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読んでもらえる文章について (No: 1)

スレ主 ねこにこばん 投稿日時:

初めて掲示板を使用させて頂きます、ねこにこばんと申します。よろしくお願いいたします。

質問はタイトル通り「読んで貰える文章です」もしくは「読む事に苦痛を感じない文章」でもいいかもしれません。
私は最近執筆活動を始めたのですが、自分が書く文章が冗長に過ぎるように感じてしまいます。詩的な物になってしまったり(いえ、詩的なのが悪いとは思わないのですが、後々見返して見るとナンカコレジャナイ感がスゴいといいますか‥‥)あるいは、一つの出来事を長々書いてしまい、「小説を閲覧してくださった方が途中で飽きてしまうのではないか?」と不安になってしまいます。
プロの方の文章を拝見すると、やはり何かが違うのです。例えば沖方丁さんの「マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮」や小野不由美さんの「月の影、影の海」等。しばらく会話文が挟まれないにも関わらず飽きずに読み進める事ができるのです。
この違いはどこから生まれるのでしょうか? 「読んで貰える文章」「読んでも苦痛に感じない文章」について皆様のご意見よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 文章・描写

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読んでもらえる文章についての返信の返信 (No: 4)

スレ主 ねこにこばん : 0 No: 2の返信

投稿日時:

ボコさん、ご意見ありがとうございます。

難しい漢字を使わない事は出来ると思うのですが、説明の長い文章はどうにも癖になっているようです。もはや、どれくらいが長い説明になるのかというのさえ分からない程です。しばらく、また本を読んで勉強してみます。
ご意見ありがとうごさいました!

人気回答!読んでもらえる文章についての返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 5 No: 1の返信

投稿日時:

数学の教科書を読んでみましょう。
苦痛を感じず楽しく読めましたか? まあ、読めなかったと仮定して。

結局、これって文章云々じゃなくて、読者の興味の問題なんですよ。
文章それ自体はたいして関係がない。ただただ読み手側が興味を持ってるかどうかの話。
例えば、数学の教科書は読んでも苦痛しかないけど、私は個人的に日本史に興味を持っているので、今だと特に奈良時代の資料とかは時間を忘れて読み続けられますね。
でも、当然のこと読む人によって、その価値は変化します。
つまり、私は日本史に興味があるから読みづつけられるだけで、スレ主さんは興味がないだろうから、学校の授業じゃないのに歴史の勉強なんて勘弁してくれ、てなもんでしょう。
同じ文章を読んでるのに、読み手によってこんなに違う。
興味を持ってるか持ってないかで、それほど違う。

なので、いやらしい話ですが、ぶっちゃけ「こういう場所で例として挙げるくらいには好ましく思ってる作家」という時点で、少なくともスレ主さんにとっては作品の文章の如何によらず、スレ主さんは興味を持って読んでるわけで、興味を持って読んでる以上、その作品を読んで苦痛を感じたりすることはありえんわけですよ。
しつこいくらいに、文章の如何によらず、ね。

てことは、どうしたら「読者の興味を引ける文章」を書けるかって話になると思うのだけど、
再三しつこく、文章の如何にはよらない。
というのも、これは文章それ自体の話ではなくて、どっちかっていうと構成の問題というか、「もっていきかた」というか……
例えば、「男A」の過去を説明したとこで興味ないでしょ。誰だか知らんし、どんなに悲劇的な過去を持っていたって、どーでもいいじゃない? どれほど魅力的な人物であっても、興味は湧きにくい。

じゃあ、「男Aはある日、礼拝堂で惨殺された」という前提がつくと、どうか。
さらに、「男Aは聖人君子の神父で、多くの人に慕われていた」となると、どうだろう。
そこで「実は男Aにはこんな過去があった」となったら、きっと「男A」の過去に興味が湧くんじゃないかな?
「男Aの過去」という文章はまったく同じものなのに、たぶん「興味」の度合いは違うでしょう。

「読ませる文章」というのは、このように、こちらの興味を引き立てるのが上手い文章(構成)のことで、文章そのものの美しさではないです。
じゃ、それはどうやって作りゃいいのっていうと、「読ませたい文章」から逆算していけばいい話です。
「男Aの過去」を読ませたいので、「男A」に興味を持つような前置きが必要。
まず何か読者を惹き付けるものを置く。「礼拝堂で惨殺された」という、神聖な場所で酷い惨状というギャップを作ることで「なぜそんなことに?」という興味を多少持たせる。
そこで殺された男Aは「聖人君子で誰からも慕われている」と、そんな人物が惨殺されるはずがないので、前提と結びつかない。
結びつかないと、「じゃあ何か隠し事がある、裏の顔があるのだろう」と考えられるので、「男Aの過去」へ興味が移る。
と、こんな感じ。

この例は簡単な例だけど、ようは「読ませたいもの」をどうやって読ませるかという話で、それをどう組み立てるかという事。
なので、文章そのものはあまり違いはないと思う。
でも、言っちゃなんだけど、書き慣れない人は書きたいものから書く事が多いので、例えば「男Aの自分語りを冒頭に書いて、意味ありげな感じで過去を書く」みたいなことをやっちゃう。
こうすると当たり前だけど読者は男Aに興味なんてないし、無名の作家にも興味ないので、そもそも興味を持って読んでくれることが少ない文章になってしまう。
初心者はクォリティ云々より書くのが楽しいことを覚えるほうが良いので、こんな機会でなければとやかく言うことじゃないんだけど、しいて「読ませる文章」との違いを言うのであればこういうところ。
文章そのものではなくて、読ませる組み立てが出来てない。

読んでもらえる文章についての返信 (No: 5)

スレ主 ねこにこばん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

サタンさん、ご意見ありがとうごさいます。

言われて眼から鱗が落ちました。確かに作り手にとっては理解しているキャラであっても、読み手からしたら全くの他人ですよね。そんなキャラに思い入れを持って貰える構成を考えていなかったし、「読者の興味」を引き付けるには冗長に過ぎる文章を書いていました。今後はその点にも気をつけて書いてみます。
ご意見ありがとうごさいました!

読んでもらえる文章についての返信 (No: 6)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

フラグとリアクション。

……と言うと「それって文章じゃなくてストーリー作りの話では?」と思われるかもしれませんが、要はどうやって読み手の興味を引くかが最重要なので。

で、フラグとリアクションのテクニックは小説よりもむしろアニメが参考になります。
アニメを見ていて「あ、今何かフラグが立ったな」と思う時ってありませんか? 視聴者に先の重要な展開を予感させるためにちょっとアクセントをつけているシーンです。
そして、そのためにキャラのリアクションがわりとよく使われます。
例えば一見それほど重要でもなさそうな小さなイベントがあり、キャラの一人が「ん?」という顔をしてそれを見つめます。

アニメだから文章ではないわけですが、呼吸を感じ取ってほしいんです。
そういうのを文章的に表現する方法については、書き手がそれぞれよく考えて工夫すること。
上記のようなことを意識しながら書いていれば、文章力そのものはそこそこ整っている程度で問題ありません。

へんに上手ぶった言い回しや形容詞の使い過ぎは、かえってマイナス。

読んでもらえる文章についての返信 (No: 7)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

逆にですが、古本屋に行けば埃をかぶった小説がいっぱいあるわけですから。そのなかにはコレ(文章)で? と考えると、もっと気楽でもいいのではと思いますね。できる範囲で。文章について考えることは日々やっておいた方が、ないよりはあればいいとは思いますが。 

なんというか。プロではない人間の文章が冗長なのは仕方ないと思います、だってお金払っていませんし。というか、中身がまるでないものを読ませるも基本というか大切で……、これは癖がつくと特大の爆弾を抱え込むことになってしまいますが。ネット小説を注意深く読んでいけば、文章が評価されている人のなかにも、そのような文章なものに見分けがつくようになってくると思います。

最近執筆活動を始めたということであれば、まずは舞台について書かれているか確認する。ここでいう舞台とは世間も含みます。「昨日のテレビ見た?」、なんて若い人はまず言いませんね、YOUTUBEやSNSしか見ません。主人公が住んでいる地域ではマンションの修繕工事が流行っているかもしれません。トイレの壁の一部が新しくなっていたとか。そういったなんでもない情報がちょっと地の文に書いてあったりするだけで、リアリティに違いがでてきます。

それから共通しているのが、主人公の内面がほとんど書けていません。
求められているのは主人公から見た、現実です。
最初はキャラを書き分けるってよく分からないし難しいと思います。
注意するのは。〇〇に対して文末でこう思ったとか、〇〇が〇〇になった。で締めくくられていて終わりなら、それは状況を説明した後にくる、ただの反応です。
漫画ゲームアニメなら、キャラ絵が動いて、声優さんが命を吹き込むのでOKですが。小説はそこからさらに。
「そういえば天一の1杯無料券が10月は消費税増税の影響で、日付変わってから行っても、開店時間に配りますといわれて貰えなかった、かなしい」
とまぁそんな感じで最後まで書かないと伝りません。
書いたらできるだけ、誰かに読んでもらいましょう。くそ文章でごめんなさい土下座さぁ次に行くか、ではなくて。できていることと、できなかったことを紙に書いてから、軽くでいいので対策を練ってから次に活かしましょう。

何かの参考になれば幸いです。

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質問はタイトル通り「読んで貰える文章です」もしくは「読む事に苦痛を感じない文章」でもいいかもしれません。
私は最近執筆活動を始めたのですが、自分が書く文章が冗長に過ぎるように感じてしまいます。詩的な物になってしまったり(いえ、詩的なのが悪いとは思わないのですが、後々見返して見るとナンカコレジャナイ感がスゴいといいますか‥‥)あるいは、一つの出来事を長々書いてしまい、「小説を閲覧してくださった方が途中で飽きてしまうのではないか?」と不安になってしまいます。
プロの方の文章を拝見すると、やはり何かが違うのです。例えば沖方丁さんの「マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮」や小野不由美さんの「月の影、影の海」等。しばらく会話文が挟まれないにも関わらず飽きずに読み進める事ができるのです。
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