小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

サタンさんの返信一覧。投稿の古い順287ページ目

元記事:異世界スチームパンク

異世界で中世イギリスみたいなスチームパンクみたいな世界観を作ってるんですが
機械文明の中に魔法を落とし込むってSFになるんですか?
SFの知識身につけた方が良いですか?

上記の回答(異世界スチームパンクの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

その設定だと、程度によるというか内容によるんじゃないかな。
SFというのはサイエンスフィクションだから、例えば蒸気機関が生まれたことで魔法が衰退していったみたいな内容なら主役は蒸気機関つまり科学のほうだからSFないしSFファンタジーだと思う。この場合 魔法 ってのは一種の前時代の象徴でしかないから。
あるいは、魔法と蒸気機関が共存してるような世界観でエンジニアの主人公が悪い魔術師の思惑を阻止するみたいな内容だったら、多少SF要素はあるけどファンタジーかな。問題解決の道具が蒸気機関ってだけなので。

繰り返しSFってのはサイエンスフィクションだから、物語の主旨になる中心部分に科学があるかないかってのが判断の分かれ目。
だから、例えば AIによる管理社会での恋愛 みたいな内容で、決められた相手との恋愛がどうなるのかとか、別れることも決められてるけど逆らうのかとか、そういう科学知識ほとんど出てこない作品でも、AIによる管理社会っていうサイエンスで起こるフィクションを描いてるので、これはSFになる。
SFだからって必ず科学的な知識が必要ってわけじゃないし、スレ主さんが提示された設定だけでSF知識が必要かどうかってのは、わからない。
SF知識よりもスチームパンク作品を読んで「スチームパンクっぽさ」が出てる部分を吸収したほうがいいと思う。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異世界スチームパンク

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元記事:主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?

こんにちは。
GA文庫の編集者の方が、ライバル側の事情に踏み込みすぎると主人公のストーリーを塗りつぶしてしまい、誰に感情移入して良いかわからなくなるという趣旨のツイートをなさっていました
https://togetter.com/li/98942

理解はできるのですが、他方で今取り組んでいる作品は、どうしても複数のストーリーが必要になることに気づいて頭を抱えています。
味方の陣営Aと敵の陣営Bそれぞれに視点人物A'(主人公)、視点人物B'(副主人公)を置いて、時にA'とB'を絡ませて衝突させ、時に会話をさせながら、敵の体制の問題点を浮き彫りにしつつ、主人公A'がB陣営を倒すという構成です。

このような形式の小説ラノベ新人賞では低評価になるのでしょうか?

今までのアイデアに固執するつもりはありません。低評価になるかどうか、なる場合はどのような構成に修正すべきかについて柔軟な意見を頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。

上記の回答(主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

複数のストーリーを1作品で扱う場合、それなりにコツが必要です。
複数ストーリー専用の手法が群像劇とすると単一のストーリーに特化している(主人公の物語を書くのに適している)のが一人称視点ないし主人公に視点を固定する手法と言えるかなと思います。
スレ主さんが書かれているのは確か三人称一視点だったかと思うので、下手すると編集者さんのツイートの通りになってしまうでしょう。

その対策というか、そもそも「どちらに重点を置いてるのかはっきりしましょうよ」って事だと思うので、ツイートの通り取捨選択して良いアイディアでも涙を呑んで切り捨てて「ライバルの事情にはあまり踏み込まない」という解決手段しかありません。
なので、
>味方の陣営Aと敵の陣営Bそれぞれに視点人物A'(主人公)、視点人物B'(副主人公)を置いて、時にA'とB'を絡ませて衝突させ、時に会話をさせながら、敵の体制の問題点を浮き彫りにしつつ、主人公A'がB陣営を倒すという構成です。
これが成立すればよいだけなので、ライバル側の敵体制の問題点が主人公側に伝わればあくまで物語は問題なく成立するので、ダブル主人公のような難しいことはせずに「これは主人公の物語である」ってことを忘れないようにしましょう。

そうじゃなくて書きたいのは複数主人公の衝突や彼らの葛藤なんだって場合は、三人称一視点で書いてる事が難度を上げてるので、いっそもっとサブストーリーを増やして群像劇にしちゃったほうが望むものを書けるかもしれないと思う。

>このような形式の小説ラノベ新人賞では低評価になるのでしょうか?
低評価というか、マイナスではないと思うけど、加点要素はないと思う。
それって単に「敵サイドのことも書きたいけど主人公視点じゃ書けないからライバル視点にしーちゃおっ」って単純な図に見えちゃうので、こう考えるとこれって芸がないでしょ?
そう受け取られちゃった場合、それが理由で低評価にはしないけど、腕を見せる場で技術も芸も見せられない結果にはなるので、えーと、これは正しい表現ではないけど、下読みさんか編集さんか、評価してくれる人から舐められて評価される。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?

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元記事:主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?の返信の返信

サタンさん、いつもお世話になっております!(_ _)
大変勉強になりました。

言える範囲でストーリーを書くと、戦国時代のように、A軍とB軍が隣り合う地域を支配していて、A軍の地域では民主的で自由に生活できる一方で、B軍では絶対王政が敷かれていて民が虐げられているという状況です。主人公であるA'の目標は、B軍トップの暗殺、副主人公のB'の目標も革命の達成で共通していますが、B軍の軍人という立場上、建前としてB'はA'と敵対しています。

主人公A'に悪政の現状を映像で見せるという方法もあるかもしれませんが、それだと迫力がイマイチなので微妙です。
そこで、読者にリアルに恐怖政治を体験してほしいという狙いから、視点人物B'を用意してB軍トップの横暴を味わわせたいのです。最後は敵対していたA'とB'が協力してB軍トップを倒すので、二人のストーリーが最後で一つになります。

また、B'の過去を全く描かないということになると捻りがなくてつまらない(簡単にA軍の味方になって話が終わる)ので、B'がなぜ王政打倒を目指しているのかについてなど、多少は描きたいと思っています。
ただ、B'に視点が移る章は3つほどしかなく、A'とB'が鉢合わせたときは必ずA'視点になるというルールにしていて、B'はあくまでも”副”主人公という扱いです。

この程度であれば、あくまでも主人公の物語といえ、問題ないでしょうか?
重ね重ねの質問恐縮ですが、アイデアがありましたら伺いたいです。

上記の回答(主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

個人的にはB‘を主人公にしたほうがいい話だと思っちゃうかな。
というのも、これも件のツイートに関係してくるんだけど、物語をよりよくしようとライバルないし主人公と対比できるキャラを追加すると、語る機会が多い主人公と違って追加キャラは語る機会が少ないのでキャラに色々盛っちゃって、結果ライバルのほうが魅力的になっちゃう現象ってのがあると思います。
今回はあくまで主人公と裏主人公の話なのでこれが目立ってるだけかもしれませんが、
>読者にリアルに恐怖政治を体験してほしいという狙いから、視点人物B'を用意してB軍トップの横暴を味わわせたいのです。
と、B'視点で物語の重要部分を書こうと考えちゃってる。
読者がリアルな恐怖政治を体験したとしても、つまりそれはB'から見た恐怖政治なので、主人公であるA'から見た恐怖政治ではない。
件のツイートに戻って「どちらに感情移入していいのかわからない。ライバルに踏み込みすぎ」ってことになる。
だから、スレ主さんのその考え自体は良いと思うけど、リアルな恐怖政治を体験してほしいにしてもそれはA‘視点から語らなきゃいけないことで、「その犠牲者がB‘だ」と把握してもらわないと物語の中心がズレちゃうんじゃないかな。
繰り返し、今回は主人公と裏主人公の話題の相談なのでそこが目立ってるだけかもしれないし、もっとちゃんと主人公側にテーマがあるものと思うけど、あくまでこのスレの情報だけで考えると、
>読者にリアルに恐怖政治を体験してほしいという狙いから、視点人物B'を用意してB軍トップの横暴を味わわせたいのです。
これはようは「B‘の苦悶の日々を体験してほしい」って言ってるようなものだから、それはB‘が主人公の話でやるべきで、再三あくまでこのスレの情報だけで答えると、そりゃB‘が主人公のほうがいいよ。ってなるかな。

>この程度であれば、あくまでも主人公の物語といえ、問題ないでしょうか?
「問題」があるかどうかで言えば、別段問題はないと思う。
ただ、別スレで回答した 視点 の話ですが、視点移動は慣れてないと難しいので、ちゃんとした理由があるんだと言っても作者都合での視点移動はなるべくしないほうがいいと思います。

>アイデアがありましたら伺いたいです。
物語の全容ないし作者が書きたいと思ってるモノを知らないので確かな事は書けませんが、あくまで参考程度ってことで答えると、
前述したようにこのスレの情報だけではB‘のキャラが主人公に対して濃いように思えるので、「恐怖政治をリアルに体験させる」など物語の重要部分はあえてB国のモブ国民視点とかで書く手もあるかな。
例えばモブ国民は普通に生活してるけど実は反政府組織の末端で国にバレたら命はない、けど些細なミスでバレて捕まり、尋問を受けて銃口を向けられ処刑される。その引き金を引いたのはB'だった。
とか。
こうすると視点主はモブ国民だからキャラの印象は強くならないしB'の本当は殺したくないけど立場上な感じも出せてB'の印象を残せて、実際に処刑される人視点だから恐怖も書けて、そのうえ主人公より目立つことはないんじゃないかなって演出。
それで言えば、B'視点にしようと思ってた箇所は全体的にB'の部下視点とかモブ国民とか周囲にばらけさせてB'視点にはしないってのもありかなぁ。
これなら視点移動しても視点はバラけるのでB'など主人公以外の特定の誰かに焦点が合いづらくなって、B'側のストーリーはB'を見てる別キャラっていう側面から間接的に書いてくことになるから面倒かもしれないけど、印象は強くならないので主人公側のストーリーに集中できるかな。
ついでに、そうやって視点をバラけさせりゃ別スレで相談されてた「味方リーダーに一時的に視点を変える」ってのも違和感ないしね。
ただそうすると、書き方によっては視点がコロコロ変わるってことにもなりかねないので、視点の扱いは難しいよーっていう話に戻っちゃうかな。
それと、そこまですると三人称一視点としては成立してそうにないかな。人によっては一視点は一度も視点変更すべきでないって考えてたりもする。私は大部分が主人公視点の三人称ならギリ一視点って認識だけども。
なので、これはあくまで「B'視点にしなくてもモブでもそれ書けるじゃん」とか「B'の物語を語るにしても、それを見てる第三者視点ってのもアリよ」っていう参考の一つであって、こうすれば上手くいくよ的な正解では決してないので、そこは注意ね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?

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元記事:普段の日常会話は役立つ?

 人の話す機会を増やした方がいい、そうすれば自分の言葉が見つかるって言われました。
 人の会話は役立つのでしょうか?
 こっちは友達がほとんどいないので、話す機会がありません
 話す機会がないレジ打ちの仕事をした方がオススメだと言われました。
(今は農業の仕事をしていますが)

 もう1回言いますが、人と話すことは小説に役に立つのでしょうか?
 皆様の回答が聞きたいです

上記の回答(普段の日常会話は役立つ?の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

感性を豊かにする最も単純で身近な手段が会話なので、具体的に「どこが」というのは答えても伝わりにくいと思うけど、コミュ能力高い人は創作能力も高い場合が多いよ。

でも、そもそも創作っていうのは自己表現だから、コミュ能力高けりゃそれで満足できちゃうためにコミュ能力高い人はハナっから創作にハマったりはしないのよ。
というか、出版社経由で本を出す場合にも編集者とコミュニケーションとらなきゃいけないし、それが円滑であるほど編集はスレ主さんの作品に前向きに打ち込んでくれるし、編集者を介さず自力で仕事取ってくる場合はそれ以上にコミュ能力高くないと仕事を取れないから、人と人との会話は創作能力に必要で、その創作を続けていく事にも不可欠と言えるほどの要素かな。
言いつつ私はあんま会話が好きじゃないんだけどね。観察もよくしてるけども、それも好きかと聞かれりゃ別に好きではない。
イメージでは作家って陰キャが部屋で缶詰になってって感じあるけど、能力的には陽キャのほうが向いてるよ。
だって、現実で楽しい出来事があって楽しい会話が出来るなら、それを書き起こせばいいだけだからね。

ただ、あくまで創作能力だけで言えば、当人が会話すること自体・自分が発言すること自体はそれほど重要ではないと思うかな。
会話好きな人の近くで会話を聞いて彼らを観察してりゃ、繰り返しあくまで創作能力だけで言えば必要十分ではないかと思う。
発言自体は執筆でやるわけだから。

会話というのは、その効能というか会話が役立つことの一つとして、自分と違う人生を経験した他人って「自分一人じゃ絶対に思いつかないような言葉」を投げかけてきたりするのよ。
自分じゃ絶対思いつかない発言だから、その発言をもらって「その言葉について考える」という行為も、この人と会話してなかったら生涯その機会はなかったわけよ。
そういうのは本人にとって良い刺激になるし、考え方を変えないと答えが出なかったりして頭が柔軟になるし、
それはこういうお悩み相談な場所でもある程度は出来るから、スレ主さんもたまには回答者側にまわって、例え良い答えが思いつかないとしてもわからないなりに考えりゃ、考えることが大事だから、まずはそっから始めてみたらどうかな。
ネット上では人間観察の点ではやりにくいから全部ネットで対面せずカバーできるって事じゃないけどね。

カテゴリー : その他 スレッド: 普段の日常会話は役立つ?

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元記事:お笑い芸人のネタやギャグを引用しても著作権法違反に引っ掛かりますか?

小説で許可なく楽曲の歌詞を引用すると著作権法違反になりますが、
お笑い芸人のネタとかギャグも小説で引用したら同じように法律違反になるんでしょうか?

例えば、

「その夜、俺はテレビを見ていた。
 田代まさしに『何だ君は!』と言われた志村けんが、
 『何だチミはってか? そうです、わだすが変なおじさんです。
  あ変なお~じさんだから、変なお~じさん。
  あ変なお~じさんだから、変なお~じさん。
  あ変なお~じさんだから、変なお~じさん。だっふんだ!!』とお決まりのギャグをしていた。」
 みたいな感じでお笑い芸人が実際に作中に登場してギャグをやるようなシーンがあってもセーフ、ぐらい緩いのか、
 
 それとも作中のキャラクターが「あ変なお~じさんだから、変なお~じさん。だっふんだ!!」とものまねをするなどの感じでギャグを台詞で引用するだけでもアウト、ぐらいに厳しいのかが気になります。

あと今カクヨム用にラブコメ書いてるんですが、
15章中後半の9章くらいで
主人公とヒロインがバチボコにヤってるんですけど、
(ほぼ事後描写だけど、あたりに使用済ゴムとか白いのが飛び散ってる感じ)
表現をマイルドにするか投稿先をノクターンに替えるかしたほうがいいですか?

上記の回答(お笑い芸人のネタやギャグを引用しても著作権法違反に引っ掛かりますか?の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

芸人のネタには基本的に著作権はないというか、当人の演技含めてのネタだし他人がやったところで法的に違反するようなことはない。金銭が発生しなければなおのこと。
歌ネタの場合は歌や曲に著作権が発生する可能性があって、違法に作られたグッツなどには漫才やコントのセリフではなくキャラクターのほうに肖像権や著作権が発生する。

ただ、Web小説とはいえ文芸の末席にいるのだから、あなたのアイディアには 芸 があるんですかって話になる。
敬意をもったオマージュや批判するために引用するアンチテーゼ的な作品では、元ネタを利用した新しいものを作る。ただパクってるだけではない。
「どこまでOK?」って話じゃなくて、あなたが自信をもって読者に提供できて、元ネタを作った人に堂々と「これ見てください」と胸張って言えるモノが作れるのか、という問題です。
人のものを利用させてもらう以上は、自分だけでなく自分と読者だけでなく、元ネタを作った人も満足させられるようにしなきゃダメ。
それが無理そうなネタなら、グレーゾーンでバレたら怒られる覚悟をもってやる。

>表現をマイルドにするか投稿先をノクターンに替えるかしたほうがいいですか?
読者や運営から何か言われたら対処すりゃいいと思うよ。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: お笑い芸人のネタやギャグを引用しても著作権法違反に引っ掛かりますか?

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元記事:初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

いつもお世話になっております。
現在長編小説に初挑戦している、やとうと申します。

プロット構想中の長編について、
思ったよりも話が長くなってしまいそうで、構成に悩んでおります。
皆様にご指導いただければと思い、こちらにお邪魔しました。

小説のテーマは
ヴィクトリア朝風な舞台で「サムライ×小公子×猫」です。

大まかな話の流れは、

諸事情で祖国にいられなくなったサムライが、新天地の異国において特殊な家業の貴族の少年の護衛となる。
立場の弱いヘタレ小公子が立派な跡継ぎとなるまで、スパルタ教育を施しながら命を懸けて守り続ける。

というような内容です。

主人公のサムライは、
頼りない少年を特殊な家業の跡継ぎとすることで、名門貴族の家とコネクションをつくり、
主人公の実家の戦略を優位に進めたい、という目的で行動するつもりです。

一緒にいるうちに情が移って、主人公の考えが変化して
実家>少年 → 実家=少年 → 少年>実家 となっていく方向で考えています。

猫は、各登場人物の心情表現や、場の空気を替える役割をしたり、
独りぼっちの少年を支える仲間として出すことを想定しています。

そこで悩んでいるが、ストーリーの長さです。
現在の予定はだいたいこのようなものです。
①サムライと少年が出会い、衝突しながら一緒に事件を解決して正式に護衛となるが、不仲。
②様々な事件を通してサムライの過去や、少年との本当の関係などを明らかにする中で仲良くなる。
③実家と少年、二択に迫られたサムライが、スパルタ教育の末成長した少年を新たに主に選ぶ。

①~③をやや長めの短編5~6話で一つの章として、三章の構成にしたいです。
しかし、ライトノベルでいうと単行本2~3冊分ぐらいの内容になりそうな予感がしてきています。

前置きが長くなりましたが、皆様にご相談したいのは、
初心者の長編チャレンジは、
「内容をカットして1冊分にまとめて短くすべきか、3冊分ぐらいになりそうでも予定通り進めるか」です。

私の経験は、以前に短編をこちらでご指導いただきながら、一月ほどの時間で書いたことしかありません。
そのため、初心者がいきなり長すぎる長編というのは無謀では、と不安も大きいです。

長編に挑む前にもう少し短編で経験をつむべきか、また長編に向けての心構えなどなど、
皆様の執筆の経験やお考えを教えていただければ幸いです。

上記の回答(初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信)

投稿者 サタン : 0

自分が書き慣れてなかった頃を考えると、これを実践したわけではないので無責任な発言になりますが、
書き慣れてない人は、まず可能な限り短い話を書いたほうが良いです。これは「物語を完結させること」を覚えるためです。
やとうさんは、これは出来たと思います。
そして話題にしてるのは次の作品ですが、個人的には、可能な限り長いのを書いたほうがいいんじゃないかな、と考えています。
物語は、基本的には短編も長編も大した違いはありません。
起承転結の組み立てに大きな変化があるわけではない。単に長編・短編に向いた構成というのがあって、作者個人の工夫や発想があるだけで、あとは長編を書ききるだけの忍耐や情熱が持つかどうか、という話でしかないです。
要するに、短編が書けりゃ長編でも大長編でも理論的には書けるはず。技術的に問題ないはず。
であれば、長編ないし大長編を書けば、一気に自信に繋がります。
短編が書けた時点で物語を作るという技術的には問題ないので、だったら早いとこ「出来るだけ長いの」を書いて自信に繋げたほうがいいでしょう。

確かに、短編を書けたとはいえ一作だけではまだ慣れてないから数作書いたほうがいいとも考えられますが、長編というのは、なにも「大きな話」が一つしかない、というわけではありません。
長編になるほど、ページが増えるほどに「小さなサブエピソード」を扱います。
これは、長編の中には自然に短編クラスの小ネタが混じってる、と言えなくもないわけです。
だったら、「まだ慣れてないから短編を数作……」と、それは長編の中でも出来ること。
最初から完璧なのを仕上げようと思えばキッチリ技術を身に着けてから執筆に入ったほうが良いでしょうが、そんなんキリがないので、何十年たっても次のステップに進むことが出来ません。
初心者はよくそこにハマるし、私もそれで数年停滞してたけども。
成功は失敗を土台にしなけりゃ届かないので、気軽に、失敗を前提に、適当に「無謀」に挑戦してみるのが良いと思います。
一作でも短編を書けたなら、無謀な長編に挑戦して失敗しても、何がマズかったのか理解できる失敗で終わると思う。
それは作品としては失敗でも習作としては成功なので、短編が書けたならさっさと長編を書いてみるのが良いかなと。
もちろん、人それぞれなので、そんな考えも出来るかな、程度の意見ですけども。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

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投稿日時:

元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

初めての方は初めまして。前回のスレッドを読んでくださった皆様はお久しぶりです。
今回は前回とは別のキャラクターに関しての質問です。
前回のスレッドで話した小説の読み切り外伝を書いて、同じ知人に見せたのですがまた主要キャラをケチョンケチョンにされました。
ちなみに今回も女性キャラです。

今回話題にさせてもらうキャラクターはアンジーと言いまして、一人で旅をしている女性剣士です。
キャラクターとしてはとても正義感が強い子です。
この外伝のオープニングは、彼女が子供を養えなくて苦しんでいる一家の事情を聞き、食料を分け与えるというものです。
その一家の父親から悪徳上司に理不尽な賃金待遇で働かされた挙句、ならず者を後任にされて追いだされたという話を聞くと彼女は怒り、一人でその悪徳上司のところへ向かいました。
それから後に主人公一向が来て、父親から一人で戦いに向かったアンジーを助けに行くよう頼まれた主人公は助けに行き、彼女と共闘して悪徳上司と部下のならず者を成敗します。
その後の流れは今回の話題と直接関係性がないことなので、省略しますが、最終的に一家の父親はもっときれいなところへ就職できたというオチになります。
(改めて書き出すと、なんかストーリーが初期の北斗の拳に似ていますね)

で、長ったらしく前置きしましたが、ここからが本題です。
このアンジーは誰にでも好かれるようなヒロインになれるように設定を組みました。
それで自信を持って出来上がった原稿を知人に持って行ったら、信じられない暴言を吐かれました。
『俺はお前の小説のキャラクターを好きになったことは一度もないが、この前のラスボスも含めてここまで気持ち悪いキャラを作るとは思わなかった』と、彼は言ったのです!!
何故気持ち悪かったかを聞いてみたら『頭の中が他人の事一色で生きるために最低限持つべき私利私欲を持っていない』『こいつの正義は偽善的すぎる』という風に言われました。
特に不満に感じたのは助けに行かないといけなくなったことで主人公達に、結果的に迷惑をかけたことらしいです。
でも、それだからってここまで酷評されるとは思えませんでした。

これは単純に読ませた相手が悪かったのでしょうか?
それとも彼女は本当に問題があるのでしょうか?
もしよければ、また皆様のお力を私に貸してください。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

「好みの問題」と、「キャラの行動に対する説得力のある理由」かな?と読んでいて感じました。

もし仮に知人さんが、「めんどうみの良い」キャラクターが好きだった場合、
スレ主様のヒロインって逆に世話をしなくてはいけないので、正反対のキャラではないですか?

正義感が強いあまりに、あまり後のことを考えずに突っ込むタイプって、他の作品でもキャラクターでいると思いますよ。
それで主人公に迷惑をかけてしまうけど、主人公が助けて寛容に許すので、結果的に主人公を引き立てることになりますよね。
でも、そういう迷惑をかけるタイプを嫌う人もいるとは思います。

投稿サイトでもたまに見かけますが、「このキャラクター許せない!」って、作者様に文句を言われる方がごくたまにいらっしゃいます。
それって、読者がそういう嫌いなタイプを表現できたってことなんですよね。
とてもすごいことだと思いますよ!

あと、作品を読んでいないので、あくまで推測になってしまいますが、
『頭の中が他人の事一色で生きるために最低限持つべき私利私欲を持っていない』『こいつの正義は偽善的すぎる』という風に言われましたということですが、これは主人公の行動に説得力のある理由が見当たらないという原因もあるかもしれません。

「ヒロインが過去に理不尽な目にあって困って自分がとても辛い思いをしたことがあるので、困っている他人を見ると放っておけない。」などの理由が書かれていれば、他人のために奔走する彼女に共感しやすくなるかもしれません。
もし、すでに書かれていたら、余計なお世話で申し訳ありませんでした。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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投稿日時:

元記事:ネット小説について

こんばんは。色々な小説家に関する情報や色々な話を見て自分はネット小説サイトの方でやっていこうと思います。理由はもし受賞して作家になったとき編集部から「これ書いてください」というのが書ける自信がないのと小説の講座のテキストに書かれていたのを見て考え直したからです。一応Nolaというサイトの方でやっていこうと思います。
皆様からのアドバイスありがとうございます。
それで質問ですが、ネット小説のサイトで小説を書かれている人の中にはSNSを使って宣伝しているからが見られましたがやっぱ閲覧数を増やすためにはSNSも活用しないといけないのでしょうか?もちろん小説の面白さも大事なのですが
自分はSNSの怖さや某アイドル漫画など見て正直SNSは閲覧で使っていますが発信はしてないです(なにか言って怖い目に会いたくないので)
もしSNSを活用していましたら教えてください。

上記の回答(ネット小説についての返信)

投稿者 サタン : 0

>閲覧数を増やすためにはSNSも活用しないといけないのでしょうか?
しなければならないということはないが、実際私もやってないが、「したほうがいいか」という問いにしたら、当然したほうがいいに決まってると答える。

というのも、金銭が関わらない以上は話が少し違うが、考え方としてはWebでの個人活動は個人事業主と同じであるため。
ようするに販促つまり販売促進に関わる営業活動を自分でやらなきゃならないので、そのためにSNSをはじめとする様々な営業はしたほうがいい。
例えば、Youtubeで動画活動をする人は「動画で収益を得てるだけの人」と「動画で客を集める人」がいて、前者は説明する必要ないと思うが、後者のYoutube活動は収益自体はもののついででユーチューバーと言いつつ本業は文筆家だったりサロン経営だったり、本の収入やサロンの収入が主な収入源になってる。
つまり、彼らにとってYoutubeは本業に対する営業活動。

だから例えばもともとブログをやってて固定客がある程度いる人とか、ニコニコやYoutubeでゲーム実況をしていて固定ファンがいる人とかがネット小説を書いたりすると最初からソコソコ閲覧は多いし、なんならWebを介さずいきなり書籍として出版したりもする。
ニコニコ動画全盛期の頃はそういう人をわりと見かけた。今もYoutubeで 本を出すことになりました って宣伝する人ちょいちょいいると思う。
これは、本を出版する編集の人間が「この人はこれだけの固定ファンがいるから、本を出した場合これくらいは確定で売れる。出版ラインに届くから声をかけてみよう」って考えることができるため。
もちろん声かかるのを待つわけじゃなく自力で出版社に行く行動力ある人もいると思うけど、この話は「ファンの人数ないし動画の再生数ないしSNSのフォロー数」って「販売の期待値が可視化されてる」ってのがポイントね。

で、現状スレ主さんの場合はそういった販売目的ではないが、「外から客を引っ張ってくる」って営業活動は、活動してる小説サイトの外でやらなきゃ意味がないから、SNSなどで活動して、その中で宣伝するとか、そのSNSのフォロー数を増やすために動画でゲーム配信をしてみるとか、理想はその活動のつながりが円になるようにすると、良い循環が生まれる。
例えば、ネット小説(の閲覧を増やすための)→ SNS活動(’のフォロー数を増やすための)→ Youtube活動(の視聴を増やすための)→ ネット小説 って感じで循環させる。
そうやって本来「あなたの小説を目にすることはなかった人間」を呼び込めるので、そのための営業活動は、当然やったほうがいい。

カテゴリー : その他 スレッド: ネット小説について

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