小説の書き方。物語はエピソードの起きた順番通りに並べて作るのが基本!

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回想シーンを入れすぎると物語の内容が理解しにくくなる!

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時系列が乱れると内容を理解しにくくなる!

漫画やアニメ、映画などではよく回想シーンが入ります。
現在から過去へ戻り、現在のシーンの補足や説明をするという手法です。

実は、これには大きなデメリットがあります。

物語の流れが一続きではなくなり、内容を理解しにくくなってしまうことです。

小説は文章だけしか読者に物語を伝える手段がありません。
文章だけで、あなたの頭の中で考えたストーリーを他人に伝えるというのは、ものすごく難しいことなのです。

そのため、少しでも内容が読者に良く伝わるように、理解しやすい構成にすることが大切です。

例えば、『現在⇒10年前⇒現在⇒15年前⇒現在⇒5年前』のように、話の順番がバラバラ過ぎると、一体今がいつなのか? 話が進行しているのか? 意味不明になりやすくなります。

物語は原則的にエピソードの起きた順番通りに並べて作ってください。わかりやすい構成になります。

ラノベはわかりやすさが命!

ラノベのジャンルは「ファンタジー」「学園物」、あるいは「ファンタジー×学園物」が主流です。

SF、ミステリー、中華物(女性にはウケる)、スポーツ物などは、人気が全く出ないので避けるべきジャンルです。

なぜ、このような偏りが生まれるかというと、ファンタジーは、ゲームやアニメなどでお馴染みの設定なので理解しやすいからです。
学園物も誰もが学校に通った経験があるので、学校がどんな物であるのかは説明不要で、簡単にイメージできます。

逆にSFが売れないのは、読者に馴染みが薄いので理解しにくく、説明が多く必要なジャンルだからです。(漫画でもSFは売れません)

つまり、ラノベでは、とにかくわかりやすさが命!

エピソードの構成もわかりやすいように時系列に沿って並べるのが王道です。その方が自然なので、理解しやすくなります。

リスクのあるやり方、失敗の可能性を高めるやり方は、なるべく避けるようにしましょう。

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