小説投稿サイトのランキング中位作品は上位作品よりおもしろい場合が多い。

小間さんの質問 2017/10/14

いつも丁寧な返信、本当にありがとうございます。

 これは非常に重要なことなので、言葉を選ばず述べさせていただきます。
ご自身がどうやら天才ではないことを自覚しましょう。
その上で、なりたいご自身を目ざしましょう。

「自分が天才ではない」「何者でも無かった」と気づいて愕然とする話はよく聞きますが私自身もそれを悟るべきタイミングだったのでしょうね。

ちなみに大して心理的ダメージにはなっておりませんのでご心配はいりません。
私は若いとは言い難いですし、ここ4,5年小説を読んだことも書いたことも全くありませんでした。それどころか映画や演劇やドラマすら見ませんでした。
自分にしては良くやったかなとすら思っています。

私も業界に入ってすぐに自分が天才でないことを思い知り、愕然としたものですが、今でもそれなりに全力でやれています。

美大に入ったばかりの芸術家や漫画家もよくこの感想を抱くようですが、学生当時の事を語れるのはすべからく成功者です。
仰る通り、案外隙は多いのかもしれません。

申し訳ないのですが、追加で質問させてください。

私は賞がらみかレビューを頼まれたものしか読まないので偏った意見になりますが、ランキングの高いものが確実におもしろいわけではないですね。
特に連載形式のものは構成が甘いものが多く、中だるみがひどい傾向が強いです。

賞的にはむしろ、真ん中くらいの順位のもののほうがおもしろいことが多いです。

〇この真ん中くらいの順位のものにあって、上位のものに必ずしも備わっていないモノとは何かお聞きしても良いでしょうか?
オリジナリティか、それとも単純に構成力を初めとする文章力の事でしょうか?

また、私はネットでの小説投稿ばかりをしているので「上位に良く上がる著者はやっぱりすごいな」という感想を抱くことが多いです。
勿論、中だるみしたりする作品もありますし、陳腐でつまらないと思えるのも中にはあります。
が、そもそもの筆力が高かったり、構成力が高かったり、安心して読める安定感があったり、(例えば)医療ネタが扱えるとか特定の業界に詳しかったりとか、やはり何かしら持っているものがあると思っています。

〇ネット小説において重要なのは人間関係と言いますが、これは要は「著者が尊敬、あるいは慕うに値する書き手かどうか」が問われているという事でしょうか?

下読みジジさんの回答

「自分が天才ではない」「何者でも無かった」と気づいて愕然とする話はよく聞きますが私自身もそれを悟るべきタイミングだったのでしょうね。

口幅ったいことを申しましたが、話の枕ということでお許しいただければと思います。
とりあえずは「辞めずに続ける者だけが成功する可能性を持っている」というだけのことですね。

〇この真ん中くらいの順位のものにあって、上位のものに必ずしも備わっていないモノとは何かお聞きしても良いでしょうか?
オリジナリティか、それとも単純に構成力を初めとする文章力の事でしょうか?

真ん中くらいの順位の作品は、単純におもしろいのです。
上位作品にある「付き合い票/ファン票」が少ないので目立ちにくいのですが、浮遊票を集める力があるので中位まで上がってくる感じです。

が、そもそもの筆力が高かったり、構成力が高かったり、安心して読める安定感があったり、(例えば)医療ネタが扱えるとか特定の業界に詳しかったりとか、やはり何かしら持っているものがあると思っています。

これも賞限定の話になりますが、通常の賞に求められるものは安定ではなく、紙媒体の賞と同じ既存作を蹴り飛ばすだけのおもしろさです。それが足りなければ落としますし、満たしていれば上げます。
賞では作者という人はどうでもいいもので、応募されてきた作品だけがすべてですから。

ですので、

〇ネット小説において重要なのは人間関係と言いますが、これは要は「著者が尊敬、あるいは慕うに値する書き手かどうか」が問われているという事でしょうか?

これはあくまでもネット小説サイト内での人気に結びつくものであるとお考えください。