ネット小説界で人気を出すための最適戦略とは?/新人賞下読みが回答

小間さんの質問2016/06/02

今回も来てくださってありがとうございます。
またも私事で申し訳ありませんが、お陰様で某小説サイトのランキングの常連となりつつあります。
独学で書いていては、恐らくこれすら達成できなかったと思います。重ね重ね感謝いたします。

さて、今回こちらでお聞きしたいことはネットで執筆、発表についてです。

○自分の得意な作風を模索し、それを極めれば良いのか。あるいは色々挑戦するべきか。

他のランキング常連組を見ていると、同じ作風で常に勝負してくる方が実に多いです。
彼等を観察していて私なりに思ったことがあるんですが、おそらく常連の方は「自分の武器を見つけ出し、その作風を突き詰める」という戦法を取っているのではないかと思いました。

また、睦月影郎先生の言葉に「プロは同じものを書き続けられる人のこと」と言う物がありますが、これはアマチュアにも通じますか?
それとも、決め打ちのようなことをせず、好奇心の向くままに様々な作風にチャレンジするべきでしょうか?

●下読みジジさんの回答

○自分の得意な作風を模索し、それを極めれば良いのか。あるいは色々挑戦するべきか。

ネット小説界での評価をとるならば極めるほうが無難です。

これは以前述べましたとおり、ネット小説が「安定=安心」の世界だからですね。
読者の方が「安心」して読み続けられる形を追い求めれば、当然信頼の高い安定した筆を供給することに繋がっていきます。

また、睦月影郎先生の言葉に「プロは同じものを書き続けられる人のこと」と言う物がありますが、これはアマチュアにも通じますか?

壮絶な産出量を誇る睦月氏ならではのお言葉ですね。
ただ、私は「書き手が欲しいものがなんなのか?」によるかと考えています。

現状を維持できる評価が欲しいならば、睦月氏の言葉はアマチュアの方にも金言となるでしょう。
なにかしらの発展や可能性の開拓がしたいならば、現状のすべてを捨ててチャレンジするべきです。これは金銭が発生しない立場のうちでないと、実行が非常に難しいものだからです。

プロになればかならず「お金が取れるだけの実績と見込みがあるもの」を要求されます。睦月氏の言葉はそれを言い表したものかと思いますが、金銭の得られないアマチュアにゆるされた最大の権利は「自由」です。

「評価」ととるか「自由」を取るか、それを決める権利と義務は、ともに小間さんにあります。