追記の返信の返信の返信の返信の返信
元記事を読む
追記の返信の返信の返信の返信(元記事)
hexaさんが忘れてるとのことなので、横からですみませんがワムウの言動解釈を。
柱の男たちにとって、人間は基本的に餌(=吸血鬼)の材料。
「人間がアリを踏んでも気づかないのと同じ」的なことが作中でも言われていたはずです。
そしてワムウ個人は強敵と戦う事が好きなタイプ。
人間であっても強者であれば敬意を払いますが、弱者は殺す価値すら感じない。
修行後のシーザーはワムウを追い詰めるほどの強者なので相応の敬意を払っていましたが、この時点の修行前シーザーは完全に力不足。
つまり、シーザーは親友マルクの死に怒って仇をとろうとしていても、ワムウから見れば
「敬意を払う価値もない弱者が、アリ同然の存在が死んだことに怒り、圧倒的実力さも理解できていない」
状態ですね。
ましてやそれが、二千年前にも飽きるほど見た(そして、その後叩き潰したであろう)状況のコピーでしかないわけですから、嘲笑うのも無理からぬ状況。
命を大事に思うマリンさんの価値観では「セーフなのですかね?」と疑問を覚える行動なのでしょうけれど、
柱の男ワムウの価値観で考えれば、ごく普通のことと理解できます。
自分の価値観は一旦置いておいて、「この状況でこのキャラならどう考えるだろう」と
考えるのはやってみた方がよいですね。
私も、大まかなプロットが出来たら主要キャラ一通り分やるようにしています。
例えば、主人公が置かれているであろう「大幅に力の差がある相手に家族が脅かされている」状況にラスボスを置いてみたら、彼女はどうするんでしょう?
主人公へのお説教からして戦う選択肢は無し。
自分と家族が傷つかないこと優先なら、とにかく逃げる?
しかし、それは彼女の「騎士道」や「美学」と相反しないのか?
最後まで立ち向かうのは本当に褒めていいのか?
家族が悲しまないためには、負傷が軽いうちに逃げるか降伏することこそ勇気では?
こうした問答を繰り返すことで、そのキャラへの理解が進んでいくでしょう。
追記の返信の返信の返信の返信の返信
投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 1
ワルプルギスさん、ナイスフォローありがとうございます。
そもそも柱の一族・人間の関係は「捕食者」「被食者」で、「完全敵対」(=和解がありえない)、ですね。
人間同士の争いとは根本的に状況が違うと思っています。
ましてや波紋の戦士もワムウも「騎士」ではありません。
ワムウの武人意識は騎士道とはまったく違いますね。
カッコいいシーンだからって安易にセリフを流用しようとすると
基盤のTPOを間違えていることになり、視点ぶれの世界へまっしぐら!となります。
どうかご注意を……ホント、私、小説書いてるとき視点ぶれを起こさないようにするのに必死。
そのくらい、視点ぶれって怖いものなんですよ……。
カテゴリー : キャラクター スレッド: ラスボスのキャラクターに関して