つまらない小説ですが読んでください、とあらすじに書いている人がいますが、これは逆効果です。
作者が自信のない物は、本当につまらないと思われてしまいます。
さらに自己卑下は、作者のやる気も下げるので良いことがありません。
おもしろいから、みんな読んでね! と言おう!— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2018年8月21日
人気が出なかったり酷評された場合の予防線としてか、「つまらない小説かも知れませんが、読んでください」と、小説投稿サイトのあらすじに書いている人がたまにいますが、読者が減るのでやめましょう。
読者は「作者の自信がないのだから、本当につまらないのだろうな」と感じて去って行ってしまいます。読者は時間を無駄にしたくないのです。
逆に、プロ作家はTwitterなどで作品を紹介する際に「おもしろいから読んでね!」と言っています。
つまらないかも知れませんが、読んでください。と言っている人にはお目にかかったことがありません。
ラノベ作家ではありませんが、Amazonのスポーツ医学でベストセラー一位になった「超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由」(2018/4/27)の作者Testosteroneさんは、自身のTwitterでこの本を紹介する際、「超面白い。保証する」と堂々と書いています。
例え、自信がなくても、それを正直に告白してしまうのは明らかにマイナスです。
不安があっても、「超面白い。保証する」くらいのことを書いた方が、読者も興味を持って読んでくれますし、作者のテンションも上がるので、小説を書くのが楽しくなります。