アマチュア作家が絶対に考えなくてはならないただ一つのこと/新人賞下読みが回答

2015/10/02(金曜日)サイラスさんの質問

三十路を前にしてか、創作について、迷うようなところがあります。
というのも、ラノベで好まれるネタやキャラって、社会で見かける悪しき大人の影や妄想が混じっていて、こんなの喜ぶなんて、君達は、大人を侮蔑しながら、何考えているの?という気分になります。

作る側も、流行や人気に安易に頼りがちというか、やけに続編やリバイバルが多いなと思い、そんなことの片棒を担ぐのか?と。

なら、そんなのすっぱり断ち切って、社会人として、まっとうに振舞うべきではないのか?と悩んでいます。

●下読みジジさんの回答

私も若年層の心に影や妄想をすり込む悪い大人の一員なのでなんとも言えませんし、このお返事がサイラスさんに意義のあるものかであるかはわからないのですが……。

プロは「制作費の捻出(スポンサーの説得)」や「ユーザーの人気取り」、「ユーザーのニーズ」を考えてものを作る必要性がありますが、アマチュア――投稿者の段階で絶対に考えなければならないものは「ユーザーのニーズ」ただひとつ。

これだけ制約に縛られずにものが作れるのはアマチュアのうちだけです。

ですので、プロになってから考えるべきことを今から考えるより、どうやって将来自作の読者になってくれる人たちの「ニーズ」に応えるか。これだけを考えてインプットし、アウトプットすることを考えてみてもよいかと思います。