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殺しの是非 (No: 1)
スレ主 まさまる 投稿日時:
特撮ヒーローの異世界転移を書きたいと思っているのですが、生態が人間種に近しいゴブリンやオークを殺すべきか否かで悩んでいます。
そこを一つをテーマにしてみるのも面白そうですが、私の書きたい物語的にそこまで言及すると(私の技量含めて)テンポが悪くなりかねないのです。
倫理的にもどう思いますか?
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!殺しの是非の返信 (No: 2)
投稿日時:
特撮ヒーローサイドの世界線に寄るとは思う。
特撮ヒーロー時空のザコ敵団員とかがゴブリンやオークがベースなら、類似種のやつらが人間襲っていたら「倒してしまおう」と判断すると思う。
それか初エネミーが羆とか、もろに猛獣とかにして原住民と接触、原住民はゴブリンに家族を殺されてしまった人・・・・・・とかなら自衛のためにゴブリン殺しだって受け入れやすいよ。
殺しの是非の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます。
質問時には省略したのですが、異世界の価値観的にはゴブリン殺しは特にお咎めもない、むしろ賞賛される行いという設定です。
ただ転移する(ニチアサ系)ヒーロー自身は、我々現代日本人となんら変わらない価値観と倫理観を持っているので、殺した後の葛藤・罪悪感でズブズブな展開になってしまうなと、非常に面倒な考え方を(私が)してしまうんですよね。
とりあえずは倒す方向で考えてみようかな。
殺しの是非の返信 (No: 3)
投稿日時:
読むせんさんと一緒で、『ヒーローが元居た世界での世界観による』かなあ。あと、『ヒーローが番組のどこまで戦っていたか』とか。
味方の死とかを乗り越えてきた歴戦キャラであれば、例え人間でも民草に敵なすなら倒すと思うし、逆に初変身直後に転移してきた奴がゴブリンを虐殺とかしてたら、違和感じゃん?
日本人の理論で、『正義の敵は、また別の正義』っていうのがあるけど、それこそ『正義のヒーロー』は『相手の正義を曲げてでも己の信念を貫く』という意思で戦っているわけだ。となると、むしろ一周回って容赦がないキャラに育つ可能性もある。
そもそもからして、特撮ヒーローと括っても『仮面ライダーアマゾンズ』みたいなグロテスクな物もある訳で。もちろん質問者さんが極端な例を想定に入れてないことは分かっているけど、どんなヒーローにも後ろ暗さや『自分が正しいのか』という疑問、何より最終的に『それでも悪を倒す』っていう狂気じみた信念が出てくるわけで、それを考えると『どう書いても良いけど、辻褄が合うようにするのがどっちみち大変』とも言える。
『殺さない』ルートを描けば、『ヒーローの信念が安っぽく見える』か『ヒーローに倒されてきた怪人たちを「人ではない」と決めつける』ことになる。
『殺す』ルートを描けば、必然的に『殺しを容認できるだけの覚悟を得たヒーローの過去』や『それでも貫きたいヒーローの信念』を丁寧に書かなきゃいけない。
勿論、作者が展開に手を加えて『殺さざるを得ない状況を生み出さない』という手段もあるけれど、結局主人公の葛藤が描けなくなって、物語のインパクトに欠ける気がする。
P.S. 好きなライダーはオーズとビルド、戦隊ヒーローならゴセイジャー、ウルトラマンだとメビウスが好きです。
殺しの是非の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます。
転移するタイミングは最終回・・・というよりラスボスを倒した直後という設定です。
異世界での詳しい設定は省きますが、ヒーローからしてみればゴブリンなども人間と変わらない営みを持ったその世界に生きる住人なんですよね。
いっそ、そんな面倒なやつら出さないで、人間とかけ離れた化け物だけを出せばいいとも思ったのですが、どうしても異世界物のテンプレを踏襲したい身として、なかなか無視できなくて。
ホント面倒な考え方です。でも楽しいんですよね。
とりあえず倒す方向で作って、ヒーローがどのような答えを出すか考えてみます。
P.S. 私の好きなライダーはZO・クウガ・ドライブ、戦隊はジュウレンジャー・シンケンジャー・ゴーバスターズ、ウルトラマンはティガ・X・Zです。
殺しの是非の返信 (No: 6)
投稿日時:
私も前お二方と同じように 特撮ヒーロー側の世界観による と思うけど、まあつまり地球に怪人ゴブリンが出たとしてヒーローはどう対処するのか、それと同じではないか、という感じですね。
でも、ここはあえて別方向からも回答してみると、逆に、異世界側の世界観で倒しても違和感ない設定にすりゃいいんじゃないかな、というのもあると思う。
ようは、ゴブリンの腹に拳を叩き込んだら背中まで突き抜けて拳を引き抜いたらドロっと内蔵が出てくる、みたいなグロテスクなものなのか、
それとも、ゴブリンの頭に蹴りを入れたら頭ごと吹っ飛んで倒したと思ったら次の瞬間にはゴブリンは灰になって崩れていった、という死体が残らないタイプなのか。
特撮ヒーローでも敵を倒すと灰になったり消えて無くなったりすることが多いけど、それと同じ現象になる異世界であるなら、かえってゴブリンを倒したところでヒーローが悩む理由がわからない。
殺しの是非の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます
モンスターとしてのゴブリンの在り方を見直すというのは、大変参考になりました。
少し「生物」という部分に重きを置きすぎていたかもしれません。
殺しの是非の返信 (No: 8)
投稿日時:
自分自身としても興味深い題材であったので。
一つは手短、かつ要所要所にゴブリンが人間と相容れないタイプの種族だとする事、ゴブリンスレイヤーが同じ路線を取っているので受け入れてもらいやすいとは思います。
まさはる様も名前を挙げられていた「クウガ」のグロンギはまさしくゴブリンやオークと同様かそれ以上に限りなく人間に近い種族だったにも関わらず、結局根本的な価値観の違いから相容れず五代自身も不本意ながら殲滅する結果にならざるを得ない結末を迎えていました。
より短く端的に似たような流れを辿ったのがティガのガゾートですね。
まさはる様の作品の主人公が異世界に行くまでどんな敵と戦ってきたかは不明ですが、もしこのグロンギに近い存在ならばある程度主人公が和解を試みてみるも、結局その辺の事情がわかってきて「結局こうするしかないのか」ともどかしくなりながらも殲滅を決意する、みたいな流れになりそうです。
この辺にどう決着を付けるかは経歴もそうですが、主人公の人となりが現れる所でもありますね。
もう一つはゴブリンやオーク、ひいては異世界に現れる魔物全般に「殲滅する事を正当化できる設定」の付与。
平成ガメラのギャオスよろしく「どこかの高度な文明が人類の天敵になる生き物として設計した生物兵器である」など、兎角尋常な生き物ではない殺人それ自体が目的とする事です。
それを結構早い段階で主人公側に周知させれば、何れ躊躇なく倒すようになっても割と気にならないと思います。
殺しの是非の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます。
やはりゴブリンのエネミーとしての在り方を一から見直す必要があるようです。
「殲滅の正当化」、参考にさせて頂きます。
殺しの是非の返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
あー・・・・あくまで読むせんナイズした説明になるけど、ナーロッパの「敵ゴブリン」さんは、ニホンザル並みの身体能力と凶暴性を持った、ニホンザルの二倍の大きさを持った生物よ?
チンパンジーとかオラウータンとか、めちゃ怖い生物で、腕力だけで人間を引き裂ける力が有るのよ。
チンパンジーとか生息域によっては人間食ったり共食いもする怖い生物よ?愛護感覚で接していると生きたまま千切り取られちゃう。
正直無手でニホンザルと対峙したら指の1~2本は食いちぎられる覚悟がいるし、下手すると眼球くり抜かれるよ?群れできたら踊り食いされちゃうよ?
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大アリクイとか現地人ときどき殺されているからね?
あいつら人間の手刀ぐらいの爪がついているし、その爪で岩みたいに硬化した白アリの巣を突き砕けるから、爪アタックで人間の肋骨くらいポキポキして簡単に心臓へ達するし、運良く生き残っても汚泥をほじくる爪から感染症で死ぬ。
異世界のモンスターどころか世界の動物のほとんどは、人間ごとき余裕で殺せちゃうからね?
殺しの是非の返信の返信の返信の返信 (No: 15)
投稿日時:
確かに、創作における「敵のゴブリン」は、読むせんさんが仰るのが大多数だと思います。
私も「なろう小説」を利用しています。しかしそれはあくまでも一つの表現であって、絶対的なものではないかな、と思います。ちょっと検索するだけでゴブリンの在り方は多岐にわたります。
猿やアリクイについては、仰りたいことはなんとなくわかるのですが、それはまた別の話では。
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殺しの是非の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 16)
投稿日時:
了解。
倫理ガー系じゃないならOKです。サルに飼い犬(繋いでいたポメラニアン)を噛み殺されちゃった人とか近所にいる田舎なので「かわいそう!!」を押し付ける都会の人の感覚ギャップに驚いたりするのよ。
変な言い方になりますが、異世界の人間は、スーパーヒーロータイムの世界線に暮らす人間より、ずっと殺伐とした環境で生きています。
なんというか【ウルトラマン】と【ウルトラQ】くらい違うと思う。その世界に主人公が来るまでウルトラマンなんてヒーローがそもそも存在しない世界だから。という感じ??自分でも分かんなくなってきた(;´∀`)
殺しの是非の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 17)
投稿日時:
読むせんさんのご意見は他の回答者の方々同様、一人の読者の視点として大変参考になります。
私も人にわかりやすく説明したい時、言いたいことの要点をまとめているようで結果、支離滅裂になっていることが多々あります(泣)。
私の質問に長く付き合っていただき、本当にありがとうございます。
「貴方の作品で一番に聞くのは、貴方のドッペルです!」 (No: 11)
投稿日時:
「とりあえず、両方書きましょう!」
技量に疑問を感じるなら、尚更です。
そうやってでしか、貴方の作品の貴方にしか分からない感覚は育ちません!
倫理的には、傷付く付かない以前に「食わないのに、殺すとは何事かっ!?」と噴飯物ですが、そういう苦情が入る場合は「スタッフが後で頂きました」とテロップを出すといいらしいです!!
「貴方の作品で一番に聞くのは、貴方のドッペルです!」の返信 (No: 13)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます。
そうですね。「とりあえず書く」、大事なことでした。
あらすじや一話が完成したら、是非皆さんにも感想をいただきたいと思います。
殺しの是非の返信 (No: 12)
投稿日時:
倫理など、現実世界から考え始めると迷うかもしれません。作品事例をいろいろ引き合いに出しても解決しないんじゃないかと思います。
ゴブリン、オークが出現するとして、いかに人間に近い形態かどうかは、あまり問題ではないはずです。もし大事なところがあるとすれば、意思疎通がどの程度できるか、などでしょう。例えば、普通に会話できる牛がいたとして、殺して食えるか。ちょっと抵抗あると思います。生物ではない会話AIに親しみを感じたりもしますよね。
しかし、特撮ヒーロー物では、怪人とヒーローは普通に言い合いし、敵対関係ながらも意思疎通できてまして、しかしヒーローは怪人を倒します(たいてい殺してる)。問題は、視聴者(のメインターゲット層)が納得するかどうかでしょう。
ラノベですと、例えば「ゴブリンスレイヤー」ではダンジョン経験のないパーティがゴブリン退治に赴き、極めてむごい目に遭うわけですよね。パーティのほうも、いささか自信過剰で鼻につく感じがあったかもしれないけど、それとは比べものならない嫌悪感がゴブリンに生じてます。
そうなると、主人公ゴブリンスレイヤーがゴブリンなら問答無用に殺戮しても、納得感は出ます。サブキャラが子どもゴブリンを見て、さすがにためらうも(それはそれで気持ちは分かる)、主人公が殺害するのも仕方ないと思えます。
これがもし、「敵対することもあるけど、仲良くやれもするゴブリン」だったら、そうはいかないでしょう。少なくとも、問答無用に駆除、にはしにくい。
そういう違いが生じるとして、現実の倫理観は直接の関係はないですよね。作者がゴブリンがどういう生物かを設定し、きちんと描写したからのはずです。つまり作者の戦略通りということです。
「生態が人間種に近しいゴブリンやオークを殺すべきか否か」で悩んだとしたら、殺すか殺さないかを迷うような設定、描写になっていると考えるべきでしょう。ゴブリンの基本的な行動がどうなっているか、ということですね。嫌悪感を強く催す設定、描写があれば殺していい。それほどでないなら、殺すかどうか迷う。あるいは、例外的に人懐っこいゴブリンがいたら、むしろ助ける。
繰り返しですが、天下りに決められるようなものではなく、作者が特定の作品でどう設定し、描くか次第です。
殺しの是非の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
ご回答ありがとうございます。
「ゴブリンスレイヤー」良い作品ですよね。もとは「やる夫スレ」産と聞きましたが、世界観の設定がすごくよくできていて、説得力があります。
参考文献として活用してみます。
殺す必要があるか、ないかではないでしょうか。 (No: 18)
投稿日時:
こんにちは。
私には元傭兵の同僚がいるのですが、その方は非常に普段は穏便で優しい方です。しかし戦場にいけば仕事として人殺しをするし、それは生来の性格によるわけではないと思います。
倫理的、というのはどこに属するか、という問題かもしれません。
法のある、平和な社会に住んでいるのであれば、人殺しをしたら法によって裁かれますが、戦場において法はありませんし、人殺しをしなければ死ぬのは自分です。
大体、昔の人は、みんな戦場に行き、人殺しをしていました。
必要であれば、やはり、人を殺さなければいけないでしょう。
とはいえ、人を殺すこと、と、人を必要でないのに殺す、私怨により殺す、はまた異なります。
そこらへんは区別してものをかんがえるべきでしょう。
ゴブリンや、オークが、攻めてきたのに、殺さない、だとやはり戦場のルールとして、生きるルールとして正しくないと思います。
しかしなにもしていないゴブリンを一方的に蹂躙すれば、それはやはり別問題で、罪悪感を持つのが人の道理だと思います。