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餅宮さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:盲目設定の登場人物の感情表現についての返信

三人称であれば「目を泳がせる」などで表現するけど、つまりこれは「動揺している」ということを表現した文章であるわけだけど、一人称ならそれは端的に視点主の主観で語れば良いだけで、むしろ「驚いてる様子」を形容する必要があまりないと思う。

「盲目の彼はずいぶん驚いた様子だった」とかダイレクトに、逆に「動揺した盲目の彼は閉じたまぶたの裏で目が泳いでるに違いなかった」と視点主のイメージで書いてしまったりとか、
ようするに、「目を泳がせる」という状況がどういう状況なのかを別の言葉で現す。驚いたり動揺したりしてるのなら、そう書けば良いわけで。
「遠くを見つめた」というのは、なんだろ、哀愁の念でもある場面かな。であれば視点主に「彼は~~に思いを寄せているのだろう」とか主観で語らせれば良いかなと。

上記の回答(盲目設定の登場人物の感情表現についての返信の返信)

スレ主 餅宮 : 1 投稿日時:

ありがとうございます!
登場人物の感情表現をする時、あまり直接的じゃない方がいいかと思っていたんですけど、一人称ならありだとしれてよかったです!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 盲目設定の登場人物の感情表現について

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元記事:物語のテンポ感と登場人物の回想について。の返信

作者の独りよがりになってるんじゃないかなーってのが本音。

読者が読んでるのは進行してる物語なので、過去の話で進行をぶった切ることは下策だと思う。
どれくらいの比率かとか以前に、基本的にやらんほうがいいこと。

ではどうするかと言うと、簡単には2つの解決策がある。
ひとつは、「物語の進行をぶった切る」のが良くないのだから、単純に進行をぶった切らなければいい。
時系列的には過去のことだけど、物語としては進行形のエピソードにする。
えーと、そうだな。
キャラクターAと敵役のBの間には何か因縁でもあるのか、二人は戦っているのにも関わらずBは本気を出していないしAもそれを承知で敵であるBを気遣う素振りを見せる。そんな意味深な布石が何シーンかあって、いよいよ決着をつけなければならないという場面で二人の馴れ初めの過去エピソードが入る。
こうすると、まあ読者の興味は勝負の行方ではあるんだけど同時に二人の関係性にも興味を向けるから、過去エピソードを読むことは時系列的には前だけど物語としては進行形で二人の関係性を知ることができる。
言っちゃえば、まず読者に興味を植え付けてやらんと話をぶった切ることになるから、読者が「知りたい」と思えるような演出をちゃんと考えてやらんとダメ。

もうひとつは、やはり「進行をぶった切る」のが良くないのだから、ハナっから進行が止まった時に過去エピソードを差し込めば良い。
例えば、重要なアイテムを入手しようとしてて、そのアイテムを入手し、さて次は、って場面では進行が一旦止まるでしょ。アイテム入手して一段落してるから。
そういうタイミングで次の話で何の前フリもなく過去エピソードをぶっこむと、読者は普通に新しいエピソードと認識するから普通に読む。
古いラノベで「魔術士オーフェン」ってのがあるんだけど、これはシリアスな本編とギャグテイストの外伝のシリーズがあって、この外伝のシリーズは基本1話完結の短編集でギャグなんだけど、毎回最後の1話は主人公の過去の話をやる。
そんな感じで、1章のラストとか、何らかの話題が一段落したときに毎回過去エピソードを差し込むっていう、まあ幕間ですかね。そういうタイミングを作る。

>過去の話を削りすぎると、本筋での行動が唐突に思えてしまう部分があるのではないか?
そう思うなら、過去ではなく今のエピソードで「行動が唐突に思われないようなエピソード」を書きましょう。
例えば、キャラAは過去に愛娘を亡くしたことで子供に対し暴力を振るう人を見ると人が変わったようにブチ切れる、という設定があったとしましょう。
確かに、このキャラAが悪党風な実は良い人キャラだとしたら、過去エピソードを先に説明しておかなければ、悪ぶってるくせに子供に優しい感じで変に見えるかもしれん。
でも、こんなんは、
「主人公がスリをした悪ガキを追いかけて追い詰め、そこに悪漢風のキャラAが現れて子供を庇って逃がす。主人公は悪漢Aがスリのボスだと思って小競り合いを始めるけど、事情が知れて誤解だったと悪漢Aは陳謝する。詫びにスリをした子供がいるスラムへと同行すると、そこには本当のスリのボスが子供をボコボコにして稼ぎが足りないと怒鳴っていた。悪漢Aは途端にブチ切れてスリのボスを血祭りに上げて、子供は悪漢Aと主人公に助けられた」
って感じのエピソードを置けば、「キャラAは過去に愛娘を亡くして~」って過去エピソードを入れなくても今進行してる物語の中で説明できるよね。
「過去の事情を知れば」というのは隠された設定を語るのに一番楽な手段だけど、安直でもあるので、「いま」のエピソードで表現できないかと考えるのが良いと思う。

なので、
>また、登場人物の人間性を掘り下げるためにしていることなどはありますか?
作風にもよるけど、基本的に主人公以外の登場人物を掘り下げる場合は「そのキャラを主役には置かない」ってのを気をつけてる。
あくまで「主人公がそのキャラをより深く知る」という展開が出来るかどうか、が最優先。

上記の回答(物語のテンポ感と登場人物の回想について。の返信の返信)

スレ主 餅宮 : 1 投稿日時:

「独りよがりになっているんじゃないかな」という言葉にはっとしました。
そうかもしれません……。
進行している話の中でもエピソードでキャラクター性を示すことができることが、具体的で参考になりました!
ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語のテンポ感と登場人物の回想について。

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元記事:盲目設定の登場人物の感情表現についての返信

 この問題は複雑で、『リアリティがある描写』と『読者に分かりやすい描写』の二点が別物であると考えます。なぜかと言うと、『比較として言うと、盲目の人は少ない』からです。身の回りに居ないから、リアリティがある描写をされても、それが理解しづらいんですね。その上で。

①リアリティの話。
 目を使って感情を表現するのは、視線の動きを指して『相手が何を考えているか』察しようとする動物の勘を反対に利用しているのだだと思います。

 何が言いたいかと言えば、『盲目の人がどうやって視覚を補っているか』です。答えは手の触覚や匂い、音などです。グロテスク耐性があるなら、『仮面ライダーアマゾンズseason2』の鷹山仁なんかはかなり丁寧な描写がされています。
 目が泳ぐことはありませんが、手遊びをして紛らわそうとすることはあるかも知れません。目は見開かないかもしれませんが、耳に手を当てて『もう一回言って?』と仕草で示せば、驚きは表せます。目を逸らさなくても、『嫌なものに対して鼻を手で押さえる』とか『気まずさのあまりに、耳を押さえた』みたいな書き方は出来るでしょう。

②読みやすさの話。
 個人的に一番いいのは、サタンさんが仰っているような『ダイレクトに書くか、視点人物の主観で決めつけてしまう』という方法だと思いますが、他の方法も模索してみます。

 例えば、生まれつき盲目出ないーー事故や病気などで失明した人は『驚きに目を見開く』などという感情表現に理解がある訳です。彼らの場合、『癖で目を見開く』→『結果として、包帯や鼻の横らへんに皺が寄る』みたいな現象が起こる訳で、

 『きっと○○は癖で目を見開いてしまったのだろう。包帯の陰から、彼の表情がクシャリと歪むのが見えた。不自然に寄った皺を見て、初めて○○が驚いていることを理解する』
 
 の様な描き方も出来ると考えます。

 また、生まれつき盲目の人間は自分の肌感覚に(常人より)敏感だったりします。ですので、案外『人から表情やしぐさを言葉で聞き、それを再現する』能力が高いわけです。この場合

 『××が妙な表情をしているので、これはどういった感情なのかと俺が気をもんでいると、彼女の方から「こういう時、人は目じりを寄せて笑うと聞いたのだが……、違ったか?」と言ってきた。なるほど、包帯で目が隠れているせいでアンバランスさが目立ってしまっていたが、上がった口角や鼻周りのピンと張った皮膚を見るに、それは彼女なりの笑顔だったのだ。「うん、良い笑顔だ」俺がそういえば、彼女はカラカラと声に出して笑った』

 みたいな感じの事も出来るとは思います。

 俺の考えとして言うと、②で例文にした『独特の表情に周囲の人物が戸惑い、それから理解を示す』というのを先にやっておけば、それ以降は『独特な感情表現をするキャラクター』と読者に認識されるので、①の様な『短い描写』で書いても良いと思います。

 参考になれば幸いです。

上記の回答(盲目設定の登場人物の感情表現についての返信の返信)

スレ主 餅宮 : 0 投稿日時:

ありがとうございます!
教えていただいたどれも、その発想はなくて目から鱗でした!
すごく参考になります

カテゴリー : キャラクター スレッド: 盲目設定の登場人物の感情表現について

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元記事:盲目設定の登場人物の感情表現についての返信

あー・・・・・・昔坂東眞砂子の山妣を見て「あ、そうか」と驚いたことあるねんけど、目の見えない女性は、びっくりするほど表情豊かだった気がする。

先天的に目が見えないから、そもそも「表情から心理を読み取る概念」みたいなのが無いから、顔をくしゃくしゃにしてみせたり(笑っているつもり)とか、美しいキメ顔はできないんだけど、飾らない表情をとれる・・・・的な?

後天性の失明なら記憶の中のキメ顔とかポーカーフェイスができたりしますが、先天性だと結構でちゃうかもね。

上記の回答(盲目設定の登場人物の感情表現についての返信の返信)

スレ主 餅宮 : 0 投稿日時:

なるほど!
実際に盲目の方をしっかり見たことがないので参考になります!
ありがとうございます

カテゴリー : キャラクター スレッド: 盲目設定の登場人物の感情表現について

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元記事:盲目設定の登場人物の感情表現についての返信

「目を泳がせる」とかよく見かける表現ですが、人間の目が泳いでいる情景を思い浮かべることができますか? こういうのは「常套句」と言って、共通認識化しているから通じやすいですが、代わる表現を探す習慣はつけておいて損はありません。

驚いた様子で目を見開いた。
   ↓
~を弄んでいた彼の手が止まった。素知らぬ風をよそおっているが、口元のゆがみには動揺が隠しきれなかった。

目を泳がせる
   ↓
彼ははっとしたように少し口を開けた。しかし漏らしかけた言葉は声にはならなかった。

彼の目はどこか遠くを見ていた。
   ↓
彼は無言で横顔を向けた。光を宿さぬ双眸をどこか遠い彼方に投げかけているように見えた7。

目を逸らした。
   ↓
彼は曖昧に微笑を浮かべた。その様子は何か話を逸らしたがっているように感じられた。

……まあ、あまり上手くはないかもしれませんが。

上記の回答(盲目設定の登場人物の感情表現についての返信の返信)

スレ主 餅宮 : 0 投稿日時:

ありがとうございます!
確かに常套句をついよく使ってしまっていたかもしれません。参考にします

カテゴリー : キャラクター スレッド: 盲目設定の登場人物の感情表現について

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元記事:作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。

僕は男で、恋愛経験もなければ女友達もいないため、女の人のことを良く知りません。またシスヘテロであり、性欲もあって、女の人が嫌いというわけではありません。この状況で女の人を小説に書くことの危険性は今二つほど思いつきますが、それらに対して有効な手段を考え付くことが出来ないのです。

第一に、劣等感が作品の完成度を著しく損なってしまうかもしれません。欲望があってそれを達成できなかった場合、それには劣等感が付きまとうことは想像に難くありません。
多くの作家が自分のコンプレックス丸出しの作品を出して失敗しているのですから、これは危険です。まして性欲は睡眠欲や食欲に次いで多くの人が理解できる欲望であり、快楽という分かりやすいものが付きまとうためある程度客観的な欲望です。したがってそれを手に入れられないという劣等感を察知できる人は多いでしょうから、これは大きな問題です。
さらに言えば、こうした劣等感にとらわれていては他の物事を学ぶことにも支障が出るうえ、先に進むこともできません。ほかの作者と比べて自分を低く見積もってしまう傾向があるのも問題です。自己肯定感の低下が作品に影響してくる危険性も否定できません。これらは読者からは単に個性の違いとして認識されることもあるかもしれませんが、僕個人としては物語を、僕個人の負の感情からできる限り超越させてやりたいのです。

第二に、知識がないことが作品を浅いものにしてしまいます。BLやいわゆる完全な男性向けの作品というのは概して必ずしもそれら異性や異なる性志向、事情を深く知っておく必要はない気もしますが、僕の嗜好とそれらとは異なっていて、しかも、敢えて言いませんがそれはメインの読者や作者の一定数が女性によって占められているジャンルですから、すなわち女性の考え方や経験を基に書かなければなりません。性同一性障害の人が「放浪息子」が「リアルすぎて読めない」と言ったという話を耳にしましたが、しかしそれは作者の作風とその読者の嗜好に合わなかったということです。その漫画はそれでよかったかもしれませんが、読者層の多くが求めているものを書き、それによってまた僕自身の真に求めているものを発見するには、「当事者の外に現れているものを知る」「当事者が内面に求めているものを知る」という二重の関門があるように見えます。そうでなければ無責任なことを言ってしまい、批判的な読者から追及されることは免れないでしょう。またあえて地雷を踏みぬくにしても、それ以前に対象をよく知り、条件に応じて適切にデフォルメして描写しなければなりません。しかもそれは相手にとって当然のことであり、非日常的なものではないのです。当事者でない者がこれを書いた場合、偏見や奇異を見るような目で描いてしまうがゆえに、(作者も含めた)多くの読者が違和感を覚え、不快にすらなると思います。問題は、具体的に何がその要因となるのか、相手自身も知らない場合が多く、まして相手と触れ合ったことのない人間には知る由もないということです。(さらに言えばほかの作者の多くはこれをすでに知っているためその分だけ先に進むことができますが、これは今は仕方のないこととして割り切るほかないでしょう)

こうした問題を解決するには、女の人の多くが基本的に知り、経験している物事を全般的に知らなければなりません。あるいは、知らなくても問題ない方法で作品を描写しなければなりません。性別の差がなくなってきている現在であるとはいえ未だそれらの間には差があり、到底生きている間には埋まりそうにありません。
僕は顕在意識の中では自分自身のことはどうでもよく、作品さえ無事ならそれでいいとすら思っていますが、潜在意識下の欲求や執念を説得できているとは言えませんし、現実を知るからこそ非現実が描けるということも事実だと思います。

上記の回答(作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。の返信)

投稿者 手塚満 : 3 人気回答!

きつい言い方になりますが、結論を先に申せば「四の五の言わずに作品を書き上げてください。それなしには話になりません」です。それだけでは意味不明でしょうから、以下、少し説明してみます。

1.単一の女性像なんてものはない

リスク回避に固執してないでしょうか。ご質問を拝読して、どうもそのように感じます。しかも、下手をすると差別意識丸出しです。例えば以下の仰りよう。

> 女の人の多くが基本的に知り、経験している物事

何か、「女の人」という平均的、標準的な存在がいるかのような物言いです。そんな存在はいません。偏見ということなら、よく見聞きはしますけど。男性の多くが基本的に知り、経験している物事と考えてみて、そんなものはないんじゃないかと思います。女性ならある、なんてのは幻想です。

あるいは、女性との付き合いがあれば女性が分かると思っているのも、間違いです。なぜテレビや週刊誌、あるいは新聞などのメディアでよく取り上げられる題材を無視してるんですか。結婚している男性なら、女性と付き合って、当然、女性経験もあるわけですよね。

では、なぜ妻の不満や夫の無理解がよく題材として取り上げられてるんですか。結婚までして、なおも分からないことがよくあるわけでしょう? 家事を軽視するとか、子育てがどうこうとか。もちろん、夫側視点では妻の無理解もよく取り上げられます。夫の趣味に無理解で、コレクションを勝手に廃棄した、なんて、もはやあるあるネタですよね。

> 女性の考え方や経験を基に書かなければなりません。

女性を十把一絡げです。なにせ考え方や経験なんですから。そんな単一の女性像なんてないですよ。十把一絡げではなく十人十色なんですから。「女性」で表される人間みたいな、そんなありもしないものにすがって、しかもリスク回避しようとされてますね。

2.リスクを妄想していないか

例えば以下の仰りよう。

> 多くの作家が自分のコンプレックス丸出しの作品を出して失敗しているのですから、これは危険です。

自分もそうなる、というわけでしょうか。しかし、多くの作家と仰る以上、多数の作品例を分析・研究されたはずですね? かつ失敗したと言える以上、売れるはずが売れなかったというところまで分析されたはず。

それなら、もう失敗を回避する方法は知っているも同然のはずです。むしろ、そういう作品がどうして失敗したと断言できるのか、後学のために詳しくお話をお聞きしたいくらいです。否、そこまでご存知なら、ご質問文にお書きになったはずです。

しかし、そうなさっていない。ということは、実はご存じない。そういう気がするだけ、というよくあることなんじゃないですか?

3.書き上げた結果を妄想していないか

あるいは以下のようなご主張。

> 自己肯定感の低下が作品に影響してくる危険性も否定できません。
> 第二に、知識がないことが作品を浅いものにしてしまいます。

なんと申しますか、まだ書いてもいない作品がどう出来上がるか、その作品がどう失敗するか、正確に把握してお出でのような仰りよう。そこまでご存知なら、失敗を回避すればいい。もう分かってるんだから、簡単とは言いませんが、出来るでしょう?

でも、どうしたらいいか分からないから、質問されてお出でです。以下の一文も甚だ疑問です。

> 無責任なことを言ってしまい、批判的な読者から追及されることは免れないでしょう。
言う前から何が無責任とされるかなんて分かりません。ある文言について、文脈や文章が置かれた状況次第でいかようにも変わることはご存じではないでしょうか。

4.自分だけ持ってないと妄想していないか

しかし、こうも仰っているわけですよね。

> 問題は、具体的に何がその要因となるのか、相手自身も知らない場合が多く、まして相手と触れ合ったことのない人間には知る由もないということです。

その通りですよ。しかし間違った考え方をすぐに持ち出してしまう。

> ほかの作者の多くはこれをすでに知っているためその分だけ先に進むことができますが、

知ってるわけないですよ。少なくとも、多数の作品を書く前、特に最初に作品を書くときには知らない。書いて、読者(批評を頼んだりした人を含む)の反応を得て知るんです。

5.存在しない作品は、感想もアドバイスも不可能

書いてない作品の何がいいか、何がマズいかなんて、誰にも分かりはしません。逆の言い方をすれば、作品が書き上げてあれば、読んでみてどうなのか、いろいろ言えるわけです。

好評から酷評までいろいろあるでしょう。酷評は苦痛かもしれない。それでも書く前から「どうなんでしょう?」と言われても、どうしようもない事実と比べると、ずっとましです。

まずは作品を書き上げてください。不安なら設定とプロット持ってきて相談してみてください。ただし、プロット段階で問題ない、いい感じとなっても、書き上げた作品が大丈夫とは限りません。例えばリアリティは細部が大事だったりしますし、台詞なら物は言いようです。

本当にどうなのかは書き上げた作品でないと分かりません。長編なら多大な手間をかけて、没にするしかないと分かることもあります。それが嫌なら、作家になる志を捨てるべきです。何か別の「やっても大丈夫なもの」に乗り換えるべきでしょう。

6.結論再掲:まずは作品を書き上げてください

しかし、作家を志され、今すぐ諦める気は起きないはずです。そんな容易く折れるんなら、ここへご相談にいらっしゃってないはず。

それなら書き上げてください。投稿先はこのサイトにもあるし、なろうにアップしてこちらで感想を求める手段もあります。例えばですが、叩かれる心配なんて、人気が出てからですよ。

繰り返しですが、作品を書いてもらわないと、このご質問でご心配の現象があるかどうかすら、他人には事前に判断不能です。だから書いてください。話はそれからです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作者に女性経験がない場合に女の人を書く場合の注意点や重点的に調べたほうがいいことを教えてください。

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投稿日時:

元記事:駄作だなあと思う小説とは?

質問です。

皆さんが読んでて駄作だなあと思う小説って何ですか?
また、その具体的な駄作たらしめる点などがあれば教えてください。

盛り上がる部分に欠けるとか、伏線が回収されてないetc.

よろしくお願い致します。

上記の回答(駄作だなあと思う小説とは?の返信)

投稿者 サタン : 5 人気回答!

ぶっちゃけ本当の駄作は覚えてない。記憶に残らない。

ただ、駄作というか作品に対して見方が変わった作品があって、それが映画「ミスト」っていうパニックホラーなんだけども、
まあこれがラスト最悪で、はじめて見たときは なんでこんなんにしたん? って作者に対して胸糞悪くなった。
んで、それがすごく引っかかって作者の考えを知りたくなってネットでだけどちょっと調べたんよ。
「ミスト」自体は有名な作品でスティーブン・キングの代表作の一つでゲームのサイレントヒルの元ネタってことで、それを知ってたから映画を見たんだけども、だから多少精神的に暗い感じは予想してはいたものの、全体的に展開が納得できなくて何も報われないラストは特に受け付けられなかった。
調べはじめてすぐに、映画版のラストと原作版のラストは違うと知った。なるほど映画用にいろいろ変えた結果こんなんになったのか、と思った。
ところが原作者のスティーブン・キングは映画版を大絶賛してて、「この結末のほうが素晴らしい」的なことまで言ってた。日本語訳の記事だからニュアンスしかわからんかったけども。
いやいやいや。
そりゃエンタメ特化のラノベじゃないけど、頑張ってる人が報われなくて頭おかしい迷惑なやつらが助かって、これはねーよ、クソじゃねーか、と。
で、そっから考えに考えた。
結局、映画版も原作版も「先が見えない恐怖」と「その先にある絶望」って感じのを表現しようとしてて、それがまずある。これは否定できないこと。
で、それをどう面白くするか、というのが物語を作り構成する人の腕になる。
あれ、そうすっと映画版ミストって実は名作なんじゃねえの? これすげえよ。俺は嫌いだけど。って思った。

そういう考えが出来てからは、「自分の好み」での話と「作品として」の話は評価が別になるし、「作品のアイディア」と「それを組み立てる技術」も話は別になる、って思ってて、
だから、作品アイディアは良いけどそれを表現する技術に乏しい作品でも面白いと思えるし、アイディアは凡だけど表現が良いって場合も面白いし、自分の好みに合わないものでも作品としての面白さを理解することが出来るようになった。

なので、それらひっくるめて「駄作は?」となると、作品に対して真摯に接しているのであればど素人の作品であろうと駄作とは感じない。
玄人の作品でも雑だと駄作感が垣間見えることもある。大人の事情で執筆を受けたシリーズとかは「プロだからちゃんとまとめてきてる」という一点がなければ駄作だと思うのは結構ある。プロだから駄作になってないだけ、みたいな。
でもまあ、それは私個人の感覚であって、「大人の事情」って時点で書けば売れるシリーズだから、ファンもいると思うしタイトルは出さないけども。

長々と何が言いたいのかってーと、
>盛り上がる部分に欠けるとか、伏線が回収されてないetc.
そういうのは意外と違うと思うかな。
「盛り上がりにかける」というのは言い換えれば「作品の魅力を押し出しきれてない」からで、更に言い換えると、これは「読者が作品の魅力を十分に読み取れていない」から盛り上がりに欠けてしまう。
でも、そこを「読み取れる人」にとっては十分に盛り上がってるように思えるし、魅力的な内容に感じる。
もちろん、読んだ人100人が100人とも「ちゃんと読み取れる」ように書くのが作者の務めではあるから、これは技術不足で作者は反省すべきなんだけど、本質的に駄作になる原因ではないと思う。
「伏線が回収されていない」というのも、回収しないことが完成品であるならそこを読み取れてないだけだし、技術不足で回収しきれなかったのならやはり技術不足・経験不足なだけで、つまり「上手く書けなかった」だけで駄作ではないと思う。
駄作は上手く書けても駄作だから。

あ。
映画の話で思い出した。確実に誰もが駄作だと思うだろう作品。
映画監督の、エド・ウッドの作品。
マジでやべえくらい駄作。
以前何かで聞いて興味持って見てみたけど、駄作なんてもんじゃなかった。
ただ、エド・ウッド作品は、これまで書いてきた私の価値観とは合わなくて、エド・ウッドはあくまで「面白い作品を作ろう」と頑張って真摯に映画に向き合ってるんだよね。
面白い映画を作ろうと頑張って、とんでもない駄作しか作れなかった。
才能ってのはあるんだな、と思うと同時に、こんなに才能なくても映画監督になれる、生涯映画を作り続けて酷評され続けてそれでも辞めなかったという凄い人だとは思うかな。
ここまで来ると「駄作」であることが才能で、エド・ウッドが評価されたのは死後だけど、おかげで今では歴代最低の映画監督として、たぶん映画業界じゃ知らん人はいないレベルの名前になってる。

ちなみに最初に書いた通り、エド・ウッド作品は見たはずなんだけどタイトルも内容も覚えてないw
Wikipediaで作品タイトルのページから無料で映画が見れる(英語)んだけど、確か 怪物の花嫁 を見たんだよなと思ってちょっと確認しに行ったら「あれ?これだっけ?」って感じだったw

エド・ウッドに学ぶなら、駄作の遠因となるのは「冗長」だろうね。
長レスで結論がそれでは自虐だわな。

カテゴリー : その他 スレッド: 駄作だなあと思う小説とは?

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投稿日時:

元記事:小説を書かない人

知人が小説を書きません。小説を書かずに人の小説にケチを付けたりネット上のアマチュアが集まる小さな掲示板でYahoo知恵袋みたいなことをして間違った知識で人の足を引っ張っています。こういう人をどう思いますか

上記の回答(小説を書かない人の返信)

投稿者 ふ じ た に : 3 人気回答!

小説家になりたいと言っていて書かないのは疑問に思いますけど、意見を出すこと自体は問題ないのでは?と個人的に思います。
うんちくや好きなことについて語るのも読むのも、趣味にハマった人に良く見かける行為だと思います。
もちろん相手が嫌がっていたら書き込みは控えますけど。

あと、こういう掲示板は、意見を出したり、集めたりするのが目的だと思ってます。
色んな意見の中から、質問者は自分に合った意見を採用するのでは?と思います。

もし自分の意見が採用されなくても気にしません。合わなかったのねーと思うくらいです。
逆に貴重な意見をもらっても、申し訳ないことに自分の技量不足のせいで理解できないこともあります。

ただ、掲示板に唯一の正解を求める方や、間違った意見を書きやがってと恨みに思うタイプの方、つまり相手に求めるレベルが高い場合、
色んな意見が出る掲示板はストレスに感じやすいかもしれませんね。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説を書かない人

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