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面白そうなあらすじが書けないです……。 (No: 1)
スレ主 みず 投稿日時:
こんにちは、初めまして みず です。
私は主に短編を書いているのですが、いつも「あらすじ」で悩んでしまいます。
どこまで内容を開示するか、とか。作品のどこをセールスポイントにするか、とか。
作品を魅力的に宣伝するのが苦手で困っています。
皆さんは10,000文字以内の短編を書いたときにどのようにあらすじを書いていますか?
よろしければお教えいただけると幸いです。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!面白そうなあらすじが書けないです……。の返信 (No: 2)
投稿日時:
あらすじは、そのあらすじを使う場面によって必要なものが違う。
Web公開するときに使う あらすじ は、ただの紹介文なので「どんな主人公」が「何をする」話かってのがわかれば良い。
そのうえで「ここが面白いところです」ってのを込められれば100点。
新人賞で あらすじ を書く場合は、最初から最後まで全部を書く。作品自体を要約したものが新人賞で求められる あらすじ。
これに困る人も多いけど、ある程度短くまとめられたら、これからの時代はAIに要約してもらえば規定文字数で出来ると思う。
相談内容的に新人賞ではなくWebなどで使う紹介文を書けずにいる、と読み取れるけども、
うーん……
>どこまで内容を開示するか
これは先述した通り紹介文なので 「どんな主人公」が「何をする」話なのか って事がわかれば良いので、「物語のどこまで開示するか」って事じゃなく、どんなパッケージか、その物語の外側から見た特徴を書いた方がいいと思う。
だいたいの物語は序盤にキャラクターや世界観がわかるよう書いてあるものだから、結果的に物語序盤の要約が書いてあることが多いと思うけど、読者が本を読む前に知りたいのは「どんな話ですか?」ということだから、そこに答えるのが大事であって、内容を開示することが大事なわけじゃない。
そんで、
>作品のどこをセールスポイントにするか
それは執筆前に決めることで あらすじ 書く段階で決めることじゃない。
プロット代わりにあらすじ書いてるのならわかるけど、たぶんお悩みは執筆後の話だよね。
うーん……
じゃあ、まず書いた作品を一行の文章に要約してみてください。
「勇者が魔王を倒す話」みたいに、すごく簡潔に。
この場合、「勇者」が主語になるので「勇者」が主役です。「魔王を倒す」が述部になるので、「その物語の中で主人公がする事」になります。これをしたら話が終わるので「魔王を倒す」が物語のオチの部分になります。
ここで「どうやって倒すのか」が面白味になってきます。
少し角度を変えてみると、勇者が魔王をあっさり倒してしまったら面白くないので、当然のこと目的「魔王を倒す」に対して「魔王を倒させないようにする」という障害を置くことになります。
この「障害をどうやって乗り越えるか」が面白味です。
「悪党よりあくどい手を使って乗り越える」のか、「金の力で乗り越える」のか、はたまた流行テンプレにのっかって「チートで全てを乗り越える」のか。
「チート」を使うのであれば、そこが面白味になるので、作品の面白いところは押し出すべきで、すなわちそこがセールスポイントです。
私の場合は、そもそも執筆前にこうしたことは決まってるので、「こういう話です」「ココを楽しんでね」ってことをまとめるだけですね。
面白そうなあらすじが書けないです……。の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
サタンさんコメントありがとうございます。
解決するまでの過程に面白みを見出す場合、私の力ではどうしても短編で表現しきれないため悩んでおりました。
中編程度にすれば紆余曲折をしっかりと書けるのかもしれませんが……。
やはり短編はあまり紹介文を凝らなくて良いのかもしれないと思いました。
改めてご回答いただき、ありがとうございました。
面白そうなあらすじが書けないです……。の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
じゃあ、オチを書かずに表現すればいいというか、書きたいこと言いたいことを間接的に書いちゃえばいいんじゃないのかな。
例えば、シンデレラの話の序盤中盤をカットして、終盤の「王子が灰かぶり姫を探す」という話を想定し、見窄らしい意外な女性が灰かぶり姫でしたってオチを書きたい場合。
「舞踏会で楽しい時間を過ごした王子は、しかし0時の鐘が鳴る頃に姫を見失ってしまう。王子は残されたガラスの靴を手がかりに領地を練り歩き舞踏会で踊った姫を探し回る。はたして灰かぶり姫はどこにいるのか」
とか。
ちょっと今は私のスイッチが入ってないのもあって超適当だけど、この序盤中盤をカットしたシンデレラの例は、話の主旨としては「王子が灰かぶり姫を探す」ってところだから、それを書けばいいだけ。
ただ、それくらいはスレ主さんは出来てるんだと思う。
問題は「面白そうなあらすじが書けない」というスレタイだと思うんだけど、「面白そうな」ってのが一癖あって、それは良し悪しで、正直「悪し」のほうが大きいと思う。
あらすじで「面白そう」って思って読むと期待外れで超つまらんことって割りとある。
でも、そういう話って頭をリセットしてもう一度読むと、別に最初に読んだときほどつまらんわけではない、と気づくことがあるのよ。
要するに、あらすじが面白そうなもんだから勝手に期待値を上げちゃって、その期待値を越えないから、「つまらん」が「超つまらん」って感想になっちゃう。
ゲームや映画のPV・予告編でもそういうのあるじゃん?
なので、
>やはり短編はあまり紹介文を凝らなくて良いのかもしれないと思いました
短編は、というより紹介文はそもそもそんな凝らないほうがいい。端的に「こういう話で、こういう面白さがあるよ」って伝えるだけでいいと思う。
「その表現の仕方が面白いか」って話はあると思うけど、紹介文自体はその役割を果たせることが第一じゃないかな。
んーと、例えば…シンデレラの例で続けると、
「舞踏会で楽しい時間を過ごした王子は、しかし0時の鐘が鳴る頃に姫を見失ってしまう。姫が履いていたガラスの靴を王子のもとに届けに来た、灰被りの頭のおかしな女と共に領地を練り歩き、あの日の姫を探して回る。靴のサイズが合いそうな女性に合うたび灰被りの女が邪魔をしてきて一向に姫が見つからない。はたして姫はどこにいるのかーー」
とか、これもうわかるじゃん。
王子がちょっと感の悪い人物だとか、シンデレラが空回りする残念な性格だとか、内容が見える。見えるうえで「はたしてどうなるのか」ってオチに紹介文で誘導してるから、紹介文に書かれてる内容ではなくその書き方っていう表現で本編の内容を紹介してる。
とまあ、これはあくまで私個人の趣味から来る答えの一つってだけだけど。
面白そうなあらすじが書けないです……。の返信 (No: 3)
投稿日時:
書かない。ってか書いてあったら逆に読まない。ほぼネタバレになっちゃうやん。千文字も読めない奴のために工夫するの?ってなっちゃう
単行本一冊くらいの文字数ーーーー約10万文字なら粗筋ある方がいいけど、その量文に、いちいちあらすじ紹介を書くより次の作品書いてくれってなりますねー。
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面白そうなあらすじが書けないです……。の返信 (No: 4)
投稿日時:
はじめまして。
あらすじと言っても、「公募用の梗概(要約)」「プロットを練るための作業過程」「内容紹介のための宣伝文」などがあり、それぞれまったく別物です。書き方も違います。
私の場合。
まず、公募用の梗概は、募集要項で求められていればもちろん書きます。これは大量の応募作を短時間で読まなければならない下読みさんなどのためのものなので、ストーリーの最初から終わりまで飾らずに要約するのがベストです。なまじ作者が売りや宣伝を意識して書いても無視されるし、かえってイラッとされるおそれがあります。
入り組んだストーリーを練るためにプロットを紙やPCで書くことはあります。これは本編執筆のための設計図です。長編ならこの作業は必須ですが、10,000文字くらいならたいてい頭の中だけでイメージできてしまうので、書かずにすませてしまうことが多いですね。
内容紹介のための宣伝文は、公募では求められないのが普通じゃないですか? 内容を簡潔に要約した梗概は求められますが、先に書いたようにこれは宣伝文ではありません。
宣伝文は、WEB小説ではよく見ますね。ただ、私はなろうなどには投稿していないので、その手の文章は書いたことがありません。
ただ、思うんですが。
>どこまで内容を開示するか、とか。作品のどこをセールスポイントにするか、とか。
セールスポイントは本編を書く段階で把握してないとダメでしょう。紹介文を書くときに作者がどこがセールスポイントかわかっていないというのは、かなりマズイ状態だと思いますよ。
面白そうなあらすじが書けないです……。の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
あまくささんコメントありがとうございます。
サタンさんコメントありがとうございます。
私は基本的にオチを書きたくて短編を仕上げているので、完成した時にセールスポイントとしてオチを押し出すわけにもいかずためらってしまう、というのが現状です。
以前コンテストに応募して書籍化していただいた作品も、オチがメインだったので同じようにあらすじで中身の面白さを伝えきれず、結果として最終選考に残るまでは誰にも読んでもらえない状況が長く続きました。
そのため、「宣伝能力が当時と変わっていないのでは」、「本当に成長できているだろうか」、と少し不安に感じてしまって質問させていただいた次第です。
面白そうなあらすじが書けないです……。の返信の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
>私は基本的にオチを書きたくて短編を仕上げているので、完成した時にセールスポイントとしてオチを押し出すわけにもいかずためらってしまう、というのが現状です。
ああ、そういうことでしたか。
もちろん宣伝文にオチを書いてはいけませんが。
具体的な内容がわからないので何とも言えないところもありますが、普通はストーリーから切り離してオチだけが面白いということはないと思うんですよ。オチにつながる序盤の重要なきっかけとか、中盤の展開とかがあるのではないでしょうか?
だとしたら本編執筆の段階で、序盤や中盤に、オチをさらに効果的に輝かせるような工夫が何かないか考えてみるのは、作品そのものを面白くする上でも無駄ではないですよね?
そういうのを思いついたら、そこに含みや謎をもたせて宣伝文に盛り込めばいいと思います。
よく物語は序盤のツカミが重要だという話を聞いたことがありませんか? 宣伝文を書くコツもいかに読者に興味を持たせるかですから、本編のツカミと要領は同じです。
補足 (No: 8)
投稿日時:
サタンさんの説明に便乗すると、魔王をあっさり倒したら面白くないから倒すのが困難な状況を追加しよう。これが本編の工夫。
それを考えたら、宣伝文ではその困難な状況を書いてやればいいです。「そんなに困難な状況なのに、主人公はどうやって乗り越えるんだろう?」と読者が思えば、読んでみたくなりますよね?