- ポイント、ブクマが付くことは継続性を生む。挫折しにくくなる
- 書籍化される可能性は0ではない。
- 歳を取ってから後悔しないですむ。
小説を書いているけれど、発表するのは嫌という人は多いようです。
恥ずかしさがあるからだと思いますが、今は、なろうやエブリスタに投稿すれば、書籍化される可能性が0ではないので、発表した方が良いです。
なにより読者が付く、ブックマークやポイントが付くのは、脳の報酬系を刺激して、継続性を生みます。
人生でより良い選択をするために使える 「後悔最小化フレーム」
Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは、判断に困ったら「後悔最小化フレーム」と呼ぶ理論で決断したそうです。
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年2月25日
「80歳になって人生を振り返った時、どちらの道を選んだほうが、より後悔しないですむのか」
と自分に問いかけるというやり方です。
この「後悔最小化フレーム」で考えれば、小説を発表して恥をかいたとしても80歳になって後悔するでしょうか? たぶん、覚えてもいないでしょう。
それよりも小説を発表すれば人気になったり、プロ作家デビューするきっかけになったかもしれないので、発表しなかった方のことを後悔する可能性が高いです。
ポイントやブクマがつくことは継続性を生む!
実業家の落合陽一さんによると、物事を継続するためには「ギャンブル・コレクション・心地よさ」の3つの報酬が必要で、挫折するのは、どれかがが欠けているからだそうです。
「ギャンブル的報酬」とはスマホガチャのように、たまに良い結果が出るというものです。小説の場合なら、ランキングやポイントの上昇などですね。
つまり、ブックマークやポイントが付く、というのは小説を書き続けるためのモチベーションアップにつながるわけです。
もちろんランキングの上昇、下降に一喜一憂するのは悪い面もありますが、「ギャンブル的報酬」は、かつて狩猟採集をしていた人間の本能に根差した物なので、執筆を継続するために役立ちます。
コレクション的報酬とは、自分の書いた物語が増えて積み上がっていくのが楽しい。経験が蓄積され、スキルアップするのを実感することなど。
心地よさ的報酬とは、小説を書くこと、そのものが楽しい、という気持ちです。
これに時々、良い結果が起こるというギャンブル的報酬が加わると、最高です。執筆が挫折しにくくなります。
小説の執筆を趣味にすることは、仕事の成功にも良い影響を与えます。書き続けて損はありません。
例えば、ミシガン州立大学の調査によると、小説を書くなど文筆系の趣味を持つ科学者のノーベル賞受賞率は、一般の科学者に比べて12倍も高いそうです。
起業家なども芸術を嗜んでいると成功率が高くなるそうです。
書いた小説を発表した方が良い3つの理由。まとめ
- ポイント、ブクマが付くことは継続性を生む。挫折しにくくなる
- 書籍化される可能性は0ではない。
- 歳を取ってから後悔しないですむ。