返信一覧の表示
ラスボスのキャラクターに関して (No: 1)
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時:
最近一年がかりで小説を完結させました。
それで知人に見せたのですが、ラスボスのキャラクター性を酷評されました。
キャラクターとしては騎士道と美学を重んじるキャラクターなのですが、同時に厳しい価値観も持っていまして、家族を守るために戦う主人公を下した時「家族を守るために貴様が傷つけば、当然貴様の家族も傷つく。そんな理由で戦うのは傲慢の極みだ。」という発言をしました。
(ただしこのセリフの後に続けて「最後の最後まで私に向かい続けた勇気は認める」と言って主人公の事を認めています)
知人はそれが気に入らなかったみたいで、『こんな危険思想に取りつかれた奴が騎士道だの美学だのを語っていると吐き気がする』とか『ステレオタイプなスーパーヴィランをラスボスにして勧善懲悪にした方がよっぽど面白い』とまで言われてしまいました……
個人的にこのラスボスは、自分の思うかっこいいボスキャラクター像を意識して設定を組んだので、かなり自信喪失しました……
慰めが欲しい訳ではございません。ですが、もしこのラスボスが良いラスボスなのなら、あるいは本当に問題があるのなら意見を下さい。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 2)
投稿日時:
うん……騎士としてその価値観は厳しいですね。
基本、戦う人は死を覚悟しているのが常態です。
特に古い考え方では家(もちろん家族含む)や土地を守るため、の意味合いがすごく強い。あと、現実と同じ価値観だと「女子供」を戦わせるわけにはいかない。男女の力の差が古い時代ほど明確だし、子供を生き残らせないと未来がないから。
ゴルゴ13で有名なさいとう・たかを氏いわく「男の人生なんてのは、所詮おまけみたいなもんだよ。子供を産んで育てる女の人生に比べたらさ」好き放題女性食い散らかしてハードボイルドを貫いているゴルゴの産みの親が仰るからこそ、深い言葉なんですが。子種撒き散らしたら後は外で散ってこい、的な。
そのラスボスに関しては、主人公との利害関係にもよるとは思いますが
「情けのかけどころを間違ってる」と思えます。
「勝てないのが明白なら戦うな」と言いたいのかな?
ま、その先に待ってるのが独裁者の恐怖政治だとしたら、お先真っ暗としか言いようがないですが……
非暴力・不服従で有名なガンジーは「ただし、服従せざるを得ない状況なら、暴力をもって戦うことを否定しない」という考え方だったらしいですし。
なんでも人が傷つくことを避けりゃいいってもんではない……ということではないのかと。
追記 (No: 5)
投稿日時:
すみません、自分、細切れに書くことが多いんで読みづらいと思います。申し訳ない。
たぶん、「主人公が傲慢」なのではなく「ラスボスが他者の尊厳を踏みにじり過ぎ」なんだろうと突っ込みたい。友人さんの仰る「危険思想」は、まんま恐怖政治をしく独裁者の思考回路だから、ということだろうと思います。しかも「家族が悲しむだろ?」という偽善的な問いかけがまた、見当違いの美学に酔っていてほんとおかしいとしか……。「そうせざるを得ない状況になってんのはいったい誰の所為だと思ってんだ!」という返しが来ますよ。
そして思い出しました。正反対のタイプっていうと「北斗の拳」のラオウかな。実際に「被害を恐れて全く戦わずに早々に降伏した」村の人々の卑屈さを嫌悪して、見せしめに血祭りにあげたエピソードがありましたな……それ見てあんた一体どうすれば納得するんだよって思ったことがあるんですが。ただ本当にその時の村人の卑屈さ、というのはやな感じーに表現されていたので、不戦=卑屈もなかなか「人間の誇り、尊厳を貶める行為」なんだと考えさせられたことがあります。
そんでもってガンジーの価値観が「非暴力・不服従>暴力>服従」と知った時はそれも成程と思えましたし。確か抗議の断食中に、ともに断食を行い耐えられなかった奥さんを亡くしているんですよね……その犠牲を乗り越えて手に入れたインド独立なんですよ。自分や家族が傷つくとか悲しむとか、そういう個人レベルの問題を遥かに通り越しているのだと思うと、最終決戦の場で家族の話を持ち出すのはなんとも「ズレてる」としか言いようがないです。
追記の返信 (No: 8)
投稿日時:
hexa様
コメントありがとうございます。代表して5番に返信させていただきます。
そしてスレを立てる段階で、新参者の分際でありながらはじめましての挨拶を怠った無礼をお許しください。
まんま恐怖政治をしく独裁者の思考回路ですか……言われてみればその通りですね。
しかも主人公が戦わないといけなくなったのは他ならぬラスボスが原因ですし……
もし作り直すことがあるなら別のセリフに差し替えた方が良いようですね。アドバイスありがとうございました。
PS
ちなみにこのシーンは最終決戦ではなく、主人公とラスボスの一回目の戦いの時です。
説明不足ですみません。
あとラオウの話は感服しました。
ただ命が惜しかった村人と、誇りを傷つけられ怒ったラオウも、どちらの言い分も理解できます。
北斗の拳はラオウ以外にも考えさせられる価値観を持った漢がいますよね。
師匠との死別を経て愛を捨てたサウザーや、兄より優秀な弟はいないとケンシロウを認めなかったジャギ。
特にサウザーは正義の心を捨てきれていないところが私は好きです。
追記の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
あ、うん、「ラオウが誇りを傷つけられた」ではなく「誇りを持たない人を嫌悪した」ね。確かにわかるんですけど恐怖に震えるパンピーとしてはすみませんついていけませんラオウ様って感じでしたよ。せめてマミヤのように「弟が人質に取られても屈しない」くらいはしないといけなかったのかなー……レイの妹のアイリも、恐怖に震えながらも戦うことを選択していましたね。そのシーン、シスコン兄がどんだけ心配したかと思うとホント心臓に悪かったんですが。
なので主人公を「傲慢」と称したのは本当は合ってます。「傲慢」も「誇り」もprideですから。ただラスボス氏は他者の誇りはどうでもいい、ラオウは「お前らも誇りを持て!」と言ってくる、その違いでしょうか。その意味ではラスボスは普通の「力には屈しろ」タイプ、ラオウは「恐怖政治しくつもりだけどお前らちゃんと歯向かえよ!」と言っているので、こっちの要求のほうが無茶苦茶というかレベル高杉というか……ってところです。
まず、「守る=何を?」を単に「命」としているからおかしくなってるんでしょうね。戦う人は命ではでなく「人間の尊厳」を賭けることが多いため。なので、主人公の評価は「愚か(力の差をわかっていない)だが誇りを失わぬ者の目だ……」という感じになるのでは。
そして、騎士とは誇りを尊ぶものです。私がラスボス氏の騎士道に違和感を覚えるのはここかな。騎士っていうと些細な問題でもすぐ決闘、てくらいにプライド重視が普通ですぜ。家族も「あ、決闘で死んだのね。はいはい了解」が普通の状態。中に「仇とってくるわー」ていう人もいるってくらいで。
おそらく作者さん本人の「命が一番大事」という価値観が強すぎて「名誉が何より大事」の騎士道を理解していない、ように思われます
あと、バトルものにおいて「自分の命を大切にする」というテーマでは、おそらく「るろうに剣心」の奥義伝授エピソードに影響を受けた人って多いんではないのか、と思っていますが。あのセリフはTPOを間違えると非常にイタいものになってしまうので、少しアレとの違いを指摘しておきたい。
まず、「戦で敵と対峙する」シーンではなく「師匠に奥義伝授を請う」シーンなので、師(味方)から言われているということ。次に、奥義伝授の一過程であるわけで、戦い自体を否定しているわけではないこと。あと、剣心のメンタルが「奥義伝授=最強の力取得」に障害になり得るほど「死の覚悟」の比率が高くなっている状態を心配されていること。
この剣心の思いつめがちな性格は度々他者から心配されるほど、危うさが傍目にもよく見えています。人斬り抜刀斎時代も「使命感」と「罪悪感」の高さの板挟みでしばしば潰れそうになっていましたからね。流浪人としての剣心はさらに「暗殺者の贖罪」に重きを置いた価値観であるので、つまりベースの自己犠牲精神が高すぎるキャラクターなんです。騎士や通常の武士と違い、守るべきものがしっかり設定されているわけではなく、何も持たず罪の意識だけを持つものが贖罪の方法を探しもとめて彷徨っている状態。
で、結局のところ、戦いに赴くこと自体は大前提で、心構えの部分でのバランスの悪さを指摘されているに過ぎないってことです。戦う理由にケチをつけて、戦い自体をやめさせようとしているわけではないんです。しかもそれを言う相手が敵であっては、ただの懐柔策にしか聞こえないわけですよ。あれって結局「長いものには巻かれろ」って言ってるだけだし。
あと「死んで悲しんでもらう」同じ立場から言うと、「あ、この人、身内からそう言ってもらって自分の命を大事に扱ってほしい人なんだな……」という曲解もできます。なので、言う人の立場って大事。広義の視点ぶれ(キャラクターが自他の立ち位置を把握していない)に相当するかもしれません。
追記の返信の返信の返信 (No: 15)
投稿日時:
またまた返信させてもらいます。
身内から大事に扱って欲しい……そんな解釈もできてしまうのか。
これは闇の深い問題になってきましたね。
るろうに剣心はわからないのですが、私が「命が一番大事」という価値観に囚われているのは納得できました。
これからはきちんとセリフを書くキャラを自分にトレースするようにします。
PS
そういえばジョジョでシーザーが「よくもマルクを殺したな」と憤慨するシーンで武人キャラのワムウが「波紋の一族はいつも同じセリフを吐く」と笑っていましたが、あれはセーフなのですかね?
追記の返信の返信の返信の返信 (No: 18)
投稿日時:
ごめん柱の一族に関してはどんな話だったか忘れた……
あ、あと実は「旦那に先立たれた女君主とかなら話は違ってくるけど……」とか思ってたらマジ女ですか?!それだとちょっと話が違ってきます。旦那でなくても男兄弟とかを亡くした過去なんか描写するとわりと違う。特に女性のほうが『命>>>>>プライド』の価値観が強いことが多いんで。プライド重視の男社会の価値観なんてクソくらえ、くらい思ってるとかなり違う。「男ってバカばっかり」て呟きそうな人。ただし、それはつまり騎士道自体に否定がちになる人なので、騎士の手本かというとちょっと違う、かなり違う。
あとですねー、そういう女傑は並の男以上にメンタルがぶっとんで強いことが多いので、そもそもそんな中途半端な情のあることは言わないか、もしくはおっそろしく残虐な手段も辞さなかったりするんですよ。歴史上の女傑をご覧あれ……特に「無能な息子に対して容赦がない」とかけっこういますからね!!
追記の返信の返信の返信の返信 (No: 20)
投稿日時:
hexaさんが忘れてるとのことなので、横からですみませんがワムウの言動解釈を。
柱の男たちにとって、人間は基本的に餌(=吸血鬼)の材料。
「人間がアリを踏んでも気づかないのと同じ」的なことが作中でも言われていたはずです。
そしてワムウ個人は強敵と戦う事が好きなタイプ。
人間であっても強者であれば敬意を払いますが、弱者は殺す価値すら感じない。
修行後のシーザーはワムウを追い詰めるほどの強者なので相応の敬意を払っていましたが、この時点の修行前シーザーは完全に力不足。
つまり、シーザーは親友マルクの死に怒って仇をとろうとしていても、ワムウから見れば
「敬意を払う価値もない弱者が、アリ同然の存在が死んだことに怒り、圧倒的実力さも理解できていない」
状態ですね。
ましてやそれが、二千年前にも飽きるほど見た(そして、その後叩き潰したであろう)状況のコピーでしかないわけですから、嘲笑うのも無理からぬ状況。
命を大事に思うマリンさんの価値観では「セーフなのですかね?」と疑問を覚える行動なのでしょうけれど、
柱の男ワムウの価値観で考えれば、ごく普通のことと理解できます。
自分の価値観は一旦置いておいて、「この状況でこのキャラならどう考えるだろう」と
考えるのはやってみた方がよいですね。
私も、大まかなプロットが出来たら主要キャラ一通り分やるようにしています。
例えば、主人公が置かれているであろう「大幅に力の差がある相手に家族が脅かされている」状況にラスボスを置いてみたら、彼女はどうするんでしょう?
主人公へのお説教からして戦う選択肢は無し。
自分と家族が傷つかないこと優先なら、とにかく逃げる?
しかし、それは彼女の「騎士道」や「美学」と相反しないのか?
最後まで立ち向かうのは本当に褒めていいのか?
家族が悲しまないためには、負傷が軽いうちに逃げるか降伏することこそ勇気では?
こうした問答を繰り返すことで、そのキャラへの理解が進んでいくでしょう。
追記の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 21)
投稿日時:
ワルプルギスさん、ナイスフォローありがとうございます。
そもそも柱の一族・人間の関係は「捕食者」「被食者」で、「完全敵対」(=和解がありえない)、ですね。
人間同士の争いとは根本的に状況が違うと思っています。
ましてや波紋の戦士もワムウも「騎士」ではありません。
ワムウの武人意識は騎士道とはまったく違いますね。
カッコいいシーンだからって安易にセリフを流用しようとすると
基盤のTPOを間違えていることになり、視点ぶれの世界へまっしぐら!となります。
どうかご注意を……ホント、私、小説書いてるとき視点ぶれを起こさないようにするのに必死。
そのくらい、視点ぶれって怖いものなんですよ……。
ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 3)
投稿日時:
倒すべき悪役をカッコよく書きすぎた、というのが問題なのでは。
>続けて「最後の最後まで私に向かい続けた勇気は認める」と言って
それで主人公が「認められた」と思ってしまったら(セリフの上では否定していても)、ラスボスの性格関係なく読者としては「は?」と感じてしまう。
性格は違えど似たような状況でよくありそうと思うのは、元上司がラスボスになる展開でしょう。
「貴方には憧れすら感じていたのに、どうして裏切ったんだ」的な。
こういう場合でも、「主人公は甘いが、向かってきたことは認めてやろう」と言ったところで、主人公は「今の上司には認められたくない」という感情を出すところでしょう。
ところが、ここでラスボスをカッコよく書きすぎたら、
要するに、
『こんな裏切り者が美学だの認めるだの語ってたら吐き気がする』
という状況になるんじゃないかな?
芯が通ってる悪役とか、危険思想だけどそれなりに持論を持っていて感情移入できる格好いいラスボスというのは少なからずいると思うし、私もそういう敵キャラは大好きです。
ただ、悪役の「カッコよさ」というのは主人公がいてこそで、物語である以上は主人公のほうを目立たせなきゃいけない。
つまり、ラスボスをカッコよくしすぎたのが原因ではないかな、と。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
サタン様
コメントありがとうございます。
倒すべき悪役をカッコよく書きすぎた……そのフシは自分でも多少自覚しています。
主人公を目立たせるのが小説の本文ですからね。
次回作以後は気をつけて書かないといけませんね……
ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 4)
投稿日時:
こんばんは、のんです。
騎士道や美学を重んじるラスボスですか。ラスボスと言うのは大抵作中最強のキャラクターですし、「強い=格好いい」なんて構図はありがちです。
それに加えて騎士道や美学も格好よさげで、『自分の思うかっこいいボスキャラクター像を意識』してもいる。となりますと、盛り過ぎに成ってしまったのかもしれません。
格好いいという感情は、憧れから来るものですよね。そして憧れは、尊敬と同時に劣等感を生みます。
これがなかなかの曲者で、放置して更なる格好よさだけを求めてしまうとヘイトを買うのです。その為、私は格好の悪い部分も作ることで共感を呼ぶなどし、ヘイトを弱めようと画策しています。
マリン・O様のラスボスの欠点は【危険思想】なのかもしれませんが、それで共感を呼ぶことは難しいでしょう。
【危険思想】。自らの意思を押し通すというのも、格好よさに当たると思います。
共感を得るのでしたら、【騎士道】や【美学】でしょうか。しかし、こちらも格好いいものですし、【危険思想】の格好よさと反発する様に思えます。
ただ、この反発は悪いものではありません。上手く料理すれば、欠点としてヘイトを下げる要因になるでしょう。【危険思想】自体に向けられるヘイトも【騎士道】や【美学】で返上できるかと思います。
最後に、「吐き気がする」「けど憎めない」ラスボスになれば、最高じゃないでしょうか? 参考になりましたら幸いです。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
のん様
コメントありがとうございます。
かっこよすぎて劣等感からヘイトを買う。これは最強主人公を嫌悪する風潮と共通点があるかもしれないですね。
私は元々ワンマンアーミーな主人公を書くのが好きだったのですが、同じ知人に「この小説は汚い言葉を使って表現するとオ○ニーだ」と言われてしまったので差し控えるようにしたんですよ。
そのフラストレーション(?)が今度はラスボスに向けられたのが原因なのかもしれませんね。
同時に欠点をつけることで共感を呼ぶですか。
このラスボスは危険思想以外にも、戦闘中によく慢心して足元をすくわれることがあるキャラクターでした。
例を出すと、相手が盾に仕込んだ暗器に気づかず手傷を負わされたり、必殺技的なものを負けそうになるまで使わなかったりといった感じです。
最終結論を言うと、やっぱり調理の仕方が悪かったようですね。
次回作はもっと計画的に作らねば……
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信の返信 (No: 13)
投稿日時:
返信への返信、失礼します。
先日は格好のいい要素を盛りすぎたのではないか、と思ったのですが、逆かもしれません。
騎士道を重んじるならば、味方にも敵にも誠実な態度で接し、気高くあり続け、女性を守らなければならないのです。慢心と両立できるものではありません。例え弱い相手でも、立ち向かってくると言うのであれば、全力でもって応えるべきでしょう。
慢心などの精神からくる格好悪さは消し去って良いのです。ラスボスに人間味など必要ないのですから。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信の返信の返信 (No: 16)
投稿日時:
その返信に関して僭越ながら意見させてもらいます。
騎士道と慢心は両立できないということに関しては慢心した自身を諌める描写を加えれば解決できるような気もします。
(ジョジョのワムウだってそのためにわざとジョジョに殴られていましたし)
まあ、この慢心しやすいという弱点は、これくらいの弱みを残しておかないと主人公が勝てなくなるからという理由で付けた弱点なので、慢心の描写はない方がいいのも事実なのでしょうけど……
あ、説明するのを忘れていましたが、この人は女性です。(今更すぎる補足)
既存キャラで言ったらナウシカのクシャナ殿下とかZガンダムのハマーン様みたいな女傑キャラです。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信の返信の返信の返信 (No: 17)
投稿日時:
またしても返信失礼します。
▼慢心した自身を諌める描写を加えれば解決できる
確かに仰る通りですね。ラスボスたるもの最強たれ、というのは私の固定観念でした。申し訳ありません。
しかし、自身の行動を省み竦めるとは、すなわち成長ではないでしょうか? パワーアップしていくラスボス......絶望感が凄まじいですね。
同時に共感も覚えますが、そうなってくるとラスボス以前にライバルの様な気が致します。もちろん、ライバルでラスボスでも何の問題もないですし、そうならない場合もまま有るのですが。ライバルで異性となるとヒロイン化を期待されてしまう罠も有りますので、大丈夫かとは思いますがご注意下さい。
それでは、此にて失礼致します。
ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 6)
投稿日時:
小説の全体が分からないのでなんとも言えませんが、勝負のときに家族の話を持ち込むのは騎士道とは相性が悪いと思います。家族を引き合いに出して主人公を揺さぶるというのは直接的な戦いよりも搦め手を得意とする策略家や単にゲスな小悪党がやる事だと思うので。騎士道精神に溢れているというラスボスにしたいなら、部下にそれらのキャラを配置して主人公の家族を引き合いに出した瞬間に止めさせる等の描写の方がそれらしく見えるかなと思います。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
薄口醬油様
コメントありがとうございます。
なるほど……搦め手を得意とする部下にそれらの発言を言わせてそれを止めると。
それでも「こいつは知恵は足らんが筋のある奴だ」とかそう言った悪態は吐きそうですけどね……まあ、それくらい言ってくれないとボスキャラっぽく感じませんが。
ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 7)
投稿日時:
>「家族を守るために貴様が傷つけば、当然貴様の家族も傷つく。そんな理由で戦うのは傲慢の極みだ。」と
この台詞がラスボスの人間性から出てきたものなら、OKだと思います。
ラスボスも家族を守るために悪を行った人間であり、同じように家族を守るために戦う主人公に対して、自分の考えを述べたのならカッコイイ台詞になると思います。
逆に、それまでラスボスとその家族についてのエピソードを深めていないで、この台詞を使ったのなら、取ってつけたような印象になってしまいます。
狂気に支配された人間というのも魅力があるものです。例えば、ヘルシングという漫画に出てくる少佐というラスボスは、戦争が大好きな狂人で、目的もなくただ戦争がしたいという理由でロンドンを火の海にします。
そのために50年近くも準備して、負け戦すらも楽しむという首尾一貫した狂気から、人気が出ました。
人間にはみんな変なところがあるので、狂気に支配された人間というのも、その姿勢が首尾一貫していれば共感されるのです。
ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
うっぴー様
ヘルシングは私も全巻持っています。少佐は最後までぶれませんでしたよね。
ただ、調理が凄まじく難しそうですね。そういったキャラクターはもう少しスキルアップしてから挑戦してみようと思います。
ラスボスのキャラクターに関しての返信 (No: 19)
投稿日時:
家族を守るために戦う主人公。その戦う相手がラスボスならば、ラスボスは家族に危害を加えようとしている側ということに?
だとしたらこれはまさに「お前が言うな」になると思います。
ラスボスと家族(両親としておきます)が親友で、やむを得ない理由があって手にかけないといけない状況なら、親友である両親を悲しませたくないから主人公にそう言った……なら納得できます。