ほら、ありきたり。
==================================
1、2、の⑤パターン・エンドの全10通り。どれもありがちですが、別に伏線も何もないでしょう?それでも読んでりゃあ、そこそこ楽しめる展開を狙ったつもり。

これで返答としては・・・どう?合ってる?

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 17)

スレ主 サンネン : 0 No: 16の返信

投稿日時:

コメントありがとうございます。

確かにそうですね!
壮大な伏線とかはないですが、その説明を聞くだけでもう面白いです。
個人的には1-1が好みかな。
参考にします。どの作品にも、パターンが必要なのですね。

脱・ありきたりの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 19)

投稿者 読むせん : 0 No: 17の返信

投稿日時:

パターンもですが、いらない規制はぶっちぎる方がいいってのもあります。
10個とも学校や学生要素がわりと薄いでしょう?

④同じタイミングで眠ってしまうナルコプレシー(ミステリー)⑤廃屋の鍵の所有者(時間けいSF)

これに同年代とか同じ学校縛りがつくと、ここまで発展させられないんです。
同じ学校に同じナルコプレシー仲間いたら1、はうまく成立しないと思う。

ちなみに質問ですが【同じ日に同じ夢を大人数でみる】のオリジナルはどんな話でした?
=========================
あと、1-1が好みなら、なろうの【僕とイヴの六日間】守野伊音を読むと伏線のすごさが分かるかも?(ややネタバレかもですが、雨の日におススメです)

脱・ありきたりの返信 (No: 11)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

おお、私も同じことを言われたことがありますよ。
私の場合は恋愛ファンタジーですけどね。

私の場合は登場人物で個性は出しにくいし、文章もそんなに上手くないので、残る手段を信頼できる人に相談してみたら、
「『仕掛け(設定)』で斬新さを出した方が良い」
みたいなことを言われた気がします。

1、文章
2、キャラ
3、設定

この三つのうち、どれか個性的なら、ありきたりとは言われにくいのではないでしょうか。

何か参考になれば幸いですし、
合わなければ流して頂いて構いませんので。
ではでは、失礼しました。

脱・ありきたりの返信の返信の返信 (No: 18)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 14の返信

投稿日時:

言い忘れましたが、「3、設定」は、自力でなくても大丈夫だと思いますよ。
友たちと創作話をして、色んなアイディアを募ってみてはいかがでしょうか。

そこから話を膨らませて、話を組み立ててみたら、オリジナリティのある小説になるかもしれませんよ。

脱・ありきたりの返信 (No: 12)

投稿者 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

どうも、本です。本棚から落ちてきました。

エンターテインメンツに溢れた文章...私が読んだ本だと成田良悟さんの「デュラララ!!」ですかね。びっくりしましたもん。凝り固まってたものを打ち砕かれましたよ。文章はきれいにていねいに並んでいるものだって思っていたけど、こんな自由でいいんだ!って弾けました。

独創性を磨く前に、自分のなかにある独創性をアウトプット...つまりずらっと書き出していくところから始めてみてはいかがです? なにか気づくかもしれませんよ。

恋愛系青春系はもう掘り尽くされて手垢まみれのジャンルだと個人的に思います。いまだってそこら中にありますからね。過去にもたくさんありますし...。

普段はどんな本を読みますか? 文豪や海外作家の本を読んでみるのも手ですよ。

では。本は落ちたままに。

脱・ありきたりの返信の返信 (No: 15)

スレ主 サンネン : 0 No: 12の返信

投稿日時:

ありがとうございます。

僕、変なプライドがあるんですよね。それと、変わった観念。
ライトノベルは書きたくありません。結果的にライトになっても構いませんが、ライトノベル的展開といいますか、ラッキースケベが露骨だったり主人公が煩かったり。
読んでいて「こんな文章があっていいのか」とケチをつけてしまいます。

なので、どうも型にハマっちゃってる感じするんですよね。かといって、とんでも作品を書きたくもない。そんなジレンマなんですよね。

よく読むのは米澤穂信ですね。というか、最近はこれしか読んでません。地の文や雰囲気が素敵なんです。読んでいて落ち着きます。憧れです。それに、地の文でクスッと笑わせてくれる表現があるんですよ。ライトノベルのように腹を抱えて笑わせにきているというよりは、知的な笑いを誘っているような。

では、本を元の位置に。
また落ちてください。拾います。

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タイトル:脱・ありきたり 投稿者: サンネン

僕はさまざまな短編を書いてきたつもりですが、どうもありきたりなストーリーだと評価されがちです。
例えるならなんだろうな、漫画にしたら「尊い」けど小説にしたら「つまらない」と評価されてしまうんだと思います。

プロの作家さんの短編などを読んでいると、確かに自分には独創性というものが欠けているように思えます。読者はありきたりな文ではなく、もっとエンターテイメントに長けた作品話読みたいんだよと、批評サイトで書き込まれた時に、僕はどうすればいいんだろうと悩んでしまいました。

どうすればいいんでしょうか。
思い切って、自分ではナシだと思うとんでもストーリーを書けば良いのでしょうか?それとも、今の通り手堅いストーリーを書けば良いのでしょうか。

P.S. 教科書代わりの作品があれば教えてください。

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