現実世界は絶望を描くには適しているが、希望を描くには適していない!
絶望を描くなら、現実世界が適しています。
例えば漫画のカイジやヤミ金ウシジマくんなど。
リアルで成功する空想は誰にも持てないので、それを逆手に取って、暗い重い雰囲気の作品にできます。
進撃の巨人のようなダークファンタジーでも、ファンタジーなら主人公が逆転できる希望が持てます。
ラノベが異世界ファンタジーばかりなのは、リアルの世界が厳しいことの裏返しと言えますね。
ラノベを読む層は短い時間でさくっと承認欲求を満たせるサービスを求めている
ラノベ読者は、承認欲求を手軽に満たすためのサービスとしてラノベを求めています。
変化に乏しく、単純なら、わかりやすいです。
自分が主人公として勝利できることが約束されたゲーム的なファンタジー世界なら、楽しく入っていけます。
ラノベはオタク層を対象にわかりやすさを追求した小説なので、異世界ファタンジーとの相性が抜群なのです。
異世界ファンタジーは飽きたという読者の声は大きいですが、以上のような理由から、これからも異世界ファンタジーはラノベの王道であり続けると思います。