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まさまるさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:殺しの是非の返信

倫理など、現実世界から考え始めると迷うかもしれません。作品事例をいろいろ引き合いに出しても解決しないんじゃないかと思います。

ゴブリン、オークが出現するとして、いかに人間に近い形態かどうかは、あまり問題ではないはずです。もし大事なところがあるとすれば、意思疎通がどの程度できるか、などでしょう。例えば、普通に会話できる牛がいたとして、殺して食えるか。ちょっと抵抗あると思います。生物ではない会話AIに親しみを感じたりもしますよね。

しかし、特撮ヒーロー物では、怪人とヒーローは普通に言い合いし、敵対関係ながらも意思疎通できてまして、しかしヒーローは怪人を倒します(たいてい殺してる)。問題は、視聴者(のメインターゲット層)が納得するかどうかでしょう。

ラノベですと、例えば「ゴブリンスレイヤー」ではダンジョン経験のないパーティがゴブリン退治に赴き、極めてむごい目に遭うわけですよね。パーティのほうも、いささか自信過剰で鼻につく感じがあったかもしれないけど、それとは比べものならない嫌悪感がゴブリンに生じてます。

そうなると、主人公ゴブリンスレイヤーがゴブリンなら問答無用に殺戮しても、納得感は出ます。サブキャラが子どもゴブリンを見て、さすがにためらうも(それはそれで気持ちは分かる)、主人公が殺害するのも仕方ないと思えます。

これがもし、「敵対することもあるけど、仲良くやれもするゴブリン」だったら、そうはいかないでしょう。少なくとも、問答無用に駆除、にはしにくい。

そういう違いが生じるとして、現実の倫理観は直接の関係はないですよね。作者がゴブリンがどういう生物かを設定し、きちんと描写したからのはずです。つまり作者の戦略通りということです。

「生態が人間種に近しいゴブリンやオークを殺すべきか否か」で悩んだとしたら、殺すか殺さないかを迷うような設定、描写になっていると考えるべきでしょう。ゴブリンの基本的な行動がどうなっているか、ということですね。嫌悪感を強く催す設定、描写があれば殺していい。それほどでないなら、殺すかどうか迷う。あるいは、例外的に人懐っこいゴブリンがいたら、むしろ助ける。

繰り返しですが、天下りに決められるようなものではなく、作者が特定の作品でどう設定し、描くか次第です。

上記の回答(殺しの是非の返信の返信)

スレ主 まさまる : 0 投稿日時:

ご回答ありがとうございます。

「ゴブリンスレイヤー」良い作品ですよね。もとは「やる夫スレ」産と聞きましたが、世界観の設定がすごくよくできていて、説得力があります。
参考文献として活用してみます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺しの是非

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元記事:殺しの是非の返信の返信の返信

あー・・・・あくまで読むせんナイズした説明になるけど、ナーロッパの「敵ゴブリン」さんは、ニホンザル並みの身体能力と凶暴性を持った、ニホンザルの二倍の大きさを持った生物よ?

 チンパンジーとかオラウータンとか、めちゃ怖い生物で、腕力だけで人間を引き裂ける力が有るのよ。
チンパンジーとか生息域によっては人間食ったり共食いもする怖い生物よ?愛護感覚で接していると生きたまま千切り取られちゃう。

正直無手でニホンザルと対峙したら指の1~2本は食いちぎられる覚悟がいるし、下手すると眼球くり抜かれるよ?群れできたら踊り食いされちゃうよ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大アリクイとか現地人ときどき殺されているからね?
あいつら人間の手刀ぐらいの爪がついているし、その爪で岩みたいに硬化した白アリの巣を突き砕けるから、爪アタックで人間の肋骨くらいポキポキして簡単に心臓へ達するし、運良く生き残っても汚泥をほじくる爪から感染症で死ぬ。

異世界のモンスターどころか世界の動物のほとんどは、人間ごとき余裕で殺せちゃうからね?

上記の回答(殺しの是非の返信の返信の返信の返信)

スレ主 まさまる : 0 投稿日時:

確かに、創作における「敵のゴブリン」は、読むせんさんが仰るのが大多数だと思います。

私も「なろう小説」を利用しています。しかしそれはあくまでも一つの表現であって、絶対的なものではないかな、と思います。ちょっと検索するだけでゴブリンの在り方は多岐にわたります。

猿やアリクイについては、仰りたいことはなんとなくわかるのですが、それはまた別の話では。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺しの是非

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元記事:殺しの是非の返信の返信の返信の返信の返信

了解。
倫理ガー系じゃないならOKです。サルに飼い犬(繋いでいたポメラニアン)を噛み殺されちゃった人とか近所にいる田舎なので「かわいそう!!」を押し付ける都会の人の感覚ギャップに驚いたりするのよ。

 変な言い方になりますが、異世界の人間は、スーパーヒーロータイムの世界線に暮らす人間より、ずっと殺伐とした環境で生きています。
 なんというか【ウルトラマン】と【ウルトラQ】くらい違うと思う。その世界に主人公が来るまでウルトラマンなんてヒーローがそもそも存在しない世界だから。という感じ??自分でも分かんなくなってきた(;´∀`)

上記の回答(殺しの是非の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 まさまる : 0 投稿日時:

読むせんさんのご意見は他の回答者の方々同様、一人の読者の視点として大変参考になります。

私も人にわかりやすく説明したい時、言いたいことの要点をまとめているようで結果、支離滅裂になっていることが多々あります(泣)。

私の質問に長く付き合っていただき、本当にありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺しの是非

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元記事:ラノベらしいラブコメが書けません。

以前、前の質問「恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?」で恋愛の書き方を教わりました。恋愛の書き方とは、基本的に「「人物A」と「そのAの異性の相手であるB」の人間関係の繋がり」を描く物だと知りました。
質問に答えてくれてありがとうございました。感謝します。

ですが、恋愛を書くことが出来ても、「ラノベらしいラブコメ」を書くことが出来ません。

あと、僕は性の事を知ったばかりで、
今まで、性の事とか恋愛とかについてまともに向き合った事がありません。

うちの両親は離婚していて、今現在は僕と母と祖母の三人で暮らしています。
そのため、僕は性の事についてほとんど知りません。性知識がありません。
聞こうにも、相手側が非難してきそうで聞くのが怖いんです。
ですが、ラノベ業界で受けるためには、異世界物かラブコメを書くしか無いんです。
一度、異世界物を書こうと思いましたが、ドラクエやFFを意識した物じゃないと受けないらしいんです。
なので、ラブコメを書こうと思いました。
そのため、ラブコメを書くために性の知識を身に付けないといけませんでした。

上記の回答(ラノベらしいラブコメが書けません。の返信)

投稿者 あまくさ : 4 人気回答!

ラブコメを書きたい → 性の知識がないから書けない

ここに論理の飛躍があることにお気づきでしょうか?

憶測ですが、性の知識がないというよりも、性や恋愛について思いをはせることに対して心理的なためらいがあるのではないかと思います。(ぶっちゃけ、恥ずかしいだけではないのかな?)

以前に書いた意見の繰り返しになってしまいますが、やはり対策の第一歩としてはラブコメをできるだけ多く読んでみることだと思いますよ。ラノベにはテンプレがあるので、プロの作者がどういうパターンで書いているのか、あくまで参考にするだけなのだと割り切ってしまうこと。

恋愛が苦手であっても、既成作品のパターンを盗んでしまえばラノベは書ける。

一度、そういう考えに頭を切り替えてみる必要があると思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベらしいラブコメが書けません。

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元記事:学校授業課題批評

下にがっつりコピペしておきました。
タイトル通り授業の課題です。レベルの高いものを求めているわけでもなく、所詮学生が表現の勉強でやるようなものです。
本番では発表することになり写真を使いますが文章だけでどの程度意味が通じるか教えてください。〇┓ペコッ

 とある母親は生き残るため、餌も住処も豊富にある土地へ行く事を決意した。まだ幼い子を二頭つれ海を渡るのだ。地を離れ順調に泳いでいたのも束の間、いつの間にか空には暗雲が立ち込めていた。荒れ始める海。大切な子どもを守りつつ襲いくる波の中、命懸けの母親の先導もむなしく子が一頭波にのまれる。それはからくも、新天地へあと少しというところだった。母と子一頭。その結果は望まぬものだった。
 三日三晩吹き荒れた嵐もおさまり日射しが戻ってきた。しかし子を、兄弟を失った親子の心が晴れることはない。日の光が届かぬこの場所で、母親もまた命の灯火が消えかけていた。この地に辿りつくまでの苛酷な生存争い。そして愛する子の死。母親は心身ともにボロボロであった。自然界の恐ろしさをまだ知らない幼い我が子を、置いていくしか出来ない自身の不甲斐なさに母親は涙した。子はそんな母の心情を知る事もなく、母親の冷えていく体を温めようと腕の中へ身を滑らせそのまま夜の眠りにつく。母親はその姿を見てまた一つ涙を流した。翌朝、子が何度母の顔を舐めても母親が目を覚ます事はなかった。
 かくして、母と兄弟を亡くした例の子は厳しい自然界の中、一人で生きていく事になった。平穏を求めたはずなのに、手に入ったのは前よりも辛い生活。子は只必死に生き、逞しく立派な成獣へと成長を遂げていたのだった。漁を終え、岩場にて海を眺める彼の傍らにはあの頃の彼と同じくらいの子どもがいた。じゃれつく子に対して至極鬱陶しそうにしている彼だが表情は柔らかい。数ヶ月前の事だ、両親に捨てられ怪我をし倒れていたこの子を助けたのが彼。その後、彼がその子を育てているのだ。彼はその生い立ちから他の生き物を好んではいない。それでも「一人で生きなくてはならない」子に執着にも近い同情を持ったのだ。そして、何よりも重要なのはその子に亡き兄弟の面影を感じた事だった。
 岩場での漁からまた幾日が過ぎた。彼と子の隣には影がもう一つ増えていた。最初の子よりも更に幼く、やっと簡単な狩りなら出来るといった具合だ。彼がこの子をつれている理由は先の子と大差ない。二番目の子は親を亡くしていた。縄張り争いに負け子の目の前で殺されたのだ。唐突に訪れた現実に子が途方に暮れているところを、居合わせた彼がつれて帰ったのだ。どうせ育てるのなら一頭も二頭も同じ。それに彼は一つ懸念があった。無邪気に彼の隣を歩く幼い子を見つめる。もし、この子がそれを解消できるのならば。一抹の不安と期待を感じながら、彼と二頭は縄張りへと戻っていくのだった。
 独りで生きるにはあまりにも幼いすぎた。その時間は、孤独と苦しみで彼の心を歪ませるには十分だった。母と兄弟は生きる為に死んだ。彼は生きる為に殺してきた。本当は気付いていた。この世界に平穏と平和など存在しない事を。それでも、少なくとも家族がいればここまでひねくれることもなかったのではないか。彼に必要だったのは、生きるための知恵でも闘うための力でもなく与えられるはずだった家族の愛だ。最後は孤独に死ぬものだと思っていた。もう助からない、重症を負った彼を悲しそうに見ている二頭に出会うまでは。彼の一生でこの二頭にといた時間は、数少ない幸福の時間だった。だからこそ、彼が死に一人になることで彼自身と同じ思いをしてほしくなかった。その心配も、もう必要ない。二頭は一人ではなくなったから。気付けば彼は子どもに戻っていた。その目の前には、懐かしい懐かしい家族の姿があった。

上記の回答(学校授業課題批評の返信)

投稿者 ヘキサ : 1

とりあえず、タイトルに「シロクマ」の単語は必須ですよね。最初何の生物か見当がつきませんでしたから。逆に入れたくないのなら文の最初に「白熊の~」等が欲しいです。あとは家族愛を連想させる言葉があると最後のまとめにつながるでしょうか、ってあたりでしょうかね。ありがちで申し訳ないですが「絆」とか。

あと「幼いすぎた」→「幼すぎた」かな。「母と兄弟を亡くした例の子」の「例」もちょっとおかしいので、「その子」でいいと思います。最後のほうに二回ほど出てくる「一人」は「独り」でしょうかね。あと「子」は「仔」にしたほうがいいかどうか迷うところですが、とにかく連発している単語なので、そのままのほうがうるさくないかな。

漢字ギチギチめの現代文風仕様なのは、それはそれで味があっていいんじゃないかと。ただ最後のほうの「もう助からない、重症を負った彼を悲しそうに見ている二頭に出会うまでは。」の一文が、ちょっとすぐには意味が呑み込めませんでした……死の描写ってのは特にぼかしたくなるところですけど、倒置を使ったり二頭との出会いという過去に時間軸を繋げてしまったことで、更にややこしさが増した感じがします。もとが読みづらい文体なので、そこはシンプルに繋げたほうかいいんではないかと。楽な直し方としては「二頭に出会うまでは」→「この二頭に出会うまでは」これだけでもけっこう違うんではないかと思いますが。

以上、ざっと見て気になるところでした。短いながらになかなかドラマチックで面白かったです。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 学校授業課題批評

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投稿日時:

元記事:アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?

例えばアニメにおいて微細な心情の変化を間や表情、声の調子などによって表現することはよくありますが、ライトノベルで同じことはできないでしょうか。

三島由紀夫の文章読本には確か「小説では心情ははっきり書かないと違和感を残してしまう」というようなことが書かれていたと思います。自分もそう思うのですが、しかしながらキャラクターの心情をいちいち描写していたのではいわゆる「そのまんま」になってしまってつまらないのではないかと感じました。

個人的には、拙いながら設定やキャラクター、ガジェット等に関する直接的な説明はなるべく省いて、外見的なものや印象を重視した作風にしたいと思っているのですが、どうにかならないでしょうか。

上記の回答(アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0

国語の教科書に載っている作品の描写から。
夏目漱石『こころ』

 二人はそれぎり話を切り上げて、小石川の宿の方に足を向けました。割合に風のない暖かな日でしたけれども、何しろ冬の事ですから、公園のなかは淋しいものでした。ことに霜に打たれて蒼味を失った杉の木立の茶褐色が、薄黒い空の中に、梢を並べて聳えているのを振り返って見た時は、寒さが背中へ噛り付いたような心持がしました。我々は夕暮の本郷台を急ぎ足でどしどし通り抜けて、また向うの岡へ上るべく小石川の谷へ下りたのです。私はその頃になって、ようやく外套の下に体たいの温味を感じ出したぐらいです。

 三角関係において、純朴な親友に恋をあきらめさせようと追い詰めた直後のシーンです。公園の「淋しい」「寒い」情景描写で内心の寒さを描写しています。

 同じ作品中には次のような表現もあります。

 私の眼は彼の室の中を一目見るや否や、あたかも硝子ガラスで作った義眼のように、動く能力を失いました。

 親友の思いがけない自殺の現場を見た、茫然自失の状態が描かれています。

 芥川龍之介『羅生門』

 すると、老婆は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその下人の顔を見守った。まぶたの赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、下人の耳へ伝わって来た。

 下人に刀を突きつけられた老婆が、「危害を加えるつもりはないから、何をしていたのか答えるだけでいい」と告げられて、恐怖の中で警戒しながら言葉を選んで答えている様子が描写されています。

 以上の例から、おっしゃっていることは可能かと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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