自分が理想とするラノベを語るスレ

あなたが理想とするラノベは? (親記事) – 純金

純金と申します。かれこれ二年以上一作も完成させていないのでさすがにダメなんじゃないかと頭を絞っています。

タイトルの通り、皆さんが理想とするラノベを教えて下さい。
ミソなのは一番好きな、ではなく理想、というところです。
皆さんの中にある『ラノベとはこうあるべきだろう』というものを持っている作品が知りたくてこのようなトピックを建てました。

もちろん、『ラノベはこうあるべき、なんてものはない』という方の意見も歓迎です。その場合は単に好きなラノベを挙げていただければと。

では言い出しっぺの僕からということで、林トモアキの『戦闘城塞マスラヲ』を挙げさせてもらいます。
最近流行り(?)の引きこもり主人公が、電子ウィルスとコンビを組んで剣も魔法もごちゃまぜの三千人規模のバトルに殴りこみを掛けるという荒唐無稽さ、主人公の内心を元にした独特な文体、出てくるキャラは皆頭のネジがぶっ飛んでるか、そもそも人間じゃないかの二択しかいないというカオスさ、大文字フォントや太字、擬音を多用するチープさ、それでいて一度どん底まで落ちた主人公が最後には頂点に立つという王道さ。
どれをとってもザ・ラノベという感じの名作です。

[No.45966] 2014/09/16(Tue) 19:26:38

Re: あなたが理想とするラノベは? (No.45966への返信 / 1階層) – 肉球

3作あります。
一つ目はトリニティブラッド。
瀟洒な文章、凝った設定、魅力的なガジェット、小説的なリアリティ。読んでいるだけで異世界にいるような気にさせてくれる作品です。

二つ目は住めば都のコスモス荘。
魅力的なキャラ、ユーモアに富んだ掛け合い、くすっと笑えてほろりと泣けるストーリー。自分の理想とする作品の一つです。

三つ目は超妹大戦シスマゲドン。
思わず病院を建てたくなるような発想。無駄に凝った設定、作者の趣味丸出しな描写。
クソ真面目にぶっとんだ馬鹿をやるとこうなるという見本です。

未読の方は是非。

[No.45967] 2014/09/16(Tue) 22:59:08

Re: あなたが理想とするラノベは? (No.45966への返信 / 1階層) – かなへび

僕の理想のラノベは、作品の雰囲気別に数種類あります。
まず、ラストに大きな感動を持ってくる作品なら、「イリヤの空、UFOの夏」と、「雨の日のアイリス」の二作品が理想です。ある意味、ライトノベルの一つの目指す形かな、と思える二作品です。
「イリヤ」は言わずと知れた名作ライトノベルですが、実際この作品と同じレベルの、構成力、表現力、文章力を持ったライトノベルを僕は知りません。全四巻ですが、その途中のすべてが感動的なラストへと繋がっている様に思えます。
「雨の日のアイリス」は、どちらかと言うとマイナーな単巻ライトノベルですが、こちらも怒濤の展開から静かなラストを迎える作品として、最高の出来だと思います。
ラブコメなら、「ほうかご百物語」が理想の作品です。
「バカテス」や「のうりん」の様にギャグ一点突破な作品ではなく、地味な印象のある作品ですが、常に安心感を持って読める、と言うホームドラマ的な居心地の良さがあります。
それに、メインヒロインの可愛さを、とても良く描写出来ていると思います。外見や言動だけでなく、ちょっとした仕草や、そこに現れる物の考え方に「可愛い!」と感じられるヒロインです。こう言ったヒロインの描写がここまでうまい作品に、僕は出会った事がありません。
以上です。三作品中二作品は結構マイナーな作品になってしまいましたが、決して読んでつまらないと言う事は無いので、未読ならば是非読んでみてください。

[No.45968] 2014/09/17(Wed) 08:14:12

Re: あなたが理想とするラノベは? – トータス

ラノベと捉えるかはそれぞれかな?
私の理想としては、こんな物語を描いてみたいという意味で。

デルフィニア戦記
主人公は昼寝していて異世界へと飛ばされてしまった少年、の筈だった少女。
魔法が一般的な世界では無い、全くの異世界である事を知る。
そんな中、偶々行き擦りで助けた逃亡中の国王と共に王が追われた王国に殴りこむ。

強くもあり、弱くもある。手が届く範囲には限りがあり、及ばなければ力があったとしても何も出来ない無力さを噛み締める事になる事実。
そういう所が描かれた作品だった。

オーバーロード
VRMMOゲーム提供終了の最後まで、己が築き上げた世界に浸って終わろうとして、気が付けばゲームキャラクターのアンデッド・死者の大魔法使いに・・・。
NPCだった筈のキャラクター達も、自分達の為に最後まで側に居てくれた主人に、己が意思で終身の忠誠を示す。
ゲームの世界そのものでは無い、別の世界に拠点ごと転移していた。
その世界を目にし、主人がふと呟いた言葉「世界征服なんて面白そうだ」
その言葉を受け、NPC達はこの世界を我々の主に献上しようと奮起するのだった。

強いが、その強さだけでは通じない不条理と葛藤。
己が思わぬ展開に頭を抱えつつ、それに対処しなければならない現状。
らしくあり続け、それに歯痒さを感じ苦悩する主人公が描かれている。

何となくだが、理想としたいからこそ読み返すのかと考えています。

個人的には温かみのある物語が好きで、そんな物語を書くのが理想かな?
なので冷酷非道な作品の二次なのに、ほわほわした物が作れてしまった。
ゾッとするだろう光景は出せたが、ほわほわし過ぎていたせいか、読み手が減ってしまったようだ。
残酷な描写は何時出せるのだろうかと一寸戸惑っている。

幼い可愛さ全開で突っ走るべきだろうか?
幼いが故の残酷さを知らしめるべきだろうか?

[No.45980] 2014/09/17(Wed) 20:16:27

純金さんへ  – 活火山

「空の境界」を上げさせていただきます。

今の読者の年齢層が読むには敷居が高いし、そもそも「それラノベ?」って突っ込みもあると思いますが、思春期真っ只中の中高生~大人まで十分読ませる力があります。

誰も真似できない独特かつ中毒性のある文体、ほかにないほど緻密に練り上げられた設定、偏りがない登場キャラの性別バランス。

何より、対象年齢の幅がとてつもなく広いので、理想的と言えるかもです。

[No.45998] 2014/09/18(Thu) 00:02:07

Re: あなたが理想とするラノベは? – あめ玉コーラ味

理想のラノベというより理想の物語ということでよろしいでしょうか。僕の頭の中ではあまりジャンルや媒体で区別していないもので。

僕は登場人物全員が主人公になれるような物語を理想としています。
実際はだれかの視点に立って描かれるので端役が登場するのは当然なのですが、その端役にも生きてきた年数だけドラマがあるわけです。それならばその端役にもそれなりの魅力があって、その端役を主人公にした物語も書けるわけです。
誰かを引き立てるのにも理由があって、誰かを好きになるのも理由があって、誰かを憎むのにも理由がある。
ステレオタイプに「とりあえずツンデレを入れてみよう」とか「とりあえずみすぼらしい奴だして主人公を引き立てよう」みたいに作ったキャラクターはあまり好きじゃないんですよね。

作品でいうとfate/zeroなんかはしっかり作りこまれているように感じます。

[No.46000] 2014/09/18(Thu) 00:07:59

Re: あなたが理想とするラノベは? – 純金

肉球さんお返事ありがとうございました。

トリニティ・ブラッドは同じ作者のアスラクラインの方は全巻読了しております。
コメディもシリアスもさすが実力のある作家さんであるだけあって一級品なのに、どうしてあまり人気が出なかったのか……いや、
アニメが二期までつくられたから実は意外と売れてたのでしょうか。
他に挙げていただいた二作も含め、ぜひ一度読んでみたいと思います。

[No.46040] 2014/09/19(Fri) 21:40:21

Re: あなたが理想とするラノベは?  – 純金

かなへびさんお返事ありがとうございました。

雨の日のアイリスは初めて読んだとき号泣して、ついそれで読書感想文を書いて提出してしまった記憶があります。
特に捻りのないロボットが日常に存在するファンタジーに、冒頭に印象深いシーンを持ってきて、最後にあっと言わせたり、作中作と作品自体の内容を絡めたり、登場人物の失われていた過去が明かされると同時に、それが絶望的な展開を打破するキーとなる王道な手法。実に素晴らしい単巻完結型のライトノベルであったと思います。
ほうかご百物語は一巻だけ読んであまりピンと来なかったので続巻には手を出していなかったのですが、イリヤと合わせていずれ読んでみたいと思います。

[No.46041] 2014/09/19(Fri) 21:46:21

Re: あなたが理想とするラノベは?  – サイラス

どうも、サイラスです。

個人的には、以下の通りかな
・主人公サイドの成長やいい意味での変化が見られる。

やはり、読者や筆者の分身といえる主人公サイドのキャラは何らかしらの成長や変化はあって欲しいです。

・競う要素があるものは、知恵を絞って戦う。

作家の腕の見せ所であり、読者がある意味一番欲している部分がこれじゃないの?と思います。思わぬ勝ち方や設定やルールの穴をついての勝利は、見ていて面白いです。

以上です。

[No.46044] 2014/09/20(Sat) 00:09:14

Re: あなたが理想とするラノベは?  – うっぴー

私は、『スレイヤーズ』や『魔術士オーフェン』らによるファンタジーブームの1990年代に10代を過ごしたので、ラノベといえば、ファンタジーという印象を強く持っています。そのため、ファンタジー系のラノベが好きですね。

最近では『ノーゲーム・ノーライフ』『六花の勇者』『魔弾の王と戦姫』あたりが、オススメのファンタジーラノベです。

2015/04/25 15:57:22