小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

やとうさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:プロットの空白部分の対処についての返信

親戚が各地に散らばっているためどこかしら無事でないことが多いのですが、「自粛生活のおかげで鬱陶しい付き合いが減ったから絵とかブンガクとか自分の好きなことに費やせる時間が増えたわ♪」とかいうポジティブ思考の母の話し相手をしながら逆に元気もらってなんとかやっております。

いや何ていうか独り暮らしの連中も多いから、直接会うのは躊躇われるんですが、お中元代わりに資料になりそうな本選んであげてアマゾンで送り届けてやりましたわ。ネット通販怖いとか言ってるアナログ人間だからもー……。

そういえば他にも海外旅行がチャラになって落ち込んでる方もいましたね、ご愁傷さまです。……私は国内で取材旅行したいところがあるので、密を避けて行ってみようと思ってます。

スミマセン前置きが長くなりました。実は私も、設定や進行はきっちり決めてあるはずが中だけ不安定な状態になってしまったことがあるんですよね。でも、これはもう「とりあえず書けるところまで書いて、その時に考える」ようにしたことがあります。

少し前から創作界隈で使われる「ライブ感」ってやつでしょうか、執筆中にならないとピッタリくるものが見つけられないことが起きてくるんですよね。なので、人様に見せるプロットとしては見苦しいんだけど、そこが空白のまま行っちゃうとか。実は本編が完成してから、プロットが中途半端になっているのがなんか嫌でいかにもちゃんと考えていたかのようにその空白を埋め直しました(苦笑)。それは公募用あらすじとかいう類のものだと思うんですがね……。

いくつか小説のハウツー本を漁った時に「プロットはしっかり決めすぎない」という意見のものが多かったので、その手もありかなと思います。やとうさんの作品のように舞台設定がしっかりしているものは、あとは各キャラクターの目的意識がしっかりしていれば多少の寄り道はなんとかなったりするんですよね。なんとなく書いているうちにいつの間にか終盤のネタに繋がった! ということもわりとありますので。

ただし、以前も言いましたが「おもな敵サイド・味方サイドで物語を動かす力が強い人たちの目的意識がしっかりしている場合のみ」です。下っ端は適当でもいいのですがボスのほうね。そのあたりがキャラブレしてるとカオスな状態になっていきますのでお気をつけて。やとうさんなら大丈夫そうな気がすると思うんだけどなあ。

上記の回答(プロットの空白部分の対処についての返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

ヘキサ様

お久しぶりです。
コロナも災害も各地で次々と出てくるばかりで、
遠方の知人親戚の連絡が取れなかったりするともしかしたら、と心配になります。
掲示板の皆様から、今回もお返事をいただけることがとてもうれしいです。
早く収まってほしいですが……まだまだこれからのようですね。
英国のお屋敷巡りは遥か遠くの夢になってしまったので、国内が収束したら九州へ行きたいです。

思いついた勢いでどんどん進んだのはいいものの、空白の箇所が目前にくると、停止してしまいます。
また、読書や映画を見ていると突然つなぎの部分を思いついたり、後々でつながってきたりと、当初の予定とは違う内容が加わるといった事態が起きています。

しかしキャラクターの目的意識は、敵側がなんだか弱い、もやっとしているような気がしています。主人公側ほどでなくても簡単な経歴や設定を整理すべきだと考えています。
ボスをどうするか迷っているのもあり、時代背景や世界の状況もまとめつつ進めていきます。
舞台もヴィクトリア朝ぐらい、というなんとなくから目安の年代も決め、周辺の流れも史実を参考にだいたい決めることができました。
今度は敵側キャラクターをもっと舞台に合わせられるよう、練り直します。

ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロットの空白部分の対処について

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元記事:物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信

良いヒントが掴めますように。やとう様もコロナにはお気をつけてくださいね。('◇')ゞびーけあふりー

上記の回答(物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 1 投稿日時:

読むせん様

今回とても良いヒントをいただいたおかげで、今はとてもワクワクしながら進めています。
コロナは落ち着くのにまだまだ時間がかかりそうですね。読むせん様もお気をつけてください。
ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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元記事:物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信

回答書いてみたら長くなりまして、結論から申し上げますと、ラスボスがいて面白いかどうか次第(少なくとも必須要素ではない)、という月並みなことになります。以下、説明してみます。

「魔王と勇者」みたいなテンプレートないしはジャンルですと、お考えのような悩みは起こらないですよね。ラスボスが世界に災厄を与え、そいつを倒しさえすれば、元の世界に戻る。読者がそう期待してるんですから、作者はいかに禍々しく強そうな魔王を作り出すことに専念すればいい。

ですが、そういうテンプレートでない場合はどうか、ということになりそうです。一応、物語には「勝利条件」とも呼ばれるものがたいていありまして、それを満たせば物語に納得性のある完結を与えられる。それはラスボス不在ではいけないのか。勝利条件を楽々満たしたら面白くもなんともないですから、邪魔するものがないといけない。そいつがラスボスか、みたいに思えることがあります。

ラスボスの必要性で悩みが生じたら、ラスボスを少し掘り下げてみてはどうでしょうか。ラスボスの存在意義や物語上の機能です。それでラスボスの要不要が見えてくるはずですから。

以下は、話が発散しないよう、私なりにご質問文から受けとれた内容で、事例的に絞って考えてみます(ラスボスについて網羅的に語ることは不可能のため)。

1.主人公に対する障壁の擬人化でラスボスを作ることがある

古代からの神話、伝承などでは、悪魔や魔物が人間に災いをもたらす話がよくあります。そこで英雄が登場して倒したりするわけですね。(現代での童話としてマイルド化されていないものでは)かなり容赦ないことが多いです。

例えば「ジャックと豆の木」では、主人公ジャックは人食い鬼(オーガ)の居城に偶然侵入し、人食い鬼の妻にかくまわれて助けてもらったりしておきながら、財宝を盗んで、幸運に恵まれてですが人食い鬼を墜落死させて倒して、ハッピーエンドです。

これには、古代~中世までの自力救済、自警主義もありますが、ラスボスたる人食い鬼が疫病や天災の擬人化キャラらしいことも影響がありそうです。まだ子どもであるジャックは人食い鬼より、ずっと非力ですよね。人間も昔は疫病に対して無力だったし、天災は今でも防ぎきれません。どうしようもないものを擬人化して、弱き者が倒す話に希望を感じることができるわけです(まあ諸説あるところではありますが)。

ですから、ジャックが人食い鬼の妻から保護されても、その居城から盗んでも、人食い鬼を事実上殺害しても、納得されるわけです。ただ、マイルド化された現代の童話化ですとジャックがやり過ぎと思う子どももいるようです。「人食い」が描かれませんから。

「かちかち山」なんかでは、マイルド化されたものでは、狸がお婆さんを蹴飛ばして逃げただけで、仕返しに兎に例の仕打ちで殺されたりします。ですが、原作ではお婆さんを殺して婆汁にしてお爺さんに食わすわけですね。

巨大な人食い鬼(災厄)に対して子どものジャック(災厄に非力な人間)、人を化かす能力がある狸(災厄)に対して兎(非力な人間)が勝つ、で災厄 vs 人間を模しているわけです。そして、現実では不可能だけど、フィクションでは人間が勝つ。

あるいは人間側から飛びぬけて強力な者が出て欲しいという希望としては、例えば古代ギリシア神話ではヘラクレスなどだったし、現代でもヒーロー物は盛んに作られています。これらは話として分かりやすいんです。どこにいるか、そもそもいるかどうか分からない災厄の原因を加持祈祷とかでなくなりました、と言っても、なんだかすっきりしません。目の前に現れて、目の前で倒されることに意味があります。そのためには擬人化が手っ取り早いわけです。

インドの古代伝承などでは、内心の葛藤を擬人化する手法がよくあったとのことです。例えば、釈迦が悟りを開くための瞑想において、愛の神マーラが現れて誘惑し、大悟を妨害します。これは釈迦が内面で性欲に負けそうになり、しかし打ち勝ったことを、外面のイベントで表したとのことです(これも諸説あるんでしょうけど)。

2.ラスボス不在の名作・人気作も多々ある

小松左京の「復活の日」では、生物兵器で人類の大半がやられてしまいます。映画版では設定が簡略化されましたが、原作小説では「ある病原菌が蔓延していると思ったら、致死性を持っていたのは最近の中のウイルスだった」となっています(小説執筆当時は、理論的に予測されていただけで、まだ発見されていなかったもの)。

これを作った奴はいる。盗み出して、事故とはいえバラ撒いた奴もいる。ですが、そいつらを糾弾したり、倒したりしたところで事態が解決しないのは言うまでもありません。ウイルスという、別に人間を敵視したり、生存競争相手でもないもの(むしろウイルスは宿主が必要)にどう対処するかという話で終始します。ですからラスボスはいません。だけど、面白い。

小松左京ではもっと有名なのが「日本沈没」ですね。これも自然現象であり、敵はいない。異変が続く日本に外国が攻撃してきたりもしない。どこへ逃げるか、どうサバイバルするか、あるいは従容として受け入れるか等々です。しかしこれも面白い作品であったのは確かです。

あるいは「首都消失」もラスボスがいません。いてもよさそうです。なにせ、何者かの仕業としか思えない現象で、首都が通過不能の障壁に覆われてしまうわけですから。しかし、その物語の面白さは「首都を失った日本が、どうやって崩壊を防ぎ、再統合できるか」にあります。もっとも、首都消失に対処する前に物語は終わっています(ラストで障壁の消失が暗示されるのみ)。

小松左京の3作品どれも、解決できない問題に対処する人々を描く意図があります。だから、明確な敵、特にラスボスを設定しないわけですが、それだけに何の物語かは分かりにくくなっています。

聞いたところでは、小松左京は社会派小説を書きたかったそうで、例えば「日本沈没」では、日本という国を失い、流浪の民となった生き残りの人々を描きたかったようです。日本が沈没するのはいわゆる冒頭のツカミといったところでしょうか。しかしその部分が受けてしまって、続編が作りにくくなったようです。

「復活の日」も同様です。ウイルスは人間では克服できず(人間は一握りしか生き残らないし)、人類がいない世界で偶然起こった核戦争でウイルスが克服されてしまいます。これも小松左京は本当はその後が描きたかったとも聞きますが、ツカミの「人類ほぼ絶滅」が受けてしまったんでしょうね。

3.やはりキャラで語るほうが面白くしやすい

ですが、我々はエンタメ志向です。受ける部分が大事です。もし「復活の日」類似作品を書くとしたら、勝利条件を分かりやすくする必要が生じます。偶然解決しました、では例えばカタルシスがない。

そこで、ウイルスを擬人化します。例えば、黒幕がばら撒いた増殖型ナノマシンだが、主人公らは分からず、ナノマシン対処に奔走するが一定以上の効果をあげられない。ついに黒幕が常に制御してことが分かり、黒幕を倒して全て解決。みたいな感じですね。主人公が何をすればいいか明快にして(擬人化による勝利条件の提示)、達成されるか否かのドラマを作ることになります。

4.ラスボスの役割面から

ラスボスがどういうキャラか、言い換えれば、主人公に対する物語上の役割、機能があるかも考えてみます。主人公に対する悪役・敵対者で、実は主人公と似ていることがあります。例えば、主人公が一歩間違えば、なっていたかもしれない姿であったりします。

例えば、主人公も敵役も「病弱なヒロインを幸せにしたい」という願いは共通であるとします。敵役はヒロインの病弱を克服できるのが臓器移植と考え、ヒロインの双子の妹の殺害を図る。主人公はヒロインが病弱であっても精神的な安定を得られるよう努めたいと考える。するとヒロインの双子の妹は守らなければならなくなり、主人公と敵役は衝突します。敵役を複数の配下を従える地位に置けば、ラスボスとなります。

悪役・敵対者が主人公と逆の価値観で動くキャラのこともあります。主人公と敵役だけが、常人と超絶する同じ力があるとして、主人公は他人を助けるために使いたい、敵役は己が欲望・快楽を満たすために使いたい。ほぼ必然的に敵役は周囲を虐げ始めますから、主人公の信念と衝突する。敵役が自分の能力の一部を配下に付与できたりすると、敵役はラスボス化します。

ラノベキャラクター小説と言われてまして、物語をキャラクターで語ることを読者は期待していそうです。作者としても、状況や設定でキャラを動かすより、キャラで状況等を動かすほうがやりやすいのではないかと思います。そして、たいていの主人公は自分に欠けたものを見つけ、それを満たすために行動します。

その欠けたもの、あるいは欠けている原因を擬人化するにはラスボスを作るのが便利であり、主人公に欠けた部分をラスボスに持たせるには、主人公との共通性があるほうがやりやすいわけです。

5.ラスボス足り得る敵キャラを退場させて面白くした事例もある

でも、そういうタイプの物語ばかりとは限りません。ラスボスがいることが魅力になるわけではないし、ラスボスがいないと減点、みたいなことは決してない。ボクシングの古典的名作「あしたのジョー」では、主人公の矢吹に対し、序盤では圧倒的に強い力石が登場します。矢吹は力石に勝ちたい一心で、必死にボクシングを続ける。

紆余曲折あって矢吹と力石はボクシング対決に至るんですが、善戦する矢吹を力石は退けるものの、そこで死んでしまう。そこからも矢吹は続々と強敵に立ち向かい勝ち続けるんですが、矢吹の脳裏には常に力石がいます。力石に勝つ、という矢吹の願い(作品テーマ)は満たされない。ですが、そこが魅力なわけです。ラスボス足り得る力石がいなくなってからが面白いわけですから、ラスボスがいないほうが面白いといえます。

6.ラスボスは不可欠な要素ではない

ですので、ラスボスがいないけどどうしよう、とお思いになったら、そもそも論としてその物語にラスボスは必要なのか、どういうラスボスなら適するのか考える必要がありそうです。その結果、面白くできるラスボスを思いつけば、話に入れればいい。逆に、ラスボスを足しても蛇足でありそうなら、ラスボスなんか気にせずに進めればいいはずです。

上記の回答(物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

手塚満様

いつもお世話になっております。
今書いている話はラスボスを倒す=勝利・終了という流れではないので、不在の状態でも一応成り立っています。
無理にラスボスとしてキャラクターを加えず、今作っている中で掘り下げたキャラクターに担える可能性があれば、ぐらいで考えていきます。
こちらで色々とアドバイスをいただいてから、
主人公と似た境遇でありながら、それぞれ別の選択をした存在を登場させる方向で敵を作っていこうと、プロットを見直し始めました。
もしラスボスの役割が要らなければ、そのままの流れで完結できるように進めていきます。

手塚満様、ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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元記事:追記

それと。
ヒロインの位置づけがよく分からないのですが、扱いによっては「サムライと小公子の物語なのか、サムライとヒロインの物語なのか分からない」という状態になる可能性もありそうな気がします。

誰と誰の物語なのか。
何が最終的な目標なのか。

この二つを決めることによって、ストーリーに軸ができます。それ以外の要素はあまりしゃしゃりすぎないようにして、軸に絡めていく形で考えるといいんじゃないかと。

上記の回答(追記の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

あまくさ様

いつも大変お世話になっております。

物語の最終目標は、様々経験の中で強く成長した小公子に押されて今度はサムライが自分の問題を自覚して動く、その行先がヒロイン、という形にして納めたいと考えていました。
あまくさ様の返信をいただいて、もう一度自分の書いたものを読み返しました。
今回の物語はどちらかといえばバトルは主体ではなく、登場人物の関係性がどう変化するか、という方向を大切にしたいと改めて思いました。
また「サムライと小公子」の物語で、間に立つヒロインの存在が薄いのをどうにかしようとしていたところ、どんどん横道に進んでいました。
強敵とのバトルよりも、二人の物語をどう決着させるか。その先の変化が主人公とヒロインの関係に表れるという方向にまとめなおします。
ヒロインとの進展は後日の方に集中して、まずサムライと小公子の関係できちんと決着をつけることを優先しでいきます。

あまくさ様、ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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元記事:物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信の返信の返信

サムライに明確な敵を用意しなくてもいいかも?サムライにとって一番の敵は【新しい時代】だと思う

幕末サムライ物の作品とかでの「あるある」って主人公が刀を捨てられずサムライとして戊辰戦争とかに参加し、そのまま討ち死にか、行き方知れずになるから。
新しい【サムライが要らない時代】に付いていけない心の弱さこそが敵。
――――――――――――――――——
なので、例えばになりますが、
 敗北者であるイトコを処刑したりせずサムライもろともアメリカかインドあたりに左遷。そこでサムライの破滅的行動をフォローさせながら自由な生き方を選べるように取り計らう。オチとかは?

たぶんストーリ上従兄弟は殺した方が安全なんですが、運命に弄ばれた挙句、いろいろ責任かぶって死に逃げとかをしようとする従兄弟を、サムライかセディーが許さなかったみたいな?

「なぜ俺の前には、サムライが現れてくれなかったのだろうな?」
「なら今出会ったんだから、今からやり直せや!!」

サムライは戦士なので平和が敵。常に戦場を求めなきゃな面もあります。

上記の回答(物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

読むせん様

一番の敵は「新しい時代」という言葉に、
主人公の内面の設定でもやもやしていた部分が当てはまると気づきました。
主人公にとっての「普通」が通用しなくなる社会は、舞台となる外国の生活だけなく、政変を経験した母国も同じで、
「要らない存在」になった時に自分がどう生きていくか、ということを悩ませる方向を意識していきたいです。

また主人公と違って時代の変化についていけない存在が、敵という形で主人公と対立している方向で考えると、キャラクターもより定まっていきます。
東西の関係無く、時代の流れに対応できなくなった、過去に固執した姿を見て、主人公と対比させたり、自身の生き方を問われるようにできたらと思います。

物語の中の大事な部分について、まだ自分の中ではっきり言葉にできていなかったものと、ようやく出会えたように感じます。

読むせん様、ありがとうございました。
出来上がったプロットのあいまいな部分も、この方向でより具体的に進めていけます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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元記事:メインヒロインの許容範囲についての補足6 追記

またまたすみません。

メインヒロインが性格が悪いで思ったのですけど。
化物語の戦場ヶ原ひたぎと
俺ガイルの雪ノ下雪乃は最初のほうは性格が悪かったですよね。
ですが、今や人気キャラです。
それにはどういった理由があるのでしょうか?
そして、この2人は読者受けはいいのでしょうか?

皆さん、アドバイスをお願いします。

ちなみに自分の書く作品のメインヒロインは戦場ヶ原ひたぎや雪ノ下雪乃みたいなキャラです。

追記:メインヒロインが周りをクズ扱いするのは無しで分かりましたけど、メインではないサブよりも以下のメインヒロインの元同級生が周りをクズ扱いするのはアリでしょうか? 
ちなみにそのキャラはメインヒロインを敵視しています。

これについてはどうでしょうか? 
皆さん、アドバイスをお願いします。

上記の回答(メインヒロインの許容範囲についての補足6 追記の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1

2人の共通点は、「徐々にデレていった」という事ではないでしょうか?
無愛想なのは読者にとってマイナス要素ですが、徐々にデレていく事で、「マイナス要素→改善→カタルシス」という、前にも述べたこの流れを組めるのです。
さらに、2人はゆっくりと心を開いていったので、読者もすんなり受け入れられたのでしょう。
突然心を開いては、「さっきまで無愛想だったくせに、急に何なんだよコイツ!」と、なってしまいますから。

また、俺ガイルや化物語には他にも魅力なヒロインがいたので、雪ノ下や戦場ヶ原がデレるまでも、読者にとっては不満になりませんでした。
この点はやはり大きかったのでしょうね。

>メインヒロインの元同級生が周りをクズ扱いするのはアリでしょうか?

アリです。
サブキャラ、もしくはそれ以下のキャラなら、ヒドい性格でも問題ありません。
ただ、「周りの人を馬鹿にしてる割に、全然活躍してねぇな………。このキャラ、何の為にいるんだよ」と、なってしまう可能性が高いです。
そのキャラを出す必要性や、そういった性格にする意味も、よく考えてみるべきでしょう。
その上で「必要」と判断したキャラなら、何一つ問題ありません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: メインヒロインの許容範囲についての補足6 追記

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投稿日時:

元記事:書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

ごめんなさい。プロットの書き方について教えていただけないでしょうか。
自分はプロットを結構細かく書いたつもりでも、途中であーじゃないこーじゃないといって文字を書いたり消したりの時間がものすごい多いです。そして結局かけません。

多分、詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。自分でも解決策がよくわかりません。この程度の説明じゃわかりにくいかもしれませんが、分かる方いらっしゃいましたら教えていただけませんか。

あと、もう一つなのですが、複数の情報を説明しなければならないとき、どっちを優先したらいいのかわからなくなる時があります。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき
目を覚ます ⇒ ここはどこなのか? ⇒ 動こうとする ⇒ 縛られている

目を覚ます ⇒ 縛られている ⇒ わけがわからない ⇒ ここはどこなのか?

どっちの切り口で話を進めればいいのか分からなくなります。
これもいい方法ありましたら教えていただけないでしょうか。

上記の回答(書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信)

投稿者 ヘキサ : 3 人気回答!

 最近そういう悩みの人多いから気にしなくてもいいよー!!みんなわりとそんなとこで苦しんでるよー(笑)!!

>詰まる場所は心理描写や説明描写、シーンとシーンの繋ぎ

 これはもう、私ここの板で最近これしか言ってないってくらい何度も言ってるけれど、「視点」を軽く見ているとしか思えません。
 だってこの部分全部、小説の得意分野で、他の表現媒体では難しいけれども小説がいちばん表現しやすいところのはずなのに、書けていない。それはすなわち、小説にしかない概念「視点」の存在をちゃんと認識していない・うまく活用できてないってことですから。

 ……語り出すと長いのでここの研究室の「視点」トピックをご覧になってきてください。

 あと、多分プロットを「起こる出来事の順番」しか並べてないからそうなってる。「何故そうなる?の何故」=「因果関係」をちゃんと考えてないからそうなってる。違うっていうなら、その「理由」を書けば繋ぎのシーンはするする繋がっていくはずだから。拙い文かもしれないとか、捻りがないとか思っても、そんなこと気にせずただそれを書けば繋がるはず。

 あと「意識が途切れて復活した時の描写の順番」は、確かにけっこう難しい、描写の順番に迷うところだと思うけれど。これも「視点」を大事にして、というかぶっちゃけその人物になりきって(イメージが湧かないなら実際に縛られて同じ格好で転がされてるくらいのことを試してみよう)、すこしゆっくりめに、「何から気になるか」を気にしながらそれらを描写していく。

 ……ただ、「いちばん気になるものは最後にとっておく」のもあり。何故かというと、そこから次のシーンに繋がる可能性があるから。
 例えばだけれど、縛って転がした張本人が目の前にいるとしたら、嫌でもその人とのやりとりが続くことになるので、その前に自分の状態やどうでもいい周囲の風景をざっと書き連ねておいたほうがわかりやすかったりする。もちろん、その人との会話の合間に周囲を確認してもいいんだけどね。

 ときどき忘れやすくて気にしたほうがいいのは「光」かな。明るさによって見えるものは違ってくる。それでなくても意識がない状態からだと、目が慣れてくるまでにけっこう時間がかかるので、その状態だと普通は「縛られて動きがとれない」感触のほうが先に気づきそうだなぁ、と思っている。
 絶対これがいい、という正解はないけれど、私が心がけていることとしては「その人になりきって、少しゆっくりめに動く・思考を働かせる」かな。それがイコールで「視点を大事にする」ことでもあります。では、執筆がんばってください。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

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投稿日時:

元記事:読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミング

例えば、ヒロインがロボットという設定が、冒頭から5ページもめくらないうちに「腕が取れて落ちる」だとか「充電が切れる」などの方法で読者に明かされたとします。
その後場面転換の前に、「食事をするシーン」だとか「ロボットの仲間に水を飲ませるシーン」だとか、読者からすれば明らかに不自然な場面が出てきます。この不自然な場面は特になんの説明もなく唐突に挟まれ、そのままスルーされます。
そこから場面が切り替わり章ひとつぶん別のキャラ視点の物語が展開されて、だいぶページ数が空いたところになってようやく「実は胃袋エンジンで電気エネルギーに変換してる」「味覚センサーが正常か確認していた」「仲間は水素を燃料としていた」らへんの、なんらかの種明かしが行われます。

本題なのですが、この場合大半の読者の反応としては以下のどれに寄ったものになるのでしょうか?
1、序盤の時点で「整合性の取れていない描写だな」と読むのを止める。
2、不思議だな、と興味を惹かれて読み進める。
3、そんなもんだろう、と気にしない。
4、マヌケなお話だ、と呆れて、その後の展開は流し読みする。

また、この問題を解決する手段としてはいくらか思い付きました。
「地の分でこのキャラクターは世間一般の認識とは違うギミックがあるんだよ、と語る」→序盤でまだ知らない名前であるキャラクターの解説をされても目が滑るので、これは難しいか?
「そもそも序盤に説明が必要になる場面は置かない、構成を見直す」
「邪魔な設定なのでキャラクターから考え直す」
他に良いやり方がありましたら、教えてくださると助かります。

上記の回答(読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミングの返信)

投稿者 手塚満 : 2

設定とあらすじを「例えば」と仰るところからすると、まだ物語は作ってないということでしょうか。おそらく、アイデア段階。そういうことだとして、回答してみます。

ざっくりしたあらすじと、そのレベルのあらすじに必要な程度の設定では、どう進めたらいいかは判断できません。判断しようとするべきでもない。設定開示を遅らせたら納得感がないとか、逆に冒頭の設定紹介がいけないとか、いずれもコツでしかないし、一見は相反するコツも少なくないのではないかと思います(一般的なことわざなんかでは、そういう事例は頻出のようです)。

お考えの具体的な心配、希望的事項を考えてみます。まず「こうなったらマズイ」というものは次の2つですね。

> 1、序盤の時点で「整合性の取れていない描写だな」と読むのを止める。
> 4、マヌケなお話だ、と呆れて、その後の展開は流し読みする。

まず1ですが、これは描写が既におかしいというものです。アンドロイドなのに食事したからおかしいか。そんなことはないですよね。例えばドラえもんでも、なぜ食事をするのかとか、どら焼きが好物とか、後付けです。

「一緒にご飯やおやつを食べてくれる友達みたいなロボット」という点が大事なんです。だって、親近感がわくでしょ? それに、「どら焼きが好き」ということから、ある程度の性格、キャラクターも想像可能になってきます。そういう人と似たような性格のロボットと思えばいいわけですから。

設定開示を遅らせたらこうなってしまうのか、という考え方をしていても仕方ありません。そうならないような展開はどうするか、と考えるべきです。

> 2、不思議だな、と興味を惹かれて読み進める。
> 3、そんなもんだろう、と気にしない。

こちらは「読者にこういう印象が生じて欲しい」というポジティブなものですね。ですが、2と3はかなり違う。同時に2と3になるとは考えにくい。

2はツカミになるという状況ですね。お示しのアイデアでは「アンドロイドなのになぜ食べるのか?」で訴求できないかお考えでしょうか。しかし、設定紹介を後にしようとお考えなのは、おそらく「設定紹介では退屈ではないか」と推測されたんだと思います。

正しいご判断だと思います。「なぜ食べるんだ?」からは仕組み的なことが引き出されます。勢い、設定説明に堕しやすい。まだキャラとして興味を持てるかどうか分からないアンドロイドヒロインの説明をまず持ってこられても、読む意欲にはなりにくい。

冒頭のツカミとしては説明を始めるのではなく、イベントを起こすべきでしょう。「アンドロイドが食べるのは不自然」より目を引くイベントが必要です。例えば「食べないとどうなるのか?」がありますよね。人間だと腹が減って動けない、最悪は餓死する。アンドロイドでも「食べないとどうなるのか」という点をアピールする手も考えられます。

人間と同じく、食わないと元気が出ない、でもいいでしょう。不機嫌になって当たり散らすとかもあります。食物以外に水も考えられます。人間同様、水を飲み、トイレに行くアンドロイドがいるとします。理由は「エネルギー反応炉の冷却のため」だとします。ですが、その設定説明よりも、水をがぶ飲みし、しばらくするとトイレに行きたい、漏れると騒ぎだすなんてイベントも作れます。

食事にせよ水にせよ、主人公は「なんで?」と言いながらも、とりあえずは人間同様に遇しないとトラブルになるイベントを作ってしまえばいいのです。もちろん、以上は例ですから、やりようはいろいろあると思います。要は、理屈を言うよりもキャラを動かしてしまえ、ということです。それでキャラに興味を持たせたら、説明すればいいのです。興味があれば知りたくなりますから、興味度に比例した長さの説明なら大丈夫になってきます。

3はお示しの案ではかなりテクニックを要すると思います。食事をするアンドロイドが不思議でないように描写しないといけないですから。また、不思議ではないなら設定説明への興味も起きなくなります。

3のやり方が成立するのは、よく知られた類例があることです。もしアンドロイドではなく、生物の宇宙人なら何か食べても不思議とは思われません。古代から恐竜の子どもを連れてきたとしたら、えさを与えるのは自然であって説明を要しません。

アンドロイドで食事が不自然でないようにするなら、例えば同種のアンドロイドがうようよいる世界なら可能かもしれません。他のアンドロイドも普通に食ってるし、所有者もごく当然のように食事を与えている、とか。アンドロイドヒロインが小説の世界観からは、ごく普通のアンドロイドと描写しておくということです。
(例えば、ロボットの古典のアシモフのシリーズでは、ロボットが高度な知能を持っているのが当たり前なので、どんなロボットをメインゲストにしても、ロボット工学三原則をネタにしたストーリー展開ができる。)

ポジティブな希望的観測も、「そうなるのかな?」と考えていても仕方ありません。そうなるようにする、それが作者の力量であり基本方針です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミング

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