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鬼の王の墓標さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ラスボスのキャラクターに関しての返信

>「家族を守るために貴様が傷つけば、当然貴様の家族も傷つく。そんな理由で戦うのは傲慢の極みだ。」と

この台詞がラスボスの人間性から出てきたものなら、OKだと思います。
ラスボスも家族を守るために悪を行った人間であり、同じように家族を守るために戦う主人公に対して、自分の考えを述べたのならカッコイイ台詞になると思います。

逆に、それまでラスボスとその家族についてのエピソードを深めていないで、この台詞を使ったのなら、取ってつけたような印象になってしまいます。

狂気に支配された人間というのも魅力があるものです。例えば、ヘルシングという漫画に出てくる少佐というラスボスは、戦争が大好きな狂人で、目的もなくただ戦争がしたいという理由でロンドンを火の海にします。
そのために50年近くも準備して、負け戦すらも楽しむという首尾一貫した狂気から、人気が出ました。

人間にはみんな変なところがあるので、狂気に支配された人間というのも、その姿勢が首尾一貫していれば共感されるのです。

上記の回答(ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

うっぴー様

ヘルシングは私も全巻持っています。少佐は最後までぶれませんでしたよね。
ただ、調理が凄まじく難しそうですね。そういったキャラクターはもう少しスキルアップしてから挑戦してみようと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラスボスのキャラクターに関して

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

初めての方は初めまして。前回のスレッドを読んでくださった皆様はお久しぶりです。
今回は前回とは別のキャラクターに関しての質問です。
前回のスレッドで話した小説の読み切り外伝を書いて、同じ知人に見せたのですがまた主要キャラをケチョンケチョンにされました。
ちなみに今回も女性キャラです。

今回話題にさせてもらうキャラクターはアンジーと言いまして、一人で旅をしている女性剣士です。
キャラクターとしてはとても正義感が強い子です。
この外伝のオープニングは、彼女が子供を養えなくて苦しんでいる一家の事情を聞き、食料を分け与えるというものです。
その一家の父親から悪徳上司に理不尽な賃金待遇で働かされた挙句、ならず者を後任にされて追いだされたという話を聞くと彼女は怒り、一人でその悪徳上司のところへ向かいました。
それから後に主人公一向が来て、父親から一人で戦いに向かったアンジーを助けに行くよう頼まれた主人公は助けに行き、彼女と共闘して悪徳上司と部下のならず者を成敗します。
その後の流れは今回の話題と直接関係性がないことなので、省略しますが、最終的に一家の父親はもっときれいなところへ就職できたというオチになります。
(改めて書き出すと、なんかストーリーが初期の北斗の拳に似ていますね)

で、長ったらしく前置きしましたが、ここからが本題です。
このアンジーは誰にでも好かれるようなヒロインになれるように設定を組みました。
それで自信を持って出来上がった原稿を知人に持って行ったら、信じられない暴言を吐かれました。
『俺はお前の小説のキャラクターを好きになったことは一度もないが、この前のラスボスも含めてここまで気持ち悪いキャラを作るとは思わなかった』と、彼は言ったのです!!
何故気持ち悪かったかを聞いてみたら『頭の中が他人の事一色で生きるために最低限持つべき私利私欲を持っていない』『こいつの正義は偽善的すぎる』という風に言われました。
特に不満に感じたのは助けに行かないといけなくなったことで主人公達に、結果的に迷惑をかけたことらしいです。
でも、それだからってここまで酷評されるとは思えませんでした。

これは単純に読ませた相手が悪かったのでしょうか?
それとも彼女は本当に問題があるのでしょうか?
もしよければ、また皆様のお力を私に貸してください。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

hexa様

またまたありがとうございます。言い忘れていましたが前回のスレッドで一番レスをしてくださったあなたには「いいね!」を一点入れさせてもらいました。

Web上にあげてほしい……そのような意見が来るとは全く予想していなかったです。
実はさっき書いたあらすじは、不必要な設定を掲示して混乱させてしまうのを避けるために、キャラクターの設定を実際のものから書き換えているのですよ。
例を言うと、一家の父親という表現はそのキャラクターのポジションを意味する比喩で、実際にそのキャラクターは一家の父親という訳ではありません。
(これに関してはねつ造を書くなと怒って下さい。このような嬉しいリクエストを下さるということを全く想定していませんでしたので……)
ただ、あらすじをわかりやすく伝えるために比喩を使っただけで、ストーリーの基盤自体は先ほど掲示した通りのものと全く変わりはありません。

もし読んでくださるなら、時間がある時に細部を推敲して鍛錬投稿室にでも投稿しようと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信

マリン・Oさん、はじめまして。

まず申し上げると、アマチュアの知人に見せるのは完全に無駄です。
アマチュアに見せて意味があるのは、なろうとかアルファとかの小説投稿サイトだけです。
つまり、そこで昇ればプロになる。
そういう場や公募、ちゃんとしたプロの小説教室以外で小説を披露しては駄目です。

少数のアマチュアに晒すことは最も無意味で避けるべきです。
彼らは創作論を知らず、流行も知りません。そして彼らに認められることに、何の意味も生まれないのです(残念ながら、このサイトの鍛練室もそうです)

老婆心ながら、真摯なる創作を追い求める者として申し上げます。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

とある書籍化作家様
はじめまして。あなた様の小説がどのようなジャンルかはご存知でないですが、メジャーデビューしているということはとても熟達した方なのでしょうね。

小説投稿サイト以外の場でアマチュアに見せるのは、プロを目指すのなら完全に無駄ですか……
私は別にプロを目指しているわけではないのですが、その意見は参考になりました。

ちなみに今回話した知人以外にも読んでくれている知人はいるのですが、他の知人はみんな好意的な意見をあげてくれています。なんか彼だけ異常に厳しいんですよね(苦笑)
本人曰く小説はハーメルンでよく読むらしいですけど、そこでは平均評価8点以上の小説しか読んでないらしいです。

このサイトの鍛錬室はあれはあれでいいところがあると思います。
基礎文法の習熟だけを磨くなら、私の知っているサイトでは一番いいと感じました。(まあ、あの場での私は完全に読む専で投稿は一度もしていませんけどね)

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信

「好き」の反対は「嫌い」じゃなく「無関心」だ、なんて言われたりしますよね。
本当に駄目なキャラだと、ご友人が言うほどの感情さえ持てません。

読んでないから「コレだめだったのかな?」と言われても第三者には何とも答えられませんが、友人の反応を見るに、けっこう良いんじゃないかな? と思います。
そこまで酷評できるってことは、ご友人はちゃんとしっかり読まれてますよね。適当に流し読みじゃない。
そのうえで「嫌いだ」と言ってるわけですよね。
ご友人が言った「嫌いだ」というその感性、そのセンス。それってもしかしてマリンさんの個性なんじゃないの?
ご友人が嫌いだと思えば思うほど、良いキャラクターを書けてるんじゃない?

私は、芸能人で言えばロンドンブーツの田村淳がデビュー当時から嫌いなんだけど、彼は芸能界でああいうキャラクターなので私が彼を嫌いだと思う事は、彼は正しいキャラクター生を表現している、と言えます。
私が嫌いだと思うこと自体、彼が正しい表現をしている証明なんですね。
それで言えば彼はとても頑張って芸能活動をしていると思います。

>正義感が強い子です。
>助けに行かないといけなくなったことで主人公達に、結果的に迷惑をかけた
これはつまり「正義感が強いアンジーの、それ故の失敗」を表現した展開じゃないのかな?
もちろん、迷惑かけてヘラヘラしてたら「失敗」が表現できてないから、というかそもそもキャラがブレてるからダメだけど、表現したいものが表現できてるなら問題ないでしょ。
あとは読者の好みの問題だから、表現したいものが出来てるなら、この場合読ませた相手が悪いと言えるでしょう。
とはいえ、酷評を覚悟すれば酷評であるほど良いものが書けてる証明になるので、逆にベストな読者とも言えますが。
まあ、なんでもかんでも酷評することが正しいと思ってる評論家もいますけどね。

>頭の中が他人の事一色で生きるために最低限持つべき私利私欲を持っていない
マリンさんはそういうキャラで「正義感」を表現したんじゃないのかな。
だったらご友人の評価は正当で、ただご友人の趣味に合わなかっただけで、表現自体は間違ってないんじゃなかろうか。

好感だろうと嫌悪だろうと、読者に感情を持たせられたならそれは大成功だよ。
「ここまで気持ち悪いキャラを」と、普通そこまで思わないよ。
ご友人が何かの漫画のセリフを言いたいだけで口にしたのでないのなら、心からそう思って言ったのであれば、逆にそれを書いたマリンさんは凄いと思うよ。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 3 人気回答! 投稿日時:

サタン様

好意的なご意見ありがとうございます。
知人が本当に嫌っているのは、私自身の感性というのは全く持ってその通りだと思います。
現に今回の質問で題材にしたエピソードを見せた後、私自身の価値観をめぐって彼と大喧嘩しました。(口論だけでリアルファイトにはならずにすみましたが)

迷惑かけてヘラヘラしている……とは、少し違いますが戦闘が終わった後に主人公にケガはないかと聞かれると、ポジティブに笑って感謝していました。
(これに関しては事実、うざかわいい系ヒロインに片足突っ込んでいるかもしれません。そういう一面が多少あるのも人間らしくてアリと私は思いますが)
まあその後に「ありがとうよりごめんなさいが先だろ」と怒られると、迷惑をかけたことを認めてキチンと謝っていましたので、サタン様の言うようなキャラの破綻はしていないと思っています。

そこまで自分の書きたいように書いた上で酷評されたのなら、サタン様が言う通りいっそのこと『作り込んだキャラクターが書けた』と喜ぶべきなのかもしれませんね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信

ほとんど同じ行動を取っているようでも、その行動に向かう想いの微妙な差異によって印象は180度異なることがあるものです。なので、示していただいた粗筋だけで是非を判断することはできません。
ですから以下は一般論になります。

動機は真っ直ぐな善意であっても、思慮の不足ゆえ他人に迷惑をかけてしまうキャラクターというのは、読者を苛立たせるものです。キャラに苛立つだけではなく、ストーリーを面白くしようという作者のご都合主義も見え隠れするんですね。私が初心者の頃に読んだ外国の指南本にもそういうことに気をつけろと書いてありましたから、わりと基本的な心得ではあります。
繰り返しますが、あくまで一般論であってマリン・Oさんの作品に当てはまるかどうかは分かりません。
が、そうなっていないか、一応冷静に検証してみることをお勧めします。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

あまくさ様

はじめまして。レスをいただきありがとうございます。
ストーリーを面白くしようという作者のご都合主義が見え隠れするというのは、また斬新な意見ですね(あくまで私の主観です)
今回のエピソードの敵役である悪徳上司は、同情の余地がないクズとして描写したつもりで、それに向かって行くことが苛立ちへの中和剤になってくれるかなー……と、都合のいい事を考えてみたりしていますが、あまくさ様の言う通り一回検証する必要がありますね。

ちなみにボツ案では、アンジーが悪徳上司と護衛のならず者を一人で倒してしまい、逆に彼らが主人公達に「あのイカれた女から助けてくれ!!」とか言い出したりするっていう展開を考えたりしてました。
主人公達の見せ場が無くなるのでボツにしましたけど。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:物語の書き方

こうしたい!!という大まかなストーリーはあるんですが、そこまでどうやって書けばいいのかがわかりません!いつもどうやって書いているか、(ストーリーの流れなど)教えてくれませんか!?

上記の回答(物語の書き方の返信)

投稿者 読むせん : 5 人気回答!

大塚英志【物語の体操】を買って読む。
とくに最初に提示されとる「プロットカードを使っての100本分の粗筋作成」が、わりとええよ。

最初の課題「粗筋100本ノック」もどきをやるだけやって、商業作品の1~10作を、ストーリー作成手順と真逆に「粗筋に戻し」てまう。
ーーーーーーーーーーーー
自分が100本作った粗筋と商業作品の粗筋は、どんな違いがあるのか?
なんか意外なほど違いが無い場合、商業作品は、その粗筋をどう組み立てることで物語に仕上げているのか?

見るべき部分を意識して、商業作品をサンプルに、バラッバラに解体して認識すると、結構いけるで。
ーーーーーーーーーーーーー
あと自分、SNSヘビーユーザーちゃう?
SNSユーザーは、小説というよりは短歌や俳句みたいな超短文で言葉を構成(こうせい)する癖があるさかい、小説やと文字多すぎ&長すぎて読むのも書くのも息切れする節(ふし)あるねん。

ある程度、長文で自分の言いたい事を言う練習せんとあかんで。たぶんやけどね。

この掲示板、カスが荒らす前までは、そこそこ長文でのレスポンス書いたり伝えてみたりの練習に最適やってんけど、カスが荒らして以降、あんさんの質問にもまともに答えてくれる人が絶えて久しいねん。残念やね(-。-)y-゜゜゜

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語の書き方

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投稿日時:

元記事:同じ場面を2、3回読ませることの是非について

 ドラコンです。何度も質問している、鉄道が存在する中華風後宮ファンタジー『寿国演義 銀鈴、牢獄で幽霊と邂逅す』(仮称)の追加質問です。既に半分程度は、書いています。

 作中の重要キーワードである、演劇≪新人女官伝≫(あらすじは、プロットの後に記載)は、数え方にもよりますが、2、3回は、以下のようにまとまって出てきます。

 1、プロット【序】で、牢屋に入れられた銀鈴と侍女2人が、≪新人女官伝≫を話題にする。
 2、プロット【破】で、幽霊皇后(麹香々)に≪新人女官伝≫の内容説明をせがまれて、細かく説明する。
 3、プロット【急】の〈おまけ〉で、幽霊皇后(麹香々)にせがまれて、≪新人女官伝≫の一部場面を上演する。

 同じ場面を、最大3回も読ませて良いのでしょうか? というより、読ませるべきではないでしょうね。私が読んだ小説でも、同一場面を主人公、ヒロイン、副主人公それぞれの視点、つまり3回書いてあるものがありました。正直、ストーリーが進まず、イライラしましたね。

 特に「3」は不要かな? とは思います。若干詳しいとはいえ、内容も、表現も「2」とそれほど変わらないような感じがします。幽霊皇后(麹香々)に見せるための公演は、地の文で「≪新人女官伝≫のうち、〇〇の場面が上演された」とだけ書いて、逃げたほうが良いのでしょうか?
●プロット(最新版)
【序】
 後宮内で、主人公の皇后・銀鈴は、侍女2人とともにコオロギ相撲賭博に興じていた。そこを、皇帝・仁瑜と、仁瑜の側近であり最高裁長官兼検事総長兼法相の忠元に見付かり、侍女共々逮捕される。この時、大規模な賭けコオロギ相撲賭博大会の証拠が発見され、押収される。
 その後、拷問部屋で忠元の部下で、判事見習の少女・芳雲から、芝居がかった取り調べを受ける(拷問はなし)。
 
 牢屋に入れられた銀鈴たちのもとに、女官に変装した仁瑜と皇太后が訪れる。仁瑜が銀鈴に、「大逆罪ならともかく、賭博罪なら計画段階を処罰する法はない」と言う。これで、銀鈴は侍女2人と一緒に、「コオロギ相撲賭博ブームを押さえるための『生贄』にされた」と認識する。
 
 また、皇太后が作った「謎のお守り」も差し入れられる。効果は分からぬが、後宮の牢屋には「幽霊が出る」とのウワサが強いので、「幽霊除け」のお守り、と銀鈴と侍女2人は考えた。
【破】
 銀鈴と侍女2人は、忠元による裁判で「賭博の咎により、当分の間の労役刑」を宣告される。労役の朝、朝食が食べる直前に消えた。銀鈴たちは、「幽霊に朝食を食べられた」と代わりを求めるが、牢番は「既に朝食は出したのだから、規則で代わりはない」と拒否する。
 
 銀鈴たちは、労役の庭掃除中に、空腹に耐えかねて庭木のイチジクを無断で食べる。これが「獄則違反」とされ、懲罰房行きとなる。

 懲罰房で就寝中、急に寒気を感じて目覚めた銀鈴たちの目の前に、囚人の幽霊が現れる。この幽霊こそが、300年前にその懲罰房に収監されていた、悲劇の踊り子皇后・麹香々(きくこうこう)だった。香々は、仁瑜の祖父母の祖母の曾祖父の姉。

 香々は、銀鈴が「当代の皇后」と知り、興味を持った。銀鈴たちがなぜ牢屋に入れられたのか、特に銀鈴が「皇后なのに、牢屋慣れ」している理由を尋ねる。

 銀鈴たちは、この質問に答える。香々は、その答えの中で、「香々が、嫉妬した側室の讒言により投獄され、獄死した事件を基にした演劇≪新人女官伝≫で、銀鈴が主役の≪新人女官≫を演じた」ことに、食らいつく。この≪新人女官伝≫の内容について、詳しい説明を求める。銀鈴たちは、その内容を詳しく説明する。

 香々は、銀鈴が徹底した自己稽古をしたことを知り、同じ舞台人として感ずるところがあり、銀鈴を大いに気に入る。

【急】
 香々は、銀鈴たちが身に着けている「お守り袋」を気にし、「裁縫道具を持ってくるから開けてみよう」と言い出す。開けてみると、中身は「幽霊除け」ではなく、正反対の「幽霊おびき出し」の霊符だった。

 これで、銀鈴は同じ「生贄」でも「コオロギ相撲賭博ブームを押さえる」ではなく、「幽霊おびき出し」の生贄にされたと悟り、ブチギレる。理由は生贄にされたこともあるが、それ以上に「食い物の恨み」。ほぼ1日、断食を強制された。香々が朝食盗み食いのお詫びとして、牢番の夜食を盗んできたが、朝食は食べそこない、昼食は規則(懲罰房の食事は朝夕2回)で出されず、夕食も規則で重湯同然の薄い粥とお情けの漬物。
 
 夜が明け、朝食が届けられた際、香々が懲罰房を出て、牢番を脅して、懲罰房の扉を開けさせる。銀鈴が、牢番を詰問する。牢番の答えは、銀鈴の推測通り、銀鈴たちの懲罰房送りは「幽霊退治のための忠元の策」。

 銀鈴は、自身の住まいである皇后宮に忠元と仁瑜を呼び出す。忠元は「全て銀鈴の推測通り」と認め謝罪する。怒りが収まらぬ銀鈴は忠元を、雷符で攻撃する。が、不発に終わり、気絶する。そこに、仁瑜が遅れてやってくる。

 仁瑜に介抱され、目を覚ました銀鈴は、「幽霊退治をしたかったら、初めからそう頼みなさい! 囚人役ならやってあげたのに」と、怒りが収まらない。香々から、「銀鈴が『本物の囚人』だったから、出てきたのよ」と言われて、銀鈴は怒りを収める。

 幽霊騒ぎ収束のため、霊廟において、祭祀を行い、香々を大々的にお披露目する。

〈おまけ〉
 香々のお披露目祭祀の後で、香々に見せるため、≪新人女官伝≫の一部が上演される。
 香々が、「都から故郷まで列車で35時間で行ける」「故郷で取れた新鮮な果物が都で簡単に手に入る」ことで、鉄道に興味を持った。香々に鉄道を見せることを兼ねて、事件解決のご褒美で、離宮へ日帰りの温泉旅行をする。

●≪新人女官伝≫(仮称)の配役とあらすじ

・配役

 ≪新人女官≫と公主 銀鈴
 悪妃と公主付侍女 皇太后 
悪妃付侍女(≪新人女官≫の先輩) ≪侍女A≫≪侍女B≫
公主付侍女頭 香々(幽霊皇后)のそっくりさん

・あらすじ
 
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、≪新人女官≫を虐待していた。ある朝、≪新人女官≫は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 ≪新人女官≫は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える≪新人女官≫は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。≪新人女官≫も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、≪新人女官≫は新帝に見初められ皇后となった。

・補足

 銀鈴が初主演(≪新人女官≫役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

●関連スレッド

「寿国演義 銀鈴、牢獄で幽霊と邂逅す」(プロット)
 https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/628

「作中で演劇が話題になる場合の、その演劇のあらすじの扱いは?」
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13104

「出オチは是か? 非か?」
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13112

「真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?」
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13078

「中華ファンタジーの過去ネタ焼き直しについて」
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13039

上記の回答(同じ場面を2、3回読ませることの是非についての返信)

投稿者 読むせん : 1

お久しぶりです、虫のように現れました(`・ω・´)シャキーン

分かりにくいです!!
ぼうとうから、どうも演劇の演目じみた感じになりすぎて分かりにくい気がします。
===================
あー

ここは大陸一と名高い大帝国「寿」通称「寿国」。
しょうじき大陸にも異民族が沢山いるし、同じくらい大きな国家が無いわけではないけれど、「寿国」の強みは色々あるが、特に有名なのは「鉄道」だ。

今の世の皇帝『仁瑜』が私財を投げうち国内に蜘蛛の巣のよう微細(みさい)に張り巡らせた線路と、その中継点である駅舎により、寿国の人々は千里の道のりを一晩かそこらで移動できてしまうのだ。

この「鉄道」の導入で「寿国」は人々の様々な行動を広げることになり、そして寿国の発展を助けている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな発展の立役者であり傑物の名高い『仁瑜帝』は、どうにも奇特なところがある
らしい。

鉄道を皇子時代に私財で国内に敷いてしまった所はもちろんだが、かの皇帝の奇特さの逸話(いつわ)として妻選びが上がる。

大陸の通例として、王は多くの妻を持ち、妻たちを後宮に住ませるのだが、妻たちにも序列(じょれつ)があり、序列の最高位である『皇后』には相応の家や地位を持つ娘が選ばれる事が多い。大臣や宰相、将軍の娘や、属国の皇女などだ。

だが『仁瑜帝』は、よりにもよって下級女官として雇われた農民上がりの洗濯娘を見いだし皇后と成したのだ。

そんな何の後ろ盾も持たない農民上がりの小娘だったが、彼女は曲者の集う後宮内でちゃくちゃくと地位を築き、後世の記録では『仁瑜帝』すら凌(しの)ぐ様々な偉業を成し遂げた女傑だった言われている。

天衣無縫、豪放磊落、雲中白鶴、桜花爛漫。さまざまな賛美の言葉の贈られた、かの皇后の名を「銀鈴」と言う。
=============
とかの初心者に優しい、おやくそくな冒頭が欲しい気がします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でもって、その上でやるなら「演目の切り口」を変えていけばイケると思います。
要はマクベスっすね。

マクベスはザマァ系3部作です。
①マクベスは中心として王に使えている
②遠征の途中か何かで出会った魔女の予言に乗って王位簒奪をする
③マクベス魔女の予言どおり復讐される

演目の主演ポジっぽい位置を【悪妃】にする事で①②で悪妃にヘイトを貯め、踊り子に憐れみと悲劇を演じてもらい、③で華麗にザマァ系で〆る

非業の踊り子役と新人女官を同じ俳優が演じてみせて、可憐な佳人役と豪快な新人役を【悪妃】役が憎しみを止められず叶わぬ願いに固執し破滅する怪演が求められるテクニカルな話にしてみては?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 同じ場面を2、3回読ませることの是非について

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投稿日時:

元記事:主人公の初期状態の心情

こんばんわ、翡翠です。
次に書こうと思っている高校生の異世界転生系の物語で、テーマを『何を犠牲に、何のために生きるのか?』にしようと思い、主人公の最初の心理を『周りを犠牲にしてでも、自分のために生きる』にしたいのですが。
どんな事件を起こしたら、主人公(高校生)の心理をこのように出来ますか?

上記の回答(主人公の初期状態の心情の返信)

投稿者 手塚満 : 0

リアルでは、「自分を犠牲にしてでも周りを助ける」ほうが稀有であり、理由が必要なんであって、周囲の犠牲をしてでも自分のためという利己的な態度は普通にあります。フィクションでも、特に理由は要らないんじゃないでしょうか。

リアルでは、例えば、マナー違反レベルならいくらでも見聞きしますよね。自分が先にという行列の割り込み、ゴミ箱探すか持ってるのが面倒だからとのごみのポイ捨て、公衆トイレを汚してそのまま、中には意図的に汚すケースも。

高校生だと自動車はまだですが、バイクに乗る人はいる。公道を飛ばして楽しい、なんてありますが、周りからしたら危険な迷惑行為です。自転車も同様。女子高生で目撃された事例では、「左手で制服のスカート押さえつつ、右手は携帯、大笑いしながら話してて、周りをよく見ずに歩道を自転車で」なんてあります。危険行為であり、明らかに自分のことしか考えてないですよね。

バイトテロなんて言われている事象も同じく、周りを犠牲にしてでも自分の(楽しさ、注目度等の)ためといえます。万引きもありますよね。書店などではそれで経営が傾いて、店じまいしたところまで出ている。盗むというのは、他人の利益を奪っていますし、店じまいともなると生きていく手段を奪ったに等しい。でも万引きは後を絶たない。中高生の犯人も少なくない。

カツ上げ、なんてのも同様ですし、エスカレートしていく事例もあります。被害総額が数百万になんて驚くべき事例もちらほら。万引きも高額なものも盗むようになったりする。感覚がマヒして行くとも言えますし、悪い方向に度胸が付いて行くということでもある。

そういうマナー違反や犯罪相当とは全く無縁の世界でも、他人を押しのけてでも、って普通にあります。スポーツなんかはそうですね。いかに敵手に勝つかですから。将棋、囲碁でもそうだし、カルタ取りも同じです。自分が勝つということは、他のプレイヤーは負ける。で、相手が負けて(悔しそうなのを見ていながら)自分は気分がいいわけです。負けた者は悔し泣き、勝った者は嬉し泣き。

『周りを犠牲にしてでも、自分のために生きる』って、普通でしょ? そんなことしてもニュースにされないのが普通。逆に、「自分を犠牲にしてでも周りのために生きる」なんてことがあれば、ニュースになり得ます。フィクションなら、稀有な事例のほうが面白いわけですから、自己犠牲、例えばヒーローが体張って悪に立ち向かう、なんてことが通例になってくるわけです。

フィクションでそういうメインキャラが多いからといって、逆にしたら新奇性が出たり、新鮮になるわけではないです。それでも、利己的な主人公はあるといえばある。有名どころでは、「ドラえもん」の「のび太」。ドラえもんがのび太を助けるために出した道具を悪用して、一時的にしたい放題できるものの、最後は自分のしたことが祟って酷い目に遭う、ってパターンですね。

ですが、「どうしてのび太はそんな人間なのか」とは誰も疑問に思いません。ドラえもんを読み始めた人でも、そんな疑問はたいてい抱かない(「ダメな子だな」という意味で、反語的な疑問を口にすることはあるけれども)。

のび太は主人公ですが、サブキャラではジャイアンは悪者のスタンスの話も多いですよね。多くの物語は最後には倒されるべき存在であり、テーマに対する障害・問題点としての悪者がいますが、いかにして悪人になったかは語られないことも多いです(例外として、例えば悪党に救済を与える場合は理由の描写、説明が必要になったりはする)。悪党は単に横暴、欲深などが描写されるだけ。だけど、「なんでそんな悪い人がいるんだ?」という疑問を抱くことは稀です。

ですから、「主人公の最初の心理を『周りを犠牲にしてでも、自分のために生きる』にしたい」ということでしたら、普通に悪役として描けば足ります。もし、その後に主人公が自分の方向性を変えるのでしたら、転機になるイベントで改心するに充分な要素をどう出すか、になります。

もし、主人公が次第に利己主義をエスカレートさせて、悪党同然になったのでしたら、主人公の序盤の性格に理屈は要りません。しかし、主人公の改心を促す作劇手法として、「重いトラウマ」を使うんなら、何らかの悲劇的な過去を設定してもいいでしょう。そこさえ解決すれば、主人公が改心できるというものですね。

継続的に主人公にのしかかる重荷を何にするか、ということになりますと、解はありません。そこが物語作りの工夫のしどころ、作品の魅力となるポイントですから、「こういうもの」というパターンとかはないです。

言い換えれば、「どういう話にすれば面白いか」ということなんですから。ご質問の『周りを犠牲にしてでも、自分のために生きる』に限定しても、「利己的になるとしたら、裏切られた経験が多いとか、重かったとか」くらいの曖昧な答しか出てこない。その後の話作りの方針も分からないですから、「解決とセットになる状況は」といったことも回答のしようがありません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の初期状態の心情

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