小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

甘粕さんの返信一覧。得点の高い順40ページ目

元記事:横やり失礼します。中近東の文化関係資料の追加です。

 ドラコンです。横やり失礼します。
 
 ゾロアスター教については名前を知っている程度ですが、中近東方面の文化に関心があります。ですので、中近東がイスラム化して以降の資料で、イランの資料はありませんが、ご参考までに手元の参考資料をご紹介します。
 
 なお、以前別のスレッドに紹介したものと重複が多いことをご了承ください。また、入手の可否は保証しかねますので、新品が手に入らぬようでしたら、楽天・Amazonで古本を探されるか、図書館を当たられてはいかがでしょうか。
 
 『女ノマド、一人砂漠を生きる』(集英社新書ノンフィクション、常見藤代)
 エジプトの砂漠で、一人で暮らす遊牧民のおばあさんのところにホームステイ(といっても野宿)したルポ。砂漠での暮らしが具体的によく分かる。
 
 『サハラ砂漠 塩の道をゆく』(集英社新書ヴィジュアル版、片平孝)
 西アフリカ・マリの塩を運ぶキャラバンに同行取材したルポ。オールカラーで、キャラバンについて、具体的にイメージができる。
 
 『イスラム建築がおもしろい』(彰国社、深見奈緒子編)
 イスラム建築の入門書。モスク、宮殿、庭園、住宅、バザール(市場)について、基礎的な点を、写真・図解を多用し、分かりやすく解説している。また、おすすめ参考文献の紹介もある。ただ、カラーページが少ないのが玉にキズ(色のイメージがしにくい)。
 
 『増補 モスクが語るイスラム史――建築と政治権力』(ちくま学芸文庫、羽田正)
 買っただけで未読。ファンタジー世界であれば、宗教施設は押さえておいたほうが良いのでは? 軽くページをめくってみたところ、カラー写真は表紙だけだが、図版・写真は豊富。
  
 『浴場から見たイスラーム文化』(山川出版社、杉田英明)
 公衆浴場が一般的なのは、現在では日本とイスラム圏ぐらいとのこと。日本で公衆浴場が重要な社交場であったのと同様、イスラム圏でもハマム(公衆浴場)が重要な社交場であることがよく分かる。浴場の構造、入浴の仕方、浴場の運営について一通り書いてある。ただ、82ページとかなり薄い本であること、カラー図版が表紙だけなのが残念。
 
 『カラー版 メッカ 聖地の素顔』(岩波新書、野町和嘉)
 非イスラム教徒立ち入り厳禁のメッカを取材するため、イスラム教に改宗した日本人カメラマンの本。イスラム教徒にとってのメッカ巡礼や、モスクの神秘性について、オールカラーでよく分かる。
 
 『おいしい中東 オリエントグルメ旅』『イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅』(サラーム海上、双葉文庫)
 トルコ、レバノン、イスラエル、エジプト、イエメン、モロッコの料理エッセイ。日本で作ることを前提にしたレシピ付きで、各国の食習慣が詳しく分かる。ただ、カラー写真は市場の模様中心なので、料理の外見がイメージしにくいのが残念。繰り返し述べているが、作中の文化を明確化するのには、「食」が手っ取り早い一手段。
 
 『食はイスタンブルにあり 君府名物考』(鈴木董、講談社学術文庫)
 まだ未購入。出版社のサイトを見ると、オスマン帝国の、宮廷料理から庶民の料理まで網羅した本のようである。
 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000344717
 
 料理に関しては、中近東各国編のガイドブックを買ってくるのも、一案ですね。
 
 追伸 前に紹介した『暗殺者教国』は、第2刷が2017年と比較的近年なので、確証はありませんが、図書館を当たられなくても、入手が可能かもしれません。

上記の回答(横やり失礼します。中近東の文化関係資料の追加です。の返信)

スレ主 甘粕 : 0 投稿日時:

一応、文化を取り入れた試作的な作品が
こちらになります。

https://novelup.plus/story/374903199

一度図書館で見て、必要に応じて購入を検討したいと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 架空戦記を書きたいのですが

この書き込みに返信する >>

元記事:架空戦記を書きたいのですがの返信の返信の返信

了解しました。では参考程度ということで。繰り返しになりますが、私見です。一視聴者/読者の感想であって、作者が語る作劇意図を見聞きしたとかいったものではありません。

1.銀河英雄伝説はたった2人の私闘

「銀河英雄伝説」はタイトル通り、英雄の話ですが、銀河帝国のラインハルト・フォン・ローエングラムと、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーの「私闘」(死闘、ではない)と思われます。2名を簡潔にまとめると以下のようになります。

・ラインハルト:姉と(姉を慕う)親友を助けようとあがいていたら、大ごとになってしまった人物。
・ヤン:好きなことだけして、のん気に暮らそうとジタバタしていたら、大ごとに巻き込まれてしまった人物。

両者とも、やったこと、やっていることはデカいんですが、動機は極めて小さいものです。だから私闘と表現しました。行きずりの喧嘩と言い換えてもいいかもしれません。

2.ラインハルトの動機は個人的

ラインハルトは堕落した専制君主に姉を奪われましたが、ラインハルト1人の思慕だけから事を起こしたようではありません。唯一信じられる親友のジークフリード・キルヒアイスに託すという願いも持っている。状況はタガの緩んだ大帝国で、皇帝は既に権威だけのお飾りとなり、実権は大貴族(かつ地方軍閥)にあるという、政体循環論でいえば寡頭政に相当。

皇帝から姉を奪い返そうとすれば、皇帝を倒すしかない。そのためにはまず昇進しなければならない。姉の件で皇帝から厚遇され、もともと才能あるだけに戦功を立て、としているうちに、周りに人材が集まる。

が、自分が起こした勢いに飲み込まれて、素志と異なる方向に引きずられ、キルヒアイスを失うわけですね。姉を託すべき親友という、初志の要を失い、破壊したはずの専制君主に自らなっていく。のですが、さすがに作者が哀れんだのか、病死という最期が与えられてますね。

ラインハルト1人ですと、帝国内の権力争いという、いわゆる「コップの中の嵐」になってしまいます。

3.ヤン・ウェンリーの動機はショボい

そこでヤン・ウェンリーも舞台に登場してきます。舞台は堕落した衆愚政ですが、ヤンはあまり気にする様子はない。歴史学者志望で、暮らしが成り立つ程度に働いて、好きなことだけできれば満足という、自分個人の望みしか持ってない。

それにはいったん軍人となって退役し、恩給で暮らせばいいと思い立ったものの、天才レベルの才能がある。ヤン本人は軍功を立てて退役と思っても、長期の戦争中であり、周囲が手放さない。

ずるずると引き込まれ続けるうちに、今度は軍功をねたんだ同僚、力量を恐れた上層部から疎まれるようになる。ヤンと交戦経験があるラインハルトからは最も脅威の高い敵と見做される。それでも、ヤンはのらりくらりとかわし続けるような態度で何となく乗り切るわけですね。若者らしい理想を思い込めるラインハルトと好対照な、老練な人物という感じでしょう。

このヤンは、漏れ聞くところによるとラインハルトの当て馬だったようです。だから、敵将としては有能だけれど、私生活はだらしなく描いた。のですが、意外に人気が出てしまったらしい。

4.主人公2人に必要な舞台

この2人の人物像がおおむね固まったら、キャラと同じく好対照で、話のスケールに応じた舞台があれば物語は始められます。ラインハルトには寡頭政の大帝国、ヤンには衆愚政の大国ですね。その2つの勢力が戦争していれば、話は進められます。各々の勢力内での権力闘争と、2勢力間での戦争ですね。

戦争のほうを少し説明しますと、おおむね古今の有名な戦争に題材をとっているようです。過去の実際の戦争に則るため、宇宙でありながら平面的な軍の運用に徹しています。まるで陸戦や海戦のようです。

5.大規模戦闘の作成手法1:過去の事例に倣う

本編開始の派手な大戦闘として「アスターテ会戦」があります。兵力で優る自由同盟軍が軍を三つに分けて帝国へ侵攻するも、ラインハルトの各個撃破に遭って、自由同盟軍2つがあれよあれよという間に瓦解、残る1つをヤンが率いて、かろうじて撤退に持ち込む。

その最後のヤンの戦術以外は、おそらくナポレオンの「カスティリオーネの戦い(1796年)」(「ガルダ湖畔の戦い」とも)をなぞっています。その戦いを簡潔に説明してみます。

マントヴァ城に籠るオーストリア軍1万に対し、ナポレオン軍3万が包囲攻撃中であったが、勢いを盛り返したオーストリア軍5万が来援するに至り、ナポレオンは苦境に陥った。オーストリア軍は当時の軍事常識「機動戦略」に則り、軍を三つに分かち、右翼2万、中央2万5千、左翼5千で三方から進行した。

当時は三方から優勢な敵軍が迫れば、負けと判断して撤退するのが常だった。が、ナポレオンは「戦術的勝利なくして戦略的勝利なし」として、反撃を決意。自軍3万を1つの軍団にまとめ、最重要の攻撃兵器:大砲を地中に埋め(敵に奪われないため)、全速力で敵右翼に襲い掛かる。

兵数の優る敵の思わぬ急襲を受けたオーストリア右翼2万はたちまち潰走状態に陥るも、ナポレオンは深追いせずに軍を反転。続いて右翼の危機を察知して背後に迫りつつあった敵中央軍2万5千と激突、これも戦勝の勢いに乗るナポレオン軍が快勝。残る敵左軍5千は為す術なく撤退するしかなかった。この戦いでナポレオンは名馬5頭を乗り潰したと言われる。

「アスターテ会戦」と最後以外はよく似ています。相違は最後にヤンが指揮を任され、奇妙な戦法でラインハルトに停戦・撤退を強いたところですね。これも単なる思い付きではなさそうです。

6.大規模戦闘の作成手法2:用兵理論に習う

ヤンの反撃は、「長く伸びた敵軍の後尾から襲い掛かり、敵軍先頭からの攻撃に耐える」というものです。これは「ランチェスターの法則」に則るものです。

ランチェスターの法則は、よく知られるのは兵力2乗則です。彼我の兵力をそれぞれ2乗してから引き算し、ルートを取れば残存兵力が分かるというものですね。敵3万、味方2万がどちらかが全滅するまで戦うとすると、√(3^2-2^2)=√(9-4)=√5≒2.2万。単純な引き算だと敵1万残るはずですが、実際には敵は2.2万残る、つまり味方2万が全滅しても、敵の損害は8千しかない。

しかしもし、敵が軍を1万ずつに分かち、味方は2万で順番に襲い掛かるとどうなるか。√(2^2-1^2-1^2-1^2)=√(4-1-1-1)=√1=1万。敵総計3万を全滅させても、味方は半数の1万も残ることになります。「カスティリオーネの戦い」や「アスターテ会戦」序盤がそうなっているわけです。

しかし2乗則ではなく1乗則(単純な兵数の引き算)になる場合もあって、隘路などの1次元的な接敵になる場合です。ヤンがアスターテで最後に用いたものですね。2乗でなく1乗の戦形を強いられ、勝っても損害が大きくなると見たラインハルトは退いた。

7.つまみ食いでOK

「銀河英雄伝説」の大規模戦闘はだいたいこんな感じで、過去の実際の戦いを模しつつ、戦術理論を部分的に適用したり、兵法の要領をアレンジを行っているようです。選ばれたものは、進めたいストーリーに都合がいいものでしょう。つまり「つまみ食い」。

こういう組み立ては、網羅的に知っている必要はなさそうです。知っている範囲、調べて簡単に分かる範囲でつまみ食いし、ストーリー・ドラマ展開に沿うよう、つまみ食いすればいいわけです。

8.後は状況で主人公を追い詰めるだけ

後は、主人公2人(ラインハルト、ヤン)それぞれが、自国で困る立場に追いやられるよう、主人公2人が嫌うキャラが、嫌う方法で追い詰めればいいわけです。銀英伝では原則として、主人公2人に対立するのは性格の悪い愚か者に描かれ、味方するのは性格の良い賢そうな者にあからさまに描かれています。

カッコいい人物(特に主人公2人)は善性の信念あるために、悪逆非道なんでもありの悪党に追い詰められる作劇は割とシンプルです。カッコいい人物ができないことを強いればいいのですから。人物像さえはっきりすれば、書きやすいでしょうし、読んでいても分かりやすい。

そうして主人公2人が行き詰るたびに、大規模戦闘を上記の手法で起こして、戦闘は痛み分けにしておいて、余波で邪魔だった人物を除くなどすれば、話を進めて行けます。

9.もちろん簡単ではないが不可能でもない

以上は、いかにも簡単そうに説明してはいますが、もちろん、実際に書くとなると大変なのは承知です。銀英伝クラスの小説を書けと言われて、はいやります、なんて返事できるものではありません。ただ、我々にも不可能ではないのも確かだろうと思います。なぜなら、一応は説明可能な物語構造、ドラマ作成手法があるわけですから。

上記の回答(架空戦記を書きたいのですがの返信の返信の返信の返信)

スレ主 甘粕 : 0 投稿日時:

ちょっと数学的な所は学習障害もあってわからなかったのですが、
なんとなく軍がどの様な動きをしたのかわかりました。
細かく解説いただいてありがとうございます!
参考にいろいろとあたってみようと思います

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 架空戦記を書きたいのですが

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元記事:横やり失礼します。中近東の文化関係資料の追加です。の返信の返信

 ドラコンです。軽く流し読み程度ですが、リンク先の第一部と豆知識を拝読しました。

・料理について
 もし違っていたら申し訳ないのですが、ナンとチャパティ、ポロウ(ピラフ)とビリヤニとを、混同されているようにも感じました。いかがでしょうか(いずれも混同しやすいのですが)。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%86%E3%82%A3

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%95
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%8B
 
 ビリヤニとナンといった主食以外の料理は、ケバブぐらいしか出ていなかった印象があります。他の料理や菓子類もお調べになっても良いかと存じます。ペルシャ料理が分からなければ、世界三大料理の一つのトルコ料理を参考にされるのも一案です。
 
 またビリヤニも、ペルシャに軸足を置かれるのであれば、特別にこだわりがなければ「ポロウ(ピラフ)」にされてはいかがでしょうか。あくまでも私の印象です。ビリヤニはイランにもあるようですが、「インド料理」のイメージが強いです。
 
・ハマムについて
 せっかくハマムを出されたのに、「大浴場」としか書いていないのは、もったいないですね。日本でいう三助がいて、あかすりやマッサージのサービスも行われていますので、もう少し、入浴の仕方に踏み込まれても良かったかな、と存じます。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A0

 なお、ゾロアスター教については、一通り知識がおありのように拝察しております。

上記の回答(横やり失礼します。中近東の文化関係資料の追加です。の返信の返信の返信)

スレ主 甘粕 : 0 投稿日時:

お読みいただきありがとうございます。

そうですね、次回作ではピラフも入れてみようと思います。
ナンやチャパティはそれぞれ登場していてハマムに関してもあかすりなどしているシーンをいれています。

トルコ料理について改めて調べますね
ありがとうございます

ゾロアスター教に関しては教典「アヴェスター」を所持しています

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 架空戦記を書きたいのですが

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元記事:ラ研外で、ラ研利用者のコミュニティーの「避難所」を作れないか? また、ドラコンよりあまくささんへのメッセージ

 ドラコンです。本投稿は、しても良いのか? と相当迷いました。

 2023年3、4月の鍛錬投稿室・創作相談掲示板への荒らしは、私がラ研を利用するようになって十数年経ちますが、その中でも最も悪質で、異常なものでした。

 特に、創作相談掲示板のほうは、熱心に回答をしてくれる常連利用者を対象にしていて、尋常ならざるものでした。

 次のスレッドのサタンさん返信のNo3記事によれば、管理人・うっぴーさんが荒らしに対し、何かしろの対応をされた可能性があるとのことです。
小説ができました」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14837

 2023年5月15日には、うっぴーさんが、ブログを更新されました。ですが、一連の荒らしについての言及は、本投稿時点ではありません。

 この更新により、うっぴーさんがラ研の存在をさすがにお忘れではないことが分かり、若干の安堵はしました。

 とはいえ、うっぴーさんもご多忙とのことで、ラ研がいつまで存続できるのか、と不安にも感じています。また、存続できたとしても、管理不十分で掲示板が無法地帯になりかねない、と痛感しました。

 ラ研に出会えて出来たご縁を、荒らしごときで失うのは、悔しいし、納得できません。

 そこで、万が一に備えて、ラ研利用者のコミュニティーを、ラ研以外の場所で存続させる「避難所」を作れませんか。

 具体的には、何の構想もなく、何も分かっていないのに、こんなことを言うのも申し訳がないのですが。

 中華風ファンタジーに興味を持って十数年経ちます。そこで、漠然と「中華風ファンタジーを書いてみたい」との思いを持ちました。そして、十数年掛かりましたが、まがりなりにも8万字程度の作品を書き上げることができました。

 ラ研に出会っていなければ、ラ研利用者各位のご助言がなければ、拙作は完成していませんでした。出会えたご縁に感謝しております。

 ゆえに、今回の荒らしには「ラ研を崩壊させかねない」との強い怒りを覚えます。

あまくささんへ

 お読みいただけるかは分かりませんが、ここで申し上げます。

 ご心中お察しします。ご心労はいかばかりでしょうか。心配しております。

 旧掲示板時代よりの長年にわたるご厚情に厚くお礼申し上げます。ラ研がなければ、そしてあまくささんと出会わなければ、拙作が完成することはありませんでした。

 できれば、ラ研で以前同様のお付き合いをいただけないでしょうか。

 無理なようでしたら、pixivの拙アカウント宛にメッセージをいただけませんか。

Pixivの拙マイページ
https://www.pixiv.net/users/30607857

上記の回答(ラ研外で、ラ研利用者のコミュニティーの「避難所」を作れないか? また、ドラコンよりあまくささんへのメッセージの返信)

投稿者 甘粕 : 0 投稿日時:

それでしたらディスコードでサーバーを作るのはどうでしょうか?
他の小説コミュニティーも多いですし、セキュリティも高く設定する事ができます。

カテゴリー : その他 スレッド: ラ研外で、ラ研利用者のコミュニティーの「避難所」を作れないか? また、ドラコンよりあまくささんへのメッセージ

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元記事:主人公の過去描写のタイミング

主人公の過去を描写するタイミングについて質問があります。
主人公の目的や考え方に関わってくるので必須なのですが、物語の途中で入れることが難しそうです。
このような場合、最初に主人公の回想を入れるのはアリですか。
ご教示いただければ幸いです。
また、最初に入れるとしたら、何ページくらいに抑えるべきですか?

上記の回答(主人公の過去描写のタイミングの返信)

投稿者 あまくさ : 1

>物語の途中で入れることが難しそうです。

重要なエピソードの挿入は、冒頭に入れるか途中に入れるか、場合によってはクライマックスの直前に入れるか、内容によって最適な場所は様々だと思うんですね。一般論として冒頭に入れるのが良いか悪いかではなく、冒頭に入れるのが効果的なエピソードなのかどうかが問題です。なので、どうして途中に入れるのが難しいのか教えていただかないと何とも言えません。

ポイントとしては、

>主人公の目的や考え方に関わってくるので必須なのですが、

ここかなと思いました。
主人公の目的ね。
仮にこれを冒頭に置かない場合、読者は主人公がどういう目的で行動しているのか知らない状態で、しばらく物語を読むことになりますよね?
それで大丈夫なのかどうかが問題です。
大丈夫な場合もあります。主人公の目的を謎として伏せておいて、中盤か終盤で明かすという明確なプロットを構想している場合です。

ただし!

そういう構想は、ダメではないですがやや危険です。
ソースは私(笑)。以前、そういうプロットで作品を書いたところ、「主人公の目的がわからないので、序盤から中盤にかけて物語に興味をもちにくかった」という感想をもらってしまいました。
エンタメ作品の場合、主人公の目的意識が最初から明確な方が読者は感情移入しやすいということを痛感し、以後はかなり注意している点です。

この点を鑑みると、

>主人公の目的や考え方に関わってくるので必須なのですが、

であれば、そのエピソードを冒頭に置くのは、かなり有力な選択と言えるのかもしれません。そういう感じであれば、

>最初に主人公の回想を入れるのはアリですか。

アリどころか推奨できるということになりますね。

残る問題は、「冒頭のツカミ」です。
何を置くにせよ、エンタメは冒頭のツカミが死ぬほど重要です。「小説は竜頭蛇尾をめざせ!」という人がいるくらいです。もちろん「竜頭竜尾」なら超したことはないわけですが、「蛇頭竜尾」だと竜尾の部分を読んでもらえないので「蛇頭蛇尾」と同じなんですね。それよりは「竜頭蛇尾」の方がはるかに勝るという超鉄則です。

そこで、

>最初に入れるとしたら、何ページくらいに抑えるべきですか?

これも内容次第です。
ページ数の問題ではなく、そのエピソードは「回想」として入れるのか、むしろ冒頭の1章くらいを費やしてがっつり書いた方がいいのかという判断になります。
後者であれば、冒頭に回想を入れるというより、普通に時系列通りのプロットということになりますよね?

以上のようなことを考慮して、ご自身が何を読者に伝えたいのかを再確認して決めればよろしいかと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公の過去描写のタイミング

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投稿日時:

元記事:ラノベと一般小説の文体の違い

たまに一般文芸を書くことがありますが、どうもラノベ文体になってしまうことがあります。
ラノベと一般文芸の文体は、どう違うのですか?
一般文芸っぽい文体(文学調)を書くには、どうすれば良いのですか?

上記の回答(ラノベと一般小説の文体の違いの返信)

投稿者 サタン : 1

本質的には、文体そのものはあまり関係ないと思います。
かなり抽象的な意見になりますが、
基本ラノベはエンタメで、文芸でその正反対に位置するのは純文学だろうと思う。
これはあくまで「エンタメ」を物差しとして見た場合の意見ね。
そして、一般文芸といっても範囲が広いけど大衆向けならそれなりにエンタメは色濃い。
だから、正直なところ「ラノベ」と「大衆小説」はエンタメ度合いが違う(その色合いが違う)だけで基本的には大して違いはない。

でも明確にラノベと大衆小説はジャンルが違うという印象があるのではと思う。
モノ自体は大して違わないのに結果は大きく異る時点で、これはモノの取り組み方に違いがあるのではと私は考えています。
持論でしかありませんが、
「ラノベ」はエンタメ色が強く単純に面白さを表現しているので、つまり「これ面白いだろ」という表現。面白さや楽しさを強く表に出してる。「これが面白いんだよ」という表現。
ターゲット層はあくまで10代なので、わかりやすく「面白いもの」を提供する。
対して「大衆小説」はエンタメの色はあるけどターゲット層である読者は大人なので、「こういうのどう思いますか?」と面白さを読者に投げかけ、読者に自分の中で作品の面白さを見つけてもらうという表現だと思う。
ターゲットの読者は大人なので、面白さをラノベほど直接的に提供しなくても読者自身でそれを見つけ出す経験と頭を持ってる。
だから「投げかける」って表現が読者の中で面白さに昇華する。

そういう「投げかける」って表現は読者が考えて面白さを理解しなきゃ面白くないし、それを理解できる経験を積んでないとさっぱりわからないので、対してラノベは10代向けだけど直接的に「面白さ」を表現してるのでラノベのほうが簡単に楽しめるしあまり考えなくていいため、現状ラノベは20代30代にも好まれているのだろうと思う。

ちょっと脱線したけども、ではどうすりゃ一般文芸っぽく書けるのか、って言うと、根本から「面白さ」の表現手段が違うと考えているので、同じように考えるのは無理だと思う。
だから、言い方を変えると、面白さの考え方を変えるだけで問題なく書けるんじゃないかなと。まあ両方やってるとそのスイッチ作りが難しいですが。
ラノベにも考えないとわからないような作品や展開はあるし、大衆小説にも面白さの直接表現をしてる作品もあるし、絶対こう、って話をしてるわけではないのだけど、ようは考え方の話。
10代の子供に向けて書く手紙と、40代50代の大人へ向けて書く手紙とで、その手紙の内容が同じだったとして、では、その文面(文体)も同じものですか? ってこと。
相手を意識すれば言葉も変わるし、書き方も変わる。でも本質的な内容は変わっていないでしょう。
子供に向けた手紙に「あなたはどう思われますか?」なんて投げかける内容は書かない。
でも子供向けでも「キミもこう思うかな?」くらいの投げかけは書くこともある。

描写とか言い回しとか資料の正確さとか、ガワを整えることで「それっぽく」はなると思うけど、そもそも本質的に「10代向けの手段」で大人向けの作品を書いたところでいくら描写や言い回しに凝っても小手先にしかならんでしょう。
作品、創作物の話なので別にどっちが上質かって事ではなく「だれ向けか」って話です。
それなら、拙い文章であろうと経験不足で描写が雑であっても、真っ当に「大人向け」に書かれた作品のほうが、私は読めると思う。
テーマにある「投げかけ」が伝わりさえすりゃ、こっちで勝手に考えて盛り上がることが出来るので。
そして、手紙で例えたけど、そもそも「そのように」書いてりゃ拙いなりにちゃんと書けてると思うし、描写や言い回しについてはその後じゃないかなと思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ラノベと一般小説の文体の違い

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投稿日時:

元記事:小説+αを読んでも何も思わない

あれだけ分析する(前スレ)といって、ここには質問しづらかったのですけれど……とても。大したものではないと受け止められがちであり、リアルでもネットでも回答がもらえなかったため、ここに質問させていただきました。
気恥ずかしいです。

娯楽作品を鑑賞しても何も思わず、悩んでいます。
小説を読んで感想が思い浮かばないので、能動的に訴える媒体である映画を途中まで鑑賞しましたが、これでも感想が思いつきませんでした。

別に気にしなくてもいいと仰る方もいるかもしれませんが、作品を素通りしてエッセンスを得られないというのは、わりと重大な悩みだったりします。

その映画のレビューでは色んな感想がのっていました。ですが私には、物語でこのシーン良いな!とか、このシーンはないな…とか、そんな感情がありません。
雑念に囚われてるとか、頭では他のことを考えているとか、集中できてないというべきなのでしょうか?
特に映画そのものよりもあらすじやレビューを見たときのほうが面白そうに感じました。噛み砕いている表現だから?

この状態から脱するにはどうすればよいのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。繰り返すようですが、かなり恥ずかしいです。

上記の回答(小説+αを読んでも何も思わないの返信)

投稿者 ふ じ た に : 2

何は原因なんでしょうね?
よく分からないので、個人的に知っていることを書いてみたいと思います。

何か作品を読んで、なんとも思わないことは私にもありました。
家族が買っている本を読んだとき、あるジャンルだけ「全然面白くなかった」んですよね。作品で何が起こっているのか状況は理解できるんですけど、共感できないといいますか。家族と趣味が全く合わないわけではなく、たまたまそのジャンルだけが楽しめなかったんです。
どうしてなんだろうって思って疑問を口にしてみたところ、「想定読者じゃない」ことが原因だと思いました。
なので、スレ主様がたまたま見た作品がスレ主様の好みのものではなかった可能性もあると思いました。

また、作品によっては、「ある程度、特定の知識を有してないと理解できない」ものもあると思います。
私が好きな映画で、キアヌ・リーヴスさんが主演の「コンスタンティン」があるんですけど、宗教色が強い作品なので、キリスト教について全く知らない人が見た場合、よく分からない作品かもしれないと思いました。
なろう系で流行っている作品も、ある程度ゲームのお約束的な知識を持っていないと、楽しめない作品もあると思います。
以前、家族が持っている有名作家さんの本格中華的な作品を読もうとしたら、何の説明もなく中華な世界観の名称がポンポン出てきて置いてけぼりになり、冒頭を読んで止めたことがあります。
なので、知識がなくても楽しめる作品を選ばれたほうがいいと思うので、普段本をあまり読まれていない読者初心者なら、ジュニア向けに編集された作品か、大ヒットした作品から選ばれたほうがいいと思いました。
大ヒットしたってことは、多くの人に売れて読まれたってことなので、「どんな人でも比較的読みやすい」作品だと思うからです。

話は変わって私つい最近知ったんですが、
感想は要約ができないと書けない上に、その要約は訓練しないと身につかないらしいんですよね。
国語の読解力をつけるには、本を読むだけではダメらしいんです。
何が書いてあるのか頭の中で要約できないと理解することが難しいらしいんです。なので、要約の力がないと、読んでも頭の中に残りにくいらしいんです。
なので、もし読んでも頭の中に残りにくいなら、要約の訓練をしたほうがいいのかもしれませんね。
これはネットで「読解力 要約」で検索すると、色々と該当の記事が出てくると思います。

以上、色々と書きましたが、あくまで個人の意見ですし、合わなければ流してくださいね。
何かお役に立てれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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